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We Wish You a Merry Christmasは、16世紀のイングランド西部地方を起源とするキャロル(讃美歌)。そもそもクリスマス・キャロルの起源はイングランドの伝統的な富裕層にあり、イチジク入りプディングなどを用意し、イヴの日にキャロルを歌うなどしてクリスマスを迎えていたことに端を発します。この歌のように“and a Happy New Year”と、新年の祝賀にまで言及するキャロルは珍しいため、キャロルの合唱会の最後の曲目として歌われてきました。本日はこの歌からスタートし、さまざまな作編曲によるクリスマスソングの新しい門出を皆さまにお祝いいただければ幸いです。 コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライティングハウス TOKYO 亀戸天神社東門・北側すぐ

コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライティングハウス TOKYO 亀戸天神社東門・北側すぐ The first noel(英)はイギリスのキャロルです。この曲の旋律は、イングランド西部地方に17世紀以前から伝わるもので、ウィリアム・サンズが1833年に発表して以来、軽快な曲と共に世界に広まりました。日本語訳は、津川主一によるもので、穏やかで厳かなハーモニーのなか、ゆったりと歌い上げることができる美しい曲です。

コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライティングハウス TOKYO 亀戸天神社東門・北側すぐ 原題: Rudolph the Red-Nosed Reindeerは、ジョニー・マークスが1948年に作詞・作曲しました。内容は、サンタクロースのソリをひくトナカイの9頭目で、赤い鼻を持つ笑われ者のルドルフが、サンタクロースに「君の明るい鼻でソリを案内してくれないか?」と頼まれる温かなお話です。

コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライティングハウス TOKYO 亀戸天神社東門・北側すぐ Ding Dong Merrily On Highは16世紀頃のフランスのダンス音楽の教本『Bransle l'Officiale in the Orchesographie』に載っていたものをクリスマスキャロルへ編用したもの。「ディンドン」は鐘の音を表現しています。教会の鐘が高らかに鳴り響き、クリスマスをお祝いしている様子がイメージできて、わくわくする曲調です。歌詞は次のような内容です。 ディンドン！ 空高くほがらかに 鳴り響く天の鐘 ディンドン！ まさに空から 歌声と共に天使たちが現れる 栄光あれ いと高きところにホザンナ

コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライティングハウス TOKYO 亀戸天神社東門・北側すぐ 『もろびとこぞりて』は、欧米の有名クリスマス・キャロル『民みな喜べ』（Joy to the World! the Lord is come）と同じメロディの曲に別詞（Hark the glad sound! the Saviour comes）の訳詞を載せた、日本のポピュラーな讃美歌。『民みな喜べ』を訳した中田羽後については著作権が存続中で、あまり歌われなくなったのですが、クリスマスソングはこのように、いくつかの歌詞が世界各地でさまざまに歌われることがよくあります。 主の再来により地上にもたらされる喜びと愛を歌っているJoy to the World! the Lord is comeは、旧約聖書詩篇...

もう家のない子のクリスマス／作詞・作曲：C.ドビュッシー (M.Sop.横瀬 まりの Pf.谷合 千文) コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライティングハウス TOKYO 亀戸天神社東門・北側すぐ 近代フランス音楽を大いに興隆させたドビュッシーは、他の芸術分野や外国の文化にも幅広く興味を示し、さまざまな詩人の作品で歌曲を作ったり、詩の世界にインスピレーションを得て名曲「牧神の午後への前奏曲」を作曲したりと、フランスのアイデンティティそのものともいえる「フランス語」に大いにこだわった作曲家でした。そして最後の歌曲作品は、他人の詩ではなく、ドビュッシー本人の作詞による、この「もう家のない子のクリスマス(Noël des enfants qui n'ont plus de maison)」です。 ...

サンタが街にやってくる／編曲：佐原 詩音 (Alt.山科 諒子 Pf.谷合 千文 H.H.會田 瑞樹) Santa Claus Is Coming to Town(英)は、ヘヴン・ギレスピー作詞、フレッド・クーツ作曲のクリスマスソング。日本では神戸孝夫の訳詞で知られています。1934年にラジオ番組で初めて放送され、楽譜が40万部以上の売り上げとなり大ヒットしました。ビルボードチャートでは、1970年と1971年にジャクソン5の、1985年にブルース・スプリングスティーンのカバーがクリスマス・チャートで1位を獲得しています。こちらの動画では、ちょっと気だるくてアンニュイな、８ビートにのせて、山科さんの歌声からイメージした大人のムードな曲調でお届けします。 コンサートプラン・クセジュ主催 Christmas Songの時間 メゾ・ソプラノ横瀬まりのを迎えて 2023.12/2(土) ライ...

2024.11.8(金)昼の部　ティアラこうとう小―ホールにて再演 (初演は、M.Sop.小林真理さん、Pf.杉浦菜々子さん) 江東区音楽家協会マンスリーコンサート"空と鳥のうた"より 以下は冒頭ご挨拶 皆さま、こんにちは。作曲家の佐原詩音です。 都市生活のなかで、漠然とした孤独を抱く少年は、鳥を追いかけて、鳥の歌を聴いて、どこか遠くへ行ってしまったようです。鳥とは、空高く舞い上がり、遠くへ行くもの…私は、"魂"が鳥のように飛んで行ったなら、どんなことが世界に影響するだろうと考え、"葛飾北斎、パリへ行く"という歌曲を作詞・作曲しました。北斎は 1760年、現在の墨田区に生まれました。幼い頃から絵を描き、19 歳で浮世絵師となり、約 70年も情熱を注ぎ続けました。北斎は30回も雅号を変え、93回も引っ越した風変わりな人。そして中国や西洋の絵画も学ぶほど、好奇心の豊かな人でした。ありとあ...

C.ジェズアルドの主題による憎悪と懺悔の祈り／佐原詩音 作曲

夜のバッハ／佐原詩音 作曲／箏 山水美樹

コンサートプラン・クセジュ 主催 4人の作曲家×4組のソリスト×弦楽が織りなす創造の果て 第２弾：協奏曲コンサート Hyper CUBE 2022年3/15(火)19:00開演 (18:30開場) 台東区生涯学習センター ミレニアムホールにて初演。 ”コナコナ蝶々” for Koto,Piano and String orchestra 作曲 : 佐原 詩音 Shion SAHARA／指揮：新田ユリ Yuri NITTA 箏：山水 美樹 Miki YAMAMIZU　ピアノ：正住 真智子 Machiko SHOJU ”コナコナ蝶々” for Koto,Piano and String orchestra／佐原 詩音 蝶々の鱗粉は、”Butterfly Scales”と英訳される。それを掛詞遊びで、“長調の音階”ととらえ、ここ数年に旅先で出会ったいくつかの長音階を素材や構造に組み込んだ。...

2021.12.1初演　北とぴあ・つつじホール コンサートプラン・クセジュ主催 Asia～音楽の脈動～第ニ夜 ～解説～ タイトルは、「テムジンの夢」。テムジンとは、チンギス・カーンの幼少期の名前で、若かりし頃の彼の夢が、モンゴル帝国拡大へ向け、壮大に奏でられる予知夢のような、目が覚めて記憶にない悲しみに襲われるような作品として作曲した。 モンゴルでよく使われるタンタカタンタカという「馬の駆けるリズム」は、この曲ではとめどなく移調するが、これは轟然と鳴り響く万馬の疾走や、チンギスが実際に行った長距離の遠征で一人の兵士が何百もの馬を乗り継いで敵地へ向かうといった表現である。その奥には彼の人生を駆け巡る人々の往来が隠されている。 ～研究コラム～ チンギス・カーン(左の文字はモンゴル語、漢語では成吉思汗、1162年? - 1227年?）は、モンゴル帝国の初代皇帝である。大小様々な集団に分かれ...

2021.12.1初演　北とぴあ・つつじホール コンサートプラン・クセジュ主催 作曲＆文：佐原 詩音　絵：きむら めぐみ　モデル：會田 瑞樹 『 ヨビボエン 』とは、デザイナー・絵本作家であるきむらめぐみさんが、大学１年生のスペイン語の授業で出会った白い妖精です。ヨビボエンという名前は、スペイン語で、「 Yo vivo en～～(私の出身は～です )」という意味だそうです。彼女はもう何年もヨビボエンと一緒に暮らしています。ヨビボエンを自分以外の人に表現するためには、イラストや絵本にするのが適していると考え、彼女はさまざまな制作を続けています。 私がきむらめぐみさんと出会ったのは青山にある銕仙会 能楽研究所でした。開場中のお客の列で、偶然前後に並んでおり、ちょっとしたきっかけで仲良くなり、連絡を取り合いました。話していると、Perc.の會田瑞樹さんと同郷の仙台出身・同じ年・打楽器出身 ...

Sop.Hiroka Yamashita 山下裕賀　Pf.Shunpei Shirakawa 白河俊平 2021.11.30初演／北とぴあ つつじホール コンサートプラン・クセジュ主催"Asia～音楽の脈動～第一夜"にて モーリス・ラヴェルは1890年代に、『千一夜物語』に基づくメルヘン・オペラの作曲の構想を練っていたが、なかなか進展しないまま、1898年に、「おとぎ話への序曲《シェヘラザード》（Shéhérazade : Ouverture de Féérie）」を書き上げる。翌年、自身の指揮で初演されるが、酷評されてしまう。そして、オリエンタリズムや全音階が詰まった音楽観から、しばらく身を遠ざけ、オペラはついに完成しなかった。 1904年に初演された管弦楽伴奏歌曲集《シェヘラザード》は、東洋的な響きに再び立ち返った作品だ。トリスタン・クリングゾール（Tristan Klingso...

Asia～音楽の脈動～　佐原詩音≪鳥瞰する秘境 1.Pokhara 2.Larung Gar 3.Turpan≫Vn.箏.Hrn.馬頭琴.Vc.Cb.Cond.

CUBE-4人の作曲家×4組のソリスト×弦楽が織りなす創造の果て-

Pokhara 2021.10.31 Vn＆Koto

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽　北インド編９(無限に続く歓喜の踊りのラーガ)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽　北インド編８(深い悲しみのラーガ)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽　北インド編7(王宮の夜のラーガ)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽 北インド編6(恋人を待つ夜のラーガ)

Deep into Mirror Symmetry

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽 北インド編５(ラーガの女王)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽　北インド編４ (のどかな朝の景色のラーガ)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽 　北インド編３(タート・基本音階)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽　北インド編２(シタール)

佐原詩音＆ヨシダダイキチのアジア音楽　北インド編１(概要)

玉蟲の翅、その結び (Vibraphone＆Contemporary Dance)　作曲：佐原詩音

玉蟲の翅、その結び