なるほど、cookieの有効期限(Expires)の話ですね! 3rd. party cookie廃止の議論では、広告トラッキングの文脈の中で「なるべく長くcookieを保持させよう」という話がほとんどだと思ってますが、確かにWebサービスのセッション管理など別のcookie用途の話では有効期限についても考慮が必要ですね。 ご指摘ありがとうございます!
GAのタグによって発行されるCookieは、知る限りは1st. party cookieだと思います。「Googleという第三者のサービスを使ってるから3rd. partyじゃないのか?」と思うかもしれませんが、サイト内だけでユーザーを一意に特定できればいい場合はWebサイト自体のドメインにCookieを保存する1st. party cookieを使います。 イメージ的には、GAはあくまでも各社が自社サイト内のユーザー行動を計測するためのツールであり、Googleはそのデータを預かっているだけという感じです。
3rd. party cookieを使ったリターゲティング広告については、Safariではすでに3rd. party cookieはデフォルトで使えなくなっています。 Chromeについても、2023年後半には使えなくなる予定です。 marketing.itmedia.co.jp/mm/spv/2106/28/news111.html
びっくりするくらい分かりやすい。
豊富な知識が整理されていて伝え方も工夫されているのが伝わってきます。
あとコメント欄の対応も紳士的ですごい。笑
こちらの動画、何度か見させてもらってます。大変勉強になりました
一点ご質問で、リターゲティング(リスト)というのはすべてが3rdパーティーCookieから収集されたデータである。
というのは、正しい理解なのでしょうか?
今後さらに3rdCookieが使えなくなっていきますが、100%使えなくなるということなのか、そうでないのかが理解できておらず。
(最新のosじゃない場合は、使えるとは思いますが、そうでない場合は、100%使えない・・・?悩)
とてもわかりやすく、参考になり感動しています。質問失礼します。そもそものサードパーティクッキーの役割についてです。サードパーティがウェブで入手したユーザーのクッキーは、Instagramや RUclipsなどのSNS広告にも活用が出来るものなのでしょうか?それが今後はSNSにも活用ができなくなる。SNSで広告を打つためには、自社のSNSアカウントでSNS上でターゲティング広告を打つしかない、という理解であっておりますでしょうか?
cookieを使うとログイン情報が維持できるという説明でしたが、そのログイン情報自体はブラウザに保存されているのか、サーバーサイドに保存されているのかどちらでしょうか?
cookie=単なるIDで、それをサーバーに送ることでサーバー内に保存されているログイン情報を呼び起こせるみたいな感覚でしょうか?
予想頂いている通り、一般的には、Cookieに保存されるのは単なるidで、実際にそのidに紐付く情報はサーバーサイドに保存されています!
@@gami_engineer ご返信ありがとうございます!
もう一つ質問がありまして、Google広告サーバーから3rd Party Cookie(Cookie Aとします)を付与されたユーザー(ユーザーBとします)が別ドメインのサイトに行った場合、そこでもCookie AはユーザーBの行動を計測するのでしょうか?
例えばですが、ユーザーBがNIKEのサイトを訪れてCookie Aを付与された後に、他のサイト(Googleの広告枠を有するサイト)に行った場合を考えています。NIKEとしては自分の広告が他サイトに表示されればそれでよくて、他サイトでのユーザーBの行動を計測する必要はないのではと思いました。
セッションクッキーとストアクッキーの区別なく説明されている気がしました
コメントありがとうございます!
「ストアクッキー」というのを寡聞にして知らないのですが、「ストアクッキー」について説明されたWebページのURLなどあればお教えいただくことできますか??
@@gami_engineer
すみません、正しくはpersistent cookie(stored cookie)でした。en.m.wikipedia.org/wiki/HTTP_cookie
なるほど、cookieの有効期限(Expires)の話ですね!
3rd. party cookie廃止の議論では、広告トラッキングの文脈の中で「なるべく長くcookieを保持させよう」という話がほとんどだと思ってますが、確かにWebサービスのセッション管理など別のcookie用途の話では有効期限についても考慮が必要ですね。
ご指摘ありがとうございます!
何度もすみません😭1stと3rdのクッキーの違いを解説されている箇所で
1st→サイト内の行動計測
3rd→サイト横断の行動計測
とご説明されていらっしゃいますが、例えば自社サイト内にGAを入れて自社サイトだけの行動計測をする場合、GAタグは3rdクッキーにはならないでしょうか?
GAのタグによって発行されるCookieは、知る限りは1st. party cookieだと思います。「Googleという第三者のサービスを使ってるから3rd. partyじゃないのか?」と思うかもしれませんが、サイト内だけでユーザーを一意に特定できればいい場合はWebサイト自体のドメインにCookieを保存する1st. party cookieを使います。
イメージ的には、GAはあくまでも各社が自社サイト内のユーザー行動を計測するためのツールであり、Googleはそのデータを預かっているだけという感じです。
クッキーレス難しいです。
リタゲ広告っていつまで使えるんでしょうか?
3rd. party cookieを使ったリターゲティング広告については、Safariではすでに3rd. party cookieはデフォルトで使えなくなっています。
Chromeについても、2023年後半には使えなくなる予定です。
marketing.itmedia.co.jp/mm/spv/2106/28/news111.html
追加で質問させてください。13:00あたりで解説されていたnuroのサイトのクッキー🍪ですが、あれはnuroサイトに訪問したら自動的に自分のブラウザに付与されるクッキーの一覧リストなのでしょうか?教えてくださいませ。
そうです!
よければご自身でも試してみてください〜
@@gami_engineer aありがとうございます。
またcoolieはブラウザに保存されるとのことですが、1回目の接続ではデバイス側にCookieファイルが生成されて、その後同じWebサイト・Webサーバーに訪問すると、今度はWebブラウザがCookieファイルをWebサーバーに送信し、前回と同じWebページが表示されるようになるという仕組み。とも書いてあるサイトも有るのですが合っていますか。もし合っている場合、ということは、デバイスのとあるフォルダに保存したものを、ブラウザでも保存している?んでしょうか。わけが分からなくてこまっています・・・・
@@miku0114 だいたい合ってます!
CookieはそれぞれのWebサイトのドメイン毎に分けて保存され、Webサイトにアクセスする度に対応するドメインのCookieが毎回Webサーバーに送られます。
Cookieを「デバイスに保存する」のと「ブラウザに保存する」というのは、どちらも同じことです。たとえばmiku0114さんのパソコン(=デバイス)の中にインストールしたGoogle Chrome(=ブラウザ)がCookieを保存するということは、結局は「ブラウザ用Cookieデータを保存するためのデバイス内の保存領域にデータを書き込む」ということだからです。
たとえば、「冷蔵庫にカレーを保存」したとき、同時に「自宅でカレーを保存」してることになります。これは、冷蔵庫はそもそも自宅の中にあるからです。同様に、ブラウザはデバイスの中にあるので、「ブラウザにデータを保存する」とは「デバイスにデータを保存する」ことでもあるわけです。
@@gami_engineer nなるほど!めちゃくちゃよく分かります。例えが分かりやすくて目からうろこです。ありがとうございます。もう一つ聞いてもいいでしょうか。サードパーティークッキーの話のときに「ピクセルタグ」という言葉を聞くのですが、これはクッキーを付与するために3rdサーバーにアクセスする必要があって、そのためにサイトにちいさな画像を入れ込み、それが読み込まれるとサーバーにアクセスされクッキーが付与される、という意味でしょうか。広告会社からよく「タグ」を設置してほしいと言われるそれは、ピクセルタグと同義でしょうか。
@@miku0114 合ってます!
正確に言うと、トラッキングピクセル(行動計測用の目に見えない画像)はWebサイト上での閲覧やコンバージョン、メールの開封などをトラッキングするために使われます。そのときにユーザーを特定する手段として、Webの場合は3rd. party cookieが使われることが多いという感じかと!
「タグ」にも、HTMLのimg要素を使った「ピクセルタグ」や、JavaScriptプログラムを呼び出すためのscript要素を使った「JSタグ」など色々と種類があります。広告関連の業界では、トラッキングなどを目的に設置するHTMLタグ全般のことを「タグ」と呼ぶようです。
ホームページなどにアクセスするとアクセス先に他の検索履歴も知られるのでしましょうか?
検索流入の場合、流入時の検索ワードがサイト管理者に知られてしまう可能性はありますが、過去の検索ワードまでサイト管理者に知られてしまうということは無いと思います!
@@gami_engineer
返信ありがとうございます
その前後の検索履歴や過去の履歴は伝わらないって事ですかね?
拡張機能使うと分かると言ってた方もいたので不安でして。。
@@user-ql8jo1dz9y そうですね。chromeやsafariなどのモダンなWebブラウザのセキュリティはちゃんとしているので、流石に「過去の検索履歴が第三者に勝手に漏れる」ということは考えにくいです。
@@user-ql8jo1dz9y検索履歴や行動はわからないよ笑
クッキーの機能があれば、ログインという行為をそもそもしなくても識別できるし不要なのではと思ったのですが、ログインはなんのためにするのでしょうか?
仰る通り、一度会員登録した後はCookieが消えない限り再ログインさせないでも同じユーザーだと特定し続けることができます!実際、そういうサイトもありますね。
Cookieが残っていてもサイト側がログインをさせる場合があるのは、主にセキュリティ上の理由だと思います。
定期的なログインを求めない場合、一度Cookieが盗まれてなりすましログインされたら、その人がずーっとログイン状態を維持できることになっちゃうので!
@@gami_engineer ありがとうございます!よく分かりました。クッキー🍪は、ブラウザだけでなくアプリでも同じ考え方なのでしょうか。アプリをまたいでリタゲされたり、自動ログインができたりするのも、クッキーのおかげなのでしょうか。
@@miku0114 Cookieは「各Webサイト毎のIDなどを保存しておくためのWebブラウザ内のデータ保存領域」のことなので、ネイティブアプリではCookieは基本的には使われません。
ただし、ネイティブアプリでもCookieと似たようにデバイス内にIDなどを保存することができるので、それによって自動ログインが実現されています。つまり、Cookieと考え方は同じです。
ちなみに、アプリをまたいだリターゲティングについては、IDFAやAAIDといった広告専用のデバイスIDが使われるようです。
@@gami_engineer ありがとうございます。cookieの話をするときはあくまでブラウザ内の話、ということですね。アプリのときにはその単語は使わないのですね。
スマホの場合、必ずしもブラウザだけではなくアプリ(cookpadやインスタなど)を使うことがあるのでどう情報を保持しているのかなと疑問でした。(あれ、でもブラウザもアプリか。またよくわからなくなってきた汗)
3rd. party Cookie自体はChrome側にはメリットはないのでしょうか?
ChromeというよりGoogle全体の話で言うと、広告事業(Google AdSense)では3rd. Party cookieを使っていたと思いますー。
それが使えなくなるのはGoogle自身も痛手だと思いますが、代替技術を開発するなど対策をしてるようです。
@@gami_engineer Googleの広告が表示されることについて各ブラウザにメリット(収益など?)あるのか気になって質問させていただきました。ご返信ありがとうございました!
@@ひろゆき子の部屋 それでいうと、Webページ上の広告表示によってブラウザベンダーが広告収益を得るということは基本的には無いと思います!