ロビン(Robin)

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  • Опубликовано: 24 сен 2024
  • ピッコロ、マリンバなどを使って、軽快な曲を作りました。
     イギリスには、「ロビン」というかわいい愛称の鳥がいます。顔から胸にかけてがオレンジ色で、つぶらな瞳、コロコロ太ってとても可愛らしい「ヨーロッパコマドリ」のことです。
     イギリスの人たちにとても愛されており、「Who killed Cock Robin」という歌が、英国の伝承童謡「マザーグース」の一篇にも登場しています。正式に制定されてはいませんが、一般に英国の国鳥とされています。
     人家近くに生息し、警戒心が弱くて人を恐れずに近付いてくるので、野鳥の中でも特に馴染みが深いようです。土を掘っている人がいると、ミミズなどの餌を求めて近付いてきたり、シャベルの取っ手に止まり、周囲を見張っていたりすることもあるようです。
     主にヨーロッパに生息しており、ほとんどは留鳥ですが、スカンジナビアなど寒冷地では、きびしい冬から逃れるためフランスやイベリア半島、北アフリカへと渡りをするそうです。
     「ロビン」というのは、「ヨーロッパコマドリ」に限らず、「胸がオレンジ色の鳥」を示す愛称で、世界には、英名で「ロビン(Robin)」という愛称がついている鳥が、90種類以上もいるとか。世界中の人々が、こんなオレンジ色の鳥が大好きなんですね。その多くは、スズメ目のイワヒバリ科か、ヒタキ科の鳥で、澄んだきれいな声でさえずります。
     15世紀に、ヨーロッパの人々の間で、鳥の名前に人名を当てることが流行ったようで、ヨーロッパコマドリは、最初、「ロビン・レッドブレスト」(Robin redbreast) と呼ばれ、それが略されて「ロビン(robin)」となったそうです。繁殖期にはよくさえずり、日中から夕方まで、「チュリー、チュルチュル、チュリリリ、チュリチュリ」などとさえずります。
     ロビンの仲間は日本にも生息しており、「ジャパニーズコマドリ(Japanese Robin)」と呼ばれています。
     日本の「コマドリ」の場合は、「ヒンカラカラ」というようなさえずりで、それが馬(駒)のいななきのように聞こえるところから、「駒鳥」と呼ばれるようになったとか。

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