[Woodworking] Marking gauge ruler that automatically corrects dimensions.

[@ky263]

大変ありがたい動画！ただ、残念なのが一番重要なキャリブレーション機構の説明や調整方法があっさりしていてわかりにくかったです。マーキングゲージの自作動画は他にもたくさんあるので、キャリブレーション機能を重点に置いた動画にすると良いかと思います。

[@DIY_QUEST]

こんにちは。大変に貴重なコメントありがとうございます。
調整方法に関して、改良の余地は沢山あるので、それらを踏まえた動画を検討して見ますね。
キャリブレーションの構造や原理については、IQルーラーの方が解りやすいかも知れません。これもキャリブレーション機能を持った定規で、予め使用するペンに最適化する事で、正確な位置に記入する事が可能となります。

[@flowerchildtokyo]

2:02 作り方

[@DIY_QUEST]

こんにちは。コメントありがとうございます。作り方と言うご質問ですが、もう少し具体的な内容が欲しい所ですね。
とりあえず要点を説明します。
寸法。
サイズ的には、ご自身が使い易いと感じるものが一番良いと思います。手のサイズも、それぞれ異なり、例えば男性と女性とでは大きさが確実に違います。とは言っても、定規を固定する際に、ある程度の長さが必要となり、これは50mm以上あれば良いように思います。(あくまでも個人的な感想)
端材でサンプルを作成して、フィットするサイズを調べると良いかも知れません。手に馴染むだけで、使い心地は全然違いますよ。
再調整を念頭に置く。
定規が可動する為、ガイドとして接するパーツは絶対に摩耗します。そして品質を維持させる為には、絶対に再調整が必要となります。
再調整の構造を持たない場合は、致命的な欠陥となり極めて短命な道具となってしまいます。
この問題を解決する目的で、アルミのフラットバーを使っていますが、これ以外の方法でも構わないので、何らかの調整構造は持たせるべきでしょう。
定規の精度に気を使う。
始め100円均一の定規を使って制作しましたが、幅が均一では無いので、クリアランスの調整が上手く出来ませんでした。現在ではシンワの定規に変更されています。100均の定規や中国製の安価な定規はお勧めしません。
使い始めは、特にフラットバーが馴染んでいないので、摩耗も大きく、マメに確認して再調整を積極的にすると良いでしょう。
パーツ同士が馴染んで来ると、安定します。
マグネット。
マグネットは定規の脱落防止に必要です。これが無いと固定ボルトを緩めた際に定規が抜けて落下します。また、微調整の際もマグネットのサポートが無いと隙間が発生して支障を来します。これは必須の構造です。
そしてマグネットだけでの位置固定は、お勧めしません。横の動きには弱く、軽い衝撃で簡単に動いてしまい、道具としての信頼性が大きく低下するからです。
スタビライザーは、お好みで削除も可能です。
安定性の確保が目的の物で、特に平行に移動させながら罫引的な使用を想定しない場合は、特に必要ありません。通常の使用でもメリットはありますが、必須と言う事ではありません。
削除した場合、サイズと重量が減ります。
キャリブレーション。
これは、最大の特徴でもあり、とても優れた機能です。現時点で、この機能を持たせたマーキングゲージを、他で見た事がありません。
独自性の高い構造だと思いますし、そして是非とも採用して頂きたいですね。
この構造を持たせるには、ペンの厚み分を前後に調整する必要があります。概ね、最大でも0.6mm程度なので、0〜1mm動けば問題はありません。
この部品として使う、アクリルパーツは小さい為、加工が少し大変なのと、ネジの締付けに弱いので、割らないように注意して下さい。
少しサイズ的に余裕を持たせた方が、良いかも知れません。