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このエステル化の仕組みは、エステル結合中の炭素原子がリン原子に換わっても同じことが言えるのでしょうか?(例)リン脂質
基本的には同じです、炭素と同じように扱っていけると思われます。たた、反応中間体の形は異なってくると思われます。例えば、原子価結合法で考えれば、リン酸はsp3混成軌道からなる4本のσ結合とリンのd軌道と酸素のp軌道の重ね合わせからなる1本のπ結合(dπ-pπ結合)からなります。リンが正の形式電荷をもつときはこのπ結合が切れますが、sp3混成軌道は残ったままになっています。炭素の時のカルボカチオンはsp2混成軌道を取りますが、リンはd軌道が関わってくるので取らないと思われます。このあたりは分子軌道法では違うのかもしれませんが、正直知りません。他の方でご存じの方がおられましたら、ご教示ください。
このエステル化の仕組みは、エステル結合中の炭素原子がリン原子に換わっても同じことが言えるのでしょうか?
(例)リン脂質
基本的には同じです、炭素と同じように扱っていけると思われます。たた、反応中間体の形は異なってくると思われます。例えば、原子価結合法で考えれば、リン酸はsp3混成軌道からなる4本のσ結合とリンのd軌道と酸素のp軌道の重ね合わせからなる1本のπ結合(dπ-pπ結合)からなります。リンが正の形式電荷をもつときはこのπ結合が切れますが、sp3混成軌道は残ったままになっています。炭素の時のカルボカチオンはsp2混成軌道を取りますが、リンはd軌道が関わってくるので取らないと思われます。このあたりは分子軌道法では違うのかもしれませんが、正直知りません。他の方でご存じの方がおられましたら、ご教示ください。