大工さんへの「心づけ」どうする・・・?【長野の工務店社長が答える家づくりの疑問】
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- Опубликовано: 26 ноя 2024
- 大工さんへの心づけってどのように考えればいいですか?
やはりある程度お金などを包むべきなのですか?
ほとんどの方にとって家づくりって
はじめての経験ですので、こういったご心配は多いようですね。
家づくりの先輩である親御さんに聞いてみても
「少し包んだ方がしっかり工事してくれるんじゃない?」
というようなアドバイスをされて迷ってしまうようです。
そもそも 古くからの 日本での家づくりは
大工職が「棟梁」と呼ばれ 瓦屋さんだったり
左官屋さんだったり 畳屋さん や 建具屋さんなど
様々な職種の職人さんを「段取り」をしていた訳ですが
現代の家づくりではその役を工務店が担っています。
工務店が全てを取り仕切っている訳ですから
個別に施主様から職人さんに心づけを渡す必要はありません。
そもそも住宅建築の現場で働くのは
大工さんだけではありません。
もし大工さんに心づけを渡すというのであれば
基礎屋さん・板金屋さん・電気業者さん・
設備業者さん・内装屋さん・・・・
全ての職種の職人さんに同じように渡さなければ
バランスが悪いです。
そういうことの無いように施主様は
工務店にまとめて家一軒分の工事費を
しっかり支払っている訳で
その工事代金に当然それぞれの
職人さんの手間賃は含まれています。
さらに 建てる家の
設計や 仕様や 施工の精度については
最終的に誰が「責任を取る」のか?
というと それは・・・もちろん工務店です。
だから 今の家づくりでは
職人さん個人の考えや感情が
現場に入る余地というのはほとんどありません。
施主様からの心づけが有ろうが無かろうが
工務店から依頼された決められた内容の仕事を
対価を得て その分きちんと全うします。
ただ そうは言っても大工さんも
生身の人間ですので
施主様の実際のお顔や その家への想い
が見えたほうが より仕事に気持ちが入ります。
そのためにも たまには 現場に出向き
その際に簡単な差し入れ(お茶やお菓子)を
お渡しするくらいがちょうど良いように思います。
そうすれば現場で
実際に作業してくれている職人さんを労いたい
そんなお施主様の気持ちも伝わるでしょう。
ちなみに 私が 実際にお客様からお聞きした話で
大変ビックリしたことがあるのですが
ある住宅会社で家づくりを検討していた時に
大工さんに上棟の時に渡す金額が
資金計画書に「お礼」として
あらかじめ書かれていたそうです。
それもなかなかの額(二桁万円)だったそうですが
そのお客様が「このお金ってどういうお金ですか?」
と確認すると 「(その会社に支払う)工事代金とは
また別で 直接 上棟当日に 棟梁に お礼 として
渡して頂くお金です」 と説明を受けたそうです。
これはもう完全に「心づけ」の範囲を
越えてしまっていますよね。
「支払わなければならないお金」として
金額まで指定されているのであれば
工事費に入れておくべきですね。
細かいことを言えばそのお金について
「そもそも領収書は出るのか?」とか
半分冗談ですけれども
「脱税するつもりではないのか?」
これは真面目な話で お客様側からすれば
住宅ローンの対象としてみなしていい費用なのか?
そんなことも心配しなければならなくなってしまいます。
まあ それぞれの工務店 や 住宅会社によって
考え方も 言い分も違うのでしょうが
事前に検討段階でそのあたりの話も確認してみて
違和感があれば関わらないほうが無難でしょうね。
カンタンですが 職人さんへの心づけ
についてお話させて頂きました。
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皆さん、こんにちは。
長野市のアトラスホーム代表の松下敏之です。
建築士、ファイナンシャルプランナー、宅建物取引士、として
日頃たくさんの「住まいづくり」に関わっています。
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「マイホーム」にまつわるお話をできるだけ楽しくお伝えしていきたいです!
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