【建築家と建築模型】北川原温 インタビュー #12
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- Опубликовано: 28 дек 2022
- 建築倉庫が今まで展覧会にご出展いただいた建築家、
模型保管庫でお預けいただいている建築家の方々にインタビューを行う【建築家と建築模型】。
第12回は、建築家・北川原 温さんにお話を伺いました。
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■北川原 温(きたがわら あつし)
長野県出身。東京芸術大学美術学部建築科在学中に国際設計コンペで優勝、大学院修了後は国内外で設計修業し30歳で設計事務所を設立。
フランスの詩人、S. マラルメの詩や、M. デュシャンの美術作品をモチーフに建築や都市を構想するなど、独創的な設計で知られている。
建築設計、都市計画から舞台美術やインテリアデザインまで巾広く手掛け、多くの作品が世界に紹介されている。
東京芸術大学の研究室では、科学や音楽、新しい表現芸術などの分野の専門家と協力し、建築・都市・空間に関する様々な研究・創作活動を展開した。
代表作は、東日本大震災のときに2,000人の被災者の避難場所となったビッグパレットふくしまをはじめ、中村キース・ヘリング美術館、岐阜県立森林文化アカデミー、アリア、不知火図書館・美術館、ONE OF A KIND(舞台美術)など。
日本建築学会賞、日本建築大賞、村野藤吾賞、日本芸術院賞、アメリカ建築家協会ジャパンデザイン賞、アルカシア賞ゴールドメダル、ケネス・ブラウン環太平洋建築文化賞大賞、イタリアIA賞グランプリ、ベッシー賞、グッドデザイン賞金賞、日本図書館協会建築賞などを受賞。
近作には、ミラノ国際博覧会2015日本館、バーゼルワールド・ミキモトスタンドデザイン、中村キース・ヘリング美術館増改築、ホテル・キーフォレスト北杜、株式会社ナカニシ新本社・工場、小淵沢駅・駅前広場、東京交通短期大学新館などがある。現在国内外の11のプロジェクトが進行中。
2013年にJOVIS出版社(ドイツ)から作品集が出版された。また、2018年にはポンピドゥー・センター・パリ(フランス国立近代美術館)のパブリック・コレクションとしてドローイング23点、模型4点が収蔵された。
現在、北川原温建築都市研究所代表取締役所長、東京芸術大学名誉教授。
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企画:WHAT MUSEUM / 建築倉庫プロジェクト
出演:北川原 温
インタビュアー:王 聖美(建築倉庫)
映像ディレクション:王 聖美・古後 友梨・近藤 美智子(建築倉庫)
撮影・編集:河内 彩
#建築家 #建築模型 #建築チャンネル #北川原温
どんどん制作してください。待っています
◆かつてCADやCGがまだまだ一般的でなかったころ
プロのパース屋さんにパースを描いていただいてました。
そこでリアルを追求すると どうしても商業的なお金の匂いが鼻につくのがイヤで
事務所のボスがなかなかOKだしてくれなかったんですよね。
模型も同じでリアルを追求すると鉄道のジオラマのような風体になっちゃう。
たしかにその方がクライアントのウケはいいんだけど そればかりになると
ときとしてコンセプトの背骨みたいのものが見えなくなっちゃうのがとっても嫌でね。
僕らはスタッフは
カタチはリアルなんだけど ほぼ色をつけないホワイトモデルを好んでつくってましたねぇ。
リアルと虚構を行ったり来たりの葛藤の中で浮かんでくる思いとして
本編最後に北河原さんが云われた「建築っていったいなんだろう」って投げかけは
僕らの中心にグサりとくる永遠に解けない なぞなぞみたいな命題に思えるんですわ。
そこが知りたくてモデルに固執しつづけちゃうんですよねぇ。
( ΦωΦ)
すいません このyoutube です
僕も、貴方も、若い時、事務所員として、採用して、くれなかったよね?