【極地研公式】南極地域観測隊帰国報告会 -62次隊・63次隊活動成果-

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  • Опубликовано: 1 фев 2025

Комментарии • 4

  • @NIPRchannel
    @NIPRchannel  2 года назад +4

    RUclipsのチャット欄にいただいた質問で、配信中に回答できなかった質問へいくつかコメント欄で回答させていただきます✍
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    Q. ラジオゾンデは放ちっぱなしですか?回収するのでしょうか
    A. 高度約30km上空まであがって気球が破裂して観測を終えます。水平方向にも風に乗って流されます(この流されることでその場の風向と風速を観測するのです)。このため、どこに落下するか分かりませんので、回収はしませんが、天然ゴム等環境に優しい素材を極力使用しています。(阿保)
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    Q.​撮影時の一番強い風速はどれくらいだったのでしょうか?
    A. この映像で一番風が強いときの平均風速は、およそ23m/sでした。瞬間では30m/s吹いていたかもしれません。なお、風速が25m/sを超えると外出禁止令を発令するので、その場合は、放球も禁止となり、観測もできなくなります。(阿保)
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    Q. 昭和基地周辺はアデリーが主でしょうけど 皇帝ペンギンが来ることは何回くらいあるんでしょうか?
    A. 62次の越冬中には、春に1回だけ来ました。(阿保)
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    Q. ​緑の新型雪上車今までと機能の違いを知りたい
    A. "従来から利用しているSM100S型雪上車(オレンジ色の車両)から様々な点が改良されていますが、機能面での主な違いは以下の3つです。
    1.橇などをけん引する際の牽引性能の向上
    2.橇などの牽引物資接続の容易化(微速走行、その場旋回が可能)
    3.室内の快適性向上(室内高さ及び高断熱化)"
    (南極観測センター)
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    Q. ​63次夏は、行きはオーストラリアでの燃料・食料の補給は出来たのでしょうか?
    A. 行きと帰りの両方で補給しました。昭和基地近くの氷を砕いて進むために船の燃料を多く消費しますので、途中で補給することはとても大切です。また、補給した新鮮な野菜や果物が船内の食事に出てきたのがうれしかったです。なお、オーストラリアでは感染防止のために補給作業以外で上陸することはしませんでした。(牛尾)
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    Q. ​62次隊のご報告で、8月の気温が平年値に比べとても低かったのはどうしてなのか思いつく理由などはありますでしょうか?
    A. 昭和基地が南極大陸高気圧の圏内に入り、好天が続き、風も弱かったので、放射冷却が進み、よく冷えたと思われます。(阿保)
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    Q. ​なかなか失敗の許されないミッションの連続だということが伝わって来ましたが、その中でくすっと笑えるような失敗談があれば御紹介いただきたいです。
    A. 越冬中に起きた失敗ごとは少なくありませんが、小さなことでも毎日のミーティングで共有し、重要なものは記録に残して、再発防止に努めます。ちょっとした失敗が大きな事故、生命の危機になりえるからです。このため、失敗そのものを笑うことはほとんどありません。その反面、隊員の挙動や発言、ちょっとした話題に対する笑いは絶えることなく、とても楽しく、明るい隊でした。(阿保)
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    Q. 夏隊の滞在中は白夜だと思うのですが、オーロラは見られないのでしょうか?
    A. 夏隊は、昭和基地でオーロラを見ることはできませんが、「しらせ」乗船中には、太陽が沈む日に見えることがあります。我々の帰路にも見えました。(阿保)
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    Q. 南極観測隊になるにはどうすればいいですか?
    A. 観測系、設営系、いろんな分野の人がいますので、自分の得意な分野で挑戦できます。官庁、大学、企業からの参加もありますが、一般公募枠もありますので、極地研HPを参考にしてください。気象庁職員になるのも良いですよ(阿保)
    ほかのメンバーと協力して仕事をしたり、生活したりすることの楽しさを知って、毎日を健康に過ごすことが何よりも大切ですね。(牛尾)
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    Q. データだけでなく、実際に行ってみて、環境が以前と大きく変わったと感じることはありましたか?
    A. 自然環境の違いは感じませんでしたが、生活環境、特にネット環境が大きく変わりました。私の1回目は35次隊ですので、国内との連絡は無線やインマルサット電話で非常に高額でした。もちろんメールもできず電報です。2回目の45次隊でインテルサットのシステムを整備して、通信環境が飛躍的に改善され、国内とのメールや電話、TV会議が可能となりました。さらに今回は、新たな通信技術もあって、インターネットも使えるようになっていました。国内との情報交換が容易となったことで、環境は大きく変わったと感じました。(阿保)
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    Q. 新しく作られた道路には何か名前はついていますか?
    A. 今後、道路が完成した時には、観測隊で名前を付けることがあるかもしれません。(牛尾)
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    Q. 調査中の基地内外で隊員の皆様の流行となった食事や遊びといったマイブームのようなものは何かありましたでしょうか?
    A. 流行という訳ではありませんが、越冬中は、髭や髪を伸ばしたり、染めたりする人が増えます。私は、越冬交代の翌日、頭を剃ってゲンをかつぎました(毛が無い=怪我なし)、その後、越冬を終えて「しらせ」に戻るまでは散髪はしていません。ちなみに今日(4月17日)の髪型は、帰路の「しらせ」船内で隊員に切ってもらったままです。(阿保)
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    Q. 今後南極観測隊の人数は増えていきますか?
    A. 昭和基地で越冬できる人数には限りがあります。居住施設や汚水処理能力、発電や造水、さらに使用できる燃料の量など多くの制約があります。一方、「しらせ」にも燃料の輸送可能量や、観測隊用寝室の数などの制限もありますので、単純に観測隊員の数を増やすことは難しいのです。将来的には、DROMLANの航空機網や東京海洋大学の「海鷹丸」を利用するのと同様に、別動隊や多様な枠組みで、南極観測や研究の充実化を図ることが期待されます。(阿保)
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    Q. 現地で1番感動した事は何ですか?
    A. 絶景、珍しい気象現象、大気光象など、何でも感動することが多いですが、実は一番感動したのは、隊員達が企画してくれた還暦祝いのサプライズです。赤い衣装や頭巾を手縫いしてくれたり、国内から準備していた皆の署名が入った大きな盃心をいただき、涙がでるほど感動しました。(阿保)
    自然は同じ姿を見せてくれないので、氷や海は何度見ても感動します。限られたメンバーで工夫して目標を達成できたことや、メンバーそれぞれが仕事をやり切った充実した顔を見た時、うれしく感じました。(牛尾)
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    Q. 周りが凍ってしまってラミングすらできなくなることはあるのですか?
    A. 船の後ろ側で氷が砕かれたところはすぐに凍り付いてしまうことはありません。薄い氷が張ることはあります。一旦、後ろに下がって助走距離を確保してラミングを繰り返すことができます。(牛尾)

  • @まめまめ-g8h
    @まめまめ-g8h 2 года назад +1

    隊員の皆様、お疲れ様々でした。

  • @ラッキー-l1e
    @ラッキー-l1e 2 года назад

    南極に行ってみたいです。寝転んでオーロラ見上げたい!隊員の方で寝転んでオーロラ見上げた方おられますか?どんな気分でしたか?!オーロラの音ってあるのでしょうか??

  • @藤木おかん
    @藤木おかん 2 года назад +1

    こんにちは👋😃
    無事に帰国、お帰り😌🎶🏠️