これまで経てきた動物的な活動と人間的な活動をこの作品に叩き出す【⽯松チ明】インタビュー・2020美の起原展奨励賞- 絵画・公募

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  • Опубликовано: 1 янв 2025
  • #⽯松チ明 #art #美術
    2020美の起原展 奨励賞:⽯松チ明「ふしだら」
    コンセプトは「私がこれまで経てきた動物的な活動と人間的な活動をこの作品に叩き出す」ことです。今は画像のような人間の絵を描いていますが、5 年ほど
    前までは動物の交尾の絵を描いていました。理由は(人間を除いた)動物こそ完璧な生物であると思っていたからです。人間の生物に逆らったような生を享受する人間に気味の悪さを覚え、反対に動物の生を全うし朽ち果てて行く様に美しさを感じていました。地球を一つの身体とした時に動物は細胞、人間はその突然変異種であり良くも悪くも癌のような存在だ、という激しい意見をも抱いていたほどです。知性という異質なものを持ってしまった人間の動物に戻ることもできない哀れさ、その原因である「精神性」から最も遠い動物の「身体性」に特化した絵しか描けませんでした。という生活を続けていた4 年ほど前、特に理由もなく精神の病気になりました。ベッドから起き上がることの難しい状態が続き、人間の感情や感覚や思考や欲望やあらゆる精神性について考え続け
    ました。本当に色々なことを考えました。自分が人間であること、これからも完璧な動物からはぶせにされた人間として生きて行くほかはないということなど、あらゆることを考えました。そういった経験を経て、今では一周回って(これまでの全ての感情を捨てるのではなく内包した状態で)人間が獲得した精神性をとても愛おしく感じるようになりました。三年間、それをテーマに描き続けています。この作品では「人間の精神性」に「動物(ここではロディという赤ちゃんが乗るおもちゃで表現)の身体性」をミックスさせることで今まで辿ってきた感情を表現しました。二匹と一人で交尾のようなことをしています。でもその動物は、男性が持っている薄っぺらなカッターの刃一本でしぼんでしまうような偽物です。でも女性もまたそのカッターで死んでしまいます…というような具合で一つの結論にはあえてたどり着かず、私自身も今もいろんな思考を繰り返している絵です。見ていただいた方にもいろんな解釈をしていただきたい絵です。
    2020年12月に開催された授賞式インタビュー
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    【2022美の起原展 開催(予定)】
    申込方法・募集要項の詳細は、2022年4月下旬公開致します 
    詳細は専用サイトに公開予定 binokigen.jp/
    応募資格:プロ・アマ問わず・年齢下限18歳~上限なし
    作品規定:平面絵画作品 具象、抽象を問わず・10号~20号迄。
    1人2点迄(日本画・洋画・切り絵・墨絵・デジタル・コラージュ等)
    ご自身が制作された未発表(1年以内)のものに限る。過去に公募展やコンクールに入選し発表されたものは不可。
    応募受付期間:2022年8月20日(土)~ 2022年9月20日(火)
    出品料: 1点に3,000円(税込)、2点出品される場合は 合計5,000円(税込)
    2022年9月20日(火)迄に振込厳守(作家名と振込人名が異なる場合は申込時に記載)
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    銀座画廊 美の起原 ON THE ORIGIN OF ART
    オフィシャルHP xn--xxtyc847fk...
    linktr.ee/ginz...
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