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完全に同意!みんな、黒澤明が凄い凄いと聞いて、最初に羅生門、七人の侍、生きると見て、よく分からん、あんまり好きじゃないとなる人が多い。自分はずっと文句無しに面白いエンタメ映画、用心棒、椿三十郎、天国と地獄から見れば誰もが黒澤明を大好きになるのに!と長年思ってました。友人に見せる時は、必ず椿三十郎から見せ、全員が黒澤明ってメチャクチャ面白いじゃんとなりました。このことをメディアではっきり言ってくれた方は初めてなので感激しました。
「何か言ってやろうという気持ちの強いときと見せてやろうという気持ちのつよいときでは作品の種類が変わってくる」(2:00)言われてみて、何度も見返した作品を振り返ると「見せてやろうという気持ちのつよい」作品ばかりだったので、改めて成程なと僭越ながら思いました。
拝啓馬場様 こんなに早くリクエストに応えていただきありがとうございます♪黒澤明フリークの私も、初心者に「椿三十郎」を貴兄と全く同じ理由で推しております。黒澤明を紹介するエピソードのチョイスも実に的を射ているなと、大変感心させていただきました。これから黒澤明を紹介させてもらうときには、この動画をを見ていただくようにさせていただきます。重ね重ねありがとうございました😊
「姿三四郎」の時間経過表現が素晴らしすぎました。藤田進が大河内伝次郎に弟子入り志願した際脱いだ下駄が、四季折々道端で転がったり、子犬にクンクンされたり、塀にかけられたり、川面に引っ掛かったりの、まるでそこにいない三四郎の風雪にさらされ、揉まれていく過程を擬人化で現したような表現が凄かったです!
『椿三十郎』がピックアップされていてとても嬉しい。『キングコング対ゴジラ』が「ゴジラシリーズでなぜこれだけコメディなんだ?」と言われるように、『椿三十郎』も「なぜ黒澤映画でこんなに東宝コメディ色が強いんだ?」と言われますが、どちらも東宝30周年記念映画であり「イベント上映用フィルム」だったからですね。『椿三十郎』は黒澤明の三十郎シリーズ第二弾というよりも、東宝30周年記念オールスターのしかも「お正月映画」であり、三船用心棒と加山若大将シリーズとサラリーマンものの雄・小林桂樹のごった煮お祭り作品です。サラリーマン喜劇と若大将シリーズで食っていたはずの東宝が30周年記念映画として何本か作った作品はおよそいつもの明るく都会的な東宝カラーと似合わない深刻な文芸映画ばかり。ではいつもの東宝色はどうするのかと言ったら、首脳陣はそれを黒澤チャンバラ時代劇と円谷怪獣映画という二本のエンタメ作品に無理やり押し込んでしまったという。加山組と小林桂樹に加えて化け猫ヒロイン入江たか子までがチャンバラの世界に放り込まれ、 高島忠夫、有島一郎、藤木悠が怪獣映画のフォーマットにエイヤッと盛り付けられて「さあいつもの明るく能天気な東宝カラーはお前たちが見せてくれ」とムチャぶりされたのがこの二本です。だから本来『椿三十郎』は黒澤映画の系譜ではないはずだし『キングコング対ゴジラ』は「ゴジラシリーズ」なんかではありません。後世の人は「黒澤思想の系譜」「原水爆の恐怖の象徴ゴジラの歴史」としてフィルムを眺めようとしますが、そんな見方をしたら訳が分からなくなるに決まってます(笑)。しかし手練れの監督スタッフが作った明るく楽しい東宝映画は、よそ行きの顔をした記念超大作が今やその名も忘れられつつある中、世界の映画史に燦然と輝いています。観客の力畏るべし。
なんか雑な作品と言ってるように思いましたが、椿三十郎は脚本が良く出来てて、名台詞は用心棒以上だと思いますよ。
「キングコング対ゴジラ」以降のゴジラシリーズにコメディ要素が排除されているのは、単に海外ではモンスター映画にコメディ要素を排除して欲しいと要求されたからという説もありますよ。
折角白板に書かれたいた素晴らしき日曜日に1票。一人の女性拍手の勇気、この拍手は最後の作品「まあだだよ」に繋がるような気がします。なんだかんだあった黒澤監督にとっても観客の拍手こそが宝だったようなメッセージだと思いホッとしました。
三船は殺陣の時、呼吸を止めていたそうで、斬り終わった際ものすごい息を吐くところが格好良かった
いつも楽しく拝見しております。黒澤明監督は、場面場面で決して人物を重ねないで前後に配置しながら綺麗に並べるんですよね。『椿三十郎』の“金魚の糞”の場面が良い例です。これは画家だった名残だと思います。
初代「ゴジラ」もそうだけど、映画通の諸先輩方に「絶対に観ておけ」と言われて初めて観た「七人の侍」は音が籠もっていて役者が何を言ってるか分からなかった(当時、黒澤作品は国内ではソフト化されていなかったのでアメリカ版LDの英語字幕を見てやっとセリフを理解する始末)。野村芳太郎の「見せてやろう」と「言ってやろう」もそうですが、当時は黒澤作品についてそんなことを言おうものなら諸先輩方から何を言われるか分からず(笑)、配信時代を迎えてこういうことがちゃんと語れるようになったのは素晴らしい。
最近黒澤作品が4Kソフトで販売されていてその鮮明な画質に感激している今日この頃です
音質もよくなっています。聞き取りにくいセリフがわかるようになったところがあります。
幾度となく観た黒澤映画ですが、改めてその魅力に気づかされました!本動画では「なにか言ってやろう作品」の範疇に入ってしまうであろう「悪い奴ほどよく眠る」も、映画的な魅力に満ちていますね。「オープニング10分で映画主要人物の紹介を済ませてしまう」と手法を始めた作品であり、その手法がゴッドファーザーにも影響を与えたと言われているくらいですので。
静の小津さん、動の黒澤さん、お二人は仲の悪いライバルだったと、勝手な解釈をしていました。戦前の映画で小津さんが黒澤さんを応援していたなんて初耳で、目から鱗が落ちた感じです。黒澤作品はすべてながら見しており、どの作品も好きですが、確かに初期は音質が悪いですね。お薦めは椿三十郎と伺いましたが、時代物は興味が湧かない体質もあり、七人の侍を除きほぼ途中で断念していました。個人的なベストは天国と地獄ですが、三連休に改めてじっくり鑑賞しようと思います。
こんばんは。私は、悩みましたが、「赤ひげ」ですかね。山崎努と桑野みゆきのエピソード、香川京子さんの鬼気迫る演技、どれも素晴らしいスケールの大きい作品だと思います。
多くの邦画マニアは「『七人の侍』の次に素晴らしい映画は?」という問いかけの仕方に納得すると思いますが私は「生きる」です。若い時に見ても面白かったけれど年齢を重ねれば重ねるたびに味わいが深まります。大阪生まれの私は東京都区長がエラい存在だというのが理解しにくかったんですがww。
椿三十郎で、おっとりした入江たか子母娘に焦れた三船が襖の柄をなぞるシーンは、志村けんが桜田淳子との「淳子幸せ」のコントで踏襲してましたw
全くその通りで「隠し砦の三悪人」はスター・ウォーズep4の下敷きになったとか、「七人の侍」は釈迦に説法として「天国と地獄」は良質な娯楽サスペンスですから是非若い方には見て欲しいですね。
黒澤明の「ポリフォニー共同脚本制作システム」は、本当に今ネットフリックスとかでも再現してほしいよね今のドラマのつまらないのは脚本家個人のバイアスが強すぎるからだと思う。
そのとおりだと思います!
「椿三十郎」や「用心棒」を見てハマると友人と会って別れる際に「あばよ」ってミフネみたいに言いたくなります。黒沢映画はやはりミフネありきが私の感想。最後の映画は黒沢からミフネへの弔辞。とても素直な文面で君が居てくれたからと心からの感謝をしている。何度読んでも泣ける。黒沢以外のミフネもカッコイイのでぜひご覧頂きたい!岡本喜八の「血と砂」小林正樹の「上意打ち 拝領妻始末記」谷口千吉の「ジャコ萬と鉄」稲垣浩の「無法松の一生」山田洋次の「男はつらいよ 知床慕情編」ちなみに寅さんのモデルはミフネ演じたこの無法松の松五郎。好きな後家さんに何も言えず消えて行った。毎回寅さんが失恋するのもこの話から。
自分が初めて黒澤明監督の絵コンテを観た時はあまりの素晴らしさに息を飲みました。僕は自分が映画監督になれるとは思ってなかったので絶望感はありませんでしたが「映画監督恐るべし」と思いました。「天国と地獄」の赤の色付けはスピルバーグも「シンドラーリスト」で使ってますね。
>映画監督恐るべし重箱の隅をつつくような小言で失礼しますが、映画監督だから“素晴らしい絵コンテ”がかける訳ではありません。黒澤は18歳で二科展入選するほどの腕前で、画家を目指していた過去があるからです。(映画製作の道を選ぶと同時に「二兎を追う者は一兎も得ず」と筆を折った。)例えば、上記に書かれているスピルバーグは絵が全く下手で有名ですし。
@@ラスト中川 ご安心ください。黒澤明監督個人のことについて言っています。もちろん二科展入選のことも存じ上げてます。スピルバーグの件は映画の表現技術として申し上げたもので、スピルバーグの絵の上手い下手は全く関係ありません。重箱の隅探しご苦労様です。
いつも感心するのですが、板書のイラストが秀逸!
椿三十郎は小林桂樹さん演じるあまり強くない武士が元々の主人公で、彼が知恵を駆使して大目付達の不正を暴く話だったそうですが用心棒が大ヒットしてしまい東宝側からの是が非でも用心棒の続編を作れとの要求に応えるため急遽三十郎が主人公のお話に改変したと聞いたことがあります。
遂にきた!黒澤監督の動画、めちゃくちゃ面白かったです!特に小国氏、成瀬監督のエピソード、面白かったです。馬場さん的には椿三十郎がお勧めに入るだろーなーと、思ってたらやっぱりそうだった🎉自分は黒澤監督の映画見るたび、昔のロシアの映画にすごい影響受けてるんでは?と思う事がしばしばあり、エイゼンシュテインのイワン雷帝とか三船敏郎見てると彷彿させる時があります。にしても、いろんなエピソード聞けて楽しかったです!
黒澤監督はもちろんですが、演出の斬新さだとヒチコック監督も素晴らしいですね。映像表現は映像技術の進化とは別モノと思わされます。
😌蜘蛛の巣城、あの矢の刺さり方、半端無い、音は、豚、使って効果音にしたそうですね
黒澤映画に日本語字幕はマストですね。当時、海外で絶賛された黒澤映画も日本での評価がイマイチだった理由は、セリフが聴き取れなかったからだと言われています。海外で上映される時は当然字幕がつきますから。日本では『七人の侍』公開時に書店でシナリオがたくさん売れたようですし。
どこでそんな事が言われてるんでしょうか黒澤は日本有数のヒットメーカーですよちゃんと聴き取れたから皆見に行ったんでは?それに当時は磁気テープ使ってたんで音は良かったようです(これは監督自身が後に述べてました)
デルスウザーラで泣いた
黒澤明はビジュアリストです。
「高札」のエピソードは、ロケに向かう列車の中で、山本監督と弟子の助監督たちが、時間つぶしのひとつとして、誰かの読んでいる小説から場面を選んで、シナリオに起こして見せ合い、常に一番良かったのが師である山本監督だった、と記されていたと思います。
このチャンネル初めてです。映画についてはど素人ですが、なんかすごい世界がある・・・って感じました。映画って、始まりで「ああ、脅かされたり、感動させられたりするの、めんどくさいな」って思っちゃうんですよね。けど、たしかに、椿・・とか用心棒とか、、ひたすら面白くてかっこよかったです。また、生きるの時系列ひっくり返しは、なにかのプレゼンでも使えるんじゃないかって思ってしまいました。映画もすごいアートなのに(だから?)、映画の解説もまたアートですね。また寄らせていただきます。
私は野良犬が凄く好きです😅
黒澤明と小津安二郎、溝口健二ってのが日本が誇る最上級の映画監督なんだけどこの3人の中で1番見やすいのが黒澤作品だと思う(成瀬巳喜男、木下恵介を含めると片手になる)
なるほど。野村芳太郎の話を聞いて、黒澤と小津が対極にいることがよくわかった。音については、改良版の七人の侍をみたことがあり、セリフがはっきり聞こえたw
若い人にとった成瀬作品は退屈に感じるのかな?でも黒澤映画は濃厚すぎて何度も観たいとは思わないが、成瀬映画は見れば見るほど作品の良さが際立ってくる。人を惹きつける麻薬のような作品群だと思う。
椿三十郎では、家老夫人と椿三十郎のやり取りが面白かった。☺️
何回も見た黒澤明映画「天国と地獄」「生きる」「7人の侍」、好きなキャスト志村喬、三船敏郎、中村伸郎、菅井きん、加藤大介、稲葉義男、藤原鎌足、伊藤雄之助・・・
「羅生門」と「夢」は若い人にもわかりやすいのではと思ってます。「羅生門」はミステリ仕立てで推理小説が好きな人には入りやすいですし、「夢」は1話が短くファンタジー要素もあるのでアニメが好きな人には分かりやすいです。
山本嘉次郎が今の映画界を作ったことが分かりました。黒澤と三船がいなかったら、「荒野の用心棒」もない訳だから、次の「ダーティハリー」もないし、クリント・イーストウッドはスターになれてないと思う。監督もできてない。「スターウォーズ」にC3POとR2-D2出てなかったら、今ほど人気出てない。山本嘉次郎のいない世界って、映画になりますよね。あと、成瀬巳喜男が観たい日ってないんですか?成瀬の撮った昭和の風景とそこで生きていた人々をどうしようもなく観たい日があっていい、と思う。
仲代さんは成瀬さんから撮影前に「黒ちゃんとこみたいな芝居しないでね」と念押しされとった言うとるね。
春日太一さん本
いたるところで話してはるネタなんやろうけど、私が聞いたんは「日本映画チャンネル」で放送した高橋和夫のロングインタビューやったと記憶してます。
まあ成瀬巳喜男作品と黒澤作品では趣が違いすぎるからね。
いつか岡本喜八監督についても動画を出して欲しいです!!
「椿三十郎」で密談してた若侍は九人ですね。「死ぬも生きるも我ら九人」と意気込む侍達に「十人だっ!お前ぇらのやってる事ぁ危なっかしくて見てらんねぇ」と返します。
付けている時計はスウォッチですね。親しみを感じます。
赤い煙の着色は「戦艦ポチョムキン」の赤旗の演出を思い出します。
古山さん本を取り上げて希望!古山敏幸さん、もっと評価されるべき!黒澤ほんの最高傑作の著者!ウィキわたし作りました!
酔いどれ天使のスチールは今はどうか知りませんが(かつて芸能関係の仕事をしていたので)東宝撮影所玄関に誇らしげに飾ってありました。切なそうに振り返る表情がセクシーすぎて。ところで黒澤はヤクザ嫌いなのに三船が素晴らしく観客から黒澤の思惑と逆に人気出た話は有名ですが、我らが先輩山崎努さんが天国と地獄でも最後の短いシーンだけで犯人の気持ちを見事に表現してやはり黒澤の寧ろ嫌いな人物の人気を出しちゃった事がありました。山崎さんはあれで赤ひげでとっても良い人の役をもらうんですけどご本人曰く「良い役なんだけど嫌いだ」っておっしゃってて笑っちゃった事がありました。野良犬の木村功にもその雰囲気あるけど当時の人気どうだったのかなぁ?ともあれ、椿三十郎は文句なしです❗️
黒澤映画は全作品観ていますが、「七人」「椿」「隠し砦」「天国」等はいずれも最高傑作に異論は無いのですが、「悪い奴ほどよく眠る」はあまり取り上げられないですね・・・個人的には目的を果たした直後のバッドエンドな終わり方で好きなのですが・・・
椿三十郎大好きです。天衣無縫な奥方と小林桂樹演じるひょうきんなお侍が特にツボです(^o^)。
「日々平安」=「にちにちへいあん」っす。
後どっかで本木壮二郎氏を木本と仰ってましたね、
私は「白痴」がお気に入りです。
黒沢作品で50年代くらいから見られるカメラをすこし離れたところに置いて望遠レンズで長回しを撮るという手法ですが、白黒作品ではすごく特徴的に見えたのにカラーになったらそんなに効果があるとはおもえないんですよね。ところでなんでロジャー・エバートのような格好をしているんですか。
昨今の「何でも4Kリマスタリング」についてもV一本作ってほしいなあ。
一説によると、スタンリーキューブリック監督はあらゆるジャンルの映画の頂点の作品を創りたいと思っていたらしく、SF映画、コメディー映画、ホラー映画などミュージカル以外の様々な多ジャンルの作品を残しましたが、それに対して黒澤明監督のホラー映画なんぞ想像し難いですが、仮に黒澤明監督が嫌々か渋々かホラー映画を創ったとしたならば、野村芳太郎監督の『八つ墓村』に極めて似通った作品、作風になったのではなかろうかと思います。
黒澤監督の映画作品を観るときは、作品を通じて監督のお考えに触れたいと思うので、黒澤監督御自身が「見せたい」とか「言いたい」とか思って映画を撮っているなどあまり意識したことありません。黒澤監督のパンフォーカスの映像を観る度、「私はまだまだ自分の仕事の全部を見れていないなぁ。」と感じます。仕事をしたことがある人なら分かってくれると思いますが、曖昧さや妥協が一切ない仕事を変えることが如何に難しいか。なお、テレビの刑事ドラマを観ていると、「野良犬」や「天国と地獄」のエピソードや設定の借用が多いなぁと思うのですが、このような物語のフォーマットを幾つも作り出したという点だけをとっても黒澤監督の偉大さを感じます。
椿三十郎の血の噴出はスタッフのミスだったらしいですね。まさかあれがOKになるとは、って後の著作で話されてたようです
師弟関係の尊さとは無縁となった現代に、「まあだだよ」を撮る。観ていて正直「なんか違う」…ズレを感じて仕方なかった。なるほど「何か言ってやろう」作品の最たるものかもしれない。晩年はこれが増える。基本お一人で脚本書くようになってから。 勿論息を呑む、陳腐な言葉を拒絶するような素晴らしいシーンは数多いのだが。
小林桂樹曰く『日々平安』は当初小林桂樹の主演で書かれていたようですね。おっしゃる通り全くのコメディでしたが商業的にボツになった。その桂樹を『椿三十郎』のコミックリリーフにした黒澤は彼を押入れに隠すシーンで「桂ちゃん、いまならどこかに出て行っても分からないよ」と冗談を言ったくらいで全く怒らなかったそうです。後年の植木等や所ジョージなどもそうですが、黒澤は、飄々としたキャラクターを見込んでキャスティングした俳優にはあまり怒らないように思います。
初見ですが、つい最近、好きな日本映画は、モノクロの黒澤作品全てと『わたスキ』(と『ハッピーフライト』)と呟いたばかりでした、、ビートたけしのカンヌ最新作の出来が心配w
現代はスマホ、SNS他様々な動画技術があり状況を技術的に説明する手法はいくらでもある、家電(固定電話)しかなかった時代のコミュニケーションならではの味(芸術性)があったの仕方がないよね。。
11:35 1/3のスピードではなくて3倍のスピードで演じるということですね。費消するフィルムの長さと混乱してますね。
あんまり話題にならないけど、白痴は好きな一本です。森雅之の演技に魅了されたのもありますが、なんか引っかかる一本です。ちなみに原作にチャレンジしましたがこちらはあえなく挫折です
「言ってやろう」の名作は『生きものの記録』ですね、「見せてやろう」の頂点『七人の侍』の次に撮った作品。
大好きな成瀬巳喜男監督作品を死ぬほど退屈で見る価値なしとこき下ろされてショックですわ。
マルチカム方式の最初の映画は【生きものの記録】で【七人の侍】の前作…
成瀬巳喜男作品が退屈?こんなに面白い作品を。
古山敏幸の黒澤明の作劇術、は名著!!必読!!古山さん野村監督の愛弟子!!
Life work of Akira KurosawaもVODでご覧いただけます
成瀬巳喜男は、「三十三間堂通し矢物語」「浮雲」「乱れ雲」「女が階段を上る時」がいいでしょう。
成瀬巳喜男こそ、真の天才だと思いますよ。
黒澤とは正反対の性格で、全て予算通りで無駄なく撮り終えた成瀬さんの力量も凄いですよね。長い間「女性映画」というレッテルがあり、敬遠していましたが、まとめて見た彼の作品で目が覚めました。再評価は間違ってなかったですね。
リリーさんが[どですかでん]好きと聞いて余計にファンになったよ、リリー!自分も黒澤明作品は色々と大好きだけど[乱]は凄く好きだな完璧な最後の時代劇になるのかな…その昔、監督がアカデミー賞とった後に愛知県の豊田のSOGOだったかな?デパートで展示会かあって絵コンテの様な、乱の挿絵があって値段ついてたな主人公の顔が怖い顔で仲代達也そのものでかなり高額なお値段がしてたような気がする
近年の娯楽作品と同じ尺度で観ると黒澤明作品よりも成瀬巳喜男作品は退屈、と言う評価になってしまうんですかね。。。個人的には黒澤作品よりリズムが良くて面白いと思っているのですが。。
夏の話を冬に撮ったのは「野良犬」じゃなかったかな?(刑事の志村喬が千石則子を取り調べするシーン)同じ理屈で「生きる」もそうなの?
椿三十郎で三船敏郎をカッコいいと思わない人は映画の魅力とは縁がない人というのは同感ですが、加えて、成瀬巳喜男の映画を退屈と感じる人も映画の魅力とは縁が無いと思います。
映画は稀に観る程度だったけど、コロナの影響でネットで昭和15年頃~25年頃の映画を観ましたが凄い作品が多いなと思い当時の映画全般が好きになりました。相変わらず昭和後期以降の映画は観ても面白く感じないです。女優も男優も昔の人たちが魅力的に感じます。
個人的には「分かりやすさ」を捨てた「デルス・ウザーラ」が大好きなのだが。表現意欲は物凄くあっても、撮影条件の厳しさもあって抑制を強いられたが、それによって却って内面的な深みを映像に刻み込める晩年のスタイルが生まれたように思う。以降の黒澤作品の評価が低いのは、この「抑制」に戸惑ってしまうところもあるだろう。しかし映画からけれん味を排除して行く様式は、当時の黒澤が共感を寄せていたヨーロッパ映画の潮流でもあるのだが。「乱」もハリウッド映画ばかり接しているとかったるい印象を与えてしまうが、明らかにヴィスコンティ作品の影響を濃厚に感じられる。その『乱」のオープニングも俺的には物凄かった。ストーリー解説では無く、作品内容の重苦しさを見事に表現した名シーンだと思っている。ま、見事な音楽を乗せた武満徹の仕事も素晴らしかったのだが、この作品が原因で仲違いしてしまったことは、以降の黒澤映画でかなり残念なところではある。黒澤の傑作を音楽面で支えた早坂文雄の弟子筋なのが武満だっただけに。
1/3のスピードじゃなくて、3倍のスピードですね。
「見せてやろう」で成功作が多く、「言ってやろう」で失敗作が多いのは、黒澤が本来サイレント時代に映画の基本を身につけたためですね。サイレント的で絶妙な誇張したアクションの流れが優先するから「見せてやろう」だけなら非常にうまくいくけれど、それが「言ってやろう」の思想表現の方法論とうまく噛み合わせようとすると、下手な文学青年風に偏った表現になってしまうんです。
俺が気に入らないのは権利の関係でもあるのかNHKのBSなどで流すのは影武者、乱、羅生門など黒澤明好きでなければ敷居が高い作品ばかり何度も放送してる。この中で言う見せてやろうの作品も放送して欲しい。若い人達にSFXなどない頃にこれだけの迫力を持った面白い作品が産み出されていたと知って欲しい。
詳しいことはわかりませんが、白黒時代の黒澤映画、放送禁止用語が紛れているからかもしれませんね。以前「用心棒」がTVで放映された際、「この宿場の奴らはみんなキチガイだ。だがお前が一番キチガイだ」の箇所が無音になっていました。「隠し砦の3悪人」は唖(おし)のワードが出まくっているので、厳しいでしょうね。
柔道一直線で、主人公(桜木建二)が相手の柔道家を投げ飛ばして宙に飛ばした場面がありましたねぇ……あのドラマも、‘‘姿三四郎’’のパクリでは……🤔🤔🤔
いや、10人だ。
僕も、No.1は『椿三十郎』で決まりだと思います。それ以外の意見は受け付けません。
『椿三十郎』・・この映画、気持ちいいくらいのご都合主義脚本。ご都合主義だと感じないくらいの手際の良い映画。よく、「難しい事考えずに、映画を楽しむと良いよ。」とか言ってくる人がいます。「難しい事考えずに楽しめる映画って言うのは椿三十郎のレベルで初めて言えるんだよ。」って返します。一度、疑って椿三十郎のストーリーを見直すと、どんだけ都合のいいストーリーなんだよ!って気付かされます。😅映画本編の中でも、「・・あっ!そう言えば・・・。」って台詞があって、それがまた伏線になってる。お見事な、ご都合主義。(褒めてます。)
成瀬巳喜男作品の良さが分からないなんて可哀想すぎる…。
椿三十朗は織田裕二主演のも有りましたよねw
無謀な製作でしたけど。
件の『赤い煙』のシーンは、後年のシンドラーのリストの『赤いコートの少女』で思い起されますが、その意味と扱いは全く異なるように感じます。映画基礎としてご教授ください。
2:42 続姿三四郎 → 続姿三郎
椿三十郎より用心棒かな、やっぱり。椿三十郎は、お笑い映画だからなぁ。
影武者も乱もぜんぜん難解じゃないが単純にぜんぜん面白くない。野村氏の言うとおり、単純に面白い七人の侍のころの方が圧倒的に良かったと思う。
この人に言われても…。。。。。
成瀬の映画死ぬほど退屈かなあ。そうは思わない。わかっていないやつがいるものだな。ま、てはじめに「噂の娘」でも見たら。黒沢をはじめ他の映画が死ぬほど冗長なのがわかるよ。
完全に同意!みんな、黒澤明が凄い凄いと聞いて、最初に羅生門、七人の侍、生きると見て、よく分からん、あんまり好きじゃないとなる人が多い。自分はずっと文句無しに面白いエンタメ映画、用心棒、椿三十郎、天国と地獄から見れば誰もが黒澤明を大好きになるのに!と長年思ってました。友人に見せる時は、必ず椿三十郎から見せ、全員が黒澤明ってメチャクチャ面白いじゃんとなりました。このことをメディアではっきり言ってくれた方は初めてなので感激しました。
「何か言ってやろうという気持ちの強いときと見せてやろうという気持ちのつよいときでは作品の種類が変わってくる」(2:00)
言われてみて、何度も見返した作品を振り返ると「見せてやろうという気持ちのつよい」作品ばかりだったので、改めて成程なと僭越ながら思いました。
拝啓馬場様 こんなに早くリクエストに応えていただきありがとうございます♪
黒澤明フリークの私も、初心者に「椿三十郎」を貴兄と全く同じ理由で推しております。
黒澤明を紹介するエピソードのチョイスも実に的を射ているなと、大変感心させていただきました。
これから黒澤明を紹介させてもらうときには、この動画をを見ていただくようにさせていただきます。
重ね重ねありがとうございました😊
「姿三四郎」の時間経過表現が素晴らしすぎました。
藤田進が大河内伝次郎に弟子入り志願した際脱いだ下駄が、四季折々道端で転がったり、子犬にクンクンされたり、塀にかけられたり、川面に引っ掛かったりの、まるでそこにいない三四郎の風雪にさらされ、揉まれていく過程を擬人化で現したような表現が凄かったです!
『椿三十郎』がピックアップされていてとても嬉しい。『キングコング対ゴジラ』が「ゴジラシリーズでなぜこれだけコメディなんだ?」と言われるように、『椿三十郎』も「なぜ黒澤映画でこんなに東宝コメディ色が強いんだ?」と言われますが、どちらも東宝30周年記念映画であり「イベント上映用フィルム」だったからですね。『椿三十郎』は黒澤明の三十郎シリーズ第二弾というよりも、東宝30周年記念オールスターのしかも「お正月映画」であり、三船用心棒と加山若大将シリーズとサラリーマンものの雄・小林桂樹のごった煮お祭り作品です。サラリーマン喜劇と若大将シリーズで食っていたはずの東宝が30周年記念映画として何本か作った作品はおよそいつもの明るく都会的な東宝カラーと似合わない深刻な文芸映画ばかり。ではいつもの東宝色はどうするのかと言ったら、首脳陣はそれを黒澤チャンバラ時代劇と円谷怪獣映画という二本のエンタメ作品に無理やり押し込んでしまったという。加山組と小林桂樹に加えて化け猫ヒロイン入江たか子までがチャンバラの世界に放り込まれ、 高島忠夫、有島一郎、藤木悠が怪獣映画のフォーマットにエイヤッと盛り付けられて「さあいつもの明るく能天気な東宝カラーはお前たちが見せてくれ」とムチャぶりされたのがこの二本です。だから本来『椿三十郎』は黒澤映画の系譜ではないはずだし『キングコング対ゴジラ』は「ゴジラシリーズ」なんかではありません。後世の人は「黒澤思想の系譜」「原水爆の恐怖の象徴ゴジラの歴史」としてフィルムを眺めようとしますが、そんな見方をしたら訳が分からなくなるに決まってます(笑)。しかし手練れの監督スタッフが作った明るく楽しい東宝映画は、よそ行きの顔をした記念超大作が今やその名も忘れられつつある中、世界の映画史に燦然と輝いています。観客の力畏るべし。
なんか雑な作品と言ってるように思いましたが、椿三十郎は脚本が良く出来てて、名台詞は用心棒以上だと思いますよ。
「キングコング対ゴジラ」以降のゴジラシリーズにコメディ要素が排除されているのは、単に海外ではモンスター映画にコメディ要素を排除して欲しいと要求されたからという説もありますよ。
折角白板に書かれたいた素晴らしき日曜日に1票。一人の女性拍手の勇気、この拍手は最後の作品「まあだだよ」に繋がるような気がします。なんだかんだあった黒澤監督にとっても観客の拍手こそが宝だったようなメッセージだと思いホッとしました。
三船は殺陣の時、呼吸を止めていたそうで、斬り終わった際ものすごい息を吐くところが格好良かった
いつも楽しく拝見しております。黒澤明監督は、場面場面で決して人物を重ねないで前後に配置しながら綺麗に並べるんですよね。『椿三十郎』の“金魚の糞”の場面が良い例です。これは画家だった名残だと思います。
初代「ゴジラ」もそうだけど、映画通の諸先輩方に「絶対に観ておけ」と言われて初めて観た「七人の侍」は音が籠もっていて役者が何を言ってるか分からなかった(当時、黒澤作品は国内ではソフト化されていなかったのでアメリカ版LDの英語字幕を見てやっとセリフを理解する始末)。
野村芳太郎の「見せてやろう」と「言ってやろう」もそうですが、当時は黒澤作品についてそんなことを言おうものなら諸先輩方から何を言われるか分からず(笑)、配信時代を迎えてこういうことがちゃんと語れるようになったのは素晴らしい。
最近黒澤作品が4Kソフトで販売されていてその鮮明な画質に感激している今日この頃です
音質もよくなっています。聞き取りにくいセリフがわかるようになったところがあります。
幾度となく観た黒澤映画ですが、改めてその魅力に気づかされました!本動画では「なにか言ってやろう作品」の範疇に入ってしまうであろう「悪い奴ほどよく眠る」も、映画的な魅力に満ちていますね。「オープニング10分で映画主要人物の紹介を済ませてしまう」と手法を始めた作品であり、その手法がゴッドファーザーにも影響を与えたと言われているくらいですので。
静の小津さん、動の黒澤さん、お二人は仲の悪いライバルだったと、勝手な解釈をしていました。
戦前の映画で小津さんが黒澤さんを応援していたなんて初耳で、目から鱗が落ちた感じです。
黒澤作品はすべてながら見しており、どの作品も好きですが、確かに初期は音質が悪いですね。
お薦めは椿三十郎と伺いましたが、時代物は興味が湧かない体質もあり、七人の侍を除きほぼ途中で断念していました。
個人的なベストは天国と地獄ですが、三連休に改めてじっくり鑑賞しようと思います。
こんばんは。
私は、悩みましたが、「赤ひげ」ですかね。山崎努と桑野みゆきのエピソード、香川京子さんの鬼気迫る演技、どれも素晴らしいスケールの大きい作品だと思います。
多くの邦画マニアは「『七人の侍』の次に素晴らしい映画は?」という問いかけの仕方に納得すると思いますが私は「生きる」です。
若い時に見ても面白かったけれど年齢を重ねれば重ねるたびに味わいが深まります。
大阪生まれの私は東京都区長がエラい存在だというのが理解しにくかったんですがww。
椿三十郎で、おっとりした入江たか子母娘に焦れた三船が襖の柄をなぞるシーンは、志村けんが桜田淳子との「淳子幸せ」のコントで踏襲してましたw
全くその通りで「隠し砦の三悪人」はスター・ウォーズep4の下敷きになったとか、「七人の侍」は釈迦に説法として「天国と地獄」は良質な娯楽サスペンスですから是非若い方には見て欲しいですね。
黒澤明の「ポリフォニー共同脚本制作システム」は、本当に今ネットフリックスとかでも再現してほしいよね
今のドラマのつまらないのは脚本家個人のバイアスが強すぎるからだと思う。
そのとおりだと思います!
「椿三十郎」や「用心棒」を見てハマると友人と会って別れる際に「あばよ」ってミフネみたいに言いたくなります。
黒沢映画はやはりミフネありきが私の感想。最後の映画は黒沢からミフネへの弔辞。とても素直な文面で君が居てくれたからと心からの感謝をしている。何度読んでも泣ける。
黒沢以外のミフネもカッコイイのでぜひご覧頂きたい!
岡本喜八の「血と砂」
小林正樹の「上意打ち 拝領妻始末記」
谷口千吉の「ジャコ萬と鉄」
稲垣浩の「無法松の一生」
山田洋次の「男はつらいよ 知床慕情編」
ちなみに寅さんのモデルはミフネ演じたこの無法松の松五郎。
好きな後家さんに何も言えず消えて行った。
毎回寅さんが失恋するのもこの話から。
自分が初めて黒澤明監督の絵コンテを観た時はあまりの素晴らしさに息を飲みました。僕は自分が映画監督になれるとは思ってなかったので絶望感はありませんでしたが「映画監督恐るべし」と思いました。「天国と地獄」の赤の色付けはスピルバーグも「シンドラーリスト」で使ってますね。
>映画監督恐るべし
重箱の隅をつつくような小言で失礼しますが、
映画監督だから“素晴らしい絵コンテ”がかける訳ではありません。
黒澤は18歳で二科展入選するほどの腕前で、画家を目指していた過去があるからです。
(映画製作の道を選ぶと同時に「二兎を追う者は一兎も得ず」と筆を折った。)
例えば、上記に書かれているスピルバーグは絵が全く下手で有名ですし。
@@ラスト中川 ご安心ください。黒澤明監督個人のことについて言っています。もちろん二科展入選のことも存じ上げてます。スピルバーグの件は映画の表現技術として申し上げたもので、スピルバーグの絵の上手い下手は全く関係ありません。重箱の隅探しご苦労様です。
いつも感心するのですが、板書のイラストが秀逸!
椿三十郎は小林桂樹さん演じるあまり強くない武士が元々の主人公で、彼が知恵を駆使して大目付達の不正を暴く話だったそうですが
用心棒が大ヒットしてしまい東宝側からの是が非でも用心棒の続編を作れとの要求に応えるため急遽三十郎が主人公のお話に改変したと聞いたことがあります。
遂にきた!黒澤監督の動画、めちゃくちゃ面白かったです!特に小国氏、成瀬監督のエピソード、面白かったです。馬場さん的には椿三十郎がお勧めに入るだろーなーと、思ってたらやっぱりそうだった🎉自分は黒澤監督の映画見るたび、昔のロシアの映画にすごい影響受けてるんでは?と思う事がしばしばあり、エイゼンシュテインのイワン雷帝とか三船敏郎見てると彷彿させる時があります。にしても、いろんなエピソード聞けて楽しかったです!
黒澤監督はもちろんですが、演出の斬新さだとヒチコック監督も素晴らしいですね。映像表現は映像技術の進化とは別モノと思わされます。
😌蜘蛛の巣城、あの矢の刺さり方、半端無い、音は、豚、使って効果音にしたそうですね
黒澤映画に日本語字幕はマストですね。
当時、海外で絶賛された黒澤映画も日本での評価がイマイチだった理由は、セリフが聴き取れなかったからだと言われています。海外で上映される時は当然字幕がつきますから。日本では『七人の侍』公開時に書店でシナリオがたくさん売れたようですし。
どこでそんな事が言われてるんでしょうか
黒澤は日本有数のヒットメーカーですよ
ちゃんと聴き取れたから皆見に行ったんでは?
それに当時は磁気テープ使ってたんで音は良かったようです
(これは監督自身が後に述べてました)
デルスウザーラで泣いた
黒澤明はビジュアリストです。
「高札」のエピソードは、ロケに向かう列車の中で、山本監督と弟子の助監督たちが、時間つぶしのひとつとして、誰かの読んでいる小説から場面を選んで、シナリオに起こして見せ合い、常に一番良かったのが師である山本監督だった、と記されていたと思います。
このチャンネル初めてです。映画についてはど素人ですが、なんかすごい世界がある・・・って感じました。映画って、始まりで「ああ、脅かされたり、感動させられたりするの、めんどくさいな」って思っちゃうんですよね。けど、たしかに、椿・・とか用心棒とか、、ひたすら面白くてかっこよかったです。また、生きるの時系列ひっくり返しは、なにかのプレゼンでも使えるんじゃないかって思ってしまいました。映画もすごいアートなのに(だから?)、映画の解説もまたアートですね。また寄らせていただきます。
私は野良犬が凄く好きです😅
黒澤明と小津安二郎、溝口健二ってのが日本が誇る最上級の映画監督なんだけど
この3人の中で1番見やすいのが黒澤作品だと思う
(成瀬巳喜男、木下恵介を含めると片手になる)
なるほど。野村芳太郎の話を聞いて、黒澤と小津が対極にいることがよくわかった。
音については、改良版の七人の侍をみたことがあり、セリフがはっきり聞こえたw
若い人にとった成瀬作品は退屈に感じるのかな?
でも黒澤映画は濃厚すぎて何度も観たいとは思わないが、成瀬映画は見れば見るほど作品の良さが際立ってくる。
人を惹きつける麻薬のような作品群だと思う。
椿三十郎では、家老夫人と椿三十郎のやり取りが面白かった。☺️
何回も見た黒澤明映画「天国と地獄」「生きる」「7人の侍」、好きなキャスト志村喬、三船敏郎、中村伸郎、菅井きん、加藤大介、稲葉義男、藤原鎌足、伊藤雄之助・・・
「羅生門」と「夢」は若い人にもわかりやすいのではと思ってます。「羅生門」はミステリ仕立てで推理小説が好きな人には入りやすいですし、「夢」は1話が短くファンタジー要素もあるのでアニメが好きな人には分かりやすいです。
山本嘉次郎が今の映画界を作ったことが分かりました。
黒澤と三船がいなかったら、「荒野の用心棒」もない訳だから、次の「ダーティハリー」もないし、クリント・イーストウッドはスターになれてないと思う。監督もできてない。
「スターウォーズ」にC3POとR2-D2出てなかったら、今ほど人気出てない。
山本嘉次郎のいない世界って、映画になりますよね。
あと、成瀬巳喜男が観たい日ってないんですか?
成瀬の撮った昭和の風景とそこで生きていた人々をどうしようもなく観たい日があっていい、と思う。
仲代さんは成瀬さんから撮影前に「黒ちゃんとこみたいな芝居しないでね」と念押しされとった言うとるね。
春日太一さん本
いたるところで話してはるネタなんやろうけど、私が聞いたんは「日本映画チャンネル」で放送した高橋和夫のロングインタビューやったと記憶してます。
まあ成瀬巳喜男作品と黒澤作品では趣が違いすぎるからね。
いつか岡本喜八監督についても動画を出して欲しいです!!
「椿三十郎」で密談してた若侍は九人ですね。「死ぬも生きるも我ら九人」と意気込む侍達に「十人だっ!お前ぇらのやってる事ぁ危なっかしくて見てらんねぇ」と返します。
付けている時計はスウォッチですね。親しみを感じます。
赤い煙の着色は「戦艦ポチョムキン」の赤旗の演出を思い出します。
古山さん本を取り上げて希望!古山敏幸さん、もっと評価されるべき!黒澤ほんの最高傑作の著者!ウィキわたし作りました!
酔いどれ天使のスチールは今はどうか知りませんが(かつて芸能関係の仕事をしていたので)東宝撮影所玄関に誇らしげに飾ってありました。切なそうに振り返る表情がセクシーすぎて。
ところで黒澤はヤクザ嫌いなのに三船が素晴らしく観客から黒澤の思惑と逆に人気出た話は有名ですが、我らが先輩山崎努さんが天国と地獄でも最後の短いシーンだけで犯人の気持ちを見事に表現してやはり黒澤の寧ろ嫌いな人物の人気を出しちゃった事がありました。山崎さんはあれで赤ひげでとっても良い人の役をもらうんですけどご本人曰く「良い役なんだけど嫌いだ」っておっしゃってて笑っちゃった事がありました。
野良犬の木村功にもその雰囲気あるけど当時の人気どうだったのかなぁ?
ともあれ、椿三十郎は文句なしです❗️
黒澤映画は全作品観ていますが、「七人」「椿」「隠し砦」「天国」等はいずれも最高傑作に異論は無いのですが、
「悪い奴ほどよく眠る」はあまり取り上げられないですね・・・
個人的には目的を果たした直後のバッドエンドな終わり方で好きなのですが・・・
椿三十郎大好きです。天衣無縫な奥方と小林桂樹演じるひょうきんなお侍が特にツボです(^o^)。
「日々平安」=「にちにちへいあん」っす。
後どっかで本木壮二郎氏を木本と仰ってましたね、
私は「白痴」がお気に入りです。
黒沢作品で50年代くらいから見られるカメラをすこし離れたところに置いて望遠レンズで長回しを撮るという手法ですが、白黒作品ではすごく特徴的に見えたのにカラーになったらそんなに効果があるとはおもえないんですよね。ところでなんでロジャー・エバートのような格好をしているんですか。
昨今の「何でも4Kリマスタリング」についてもV一本作ってほしいなあ。
一説によると、スタンリーキューブリック監督はあらゆるジャンルの映画の頂点の作品を創りたいと思っていたらしく、SF映画、コメディー映画、ホラー映画などミュージカル以外の様々な多ジャンルの作品を残しましたが、それに対して黒澤明監督のホラー映画なんぞ想像し難いですが、仮に黒澤明監督が嫌々か渋々かホラー映画を創ったとしたならば、野村芳太郎監督の『八つ墓村』に極めて似通った作品、作風になったのではなかろうかと思います。
黒澤監督の映画作品を観るときは、作品を通じて監督のお考えに触れたいと思うので、黒澤監督御自身が「見せたい」とか「言いたい」とか思って映画を撮っているなどあまり意識したことありません。
黒澤監督のパンフォーカスの映像を観る度、「私はまだまだ自分の仕事の全部を見れていないなぁ。」と感じます。仕事をしたことがある人なら分かってくれると思いますが、曖昧さや妥協が一切ない仕事を変えることが如何に難しいか。
なお、テレビの刑事ドラマを観ていると、「野良犬」や「天国と地獄」のエピソードや設定の借用が多いなぁと思うのですが、このような物語のフォーマットを幾つも作り出したという点だけをとっても黒澤監督の偉大さを感じます。
椿三十郎の血の噴出はスタッフのミスだったらしいですね。まさかあれがOKになるとは、って後の著作で話されてたようです
師弟関係の尊さとは無縁となった現代に、「まあだだよ」を撮る。観ていて正直「なんか違う」…ズレを感じて仕方なかった。
なるほど「何か言ってやろう」作品の最たるものかもしれない。晩年はこれが増える。基本お一人で脚本書くようになってから。 勿論息を呑む、陳腐な言葉を拒絶するような素晴らしいシーンは数多いのだが。
小林桂樹曰く『日々平安』は当初小林桂樹の主演で書かれていたようですね。おっしゃる通り全くのコメディでしたが商業的にボツになった。その桂樹を『椿三十郎』のコミックリリーフにした黒澤は彼を押入れに隠すシーンで「桂ちゃん、いまならどこかに出て行っても分からないよ」と冗談を言ったくらいで全く怒らなかったそうです。後年の植木等や所ジョージなどもそうですが、黒澤は、飄々としたキャラクターを見込んでキャスティングした俳優にはあまり怒らないように思います。
初見ですが、つい最近、好きな日本映画は、モノクロの黒澤作品全てと『わたスキ』(と『ハッピーフライト』)と呟いたばかりでした、、ビートたけしのカンヌ最新作の出来が心配w
現代はスマホ、SNS他様々な動画技術があり状況を技術的に説明する手法はいくらでもある、家電(固定電話)しかなかった時代のコミュニケーションならではの味(芸術性)があったの仕方がないよね。。
11:35 1/3のスピードではなくて3倍のスピードで演じるということですね。費消するフィルムの長さと混乱してますね。
あんまり話題にならないけど、白痴は好きな一本です。森雅之の演技に魅了されたのもありますが、なんか引っかかる一本です。ちなみに原作にチャレンジしましたがこちらはあえなく挫折です
「言ってやろう」の名作は『生きものの記録』ですね、「見せてやろう」の頂点『七人の侍』の次に撮った作品。
大好きな成瀬巳喜男監督作品を死ぬほど退屈で見る価値なしとこき下ろされてショックですわ。
マルチカム方式の最初の映画は【生きものの記録】で【七人の侍】の前作…
成瀬巳喜男作品が退屈?こんなに面白い作品を。
古山敏幸の黒澤明の作劇術、は名著!!必読!!古山さん野村監督の愛弟子!!
Life work of Akira KurosawaもVODでご覧いただけます
成瀬巳喜男は、「三十三間堂通し矢物語」「浮雲」「乱れ雲」「女が階段を上る時」がいいでしょう。
成瀬巳喜男こそ、真の天才だと思いますよ。
黒澤とは正反対の性格で、全て予算通りで無駄なく撮り終えた成瀬さんの力量も凄いですよね。
長い間「女性映画」というレッテルがあり、敬遠していましたが、まとめて見た彼の作品で目が覚めました。
再評価は間違ってなかったですね。
リリーさんが[どですかでん]好きと聞いて余計にファンになったよ、リリー!
自分も黒澤明作品は色々と大好きだけど[乱]は凄く好きだな
完璧な最後の時代劇になるのかな…
その昔、監督がアカデミー賞とった後に愛知県の豊田のSOGOだったかな?デパートで展示会かあって絵コンテの様な、乱の挿絵があって値段ついてたな
主人公の顔が怖い顔で仲代達也そのものでかなり高額なお値段がしてたような気がする
近年の娯楽作品と同じ尺度で観ると黒澤明作品よりも成瀬巳喜男作品は退屈、と言う評価になってしまうんですかね。。。
個人的には黒澤作品よりリズムが良くて面白いと思っているのですが。。
夏の話を冬に撮ったのは「野良犬」じゃなかったかな?(刑事の志村喬が千石則子を取り調べするシーン)
同じ理屈で「生きる」もそうなの?
椿三十郎で三船敏郎をカッコいいと思わない人は映画の魅力とは縁がない人というのは同感ですが、加えて、成瀬巳喜男の映画を退屈と感じる人も映画の魅力とは縁が無いと思います。
映画は稀に観る程度だったけど、コロナの影響でネットで昭和15年頃~25年頃の映画を観ましたが凄い作品が多いなと思い当時の映画全般が好きになりました。相変わらず昭和後期以降の映画は観ても面白く感じないです。
女優も男優も昔の人たちが魅力的に感じます。
個人的には「分かりやすさ」を捨てた「デルス・ウザーラ」が大好きなのだが。
表現意欲は物凄くあっても、撮影条件の厳しさもあって抑制を強いられたが、それによって却って内面的な深みを映像に刻み込める晩年のスタイルが生まれたように思う。
以降の黒澤作品の評価が低いのは、この「抑制」に戸惑ってしまうところもあるだろう。
しかし映画からけれん味を排除して行く様式は、当時の黒澤が共感を寄せていたヨーロッパ映画の潮流でもあるのだが。
「乱」もハリウッド映画ばかり接しているとかったるい印象を与えてしまうが、明らかにヴィスコンティ作品の影響を濃厚に感じられる。
その『乱」のオープニングも俺的には物凄かった。
ストーリー解説では無く、作品内容の重苦しさを見事に表現した名シーンだと思っている。
ま、見事な音楽を乗せた武満徹の仕事も素晴らしかったのだが、この作品が原因で仲違いしてしまったことは、以降の黒澤映画でかなり残念なところではある。
黒澤の傑作を音楽面で支えた早坂文雄の弟子筋なのが武満だっただけに。
1/3のスピードじゃなくて、3倍のスピードですね。
「見せてやろう」で成功作が多く、「言ってやろう」で失敗作が多いのは、黒澤が本来サイレント時代に映画の基本を身につけたためですね。
サイレント的で絶妙な誇張したアクションの流れが優先するから「見せてやろう」だけなら非常にうまくいくけれど、それが「言ってやろう」の思想表現の方法論とうまく噛み合わせようとすると、下手な文学青年風に偏った表現になってしまうんです。
俺が気に入らないのは権利の関係でもあるのかNHKのBSなどで流すのは
影武者、乱、羅生門など黒澤明好きでなければ敷居が高い作品ばかり何度も放送してる。
この中で言う見せてやろうの作品も放送して欲しい。
若い人達にSFXなどない頃にこれだけの迫力を持った面白い作品が産み出されていたと知って欲しい。
詳しいことはわかりませんが、白黒時代の黒澤映画、放送禁止用語が紛れているからかもしれませんね。以前「用心棒」がTVで放映された際、「この宿場の奴らはみんなキチガイだ。だがお前が一番キチガイだ」の箇所が無音になっていました。「隠し砦の3悪人」は唖(おし)のワードが出まくっているので、厳しいでしょうね。
柔道一直線で、主人公(桜木建二)が相手の柔道家を投げ飛ばして宙に飛ばした場面がありましたねぇ……あのドラマも、‘‘姿三四郎’’のパクリでは……🤔🤔🤔
いや、10人だ。
僕も、No.1は『椿三十郎』で決まりだと思います。それ以外の意見は受け付けません。
『椿三十郎』・・この映画、気持ちいいくらいのご都合主義脚本。ご都合主義だと感じないくらいの手際の良い映画。
よく、「難しい事考えずに、映画を楽しむと良いよ。」とか言ってくる人がいます。
「難しい事考えずに楽しめる映画って言うのは椿三十郎のレベルで初めて言えるんだよ。」って返します。
一度、疑って椿三十郎のストーリーを見直すと、どんだけ都合のいいストーリーなんだよ!って気付かされます。😅
映画本編の中でも、「・・あっ!そう言えば・・・。」って台詞があって、それがまた伏線になってる。お見事な、ご都合主義。(褒めてます。)
成瀬巳喜男作品の良さが分からないなんて可哀想すぎる…。
椿三十朗は織田裕二主演のも有りましたよねw
無謀な製作でしたけど。
件の『赤い煙』のシーンは、後年のシンドラーのリストの『赤いコートの少女』で思い起されますが、その意味と扱いは全く異なるように感じます。映画基礎としてご教授ください。
2:42 続姿三四郎 → 続姿三郎
椿三十郎より用心棒かな、やっぱり。椿三十郎は、お笑い映画だからなぁ。
影武者も乱もぜんぜん難解じゃないが単純にぜんぜん面白くない。野村氏の言うとおり、単純に面白い七人の侍のころの方が圧倒的に良かったと思う。
この人に言われても…。。。。。
成瀬の映画死ぬほど退屈かなあ。そうは思わない。わかっていないやつがいるものだな。
ま、てはじめに「噂の娘」でも見たら。黒沢をはじめ他の映画が死ぬほど冗長なのがわかるよ。