マクロバランス方程式 (No.92)

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  • Опубликовано: 19 сен 2024
  • 主要マクロ変数を関連付けいていく形でマクロバランス方程式(IS方程式)について説明していきます

Комментарии • 5

  • @YuhiSunset
    @YuhiSunset 16 дней назад

    給付金などは貯蓄と見なされるのか疑問に思ったのですが、調べてみると財政支出(政府支出)に含まれるようですね。
    マクロバランス方程式で言うと、Gが増えるとSが減少して、均衡利子率rとIも上昇して、今までの政策金利がrに対して相対的に下がる、みたいな影響もあるんでしょうか?

    • @琉球大学経済学教室
      @琉球大学経済学教室  16 дней назад +1

      鋭い質問です。
      ご指摘のとおり、政府が支出(G)を増やすと、財市場において社会全体の貯蓄(S)が減ります。
      すると、企業は借りられるお金が減るため、社会全体の利子率(r)は上昇し、投資(I)は減ります。
      この現象はクラウディング・アウト効果と呼ばれるものです。
      そして、様々な変数の動きを正しく捉え、その効果を定量的に分析するために、財市場のバランスを表す方程式(IS方程式)と貨幣市場のバランスを表す方程式(LM方程式)を同時に使って分析する方法があります。
      それはこの後の動画93, 94で説明していきます。

  • @t-2892
    @t-2892 18 дней назад

    均衡利子率は自動的に調整されるということでしょうか?
    中央銀行が利子を上げると中央銀行からお金を借りる商業銀行も貸すお金の利子は上がるということを読んだことがありますが均衡利子率と中央銀行が利子率を変えるということの関係が分かりません。
    多国籍企業が与信があるので各国の企業より利子率が低いので資金調達力が高い、つまり競争力があるというのはミクロ経済の話になりますか?
    お教えいただけると幸いです。

    • @琉球大学経済学教室
      @琉球大学経済学教室  16 дней назад +1

      とても良い質問です。
      現実には利子率といっても様々な訳ですが、ここでの利子率(r)は社会全体の投資と貯蓄とをバランスする理論モデル上の抽象的な利子率だと考えてください。
      政府(日銀)が政策的に変更できる利子率は日銀―民間銀行間の特殊な利子率で別物です。
      マクロ経済モデルの考え方として、政府は利子率を直接決めることはできません。金融政策によって決められるのはマネーサプライ(M)です。
      日銀は金融政策(例えば特殊な利子率を変更する)ことによって、あくまでもマネーサプライをコントロールしていて、貨幣市場(LM方程式)に作用して、結果として市場利子率(そしてGDP)に影響を与えます。
      このあと公開予定の動画93,94を見てもらうとさらに理解してもらえるかと思います。

    • @t-2892
      @t-2892 16 дней назад

      @@琉球大学経済学教室 様 ご回答どうもありがとうございました。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。