【ゆっくり解説】メンデルの法則が崩壊する現象「マイオティックドライブ」

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  • Опубликовано: 18 окт 2024
  • 雑感
    今回は、「マイオティックドライブ」を解説しました。
    個人的にですが、マイオティックドライブを知った時の衝撃ってかなりすごかったんですよね。
    確か大学3年か、4年生の時に初めて知ったのですが、いままで当たり前だと思っていた
    メンデルの法則が必ずしも成り立つとは限らないとわかって目ん玉飛び出るかと思うぐらい
    驚きました。
    昔の人は、よくこんなこと気が付いたなって思いますよね
    以下、引用・参考文献
    ・Lindholm AK, Dyer KA, Firman RC, Fishman L, Forstmeier W, Holman L, Johannesson H, Knief U, Kokko H, Larracuente AM, Manser A, Montchamp-Moreau C, Petrosyan VG, Pomiankowski A, Presgraves DC, Safronova LD, Sutter A, Unckless RL, Verspoor RL, Wedell N, Wilkinson GS, Price TAR. The Ecology and Evolutionary Dynamics of Meiotic Drive. Trends Ecol Evol. 2016 Apr;31(4):315-326. doi: 10.1016/j.tree.2016.02.001. Epub 2016 Feb 23. PMID: 26920473.
    →マイオティックドライブの総説です。きれいにまとまっていて読みやすいので、ざっと知りたいという人におすすめ。
    ・Zanders SE, Unckless RL. Fertility Costs of Meiotic Drivers. Curr Biol. 2019 Jun 3;29(11):R512-R520. doi: 10.1016/j.cub.2019.03.046. PMID: 31163165; PMCID: PMC6586414.
    →マイオティックドライブと妊性についてまとめた総説。こちらも分かりやすくまとめられているのでお勧め。
    生命の科学 遺伝(Vol76)
    →メンデル生誕200周年の記念号。メンデルについて詳しく記載されています。
    生命科学Ⅲ 遺伝学(澤村 京一/著)
    →遺伝学の教科書です。メンデルの論文にそって話が進んでいき、中学高校で習ったメンデルの実験について、より深いところまで
    理解できるようになります。
    クロー 遺伝学概論(J.F.クロー/著 木村 資生、太田 朋子 共訳)
    →JFクローが書いて、木村先生と太田先生が訳を務めるとかいう最強の本。やや情報は古いですが、一通り現在の遺伝学を
    学んでから、この本を読むといいと思います。
    制作にあたり
    制作ソフト:ゆっくりMovieMaker3、Aviutl
    立ち絵:ゆっくりきつね
    音楽:甘茶の音楽工房、ニコニ・コモンズ
    画像:Wikipedia、ニコニ・コモンズ、他
    を使用しました
    面白かったな、また見たいなという方は高評価、チャンネル登録お願いします!

Комментарии • 59

  • @blurPment
    @blurPment 3 месяца назад +34

    テスト中にほくそ笑むくらいにしておこうってアドバイス大事だな

  • @時代遅れ人
    @時代遅れ人 3 месяца назад +16

    概要欄の引用、参考文献の多さから、動画を作る気合の入り方が強いことがわかるぜ。

  • @竜也芝
    @竜也芝 3 месяца назад +7

    参考文献載せてるのはいいゆっくり解説

  • @k1no
    @k1no 3 месяца назад +2

    学校のテストはその時点で教わった知識だけ使うのがルール

  • @ヴィットーリオエマヌエーレ2世-b9l

    童貞と生殖という相容れない単語同士が四字熟語を形成している…w

    • @時代遅れ人
      @時代遅れ人 3 месяца назад +8

      無性生殖の生物ならいけるかも?

    • @yukimajima2506
      @yukimajima2506 3 месяца назад +5

      聖霊によって身ごもることもあるので(・)>

    • @reicul
      @reicul 3 месяца назад

      処女懐胎というのがありましてな。

    • @ccorn4221
      @ccorn4221 3 месяца назад

      童帝からの遺伝子水平伝播もあるから…

    • @MedakaNoBoo
      @MedakaNoBoo 3 месяца назад

      伏字にしなくていいのは助かる

  • @竹内一晃-y5m
    @竹内一晃-y5m 3 месяца назад +5

    勉強になりました。マイオティックドライブとか遺伝子ドライブとか知らなかったです。
    個人で遺伝子組み換えメダカとか流失する時代になっちゃったから、個人で研究して生態系に甚大な悪影響もたらす可能性ありますね。

  • @三重セイラ
    @三重セイラ 3 месяца назад +5

    更新嬉しい♪

  • @okim8807
    @okim8807 3 месяца назад +4

    13:00
    減数分裂の瞬間は1:1で別れる(分離の法則)けれど、減数分裂の瞬後から次代の個体が性成熟するときまでに何らかの作用で1:1から偏る(マイオティックドライブや淘汰圧など)こともある。
    という話かな。
    ミクロに見れば分離の法則は成り立つ、マクロに見れば分離の法則は成り立たない、と解釈した。

  • @ktom8142
    @ktom8142 3 месяца назад +4

    14:30 1:1になると『期待される』 という答え方の時点で、これしか回答はないんだよなぁ
    マイオティックドライブだって、1:1と期待された→でも違った→よってこれはマイオティックドライブ、となるわけだし。要は帰無仮説と同じ言い回しでしょ

  • @木下氏
    @木下氏 3 месяца назад

    歴史も常に疑いを持って勉強するのが大事ですね

  • @mtiasd9451
    @mtiasd9451 3 месяца назад +4

    攻撃方法が毒瓶投げつけるのは草

  • @6r4sv
    @6r4sv 3 месяца назад +4

    久しぶりの投稿ご苦労様です

  • @ゆず-c9s
    @ゆず-c9s 3 месяца назад +1

    面白かったですー❤

  • @金鬼_kaneki
    @金鬼_kaneki 3 месяца назад +3

    面白いなあ
    性染色体においてこれが起きて、性比が1:1ではなくなる事とかあるのだろうか
    いや、ヒトの性比ってちょっとオス多めだよね、とかいうレベルじゃなくて、もっと顕著にね

  • @000tokio000
    @000tokio000 3 месяца назад +4

    待ってた

  • @user-sf7yh2xc3u
    @user-sf7yh2xc3u 3 месяца назад

    体の形質や、体内の科学反応を子孫に引き継ぐことができるけど、
    先祖の記憶を遺伝で、引き継ぐ事ができないのが、不思議だと思いました。

  • @ytanaka257
    @ytanaka257 3 месяца назад +1

    2:50 血縁なんて言葉があるから血(液体)が混ざると考えたのかな

  • @霧ヶ峰あかい
    @霧ヶ峰あかい 3 месяца назад +6

    そういえば今は優性遺伝、劣勢遺伝とは言わないんだっけ

  • @斎藤一-o6w
    @斎藤一-o6w 3 месяца назад

    人間においてわずかにオスが多いのもマイオティックドライブの例なんだろうな

  • @MedakaNoBoo
    @MedakaNoBoo 3 месяца назад

    そもマイオティクドライブが、二倍体をつくらせない仕組みとして獲得した(阻害因子)とすれば、「見つかっている例は少ない」ことと辻褄は合うね

  • @jepmitjamtep9446
    @jepmitjamtep9446 3 месяца назад

    疾病リスクの低い遺伝子を選択的に受け継ぐ操作が出来れば、子孫を残す度に病気に強くなる穀物とか出来るわけで。

  • @HBSG018
    @HBSG018 3 месяца назад +1

    じつは、熱力学の第二法則が成り立つ必然性もない

  • @太郎鈴木-w4q
    @太郎鈴木-w4q 3 месяца назад

    メンデルは統計を利用してたからね。
    あれは天才頼り過ぎるわ。

  • @premier3able
    @premier3able 3 месяца назад +1

    顕性はともかく潜性は字義として間違っている気がする
    潜性同士で掛け合わせると顕れる形質なんて、潜んでないじゃんか
    逆に顕性は優性よりも正しい表現な気がする
    なんたって顕れるんだからな

    • @user-ythunder
      @user-ythunder 3 месяца назад

      因みに聞きたいんだが、じゃあどんな表現が適していると思う?

    • @premier3able
      @premier3able 3 месяца назад

      @@user-ythunder
      従来の優性、劣性かな

    • @user-ythunder
      @user-ythunder 3 месяца назад

      @@premier3able
      「土人」と同じく劣性遺伝子は最早差別用語として定着してしまったせいで変えざるを得なくなったんだから、当然それ以外を出してくれると思ったんだが…
      というか別に「通常は潜んでいる」遺伝子なんだから潜性で構わないだろう

  • @hiroya1192
    @hiroya1192 3 месяца назад +1

    男女の生まれる時の比率でさえ1:1ではないな。

    • @エピネフリン-r8i
      @エピネフリン-r8i 3 месяца назад

      人間に限って言えば、統計的には1:1ではないが遺伝子の仕組み的には1:1らしい。

  • @00ta
    @00ta 3 месяца назад +1

    ロバートソン転座についていうと、新生児の1,000人に1人の割合で起きており、不妊や流産の原因となるみたいです。

  • @tanatomo
    @tanatomo 3 месяца назад +2

    7:53 別名「あいだももの法則」

  • @睦石井
    @睦石井 3 месяца назад

    優性の法則と独立の法則はメンデル起源では無い。また、メンデルには連鎖という概念が無かったので、自らの法則性に合わない実験結果は割愛したと言われている。

    • @MedakaNoBoo
      @MedakaNoBoo 3 месяца назад +1

      凡そ1対1なのだから遺伝子はDNAだけで決まらないことは明らかで、それを無視して優生学はやることなすことザッパな印象がある

    • @睦石井
      @睦石井 3 месяца назад

      @@MedakaNoBooさん、遺伝子はDNA(の塩基配列)だけで決まりますよ。決まらないのは、様々な属性の中の一部の形質は遺伝子だけでは決まら無いとされています。

  • @聡山田-d6n
    @聡山田-d6n 3 месяца назад

    オレらのときは
    優性因子、劣性因子って
    言ってたけど最近では
    顕性因子、潜性因子って
    言うの?
    優性、劣性とは表面に現れやすい形質であって優れているワケではありません!チビ、デブ、ハゲが優性ってこともあります。言葉のイメージに騙されてはいけません!って先生言ってたよ。

    • @ri1944
      @ri1944 3 месяца назад

      なんかわかりにくいからそうしたんだったと思うよ

    • @raaayu0689
      @raaayu0689 3 месяца назад

      伴性遺伝だったり、近親弱勢で現れるような疾患が潜性、劣性遺伝子のことが多く広く社会に劣性遺伝子のイメージが悪くついてしまったから、と日本遺伝学会が変更するよう求めたようですよ〜

  • @okim8807
    @okim8807 3 месяца назад

    0:01
    ヨゼフの悪口はやめろ。

  • @MOCHIZUKINOBORU
    @MOCHIZUKINOBORU 3 месяца назад +1

    生物学で法則いって最初に思いつくのは字状3乗法則かな

  • @個人の意見
    @個人の意見 3 месяца назад

    なるほどね。それで『血の濃さ』という表現が生まれたわけだな。今でもハーフとかクォーターとかっていう名残はあるしな。

  • @meroppa1
    @meroppa1 3 месяца назад +2

    「科学を疑うのは面白さの一つ」の科学が人文科学の場合はむしろ教科書には絶対的正解はろくに書かれていないために中二魂をいくらでも発揮しながら反論し合えてしまう様が互いに面白い。世界各国の小中高の理系教科書を見比べると大差無いけど、国語と社会科のはガラっと違います。日中韓間の歴史問題なんてミクロでベタな話じゃなくて、文字なんか読めなくて良いからパっと開いた瞬間にあーこれは思想はほとんど生まれ育った環境から刷り込まれて当然ですわってのが肌で実感出来るんです。日本でそういうのを展示してる所が一か所しかないのが勿体無い。教科書は世界で15億人が毎日読んでる筈なのにネット上には内容がろくにアップされてないから各国の図書館でも行かないと満足に見られない。文学でも歴史でも哲学でも、個人でも集団でも複数の立場のエゴを同時に満たせないお題を投げると皆その題を鏡にしてエゴを存分に競い合うように映し出す。彼らをそう傍観してる俺も彼らからは八方美人とか裏切り者とか好き放題笑われてる。ではなぜそうなってしまうのか生物学面から考えても結局よく分かって無かったり、最後はやはり当事者や集団の相対的価値観で結論を出されるだけですね。

  • @ノラゾウ
    @ノラゾウ 3 месяца назад +1

    LGBTの法則も分かるようになる日来るのかな🙄

    • @izayoimizuki
      @izayoimizuki 3 месяца назад +2

      LGBTではなく生涯子を持たない親族がいると群れを作る動物では甥、姪の 生存率が上がる相関関係程度ならわかっている

    • @MedakaNoBoo
      @MedakaNoBoo 3 месяца назад

      甥、姪の生存確率が上がるのは望ましいことだが、相続ではなく贈与になるから人だと優劣は微妙かもなあ

    • @ytanaka257
      @ytanaka257 3 месяца назад

      ⁠@@izayoimizuki
      ミーアキャットやミツバチみたいなものか