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今日は待ちに待ったコメント欄イベントの日!なんですが…開催宣言の時にトラブルがありやして…今回のイベントは知らない人も多いと思うんですよ。…教室、なんで開催宣言は消されたわけ?まぁ今度もめげずにやるので、またそん時ね〜
”闇より混沌、しかし光より美味”先生(この前仕事中にたまたま見たテレビの料理本…載ってる料理が美味しそうだっから買ってしまった…でも、買ってしまったのもなにかの縁だ。作ってみるか…)〜ペロ骨ラーメン〜先生「ヒフミさんお願いですペロロを貸してください」ヒフミ「あはは…先生を骨になるまで煮てもいいんですよ?」先生「すいませんでした普通の鶏ガラスープにします」ヒフミ「それでいいんですよ、それで」先生「…アッそうだ、折角だしヒフミが作ってみてよ。レシピはここに書いてあるからさ」ヒフミ「えぇ…料理とかそこまで得意じゃないんですけど…」先生「いいのいいの、ヒフミが作った料理が食べたいの」んで…先生「これがペロ骨ラーメンか…」先生(普通のラーメンの上にクリームで体を構成されたペロロがいる…ラーメンにクリームとか正気じゃない…!まぁ食べてみないと分かるものも分からないからなぁ…)先生、理想と現実の違いを叩きつけられ、空虚なランチタイム…!先生(キヴォトス中探してもここまでのゲテモノは見つからないだろうな…)ズルズルッ!!先生(…美味い!?こんな悪魔的組み合わせなのに…美味いだと…!?…違う、この組み合わせだから美味いのか…!?)ヒフミ「どうですか?レシピ通りに作りましたけど…」先生「まさか…驚きだよ。ラーメンとクリームという常識外れの組み合わせがここまでの料理に変わるとはね…」ヒフミ「そのペロロ様、ちゃんと目や口もラーメンの具材で構成されてるんですよ」先生「ん〜…?ホントだ、目はメンマで、口は煮卵で…って、鳥を模した物の口を卵で再現するの…?」先生(というかヒフミのペロロ愛も重なって、生きてるようにも見えてくる…なんか食べづらいなぁ…)ヒフミ「食べる時は一度頭をこのナイフで軽く切ってくださいね」先生「ねぇそれ絞めてない?」先生(…食べて良いのか?これ…取り敢えずこの目のメンマから…ハムッ…美味い!?しかもこのメンマ…味がする!鶏ガラと…味覇!?)先生「ヒフミ、料理人になろう。多分凄い繁盛するよ」ヒフミ「あはは…私はそんな凄くないですよ。」先生「見たこともない料理を即興で作り上げ、なおかつ完璧な料理にする人が凄くないと…」先生(今度からは生徒に作ってもらおう…その方が美味しいや…)〜ゲヘナ紅白モップパフェ〜先生「これがゲヘナに出来たスイーツ屋…店の外にいるのにゲヘナらしからぬ甘い匂いが…」店員「いらっしゃいませー」先生(さてさてメニューを…ん?店の外からも甘い匂いがしたと言うのに、そんな甘そうな料理がない…?)先生(いやでも…ならこの店内に蔓延る”砂糖をそのまま気化した”ような甘い匂いは一体…?)モブA「ここのパフェおいしいね〜」モブB「ね〜」先生(パフェ?…確かに、みんなしてパフェを食べてる…気になるし、注文してもるか…)先生「すみませ〜ん、この”ゲヘナ紅白モップパフェ”一つ」店員「わかりました。注文を繰り返します…」先生(メニューの絵からして、あんまり美味しそうではなかったんだけど…まずパフェの上に刺してあるチョコ、白い方は小さな角みたいなチョコなのに対して、赤い方は板チョコがそのままブスリと…)先生(それにこのクリームの色も…なんで紅白で分けたんだ?わざわざ半分ずつ入れてるんだろうが…なんの意図で?)店員「おまたせしました、ゲヘナ紅白モップパフェです」先生「お、来た来た…とれどれ〜?って…えぇ!?」先生(前に置かれるだけでこうもイメージが変わるとは…メニューでみた時は不対称なパフェだったのに…いざ出されたらまるで芸術…!)先生(いかんいかん、まだ仕事があるのに…早く食べないと…)パクッ先生「!?!?!?…美味い!」先生(なんだこの美味しさ!?白も紅も食べる口を進ませようとしてるみたいな美味しさをしている…!それだけじゃない…!)先生(それぞれがそれぞれを引き立てあってる…!まるで最高の相棒!一生のパートナー!)先生(白い方はしっかりと味付けされている、この上のチョコもキチンと作られている…”努力して褒めてもらいたい”という思いで作られたみたいだ…)先生(しかし紅い方はあまり味付けはされていない…!上のチョコも板チョコのままだし…まるで”一緒にサボりましょう”と誘っているようだ…!)先生「これは…今度ヒナやイロハにも教えてあげよう」先生、至福のひと時を体験…!しかし、店の外からでもしたあの匂いは解明せず…!一方その頃…ナツ「あれが噂のパフェ…!」ホシノ「うへ〜、トリニティの生徒がこんな所で何してるのさ」ヒフミ「あはは…奇遇ですね、お二人とも…」クロコ「ん、珍しい面子が揃ってる。」
”シャーレの先生 昼メシの流儀”〜ヒゲ小籠包〜先生「はぁ〜…給料日前だからお金が…」サイフ チラッ財布の中 741円先生「…まじか〜………この辺にいい店は…」キョロキョロ中華屋 山海処先生(中華屋…740円で食べれる料理があるのか…?でも他に店もなさそうだし…仕方ない)店員「いらっしゃいませ〜」先生(さてさてメニューは…”エビチャーハン”、”オムレツライス”、”ヒゲ小籠包”…ん?ヒゲ小籠包?…この料理の見た目…どう見てもチェリノの…)先生(…気になる…!いやいや、好奇心に負けては駄目ッ…!絶対碌な物じゃない…!そうだよここは安定のカニチャーハンにするべきッ…!…ん?)カニチャーハン 780円先生(頼めないじゃんカニチャーハン…!オムレツライスも値段的に無理…!ほ、他の料理は…!これも駄目、あれも駄目…)モブA「このヒゲ小籠包おいしいね〜」モブB「良くそんなの頼んだね…」先生(…もしかして人気なのか?ヒゲ小籠包…値段も620円と頼めるし…というより…それしか選択肢がないっ…!)先生「すみません、ヒゲ小籠包一つ」店員「わかりました。ヒゲ小一つ」先生(まさかの昼飯が小籠包のみ…空虚なランチタイムだとかそんなレベルじゃない…)先生、約7分…茫然自失っ…!店員「おまたせしました、ヒゲ小籠包です」カタッ先生「きたきた、私の唯一のお昼ごはん…ん!?」先生(なんだこの小籠包…!ちっちゃ…!普通の小籠包より全然…!こんな所もチェリノを再現しなくてもいいんだよっ…!…はぁ〜…)先生(ただでさえ空虚なランチタイムなのに…)パクッ先生(アイエエエエ!?!?オイシイ!?!?オイシイナンデ!?!?小籠包の中にもヒゲが入ってるけど…ヒゲじゃなくてヒゲ型のネギ…!しかもこのネギ…ただのネギじゃない…!混ぜてある…!色々とっ…!)先生(こんなサイズなのに5つしかないから不安だったが…これなら全然満足出来るっ…!)先生、意外にも…まさかの一瞬で完食ゥゥゥ!!!!先生(まさかこんなにも美味しい店があるなんてなぁ…今後も来てみるか…)まさかの気付き…!最初こそ不安に満ち溢れていたものの…気付いた頃には魅了っ…!既に虜になっていた…!〜コユキのゲインロスベーグル〜先生「コユキがベーグルを焼いたって言ってたけど…」ユウカ「これですよこれ、今私が食べてる奴です」モッチャモッチャ先生「そのベーグル…まだあったりしない?」ユウカ「そこの反省部屋ギッチギチに入ってますよ」先生「えぇ…そんなに作ったの…?」ガララッそこには部屋から溢れるほどのベーグルが…先生「…これ、セミナーだけで食べ切れるの?」ユウカ「無理に決まってるでしょう!」先生「だよね〜…そうだ!」ユウカ「…?」先生「ねぇユウカ、このベーグル半分くらい貰っていい?」ユウカ「いいてすけど…どうするんですか?」先生「色んな子に配ってくるよ」その後、トリニティ、ゲヘナ、SRT,ヴァルキューレ等の学校にベーグルを配り、そのまま帰宅…!先生「ここまで配ってもまだあるのか…」コユキ「言うてあと1つだけじゃないですか」先生「…なんでいるの?」コユキ「先生が私の特製ベーグルを転売してると聞いて!」先生「人聞きが悪いなぁ…」コユキ「あとさっきからなにも食べてないのでお腹が空きました!そのベーグル半分ください!」先生「いいよ、はいこれ」パリッコユキ「ありがとうございます!いただきま〜す!」先生「じゃあ私も…」ハムッ先生(!?!?!?…美味しい!?なんにも乗ってないベーグルなのに、なんでこんな美味s…まさか!)先生「コユキ、このベーグルってどんな調味料入れた?」コユキ「んぇ、適当に入れました!」先生(なんでこんないい塩梅の調味料を”適当にやった”で作れるんだ!才能か!才能なのかッ!)その後…完食ッ…!コユキ「ふわぁ〜…ご飯食べたら眠くなって来ました…」先生「(´・ω・`)」コユキ「…どうしたんですかそんなしょぼくれた顔して」先生「…ねぇコユキ、今度またベーグル作ってくれない?」コユキ「そんなに気に入りました?いいですよ!」先生(…コユキなんかに分からされるのは悔しいけど、このベーグルを食べれるならッ…!)1日外食録 シャーレ 〜コユキのベーグル編〜 完
”ゲテモノもバケモノも喰らってやる!”〜ミカのツァーリロールケーキ〜先生「…ねぇミカ、呼ばれたから来たんだけど…」ミカ「な〜に?せんせ?」先生「…この目の前にある壁みたいなのは何?」ミカ「ロールケーキじゃんね☆」先生「…部屋から飛び出る位の大きさのこれは何?」ミカ「ロールケーキじゃんね☆」先生「…ギャグマンガでも出てこなそうな大きさのこれは何?」ミカ「ロールケーキじゃんね☆」先生「…そこに倒れてるセイアは?」ミカ「頑張って食べようとはしたみたいだけど…普段から少食気味だから無理だったじゃんね☆」先生「…もしかしてさ、私を呼んだのって…」ミカ「いぇす!先生は勘が鋭いね!」先生「」ミカ「ナギちゃんが”これからは文句を言う人にはこれを撃ちます!”って豪語してたよ」先生「急性ロールケーキ中毒でぽっくりタヒぬわ!」ミカ「そんな事言ったって…食べなきゃ終わらないよ?」先生「…私さっきお昼ごはん食べたんだけど」ミカ「先生なら行けるじゃんね!」先生「ミカは私をなんだと思ってるのぉ!?」ミカ「(๑•̀ㅂ•́)و✧」先生「…あぁ分かったよ!やってみせるよ!」先生、ロールケーキの海にダイブっ…!先生(大人がこんな量のロールケーキ食べれる訳ないだろ…!)モニャ…先生(オイシイ!?!?!?オイシイナンデ!?!?!?…このスポンジ、ふわふわなのにしっとりしてて…喉の水分を奪ってこない!クリームまで程遠いけど、これなら…!)ミカ(…本当は私がナギちゃんに”ナギちゃんって甘いもの沢山食べるのに私には甘くないよね”って言って怒らせたからなんだけど…)先生(ファミチキください)ミカ(コイツ直接脳内に…!というかロールケーキ食べながらファミチキ要求しないでよ先生…)結局…先生は幾度かの気絶を繰り返し、自らの健康と引き換えに完食っ…!先生「食べ過ぎで動けない…」ミカ「そうなんだ…なら私もデザートを食べようかな?」先生「…ミカ?なんで近付いt」ガバァッ!!!🍞🍞🍞♡セイア「………気絶から覚めたら大切な友達が恩師とおせっせしてたんだが…」〜ニコのブリッツおいなりさん〜先生「ニコからおいなりさんを貰った!」先生(…なんか渡す時に顔を赤らめてたんだよね、ニコ………多分手作りの料理を渡すのは緊張したんだよね、きっとそうだ)先生「それじゃあ、いただきま〜s」――先生に電流走る――先生(なんか今変なのが見えた…?…一応試食させてもるか…)先生「リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!GO!シンクロ召喚!カモン!《TG スーパー・アロナ》!」アロナ「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!スーパーアロナのお出ましです!」先生「そこの青封筒小娘、僕と契約して人柱になってよ!」アロナ「酷すぎません?」先生(お前が青封筒ばっか出さなきゃいい話だろうがッ…!)アロナ「まずこのおいなりさん…変な匂いしm「いいから食べて!」ムゴォッ!?!?」先生「さてさて…どうなるかな?」10分後…先生「あの…アロナさん?」アロナ「ハァ…♡ハァ…♡せんせいがわるいんですよ…♡」先生「…ニコは今度お仕置きだね」アロナ「それじゃあ…いただきます♡」
〜ある意味料理だけど〜先生「ねぇフウカ、センチュリースープ作ってくれない?」フウカ「せんちゅ…?なんですか、それ?」先生「知らないならいいや、じゃあ代わりにこれ作ってくれないかな?」フウカ「これは…サバの味噌煮?なんで…?」先生「ちなみにトリコは最終回で暴走したトリコを小松が泣きながら調理して連載終了」フウカ「トリコって誰ですか…?」先生「いやサバの味噌煮とかってたまに食べたくなるの、分かる?」フウカ「はぁ…気持ちは分かりますが」先生「んじゃよろしくね。私はハルナ呼んでくるから」フウカ「えぇ…」なうろーでぃんぐ…ハルナ「サバの味噌煮が食べれると聞いて!」フウカ「はいかえれー」先生「なんだかんだ作ってくれるフウカチャンカワイイヤッター」フウカ「今持って来ますから、そこでまっててください」先生「( ´ ▽ ` )ノ」ハルナ「( ´ ▽ ` )ノ」ハルナ「…なんでサバの味噌煮なんですの?」先生「この前調子こいて”バラムツ並みの油を使った禁断料理”を食べたら体がガソリンタンクみたいになったからね…シンプルな物が食べたかったんだ」ハルナ「バラムツ並みとか正気じゃありませんわね」先生「ミレニアムの子(コユキ)も道連れになったから…反省しないとなって…」先生「あと愛妻の手料理食べたいじゃn」ハルナ「なんて言いましたの?」銃カチャ先生「許してください!なんでもしますから!」ハルナ「野球やろうか」その後バッティングセンターにて顔が見るに堪えない状態になった先生が見つかったという…ハルナ「ピッチングマシンの投げる球が当たるたびに反応する先生も可愛かったですわ〜!」
〜ドカ食い気絶シャーレ支部〜先生「フフフ…出来た…!出来たぞ…!これが究極のッ…!」コユキ「せんせ〜!お腹すきまs」コユキ(なんかものすごい油分の匂いがする…先生ってサラダ油とか飲む人だっけ…?)先生「ん?なんだコユキか、丁度いいし…この”バラムツにも負けず劣らずの、さながら油田の如き禁断料理”食べてみるかい?」コユキ「えぇ…何作ったんですか…?」先生「たまにあるじゃん?”太る”とか”デブになる”とか気にせずにガッツリ食べたくなる時。」コユキ「ありますね、反省部屋の食事は味気ないので…」先生「でも日頃からおにぎり一つで済ましてる私にはそんな大量の食事を入れる胃がないんだよ…」コユキ「この前私が作ったベーグルたくさん食べたじゃないですか(仕事って大変そうですね)」先生「本音と建前が逆になってるよコユキ」コユキ「あっ」先生「まぁ事実だから何も言い返せないんだけどさ…」コユキ「にはは…」先生「まぁそんな事はどうでもいい。私は今から圧倒的油分と闘ってくるよ」コユキ「せんせ〜、私もお腹すきました〜!」先生「…今日作ったのは本当に太るからね?」コユキ「元よりぺったんこなんです、それで少しでも大きくしてやりますよ!」先生「違う違う、そうじゃ、そうじゃな〜い♪」約十分後…先生「はいどうぞ」コトッコユキ「わ〜い!いただきま〜…」クンクンコユキ(なんですかこの悪魔的な匂いは…!洒落にならない香りしてますって…!でも見た目は美味しそう…いやいやこんなの食べたら確実に太る…!)先生「…コユキ?もしかして食べるのが怖いの?」コユキ「そ、そういう先生こそ…自分で作ったのに一口も食べないんですね」先生「そんな言うなら食べてあげるよッ…!開かぬと不平を言うよりも!進んで扉を開きましょう!」ハムッコユキ(行ったッ!私に出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる憧れるゥ!)先生「………」コユキ「あれ?せんせ〜?大丈夫ですk…」先生だったもの「」コユキ(あまりの油分に意識が飛んでッ…!…これを食べたら私も…!?………ええいままよ!折角作ってもらった料理を食べないなど!生徒としての矜持に欠ける!)ハムッその後…ユウカ「先生〜?またプラモデルを買ったらしいですねって…」先生だったもの「」コユキだったもの「」ユウカ「ふたりとも気絶してる…原因はこのご飯?なんでこんなご飯一つで…」ハムッユウカだったもの「」一般通過ユウカのストーカーノア(なんで食べたのユウカちゃん…!?)〜やばいクレーマーのschaleTV〜先生「こちらが 甘味処 桐藤さんの濃厚無双ロールケーキ いちごトッピングですうっひょ~~~~~~!着席時 カップに茶葉が付いていたのを見て大きな声を出したら 店主さんからの誠意でロールケーキをサービスしてもらいました私の動画次第でこの店 潰す事だってできるんだぞって事でいただきま~~~~す!まずは紅茶からコラ~!これでもかって位いい香りの濃厚な紅茶の中には昆布が入っており 怒りのあまりスリーティアスタンドを全部倒してしまいました~!すっかり店側も立場を弁え 誠意のロールケーキ丼を貰った所でお次に 圧倒的存在感の極太ロールケーキを啜る~! ○すぞ~!ふわふわとした食感の生地の中には、クリームが入っておりさすがのschaleも お茶会に割って入って行ってしまいました~!ちなみに、店主さんがロールケーキを口にぶち込んでいる様子は ぜひサブチャンネルをご覧ください」ナギサ「…なんですか?これ」ミカ「私に言われても知らないじゃんね」セイア「仮にも教師だろう…なんで呑気にスイーツ食べてるんだ」ミカ「というかナギちゃんスイーツ屋なんかやってたの?」ナギサ「やってません!」セイア「まぁナギサはそういうの出来る立場じゃないからな…」ミカ「単純に味に自信が無いだk ムゴゴゴゴ…」セイア「なんで自ら墓穴を掘りに行くんだ」ミカ「ふぁなふぁふぁっふぁらふぁいふぃふぁい!(穴があったら入りたい!)」セイア「なんて?」ナギサ「(⌒▽⌒)」っ@←ロールケーキミカ「…ナギちゃん人に食べさせる前に自分で食べなよだから胸も大きくnムゴゴゴゴ!!!」セイア「さっきので学べよ…」ナギサ「今からロールケーキ漬けにして来ます」セイア「わぁおそろしい」ミカ「ナギちゃんが私に勝てる訳な…力強っ!?ちょ、助けてセイアちゃ」バタン………セイア(オイオイタヒんだわアイツ)先生「セイア〜、いる〜?」セイア「どうしたんだ先s」ガバッ先生「あのロールケーキに何入れた…!」セイア「…びやk」先生「そのせいでさっきから体が燻るんだけど…!責任取ってね…!」セイア「ちょっと先生ここではマズi お゙っ゙っ゙っ゙っ゙っ゙♡」
吸血鬼によくある設定「吸血鬼に血を吸われる時、吸われた者には快感が走る」、獲物の抵抗を抑制すると同時にストレスで血液の状態が変化することを防ぎ、その快感で中毒症状を与え長期的に血を繰り返し吸えるようにするという合理的な設定なのにこんなにもエロ設定として使えるの奇跡だろ
ま蚊と同じ様なもんよね(吸う時痛くない様に痒くする)
@@T.liro2478例えが最悪w
@@T.liro2478数十分後に痒くなるんですが???
痒いとこを掻きむしったらくそ気持ちいいしそういうことやろ(適当)
先生「俺は人間を辞めるぞ!ハナコォォーーーッ!(?)」
「俺は人間を超越するッ!ハナコ、おまえの血でだァーッ!!」
@@00TJ4-y7cやめなさい(ベシッ)
ホシノSSその2いきまぁす! これは私の青春の物語が終わったあとのエピローグ。 私は卒業したあと、シャーレに就職する事になった。きっかけは簡単で、就職先について迷っていた時だ。 「一緒に働いて欲しい」先生にそう頼まれたから。 最初は慣れないことばかりで疲れる事も多かったけど、2年も経てば大体の事は分かるようになった。「お疲れ様ホシノ」「うへ〜ありがとう先生。 先生が入れるコーヒーはいつも美味しいね〜」「そう?自分じゃあんまり分からないんだよね」 くしゃっと先生が笑う。この人の笑顔は、昔と変わらなくて安心する。「そういえば、アビドスの皆と会ったんだよねどうだった?」「そうだね〜セリカちゃんとアヤネちゃんはしっかりした先輩になってたよ」「シロコちゃんはスポーツメーカーに就職して、ノノミちゃんは会社を引き継ぐ為に修行中だって。」「皆凄いよね、後輩達が大きくなっておじさん感動だよ〜」 アビドスの問題も時間は掛かるが、少しずつ改善していっている。 電車による行来の増加、エンジニア部の協力で砂漠の緑化にも成功し、自然災害も減少している。 借金も砂漠に含まれた特殊な金属が高値で取引され、返済の目処が見えてきた。そのおかげか、アビドスの生徒数も少しづつ増加している。私達がやってきた事は、無駄じゃなかった。 先生が頭を撫でてくれる。大きくて暖かなその手で。「ホシノも充分頑張ってるよ」 まったく、この人は欲しい言葉をサラッと言ってくる。そういう所が好きなんだけど。「うへ〜嬉しいけどまだシャーレだよ? この前アビドスのお手伝いに行った時なんかさ」「小鳥遊先生って先生と付き合ってるんですか?」 とか「小鳥遊先生と先生ってもしかしてデキてるの!?」 とか 挙句の果てシロコちゃん達には「ん、そーいえばホシノ先輩、結婚式はいつなの?」 だなんて言われるし!!「いくらおじさんでも誤魔化すのに限界がきちゃうよ〜」「そうだけど…だめ?」 私だって本当はイチャイチャしたい。けど……バレてしまえば面倒な事になるのは目に見えている。「ダメなものはダメだよ〜。でも帰ってからなら…… おじさんもその、イチャイチャ……したいし」「よし今すぐ仕事終わらせるよ!!」「も〜あんまり無理しちゃだめよ」 何気ない日常、この人が守ってくれたモノ。私一人じゃ守れなかったモノ。 先生……実は私、すっごく感謝してるんだよ? 気がつけば太陽が沈み始めていた。「じゃぁホシノ先に帰っておくね」「うん、気をつけてね〜先生」 私も残った仕事を片付けて家に帰る。家のドアを開けると、お味噌汁とハンバーグの匂いが漂ってくる。 きっと先生が作ってれたんだ。「お帰りホシノ」「ただいま!!」 先生をギュッと抱きしめる。 幸せだな、大きな体に包まれて心はコロコロと音を奏でてしまう。 「ん〜先生が作ったご飯はどれも美味しくて、お箸止まんないよ」「ホシノが美味しそうに食べてくれるからね。その顔見る為に頑張ってる」「うへ!?も〜そんな事言っても何もあげないよ!?」「もう沢山貰ってるよ」 顔が熱くなる。でも仕方ないよね、そんな優しい顔で見られたらおじさんでも照れちゃうよ。「まったく、こんなおじさんの何処がいいんだか」「そんな事ないよ!!ホシノは可愛くて、努力家で、頼りになって、優しい私に勿体ないくらいの彼女だよ」 それにと話を続けようとする先生を止める。「も、もう分かったから〜!!」 この人はこうなると無限に褒めてくるから困る。 そんな他愛もない話をしている内に、飯を食べ終え、お風呂も終えた。 窓の外からは月明かりが部屋を照らしている。「ねぇホシノ」「ん〜どうしたの?」 やけに先生がソワソワしてるな、なんて思いながら先生の方に顔を向ける。「僕と結婚してください」 その言葉と共に指にはめられた、綺麗なダイアモンドが輝く指輪 。この人はこんなにも……こんなにも、暖かい幸せを私に渡してくる。 決してロマンチックでは無い告白。ありふれた日常の中の1ページのよう。観覧車の中で夜景を見ながらとかじゃなく、お家のソファーの上。 でもそれが嬉しかった。私は何よりもこの日常が好きで、この時間が好きで、貴方が好きだから。 貴方も私と同じなんだと思えたから。 涙が自然と零れる。でも言葉にしなきゃ。「そんな事言われると照れちゃうよ。本当に…おじさんなんかでいいの?」 違うこんな言葉じゃない。あなたはいつも、真っ直ぐ私を見て、私に伝えてくれるのに。 どうしていつも私は……「うん、君以外考えられないんだ。ホシノ、私は君がいないと駄目みたいなんだよ」「君がいないと元気が出なくて、君がいないと上手く笑えない。こんな駄目な私の事をずっと隣で支えてくれないかな」 あぁ、本当に変わらない。あの頃と同じ、先生はずっと、ずっと優しいままだ。 なら、ちゃんと私も貴方に伝えなきゃ。貴方がくれた愛の返事を。 「まったく先生はしょうがないな〜。おじさんが居ないと駄目なんだから、はいよろしくお願いします」 やっと言えた 、私の思い。 先生、貴方がくれた物を少しは返せたかな。2ヶ月後「うへ〜どう似合ってる?」 純白のドレスを身につけ聞いてみる。「…綺麗だ」「うへ!?何時もの饒舌はどうしたのさ〜」 何時もと違って、耳を真っ赤にして呟くのを見て照れてしまう。 私がこんな幸せを掴むなんて思いもしなかった。「ごめん、ごめん」「あ、もう時間だね〜」「本当だ、じゃあ待ってるね」「うん!!」 沢山の人の声がする。「ん、ホシノ先輩おめでとう。ドレスとっても似合ってる」「ホシノ先輩、とってもお綺麗です☆」「ホシノ先輩、お幸せに〜!!」「先輩絶対、絶対に幸せになりなさいよ! あと先生、もし先輩を泣かせたら許さないから!!」「おめでとうホシノ、心から祝福してる」 友人達の声の中にもう1つ、聞き覚えのある声が聞こえた。「綺麗だよぉぉホシノちゃん幸せにね」 涙まじりで、でも心から祝福してくれている声。昔、沢山聞いた声。 なんでそんな泣いてるんですかとか、 どうせなら姿も見せてくださいよとか、 色々言いたいことはあるし伝えたい事もあるけど。今はただ1つあなたへ "先輩、私とっても幸せです" これは私の青春の物語のエピローグ。 そして「私達」の物語のプロローグ。 もしこの物語に名前をつけるなら 夢が繋いだ星の奇跡__𝐹𝑖𝑛.
皆曇らせに行きがちだがこういうのでいいんだよ(◜ᴗ◝ )
2:27 何者かのスタンド攻撃を受けている?!が頭をよぎった
なぜかジョジョ5部でのスクアーロ&トーキングヘッド戦のところ思い出した
先生「なッ…なにィーーッ!」カズサ「ス、スタンドだッ!スタンド攻撃だッ!」先生「やられた…スデに私達は…敵の射程圏内に入っているッ!」こんな妄想をした
おかっぱ風の先生「行けカズサ!走るんだサヤ!」
先生だったら吸血鬼より蚊の方が合ってそう
カフカの『変身』かな。かなりの鬱展開になりそう。
イオリの足に生息してそう
うっかり潰しちゃったけど当然誰も気づかない、そうして行方不明になった先生を生徒たちが永遠に探し続けるという曇らせが想像できた
イオリの足の血ばっかり吸う先生…?
ちくちく言葉やめろ
カズサとまたたび ⚠️女先生概念です私とカヨコは今、保護猫ちゃんたちのお世話をしている。ご飯をあげたり、撫でてあげたり、私に慣れてくれるまで時間がかかったがとても楽しい、カヨコが楽しそうにしてるからなのかもしれない。「先生。はい....これあげる。」"ん?何これ?なんかの植物?"「これはまたたびだよ。猫ちゃんにあげると喜ぶんだ。」"へぇ〜、これがまたたびなんだ。"「あ...でもあげすぎはダメ。猫ちゃんの体に悪いんだ。先生がお酒を飲みすぎちゃいけないのと同じだね。」"うっ、そうなんだね..."🐈ニャ〜、ニャ〜 バタバタドタドタ"すごいね、これ。匂い嗅がせるだけで興奮してるよ。"「最近あげてる人少ないらしいけど、夏に食欲がない子とかストレスを抱えてる子に元気出して欲しいから、私はあげたいなって...。」"ふふっ。やっぱり、カヨコは優しいね"「...もう、褒めても何も出てこないよ?///」📱
【先生とポッキーゲームするカズサ】カズサ「せーんせっ♪今日もお疲れ様です」先生「やあ、カズサもお疲れ様。ゆっくりしていって。」私は先生の隣の椅子に腰掛け、一息ついた。カズサ「っはぁ。金曜の夕方って、ちょっと気分が良くなるよね。先生も仕事が落ち着く時間帯だし、私は羽を伸ばせるし...」先生「ああ、この時間は私も楽しみなんだ。だってカズサに会えるから。」カズサ「っ!?あ、うん...」私がそんな反応をしても、先生はなんのことか分からないというような、きょとんとした目で私を見つめていた。先生「?まあ、いいか。今日は何をするんだい?今はゲームセンターも体育館も、空いてるよ。」カズサ「いや、私は別に...ただここで先生とお話、したいだけだよ。仕事が溜まってるなら、私が手伝ってあげようか?」先生「カズサも物好きだなあ。仕事の手伝いなら大丈夫だよ。さっき、百鬼夜行の子が手伝ってくれたから、早く片付いたんだ。だから今日は、休んでてもらうよ。」カズサ「ふーん...百鬼夜行の子に...?手伝ってもらったから今日はいい...んだ。...先生。そういうこと、他の子に言わない方がいいよ。ほんッとに!」ムスッ先生「カズサ...?」カズサ「...あっ、ごめん。ちょっと機嫌悪くなってただけ。それより先生、折角二人きりになれたんだから、ゲームでもしよっか?」先生「ん、ああ、ゲーム?」カズサ「今日はこれ、持ってきたんだ。ほら」ガサガサそう言って私が取り出したのは...先生「ポッキー?ま、まさか...」カズサ「そのまさかだよ、先生。顔、赤くなってるよ?あはは、かわいい」先生「ま、待って...」カズサ「それじゃ、私からいくね♪」そう言って私はポッキーの片方の端を咥えた。そのまま先生の口元に、もう一方の端を近づける。先生「カズサ、ちょっと近いって...!」カズサ「んっ...」強引に先生の口の中に捩じ込んだ。先生「んんん!?」サク...サク...サク...サク...パキッ...食べ進みながら、徐々に距離を詰めていく。それと同時に、私の心拍数も徐々に上がっていく。あと1cmあるかないかという程の距離を挟んで、私は先生の体温を感じ取っていた。カズサ「...ん♡」その時だった。ガチャリナツ「先生〜〜いるか〜?」カズサ「ッ!?」先生「あっ...」咄嗟に先生と体を離そうとしたが、コンマ数秒ほど遅れてしまった。横たわる先生と、その上に覆い被さる私。言い逃れできる状況ではなかった。ナツ「ああ、二人は...そういうことなのだな。では、私はこれで失礼させてもらおう」ピューッ先生「ナツ、違うんだ!これは、その...」カズサ「......」ワナワナカズサ「こらーーーっ!待ちなさい!」ドタドタドタ...かくして、2人の口付けが交わされるのはまた別の日のこととなった...fin.
ネル純愛過酷SS初めて会った時は、ただ度胸のある大人としか思っていなかった。それが今になっては、見知らぬ感情を抱いていて、それが日々の原動力になってしまっている。一体私は彼にどれだけ振り回されてしまうのだろうか?キヴォトス最強として楽しみで仕方がない。ある日、C&Cの部室にメンバーが集まっていた。呼び出したのは部長のネルで、これからブリーフィングを行うようだ。全員が集まったのだ。きっと普段とは一線を画す重要な任務なのだろう。誰もがそう思い、緊張しながらネルが話すのを待っていた。「今日はお前らに話さなければいけないことがある」「あたし、先生が好きかもしれない」そう言った瞬間、部屋の空気は凍りつき、沈黙に包まれた。そしてこんな雰囲気にした張本人であるネルが疑問をこぼす。「ん?なんでお前らそんな顔してるんだ?」それに、考えている事をすぐ喋ってしまうタイプであるアスナが答える。「それは部長がおかしなことを言うからだよー!女の子の中でそんな相談したらギスギスしちゃ…」「あぁん!?」すると、当然ながらネルは怒り、他のメンバーが止めに入るという定番の展開になっていった。そうして数分が経過し、ようやく全員が普段の状態に戻ったため、ネルが話を戻す。「それでだな、先生があたしに振り向いてくれるにはどうしたらいいかって聞きてえんだ」「あの…リーダー」「お、カリン、何か思いついたのか?」「えっと、その…」カリンは手を挙げたものの、もじもじしていてなかなか話そうとしない。だが少したって決心がついたようで、口を開いた。「…私の好きな作品でもリーダーのようなキャラクターが出ていた。そのキャラクターは、よく褒めることとスキンシップで振り向かせていた…そのあとは…」「そうなのか!」それを聞いたネルは、ものすごい勢いで部室から出ていった。そしてシャーレまで全速力で走り、20分程経過したところで到着した。「よう!先生!」「うあっ!…ってネルか」ネルが勢いよく執務室のドアを開けると、いつも通り仕事をしている先生がいた。早速ネルはここでテクニックを試す。「なぁ先生」「なんだいネル?」「あの…えっとなぁ…」しかし言葉が出てこない。そうやって狼狽えるネルを先生は心配する。「ネル、大丈夫?少し休んでいく?」「い、いや大丈夫だ」「それより先生、ちゃんと飯食ってるか?あたしが作ってやれるけど」「いいの?じゃあお言葉に甘えて…」ネルは適当に誤魔化し、先生のために料理を作った。「どうぞ…」「ありがとうネル!いただきます!」「うん、美味しい!」「…せ、先生が喜んでくれて嬉しいよ!これなら作った甲斐があるってもんだな!」結局その日、ネルは思っていたことが全然できなかった。「はぁ…なかなかうまくいかねぇな…」「あたしも女だから、男を好きになるのは分かるが、なんでよりによって先生なんだろうな」ネルはそう呟き、その日は寝た。それからネルは、よく先生に会いに行くことになった。ある日は仕事に途中までついていき、またある日は共に買い物に行った。しかしいずれも先生との距離を近づけることには繋がらなかった。そしてこの日は当番で、ネルにとっては絶好のチャンスだった。昼頃になると先生のために料理を作った。「今日は先生のために本気で作ったんだ!」「やっぱりネルの料理は最高だねよ!」それにネルはいつでも呼んでいいと伝えた。「そうだね、じゃあ明日ももおねがいしようかな」先生はいつも通りの笑顔で言った。しかしネルにとってはいつも通りではだめだった。振り向いてもらうために必死に行動しているのに、何も変化がない。だがこの程度で先生を諦めることはできない。そんな想いでその後もシャーレに通い、アプローチを続けたが、先生は生徒以上に見ることはなかった。そして、ついには卒業を迎えた。ネルは思った。今までも十分楽しかったと。そして先生という存在は、あってくれただけでとても幸運だったと。「ネル~!」そうやって燃え尽きていたネルのもとに先生が来た。「ネル、卒業おめでとう」「あぁ、ありがとう」「ネルと過ごした時間は短かったけど、とても楽しかったよ」また、1つの考えもネルのもとに来た。華々しく、誇り高く戦ってきた自分が恋愛程度に負け逃げするのか、と。そこでネルは覚悟を決めた。そして先生も、それを分かっていた。「先生」「うん、なんだい」ネルは大きく息を吸い、暖かな表情で先生に伝えた。「あたし、前から先生のことが好きだったんだ」「…だから、付き合って…くれないか?」「…ごめんねネル、私、本当は分かってたんだ」「…」「私だってネルが好きだ、でも私達は生徒と先生で、生徒の未来を邪魔したくなくって…」「でも、ちゃんと想いを伝えてくれるような子なら、ネルなら…いいかな」「…ふふっ、はははははっ!」「あー…勘違いするところだったじゃねえか!」そう言うと2人は抱き合い、幸せを噛みしめた。そして、ネルが先生に頼む。「先生、ちょっとかがんでくれ」「うん」♡過酷シーンは返信欄に
はっや
早すぎぃ
流石ホッケさん!上手!!
その日の夜、私は先生と共にシャーレに来た。もちろんここでやることと言えばただ1つである「わざわざ来てもらってありがとうね」「いいってことよ!先生が忙しいって…そういや先生のことは、これからなんて呼べばいいんだ?」「そうだなあ…まあ別にまだ先生でもいいんじゃない?」「それもそうだな!」そして少し仕事を手伝ってから、仮眠室のベッドへ向かった。その時にはもう緊張はしていなかった。私はもう学生ではないし、先生の彼女であるからだ。ベッドに腰掛けて服を脱いでいると、ふと先生の体が目に入った。窓から差し込む月光に照らされたその姿は、教師としての姿とは別のかっこよさがあった。「…そういえばネルって卒業してる?」「何言ってんだ?さっきしたばっかりじゃねえか」すると先生は気まずそうな顔をしながらこう言った。「いや、その、処女のほう…」「あっ…」知識の乏しい自分が恥ずかしかった。だがそんな姿も可愛いと先生は言ってくれたので、気にしないことにした。「でも大丈夫?最初ってすごく痛いんだよ?」「ふんっ、そんなのは余裕だ。あたしがキヴォトス最強って言われてるのは先生も知ってるだろ?」「まあそうだけど…」そうして、先生は不安そうなまま過酷のやり方を教えてくれた。「ほうほう、じゃあまずは前戯ってのをやりゃあいいんだな!」「そうだね」そう言うと先生は私にキスをした。「んんっ…♡」それも舌を絡めるようなとびきり濃厚なやつだった。「ぷはっ…」「はぁ、はぁ♡」「…ネル、かわいい」「先生がすごいのをしてくる…んっ♡」私が言い切る前に、先生は過酷の近くを撫でてくる。それも相当過酷な手つきで。そして中まで入れてきた。その頃には、私は目も当てられないような女の顔をしていた。「はぁぁっ♡気持ちいい…」それを聞いた先生はさらに激しい指使いをしてきた。「んんっ!せ、先生」「なんだい?」「んあっ♡あたし…そろそろ…♡」「イきそう?」「あ、ああ…ああっ♡もう限界だ…」そう言うとようやく先生は手を止めてくれた。そしてこれから本番に入るらしい。「じゃあ、入れるね…」私は、これから先生のサンクトゥムタワーで気持ちよくなってしまうのか、そう思った。思ったのだが…「痛っ!あっ!ちょっと待って先生!」「あっごめん!やっぱり痛いよね…」肉が裂けるような痛みによってつい止めてしまった。はっきり言って、砲撃と同じくらいの痛みのようにも感じた。「じゃあどうしようか…」だがC&Cの元部長として、彼女として、先生を困らせるわけにはいかない。私にはそんな想いがあった。「…なぁ、先生」「どうしたの?まだ痛い?」「この痛みってそのうちなんとかなるのか?」「ま、まあ何回かやると痛くなくなるけど…」「じゃあ、気持ちよくなるまで過酷に付き合ってくれないか?」「!」その言葉は先生の心に火を付けたようで、頼れる生徒に向ける時のような目をした。「じゃあもう一回入れるね」「んっ…」「…動かすね」「ぐ…」やはり入れてすぐは痛かったが、だんだんと気持ちよさも感じてきた。「っ…はぁ…あっ♡」「はぁはぁ…ネル、どう?」「あっ♡…すごく…いい感じ」「はぁッ♡イッ…くっ♡」「私もイきそう…」「ああっ!」ドピュウウウウウウウウウウウウ「はぁ…はぁ…」初めての感覚、先生のサンクトゥムタワーでイってしまった。でもまだ満足はしていない。せっかくの初めてなのでもっと先生の愛を感じたい事を伝える。「「もっとやりたいんだけど」」「「あっ」」だがなんと先生も同じことを考えていたようだ。そしてとりあえずシャワーを浴びることになった。「んん…♡」「ふっ…ぐっ…ネルの過酷すごいね…」「あっ♡ああっ♡…そうか?ありがと…お゙っ♡」「ネルは、いつもかっこいいよね…任務をしている姿も、優しい姿も…それに、こんなにかわいいんだから最強だ…ね!」そういうと先生は私の腰をグリグリと押し付けて、どんどん気持ちよくしてくる。私は完全に先生の女にされたのだと確信した。「そんなに褒められると気持ちよく…イッ♡」ビュルルルルルルルルルルルルその後もベッドに戻って朝まで求め合ったとさ。WAPPY END
@@lets5103最高のわっぴーエンドをありがとうありがとうありがとう
【生徒との距離感に悩み、名字で呼ぶことにした先生とミサキ】ピチョ...ポチャン...霧雨がぽつぽつと地面を鳴らす。私は最近、生徒との間の距離感というものに頭を悩ませている。下の名前で呼ぶのはやはり、馴れ馴れしいだろうか。生徒と教師という関係上、あまり踏み込み過ぎないほうが良いのではないだろうか。決めた。今日からは、生徒たちをさん付けで呼ぶことにしよう。確か、当番はミサキだったか。コンコン先生「はい、どうぞ」ミサキ「おはよう、先生。」先生「ああ、おはようございます、戒野さん。」ミサキ「...は?」ミサキは突然のことに困惑しているようだ。昨日までは下の名前で呼んでいたのだ、無理もないだろう。先生「?ど、どうしましたか...?」ミサキ「...いや」ミサキ「何でもない。ちょっと驚いただけ」先生「そうですか...遠路はるばる来られたのですから、しばらくお休み頂いても構いませんよ?業務を始めるのはそれからにしましょう」ミサキ「私は別に、今からでいい。」先生「わかりました。無理はなさらないで下さいね。」仕事がひと段落した頃には日が暮れていた。先生「お疲れ様でした。今日は急にお呼びしてしまってすみませんね。次はいつでも、来られる日で構いませんから...」ミサキ「はぁ、明日も来れるけど。気を遣う必要はないのに。...じゃあ、お疲れ様」先生「お疲れ様でした、体をお大事に」これで良かったのだろうか?ミサキは最初驚いていたけど、すぐいつもの様子に戻ったし...だったら問題ないか?明日も来てくれるとは言っていた。ちょっとでも無理をしている様子があったら、すぐに休んでもらわなければ...心なしか、雨が微かに勢いを増した気がした。───今日は雲一つない晴天が広がっている。こんな日には気分が上向き、仕事にも力が入るというものだ。コンコン先生「どうぞ、お入り下さい。」戒野「おはようございます、先生。」先生「ッ!?」戒野「何か驚くことがありましたか?今日も業務に取りかかりましょう。」私は最初、困惑したがすぐに冷静を取り戻した。何を驚くことがあろうか。これが生徒と教師の、本来の距離なのだ。さあ、仕事に集中しなければ...ミサキ「コーヒーをお持ちしました、先生。」先生「ありがとうございます、戒野さん。」感情の籠もっていない、冷たい会話ばかりが交わされる。気温はけっして低くないはずなのに、体温が下がったような感覚さえ覚えた。いつの間にかミサキが、人型のアンドロイドにすり替えられていても私はしばらく気づかないままでいるかもしれない。ダメだ。こんなのミサキじゃない。いつものミサキに戻ってほしい。私は、何を考えている...?私は一体どうしたいんだ?私は相反する感情を同時に抱え、仕事が手につかなくなっていた。ミサキ「先生、集中が途切れているご様子ですが。」先生「はっ、すみません!手伝って頂いている私が集中しなくては、示しもつきませんね...」───ミサキ「今日のところはこれで失礼します。先生、明日もよろしくお願いします。お疲れ様でした。」先生「はい、お疲れ様でした。」先生「...」ミサキの後ろ姿を見送りながら、私の中でその思いは強くなっていく。今引き止めなければ、もしかしたら彼女はもう二度と戻ってれなくなる。そんな予感がしたのだ。私は勇気を振り絞り、彼女を呼び止めた。先生「戒野さん!」戒野「どうしましたか?先生」先生「その、どうしても言いたいことがあったんです。」戒野「何でしょうか?」先生「...なぜ私が昨日から敬語を使いはじめたか、説明していませんでしたね。私は普段から生徒との距離感というとのが掴めておらず、下の名前で呼ばれるのも生徒達は煩わしいと感じているのでは、と考えこのような行動に至りました。」戒野「それで...?」先生「ですが、戒野さんが今日になって急に敬語を使いだしたのを見て、私は後悔したんです。関係を修復したい、と。前のように、また戻ってほしい、と。身勝手な願望であることは重々承知しています。ですが、戒野さんに今一度お願いしたいのです。以前のような関係に戻させて頂けないでしょうか...?」私がそう言い切ると、ぽつぽつと雨が降り始めた。戒野「変な人ですね。」先生「えっ?」戒野「本当にそう思っているのなら、まずやるべきことがあるでしょう?」先生「やるべきこと...」そうか。私はなぜこんなことに気づいていなかったのだ。よりを戻したいと願うなら、まずやらねばならないこと。それは...私は声を振り絞る。先生「...ミサキ。」先生「急に困惑させて、すまなかった。私の独りよがりに巻き込んでしまったね。心から謝罪するよ。勝手な頼みではあるが、どうか聞いてほしい。...また、やり直してはくれないかい?」ミサキ「...んっ、やっと分かったんだね。本当にそういうところは筋金入りなんだから。」ミサキ「いいよ、私も敬語はやめる。」先生「ミサキっ...!ありがとう...!」ギュッ私はそう言いながらミサキを抱きしめた。雨は先ほどから勢いを増す一方で、アスファルトをザアザアと打っていた。ミサキ「...大胆だね。まあ、私だからいいけど。ちなみに今日敬語を使ったのは、あんなことをした先生へのお返し。」先生「あはは、やられてみて初めて人の痛みというものが分かったよ。もうあんな思いはさせないから。」ミサキ「...その言葉、忘れないからね。ほら、私にもうあんな思いはさせないんでしょ?今日はずっと一緒にいて貰うから。」ギュッそして私とミサキは、夜が明けるまでずっと密着したままでいた...fin.
【湿度注意!余命一ヶ月の先生とカヨコ】カヨコ「...えっ?」降りしきる雨の音が彼の言葉を遮ってくれたらどんなによかっただろう。大雨ではなかった。雨粒はピチャピチャとか細く空気を揺らすだけだ先生の言葉は私の耳をするりと抜けていった。意味は理解できるはずなのに、私の心の奥深い所でその言葉を拒絶しているのだ。先生「セリナから、私はもう長くないって聞いたんだ。癌が全身に転移してるって。余命は一ヶ月って宣告されたんだ...」カヨコ「...そっか。...そう、なんだ」先生「驚かせてごめんね。自分の体を大切にせずロクに健康診断も受けてこなかったツケが回ってきたみたいだ。私は本当にバカだった...」カヨコ「...もしかして、前から気づいてたのに黙ってた、とか...そういうこと、ない?」先生「実は、一年前から危険な状態だという話をされてたんだ。でもそんなことを皆に知られたら混乱の元になってしまう。私はそれが一番辛いんだよ...」カヨコ「...もう、本っ当に。先生はいつもそうなんだから。自分を勘定に入れないところが好きだったけど...嫌いだったんだよ。」先生「ははっ、すまないね。結局辛い思いをさせてしまった...」カヨコ「謝ってばかりの所も筋金入りだね。...ねえ、先生」ボソッ私は先生にもたれかかって、彼の胸に耳を当てた。心臓の鼓動を耳で、体で感じ取る。トクンッ、トクンッ、トクンッまだ生きている。まだ暖かい。先生の心音の他には、微かな雨音だけが部屋に響いている。このまま時が止まってくれないだろうかこの時間がずっと続いてほしいまだ終わらせたくない先生「...カヨコ。」先生が私の頭にそっと手を添えてくれる。カヨコ「...今日はこのままでいさせて。お願い。」先生「うん、分かったよ。」それからどれだけ時間が経っただろうか。先生と私は心地よい微睡みの中にいた。そうして数分も経たぬ内に、深い眠りに落ちていった───夜が明けて、目を覚ます。意識が明瞭さを取り戻し、夢心地から引き戻される。私は昨夜からこうして先生と密着したままだった。カヨコ「...よかった。今日も生きてる」先生の温もりと鼓動を肌で感じながら、私はただ身を寄せている。先生「ん...おはよう。カヨコ」カヨコ「先生、今日も起きてくれたんだね。おはよう」私達はこんな日々を過ごしている。だけど、長くは続かない。先生「カヨコ、話しておきたいことがあるんだ。聞いてくれると嬉しいな」カヨコ「...ここまで来たら、聞くも聞かないもないよ。私は何でも受け入れるから」先生「カヨコは私に執着している様子だけど、私は知っての通りもう長くない。だから、別れを辛くしない為に私を手放して欲しいんだ。」カヨコ「...」先生「もちろんいきなりとは言わないよ。徐々に、私を忘れていってくれたら...」カヨコ「...うん。分かってた。先生のことだから、そう言うだろうって思ってたんだ。寂しいけど、これからは徐々に距離を置かなきゃいけないのは分かってるから。」先生「カヨコ、分かってくれてありがとう。...最後は心地よく迎えられたらいいな。」そうして私は、先生と密着するのを止めて少しずつ距離を取っていった。今は腕に絡みつく形で先生と同衾している。最後はきっと───カヨコ「先生、おやすみ。また明日会えるといいね」先生「私も同じ気持ちだよ。おやすみ、カヨコ」そして日々が流れていった。刻限は歩調を変えず、確実に迫っている。必ずくるその時を迎える覚悟は、まだ完全には出来ていない。余命は一日を残すだけとなった。カヨコ「...考えてたんだ。先生も私のこと大切に想ってくれてるから、私が先生に執着すると先生も私に執着しちゃうだろうって。そうなったらお互い苦しくなるだけだから。お互いの幸せの為に、別れは穏やかなものにしてあげたいの。」先生「カヨコはそこまで考えてくれてたんだね。実は少し前までそんな気持ちだったんだ。あはは...」私と先生は手を軽く触れ合わせるだけだった。そして、最後の日。カヨコ「ほら、先生。空が綺麗だよ」先生「本当...だね。最後の日は晴れてくれて良かった。これも神様の思し召しってやつなのかな?」カヨコ「...ふふっ。ねえ先生、先生は生まれ変わりって信じてる?もしあるとしたら、きっとまた会えると思うの。だから、さようならは言わないことにしようよ。先生」先生「ロマンチックな話だね。...でもそう信じていたら、行くのも...怖く...ないよ」徐々に彼の口数は減っていく。私は彼の手を取ったまま、ただ見守っている。先生「これは、もうすぐ、だね...大丈夫、また会える...よ。いつ...か...」カヨコ「うん」そうして彼の体温は徐々に下がっていった。彼の表情は眠っているかのように穏やかで、いつもと変わらなかった。私は最後に一つだけ呟いた「またね、先生。」雲一つない晴天が、私と先生を包み込んでいた...fin.
最後のアルちゃんが「なんで吸ってえええええ」って叫ぶオチを期待したのに……
前に支部で投稿したカズサヤンデレです「やっ。みんな頑張ってる?」ベースに指を走らせていると先生が練習場に入ってくる。「先生。なんか用?」「差し入れ。そろそろ糖分欲しいかなと思って。」なにかスイーツでも買ってきてくれたのかな。ちょうど今は15時。おやつにはぴったりの時間だった。「ちょうど甘みが欲しかったところ。ナイスタイミング。」「じゃあここらで一旦休憩しますか。」一度練習を中断し長机を囲むようにしてみんなで椅子に座った。「で?何買ってきてくれたの?」「これ。」先生はクーラーボックスを開ける。「「「「「アイスボックスだ!」」」」「みんなどれが好きかわからなかったから色々な味があるやつ買ってきたよ。」32のアイスボックス。いろんなアイスの詰め合わせ。見てるだけでも楽しいな。「流石先生。いいセンスだ。」「えー。どれにしよう迷うなぁ。」予想外のアイスの登場に盛り上がるナツたち。実際私も疲れてたからこのタイミングでのアイスは最高の気分だった。「私はもう決めたよ。これ!」アイリはアイスを手に取る。そのフレーバーはチョコミント。「まぁそうだよね。」知ってた。アイリのチョコミント愛はスイーツ部でもトップだからね。「私は…これにしよ!」次にヨシミがアイスを決めたようだ。それは…レモンか。「私はこれだ。」更にナツもアイスを手に取る。抹茶!?「え!?ナツ。あんた抹茶好きだったっけ?」「まぁ。割と食うよ。今日はこれにしなさいとスイーツの神様が叫んでる。」「スイーツの神様って何。」相変わらず変な事言う奴ね。ていうかモタモタしてる間にあたしが最後じゃん。「カズサ。あんたも早く決めちゃいなさいよ。溶けちゃうわよ?」「わかってるから。そう急かさないでよ。」どれにしよう。あ!これって…最近気になってたの!「これにしよ!期間限定のやつ!食べたかったんだよねー。」「チョコ…そういえば今イベント中だったわね。私にも一口頂戴。」「やーだ。あげないよ。」「いいじゃないケチ!私のもあげるから!」「それならよし。」スイーツの話題で毎日のように馬鹿騒ぎする。いつものスイーツ部の風景に私は落ち着きすら感じていた。「じゃあ、私はこれで。」「バニラか…シンプルながら味わい深い。先生。いいチョイスだね。」「そこまで考えて選んだわけじゃないけどね…」先生は苦笑いしながら答える。ナツの台詞に一々突っ込んでたらキリがないよ先生。「じゃあ。いただこうか。」「いただきまーす。」みんなでワイワイしながらアイスを頬張る。最高の時間だ。最高の時間だった。あの時までは。その言葉は突然アイリから発せられた。「先生。バニラ一口いただいてもいいですか?」「もちろんいいよ。はい。」先生がカップごとアイリに渡す。「わぁ。ありがとうございます!」アイリは自分のチョコミントのカップを机に置いて先生からのバニラカップを手に取りスプーンで掬ってたべる。「んー♪美味しいです!」…あれ!?それ先生のスプーンじゃない!?え!?これって間接キスじゃん!偶然…だよね?「先生。こっちのも一口あげますよ。」「え?いいの?」「もちろんです。はい。」アイリは自分のカップを手に取るとアイスを掬いそのスプーンを先生の口元に近づける。「はい。アーン。」「アイリ…流石にそれはその…」「どうしました?早く食べてください!」「う、うん。」あーんで食べさせるとか私やった事ないのに。…てかまた間接キスだし。アイリの顔は恍惚としている。あれは偶然じゃない。わざとやってる。先生も間接キスであることに気づいて顔を赤くしている。なにそれ。あたしといる時にはそんな顔、一度だってしたことないじゃない。チョコのアイスはドロドロと溶けていく。それと連動するように私の中でもドロドロな感情が溢れてきた。先生は…私よりアイリのことが好きなの?そんなの嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。あのアイリにこんな感情を向けている私も嫌だ。アイリは私を変えるきっかけをくれた人。先生は私が変わる手伝いをしてくれた人。両方私にとってかけてはならない大切。だからこの2人はきっとお似合いなのだろう。でも私だって…私だって先生のこと好きなのに。先生に振り向いて欲しくてあんなに努力したのに。こんな簡単に覆されるなんて認められない。どうにかしないと。絶対に…先生を私のものにしないと…「ご馳走様。じゃあみんな。練習頑張ってね。」「はい。先生もお仕事頑張ってください!」「それじゃー。」先生が練習場から出ていく。「なんか…アイリ、今日先生と距離近くなかった?」「私も思った。バンド内恋愛はロックだけどよろしくないぞ…」「えー。別に普通だよあれくらい。」他愛もない会話だ。側から見れば可愛らしい恋バナに見える。でも私には醜い雌たちの争いにしか見えなかった。というかヨシミ、ナツ。あんたらもなんだ。でも先生は渡さないから。「はいはい。休憩終わり。練習再開するよ。」感情を押し殺して練習再開を呼びかける。「そうね。ナツ。もう一回通しで合わせておきたいんだけど。なんか私だけワンテンポズレてる感じするし。」「りょーかい。」みんなさっきの件は忘れたみたいでよかった。あのまま続いてたら我慢できなかったかもしれないし。「ふぅ…もうこんな時間だ。」そうして練習れているとすでに時計は19時を指していた。「私今日見たい番組あるから先にあがらせてもらうわね。」「私も今日は疲れた…もう帰るとするよ。じゃあまた明日。」「おつかれー。」そうしてヨシミとナツが帰った。「アイリは?帰らないの?」「うーん。私みんなと比べたらまだまだだしもう少しやってみるよ。」「そっか。じゃああたしもやる。」「練習付き合ってくれるの?ありがとう!」アイリも早く終わってくれないかな。そんな思いを伏せながら練習を続けて数時間。ようやく満足したみたいでアイリも自分の荷物をまとめて帰ろうとしていた。「私はそろそろ帰るけどカズサちゃんは。」「私はもうちょっとしてくわ。」「そう?もう結構遅い時間だから無理しないようにね。」「うん。じゃあお疲れ様。」「お疲れ。じゃあね。」足音が聞こえなくなった。本当に帰ったみたい。それじゃ。「先生。今すぐこっちきて。」先生にモモトークを送り呼び出す。
「どうしたのこんな遅い時間に。カズサ1人?」「…私さ。最低な人間なんだ。友達が好きな人と仲良くしてて気持ち悪い感情が抑えられなくて。尊敬してる子でももやもやが止まらないの。だから…先生は私のもだって証拠いち早く付けたくて。」そうして私は先生を押し倒し唇を先生の唇に重ねる。舌を先生の口の中に入れる。あっちからは来ない。先生の脳を掻きましてるような感じで口の中で暴れさせる。先生は優しいからこんな状況でも私の舌を噛まないように歯を立てないようにしてる。「はぁー。はぁー。」窒息ギリギリのタイミングで先生から口を離した。「カズ…サ」「あはは。最高。」先生の口元。私の唾液やの涎がべっとりついて口紅の跡までついてる。たとえ一瞬でも"あの"先生を独占してる。この感覚はたまんない。まだ一回しかしてないのにもうキス中毒になっちゃってる。「ほら♪もっとやるよ。」「やめて…こんなの…」先生は微弱な力で抵抗する。「やだ。」再びキスをする。先生の唇、美味しい。今までこんな美味しいスイーツ食べたことないよ。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。これまで味わったことのない地獄のような快感が全身を支配する。至高のスイーツ…!そうしてキスをして興奮していた私だが階段から聞こえた音で一気に冷静になり私は一度キスをやめた後叫ばせないように先生の口元を手で押さえた。足音がこちらに近づいてる。誰か戻ってきたと思って私はドアの方に目を向けた。「……」アイリか。ドアを半開きにしてこちらを見ている。よく見たら机の上に雑誌が置いてある。忘れ物を取りに来たのか。てっきり純粋無垢な印象を彼女のことだから顔を真っ赤にして口を押さえてるような可愛らしい反応をするのかと思ったがその顔は…虚だった。目に光がなく口は半開きで涙が流している。どうやら雰囲気で察してしまったようだ。私が何をしてるのか。私と先生がこれから何をするのか。ごめんねアイリ。アイリのことも大好きなのに。アイリが先生のこと大好きなの知ってるのに。でももうやめられない。せっかくだし見てもらおう。もう色目使われないように。またキスをする。そんな様子を見せながら視線を送る。「---!」それを感じ取ったアイリはこの部屋の扉の向こうに入ることなく静かにその場を後にした。私はまだ口を絡めている。これは夜明けまで続くだろう。ミントのような爽やかな恋愛もしたかったけど、やっぱり私の本質はチョコレート。どろどろに溶けて混ざっていくような真っ黒なチョコレートだ。
ありがとう...月曜から学校だけど頑張れそうだよ
うぉおお…素晴らしいSSをありがとう顔射やで!!!
いつもありがとうございます。毎日寝る前に聞いてます。これからも頑張ってください!
ありがとう♥がんばる〜
31:45 Yostarの血は本当によく馴染む!
【先生が薄給なのを知ってヤバい行動に出るユウカ】カタカタカタ...私は今日もシャーレのオフィスで激務に勤しんでいる。眼前にそびえ立つ書類の山を目にして、私はため息をついた。先生「ハァァァァーーー...だいぶ疲れが溜まってきた、ね...今日で何徹目...かな?視界もだんだんぼやけてきたし...ああ...それなのに薄給だなんて...」先生「今日5本目の栄養ドリンクいくかっ!ははははははははははは...」コンコン先生「ん?あぁ...どうぞ...」ガチャリユウカ「おはようございます、先生。ちょっとお時間頂けますか?」先生「おはよう...ユウカ...今日は...何だい?」ユウカ「一言忠告に来たんです。最近の先生の仕事ぶりははっきり言って目に余ります!毎日のようにお体を壊して、ロクに睡眠も取らずに無茶ばかりして...休むのも仕事なんですよ!?いい加減それを理解して下さい!」クドクド先生「いや...ダメだ...私はキヴォトスのみんなのために...1秒も無駄にしちゃいけない...んだ...」ユウカ「みんなの為を思っているのなら、尚更です!ほら、先生、今日は無理矢理にでも休んで頂きますよ!」ドスッ先生「ッ!?いま...何を...」ドサッユウカ「ふふっ、少々お薬を打ち込ませて頂きました。これを打たれたが最後、20時間は目を覚ますことがないという優れモノです」私はユウカの言葉が遠ざかるのを感じながら、深い眠りへと誘われた...───先生「...」先生「うーん...ここは...?」いつの間にか眠ってしまっていた。この部屋はどこだ?いや、それよりも...今は何時だ?仕事が溜まっているというのに。こんなところでもたつくわけにはいかない私はすぐさま体を起こし、オフィスへ戻ろうとしたガチャン!先生「...え?」目をやると、私の手首とベッドの柵が手錠で繋がれていたのだ。ユウカ「先生、お目覚めになったんですね♪」先生「うわあっ!?」ユウカは私が眠っている間、側にいたらしい。ユウカ「そんなに驚かないで下さい。それより...ほら、これが今日のお仕事ですよ」ペラッそう言ってユウカは一枚の書類を私に見せた。先生「えっと...これは何かな?」ユウカ「先生はお気になさらず。この書類にサインして頂くだけでいいんです。先生は最近無理をなさっていましたから...今日はじっくり休む日にしましょう。」先生「わ、わかったよ...」私は言われるがままに書類にサインをした。どうして手錠をかけられているのか理解できないが、今のユウカは何を考えているかわからない危険な状態だ。下手に解放してくれ、などと言っても面倒な事態になるのは目に見えている。先生「...ところで、なぜ手錠を?まるで、私にベッドから出てほしくないみたいな...」ユウカ「はい、今日は休んで頂こうと決めた日ですから。明日になれば、解放してあげますよ?それに今日の分の業務は、ミレニアムの子たちが代行してくれますから...」先生「あ、あぁ。それならお言葉に甘えることにするよ」ユウカ「分かって頂けて嬉しいです♪今日一日は私がお世話をさせて頂きますね。」そうして私はベッドの上で一日を過ごした...───翌日ユウカ「先生、おはようございます。」先生「おはよう、ユウカ。今日は解放してくれるんだっけ?」ユウカ「ええ、約束通り。これは外してあげます」カチャッそうして私はベッドから解放される。十数時間ぶりに地面に足がつく。私は深呼吸をし、体を思い切り伸ばした。先生「ん〜!寝てばかりじゃ足腰に良くないからね。良かった良かった」ユウカ「お元気そうで何よりです。ところで、今日はミレニアムに来て頂きたいのですが...」先生「十分すぎるほど休んだからね。頼みは何でも聞くよ。」ユウカ「ありがとうございます。さあ、こちらに...」ユウカに先導され、ミレニアムに到着する。その時だった。ガチャコン!校舎のドアが一斉に電子ロックをかけられたのだ先生「えっ、こ、これは...?」ユウカ「約束通り、先生にはこれからミレニアムの専属教員になって頂きます。ほら、昨日サインして頂いたじゃないですか♪」先生「な、なんてことだ...私は騙されたのか?いや寝不足でロクに文章も読めなかった私が悪いんだけど...」ユウカ「ご安心を。私たちミレニアムの生徒が、先生をサポートしてあげますから。徹夜なんてもう二度とさせませんよ?それに衣食住のケアも万全。先生、こんないい環境、他にありますか?」先生「ユウカ、これは流石に...」ガシッノア「ふふっ、捕まえました、先生。ユウカちゃんに話は聞いております。これからは私たちの専属になって下さるのですね...♡気が逸ってしまいます。給料に関しても、ご心配なさらず。先生の給料のデータを改竄すれば、いくらでも必要なお金は調達できますよ?」先生「ノ、ノア!?」ユウカ&ノア「「先生、一生分のお時間、頂きますね!」」先生「なんでええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!??????」fin.
【睡眠中にビナーそそり立つ先生とカヨコ】カタカタカタ...私は今日も、夜遅くまでキーボードを叩きながら画面と向き合っていた。先生「はぁ...この調子じゃ徹夜になるな...」最後に睡眠を4時間以上取ったのはいつだろうか。度重なる疲労に体は悲鳴を上げていた。先生「はぁ...カフェインで誤魔化すのもそろそろ限界...か...」ウトウト瞼が次第に重くなってきた。その後は考える間もなく、深い眠りに落ちていった... ───カヨコ「先生、寝てるんだ...」私が朝早くシャーレを訪ねると、先生はデスクの上に突っ伏していた。どうせ、過労でこうなったのだろう。カヨコ「もう、バカな人なんだから。」バサッ私は少々呆れながら、先生の背中に毛布をかけてやる。ここ数日はまともな睡眠を取っていないだろうから、せめて今日だけは心ゆくまで寝かせてあげたい。邪魔をしないようにしなくては。カヨコ「先生の寝顔、思ったよりかわいいんだね。じっくりと見るの初めてかも。」話せないのは残念だが、たまにはこういった時間も悪くない。カヨコ「それじゃ、また後で来るね。」そう言って立ち去ろうとした時だった。ムク...ムク...カヨコ「...えっ」先生の股でそそり立つモノが私の目に入る。それがズボンをめくり上げて、まるでテントでも張るように支柱をなしていた。カヨコ「これ、もしかして...朝立ちってやつ?どこかで聞いたことある...」私は少し息を荒げながら、先生に近づいた。カヨコ「...」トクン...トクン...私は好奇心に駆られ、先生の股に手を伸ばした。カヨコ「...たぶんもう何日も出してないよね。発散させてあげるよ、先生」スリ...スリ...そっと手を当てて、手の平で擦ってみる。先生「んっ...」ピクッ先生が微かに声を漏らす。私はそれを聞くと、さらに勢いを強めた。シュッ...シュッ...サワ...サワ...先生「...」ビクッビクッカヨコ「ふふっ、これ、楽しい...」10分ほどそうしていると、突然、先生が体を震わせた。先生「───ッ」ビグンビグンカヨコ「先生?...今の、まさか...いく、ってヤツ?」先生が私の手で気持ちよくなってくれて、挙句の果てには、出してしまった...私はその事実から、愛おしさと喜びと嗜虐心が入り混じった妙な気分になった。それから30分ほどして、先生は目を覚ます。先生「うーん...」ムクリカヨコ「あ、先生。おはよう」先生「ああ、おはようカヨコ...もしかして私、眠ってたかな?」カヨコ「うん、ぐっすりね。私がシャーレに来たのは1時間ぐらい前だったから、少なくともそれぐらい寝てたってことだよ」先生「えーと...昨日の夜から記憶が飛んでるから...10時間ぐらいは寝ちゃったかもな。あはは...休んだ分は取り返さないとね...」先生「あれ、なんだか股のあたりに変な感触...」股が微かに濡れているのを感じた。量からして、ダムが決壊した訳ではなさそうだ。ということは、これは...気づいてしまった私は、顔を赤らめた。カヨコ「先生、どうしたの?顔、赤くなってるけど。熱でもある?」先生「い、いや。別になんでも...」カヨコ「ふぅん。まあいいや。じゃ、私も手伝うから...今日はよろしく」先生「ああ、頼りにしてるよ。カヨコ」そう言って私はいつもの日常に戻った。それにしても、何故ああなったのだろうか?長い間溜めていると、寝ている間に無意識に出してしまうことがあるとは聞いたが、2日に1回ほどは処理しているからそうではないはずだ。まさか、他の誰かが寝ている間に...?私は想像を巡らせたままで、仕事に集中できずにいた。この永遠に解けない謎は、当分私の心を掻き乱し続けるだろう───fin.
ミサキありがとう、、リスカ痕から吸うってのもすごくいいなつまり吸えば吸うほど酔えるしミサキも気持ちよくなれるんだったら吸うっきゃないよな!
【キキョウと間接キス】キキョウ「先生、お茶を淹れたわ。」トン先生「ああ、ありがとう。キキョウ」私は今日も参謀として、シャーレの当番を任された。こうして先生に茶を淹れるのも、私の務め。そんな中で私は、あることを考えついた。キキョウ「...」私は茶を啜る先生の後ろ姿を眺めながら、その隙を伺っていた。先生「ん、この予定カレンダーに書いておかなきゃな。」スック先生がそう言って立ち上る。私はその瞬間を見逃さなかった。キキョウ「...んっ」私は先生の湯呑みにそっと口を添える。縁にはうっすらとキスマークが残った。こうすることで、先生が私のモノであることを誇示しなければいけない。泥棒猫が寄り付かないように...先生「...よしっ!」先生がちょうど机に戻った。それと同時に私も、定位置に着く。キキョウ「...」ポスッ先生の膝の上に座り、体温が伝わるように密着する。普段から先生に私の匂いを擦り付けて、マーキングするのも欠かせない日課だ。先生「ええっと、これはこうして...カタカタ」キキョウ「ここ忘れてるわよ。こっちに...」先生「おっと、ありがとう。うっかりしてたよ」私は業務を進めながら、先生が茶を飲むのを待っている。その時が来るのを、尻尾を振りながら期待していた。先生「ここらで一息つこっか。」先生はそう言って湯呑みを手に取り、口元へ持っていく。ズズズッ...先生「ふぅ...ん?」先生がようやく気づいたようだ。先生「えっ、なにこれ...誰かが飲んだのかな?まさか...」キキョウ「ふふっ、それは私がつけたの。これもマーキングの一環だから...嫌がらないで。」先生「ッ!?っていうことは、これ、か、間接キス...」先生は慌てた様子で顔を赤らめた。胸に耳を当てると、心臓の鼓動が早くなっているのも分かる。ドックン、ドックン、ドックン先生「キ、キキョウ?これは...」キキョウ「先生の心拍数、どんどん上がっていくのが分かるわ。私でドキドキしてくれているのね。」先生「もう...節操のない子はあとでお説教だよ」私と先生がそんなやり取りをする中で、思いもよらぬ刺客がやって来た。コンコン先生「入っていいよー」ガララッカズサ「先生、お疲れ様です。って、は?そこの猫、誰?」キキョウ「...!」私はその女を視界に入れた瞬間から、本能で理解した。コイツは泥棒猫だ。キキョウ「あんたこそ、先生の何なのよ。特別な用がないなら私の先生に近寄らないでくれる?反吐が出るから」先生「あ、あの二人とも...?」カズサ「先生、その湯呑み、キスマークついてるじゃん。昨日私とカフェで間接キスしたのに、他の子ともそういうことしたんだ?」キキョウ「はっ?この泥棒猫。許さない...!」カズサ「許さないのはこっちの方だよ。私の方が先生に相応しいってこと、体に教えてあげる」ダダダダダダ!ドガァン!ズズズズズ...先生「やめてぇぇぇぇーーー!????誰か!誰かこの2人止めてぇぇぇぇぇぇ!!!!」fin.
かわいい
ンアーッ!湿度が高すぎます!!湿度高すぎて先生の🍄が増築しますっ!止まりませんっ!!!光よ!光よ!光よぉぉぉぉお!!!
キキョウ「ナグサ先輩。また先生の事調べてんの?」ナグサ「うん…だって…恩人だから…」先生は片脚と片腕が無い。私と先生が初めて会った時も先生は義足と杖で身体を支えていたのを良く覚えている。あの時は困惑してたが今は先生の役に立ちたい一心で原因を調べていた。レンゲ「此処で何してるんだ?ナグサ先_______また師匠の事調べてんのか?」ナグサ「うん…私は先生の役に立ちたいから…」ユカリ「先輩!先生の詮索はもう辞めてくださいまし!。先生には事情が_______」ナグサ「ごめんユカリ…それでも私は先生を知りたいの…だから…」レンゲ「あっ!?待ってくれよ!ナグサ先輩!」私はレンゲの制止を振り切りシャーレに向かう。深夜の誰も居ないシャーレに。〜〜〜先生「ふぅ…誰も居ないよね?それじゃぁ…」カチッ先生「やっぱりこの曲は良いね。キヴォトスに__________」バァンナグサ「先生!!」先生「ナグサぁ!?どうして此処に!?」私らしからぬ大声で呼んだからか先生は口をあんぐり開けて驚いていたがそれよりも…ナグサ「…でも…いい加減教えて欲しい…何で先生は脚と腕が無いの…?」先生「ナグサ、これは子供には刺激が強いよ。それよりも今から何かす________」ナグサ「…教えて欲しい…お願い…浅ましいかもしれないけど…私の…恩人の事は何でも知りたいから…」涙目になりながら先生に縋り付く。すると先生は観念したのか口を開いてくれた。先生「別に語る程でも無いと思うんだけどなぁ…まぁ、聞きたいなら聞いていくと良いよ。」その時の先生の目は何故か何時もの目からまるで帰還兵の様な眼になっていた。ナグサ「お願い…話して…」ラジオから歌が流れる中先生は私に語り掛けた。先生「私は綿花がいっぱい取れる大農場が沢山ある所で教師をしてたんだ。私の故郷の皆は全員優しくて素朴な人達だった。両親も、私の教え子達も、酒場の店主も皆優しかった。」初めて聞いた過去は意外と長閑だった。とてもじゃないが脚が無くなるような環境じゃない場所では無い程長閑だった。ナグサ「何で…そこから足が…」先生「でもある時大きな対立が故郷を襲った。優しかった長閑な故郷は対立で失われたんだ。」ナグサ「……先生はどっちに…組みしたの…?」先生「私はどちらにも属さなかったよ。ただ皆の和解を求めたよ…」その時から先生は先生だったのだ。キヴォトスに来る前から原型は完成していた。先生「ある時、その対立が大きな戦いを起こしたんだ。勿論故郷も巻き込まれて皆は完全に分断されたんだ。そして私は故郷を守る為に南部の兵隊になったんだ。」信じれないという気持ちが心を埋め尽くした。百鬼夜行と私の恩人の先生がそんな事になっていたという衝撃が私の心を染めた。先生「そして私は戦場で親友が出来た。最高の友達で最高の戦友だったよ…でもある時友に砲弾が飛んできたんだ。私は友を庇ったんだけど結局親友は死んだ。最後に友は私に「君の…せい…」という言葉を残して死んでいったんだ。」その遺言に聞き覚えがあった。ナグサ「…ぇ…ぁ…ぇ…どうし…先生がそんな…事に……ぃ…一緒だ…アヤメと…私と…同じ…!」先生「結局…!私は…!片腕と片脚を失っても故郷も友も守る事すら出来なかった臆病者なんだ……!!って当時は思ってたよ。その後私は軍を脱走して森で死にかけた所でキヴォトスに来たというのが私の過去だよ。まぁ、こういう感じの過去だね。」虚しくラジオが響くシャーレの中で私は何も言えなかった。でも先生はいつの間にか元の目に戻り語り続けていた…先生「あっ、そうだ(唐突)そういえば流れてるこの曲は親友が好きな曲なんだよね。私も親友と一緒によく歌ってたよ。」ここで先生にずっと思っていた疑問を投げつける。ナグサ「…ぁ…どうして…先生はポジティブでいられ…るの…?」先生「ずっと籠もるのは親友が望んでないからだよ。それに親友を想い続ける方が心の支えになれるからね!…でももうあの時の様な事はもう御免だよ……だからナグサは居なくならないでね…?」先生の過去は壮絶だった。恐らくキヴォトスで誰も経験してない程の過去…私と同じ…友達を失った人…だからこそ…私は…先生を…ナグサ「……私は何処にも行かない…ずっと先生の側にいる…もう先生にそんな経験はさせない…だから…先生こそ私の前から居なくならないでね……?」救いたい…護りたい…とそんな気持ちが湧き上がって来た。
【イチカにH本を見られた先生】ペラッ...ペリッ...私は今日も、シャーレのオフィスで身を潜めながらH本のページをめくる。生徒には教えられない、行きつけの店で買ってきたものだ。タイトルは『その黒髪にかき乱されて』とある。主人公の男が、腰まで届こうかという長い黒髪を持つ美人の同級生に想いを寄せる話だ。ああ、あんな髪、一度でいいから匂いを嗅いでいたい。頬擦りしたり、巻き付けたりもしてみたい。私はそんな欲望を薄い紙の上に貼り付けられた虚像にぶつけ、達する頃には20分が経過していた。先生「はぁ...はぁ...あんな人がリアルにもいたら最高なんだけどな」そんな時、オフィスに近づく足音があった。コツコツ...先生「はっ!?急いで拭き取らなきゃ...」コンコン先生「は、入っていいよ!」イチカ「失礼します。イチカ、戻りましたっす〜。」私は彼女のことを失念していた。そうだ。イチカこそ、まさに私の理想像ではないか。私は逸る気持ちを抑えながら、返事をした。先生「あ、ああ。お疲れ様、イチカ。」イチカ「先生のために、早く会議を済ませてきたんっすよ?ほら、今日も2人で楽しく話すっす!」先生「うん。今日はこんなことがあってさ...」私のために?イチカは時々、思わせぶりなことを言う。私がその度に揺さぶられているとも知らずに。イチカ「んっ?ところでこの本、どんなやつなんすか?」ペラリ先生「はぅわ!?ちょちょっと待って!」しまった。あの時は拭き取るのに必死で、肝心のブツを隠す暇がなかったのだ。イチカ「そんな風に言われたら、余計見たくなっちゃうじゃないっすか。別にどんなものでも、私は引いたりしないっすよ」先生「あああああ...」イチカ「ふぅん...『その黒髪にかき乱されて』っすか。先生もこういうの、読むんっすね♪」先生「あ...あああ...」イチカは容赦なく、私の恥部をえぐり取る。イチカ「この女の人、なんだか私みたいっすね。もしかして先生、黒髪ロングの子が好みなんすか?」先生「それは、その...」イチカ「あはは、照れてるところもかわいいっすね。」先生「ええと...ごめんねイチカ。」イチカ「私は別に引いてるわけじゃないっすよ?むしろ、先生が私のことをこういう目で見ているってことを知って嬉しくなったっす。...ねえ先生、私も先生のこと、好きっすよ。」先生「へっ!?お、大人をからかうのも程々にしないとダメだよ...!」その時だった。ギュッイチカが私の手をその両手で包み込んできた。イチカ「私は冗談で言ってるわけじゃないっす。本気だってこと、ここで証明して見せるっす。ほら...先生、私の髪がいいんっすよね?」そう言ってイチカは自分の髪を掻き上げて、うなじを見せつける。イチカの黒髪がふわっと舞う度に、重厚で甘味のあるセクシーな香りが空気中に飛散した。私はその匂いにあてられ、くらくらしてしまった。先生「イ、イチカ...これはダメだよ...」イチカ「そう言う割には顔、赤くなってますよ?それに、息も荒くなって...先生もそういうところ、あったんすね。愛らしくてたまらないっす」先生「や、やめ...」プルルルルルルル突然、イチカの携帯に着信が入る。イチカ「はい、イチカっす。なになに?まーた暴動が起きちゃったっすか?仕方ないっすね...そっちに向かいますんで待機してて下さいっす」プツリイチカ「...先生、いい所だったんですが急用が入りました。また今度お会いしましょうっす。」先生「え、ああ、そっか。次に来れる時は連絡してね。いつでも待ってるから。」イチカ「はい、今日はこれで...」スタスタピタッイチカは出口へ向かう途中、足を止めた。イチカ「...先生」ボソリイチカ「次会った時は楽しませてあげますよ。」バタン濡れた瞳が私を吸い込もうとしていた。私は呆気に取られたまま、シャーレを後にするイチカの後ろ姿を見送った。そこから遅れて、顔が紅潮し、汗が噴き出た。私は弄ばれた気分になり、その場でもじもじとするほか無かった。ふと空を見上げると、すでに太陽は地平線に沈み込んでいた───fin.
いいゾ〜これ寸前で終わるってのがまたいい
これさ、、、女の子の姿が自分と似てるかかけ離れてるかで状況変わるよね、、、
素晴らしい素晴らしいよ!私が望んだ世界が今目の前にある!
SS界ののんき先生
素晴らしい😊
先生SSです 私は、しっかりと大人に慣れているのだろうか? 時折思い浮かぶ疑問。この疑問を抱く時、いつもあの日に戻ってしまう。 私を取り巻く環境は決して良いとは言えなかった。物心ついた時には、自分の父親では無い誰かが父役を演じていた。 貰えた言葉は、酷く醜い言葉の数々で教えられたものは、大人の醜さばかり。暴力と理不尽と涙の生活。 母親がくれたのは、産まれてきた事への後悔と永遠に癒えることの無い心の傷だった。 ヒーローなんて居ない、何処かでそう思っていた。けれど、いたのだすぐ近くに私にとってのヒーローが。 その日も殴られ、蹴られ、ジメジメとした雨の中、私は外に放り出されていた。 幼い私はただ声を殺し泣いた。声を出せば、また理不尽な暴力が私を襲うから。人も、鳥も、花も、皆私を見ていないそう感じていた。 けれど違った。ただ1人の大人が私に手を差し伸べてくれた。 もう何年経っただろうか? 今でもハッキリと覚えている。「どうしたの? 何かあったの?」 優しい声と共に渡された、オレンジ味の飴。私の知らないモノだった。心配する声も、優しさの味も、全て私が知らなかったモノだらけだった。 酷く腫れぼった目を見て、あの人は抱きしめてくれた。傷だらけの体を見て、もう大丈夫と言ってくれた。 ヒーローだった、紛れもない私にとって最高のヒーロー。あの人が来てくれたから、あの人が教えてくれたから私の今がある。 だからこうやって思い出すのだ。不安に駆られた時、進んでいる道が正しいのか分からなくなった時、思い出すのだ。 私の原点を。 心に灯すのだ、あの日と同じ太陽を。 私は今日もシャーレに向かう、1人でも多くの生徒を守る為に。あの日の私のように、悲しみの雨で溺れた子を救うために。 私のヒーローがそうしてくれたように。先生オリジン 𝑭𝒊𝒏.
SS祭りって言うんでイブキをひとつまみここかぁ…祭りの場所は…「先生!おはよう!当番に来たよ〜!」 朝日も完全に顔を出した頃、太陽に負けないくらいの笑顔でイブキがシャーレにやってきた。まだまだ朝早いと言うのに快活な彼女に対して先生はと言うと…「や、やぁ…イブキ。当番ありがとうね…」「わっ!先生大丈夫?」 右も左も書類に囲まれ、虫の息になっていた。「先生またてつや?したの?」「ははは…ごめんね、どうしても終わらせなきゃいけなくって……早速で悪いんだけど、イブキも手伝ってくれるかな?」「うん!イブキ先生のお手伝いする!」 それから2人は黙々と書類の山を片していく。イブキには承認が必要な書類を仕分けしてもらい、ある程度溜まったところで手渡す。先生は内容を確認しながら問題がなければ判を押す。1人では時間のかかる大量の書類も、手数が倍になっただけであっという間に片付いていく。先生の役に立とうとするイブキは驚異的な集中力を発揮しながら、頭の片隅である計画を考えていた。「はいっ先生!これで最後だよ!」「ありがとう…!イブキがいてくれて助かったよ!これを片付けたら後は急ぐものもないからイブキは先に休憩してて。」「うん!じゃあイブキちょっとお買い物行ってくるね!」(ジュースでも買ってくるのかな?)「うん、気をつけて行ってきてね」「はーい!待っててね先生!」 そう言うと彼女は萌え袖を振りながらシャーレを後にし、近くのスーパーへと向かっていった。ーーー30分後 最後の書類の束も半分近く片付けた頃、イブキが戻ってきた。「先生、ただいま〜!」「イブキ?随分遅かったけどどうかしたの?」 朝と変わらぬ笑顔を見せる彼女の手には明らかに内容が飲み物だけではないであろう買い物袋が握られていた。「それはこれからのお楽しみだよ!あ、はいこれ!」 そう言いながら彼女は袋から缶コーヒーを取り出し先生に手渡すと上着を丁寧に畳み、ソファに置いてから再びオフィスを飛び出して行った。ーーー更に30分後「お、終わった……!」 全ての書類を確認し終えた先生は机に突っ伏した。イブキが来てくれなければもう一徹は確実だっただろう。安堵感と疲労感が同時に襲い来る身体に今度は空腹感がやってくる。そういえば昨日の夜から何も食べていなかった。「な、なにか食べよう…イブキと一緒にどこかお店にでも……ん?」 そんな折、どこからともなくいい香りが鼻をくすぐる。何かが焼けている匂いだろうか。D.Uの高い位置にあるシャーレオフィスに外の匂いが届くものなんだなと動かない頭でぼんやり考えていた。「あっ!先生お仕事終わった?」「あ、イブキ。うん、イブキが手伝ってくれたおかげで全部終わったよ」「えへへ〜」 オフィスに戻ってきたイブキの頭を撫でると気持ちよさそうに頬を緩ませる彼女につられて先生も自然と口角が上がる。「じゃあ先生!こっちに来て!」「おっとと、イブキ?どこに行くの?」「着いたらのお楽しみだよ!」 袖越しではないイブキの体温が直に伝わってくる柔らかい手に引かれ向かった先は…「じゃーーーん!」「こ、これは…!」 連れられた先はシャーレ居住区の食堂。扉が開いた先には立派なハンバーグを主役とするハンバーグランチが鎮座しており、新鮮な野菜のサラダ、ほかほかのご飯と共にキラキラと輝きを放っているように見える。先程一瞬だけしたいい匂いが今度はダイレクトに先生を包み込んだ。「これ、イブキが作ったの!?」「うん!イブキ、先生に喜んでもらいたくって初めてだったけど一生懸命作ったの!」prrrr そんな折、先生のスマホが鳴り出す。追加の仕事かと身構えたが出た相手は…『先生、こんにちは』「フウカ?」「あっ!フウカせんぱい!さっきはありがとう!」『ふふっ、いいんですよ。先生のために一生懸命になれるイブキちゃん、とっても素敵でした。』「なるほど、イブキはフウカに教わりながらこれを作ってたんだ。それにしても初めてとは思えないくらい上手に作れてる!」『玉ねぎを切って涙目になりながら頑張るイブキちゃん、先生にも見てもらいたいくらい可愛かったです』「フウカせんぱい!それ言わないでって言ったのにー!」「はは、でも私のために作ってくれたんだよね?ありがとう。イブキのその気持ちで疲れも吹っ飛ぶよ!」「やったー!」『では先生、冷めないうちに召し上がってください。イブキちゃん、また何かあったらいつでも言ってくださいね』「うん!フウカせんぱいありがとう!」 通話を終え、イブキと向かい合って座り、2人でハンバーグを食べる。今まで食べたどのハンバーグよりも美味しく、暖かい味がした。 昼食後は先生がロクに寝てなかったこともあり、2人でお昼寝タイムとなった。休憩室のモコモコソファで慣れない事をした疲れからか隣で先に眠ったイブキの体温を感じながら、先生もゆっくりと微睡みの水底へ沈んでいった。
イブキの為なら優しく教えてくれるフウカ可愛い。
【先生の遺書を目撃するイチカ】コツコツ...イチカ「ふぅ〜、遅くなっちゃったっす。まさか、会議があんなに長引くとは思わなかったっす...シャーレで一息つきたいっす」私は今日、正義実現委員会の業務を終えて、一人シャーレへと向かっていた。こんな仕事詰まりで疲労困憊の日には、シャーレで休息を取るのが私にとっての楽しみだった。ドアの前に立ち、いつものようにノックをする。コンコン...しかし、返事がない。おおかた、過労で眠っているのだろう。あの人のことだから、何度注意されても無茶をするのだ。気は進まないが、ドアを開ける。ガチャリイチカ「...先生、寝てるんすか?」デスクには先生の姿はない。用事で出払っているのだろうか。先生はこの時間ならシャーレにいると言っていたが、急用が入るのは珍しくもない。イチカ「...はぁ」私は小さくため息をつき、何とはなしに書類を漁ってみる。折角ここに来て、何もしない訳にはいかない。ガサガサイチカ「ふぅん、先生、普段はこんなことしてるんすね...」そんな中、私は書類の山にふと一枚の手書きのメッセージが置かれているのを目にした。イチカ「おっ?これは」ペラッシャーレに来てくれた人へごめんね、みんな。もう疲れたんだ。あとのことは任せるよ。今までありがとう。イチカ「...は?」私は最初、これを悪いイタズラだろうと思っていた。だが次の瞬間には、考えるより先に私の手足が動き出していた。イチカ「...っ!」ドタドタドタイチカ「先生!!どこにいるんですか!先生!?先生!!!」私は無我夢中で、シャーレ中を駆け回った。デスクの上のマグカップに入ったコーヒーからは、まだ湯気が立ち上っていた。まだ先生はそれほど遠くへ行っていないかもしれない。私はそんな希望に縋りながら、走り回っていた。ふと、ある部屋が目に入る。イチカ「ハァ、ハァ、物置...」人に見られてはいけないことをするには、うってつけの場所だろう。私は、先生ならきっとここを選ぶだろうと確信していた。ガラッ先生「...えっ」イチカ「先生...」そこで目にしたのは、壁のフックに括り付けられたロープと、それを持って台座の上に乗っている先生の姿だった。イチカ「何、してるんすか...」先生「あはは、見つかっちゃったか...。何をしてるって、見ての通りだよ。デスクの上に置いた遺書は見たのかな?」イチカ「見たに決まってるじゃないっすか。じゃなきゃ、こんなところに探しに来ません。」先生「そっか。じゃあ、私がもう疲れたってことも分かってるよね。惨たらしい光景を見せる訳にはいかないからさ...このまま放っておいてくれるかな。」イチカ「...そういうところは筋金入りですね。他人のことは助けておいて、自分のことは勘定に入れない。」先生「それ、よく言われたよ。ところで、どうしたらそっとして貰えるかな?こんな所を見られた以上、そう簡単には引き下がってくれないだろうね。」イチカ「そうっすね。先生がどうしても○ぬというなら...私も後を追っちゃうっす。それでもいいなら、見なかったことにしてあげるっすよ。」先生「そうか。ああ、困ったね...生徒の命が絡むと、決断できなくなるよ...」イチカ「私は別に、先生に○ぬなと言ってる訳ではないっす。こんな苦しみに溢れた世の中ですから、そうしたくなるのも自然なことっす。生きるか○ぬか選ぶのは自由だと思うっす...」イチカ「でも、私と楽しい話を沢山して、遊びに行って、良い思い出を作っておいて、私に何も告げず勝手に居なくなることは許しません。...私でよければ、相談、聞きますけど。それでも耐えられないというなら...せめて、一緒に地獄に行ってあげますよ。」先生「...」先生「なんと言えばいいのか...」イチカ「私じゃ、嫌っすか?」先生「...いや。むしろ、イチカになら話せる気もするんだ。私は今まで、○ぬことをずっと恐れていたんだよ。生きる怖さと、○ぬことの怖さがせめぎ合ってた。生きたいと思ってたはずなのに、なぜか○のうとしていた。手術を直前に控えているのに、治療を拒む病人みたいにね。私は...バカだったな...」先生「でもイチカは、○ぬことを否定しなかった。むしろ、選択肢の一つとして肯定してくれた。今までずっと目を背けてきたけど、そうやって向かい合ってみると、なんだか○の怖さも和らいだ気がしたんだ。イチカが一緒に来てくれるなら、それも悪くないか、ってね。」イチカ「...またまた。こんな時でも、勘違いさせること、まだ言うんっすね。あはは...でも、嬉しいっす。」イチカ「生きるのも○ぬのも自由だ、ってさっき私は言いましたが...○を選ぶっていうことは、一見苦しみからの救済に見えますよね。でも...実際のところ、苦しみを受け入れて、闇に身を委ねるだけの行為。」イチカ「そんな終わり方を、本当に望んでるんすか?それがハッピーエンドだと思ってるんですか?...私は、違うと思います。」先生「...そうだね。思い出したよ。“たとえ全てが虚しくても、足掻くのをやめる理由にはならない”。私の生徒が、教えてくれた言葉なんだ。苦しくても生きる勇気を、また貰っちゃったね」イチカ「...分かってくれたようで安心っす。とにかく、一人でそっちには行かせませんから。どんな選択をするとしても、私が一緒ですよ。いいですね?」先生「ああ、わかったよ。...この幸せな気持ちが、ずっと続くといいね。」いつの間にか夜が明けていた。私と先生は二人で、空を眺めていた。苦しみの中にいても、必ず安息は訪れる。暗い夜が過ぎれば、太陽がまた昇ってくるように───fin.
シュロSSです! ただの偶然だった。ただ、物語のネタを探していただけ。そんな時だ、神の悪戯か、あるいは閻魔が手前にチャンスをくれたのか。 目の前には傷だらけで死にかけの男。手前の物語の邪魔をした男。シャーレの先生が横たわっていた。「無様ですねぇ?今回もくだらない事の為に、傷ついたのですかぁ?」 返事は返ってこない。このまま放っておけばこの男は死ぬ。だから放っておけばいいのだ。この男が死ねば、手前の物語が邪魔される事もない。「……クソ、無駄に大きい体ですねぇ」 手前は今……何をしている?何故この男を担いでいる?分からない、手前には分からなかった。ただ、手前の物語以外でこの男が傷つき、死に絶える事が許せない。「勝手に……っ死なれちゃ困るんですよぉ」 大きな体を抱え、手前の住処にこの男を運んだ。「どうして手前様は、こんな無茶ばかりするんですねぇ?」 ボロボロの体に手当をしながら、くだらない疑問を投げかける。勿論答えなんて返ってない。 一刻、二刻、時間は進み続ける。この男が起きる様子は無い。「手前様、そろそろ起きて下さい。語り手の口が暇してるじゃないですかぁ」 返事は返ってこない。いくら待っても、この憎たらしい男の口は開かない。「いい加減、起きて下さいよぉ!手前の物語の外で死ぬなんて……困るんですよ。生徒を困らせるなんて先生がすることですかぁ!!」 初めて言った、この男を手前の先生だと。 初めて言った、手前がこの男の生徒だと。 こんな言葉を言わせておいて、手前にこんな思いを書き加えておいて、勝手に1人いなくなるなんて許せない。「……ここ、は?」「っ…お目覚めですかぁ手前様?」 いつもと変わらないように、悟られないように振る舞う。「シュロ、どうして君が?」「偶然ですよぉ。たまたま死にかけの手前様を見つけて、優しい、優しい手前が手当をしてあげたんです」「そっか、まさか君が助けてくれるなんてね。でもありがとうシュロ」「別に、お礼なんていりませんよぉ」「もう……行かなきゃ」「手前様は馬鹿なんですか?」 包帯で巻かれた身体を起こそうとする男。 指1本で駄目になってしまうような非力な存在の癖に、この男は諦める事を知らない。「手前がしたのは、あくまで応急処置です。また無理をすれば、今度こそ命に関わんですよ……」「……分かってるよ、それでも」「それでもじゃないでしょ!!」 自分でも分からない怒り、何故こんなにも溢れ出してくるのか分からない。「てめぇは先生なんでしょ!!先生が、手前や生徒を残して死ぬなんて先生失格ですよぉ!!」 溢れ出した感情の発露。死にに行くこの男を、止める為の言葉。百の怪談を語る語り手の声が今は、この男の死を防ぐ為だけに使われていた。「シュロ……そうだね、ごめん」「今日は休んで下さい、手前様がいなくなると困るんです。明日……シャーレにでも行けばいいじゃないですか」「そうだね、そうさせて貰うよ。」「ねぇシュロ、君の怪談聞いてもいいかな?」「……はい?」「前から気になってたんだよね。君がどんな怪談を語るのか」「まったく、手前様は仕方ないですねぇ。特別ですよ」 なんだこの温もりは?この男に物語を語っているだけ。それなのに……何故? 答えはすぐに出た。 この男の瞳に映る手前の顔、手前も知らなかった顔。それを見て、気づいてしまった。書き加えられた思いの正体。『愛』だ。物語に書かれていなかった愛が、この男の手で付け加えられてしまったのだ。 ならば語り手らしく伝えよう。 手前の物語を変えた男に。「ねぇ手前様」「どうしたの?」「月が綺麗ですね」 これは手前の物語ただ人を嘲り、傷つけ、語る。そんな語り手に与えられた罰の物語。語り手に与えられた愛の物語だ。__𝐹𝑖𝑛.
シュロssとは珍しい 素直になれてよかったねシュロ
蛇足編だぁぁぁぁシュロは続くよどこまでも! これは、手前達の物語。 人を嘲り、傷つけ、語る。そんな、語り手の物語が【愛の物語】へと変わった後の話だ。「シュロ、凄いよ! 今っ」「えぇ旦那様、今蹴りましたよぉ!」 旦那様が嬉しそうに笑う。出会った頃は、憎たらしい微笑みだったはずなのに今では手前もつられて笑っている。 手前のお腹の中には新たな命が宿っていた。こんな手前を愛してくれた男、シャーレの先生との愛の結晶。「もうすぐ……だよね?」「えぇ、もうすぐですよぉ。この子が産まれる日」「ねぇ旦那様、この子は一体どんな子になるんでしょう?」「そうだね〜シュロに似て可愛くて、言葉遊びが得意で、ちょっぴり素直じゃない子かな?」「な、何言ってるですかぁ!? 手前は十分素直ですよぉ!!」「でも、この前仕事で遅くなった時、心配してくれてたよね? 」「あ、あれは違っ、旦那様が手前に連絡しなかったから」「ほら、そーゆとこ。でも、幸せに生きてくれるなら、どんな子でもいいよ。だってシュロとの子供だもん、不安なんてないよ」「……そうですね、手前もそう思います」 この子はどんな子供になるんだろう。旦那様が言ってくれたように、手前に似るのか、それとも旦那様みたいに優しくて、温かい子になるのか。 どちらにせよ、不安は無い。きっとこの子達の紡ぐ物語は、優しさと幸せに溢れた物になる。語り手の勘がそう伝えてくれる。 運命の日はすぐに訪れた。 今日は……この子の誕生日だ。 「ッッうぅぅぅ」 腹の中を掻き回されるような、体の内側を焼かれるような、形容し難い痛みが手前を襲ってくる。けれど、産まれてくるこの子の事を思うと、不思議と耐えられた。「はぁはぁ、これが母は強しってやつですかぁ」 赤子が泣いている。例え言葉は通じなくとも、この子が求めている事は直ぐに分かった。「大丈夫ですよぉ、母様はここにいますから」 我が子の手に触れる。手に触れた指を赤子が握って離さない。この子で2人目だ、私の事を離さず掴み続ける変わった人は。「お父様に似ちゃいましたかねぇ」「噂をすれば、せっかちなお父様も来たみたいですよぉ」 とてつもない勢いでドアが開かれた。走って来たのだろうか、服は乱れ少し汗をかいている。「……っシュロ!」 旦那様が私を抱きしめてくる。顔は涙でびちゃびちゃだ。「なんで、手前を抱きしめてるんですか」「っありがとう、私を父親にしてくれて。ありがとう、私と一緒に生きる選択をしてくれて。本当にありがとう」 何を言い出すかと思えば、そんなの手前だってずっと前から思ってましたよ。「っ今更何言ってるんですかぁ。手前だって、手前だって感謝してるんです。手前に温もりを教えてくれて、手前に幸せをくれて、」「手前を愛してくれてありがとうございます」 お互い涙で顔がめちゃくちゃだ。赤子の方を見ると嬉しそうに笑っていた。「旦那様、抱いてあげて下さい。」「うんっ」 旦那様が我が子を抱き上げる。優しく慈しむように。本当……絵になりますねぇ。 【我が子と手前の旦那様の笑顔】その光景を見て、湧き上がってきた思いがあった。嬉しいなどという言葉ではとても言い表せない程大きな物。 どうしようもなく暖かく、眩しく、優しい光が手前の心を包んだ。 きっとこれを人は【幸せ】と言うのだろう。「旦那様」「この子の名前、どうします?」「それなら、シュロが」「旦那様に決めて欲しいんです。この子の名前を」「そっか、ならこの子の名前は……」「お父様! お母様! 速く来て!」「ちょっと待って、速くない!?」「こらこら、お父様に迷惑をかけちゃ駄目ですよぉ」「そーいう母様だって、父様に隠れて父様とイチャイチャする本ばっかり書いてる癖に」「え!?そうなのシュロ!?」「な、なんでそれを知ってるんですかぁ!!」「やーい、母様顔真っ赤〜」 本当に、ありふれた物語になってしまいましたねぇ。 そう、これは平凡な物語。誰かを愛し、誰かに愛され、幸せを知る。変わり者に書き換えられた 【愛と幸せの】物語だ。fin
@@小鳥遊ハム太郎 やっぱシュロはかわいいってはっきりわかんですね!
百花繚乱2章が不穏すぎるからシュロには救われてほしい
ここで曇らせようぜぇ〜⤴︎★
ブルアカSSだぁ!あの日、先生と出会ってから沢山のことを教えて貰った。 一人では【抱えれない物】があること。 何になりたいかは【自分】で決められること。 皆それぞれ抱えた【痛み】があること。 自分の【正義】を貫き通す大切さ。 たとえ偽りだらけでも、その偽りの姿が誰かにとっての【憧れ】であること。 捻れて、歪みんだ絶望の中でも【奇跡】に繋がる道は無数にあること。 全部、先生が私達に教えてくれたこと。 私達の物語はこれからも続いていく。 未来の先生と未来の私が繋いだ物語。先生と私達がこれから紡いでいく物語。奇跡と愛の物語り。 もし、この物語に名前をつけるなら【ブルーアーカイブ】fin
【先生と家が隣だった世界線のノア】ガチャノア「...」私はふと、隣家のドアの開く音を耳にした。向こうの人は毎日、この時間に出勤しているようだ。なんとはなしに、外に目をやると、見覚えのある後ろ姿を窓越しに見た。間違いない、あれは先生だ。今のキヴォトスには、人間の男性は1人しかいない。私は窓に張り付いて、じっくりとその姿を眺めていた。ノア「先生が私の隣に居住していらっしゃったのですね。...記憶しておきます♪」私は独り言を呟いた後、PCを立ち上げる。カタカタカタ...ノア「そうと決まれば、これとこれ...それに、これも必要ですね。ふふっ、楽しみです。」───今日は当番の日だ。私は雨の降る中で、シャーレに一足早く到着していた。ノア「私が一番乗りですね。注文しておいたアレも、上手く動作しているようで安心です」そうして10分ほど待っていると...先生「着いた、着いた。今日も...」先生「って、うわっ!?ノア、先に来てたんだ」ノア「ええ。先生の驚いた顔を朝から見られて満足です。今日の業務は捗りそうですね♪」先生「全く...でもノアがいると仕事の進みが全然違うからね。正直、ユウカより頼りになるよ」ノア「ふふっ、そうですか。私を評価して頂けて嬉しいです。...この話、ユウカちゃんには、内緒ですよ。」先生「もちろんさ。じゃ、始めよっか。」ノア「ええ、今日もよろしくお願い致します。先生」───先生「ふぅ、もうこんな時間かぁ。エンジェル24に行ってくるけど、ノアは何食べ...あれ?」少し目を離した隙に、ノアは忽然と姿を消していた。先生「トイレかな?」そう思って待っていると、背後に気配を感じた。ノア「先生、昼食を買ってきました。」先生「うわっ、いつの間に!?」ノアは既に買い物を済ませていたのだ。私はコンマ数秒遅れて振り返った。先生「は、速いんだね...ははは」ノア「私も手際の良さには自信がありますから。ほら、これがお好きなんですよね?」そう言うとノアは、私が毎日買っている弁当と、家で楽しむ酒のつまみを私の前に差し出した。先生「ん?ああ、代わりにありがとう...助かったよ。」ノア「当番として、当然ですよ。そういえば先生、ミドリちゃんとは仲が良いらしいですね?...ゲームセンターにはしばらく足を運んでいませんし、私も今度遊びに行きたいですね。ふふっ」先生「そ、そっか。」おかしい。なぜ、私の昼食はともかく、つまみまでノアは知っているのだろう。誰にも教えてはいないはずだ。ミドリのことも、内緒にしたはずだ。ゲーセンに2人で行ったことを知っているかのような言い方も...。私は背筋に冷たいものが走るのを感じた。どこで知られたのか、熟考していると...ポンッ先生「うひっ!?」ビクッノア「先生、どうなされたのですか?今日はなんだか、集中力を欠いていらっしゃるようですが...」ジーッノアはそんな私の隙を突くようにして、背後から私の両肩に手を置いてきたのだ。不測の事態に、体をビクッと震わせた。そんな私の様子を楽しむかのように、ノアはまじまじと見つめてくる。先生「お、驚かさないでよ。これは、あれだね。その、糖分が足りてなかっただけだ。...あっ、他の生徒に呼ばれちゃったか。途中だけど続きは私がやっておくから、また今度ね!」ピューッノア「...」そう言って、私はシャーレの外へ走っていった。ノアから不吉なものを感じ取り、逃げてしまったのかもしれない。あのままシャーレにいたら、何かされていたのだろうか...この日は生徒と会うのを避けたほうがいいという予感があった。私は仕事を家に持ち帰ることにして、帰路に着いた...───先生「ふぅ...さっぱりした」入浴をさっと済ませて、ビール缶を開ける。この時間が私にとっての憩いの時だ。ノアが私に買ってきたつまみを見ると、今日のことが頭から離れなくなってしまう。もしかして、盗聴でもされているのか?先生「...変な妄想はもうやめよう。酔って寝てしまえば、明日には忘れてるはず」私は無理やりビールを流し込んで、深い眠りに落ちようとした。その時、ピンポーン先生「えっ?」ガタッインターホンが鳴ったのだ。こんな夜遅くに、一体誰なんだ?私は玄関まで駆けつけて、モニターに映る人影を確認する。そして程なく、私は後退りした。先生「ひっ...」モニターには、誰も映っていないのだ。先生「だ、だれかの悪戯だよ...こんな夜中にピンポンダッシュする奴の気も知れないけど、幽霊なんていないんだから...」私はそんな独り言を口にして、自分を落ち着かせようとする。寝室に入ると、誰も入ってこないと分かっているのに、ドアの鍵をかけた。先生「はぁ...はぁ...今日はもう寝よう。」そう言って目を閉じるとノア「先生?夜分遅くにすみません。」先生「ぎょわぁぁあああああっ!???」ドタドタドタノア「今日で驚くのは3回目です。」先生「ノ、ノ、ノア...どうしてここが?」ノア「私の手にかかれば、簡単に調べることはできます。...それより、1人寂しく夜を過ごす先生を不憫に思いまして。そこで、私が同衾でもして差し上げようと考えたんです。」先生「そんなメチャクチャな...」ノア「ところで、昼にシャーレを出ていってから生徒と会っていないのも把握していますよ。...私から逃げる為の口実だったんでしょうか?」ニコニコノアの顔には笑いが貼り付いているが、声色は徐々に重みを増していく。先生「そ、それは...えっと...ごめんね。ノアに何もかも知られてるんじゃないかって思って...怖くて逃げてしまったんだ。」ノア「ふふっ、ごめんなさい。先生の反応を観察するのも止められなかったんです。お詫びと言ってはなんですが...今日は寝室で...ね?」先生「断ったら何をされるか分からないし...いいよ。」ノア「ふふっ、先生ならそう仰って下さると信じていました♪」そうして私とノアは、暗い夜の闇に沈んでいった...fin.
アリス「うわーん!!みんな虫タイプになってしまいました!!」
アリスのオーバーヒート!!
きゅうけつ
先生=マッシブーンか…
@@kami-ryoiki ゲーム開発部先生はマッシブーンっぽそう。便利屋先生はペンドラー(本当は同じ吸血系モチーフにしたかったけど毒吐きそうな雰囲気それっぽいなと思ったらコレだった)。アニメ先生は…アブリー?
ブルアカ始めようとしてる人にこの動画見せてみたい
【記憶喪失した先生とカズサ】ああ、今日は先生に会える日だ。小雨の降る音が、アスファルトを微かに揺らしている。私は毎週、金曜の夕方にシャーレを訪ねている。この時間帯は先生の仕事も落ち着き、私と会う時間を取って貰えるからだ。彼と話す時間が私にとってかけがえのない宝物だった───コンコンカズサ「せーんせっ♪今週もお疲れ様!」先生「えっと...どなた様でしょうか?あなたとお会いするのは初めてのはずですが...」カズサ「...えっ?」それは、突然のことだった。先生が、私のこと、忘れた?そんなはずない。冗談だよね?きっと私のことをからかってるんだ。カズサ「もう、先生ってば。そういうイタズラあんまりしないほうがいいよ?」先生「いえ、そういう訳では...まずお名前を教えて頂けますか?何があったか全く思いだせないんです。知っているのは、私が今日シャーレの先生に赴任したという話だけです。」カズサ「おふざけも程々にしないと嫌われちゃうよ?ほら、私だよ。カズサ。杏山カズサ」先生「杏山さん、ですね。これからよろしくお願いします。」カズサ「...」まさか、本当に?何も覚えてないの?そういえば、机を見ると書類が山積みになっていて全く整理されてない。まるで、今日就任したばかりで何をするのか分からないみたいに。嘘だ。杏山さんなんて呼ばないで。いつもみたいに、私の名前を呼んでほしい。カズサ「...その呼び方、やめて。」カズサ「いつもみたいに、カズサって呼んで。」先生「すみません。生徒をいきなりそんな風に呼ぶのは、今日新しく就任した先生として相応しくないかと...だから当分は杏山さんと呼ばせて頂きますね。」カズサ「...本っ当に...」カズサ「...ほんとに、記憶失くしちゃった、んだね。」カズサ「...」雨は勢いを増し、ザアザアと耳を刺激し始めた嫌だ。昨日までの思い出が、崩れていく。先生と過ごしたあの日々が、輝いていた記憶が色褪せていく。どうして?どうしてこんなことになったの?私が知ってる先生は、もういない。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。そんなの嫌だ!!!ガバッ私は涙ながら先生に縋り付く。カズサ「グスッ、嫌だよ。先生、こんなの。元に戻す方法、私が考えるから。だから、だから...」先生「ええと...。その様子だと、あなたと私は以前に関係があった様ですね。このままではお互い誤解を生むだけですから、一度やり直しませんか?初めて会ったことにするんです。その方が...」カズサ「.......」ああ、そっか。こんなことに気づかなかったなんて。私は難しく考えすぎてたんだ。先生が記憶を失くしているのなら、私が先生の彼女だったことにすればいいじゃん。そうすれば、先生は最初から私のものになってくれる。カズサ「...はい、初めまして。昨日まで先生の彼女『だった』杏山カズサです♡」先生「そ、そうだったんですか?」カズサ「うん。私たち、手を繋いでデートしたり、熱い夜を過ごしたり、色々してたんですよ?」先生「ふふっ、初めてなのに一緒に過ごしてた、なんて妙な話ですね。」カズサ「えへへ、ホントにね。それじゃ先生...今日からまた二人で思い出、つくろっか?」グイッそう言って私は先生の腕を引く。向かった先はトリニティの中心部からほど近いホテルだった。先生「ちょ、ちょっと杏山さん!?いきなりこれは...」カズサ「ほら、カタいこと言わない。いいでしょ?『初めて』会った日に『初めて』をするなんて。」ドサッ部屋に着いてすぐ、私は先生をベッドに押し倒した。彼の上にまたがって、ファスナーを外す。ズルン!ボロン!カズサ「んっ、先生ってば期待してたんだ?もうこんなに大きくなってるよ。かわいい」先生「は、はい...」カズサ「それじゃ早速先生の...頂いちゃうね。」ニュププププ...ズチュ、ズチュ、ズチュパチュンパチュン!パチュンパチュン!パチュンパチュン!パチュンパチュン!パチュンパチュン!パチュンパチュン!先生「ああっ、杏山さん、もう...!」カズサ「うん、いいよ。私が全部受け止めてあげるから。ほら、ギュってしよ?」私と先生は抱擁を交わしながら、絶頂を迎えるビュクッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドッピュルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!カズサ「ん、あっつい...ねえ、このまま私の名前、呼んで?」先生「...うん。気持ち良かったよ。カズサ」これが二人の、“2回目の”初体験だったfin.
皆の弟子!青春を求める女の子!レンゲSSです! 温かい日差しがアタシを照らす。外を見ると満開の桜が咲いていた。アタシの門出にピッタリな日だ。アタシは今日、百鬼夜行連合学院を卒業する。 この2年間、アタシたち2人で青春活動をしてきた。1つだって忘れた事はない。初めは、転校生、その次は幼馴染、お弁当も作ったりしたっけ。 どれも大切なアタシの思い出、温かな青春の1ページ。先生が居なかったら、作れなかった物。でもまだ、1つ残っている。アタシの『 最後の青春活動』が。「さっさと行きなよ」「うぇ!? な、何が?」「幼馴染の考えてることくらい分かるよ。百花繚乱の切り込み隊長が何怖がってるの? 伝えるんでしょ」 そうだ、怖がって前に進まないなんてアタシらしくない。たとえ、怖くともどんな事にも全力で進む、それがアタシだ。いつ振り返っても、いいように。「キキョウ、ありがとう!」 アタシはシャーレに向かった。太陽が、桜達が、応援してくれているそんな気がした。「全く、私は何してるの。……恋敵に塩を送るような真似してさ」「師匠!今、時間貰ってもいいかな?」「うん、大丈夫だよ」 いつもと変わらないやり取り、これも今日で最後になるんだ。「少し……外歩かない?」 先生との思い出を辿る。アタシがパンを咥えて走った道、2人で帰った商店街、そして……。「師匠ここ、覚えてる?」「勿論、ここでレンゲに師匠になってくれって言われたよね。」 そう、2人で師弟の契りを結んだ場所。アタシたちの青春活動が始まった場所。だから、最後もこの場所で言いたかった。アタシたち2人の青春が始まった、この場所で。大きく息を吸い、呼吸を整える。「師匠! ありがとう!! 師匠のおかげで楽しい青春が送れた!!」「良かったねレンゲ、でもそれは君の努力の成果だよ」「でも、まだ……1つだけ残ってるんだよ、アタシの青春活動」 顔が熱くなる、あの日と同じだ。『最高の青春がアタシの生きる意味』そう先生に語った、あの日と同じ。「アタシ、気づいたんだ。師匠の顔を見るとドキドキして、師匠が笑うと凄く嬉しくて」「要するに……」 心臓の鼓動が聞こえる。速く、激しく、脈打っている。まるで、アタシの心みたいに。 先生がアタシに教えてくれた、『 青春』きっと、先生が居なかったらアタシは百花繚乱にいた事を後悔してたと思う。キキョウや、ユカリとも今みたいに笑えないし、キラキラした誰かの青春を妬ましく思って生きてたかもしれない。だからちゃんと言うよ、アタシの想いを。そんな後悔だらけの人生から守ってくれた先生に。「アタシは師匠が好きだ!!」「これは、本の内容の再現とかじゃなくて、アタシの、アタシだけの思い。だから師匠に、受け取って欲しい」 そうアタシの最後の青春活動、それは……想い人に告白する事。どんな答えでも後悔はない、今はただ……先生の答えを待つだけだ。「私もレンゲが好きだよ」「……っ先生、それって」「これからもよろしくね、レンゲ」 胸の中に温かい物が広がる。アタシ先生と付き合えたんだ……。「それと、これも言わないとね。レンゲ、卒業おめでとう」 桜の花びらが風に吹かれアタシたちを包む。これがアタシの青春活動の終わり、そしてアタシの『 最高の青春』の終わりだ。𝑭𝒊𝒏.
【イブキママの授乳パーティー】コンコン先生「どうぞ。」ガチャリイブキ「せんせぇ〜!イブキ、今日も来たよ〜!一緒にあそぼ!」先生「やぁ、来てくれて嬉しいよイブキちゃん。」イブキ「先生もイブキに会えてうれしいんだ?じゃあ、イブキもうれしい!えへへ...」先生「はぅあっ!?(ズキュン)」今日シャーレを訪れたのは、私を癒やしてくれる天使、イブキ。私は以前から、彼女に対して並々ならぬ想いを寄せていた。イブキとは色々な遊びをしてきたが、正直、私にとってはどこか物足りなかった。今日はいつもと違う“遊び”がしたい。イブキ「なにして遊ぶ〜?...あっ、そうだ!」先生「何だい何だい?」ワクワクイブキ「今日はイブキ、せんせぇのママになってみたい!先生のこと、おせわしてあげる!」先生「えっ、本当かい?」イブキ「うん!ホントだよ!今からせんせーは、イブキの赤ちゃんだね!」まさか、イブキの口からそんな発言が出るとは予想だにしなかった。私のママになりたいだと?先生と生徒という関係、ましてや私とイブキは年が20歳近く離れているのだ。こんなことは...否、許されるッ!!!愛さえあればできないことなどないっ!私を赤ちゃんとして世話してくれるなら本望!先生「そっか〜。じゃあ、今からイブキママ にはいっぱい甘えちゃうよ?」イブキ「まかせて、せんせー。イロハせんぱいにやり方、教えてもらったことあるもん!」先生「ふふふ、頼もしいね。ママの膝の上でおねんねしたいなぁ...」イブキ「はいっ、先生!ママの膝枕ですよ〜!」私はそう言って、イブキに寝かしつけてもらう。私の頭を乗せるにはいくぶん小さな脚ではあったが、イブキの母性にかかればそんなことはさしたる問題ではない。イブキ「ね〜んねんころりよおころりよ〜♪」私は程なく、眠りについてしまった。───先生「...はっ!」3時間ほど眠っていたようだ。イブキ「せんせー、よく眠れた?おはよう♡」先生「おはようママ♡」イブキ「えへへ。あっ、そうだ。ママだから、先生には、ミルクをあげないといけないよね?」先生「えっ」私はそれを聞いて、胸が高鳴るのを感じた。まさかイブキのものが飲める日がくるなんて。ここまで来た以上、断るわけにはいかない...イブキ「えーっと、確か赤ちゃんにチューチューして貰えば出るんだよね?...先生、私のミルク、吸ってくれる?」先生「喜んでぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!」イブキがそう言うと、首元のリボンを解き、そのあでやかな肢体を露わにした。双丘という程にも満たない、なだらかな傾斜が作るアーチが陽光に照らされてその影をくっきりと際立たせる。丘の頂点には、まだ一度も使われたことのないであろう艶やかなピンク色の突起が姿を表した。イブキ「ほら、先生♪いいよ〜」先生「頂きまぁぁぁぁす!!!」ハムッチュパッ、チュパッ、チュパッ、チュパッチュー...チュー...チュー...チュー...チュッポ、チュッポ、チュッポイブキ「んん...不思議な感じ...」私が一心に突起をしゃぶると、イブキは表情を少し緩ませた。先生「んんん、んんん、んんんー!」レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロイブキ「んっ...んっ...」イブキ「えへへ、ホントの赤ちゃんみたいだね。頭ナデナデしてあげる♡」先生「んぅ〜ママぁ、ママぁ!!」私はしゃぶる勢いを強め、仕上げにかかる。チュパパパパパパパパパパパパパ!!!チュパパパパパパパパパパパパパ!!!イブキ「先生、もうすぐ出ちゃう!」先生「いいよママぁ!思う存分出して!!!」ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ピュッピュルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!イブキのミルクはほとんど無味無臭だったが、微かに乳酸飲料のような甘みが感じられた。これが幾重にもしゃぶり尽くした果てに辿り着く、母のミルク。イブキ「先生、いっぱい飲んでね♡」先生「んんん...ゴクゴクゴクゴク」甘い余韻に浸っていると、ふとシャーレのドアが開いた。ガララッイロハ「先生、今日も私とサボりに...え?」先生「...」イブキ「あっ、イロハ先輩!今ね、先生とママごっこしてたんだよ〜!一緒にやらない?」イロハ「.......先生」先生「は...あ...あああ...その...」イロハ「覚悟して頂きますよ。」スチャッ先生「うわあああああああああああああーーーーーーーーッッッッ!????助けてくれえええええええええ!!!」その後、イブキが必死にイロハを説得してくれたから辛うじて命までは取られなかった...fin.
それはちょっと世間は許してくれやせんよ
イブキ!?
命までは取られなかったつまりサンクトゥムタワーは取られたのでは…?
題名から頭おかしくて草
こういうのを見てる時に流れてくるブルアカのCMほど一番の罪悪感…それでも音は動画を漁るのだ
先生「キバット!」ガブッ‼︎先生「変身!」
普通にSSとして上手い書き手で感動しちゃった
ssその3“先生です”(アニメ)“先生です”(画伯)“先生です”(便利屋)“先生です”(ゲーム部)“先生です”(よわよわ)ポポポポーン♪“先生です”(お前ら)“先生です”(梔子兄)”先生です”(TS)”先生です”(ロ〇)”先生です”(ショタ)“洗濯化学のアリエール”“2天井TE◯GA唯我独尊…”石5シコロ「ん、先生達を襲う♡」““ファッ⁉︎ウーン(絶命)””ミネ「救護ォオオオオオオオ‼︎」ドゴォ‼︎(壁が破壊される音)ワッカモ(53位)「あなた様は私が守ります♡」セリナ「ケガヲサレタカタハ…」黒服「クーロクロクロクロクロw先生は渡さないクロよ〜」???「ペーロペロペロペロペロ先生は渡さないペロよ〜」⁇?「あはは…」コタマ「…何だこのカオス」アロナ「…知らんな」🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦
ユメ先輩の場合、何も吸えなさそう
皆が待ち続ける女の子、セイアのSSです! 月光が部屋を照らす、まるでこの後の夢のように。「セイア、入るね」「あぁ」 毎晩、毎晩、先生は私の部屋を訪れてくれる。他愛もない話をしては、共に笑い、泣く。なんて事ない戯れ、それが日々の日課になっていた。「さぁ先生、今日などんな話を聞かせてくれるんだい?」「今日はね〜、じゃん!」 先生は嬉しそうに手に握ったチケットを見せてくる。「テーマパークのケット! 今度2人で行こうよ」「あぁそうだね、でもいいのかい?幾分かマシになったとはいえ、私のような病弱な人間と行っても楽しめないだろう?」 そう、私のような病弱で可愛げのない者と行っても先生は楽しめないだろう。「どうしたんだい、先」 先生が私の額にトンと指を当てる。まるで、不貞腐れた子供のようだ。「っ何をするんだい」「別に……そんな事、言って欲しくなかっただけ」 全く、これではどちらが大人か分からないな。「……分かったよ、今度2人で行こう」「やった! 約束だよ!!」 本当に面白い人だ。落ち着きのある顔をしているかと思ったら、今度は子供のように、はしゃぎ、笑っている。「……ねぇセイア、最近悩んでる事あるの?」「いきなりどうしたんだい。悩みなんて」「だって、さっきのセイア凄く悲しい目をしてたから」 見透かされているとすぐに分かった。君の琥珀色の瞳が私に訴えている。話して欲しい、相談して欲しい、1人で抱えないでと。「君には敵わないな先生、少し……甘えてしまってもいいかい?」「うん、勿論だよ」 酷く恨んだ力、未来を見通す力。だが、その力があったからこそ守れたものがある。ならば、それを失った私に『 生きる意味』はあるのだろうか?「今の私は、未来を見る事は出来ない。あるのは、代わりに手に入れた鋭い感覚だけ。先生、果たして未来の見えない私に『 生きる意味』はあるのだろうか?」「生きる意味か、私には分からないかな。それはきっと、セイアが見つける物だから」「そうかい……」 だめだった、この人でもこの問いの答えは出なかった。なら、私の生きている意味なんて……「でも、私はセイアに生きてて欲しいよ」「え?」「意味があっても、無くても、生きてて欲しい。私は……セイアがいないと寂しいよ」「……っ君は、私に生きていて欲しいのかい? たとえ……意味が無くとも?」「うん」 意味が無くとも生きていて欲しい。その言葉が、彼の願いが、心にへばりついた泥を払う。「……っ君は、全く……本当に」 言葉が紡げない、思考が上手く出来なくなってしまった。君の月明かりのような優しさに、身を委ねてしまう。「大丈夫だよセイア、君の生きる意味を一緒に探そう?」 『 大丈夫』その言葉が、私の心に広がる。心に芽生えた不安の種、それをこの言葉が枯らしていく。「証明……出来るのかい? この先の道に、私の生きる意味があると」 最後の確認。とっくに不安なんて無いはずなのに、最後に君の言葉で伝えて欲しかった。 「証明するよ。私の人生、全てを賭けて」「セイア、嫌だったら……避けてね。」「ん、」 くだらない答え合わせ。なんだ……簡単な答えじゃないか。私が生きる意味なんて、君の隣にいたい。それだけで十分だったんだ。「責任……取って」「勿論だよ」 私が言い終える前に先生が答える。「そうかい、愚問だったね」 2人の影を月光が照らしだす、夢のように淡く儚い光で。 先生、これが夢でない事を願うよ。 温かな朝日で目を覚ます。まるで、隣にいる君のような暖かな光だ。fin
先生「はぁ…はぁ…なんで……ここ何年かは衝動がなかった…のに」仕事が終わらず夜になってしまった。よくあることなので対して気にすることはないそう思っていたが、今日は違った。何故かこの10年程まったく起きなかった吸血衝動が起きた。先生「うっ!……はぁはぁ…抑えないと…生徒に手を出す前に…」しかし…何年も衝動がなかったため輸血パックもある訳はなく衝動を渇きを癒すために仕方なく隠してあった僅かに血液を混ぜたワインを取り出し飲んだ。先生「はぁ…はぁ…ふぅ……少し落ち着いたか…しかしどうするか。明日何処かから輸血パックをもらってくるか…しかしなんて言って…ん?誰かな?」そんな事を考えているとノックが聞こえた。マリー「あの…伊落マリーです。明かりがついていたので…そのお夜食を持って来ました」先生「……マリーか。ありがとう。ちょっと手が離せないからそこに置いてもらってもいいかな?後で取りに行くからさ」私はつとめて普段通りに返答した、はずだったマリー「…先生もしかして何処かお体が悪いのですか?すいません!失礼します!」先生「待って!マリー!……あ」マリー「せん…せい?その姿は…」生徒に見られてしまった、しかもよりにもよってシスターフッドに。先生「……バレてしまったね…ご覧通り私は吸血鬼なんだよ…昔吸血鬼を助けた事があってね…血を分けた時に私も吸血鬼になってしまったんだ。でも後悔はないよ?その人は助けられたし、私も吸血鬼で困ったことは少ないしね?」先生は明るく話をするがマリー「嘘…ですよね…教会にいる私ならわかります。教会は異端を嫌う、吸血鬼だとバレたら地の果てまで追って……と聞きます。それに吸血衝動もあるんですよね?抑えられないと聞きます。恐らく今も……」先生「……確かに、教会に、追いかけられた事もあるし、衝動は、辛い。でもこの何年も襲われなかったからね。大丈夫さ……」マリー「…先生…」私は先生にすり寄るなんとかしてあげたいそれだけの思いで。先生「ッ!駄目だ!離れて!」マリー「やはり…今日は満月です…先生?今日何かの拍子に吸血衝動がでましたね?先程何年かでなかったと言ってましたし…」先生「マリーには何でもお見通しか……さっき衝動があったけどね幸い輸血パックがあったからそれで凌いだよ。明日追加を貰ってくるし…」マリー「先生…まだ足りない…ですよね?まだ目がワインのように赤いですし牙や…その…香りもします。」先生「……私は大人だから…我慢強いし…うわ!」マリー「……駄目です先生…吸血衝動を我慢すると…反動で……なので先生……私が……先生に血をあげます」先生「ッ!絶対に駄目だ!そんなことしたらマリーまで吸血鬼になるかもしれないんだよ!そうしたら…」マリー「はい、シスターフッドは出ていかないと…もしかしたらトリニティもかもしれないですね…でも先生がこんなに苦しんでいるのに何もできないなんてシスターとして…いいえ生徒として恩知らずすぎます。さあ…先生…お願いします」マリーの目には強い決意の光があった…確かにこの目をしていれば吸血鬼にはならずにすむかもしれない、しかし先生「クッ!でも…駄目だ…生徒に手を出すわけには…はぁ…はぁ」マリー「先生……カリッ!せん…せいこれでも…」マリーは指を噛み血を流す。マリーの指から薫る香しい処女の血の匂い。もうガマンデキナイ先生「マリー!チュ…チュプ…レロレロ」一心にマリーの指を舐めてしまう数分後やっと落ち着きを取り戻した先生「……ごめんね…マリーこんなことさせて…牙は立ててないから大丈夫だよ」マリー「いいえ、先生。先生が私達を助けてくれたように私も先生を助けてたいのです。私も先生に身を捧げます……さぁ…先生今度はこちらから……」マリーは顔を赤くしながら首筋を私に見せる。普段肌を出さないマリーがここまで恥ずかしいのを我慢して私の為に……先生「マリー…ありがたく頂くね…万が一吸血鬼になったら私と一緒に過ごそう…」マリー「……はい、先生……あっ…痛い…でも何でしょう?この感覚ハァ…アッ…ン」先生「大丈夫だよマリー。吸血されると気持ちよくなってしまうんだ…今はそれに身を任せてチュ…チュプ…ハァ…」マリー「アッ!先生!何か来てしまいます…私を離さないで下さいアッ…ン…ァァァ!」先生「落ち着いたかい?マリー」布団を頭から被ってこちらと顔を合わせないマリーマリー「…先生にあんなはしたない姿を…それに肌をさらして…」先生「マリー?さっきも言ったっけどね責任は取るよ。教義にも愛する人とは…その…禁止してないし…それに吸血鬼になったら悠久の時間を…生きるんだ…」マリー「……そう…ですね……先生!至らない所もありますがこれからよろしくお願いします」先生「こちらこそ。さぁもう寝てしまおう…こっちに来るかい?」マリー「?!………お願い……しますzzz」先生「マリーは寝たかな。ごめんね…マリー…これで君も4ねなくなった……サクラコやヒナタ…他のシスターフッドが歳を取る中、君は老いず、4なずおいていかれる事に……」マリー「ふふ、大丈夫です、あの時先生に身を捧げると決めたときに全て背負うと覚悟しましたからね。それに先生が大切にしてくれるのですよね?…その…私の初めてを、捧げたのですから…」先生「起きてたのかい?まったくマリーにはかなわないね。あたり前だ!体が灰になるまで君と共にいよう。チュ」
ヒマリ認知症概念「おや、先生今日もいらっしゃったのですか?」私がドアを開けると、そこにはいつものようにヒマリが居た。優しい笑顔を向けたまま、手でミカンの皮を剥いでいる。季節はもう冬。体が凍えそうな程外は寒い。でも、ヒマリの温かさは、そんな体も疲れた心も温めてくれる。"こんにちは、ヒマリ。今日もお世話になるよ。"「おやおや、流石の先生もこの超天才清楚系病弱美少女ハッカーの私には骨抜きとは…私が可愛過ぎるのですね。」私はそうだね。とヒマリの言葉を軽く受け流し、こたつに入っているヒマリの隣に行く。私は最近、よくヒマリのお家にお世話になっている。仕事の愚痴や疲れ、一人でいる孤独感をヒマリは全て埋めてくれた。一緒にミカンの皮を剥き、プリプリッと実った果実を口に入れる。たったそれだけでも幸せだ。下らない事もヒマリと居れば心踊る。ヒマリは先月認知症になり、その後亡くなった私の祖母に似ていた。優しい笑顔、明るさ、その全てが祖母に似ていた。私は祖母がいなくなって出来た心の隙間をヒマリで埋めようともしているのかもしれない。でも、どうしても祖母の温かさを忘れたくないと思い、今日もヒマリの元へ来たのだ。そして今日も一緒に夜ご飯を食べる。ご飯に豆腐が入ったお味噌汁、筑前煮に、鯖の塩焼き。他の生徒に比べたら実に質素。だがこれが良い。特に私が好きなのは、ヒマリが作る筑前煮だ。『全知』の学位を持つヒマリは、私の好みの味も美味しい煮物の作り方も全部知っている。だからこそ、安心感がある。私はいつものように筑前煮を口に入れる…"ん゛ん゛んっ!?"口の中に不快感が広がる。なんだか甘ったるい…しかも人参は皮付きだし、出汁を取る用の椎茸も入ってる。私はヒマリを傷つけないように、遠回しに聞いてみる。"あ、あのさヒマリ。今日の筑前煮、味付けとか変えた?"「いえ?特に変えてませんけど?どうしたんですか?」ヒマリは不思議そうに答える。きっと私に疲労が溜まって、おかしく感じただけだろう。でも、どうしてもおかしいとは思う。(ヒマリも人間。どうしてもミスをしてしまう時だってあるだろう。)そう自分に言い聞かせ、ご飯を完食した。口の中は不快感がまだあるが、せっかくヒマリが作ってくれたんだ。完食しない手は無い。そう思いながら、自分の家へと帰る。この日は満月の日だった。呼吸を忘れる程美しい満月は、怪しげな光を街中に降り注ぐ。昔、家出をした時、ふと空を見上げると、満月だったことを思い出す。懐かしさと共に、満月の光が嫌な事を予兆する様な気もしたが、私は気にせず、孤独の帰路につく。翌日、またヒマリの元へ向かった。ドアを開けると、寝ているヒマリの姿が。いつもは少々おしゃべりが過ぎるが、寝ている姿は本当に可愛い。そう思いながらヒマリの顔を見ていると、ヒマリの目がゆっくりと開く。起きたばっかりで、ヒマリが私を認識するのに時間が掛かっていた。「んぅ…ん?あぁ、先生でしたか…。寝落ちしていました…。」昨日から疲れが溜まっているのか…?私はヒマリをリラックスさせる為にも、一緒に外に散歩にも行こうと誘った。公園の木はとっくに葉を落とし、これからの厳しい寒さに備えている。街は照明で次々に明るくなる。時刻は夕方。ヒマリの弱い体を冷やしたらいけないので、私はヒマリに手袋と、ダウンコートをあげた。ヒマリは一瞬?と頭を傾けたが、すぐにいつもの様な姿に戻った。公園に着いて、ヒマリの車椅子にペースを合わせながら、一緒に歩く。外に出てからヒマリは何一つ喋らない。居心地が悪くなった私は話題を振る。"ほら、ヒマリ見て。桜の木に葉っぱがもう無い。これから更に寒k…"私がヒマリに話題を振っている最中にヒマリがそれを遮った。「ここ…何処ですか…?」え?私はヒマリの言っていることが分からなかった。つい最近まで、一緒に散歩に行っていたのに、ヒマリは忘れていた。しかも、冗談を言っているような雰囲気では無い。私は、ヒマリに何かしらの病気か何かが掛かっていると思い、セリナに連絡する。気づけばセリナは私の後ろに居た。いつ来たのか分からなかったが、今はどうでもいい。「おや、鷲見さんですか。どうされましたか?」"セリナ頼む!すぐさまヒマリを病院に!"「え!?あ、あっはい!先生。」セリナは急いでヒマリを病院に搬送した。私も先生として心配なので一緒についていくことに。病院につくとすぐさま、病院の先生に診てもらった。先生は、「もしかしたら脳に異常が発生しているかもしれないです。なのでCT検査を受けましょう。」と言う。脳に異常…?そんな唐突に脳に異常が発生する事なんかあるのか…?私は不安に思いつつ、CT検査の結果をただ待つだけだった。数十分後…CT検査を行う部屋の扉が開き、ヒマリと先生が出てくる。私は検査の結果を早く知りたかった。でも、表情には示さず、真剣な態度で先生の方を見る。先生が口を開き、私は唾を飲み込む…「ヒマリさんは…若年性認知症です。しかもかなり早いスピードで進行していています。」"先生!ヒマリが助かる方法は!?"私は藁にもすがる思いで、先生に聞く。「方法は………現段階では存在しません……。」"嘘だ!嘘だ!嘘だ!治らない方法は絶対にある!金はいくらでも払う!だから…!"私は焦りの余り、先生の胸ぐらを掴みながら大声で叫ぶ。近くの看護師に押さえられて、私は申し訳ないことをしてしまったと理解した。私は先生に謝り、状況を説明して貰う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ヒマリは若年性認知症になった。そして、症状はアルツハイマー症と瓜二つだか、病気の進行速度が数十倍にもなっているそうだ。このままだとヒマリは数日で一人じゃ生きられないようになるから介護が必要らしいので、私が付きっきりで介護することになった。ヒマリは虚ろな目でずっと天井を向いている。今までのヒマリでは考えれない程静かで寂しい。私は"お腹空いた?"や、"何か飲みたいものとかある?"と聞いてもヒマリは私に見向こうともしない。私の言葉は真っ暗な虚無の世界に飲み込まれるだけだった。たまに口を開けても「う…あぁ…うぅ……。」としか言わない。ヒマリにも考えがあると思うが、私には何を言っているか分かってあげれない…。筆談なら分かるので、ヒマリに相談して見せても、ヒマリはペンを持とうともしない。もう、どうすればいいのだろう…慣れない料理をし、ヒマリに渡す。今日はお粥だ。"ほら、ヒマリ。あ〜ん。"ヒマリが口をゆっくり開けると、そこにゆっくりとお粥が乗ったスプーンを入れる。ヒマリはゆっくりお粥を咀嚼し、飲み込む。美味しそうに食べているのか分からないが、続けてお粥を口に入れる。完食はしてくれたが、美味しいも何も言ってくれない…。夜になると、ヒマリが部屋を歩き回るようになる。これも若年性認知症の症状らしい。目的もなにもないけど、ただ歩き回る。冬の夜の風は寒い。病弱なヒマリなら布団に包まるのに、布団にも包まらず、歩き回る。もう、あの時のヒマリは帰ってこないんだ…そう思いながら、ヒマリの姿を見ながら、ゆっくりと深い眠りに……____________________________夢…か…?目の前にはいつものヒマリが。明るくて、元気なヒマリ。うるさいと思ってもそれが楽しいと思えるヒマリ。誰よりも可愛いヒマリ。そんな彼女が私の目の前に。でも、その姿がどんどん老けていき、私の祖母の姿に似ていく。"おばあちゃん!おばあちゃん!"そう叫んでも、祖母には届かない。そのまま、消えていき…"はっ!?"夢から覚めた私はすぐさまヒマリの方へ向く。ヒマリはベッドの上で仰向けで寝転がっている。私は、ヒマリの方へ近づくと…「パパ…?」私のことをパパと言う。これは後期症状の見当識障害らしい。もう…ヒマリは助からないのか…。私は悔しさでいっぱいだ。「パパ……私タヒにたくない…。」ヒマリが涙ぐみながら答える。私も目頭が熱くなり、 "ヒマリ…ゴメン…ゴメン…"としか謝れなかった。後1秒でも長生きさせてあげたい。その気持ちが強くなる。その時…「先生…泣かないで…ください…。せっかくの…顔が台無し…ですよ…。」"ヒマリ!"私はヒマリに抱きつく。ヒマリはかなり冷たい。ヒマリの後頭部に手をやり、自分の方へ近づける。'"ˈヒマリ…長生きさせてやれなくてゴメン…。もっと楽しい事させてあげれなくてゴメン…。"'感情が洪水のように溢れ出し、涙が出る。自分が最後に喋る様なセリフを吐き、更に涙が出る。「先生…泣かないでください…どうせ死ぬなら、最後は笑顔でこの超天才清楚系病弱美少女ハッカーこと、この私を見送ってください…ね…。」私はヒマリの手を握り、必死に笑顔になろうとする。でも…でも…涙が止まらない。こんな時にも生徒のお願いを守れない私は教師として失格だ。「先生……愛してます…。」ヒマリがそう口を開くと、そのまま手から力が抜ける。"ヒマリ!!頼む…行かないでくれ!私を…僕を…置いていかないで!"…………。ヒマリからの返事が無い。"うわぁぁぁぁぁぁ!"私は涙も声も枯れるまで赤ん坊のように泣きわめき続けた。数年後、私は必死に医学を勉強し、医者となった。もうこれ以上私と同じような人を生み出したくない。そう思い、私は医者となったのだ。一人でも多くの人を救いたい。そう決心する。私の心にはずっとヒマリの事が残っている…ヒマリの事が私の生き甲斐だった……。しかし、私の医者としての人生はそう長くは続かなかった。そう、私も若年性認知症になったのだ。周りの人の事もどんどん忘れていく…自分がやりたいことが出来なくなる…でも…ヒマリが居れば…ヒマリが……。『あれ?ヒマリって誰だっけ?』私は心に大きく穴が空いたような感覚に襲われる。誰を忘れた?分からない。何を忘れた?分からない。喪失感が私を猛烈に襲う。苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。「先生。」その時、誰かが私の名を呼んだ。その方を見ると、そこにはヒマリが… "あぁ…そこにいたんだ…ヒマリ。またせてごめんね。じゃあ…行こうか…一緒に…いつまでも…。"そう言って私は一人で静かに息を引き取った。一本しか出来なくてごめんなさい!!
@@頭わっぴー野郎重いよ……
@@不知火トワ 今回は重めを意識して書いてみました
@@頭わっぴー野郎 なんだこの...湿度は...
救いようがない結末で読んでて心が苦しくなった。季節だったり感情の表現の仕方が上手ですごいよかった1本だけって言ってるけどその1本ができよすぎるから全然大丈夫だよ
限界先生先生「もう朝か」私はシャーレの窓を覗くと、太陽が朝の挨拶をするように、水平線から顔を見せ始めていた。今日で8徹目、机の上には空になったエナドリの缶がその半分を埋めていた。机の上を片付けたら、そっと誰かに叩かれた。それは、叩くにしては思いやりのある優しい叩き方であった。ハスミ「先生?先生?」見上げるとそこには高く、大きな人が私の顔を覗き込んでいた。疲れていたのかそれが誰か認識するのに苦労した先生「んぇ?あれ?」ハスミ「先生、おはようございます」先生「え〜と、あれ?」ハスミ「先生、ハスミです。当番なので来ました」先生「は、ハスミ?」ハスミ「どうされたんですか?……ちょっと待って」ガバッハスミは私の後ろに手を回して、その大きな体に抱き寄せてきた。大きく弾力のある何かが私の顔に直撃した。大きかったせいか、私は息が出来なくなった。だが、それもどうでも良い。その大きさに、その柔らかさに、私は屈してしまって体の力が抜けきってしまった。ハスミ「……あら?力が抜けてしまってますね」ガシッ先生「んぇ?わぁ!」私の後ろに回していた手の1本が、私の足を掴んで持ち上げてきたのだ。柔らかく長い腕の中で私は眠ってしまった。ハスミ「フフ、寝てしまいましたね。先生も頑張り屋なんですね」〜夢の中〜???「働け」「働け」「働け」「働け」???「働け」「働け」「働け」「働け」???「働け」「働け」「働け」「働け」???「働け」「働け」「働け」「働け」先生「んぅ……はっ!」よく分からない夢を見てしまったようだ。隣を見るとそこには黒く大きな壁が可愛い寝息を立てていた。先生(ーーそうだ働かなきゃーー)私はベッドから立ち上がりそのままベッドを見ると、ハスミが眠っていた。彼女を起こすまいと静かに仮眠室から出ようとしたら、聞き覚えのある声で呼び止められた。ハスミ「先生、起きるてるなら教えてください」先生「それはすまない事をしたね。」ハスミ「今から業務に戻られるのですか?」先生「うん、先生だからね」彼女は人を憐れむような目をしていたハスミ「顔色がまだ優れていませんが、本当に行かれるのですか?」先生「私なら大丈夫だよ。」正直しんどかった、でも生徒の前ではいい顔を見せるしか無かったハスミ「たまには……その、甘えてきてもいいんですよ……//」彼女は優しい目をして誘惑してきた。その顔は少し赤らんでいた。それにしてもドアが開かない、押しても引いてもピクリとも動かないのだハスミ「ふふ、そこ壁ですよ。やはりもうすぐ休むべきですよ」ドアだと思っていたものは壁だった。私は恥ずかしかった、その証に私の目には涙が溜まっていたハスミ「先生ってそんな少年みたいな反応もされるんですね」先生「いやぁ……えっと……」言い返す言葉が見つからない、というか考える事が出来なかった。"甘えたい"私脳は次第に甘える事以外考えられなくなった。ハスミ「先生、涙を流してどうしたのですか」先生「ふぇ?あれ?」頬には涙が伝っていた、空気が触れる度に冷たく感じる。"甘えたい""甘えたい""甘えたい""甘えたい"体は考えるより早く動いていたギューハスミ「あら?素直になったのですね」先生「つよくぎゅーってして!えへへ」ハスミ「ふふふ、わかりました」グググギュー先生「あはは、つぎはちゅーしよぉ〜」ハスミ「あらぁ?チューして欲しいのですか。い、いいですよ......//」チュー先生「ぷはぁ、えへへちゅーされちゃった〜えへへ〜」私は多幸感に包まれながら眠りについたそれからというもの私は1週間に1回ハスミに甘えるようになった
先生…そのまま甘い休息を貪ってくれ…
ホシノSSいきまぁす!「先生似合ってるよ〜」「そうかな?ホシノも凄く綺麗だよ」「うへ〜、ありがとう先生」「さ、行こっか」 私達はシャーレ主催のパーティに来ていた。パートナーと2人での参加が必須のようで、私は先生に誘われ参加している。「ホシノ、しばらくここで待っててくれるかな?」「うん、先生も大変だね〜」「ごめんね、すぐ戻ってくるから!!」 そう言って、先生は偉そうな人達の方に行ってしまった。 先生の立場を考えると仕方ない事だ。そんなの分かってる。 でも少し…寂しいな。 「君はもしかして……小鳥遊ホシノかい?」「そうだけど、貴方は誰?」「おっと失礼、私はこういうモノで」 差し出された名刺に目を通す。どうやら、何処かの社長らしい。「兼ねてから君の話は耳にしていてね。まさかこんな所で出会えるとは。もうあの『無能』な会長も居ないしどうだね?私の会社に興味はないかな?」 明確な悪意、騒ぎを起こせば先生に迷惑がかかる事なんて分かりきってる。 でもあの人の事を馬鹿にするのは…どうしても許せなかった。「取り消して」「は?」「その言葉取り消して!! ユメ先輩の事を馬鹿にするな!!」「おいおい、そんなに怒らないでくれよ。事実だろ?理想ばかり描いて現実を見ない。まさに馬鹿だ」「……っ」 握る手に力がこもる。 何処から騒ぎを嗅ぎつけたのか、周りには人が集まっていた。「まさか君も馬鹿だったとは。ガッカリだよ、小鳥遊ホシノ」 悔しい、何も言い返せない。大人の力の前では何処までも私達は、『無力な子ども』なんだ。「そうでしょうか?」 聞きなれた声が聞こえた。「少なくとも、私はそう感じたことはありません」「先生……っ」「もう大丈夫だよ、ホシノ。1人にさせてごめんね。こんな事なら一緒にいれば良かったな」 先生の手が私の頭に触れた。握っていた手の力が抜ける。この人なら大丈夫、そう思える。「さて、先程の話ですが貴方は、私の生徒を馬鹿だと仰った」「あぁ、だってそうだろう?無能の為にこんな騒ぎを起こ」「彼女の何処が馬鹿ですか?私は誰かの為に怒れる彼女を誇りに思います。本当に優しい子だと、そう思います。」「そして」「そんな彼女が敬愛する人を侮辱するような発言は許せない。取り消して下さい。」 初めて聞いた声。いつもと違う怒りを含んだ声。「君分かっているのか!?私は」「貴方の事なんて知りませんよ。私は彼女の先生だ。先生としてさっきの発言は見過ごせない。謝ってください、彼女に」「……チッ、悪かったな小鳥遊ホシノ」 先生の圧に押されたのかそのまま奴は何処かへ消えてしまった。「……先生、ごめ」「ホシノ、少し外に行こうか」 先生が私の手を引く、人の波をかき分け私達はテラスに出た。「ホシノ大丈夫?、何もされてない?」「うん、大丈夫だよ」「……先生、ごめんね。また、おじさんのせいで迷惑かけちゃって」「迷惑だなんて思ってないよ。ホシノは誰かの為に怒っただけ、本当に優しい私の自慢の生徒だ」「そんな事言ったら、先生もだよ。私なんかの為にさ、怒ってくれてありがとうね」「あれは、先生として……いや違うな、私が見過ごせなかったんだよ。先生としてなんて言ってたけどね」「ホシノが馬鹿にされる事が許せなかった。だから私もあんなに怒っちゃった。大人げないよね」 そんな事ない、嬉しかったよ先生。私の為に怒ってくれて、ユメ先輩の為に怒ってくれて、本当に嬉しかったよ。「うへ〜じゃぁ先生も私と同じだ。本当に優しい、私の自慢の先生だよ。」そう本当に優しい私の自慢の人。私の大切な人。私の好きな人。「そう言われると照れちゃうな」「先生こっち向いて?」「ん?」月あかりに照らされた2つの影が重なった。この先どうなるかなんて私には分からない。でも、きっと、この人がいるなら大丈夫。「1回しか言わないからね、先生」「大好き」fin
30:28 からのひよりまじすこ
何とかできた新しいSSです!ハナエ「おはようございます……先生……」先生「おはようハナエ……ってハナエどうしたのその顔?!」 曇天、シャーレに来たハナエの目は少し赤みを帯びて、その下にはクマが色濃く残っており、かつての曇りひとつない笑顔とは遠く離れているやつれてひきつったような笑顔をしていた。 ハナエ「私は元気ですよ……ちょっとだけ忙しかっただけですから……」 先生「大丈夫にはとても見えないけど?!」ハナエ「さあ先生……なにか手伝える事ありますか……?」先生「手伝いなんてとても頼めないよ!歩くだけでもフラフラしてるじゃないか!今日は休んだ方がいいよ!」ハナエ「大丈夫です……これですぐ元気になりますから……!」先生「ん?マッチなんか付けてどうするの……まさか?!」ハナエ「うぅ……我慢……!我慢です……!」先生「ダメだハナエっあちっ!」ハナエ「きゃあ?!せ、先生大丈夫ですか?!」先生「あはは……大丈夫だよ、手が少し火傷したくらいだから」 危なかった……もし気づくのが少しでも遅かったら大惨事になっていただろう。ハナエのことだからろくにならないとは思ったけど、まさか自らの目に当てようとしてたとは……一体どこからそんな情報を知ったのだろうか…… ハナエ「うぅ……治療する立場にも関わらず先生をケガさせてしまいました……私はやっぱり救護騎士団失格です……」 やはりおかしい。こんなに元気がないハナエは初めてだ、相当なにかが重くのしかかっているのだろう……ん?『やっぱり』……? ハナエ「絆創膏あげますので……先生にケガをさせないために私は帰りますね……」先生「待って待って!私が止めたんだし、ハナエのせいじゃないよ!ほら、ちょっと休もう?」 私は帰ろうとするハナエを引き留め休憩室へ連れて行った。ハナエの相談に乗ろうと思ったからだろうか。いや、シャーレから出た後のハナエを想像したくなかったのだろう 先生「一体どうしたのハナエ?いつものハナエらしくないし、とても働きすぎとは思えないな」ハナエ「……その、私は患者を治療することなんて向いてなかったようです」先生「どうして?」ハナエ「ある日、私のせいで、患者の容態が悪化してしまったんです。」先生「……ハナエが治療でミスするなんて珍しいね、その患者はどうなったんだい?」ハナエ「その時は救護騎士団の皆さんがいたおかげで何とかなりましたけど……もし私しかいなかったら……」ハナエ「……その日から私は悪い夢を何回も見るようになってしまいました」先生「……悪い夢ってどんなの?」ハナエ「……私が患者の治療に失敗して患者が命を落としてしまう夢です。患者は毎回変わって……ついには先生まで自分の手で……」ハナエ「こんな夢を見ないためにいっぱい本を読みましたし、先輩たちの治療もたくさん見ました……」ハナエ「夢ということは分かっています……でも、もし夢みたいに失敗してしまうと思うと……」
先生「……ハナエ、ちょっと近づいてもらえるかな」ハナエ「え……?で、ですが……」先生「いいからさ」ハナエ「は、はい……」先生「もうちょっと近づいて」ハナエ「で、ですがこれ以上は……」先生「私の膝に乗ればいいよ」ハナエ「え?!ど、どうして……」先生「まあまあ、良いからさ」ハナエ「わ、分かりました……こ、こうですか……?」 ……ハナエを膝に乗せても気づかないほど軽かった。ハナエと目が合う。その目は赤みがかってはいたがその奥から綺麗な水色が見え、目のクマはさっきよりもハッキリと主張された。 先生「……」ハナエ「せ、せんせっきゃ?!」 後ろに手を回しハナエを抱きしめる。私から離れないように強く。 ハナエ「ど、どうしたんですか先生……?」先生「ハナエはよく頑張ったね、みんなを治療するために患者を夢でも治療したんだ」ハナエ「で、でも私は患者を……」先生「そうならないために努力もするし、救護騎士団としての活動もちゃんとしてるじゃないか」先生「でも少し頑張りすぎかな、1人でそんなに抱え込んじゃダメだよ」ハナエ「はい……そうですよね……」先生「ハナエに笑顔が無くなっちゃたら……ハナエが倒れちゃったらみんな悲しいよ。」ハナエ「……」先生「今度からはもっとみんなを頼ってね、私はいつでも待ってるから」ハナエ「……ありがとうございます」先生「ハナエは頑張り屋さんで、みんなに優しくて、そして笑顔が似合う可愛い天使だよ」先生「……だからこそ、自分にも優しくいて欲しいかな」ハナエ「……先生」先生「……なんだい?」ハナエ「まだ……このままでいいですか……?」先生「いいよ、今日は2人で休もうか」 私はハナエのすすり泣く声が聞こえる度に頭をさすり、強く抱きしめる。ハナエも私を強く抱き、2人はお互いの温もりを感じ合った 先生「……少しは落ちついた?」ハナエ「……はい!ありがとうございます!」先生「元気が戻ったみたいで良かったよ」ハナエ「……先生、ちょっとお願いしたいことがあるんですけど……」先生「ん?」ハナエ「そ、その……キスをしてもいいですか?」先生「うん、いいよ」ハナエ「ありがとうございます……!では……!」 ハナエの唇は私のよりも何倍も柔らかく、とても言葉では言い合わせられない至高の味わいだった。段々とハナエの顔が赤く火照っていく。それと同時にハナエとのキスは過激となり、お互いの舌で2人の愛が混ざりあっていく。やがて唇は離れるが2人の愛でできた橋が作られた。 ハナエ「ごめんなさい先生……私なんだか変な気持ちになって来てしまいました……♡」先生「……私もだよハナエ、これはきっと病気だろうね。じゃあ2人で治療しようか」ハナエ「……はい!♡私が先生のことを治療してあげます!♡」 シャーレのとある部屋、その空間で聞こえるのは女子高生と先生との関係を超えた2人の男女の愛の巣が作られていく音だった。今日のハナエと私はずっとくっ付いたままだろう。お互い、離したくないと思っているから。とっくに外は雲一つない晴天だろう。
おほ^〜 疲れた体にキく〜
ハナエ抱きしめたらいろいろ当たりまくって正気保てなさそう
【湿度が極限まで高まったルミが、先生との相合傘で我慢できなくなった世界線】ピチョン...ポチャ...ルミ「...」あたしは雨の降る日、頬杖をつきながら窓越しに外を眺めていた。今日は先生と二人で、買い出しをする。予定していた時間まで、あと10分程だ。ああ、どうして待ち望んだ時が近づくほどに時間が流れるのが遅くなるのだろう?水滴をガラスが伝っていくのを、1秒1秒くっきりと認識しながら見つめた。早く、会いたい...先生が予定より早く来てくれたらいいのに。ルミ「はぁ...あたし、こんな重い女だったんだ。嫌になるなぁ...ほんと。」あたしのこういう所が、あたしは嫌いだった。先生はいつもあたしに優しくしてくれるけど、こんな内面を知られたら先生はどう思うだろうか。怖い。本当の私を見せたら、拒絶されてしまうかもしれない。こんな雨降りの日には、湿っぽい態度が余計に出てしまいそうになる。先生が来たら、いつも通り振る舞わなきゃ。先生が思う、陽気で快活な『朱城ルミ』として。私は気を引き締め、笑顔を作る練習をした。ルミ「...うん、口角は上げておかないとね。あんなしみったれた顔、先生には見せられない。」それから5分ほど経っただろうか。向こうから足音が近づいてくる。コツコツコツ先生「やあルミ。予定の時間に間に合ってよかった...」ルミ「先生?来てくれて嬉しいよ。それじゃ、行こっか。」───あたしは当然、傘を持っていたが、先生の前では家に置いてきたと話しておいた。それはもちろん、先生と同じ傘に入る為だ。ルミ「そういうわけで、先生。狭くなるけど、傘、入れてもらうよ。」先生「うん。もちろん私は迷惑じゃないよ。それに...相合傘をするなんて、初めてだからちょっと嬉しいな。」ルミ「ふーん...初めてなんだ?先生、今ドキドキしてる?」先生「うん、その、かなり...」ルミ「あははっ、先生意外とウブだったんだね。かわいい」先生「...ッ!からかうのも程々に、してよ」ルミ「冗談さ。そんなに気を悪くしないでおくれ、先生♪それじゃ、失礼して...」先生「うん、狭いけど我慢してね。」危なかった。思わず本音を漏らしてしまった。冗談だと言ってその場を凌いだが、先生には伝わってしまったかもしれない。思わせぶりなことを口走って、先生を誑かそうとしている卑しい女。先生の目にはあたしがそう映っていないだろうか...あたしはそんな気持ちを抑えながら、いつもの調子に戻る。先生「...ところでさ、ルミ。ちょっと話したいことがあるんだけど...今は大丈夫?」ルミ「おっ、どうしたんだい?先生のほうから話を持ち掛けるなんて珍しいね。いいよ、なんでもあたしは聞くからさ...」先生「ありがとう。話したいのはルミのことなんだけどさ...」ルミ「うんうん」あたしの脳内には、一瞬だけ、先生があたしに告白でもするんじゃないかという考えが過った。馬鹿だなあ。どうせ、あたしが重いからちょっと距離を置きたいというような旨の話だろう。何を浮かれているのか。あたしは覚悟も決まらないまま、相槌を打つ。先生「ルミはさ、なんだか遠慮してる感じがするんだよね。いつも壁を隔てて他人と接してるっていうか...」ルミ「えっ...」先生「ルミは快活で素直な子っていう印象だけど、なんだか自分を他人に良く見せるための建前っぽくて。本当は思うところがあるのに、そこには踏み込ませないっていうか」ルミ「...先生?」先生は目を逸らさず、あたしの顔をじっと見つめている。そんな視線を向けられたら、あたしは...。先生「ごめん、喋りすぎたね。私の言いたいことは、ルミはもっと自分を曝け出していいんだよって話なんだ。色んな人を見てきたから、陽気に振る舞う人ほど、自分の本音を隠しがちなのも知ってる。」ルミ「...」ルミ「本当の自分、かぁ...」ルミ「先生はお見通しだったんだね。あたしはさ、ずっと怖かったんだ。本音を知られるのが」ルミ「あたしが本当に思ってること、ちょっと普通じゃないんだ。先生、それでも聞きたい?」先生「もちろん聞くさ。ルミが心を開いてくれたら、これ以上嬉しいことはないよ」ルミ「...そっか。」ルミ「あたし、本当はね...」ルミ「先生のことが好きなのさ。先生が他の子と会ったとか、一緒に仕事をしたとかいう話を聞く度にモヤモヤしてた。今日、先生を待ってた時も、早く来てくれないかなってずっと思ってたんだ。」先生「ルミ...」ルミ「...ごめんね。叶わない恋だってのはわかってる。聞いてくれただけでも嬉しい。せっかく来てくれて悪いけど、あたしは帰るよ。先生に負担はもうかけたくないから」先生「それは違うよ、ルミ!」ルミ「!」先生「以前、ある人に教えてもらったんだ。他人を通して、自分も知らない未知の自分を知ることができる...って。他人は自分の映し鏡だから。ルミも、私に本音を話したことで自分の心の奥深いところに気づけたんじゃないかな?」ルミ「...あたしのこの思いは、正直誰にも知られたくなかったんだ。自分で、自分の心に蓋をしてた。見て見ぬフリをし続けてきた。でも、先生に話したことでちょっと光が見えた気がしたんだ。もしかしたら、私を受け入れてくれるかもしれないって...」先生「ルミ自身も見たくない一面だって、私は受け入れるさ。先生だから、生徒のことを知るのも当然の義務だよ。ありがとう、勇気を出して話してくれて。」ルミ「...っ」ルミ「それってさ...あたしの好意...受け止めてくれるってコト?本当に?いいの?あたし、重いよ。他の子と話したら、たぶん、嫉妬で狂っちゃう。それでも...?」先生「うん、約束するよ。ルミのことは世界で一番大切にする。私が責任を取るよ。」ルミ「...ふふっ、変な人。でも先生以外に、ここまで話せる人なんていないから。先生のこと、信じさせて貰うね。これから、よろしく♪」目を伝うものは、きっと傘の隙間から落ちてきた雨粒だろう。先生「こちらこそ、よろしくね。...おっと、もうこんな時間か。早く買い出しを済ませないといけないね」ルミ「...うえっ!?ごめんね、話が長くなっちゃって...それじゃ急いで、行こっか♪」私はそう言って先生と腕を組み、二人でショッピングモールへ歩き出した...はずだった。頭の中では真っ直ぐ進んでいるはずなのに、なぜか足は反対の方向へ向かっていた。ズリ...ズリリ...先生「ん?逆だよルミ...そっちはホテル街...」そんな言葉が耳を通り抜けていく。あたしはお構いなしに、先生の体をズルズルと引きずっていった。次第に先生の腕を掴む力が強くなる。ギリギリギリ...先生「ちょっと、痛い痛い痛い!」ルミ「ふふっ、軽く寄り道するだけさ。先生だって“楽しいコト”したかったところだろう?あたしが連れていくから。」ズルルルルルルルルルル...先生「力強いっ!?ちょ、誰か来てーーー!!!この人引き剥がしてーーーーーーーーーー!!!!!!」雨はほとんど浴びていないはずなのに、あたしのシャツはなぜかじっとりと湿っていた。fin.
15:21 ほげほげぎえぴああああああああああああああっ!?!?
ほげほげんぎゃああああああああああああああっ!?
どこかの饅頭が叫びそうな悲鳴だなぁ………
どっかのFPSgamer201が叫びそうなことだな()
今回は戦闘描写多めです。風紀委員長と老剣士⑤私はヒナと共にゲヘナのスラム街に来ていた。先生「おいおい、なんだこりゃ…」眼前にいるのは、約100人にもなる邪気に当てられた不良生徒達が敵味方関係なく手に持った武器で周りを破壊しながら戦闘をしていた。先生「あーやって争ってても徐々に進行していっている、早急に鎮圧するぞ。」ヒナ「了解。」先生「ヒナ、先日教えたが武器に気を纏わせながら戦闘することはできるか?」ヒナ「ええ、まだ少し慣れてないけど戦えはするわ。」先生「そうか、なら無理をせず戦うように。」私は徒手、ヒナは双剣だ先生「敵は約100人、少々手がかかるが全員の邪気を祓い身柄を押さえるぞ。」そう言って、私とヒナは同時にスタートを切った。私は眼前の一人に、発勁を放つ。先生「はっ!!」体に接触する瞬間、気を流し込み邪気を取り祓う。流れるように中段回し蹴りをしもう一人ダウンさせた。不良生徒(邪)「ゔあ゛ぁぁぁぁ!!」そう叫びながら三人が鉄パイプやバットをめちゃくちゃに振り回し私に攻撃を仕掛けてくる。私はそれを避けながら、一人の腹に前蹴りを入れ他二人をラリアットで気を流し込みダウンさせた。ナイフでの突きは往なしてそのまま投げに繋げ、正面から来た者はサマーソルトで蹴り上げ、着地時に地面を殴り小規模の振動を発生させ周りの不良生徒(邪)の動きを抑制し、そのうちに連続で打突を放ちダウンさせる。約60人くらい鎮圧しただろう、ヒナもまだピンチに陥っている様子ではなかった。ここからはヒナ視点先生と同時にスタートを切り、私は目の前の一人を剣で殴り吹き飛ばす。今使っているのは鎮圧用の鉄剣だ、斬るよりも殴打を重点とした剣だ。私が吹き飛ばした一人が、ゆらゆらと私に近づいてくる。私は先生ほどまだ気は練ることができないから一撃でダウンさせることはできない。なので、双剣の連撃で連続で気を流し込みダウンさせる。私は自分が操れる最大限まで気を高め、武器に纏わせる。不良生徒(邪)「お゛お゛ぉぉぉぉ!!」叫びながら急に加速し木刀を振り下ろしてきた。ヒナ「ふっ!」木刀を右で受け止め、空いている左で腹に剣を叩き込み、相手の腕を跳ね上げ連撃を叩き込む。約十回、私が邪気を祓うのに必要な攻撃回数だ。手数とスピードで隙をカバーしつつ、次の相手を捉える。次々と私に攻撃を仕掛けてくる、近接戦では相手の姿勢を崩し連撃を叩き込み、遠距離で銃や飛び道具を使う相手は、他の相手を盾にしつつ接近し連撃を叩き込みダウンさせる。囲まれないように考えながら、相手との距離を見誤らないように立ち回り確実に攻撃を入れることによって、手はかかるが苦戦を強いられずに次々と鎮圧することができた。ヒナ「はぁっ!!」相手の武器を砕き、剣を入れ吹っ飛ばす。不良生徒(邪)「ゔぉぉぉぉ!」構わず突っ込んでくる相手に、下段蹴りをし体制を崩した後、剣での回転斬りでダウンをさせた。今ので40人目だ、気がつけば不良生徒は全員鎮圧が完了していた。
こっから先生視点ヒナが最後の一人をダウンさせた、全員の鎮圧が完了した。先生「お疲れ様、ヒナ。」ヒナ「先生もお疲れ様。それにしても…どうして急に邪気が…」先生「わからない、邪気は自然に発生することもあるがこんなに大人数邪気に当てられることはそうそう起きない。人為的な可能性が高いだろう。」ヒナ「人為的に…」先生「あくまで可能性が高いと言うだけだが、否定はできない。ひとまず、風紀委員会で身柄を確保しておき様子を見てみよう。」ヒナ「わかったわ、そろそろ風紀委員の面々が来るはずだわ。」先生「そうか、なら説明と指揮はヒナに任せる。私は少し、この事態の調査をする」ヒナ「わかったわ先生、気をつけてね。」先生「ああ、ではよろしく頼んだ。」私は最初に邪気を感じ取った場所に向かった。しばらく歩き、薄暗い路地裏に来た。先生「ここら辺から感じたが…」残留する邪気を辿りここに着いたが人が、ましてや100人が一斉に邪気に当てられるような物はここには【なかった。】先生(やはり人為的か…一体誰が…いや、まさか…)その時、不意に二人のゲヘナ生徒を見かけた。生徒1「あっ!先生、ちょうどよかった。道に迷ってたんです。」一人の生徒が私を見かけ走ってこちらに向かってきた。生徒2「あっ、ちょっと待って!」もう一人も遅れて私の方に走ってくる。私は笑顔のまま、首を切断するため刀を横に薙いだ。生徒1「おっと…危ないねぇ」先に来ていた生徒はバク宙をし後ろに飛んだ。生徒2「やっぱバレるかぁ…」生徒二人はニヤついた笑みを貼り付けていた。先生「なぜ貴様らがここにいる!!等頞鬼(とうあき)!!縄剌鬼(じょうらき)!!」等頞鬼(とうあき)「さぁ?どうでもいいでしょ?それよりも俺の[もてなし]は楽しんでくれたかい?」先生「やはり貴様だったか…」私は怒気を孕んだ目で睨みつけ刀を正眼に構え、最速で等頞鬼(とうあき)の間合いに踏み込む。すると縄剌鬼(じょうらき)が割り込み、3mはあろう巨大な黒い鉈をどこからか取り出し振り下ろしてきた。私は右にサイドステップをし避けたが振り下ろされた黒鉈がすでに刃をこちらに向けて私の横腹に迫っていた。私は地面間近までしゃがんで避け、前進すると同時に刀を跳ね上げ衝撃波を放つ。等頞鬼(とうあき)と縄剌鬼(じょうらき)は衝撃波を避けバックステップで距離をとる。私は前進を加速させ、袈裟斬りを縄剌鬼(じょうらき)に放つ。が、黒鉈で受け止められそこから反撃連撃がくる。私も刀で連撃を放ち、刀と黒鉈がぶつかり合い火花が散る。すると等頞鬼(とうあき)が鉤爪で背後から襲ってきた。私は、集中力を上げ刀を右手に持ち変えて連撃を対処しつつ鉤爪の刺突を気を纏わせた左手で往なし、伸びきった右腕を掴み肩を外す。等頞鬼(とうあき)は肩をはめ込みジャンプで距離を取るが黒鉈の連撃を弾いた一瞬で、等頞鬼(とうあき)に追いつき奴に、掌底をくらわせ肉体から等頞鬼(とうあき)を、弾き出す。後ろから迫ってくる縄剌鬼(じょうらき)に掌底を放ち終わった身体を回転させ回し蹴りで気で衝撃波を2発放つが黒鉈で防がれる。そしてまた刀と黒鉈がぶつかり合い火花を散らす。連撃の最中、私は一歩前に出て正拳突きを放つ。案の定黒鉈で防がれるが、黒鉈を蹴り上げ横腹に手刀を叩き込み縄剌鬼(じょうらき)を弾き出す。奴等は霊体になり宙に浮いていた。戦闘が終わり、遅れてバラバラに崩れるビルから生徒を守りつつ奴等のいる方角を見る縄剌鬼(じょうらき)「まぁよい、今のはほんの小手調べだ。次はもっと楽しめるステージで闘おう。」そう言って奴等は歪んだ笑みを見せ、空間を切り抜いたように出現した闇に溶けるように消えていった。そして入れ替わるように、数多の邪気に当てられた者たちが周囲に出現した。先生「チッ、どおりで突如反応が現れたり、急に人が減るわけだ。」ゲヘナや武器屋への襲撃も、不良生徒などが不自然に減るのも、突如邪気に当てられた者が現れたのも、奴らの仕業だったのだ。生徒1「うぅ…ん、あれ?ここは?」先生「目が覚めたか、ただ…今は話してる時間はないんだ。」生徒1「それはどう言う…ヒィ…!!」目が覚めた生徒は腰を抜かし悲鳴をあげる。あたりを見渡せば、周りには殺気立ち目を見開き血走しらせ、各々武器を持った明らかに異常な集団が自分達を囲っていたからだ。生徒2「あれ?…私は…」先生「ん、ちょうど目が覚めたか、悪いがちょっと運ばせてもらうよ。」私は生徒二人を両脇に抱えた。生徒1「えっ?ちょっと!!」生徒2「なになに?どう言うこと?!」そしてそのまま、前へと跳躍し集団の輪から一時的に離脱する。先生「よし、このくらい離れたら大丈夫だろう。」あの集団から約300mくらい離れただろう。先生「このまま二人で戻れるか?」生徒2「せっ先生は!?」先生「付き添ってやりたいが、あいつらを放置するわけにもいかないからな。私は奴等の鎮圧に向かう。」生徒1「あっあの人数を、ひっ一人でなんて無茶です!」先生「…まぁ、私なら大丈夫だ、それより早く離れなさい。巻き込まれる可能性があるからな。」生徒2「いっ行こう。」生徒2は生徒1の手を引っ張りながらここを走って離れていった。私は元来た道を200mくらい戻った所で、ゆっくりとこちらに向かってくる邪気に当てられた者達の集団に出くわした。先生「さぁて、ざっと3000くらいはいるな…奴等め、いったいどれ程の者を邪気に当てたのか…」私は深呼吸をし、拳を構え、目の前の集団を見据える。先生「行くぞ」私は目の前の集団にスタートを切った。
【先生の体調を心配するあまりヤンデレ化するノア】「ゲホッ、ゲホ...」まただ。8月22日15時42分、先生が今週13回目の咳をした。普段と比べると明らかに多い回数だ。心音、脈拍、体温に異常は見られない。だとすると、呼吸器系の不調だろうか?...いや、私の考えすぎだろう。単にむせただけという可能性のほうが遥かに大きい。きっとこれはただの杞憂。それでも...ノア「先生、咳の回数が増えているようです。お体は大切になさって下さいね。」先生「?あ、ありがとうノア。ちょっとむせただけだよ。心配しないで」ノア「でしたら良かったです。...この後、ミレニアムの子達にも会いに行かれる予定でしたね?」先生「うん、皆の顔をもう2週間も見てないから今日は顔を合わせなきゃと思ってね。...それじゃ、行ってくるよ。」ノア「...」ああ、彼の口からその言葉を聞けてよかった。本人がそう言うなら別段心配は要らないだろう...それなのに...なぜ、あなたの心音はあの瞬間、揺らいだのでしょうか。ほんの少し、あるかないかの僅かなぶれ。これは私の経験上、虚偽のサインだ。まさか先生はあの時...私に心配をさせない為に、誤魔化したというのだろうか。私は先生の後ろ姿を見つめながら、暗い妄想を巡らせた。パラ...パラ...ピチャ...ふと窓の向こうに目をやると、小雨の水滴がガラスを伝って落下していくのが見えた。ノア「湿度62%。...はぁ」───ガチャ先生「やあ、ゲーム開発部のみんな。」アリス「あっ、パーティーを2週間も脱退していた先生が今復帰しました!アリス、嬉しいです!」ミドリ「先生!2週間ぶりですね。」モモイ「も〜週1で来てくれるって言ったじゃん!今日は待たされた分みっちり付き合ってもらうからね!」ユズ「やっぱり、先生が来るとみんな元気になる。」先生「あはは...すまないね。思ったより仕事が立て込んじゃって...今日は寝る間も惜しんでゲームに付き合うよ。」ポチポチ...カチャカチャ...モモイ「ふふっ、先生甘いよ!ここだ!」先生「なっ...これは、やられる!」???「ふふっ、ここは←→AX↑YRLのコンボが使えますよ。先生」先生「その手があったか!逆転のチャンス!」カチャカチャカチャ!モモイ「う、嘘でしょ!?悔しい〜!!!」先生「はぁ、はぁ、見たか。これが大人の力!」???「私のおかげですね。」先生「ああ、助かった...って、え?ノア?」ノア「はい、私ですよ。先ほどからずっと、お側にいました♪」先生「(さっきはついて来て無かったはずなんだけどな...何だか、背中に冷たいものが...)」ゾクッそうして私と先生とゲーム開発部の皆で、夜を明かした。───目を覚ましたのは、次の日の昼だった。ノア「起床。時刻は11時23分。...先生の姿は確認できず」心配で仕方ない。先ほどまで先生は、私の隣で眠っていたというのに...私を起こしもせず、勝手にどこかへ行ってしまったようだ。だが、先生の服には既にGPS機能を搭載した極小チップを取り付けてある。すぐに後を追った。ノア「先生...先生...先生は常に私の目の届く場所にいなければいけません...それなのに...ブツブツ」スタスタスタスタ...現場に着くと、歩く先生の後ろ姿を目にした。良かった。各数値にも異常はない。私は安堵して、声を掛けようとした。その時...コテンッ先生が、何かに躓いたように転倒したのだ。ガバッノア「先生、お怪我はありませんか!?」先生「あっ、ノア。これぐらい大丈夫だよ。よくあることさ」おかしい。先生の転倒した場所には、物は一つも置かれていない。床の素材はカーペットだから、滑って転ぶというようなことは少し考えにくい。まさか...嫌だ。私の知らない所で、先生の体に異常が起こっている。それだけは受け入れられない。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。そんなこと、ある筈がない。ああ。そうだ。私の脳内に、一つの考えが過ぎった。ノア「...念のため、バイタルチェックをさせて頂きますね。腰を傷めては、後々取り返しのつかないことになりますので。」先生「ノアがそう言うなら分かったよ。ここはお言葉に甘えて...」私がそう告げると、先生は疑う素振りも見せず私の後について来た。そうだ。先生が勝手に何処かへ行って、私の目の届かないところで不運に見舞われるなんてことがあってはいけない。先生がどこにも行けなくなれば、問題は解決する。ブゥゥゥゥゥゥゥン...ノア「先生、到着しました♪そこでお掛けになって下さい。」先生「よっこらせ...」ここはミレニアムの中でも私だけが知っている、隠し部屋の一つ。リオ会長にさえ発見されていない、私の叡智の結晶。元々は3年かけて秘密裏に建設していたシェルターだったものを、最近改修した。ノア「そうしましたら、肩の力を抜いて後ろを向いて下さい。」先生「こうかな?」クルップスッ先生「えっ?ノア...い...意識が...」バタン───先生「...」先生「...う...」先生「ここは...?」ノア「あら、先生。お目覚めになられましたか。」先生「私は...寝てたのか?記憶がない...」ノア「立ったまま目を閉じてしまったんですよ。疲労困憊のようでしたので、起こしはしませんでした。」先生「そっか。もう十分休んだことだし、仕事に...」ガバッ先生がベッドから身を起こそうとした。しかしジャラッ!先生「えっ...」先生「これ...手枷...?足にも付いてる...ノア...どういうこと...?」ノア「少々手荒い方法になり、申し訳ありません。ですが、先生をこれ以上危険な目に遭わせる訳にはいかないんです。これからは永遠に、この部屋で2人きり...。」先生「...ノア。いくら私でもこれは怒るよ。」ノア「ごめんなさい。私は悪い子になってしまったみたいです。先生がいくら暴れてもその特殊合金製の枷は破壊できませんし、この部屋の出口は私の生体認証でしか動作しません。観念して下さいね。」そう言って私は、先生の上に跨り、身を寄せた。先生「ひっ...」ノア「ご心配なく。これからは先生の体温も心拍数も脈拍も呼吸も、全て私が管理致します。食事も、入浴も、“処理”だって。ですから先生、私に身を委ねて楽になりましょう...?」ハイライトオフ先生「や、やめっ...あああああああああああああああああああああああ!?」ノアと先生はその日から、所在が掴めなくなった。目撃情報は皆無で、神隠しに遭ったかのように消えてしまった。捜索は3ヶ月目に入るが、もはや打ち切られる直前だった...だが、ミレニアムのどこかで時折聞こえる男性の悲鳴はキヴォトスの都市伝説としてまことしやかに語り継がれている...fin.
39:53マリーであのちいかわボイスやってほしい
初ssですピロン♪モモトークの通知音がシャーレのオフィスに響く。先生「こんな時間に誰からだろう?」時刻は11時を過ぎており、あと少しで日を跨ごうとしていた。仕事も丁度一区切りついていたため、モモトークを確認すると、意外な生徒からの連絡であった。ナツ「やぁやぁ先生。こんな時間で悪いが、〇〇まで来てくれたまえ。これは、チョコレートにおける風味や香りが如く、重要な案件なのだよ。だからなるべく早く来てくれると助かるな~」不思議に思いつつも私はナツに呼び出された場所まで急ぎ足で移動する。道中、ナツに何かあったのかもしれないと心配にもなったが、あの調子なら恐らく大丈夫だろう。そんな考えを巡らせながら辿り着いた場所は、トリニティ郊外の小高い丘だった。付近に街灯はなく、システムの箱の光を頼りに進んでいく。道中には黒っぽい花が咲き乱れており、甘い香りを周囲に放っていた。不思議に思いつつも踏まないように気をつけ、先へ進む。先生「ここで合ってるよな...」何度確認しても、ここで合っているようだ。しかしそこにナツの姿はない。焦りを感じ始めた頃、少し遠くからふんわりとした声が響いてきた。「こっちだよ~先生」声に導かれ到着した場所は、小高い丘の頂上にポツンと佇む大木の根元だった。声の主は満足げな表情を浮かべ、その木の根元に腰掛けていた。ナツ「やぁやぁ会えて嬉しいよ。先生。思ったよりも早かったじゃないか。これだけ早いという事は、数多の選択肢の中から私の事を最優先してここに来てくれたのかな?」彼女は少し笑みを浮かべながら、私に問いかける先生「勿論。ナツは大切な生徒だからね。仕事も一段落ついていたし」ナツ「ナツ“は”か...ふふん♪無意識とはいえ、中々に嬉しい事を言ってくれるじゃないか先生よ」そうして、上機嫌なナツとしばらく談笑した後、私は切り出した先生「ところで、今日私をここに呼んだ理由を聞かせて貰っても良いかい?」チッチッチと彼女は指を振りながら続けるナツ「そう焦らないの。先生、ここは何も聞かず待つのが得策だよ。少し溶けたアイスが美味しいように!少し待つ事で最高のシチュエーションが完成する!ってね」この言葉の意味を理解するのに、そう時間はかからなかった。先生「こっ...これは!?」ナツの発言から5分程経った頃だろうか。私の目の前には数え切れない程の流れ星が、夜の空をすべるように次々と流れてきていた。郊外という事もあり、人工の光に遮られる事なく、流れ星が空一面にまばゆく光輝いていた。その一つ一つが、自分こそが一番であると主張するかのように、強い光を発している。その光景は、とてもこの世のものとは思えないほどに幻想的だった。先生「もしかしてナツは、これを私に見せるために、ここに呼んだの!?]子供のようにはしゃぐ私を横目に、ナツは満足気に目の前の光景の解説を始めた。ナツ「ふっふっふ。先生。これはゴリラ座流星群といってね、空いっぱいに力強く光る星々が魅力的な流星群なんだってさ。私も初めて目にしたけど、これは凄いね。百聞は一見にしかず。先生、ギリギリまで伏せておいた訳が分かったでしょ?私はネタバレなんてロマンの無いことはしない主義なのだ~」フンス!と自慢げに胸を張る。その様子はイタズラに成功した子供のようで、とても愛らしく思えた先生「そうだね。これは確かに言葉では表せない美しさだ」二人で数分間その光景を目に焼き付けた後、ナツはおもむろに語り出した。ナツ「ただ..先生をここに呼んだのは、もう一つ理由があってね」先生「?」 数秒沈黙が続く。やがて彼女は恥ずかしそうにうつむき、口を開いた。ナツ「...このロマン溢れる空間で、想いを寄せる相手と二人きりで時間を共にする。誰にも邪魔されず、私だけを意識してくれる時間。そして、そんな素晴らしい光景・時間を二人で独占する。私はそんな贅沢な時間や経験が、欲しくなっちゃったんだ」悪い子でしょ?と彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべるナツ「私は、どうしようもないほどに、先生の事が好きみたい。どうしてもそれを伝えたかった。それが、先生をここに呼んだもう一つの理由」ナツの本心を知り私は胸が痛くなる言葉探しが好きで、普段は独特な言い回しをする彼女だが、今はただただ真っ直ぐに心からの想いを伝えてくれている。ナツ「返事は分かっているよ先生。届かぬ想いと分かっていながらも、私はこの光輝く星々の前で、嘘はつけなかった。ただそれだけの事だからさ」私の隣で、流れては消えていく星に手を伸ばしながら、彼女はそう語る。輝く星々に照らし出された彼女の表情は、儚げで、それでいて何処か満足感も感じられる。そんな表情をしていた。こんなにも真っ直ぐな恋心を、私は素直に受け取る事さえ出来ないというのか。つくづく自分が嫌になる。しかし、私は先生だ。あくまで先生として彼女達を導く。この決心は変わらない先生「ナツの予想している通り、私は先生だ。生徒と恋仲になることは出来ない。ナツの想いは受け取ったし、凄くうれしかった。けれどね、ナツにはこれから先、沢山の素敵な出会いがあるだろうし、こんなおじさん相手に、大切な君の時間を割かせる訳にはいかないよ」これを聞くと、彼女はぷくぅと頬を膨らませ、まるで子供のように不満をあらわにした。ナツ「“先生だからこそ”なんだけどなぁ~。まぁ先生だし、そういう答えもありか」先生「ごめんね」ナツ「謝る必要はないよ、先生。分かりきってた事だったしさ。さっきも言った通り私のこの気持ちは、自分の中で終わらせる事が出来るような簡単なものじゃなかった。だから今日、終わらせる為に先生をここに呼んだの。本当にそれだけ」もしかしたら。っていう期待も無かった訳ではないんだけどね~と彼女は続けるナツ「だから私、後悔はしてないよ。むしろ満足してる位。だって、一度発明されたスイーツがずっと残り続けるように、先生と過ごした幸せな時間や記憶が失われる事はない訳だし」にひ。と笑い彼女は続けるナツ「...ただ、私といえど1人の女子高生。慰めの言葉はいらない。ただ今は...今だけはずっと..私の傍に居て」消えてしまいそうな程か細い声でそう言うと、ナツは私の肩に頭を乗せる先生「いつまでも付き合うよ」その頭を撫でると安心したように彼女は肩の力を抜き、全体重をこちらに預ける。彼女の匂いが鼻腔をくすぐる。ふと彼女の髪留めがいつもと違い、濃紫色の花の装飾がされている事に気がついた。更に、こちらに来るときには暗くてよく分からなかったが、この丘の付近に咲き乱れている花はナツの髪留めに施されているものと同じだった。不思議に思いつつも、すやすやと寝息を立て始めた彼女よりも優先すべき事ではないだろう。ふと生まれた疑問は心の中に封印し、再び彼女の頭を撫でる。彼女の頬を涙がつーっと伝っていく。先生「今日はお疲れ様。今は安心して、ゆっくり休んでね。ナツ...」大木に守られ、チョコレートコスモスが咲き乱れる丘の上。甘い匂いが香るその大木の根元には、いつまでも肩を寄せ合う二人の影が伸びていましたとさ。𝓯𝓲𝓷追記因みにチョコレートコスモスの花言葉は「恋の終わり」「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」です。物語の背景とかは先生方の想像にお任せします。
駄文ですいません。修正点とか、アドバイスあれば教えて頂けるとありがたいです。 個人的にナツは、本当に伝えたい事は、格好つけた口調やフレーズで遠回しに伝えがちな所もあり、その影響か、どこか締まりきらないけれど納得は出来るという、ナツ感が凄い好きです。あと可愛い。癒される。好き
本心は直接伝えない、ってところが最高にナツらしくて脳が喜んでおります初ssでこれは才能の塊だよ...
ホシノSSその3だ!曇らせたら晴らせねぇとなぁ!長くて1個におさまらなかったよ 斜陽が差す教室、私は今日もお昼寝をしていた。隣の部屋からは、私の大好きな声が沢山聞こえてくる。 シロコちゃんや、ノノミちゃん、セリカちゃんにアヤネちゃん。私の大切な後輩達の声。そして、先生の声が聞こる。 私は、この時間が大好きだ。温かい日差しと、皆の声が心を照らしてくれる。そこにある幸せを教えてくれる。「いた、皆が呼んでるよ? ホシノ」「うへ〜、先生もうちょっとだけ」「いつもそう言って、遅れてるでしょ」「ん〜あと5分だけ」「もう、ほら行くよ」「せ、先生!? これはちょっと恥ずかしいよぉ」 先生が私を抱き上げた。いわゆるお姫様抱っこだ。「ホシノが悪いんでしょ、こうでもしないと起きないんだから」「そうだけど〜、おじさんの柄じゃないよ」「何言ってるの、ホシノも可愛いお姫様だよ」「うへ!?」「ほら行くよ」 本当、敵わないなぁ。こんな私でもお姫様だって、先生は言ってくれるんだね。 家に帰り体を清め床に就く。何気ない毎日、きっと今日みたいな日々が続いて皆大人になるんだ。後輩達はどんな大人になるんだろうか。明日への希望を抱きながら、私は目を閉じた。「……ノちゃん」「ホシノちゃん」 誰かの声で目を覚ます。「ユメ……先輩?」 目の前には私の唯一の先輩らしき人が立っていた。顔にはモヤがかかり上手く見えない。「ねぇ見てみて、もし何か奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人が沢山集まって……」「ダメ!!」どれだけ叫んでも、私の体は止まらなかった。アビドス砂祭り、そう書かれたポスター私はまた、破いてしまった。 あの日と同じ光景、あの日と同じセリフ。もし、あの時私が別の選択をしていれば……。 場面が変わる、今日見た景色だ。皆の声が聞こえて、温かい日差しが差している。私の……好きな時間だ。「いいよね、ホシノちゃんはさ」 やめて、その声で話しかけないで。「私は『ホシノちゃんのせいで』死んじゃったのに」 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい「ねぇホシノちゃん、なんで貴方だけ幸せそうに生きてるの?」「あの日死んだのが、ホシノちゃんだったらなぁ」 見ていた光景に亀裂が走る。そっか、そうだよね。私だけが幸せになって良い訳なかったんだ。待ってて下さいねユメ先輩、すぐに行きますから。 コツン、コツン階段を登っていく。目指した場所は屋上。斜陽が差す暖かな時間、私は今ここで死ぬ。 今から行きますね、ユメ先輩。 私は目を閉じ、暗闇に堕ちていった。 ━━━━━━━━ ホシノの様子が変だ。 今朝からずっと、何処か遠くを見ているそんな気がした。 気づけば何時もの時間になっていた。 当たり前のようにホシノを起こしに行く。けれど、ホシノの姿は見当たらなかった。「シロコ、ホシノ見なかった?」「ん、ホシノ先輩ならさっき階段で見た」 胸騒ぎがした。外れていて欲しい嫌な予感、それが全身を駆け巡る。 なぜ、気づいていたのに目を離した。なぜ、彼女に声をかけなかった。なぜ、彼女1人に抱え込ませた。「ちょっと、先生」 ただ走った。転けても、服が乱れてもそんなの関係ない。ホシノが何をしようとしているか理解してしまった。 屋上の扉を開ける……そこには今にも飛び降りそうなホシノが立っていた。迷っている時間は残されていない。 「ホシノっ!!」 真っ暗な暗闇へとホシノが堕ちていく。私は間一髪の所で、ホシノの腕を掴んだ。━━━━━━━━
暗闇に堕ちていく、そのハズだった。誰かが私の腕を掴んでいる。一体……誰が。 眩しい光と共に目に映ったのは、先生だった。 「離して、……っ離してよ先生!! 私は」 ユメ先輩の所に行く、そう言い切る前に先生の言葉が何も無い空に響き渡った。「離す訳無いだろ!! この手は、絶対に離さない!!」 なんで……どうしてそこまでするのさ。私なんか、ほっとけばいいのに。「もう、ほっといてよ!! 何も知らない癖に!! 何も分からない癖に!!」「なら、教えてよ。何も知らない私に、君の事を!!」 私の腕を掴む力が強くなる。「何度だって言ってやる!!」「この声が届くまで、何度でも叫び続けてやる!!」「私はホシノを失いたくない!!」 なんで、どうして、私は幸せになっちゃいけないハズなのに。こんな手、振り解けばすぐに死ねるのに。なんで……振り解けないのかなぁ。 雲の合間から差すその光に、この手をかざした。「……先生」「ごめんね、ホシノ」「なんで……先生が謝るのさ」 謝らなきゃいけないのは、私の方なのに。どうして、先生が謝るの?「君に1人で抱え込ませた、君に声をかけなかった、君を……1人にした」「だから、ごめん」「なん……で?私が……私が悪いのにっ」 訳が分からなかった。悪いのは全部私。いつも勝手に動いて、迷惑をかけ続けている私なのに。「ホシノ、もう泣かないで」 その言葉で気づく、私は泣いていた。その涙を、今更止めるなんてことは出来なかった。「教えてよ、ホシノの事。君の心にある想いの事。」「私の……せいで、ユメ先輩が。だから、私だけ幸せになんてなっちゃ……だめで、私も死ななきゃいけないのに。なのに、」「私は皆と生きていたい」 酷く傲慢で、欲深い願い。けれど私の本心。もし、許されるなら私は……皆と一緒に生きて、皆と明日を迎えたい。「ありがとう言ってくれて」 先生が私の体を包む。暖かくて、優しくて、力強い体が私を離さない。「ホシノ、君のせいじゃないよ。子供を守れなかった、それは私達大人が背負うべき罪だから。」「だから、幸せになりたいと願う気持ちを否定しないで」「生きることを諦めて、死ななきゃいけないなんて悲しい事言わないで」「そんなことは絶対にないから」「子どもが、絶望と悲しみの淵でその生を終わらせたいと願うなら」「そんな願いが、この世界のどこかに存在すると言うのなら」「それは」「その『 世界』の責任者のせいであって、子どもが抱えるものじゃない」「だから、その罪は私が背負うよ」 どこまでも優しい言葉。私が背負うべきだった物を、この人が全て奪い去ってしまった。「ん、見つけた」「ホシノ先輩……なにしてんのよ」「事情は後で聞かせて貰いますから」「そうですね、今は」 皆が私を抱きしめてくる。「み、皆?」 皆の手が、私を繋いで離さない。「うへ〜そっか、もうおじさん逃げられないみたいだぁ」 私は今日も夢を見た。「……シノちゃん」「ホシノちゃん」 またこの夢か。せっかく皆が繋いでくれた命なのに、私への呪いはまだ解けていなかったらしい。「ねぇなんでホシノちゃんは」 もう知った夢、同じ言葉が放たれるそう思っていた、思っていたのに。「私の可愛い後輩に何してるの!!」「ユメ……先輩?」 ユメ先輩と全く同じ姿、声色をした人が私に届くはずの声をかき消した。「ホシノちゃん大丈夫!? 髪、伸びたね〜私みたいだ」「っ……はい」「ホシノちゃん」「もし何か奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人が沢山集まって、そしたら出来るかな砂祭り!」 あの日言えなかった言葉、今なら伝えられる。「……っ出来ますよ、いつか皆で」「そっか、それじゃ楽しみにしてるね」「あ、最後にコレも言わなきゃ」「ホシノちゃん、幸せになってね」「……っはい」「いた、皆が呼んでるよ? ホシノ」「うへ〜、先生もうちょっとだけ」「いつもそう言って、遅れてるでしょ」「ん〜あと5分だけ」「もう、ほら行くよ」 斜陽が差す教室、私は今日もお昼寝をしていた。隣の部屋からは、私の大好きな声が沢山聞こえてくる。 シロコちゃんや、ノノミちゃん、セリカちゃんにアヤネちゃん。私の大切な後輩達の声。そして、目の前には私を救ってくれた人がいる。 誰かが扉を開ける。「もう、どんだけ待たせるのよ!?」「ま、まぁセリカちゃん落ちいて」「ん、先生と二人きりズルい」「寝てるホシノ先輩も可愛いですよ☆」「うへ〜もう少しだけ寝させてよぉ」 私はこの時間が大好きだ皆と一緒に生きるこの時間が。fin
ssその4ホシノ「…先輩…ユメ先輩…ウッ」🍌💦 「うへ…こんなことしても意味ないのにねぇ…」 シロコ「ん、ホシノ先輩は満足できてない?」 ホシノ「⁉︎シ、シロコちゃんいつの間に⁉︎」 シロコ「ん、先輩が過酷し終わったときから。」 ホシノ「だったら言ってくれればいいのに…」 「がっかりでしょ、 先輩にこんなの付いてて」ポロン シコロ「関係ない。先生との練習だと思えば」 ホシノ「うへ〜襲う気満々だねぇ〜」 ホシノ(臨戦♂)「いいよ、かかってきな」 一方その頃… 先生“お゛っ♡だめぇ♡壊れちゃう〜♡”🍞🍞 黒服 「フッフッ…先生もまだまだですね♡」🍞🍞プッシュー アロナ「えぇ…(困惑)」 プラナ 「肯定、先生が受け+1145141919810点」 アロナ「プラナちゃん混乱してアリスさん みたくなってる…あと数字がきたないです…」 プレ先&ベアおば「…そうはならんやろ」 マエストロ「つまり…何?」
お〇んこ壊れちゃ^ーう
イベント中だからなんだろうけど、コメ欄がSSでいっぱいなのまじですげえな
肉の芽植え付け放題やん
ハイ、オーバードライブ
先生「UIIIIIIIIIIIII‼︎‼︎‼︎(ウイを吸いながら)」ウイ「うへぇあ!?」
「風邪を引いただけなのに吐血したと勘違いされた先生」色々な学園同士の会議中ナギサ「では、今後ともそのような感じでよろしくお願いします」先生「分かった。ケホッ じゃあ、一旦離席するね」ナギサ「承知しました。あ、先生ミュートし忘れてますよ?先生?」____________________________________________________________________________先生「ゲホッゲホッ ヴォェッッ あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ オエッ… ピチャピチャ」一同「!!!!!!!!!!??????」 盗聴してた奴ら「!!!!!!!!!!???????」なんかシャーレに住みついてる奴ら「!!!!!!!!!???????」 先生「うわぁぁ…めっちゃ色濃いな…ゲホッゲホッ 喉も痛えし」先生「こんなところ生徒に見られたらまずいなぁ…ケホッ なんか監禁とかされそうな気がする(KONAMI感)」先生「ふう、結構出せたし、スッキリした…ゲホッ そろそろ戻るか」____________________________________________________________________________先生「じゃあ会議の続きしようか」ナギサ「…先生、今から会議に出席している人全員でシャーレへ向かいます」先生「へ?なんで?」ナギサ「…先生何か隠していることはありませんか?」先生「? あ…ミュートすんの忘れてた… 待って!!!誤解だから!!ゲホッ ほんとに!!!!」バァァン(壁が壊れる音) ミカ「先生!!大丈夫!!!???」ホシノ「先生!先生!! ごめんなさい…また守れなかった…」ヒナ「先生…グスッ」イブキ「せんせぇ…しなないでぇ…」ユウカ「先生!!」ワカモ「あなた様…」セリナ「先生!大丈夫ですか?救護騎士団が保護します!!」セナ「いえここは救急医学部が保護します」先生「待って!みんな落ち着いて!!」___________________________ホシノ「え?先生吐血してたんじゃなかったの?」先生「いやだからその…ただ風邪をひいて痰を出してただけで…」ミカ「色が濃いって言ってたのは…」先生「ただ痰が黄色く濃かっただけだよ」ヒナ「生徒にバレたらまずいってのは…」先生「こんな情けない姿見せられないからね…まぁもう見られちゃったようなものだけど」ホシノ「大丈夫?でも体調不良なことには変わりないよ…今日は休んでよ」先生「いやでも仕事がまだたくさんあるんだよなぁ…」机の上に1mの書類の山×7 リン「先生、追加の仕事です」 ドン1mの書類の山+4先生「あ…」リン「あとシャーレの破壊された壁の費用についても先生が負担してください」先生「待って?これ私の責任なの?」一同「せーんせーい?」先生「え?これ私が悪いの??だっ、誰か助けてぇぇぇぇ!!!!!!!!!」fin
きな粉餅さん!!
こういうのを待ってんだよ……最高です。
黒服ネタSSだよ!笑え! 仕事をして、生徒達と笑って、眠りにつく。そんな日々が続いて欲しかった。「ゲホッゲホッ」 手にこびりついた血。それが、私の命の灯火がもうすぐ消える事を教えてくれた。大人のカードの代償として払ってきたモノ。『私の命』が底を尽きかけているらしい。 とっくに覚悟なんて出来ていた。その筈なのに……「やっぱり、死ぬのって怖いなぁ」 誰もいない部屋、私は1人泣いていた。変えようのない運命、もう決まってしまった結末だと言うのに。 それからは簡単で、私が居なくとも皆が過ごせるように引き継ぎの書類を作り続けていた。 清々しい程の快晴、雲ひとつない晴れ渡った空。旅立ちの日には丁度いい天気だ。自分の体だから分かる、きっと今日が『 最後の日』だ。だから私はアイツに連絡をした。「クックック、先生からお誘いだなんて、以外ですね」「まぁ、いいじゃんか。さっさと飲もうよ」 ジョッキに注がれたビールをちまちまと飲んでいく。最後の晩餐にしては酷く質素なものだ。1杯の酒と1人の悪友。「それで? 私に頼みというのは?」「生徒達を……頼む」「何を……言っているのですか?」「私には、もう……時間がないんだ」「そう……ですか」 酷く悲しそうな顔をする。いつものニヤけた顔はどうしたんだよ。憎たらしくて、私の生徒にも危害を加えたお前。でもお前にしか頼めないんだ。「ですが何故私に? 他に頼める人なんていくらでもいるでしょう。それに私が生徒に危害を加えるかもしれませんよ?」「あぁそうかもな、でもお前にしか頼めんないんだよ。キヴォトスにいる大人で友と言える奴はお前しか居なかった。悔しいけどな」「友……ですか」「あぁ本当に憎たらしい悪友さ」「クックック、本当におかしな人だ。まさか、私を友と呼ぶ人間がいるとは」「あぁ、そんなおかしな悪友の最後の願いだ。私の生徒を頼んだ」 ━━━━━━━━━━━━その言葉を言い終わった後、私は最後の1杯を飲み干した。「私がはいと言うとでも……」「……全く、困ったものですね。悪友にこんな呪いをかけられてしまうとは。私が先生……ですか、貴方も趣味が悪い」 本当におかしな人だった。私の事を友と言い、人ならざる物を見ても怯えず、生徒の為と己を犠牲にし、ただ勇敢に立ち向かう。「……私は好きでしたよ、貴方のそいう所。友の最後の願いです、断る訳には……いきませんね」 その日、男は黒いスーツを脱ぎ捨てた。代わりに羽織ったのは、シャーレの制服。かつて先生と呼ばれた男が着ていた服だった。 空っぽのジョッキ。白い服を着た男はただ1人虚しく、そのジョッキと乾杯を交わした。「先生〜なんでいつも、禿げたおじさんの絵が書いてる紙袋なんて被ってるの?」「これですか?これは、嫌がらせですよ。私をこんな目に合わせた男を、誰も忘れる事がないようにする為のね」𝑭𝒊𝒏.END1、白服。━━━━━━━━━━━━その言葉を言い終わった後、私は最後の1杯を飲み干した。「私がはいと言うとでも……」「全く……私が先生だなんて、そんな面倒事はごめんですよ。生徒を導くのでしょうッ! 生徒を守るのでしょうッ! 貴方が先に死んでどうするのですかッ!」「……以前言ったはずです。そのカードを乱用すれば、私達と同じ結末だと」「ならば、逆も可能なハズです。結末が同じなら、辿る道を遡っても変わりはしない。先生、私の『 生と時間』を貴方に全て託します。」「クックック……本当に罪な人だ。この私が、ただの人間にここまで肩入れする日が来るとは……。本当に……面白い。貴方と飲む酒はいつも、美味でしたよ。私、唯一の悪友」 真っ暗な世界に堕ちていく中、あの憎たらしい笑い声が聞こえ、目覚めた。直感で分かった。アイツが、黒服が私の命を繋ぎ止めたんだ。 私の前には、真っ黒なスーツと私のジョッキになみなみ注がれたビールが残っていた。「……馬鹿野郎、ビールぬるくなってんじゃねぇか。こんなの……飲めるかよ」 黒服に注がれたビールを置いて、私は部屋を後にした。 「先生いつも、その黒いネクタイつけてますよね。気に入ってらっしゃるのですか?」「あぁコレ?馬鹿な悪友がさ、忘れた物なんだ。いつか、返せるようにいつもつけてるんだよ。」𝑭𝒊𝒏.END2、馬鹿な悪友。
ネタじゃなくちゃんと名作でしたこれは動画化してほしい
@@小鳥遊ハム太郎 良すぎる 俺泣いたもん
END 3で黒服と融合エンドはありかな…?
エンド1ってあの漫画の先生みたいポテトルスさんの先生みたい
@@pdditap それは"アリ"だ
さて...あのセリフを言う時が来た...う…う…おれはいつも傍観者よ…なにもできねえ なにもしてやれねえ
ちなみに吸血されるのは性的快感とほぼ同じらしい…………あ、閃いた(マテ
19:53 ヒェッ、、、
エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”イ”メ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”ン”!!!
神父やんけ
@@応援部長-m5s いいえシスターです。キリッ✨🦊
逆に生徒が吸血鬼になったSSが見たい
31:17 リズム良くて草
今だと門主の治療アプローチの一つとして吸血鬼化が納得できるものの一つになっちゃうの草
ここが戦場降水帯ですか…
サムネの4分の3の湿度が高すぎる
うぽつです...ナツからは血の代わりにナツミルク出てきそう
ーカズサとキキョウと雌猫とー"(青い空、澄んだ空気、心地良い日の光…うぅん、今日は素晴らしい日だなぁ!)"ぼうっと宙を見つめながら、そんな事を考える先生。視線を前に戻すとそこには…「フシャァァァ!!」「マーーーオ!!」猫と化した二人の生徒が言い争っていた。ことの始まりは数分前。今日当番だった生徒、桐生キキョウとちょっとした買い出しのためにシャーレ近くのスーパーへ向かっていたところ、先生に会いに来たトリニティの生徒、杏山カズサと鉢合わせたのだ。"(この二人はなんだか相性が悪いみたいで、会うとすぐに言い争いが始まるんだよなぁ…。それを防ぐために当番の日が被らないようにはしていたけど…流石に個人的にシャーレに来るのは止められないし…)""(かと言って、カズサに『今日は来ないで』なんて言うのもなぁ…)"いつだったか、キキョウが当番の時にモモトークでカズサに今日シャーレに来るのは控えるようにと送った際、それを無視してやって来たカズサが「……ふーん?私に隠れてその泥棒猫と会ってるんだ?」と言って、それはそれは大変な修羅場になった事を思い出した先生は、軽く身震いをしてから目の前で争いを続ける二人に視線を戻す。「フーーーーッ!!」「ヴゥゥ…!!」"(まだ終わりそうにないなぁ…)"猫同士の争いに割って入れば怪我をする。そんなことは重々承知している。ましてやその猫が、人一人ほどの大きさで、自分よりも遥かに力が強い上で銃火器まで持っているとなれば、それはもう怪我では済まないだろう。つまり、先生には現状を見守るという選択肢以外が存在しないのだ。いざとなれば間に割って入る用意をしつつ、夕食の献立を考えていた時だった。「ナーーオ」目の前の二人とは違う柔らかな声が聞こえた。足元を見ると、一匹の黒猫が先生をジッと見ていた。"どうしたんだい?こんな所で"先生がそう言いながらしゃがむと、黒猫は先生の足に擦り寄って来た。"(野良猫にしては随分人慣れしてる…でも首輪は無いし…元飼い猫、それか脱走猫?でも目立った怪我は無いし、酷く痩せてもいない。健康状態も悪くは無さそうだ。誰かから餌を貰っているのかな?)"「ナーン」そんな事を考えながら黒猫の鼻先に手の甲を差し出す先生。黒猫はそれの匂いを何度か嗅いだ後、先生の手に自分の頭をぐりぐりと押し付けて来た。"ふふっ、可愛いなぁ"「私はこの前先生とスイーツ食べに行ったし!その時に『カズサと食べるスイーツは美味しいな』って言ってもらったし!」「スイーツスイーツって、あんたの話そればっかりじゃない。どうりで私が『手料理』を作ってあげた時『キキョウの料理は落ち着くなぁ、彩りも良いし、味付けもちょうど良くて…』って言ってた訳ね。いっつも甘い物ばっかりだから飽きられてるんじゃないの?」「ハァ?!そんな訳ないでしょ?先生だって楽しいって言ってくれてるし、て言うか手料理が落ち着く味って、年寄り臭いって事じゃないの?実家の味…みたいな?確かにあんた、実家のおばあちゃんみたいな匂いしそうだものね」「へぇ?」「はぁ?」「「…」」「私は『毎週』シャーレに行く度に服装とか髪型とかメイクとか、『可愛い』とか『似合ってる』とか褒めてもらってるけど?」「可愛いって…それって小さい子に言うやつじゃない。一生懸命お洒落して大人に見せに行って、そこで言われる世辞みたいなものでしょ?あぁでも確かに、あなたって子供っぽいものね」「は?なに、嫉妬?自分が可愛いって言われた事ないから私に嫉妬してるの?かわいそう、私なんて軽いオシャレでも可愛いって言ってもらえるのに」「そう。そうね、私は先生に『可愛い』って言われた事は無いわね。でも先生はよく『綺麗』とか『美しい』とか言ってくれるわよ?この前私が化粧をして着物を着た時も『まるで絵のように綺麗だ』なんて言ってくれたし」「ふぅん?」「へぇ?」「「…」」このままでは埒が開かないと考えた二人は、同時に口を開く。「そんなに自分に自信があるなら、直接先生に聞いてみましょうか?」「そうだね、あぁでも先生って優しいから、あんたにも『お世辞』は言ってくれるかもね」「「…」」しばらくの睨み合いの後、またしても同時に二人は先生の方を向く。「「先生…」」"ふふっ、可愛いなぁ"その時、二人に電流走る_!ぐりぐりと押し付けてくる頭を優しく撫でる先生。すぐに黒猫は、幸せそうに目を細めながら喉をゴロゴロと鳴らし始めた。しばらく撫でていると、黒猫はゴロンと地面に寝転んだ。そして何かを訴える様に先生を見つめている。その視線に従うように、そっと黒猫のお腹へ触れると、起こしていた頭を倒し、完全に脱力した姿勢でまた喉を鳴らし始めた。"わぁ…お腹を触らせてくれるぐらい私のことを信用してくれたんだね。ふふっ、気持ち良いなぁ"柔らかな笑みを浮かべながらわしゃわしゃと黒猫のお腹を撫でる先生。それを見ていたカズサとキキョウは、自分の服の裾を掴みながら先生に近づいて行く。すると、先生にお腹を撫でられていた黒猫が突然立ち上がった。"お?…お、おぉ!"しばらく先生の前を行ったり来たりした後、しゃがんでいる先生の足の上にぴょんと飛び乗った。少し驚きながらも黒猫を両腕で抱き抱え、立ち上がった先生。"抱っこまでさせてくれるの?ふふっ、良い子だなぁ。よしよし…"そんな先生の背後には、光の無い目をした二人の生徒が詰め寄って来ていた。そんな二人の視界に、先生に抱き抱えられた黒猫の顔が映る。「__ふっ」その顔は勝ち誇った様な、見せつけている様な表情だった。「「……へぇ?」」殺意の籠った目で睨む二人を見て、先生の腕の中で甘えていた黒猫はサッと地面に飛び降りた。一瞬先生達の方を向き、片目を閉じながら舌を少し出した後、何処かへ行ってしまった。"わぁ、あの子今ウィンクしたよ!可愛いなぁ、また会えるかなぁ?"ニコニコとそんな事を言う先生の両肩にカズサとキキョウの手が置かれる。"ん、あれ?二人共、決着はついたの?"未だ笑みを浮かべながら振り返った先生の表情は、一瞬にして青ざめた。「先生?」「ちょっとお時間いただきますね?」その日のシャーレは、珍しく仮眠室の明かりがついていたと言う。はい。大変お久しぶりなssです。疲労がとんでもない…あと余裕で1時間以上かかってますね。皆さんマジでどうやってあの速度で投稿してるんですかね?本当に同じ時間軸で生きているのか疑問です。カズサさんとキキョウさんの言い争い…思ってたよりなんか、怖い感じになりましたね。ちなみに私はキキョウさんからは落ち着く、花の様な匂いがすると思ってます。でも猫みたいな匂いでも良いな…。二次創作でブルアカを学んだのでおかしなところがあるかもしれませんが、悪しからず。
やばい、新しい扉開いちゃう…
ようこそ、、、、『こちら側』へ、、、、、、。
やっぱり吸血鬼先生概念は考えるよなぁ…シチュをいくつも考えられる。
ssその2…今日はレッドウィンターとの定期報告会。まぁいつもクーデターで忙しいから大体途中で打ち切りになってしまうのが多いのだが…”…さて、今日は大丈夫かな…”事務局に入るといつも迎えてくれるトモエの姿が見当たらない。”…?”仕方ないので事務室に一人で入るとチェリノがポツンと1人でお昼寝をしていた。チェリノ「むにゃ…いちごプリンは…うひひ…」その時先生の脳内に広がる爆タヒした記憶…🟦🟦🟦🟦🟦 🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟨 🟦🟦🟦🟦🟨”OKアロナ?アロナ殴っていい?”🐳「ファッ!?ウーン…(絶命)」”…きて、チェリノ起きて”チェリノ「むにゃ…ってカムラッド!?どうしてここに…」”いや、定期報告会で…”「そうなのか…?ちょっと待ってくれ…」パラパラ…「あ、ほんとだ。申し訳ない、今日は 1年に一度のお仕事おやすみデーなのだよ…」”じゃあ今日はチェリノもお休みの日と…”「いや、折角来てくれたんだ。 レッドウィンターの方式でもてなそう。」「…飲み物だけでいい?なら牛乳がどこかにあったはず…取ってくる。」そうしてチェリノ1人でのもてなしを待つことにしたのだが大きな物音がしたので音がした厨房に急いで向かった。”チェリノ大丈夫!?”そこにはコップを床に落として全身牛乳まみれのチェリノの姿があった。「うぅ…こんなはずじゃ…(クズッ…)」話を聞くとテーブルが高くジャンプしながら準備をしていたらバランスを崩し牛乳パックもろとも倒してしまったようだった。”…一旦お風呂で洗う?”「それもそうだな… すまん迷惑をかけてしまって…」”(すっかり落ち込んじゃってる…)”「…一緒に入ってくれないか? 1人だと出来なくて…」”(!?さ、流石に生徒とは…)”「カムラッドなら信用できるのだ…」…なるべく見ないようになるべく見ないように…”…わかった。”…脱衣場にて…「…どうした?そんな角でモジモジして…」”あ、いや脱いだのなら先行ってて”「あ、うん。わかった。」ガラガラ…浴場に湿度が強かったが入ると誰もいなかったのか小さい肌色の背中はすぐに見つけた。「待ってたぞ、早く洗ってくれ。」鏡越しでチェリノの一糸纏わぬ姿が見えるのだがなるべく見ないようにしながらしっかり洗ってあげた。🍌「耐えるのだ…」〜洗い終わった後…「…ありがとう、 カムラッドがいるとやはり安心する…」そう言うと一糸纏わぬ姿で抱きついてきた。”!?チ、チェリノ!?それはマズい…”「?なにがマズいのだ…」🍌「ごめん無理ぽ」ムクムク…「うぉ!?固くなったぞ!!どういうことだ…」「…ちょっと心配だから見るぞ」カチャカチャ…ボロン「!?これが…」”ごめんチェリノ!!もう限界!!”…前戯は想像してくれ…”挿れるよ…”「あぁ…しっかりな…」ズプ…「ん゛っ♡」”ごめん大丈夫!?”「うん…続けて…」ズププ…🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡「カムラッ♡ん゛」”イくッ”ドピュッ🍌💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦「ハァ…ハァ…責任…しっかり取ってくるんだよな♡」
nice👍
いやホント、このために書いたssだけど初心者で下手っぴで期待させといてこれでホント申し訳ない。
ヤンデレキサキです。どうぞ。始まりは先生と仕事をしてる時じゃった。「おっと。」妾は少し視界が鈍るとその場に倒れてしまった。"キサキ…!"「安心せい。ただの立ちくらみじゃ。」"でも…"「大丈夫。それ、もう立てるようになったぞ。」"やっぱり心配だな…"「妾は先生が思っておるよりは頑丈じゃ。」"それでもキサキに何かあったらと思うと私は悲しいよ…"「先生にそれだけ思ってもらえるだけで十分妾は幸せじゃ。」"キサキ…!"先生は妾を抱きしめた。「!?先生…!?何を…」"あ、ごめん。思わず…"「無意識に抱きしめたというのか?こんなこと…他の玄龍門の者に見られたら其方は極刑じゃな。」"ご、ごめん!嫌だった?"抱きしめる力を弱め離れようとした先生の腕を取る。「妾は構わぬ。…もう少し続けてくれ。なんだか落ち着く…」"そう?じゃあ続けるね…"「ありがとう…」「本当にありがとう…先生。妾のために…」"キサキのこと、なんとかしたいって思ったのは本当だよ。何かして欲しいことがあったら遠慮なく言ってね。"「そ、そうか。なら…また抱いてくれぬか。」"それがキサキの頼みなら。"「…なら、頼む。」そうして先生はいつしかシャーレへと戻り自室で1人の妾は先程の余韻に浸っておった。あれは…甘美な一時じゃった…普段取り繕っている妾の弱い所を先生が埋めてくれるような感覚で…あれをこれから何度も味わえるというのか。考えただけで極楽じゃわい。これからは仕事で疲れた日にでも頼むとするか。最初は一ヶ月に一度ほどじゃった。「また何度もすまぬな…」"いいよ別に。キサキは本当にこれが好きなんだね。"「ああ。大好きじゃ。」しかし次第に2週間に一回、1週間に一回、3日に一回と頻度はどんどん増えてきておった。最終的に今ではほぼ毎日になっておる。何度しても鼻の先に広がる彼の香りは格別じゃった。彼がつけてる香水の香り、柔軟剤の香り、そして少しの女性の残り香でできたそれは妾の鼻腔を虜にすることなど造作もないことじゃった。かすかに聞こえる先生の心臓の音を聞くと心が安らいだ。妾の安息は先生との抱擁になっておった。その日は忙しかった。暴動の鎮静は本来妾の仕事ではない。しかし先の事件で失いかけた妾の門主としての信頼を取り戻すには仕事と強さを評価してもらう他ないため仕方がなかった。活動の限界時間を超えて外に出ておった日もあった。深夜11時46分。玄龍門での全ての仕事を終えた妾は立っておるのも辛かった。今日は…疲れた。またあれを頼もう。あの瞬間こそ妾の生き甲斐というもの。「ごめん。今日は仕事が立て込んでて山海経にいけそうにないや。」送られたモモトークのメッセージから妾は現実を直視した。そうじゃったそうじゃった。彼の方はシャーレの先生。ここ山海経だけでなく数多の学園を行き来する超人の再来。彼が妾に会えぬ日などあるに決まっておる。あのような約束を取り付ける前は会えぬ日の方が長かった。じゃが疲れを取りたいのもまた事実。他のもので代用できないか試してみるか。「ミナ。一度抱きしめてくれぬか?」「えぇ!?突然どうされたのですか!?そんな畏れ多い…」「妾の命じゃ。やれ。」「は、はいい!」ミナは弱々しく腕をこちらの体に回した。「……」「えと、どうでしょう。」何か、足りぬな。落ち着かぬし力の加減がなっとらん。硝煙の匂いも仕事の空気になる手前、リラックスできんわい。やはり先生でないとこの役は難しいな。「もうよい。離してかまわんぞ。」「は、はぁ…」「妾はもう上がる。お前ももう今日は帰ってよい。変なことを頼んですまなかったな。」「り、了解です!私でよければいつでも!」「ああ、ありがとうな。」もう頼むことはなさそうじゃがな。なに、なくてもいいじゃろう。いつから妾はそんなに先生に依存しておったのじゃ。明日も早い。今日はもう眠るとするか。そうして妾はお香を焚き眠りについた。つくはずじゃった。眠れぬ。震えておる。体が思うように動かぬ。玄龍門の生徒が皆敵に思えて、いつかこの命尽きる時がもう一刻と迫ってるいるように感じて、いつもなら感じもせぬ不安が体をよぎり眠れぬ。眠れぬ。こんな時は他のことを考えよう。先生はどうじゃろうか。今何をしておるのじゃろう。他の生徒と深夜の仕事でもしとるのじゃろうか。もしそうならその生徒とやらが羨ましいのう…その座に妾がおったらどれだけ幸せなことか…先生を感じながら自分を慰める。眠れぬ日の夜は常に先生のことを考えておる。いや、眠れぬ時だけではない。妾は常に求めている。先生を。何をしているのか何を考えているのか何を感じているのか何が好きで何が嫌いで誰を愛しておるのか全て知りたい。妾はいつも彼の方の事を想っておる。そうか妾は-先生のことが、好きなのか。叶うならずっと一緒にいて欲しいのか。一時も側を離れてほしくないのか。先生が居らなければ妾は不安になって満足に眠ることすらできぬのだな。妾はもう先生がいないとダメになってしまったのか。なら仕方ない。安泰の生活の為、先生には妾の我儘に付き合ってもらおう。そう、これは妾の我儘じゃ。なんと醜い独占欲。だがこれくらいは求めても良かろう?"キサキ。今日もハグして欲しいの?"「それもあるが…今日は別件じゃ。藁人参での一件、新情報が入った手前、其方にも伝えねばと思っての。と、まだ客人へのもてなしの前じゃったな。まずはこれでも飲んでおくれ。」"それは?"「ただの粗茶じゃよ。味は保証するぞ。」"ありがとう。いただくね。"「それで…その生徒の聞き込みによると…先生?」"ごめん…なんだか…眠く…"以前サヤに作ってもらった催眠薬。用途は違えど…こうもうまく効くとはな。さすがじゃ。「きっと仕事の疲れじゃろう。妾は構わぬからここで寝ててよいぞ。」そのまま何か言う余裕すらなく先生は眠りについてしまった。"んん…キサキ…あれ?一体これは?動けないんだけど…"先生はガチャガチャと手錠を揺らす。「おお、起きたか。意外にも早かったな。」"なんで手錠がつけられてるの?それにここは…"「牢屋じゃ。騙してすまんが其方には今後ここにいてもらうことになる。」"!?どういうこと?"「言葉通りの意味じゃ。物騒な言い方にするなら其方をここに監禁する。」監禁という言葉を聞いて先生は生まれたての子鹿のように震えておる。ふふ。可愛いなぁ。「安心せい。其方に危害を加えるつもりは毛頭ない。ただ、ここにおってくれ。ずっとじゃ。ずっと。これ以上離れる事が無いようにな。」「なに不自由は与えんよ。食事は上等。寝床は上質。娯楽も其方の望むものを与えよう。溜まっておるのなら妾が夜の相手もしてやろう。こんな貧相な体は其方の好みではないかもしれんがな。さぁ分かったらまた、妾を抱きしめておくれ。」「そうじゃ、そうやって…はぁ…やはり…其方との抱擁は格別じゃ。」先生よ。どうか分かっておくれ。其方が居れば妾は生きていけるのじゃ。其方が居らねば妾は生きていけぬのじゃ。
いい!けど睡眠薬入りのお茶が出てきて笑ってしまった……
@@不知火トワ やめなって!ヤンデレssで睡眠薬に淫夢要素を突っ込むのは恥ずかしいんだよー!
@@不知火トワ 🤖❗️
@@YOSHI-egg678やめなって!
もしかしたらマッシブーンが先生やってるかもだろ(脳内でタイトル想像してたら出てきた概念)
コメントの数が狂ってる...流石祭り
ヤンデレナギサss、書けてる所まで出しますわトリニティ・テラス「お久しぶりです、先生、お待ちしてました。」「やあナギサ、久しぶり。」「…先生、無理は体に毒ですよ。」今、私の前にいるのはシャーレの先生、今日は私とミカさんの為にきてくれたみたいです、ですがいつも無理をしてます、前より隈も大きくなって…「うん…」「もお、先生、女の子を待たせるのは駄目なんだよ?」「ごめんね…ミカ。」「あははー!先生だからいいけどねー!」死なない程度に叩く「ミカさん…」(なぜなんでしょう…ここ最近、ミカさんとの行動に苛立ちを感じます…)「…ちゃん。」(…これが嫉妬ってものなんですか?)(もしかして、私は今、ミカさんに嫉妬してるんですか?)「ナギサ?聞いてる?」「ナギちゃん?起きてる?カップ震えてるよ?」カタカタとティーカップが震える「…ナギサ!」「え?!あ!はい、先生…?」「大丈夫?」「大丈…夫ですけど?」「もう!ナギちゃんずっと聞いてなかったから心配したんだよ?」「大丈夫ですよ!」「ナギサ、何かあったら私に言うんだよ?」「もう!ナギちゃん、あっ!もしかして、ナギちゃんも先生のことがングゥ?!」瞬間!どこからともなく!ロールケーキが飛んでくる!「すみません、ミカさんが…」「いいよナギサ。」トリニティ・廊下セイア「それは嫉妬だろうな、ナギサ。」「やっぱり…ですか。」「ナギサ、君はミカのなにに、嫉妬しているんだい?」少しの沈黙が流れる「…」「…わからないんです。」「わからない?」「はい、なんで私がミカさんに嫉妬しているのか、わからないんです。」「ナギサ…わかった、このことは救護騎士団に頼んでおく。今日はもう寝た方がいい。」「わかりました…セイアさん。」数日後 またシャーレの先生と茶会をしたが、やっぱりナギサは違和感を感じていたナギサの自室「…やっぱり、変です。」「もしかして、私は嫉妬してるんですか…どうなんですか…誰でもいいので…教えてください…」しかしその声は、誰にも届かないのだった
とある場所私はシャーレの先生、生徒でティーパーティーの桐藤ナギサ、美園ミカ、百合園セイアとお茶会へ行って、帰ってるところ、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてくる仲間に気が付いて逃げることにした「はぁ…はぁ…」ロボ市民1「どこにいった!まだ遠くには行ってない!捜せ!」「やばいやばい…シッテムの箱も持ってきてない…」逃げることに夢中になっていた私は、別のところから近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」私はその男にスタンガンを浴びせられてしまい、気絶してしまった???「う…うう…ここ…は…」確か…誰かに…スタンガンを当てられて…ロボ市民1「起きたか…シャーレの先生、お前には、今オークションに出てもらう、言っておくが、お前に拒否権はないからな。」「…何が目的だい?」「お前は見てはいけないものも見てしまったからな、そろそろ時間か、来い。」私は無理矢理連れていかれた連れていかれ、座らされた瞬間、スポットライトが私に当たるロボ市民2「さあここで!こいつを競りたいと思います!」トリニティ「遅いですね、もうとっくに時間を過ぎています…」「なにをしているのでしょう…先生は。」「ここにいたか!ナギサ!」私が待っていると、息を切らしながらセイアさんがやってきました「ナギサ…先生が攫われた。」「?!」「どうやら、昨日、シャーレに帰る途中、何者かに誘拐されたみたいだ。」「?!セイアさん!場所は?!」「わからない…だが、このままだと、今すぐに正義実現委員会にれんr」「…いえ、私が先生を助けますので、待っていてください。」「ナギサ?」その時の私は賛成してしまったが、止めるべきだったのかもしれない???モブ1「6000万!」モブ2「ぐっ…ならこちらは8000万だ!」ロボ市民2「なんと!8000万も!さあ!これだけの金額を超える人はいますか!!!」ロボ市民3「?!な、な、なんだと?!」ロボ市民2「どうしたんだ?」ロボ市民3「…3億です。買い取り手は、『ティーパーティー』のホスト、桐藤ナギサです。」ロボ市民2「3億?!じゃあ、これで…」「ロボ市民3決定ですね…」ロボ市民2「では、シャーレの先生は3億で落札です!これにて終了です!!!」現在、ここまで書けてます
@@陸八魔アル夫 先生に本心を伝えられないところが最高にナギサって感じでもどかしい〜キュンキュンしちゃう
@@YOSHI-egg678続きあるんですけど今これが限界なので、いつかまた出しますわ
ホゲホゲギエピァ!!!!!!!!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
吸血鬼すぐ死ぬの主人公みたいな体質だったらギャグSSだったのに・・・
カズサはそのうち容器に入った血を渡してきて何かと思ったら生理の血なんだよね
生物は命の危機を感じた時に本能的に子孫を残そうと反応するとかしないとか…
猫は首の後ろを噛む(掴む)と動かなくなるよね。母猫が仔猫を運ぶ時とか、オス猫がメスと交尾❤する時とかメス猫とヤる時に、首筋の後ろからカプリ❤と甘噛みすると征服されちゃう感とか、新たな扉が開いちゃう! ...とかあると嬉しい。
ほぉ…吸血鬼ですか…これは中々、うっ…私はこのSSに感謝しなければならない。
今日という日をどれほど待ち望んだか やっべぇネタが思いつかなかった
この動画見てたら悪魔城ドラキュラのCM流れたんだけどw
ベアトリーチェ「私がロイヤルブラッドを求めた理由がよく分かったでしょう?」先生「“くっ…同意したくなかったがせざるを得ない。”」
吸血と行ったらやっぱ耳たぶからだよなぁ…CV鳥海浩輔
4:36 謎の不協和音
あるボカロPさんの吸血鬼みたいな曲を初めて聴いたときの興奮を再び感じました。
よし!これも総集編を作ってもらおう!
先生人外化概念好き
腕とか4本あって欲しい
マエストロもそう思います。
食人鬼化とか誰か書いてよ先生を生かす為に自らお肉を捧げる可愛い生徒達が見れるぜ!
@@saki_ks_0927先生「アマゾン!」
私は━━━ 「喰種」だ
彼岸島と同じで吸血すると快楽が襲ってくる概念!?しかも物語シリーズの吸血鬼とのハイブリッド吸血鬼!?
(極度の飢餓状態)先生「私を救うだと?、ふふふ笑わせてくれる 神など存在しないというのに……」
こぉの先生がァァァア!〜3部処刑用bgmを添えて〜
先生「下がっていろ、危ない」ヴァルマンウェ二刀流ベアトリーチェ「ふん、そんな剣二本で何か出来るものですか!!」
コメント祭りに参加している余裕は無かったです。SS書いてます……1/65
1/65とかいう絶望の数字本当に草
間に合うかな〜?頑張れよ
????「後日談、と言うか今回の落ち、」
めちゃめちゃテキトーにすんごく雑にぐちゃぐちゃだけど先生死ぬ夢見たSSを書きます初めてだからおかしくても許してね目が覚めた。ふとベッドのそばにある時計に目をやると7:30と表示されていた。いつもならば5:00には起きているのだがどうやら寝坊したようだった。なんの変哲もない日に寝坊してしまったのなら飛び起きて支度をするだろうしかし今日はその気になれなかった。私が所属する委員会の1人に「寝坊したから少し遅れる」という内容のメッセージをモモトークに送信しゆっくりと体を起こし支度を始めた 顔を洗い長く手入れの大変な髪を整えゲヘナの制服を着る、ふと今日見た夢を思い出した…先生が撃たれ4んでしまう不謹慎にも程がある夢だ自分の頭では夢だと理解していてももし何かあったらと考えてしまう。先生は銃弾一発で致命傷ましてや4んでしまう…もし見たものが夢でなかったら…その先を考えようとした時私の部屋のドアがノックされた。コン コン 「ヒナ委員長!大丈夫ですか⁉︎」そうメッセージを送った相手、天雨アコの声が聞こえてきた。「開けて大丈夫よ」そう私ー空崎ヒナが答える。ドアが開く「珍しいですねヒナ委員長が寝坊なんて。大丈夫ですか?」そう尋ねてきた。「大丈夫よ少し疲れが溜まっていたのかもしれないわ」そう答える朝見た夢のことを悟られぬように…机の上に置いていた風紀委員の腕章をつけアコと共に委員会の仕事へ向かう。仕事を始め書類などを片付けていた時、温泉開発部がー美食研究会がー半グレがー次々とトラブルが舞い込んでくる。ここはゲヘナ学園こんなことは日常茶飯事だ、いつものように鎮圧させていたしかし私自身はいつものようにはできなかった…朝見た夢が発砲音がするたびに頭の中でフラッシュバックに似たようなことが起こるからだ。一通り鎮圧をしするとアコが「ヒナ委員長本当に大丈夫ですか?」「え?」「今日のヒナ委員長どこか変ですよ」そう言われた。「そうかしら?」「はい、どこか躊躇っているような悩んでいるような感じがします」確かに今日の私は先生のことばかり考えていた「何か悩みがあるなら話してください。もし私に言いにくのなら先生の元へ行って相談されても構いませんよ。残りの仕事は私たちが行なっておきますので。」そう言われてしまった。そんなことするのは申し訳なさを感じつつも先生のことが心配で仕事に集中できていなかったことも事実だ。どうするべきか悩んでいたが集中できていない状態で仕事をしても迷惑をかけてしまうかもしれないと思い、アコに言われた通り先生の元へ向かうことにした。一度部屋に戻り荷物を下ろす時計に目をやると11:30を示していた。いつもならばいつもより少し軽快な足取りでシャーレへ向かうのだが今日は足取りが重くついた頃には13:00になっていた。扉をノックする。返事がない…「どうしたのかしら…」もう一度ノックをする。やはり返事はない…心配になった私は「先生、入るわね」そういつもより少し大きく、震える声を出し扉を開ける。そこにはーいつもと変わらぬ執務室の姿があった、私の視界の中心の少し右にパソコンがありその隙間から彼の姿が見える。彼は少し驚いた顔で「やぁ、ヒナこんな時間に来るなんて珍しいね」そう言った その声を聞きとてつもない安心感に襲われ少しの間その場を動けなかった。すると彼は立ち上がり私のそばに来て「どうしたのヒナ、何かあったの?」 そう言われ岩のように固まっていた足が動き出した。彼は私をソファに誘導し座らせどこかへ歩いて行った。戻ってきたか彼の手にはコーヒーカップを2個持っていた「ブラックだけど良かったかな?」聞いてくる「えぇありがとう先生」そう答えるーー突然のことで驚いた。ヒナがこんな時間にシャーレやってくるとは思っていなかったからだ。彼女の所属する風紀委員会はキヴォトスの中でもかなり治安の悪いゲヘナの治安維持組織だ。そんなゲヘナの最高戦力と言っても過言ではない彼女が今までシャーレに来ていたのはオフの日か夜遅くだけだったからだ。だから何か悩みや問題があるのかと思い尋ねてみた。「ヒナ何か悩みなどがあるなら話してくれないかい?力になりたいんだ」そう言うと彼女は口を開き「先生…元気?」「誰かに撃たれたりとかしてない…?」と今にも泣き出してしまいそうな顔をし尋ねてきたーー突然押しかけ訳のわからない質問をしてしまった。すると彼は少し考える素振りを見せ何か納得したような顔をした「私はいつも通り元気だよ。少し寝不足かもしれないけど。」と微笑みながら返答した。その答えを聞き今にも泣きそうになってしまう、でも泣くわけにはいかない。こんなくだらない質問をした挙句困らせてしまうわけにはいかない、そんなことを考えていると彼は「ヒナは私が4んでしまう悪夢でもみたのかな?」と聞いてきた。ドクリ と心臓が鳴ったのがはっきりわかった「先生はなんでもお見通しなのね」そう答える。「今までも何度か似たようなことを聞いてきた生徒がいるからね」「確かに私は銃弾一発で4んでしまうかもしれないけど君たち生徒がみんな卒業するまでは4ぬつもりは一切ないよ」そう言われる。「くだらないことを聞いてしまってごめんなさい先生」ーーくだらないこと…「ヒナからしたらくだらないことかもしれないけれど相談してくれて私は嬉しいよ。どんなちっぽけな悩みでも手伝って欲しいことでもなんでも遠慮なく言って欲しいな私はみんなの"先生”だから力になりたいんだ」すると「…して欲し…」「ごめんヒナもう一度言ってくれる?」「抱きしめて欲しい…」そう言われ彼女を優しく力強く抱きしめるーー暖かい…手が大きい…なんで本当にくだらないことを考えていると「ヒナ、これからも何かして欲しいことがあったらなんでも言ってね」そう言われて私は泣きながら「…うん…」そう力強く頷いた。〜fin〜初めて描いた感想だけど長くね?なんかアドバイスとかあったらすごい欲しいです。評価も欲しい…あと書くかわかんないけどリクも受け付ける…マジでやるかわからんけどヒナかわいい
互いに説教猫になる黒猫ズが、脳内イメージに浮かぶんだが(笑)
ヒヨリは除湿剤だよ、さっきまでの湿度が一気に晴れた
ガブガブはしません。一度歯が入ったらスゥゥゥゥゥゥゥウ
めっちゃガブガブしてそう
今日は待ちに待ったコメント欄イベントの日!なんですが…開催宣言の時にトラブルがありやして…今回のイベントは知らない人も多いと思うんですよ。…教室、なんで開催宣言は消されたわけ?まぁ今度もめげずにやるので、またそん時ね〜
”闇より混沌、しかし光より美味”
先生(この前仕事中にたまたま見たテレビの料理本…載ってる料理が美味しそうだっから買ってしまった…でも、買ってしまったのもなにかの縁だ。作ってみるか…)
〜ペロ骨ラーメン〜
先生「ヒフミさんお願いですペロロを貸してください」
ヒフミ「あはは…先生を骨になるまで煮てもいいんですよ?」
先生「すいませんでした普通の鶏ガラスープにします」
ヒフミ「それでいいんですよ、それで」
先生「…アッそうだ、折角だしヒフミが作ってみてよ。レシピはここに書いてあるからさ」
ヒフミ「えぇ…料理とかそこまで得意じゃないんですけど…」
先生「いいのいいの、ヒフミが作った料理が食べたいの」
んで…
先生「これがペロ骨ラーメンか…」
先生(普通のラーメンの上にクリームで体を構成されたペロロがいる…ラーメンにクリームとか正気じゃない…!
まぁ食べてみないと分かるものも分からないからなぁ…)
先生、理想と現実の違いを叩きつけられ、空虚なランチタイム…!
先生(キヴォトス中探してもここまでのゲテモノは見つからないだろうな…)
ズルズルッ!!
先生(…美味い!?こんな悪魔的組み合わせなのに…美味いだと…!?…違う、この組み合わせだから美味いのか…!?)
ヒフミ「どうですか?レシピ通りに作りましたけど…」
先生「まさか…驚きだよ。ラーメンとクリームという常識外れの組み合わせがここまでの料理に変わるとはね…」
ヒフミ「そのペロロ様、ちゃんと目や口もラーメンの具材で構成されてるんですよ」
先生「ん〜…?ホントだ、目はメンマで、口は煮卵で…って、鳥を模した物の口を卵で再現するの…?」
先生(というかヒフミのペロロ愛も重なって、生きてるようにも見えてくる…なんか食べづらいなぁ…)
ヒフミ「食べる時は一度頭をこのナイフで軽く切ってくださいね」
先生「ねぇそれ絞めてない?」
先生(…食べて良いのか?これ…取り敢えずこの目のメンマから…ハムッ…美味い!?しかもこのメンマ…味がする!鶏ガラと…味覇!?)
先生「ヒフミ、料理人になろう。多分凄い繁盛するよ」
ヒフミ「あはは…私はそんな凄くないですよ。」
先生「見たこともない料理を即興で作り上げ、なおかつ完璧な料理にする人が凄くないと…」
先生(今度からは生徒に作ってもらおう…その方が美味しいや…)
〜ゲヘナ紅白モップパフェ〜
先生「これがゲヘナに出来たスイーツ屋…店の外にいるのにゲヘナらしからぬ甘い匂いが…」
店員「いらっしゃいませー」
先生(さてさてメニューを…ん?店の外からも甘い匂いがしたと言うのに、そんな甘そうな料理がない…?)
先生(いやでも…ならこの店内に蔓延る”砂糖をそのまま気化した”ような甘い匂いは一体…?)
モブA「ここのパフェおいしいね〜」
モブB「ね〜」
先生(パフェ?…確かに、みんなしてパフェを食べてる…気になるし、注文してもるか…)
先生「すみませ〜ん、この”ゲヘナ紅白モップパフェ”一つ」
店員「わかりました。注文を繰り返します…」
先生(メニューの絵からして、あんまり美味しそうではなかったんだけど…まずパフェの上に刺してあるチョコ、白い方は小さな角みたいなチョコなのに対して、赤い方は板チョコがそのままブスリと…)
先生(それにこのクリームの色も…なんで紅白で分けたんだ?わざわざ半分ずつ入れてるんだろうが…なんの意図で?)
店員「おまたせしました、ゲヘナ紅白モップパフェです」
先生「お、来た来た…とれどれ〜?って…えぇ!?」
先生(前に置かれるだけでこうもイメージが変わるとは…メニューでみた時は不対称なパフェだったのに…いざ出されたらまるで芸術…!)
先生(いかんいかん、まだ仕事があるのに…早く食べないと…)パクッ
先生「!?!?!?…美味い!」
先生(なんだこの美味しさ!?白も紅も食べる口を進ませようとしてるみたいな美味しさをしている…!それだけじゃない…!)
先生(それぞれがそれぞれを引き立てあってる…!まるで最高の相棒!一生のパートナー!)
先生(白い方はしっかりと味付けされている、この上のチョコもキチンと作られている…”努力して褒めてもらいたい”という思いで作られたみたいだ…)
先生(しかし紅い方はあまり味付けはされていない…!上のチョコも板チョコのままだし…まるで”一緒にサボりましょう”と誘っているようだ…!)
先生「これは…今度ヒナやイロハにも教えてあげよう」
先生、至福のひと時を体験…!しかし、店の外からでもしたあの匂いは解明せず…!
一方その頃…
ナツ「あれが噂のパフェ…!」
ホシノ「うへ〜、トリニティの生徒がこんな所で何してるのさ」
ヒフミ「あはは…奇遇ですね、お二人とも…」
クロコ「ん、珍しい面子が揃ってる。」
”シャーレの先生 昼メシの流儀”
〜ヒゲ小籠包〜
先生「はぁ〜…給料日前だからお金が…」サイフ チラッ
財布の中 741円
先生「…まじか〜………この辺にいい店は…」キョロキョロ
中華屋 山海処
先生(中華屋…740円で食べれる料理があるのか…?でも他に店もなさそうだし…仕方ない)
店員「いらっしゃいませ〜」
先生(さてさてメニューは…”エビチャーハン”、”オムレツライス”、”ヒゲ小籠包”…ん?ヒゲ小籠包?…この料理の見た目…どう見てもチェリノの…)
先生(…気になる…!いやいや、好奇心に負けては駄目ッ…!絶対碌な物じゃない…!そうだよここは安定のカニチャーハンにするべきッ…!…ん?)
カニチャーハン 780円
先生(頼めないじゃんカニチャーハン…!オムレツライスも値段的に無理…!ほ、他の料理は…!これも駄目、あれも駄目…)
モブA「このヒゲ小籠包おいしいね〜」
モブB「良くそんなの頼んだね…」
先生(…もしかして人気なのか?ヒゲ小籠包…値段も620円と頼めるし…というより…それしか選択肢がないっ…!)
先生「すみません、ヒゲ小籠包一つ」
店員「わかりました。ヒゲ小一つ」
先生(まさかの昼飯が小籠包のみ…空虚なランチタイムだとかそんなレベルじゃない…)
先生、約7分…茫然自失っ…!
店員「おまたせしました、ヒゲ小籠包です」カタッ
先生「きたきた、私の唯一のお昼ごはん…ん!?」
先生(なんだこの小籠包…!ちっちゃ…!普通の小籠包より全然…!こんな所もチェリノを再現しなくてもいいんだよっ…!…はぁ〜…)
先生(ただでさえ空虚なランチタイムなのに…)パクッ
先生(アイエエエエ!?!?オイシイ!?!?オイシイナンデ!?!?小籠包の中にもヒゲが入ってるけど…ヒゲじゃなくてヒゲ型のネギ…!しかもこのネギ…ただのネギじゃない…!混ぜてある…!色々とっ…!)
先生(こんなサイズなのに5つしかないから不安だったが…これなら全然満足出来るっ…!)
先生、意外にも…まさかの一瞬で完食ゥゥゥ!!!!
先生(まさかこんなにも美味しい店があるなんてなぁ…今後も来てみるか…)
まさかの気付き…!最初こそ不安に満ち溢れていたものの…気付いた頃には魅了っ…!既に虜になっていた…!
〜コユキのゲインロスベーグル〜
先生「コユキがベーグルを焼いたって言ってたけど…」
ユウカ「これですよこれ、今私が食べてる奴です」モッチャモッチャ
先生「そのベーグル…まだあったりしない?」
ユウカ「そこの反省部屋ギッチギチに入ってますよ」
先生「えぇ…そんなに作ったの…?」ガララッ
そこには部屋から溢れるほどのベーグルが…
先生「…これ、セミナーだけで食べ切れるの?」
ユウカ「無理に決まってるでしょう!」
先生「だよね〜…そうだ!」
ユウカ「…?」
先生「ねぇユウカ、このベーグル半分くらい貰っていい?」
ユウカ「いいてすけど…どうするんですか?」
先生「色んな子に配ってくるよ」
その後、トリニティ、ゲヘナ、SRT,ヴァルキューレ等の学校にベーグルを配り、そのまま帰宅…!
先生「ここまで配ってもまだあるのか…」
コユキ「言うてあと1つだけじゃないですか」
先生「…なんでいるの?」
コユキ「先生が私の特製ベーグルを転売してると聞いて!」
先生「人聞きが悪いなぁ…」
コユキ「あとさっきからなにも食べてないのでお腹が空きました!そのベーグル半分ください!」
先生「いいよ、はいこれ」パリッ
コユキ「ありがとうございます!いただきま〜す!」
先生「じゃあ私も…」ハムッ
先生(!?!?!?…美味しい!?なんにも乗ってないベーグルなのに、なんでこんな美味s…まさか!)
先生「コユキ、このベーグルってどんな調味料入れた?」
コユキ「んぇ、適当に入れました!」
先生(なんでこんないい塩梅の調味料を”適当にやった”で作れるんだ!才能か!才能なのかッ!)
その後…完食ッ…!
コユキ「ふわぁ〜…ご飯食べたら眠くなって来ました…」
先生「(´・ω・`)」
コユキ「…どうしたんですかそんなしょぼくれた顔して」
先生「…ねぇコユキ、今度またベーグル作ってくれない?」
コユキ「そんなに気に入りました?いいですよ!」
先生(…コユキなんかに分からされるのは悔しいけど、このベーグルを食べれるならッ…!)
1日外食録 シャーレ
〜コユキのベーグル編〜
完
”ゲテモノもバケモノも喰らってやる!”
〜ミカのツァーリロールケーキ〜
先生「…ねぇミカ、呼ばれたから来たんだけど…」
ミカ「な〜に?せんせ?」
先生「…この目の前にある壁みたいなのは何?」
ミカ「ロールケーキじゃんね☆」
先生「…部屋から飛び出る位の大きさのこれは何?」
ミカ「ロールケーキじゃんね☆」
先生「…ギャグマンガでも出てこなそうな大きさのこれは何?」
ミカ「ロールケーキじゃんね☆」
先生「…そこに倒れてるセイアは?」
ミカ「頑張って食べようとはしたみたいだけど…普段から少食気味だから無理だったじゃんね☆」
先生「…もしかしてさ、私を呼んだのって…」
ミカ「いぇす!先生は勘が鋭いね!」
先生「」
ミカ「ナギちゃんが”これからは文句を言う人にはこれを撃ちます!”って豪語してたよ」
先生「急性ロールケーキ中毒でぽっくりタヒぬわ!」
ミカ「そんな事言ったって…食べなきゃ終わらないよ?」
先生「…私さっきお昼ごはん食べたんだけど」
ミカ「先生なら行けるじゃんね!」
先生「ミカは私をなんだと思ってるのぉ!?」
ミカ「(๑•̀ㅂ•́)و✧」
先生「…あぁ分かったよ!やってみせるよ!」
先生、ロールケーキの海にダイブっ…!
先生(大人がこんな量のロールケーキ食べれる訳ないだろ…!)モニャ…
先生(オイシイ!?!?!?オイシイナンデ!?!?!?…このスポンジ、ふわふわなのにしっとりしてて…喉の水分を奪ってこない!クリームまで程遠いけど、これなら…!)
ミカ(…本当は私がナギちゃんに”ナギちゃんって甘いもの沢山食べるのに私には甘くないよね”って言って怒らせたからなんだけど…)
先生(ファミチキください)
ミカ(コイツ直接脳内に…!というかロールケーキ食べながらファミチキ要求しないでよ先生…)
結局…先生は幾度かの気絶を繰り返し、自らの健康と引き換えに完食っ…!
先生「食べ過ぎで動けない…」
ミカ「そうなんだ…なら私もデザートを食べようかな?」
先生「…ミカ?なんで近付いt」ガバァッ!!!
🍞🍞🍞♡
セイア「………気絶から覚めたら大切な友達が恩師とおせっせしてたんだが…」
〜ニコのブリッツおいなりさん〜
先生「ニコからおいなりさんを貰った!」
先生(…なんか渡す時に顔を赤らめてたんだよね、ニコ………多分手作りの料理を渡すのは緊張したんだよね、きっとそうだ)
先生「それじゃあ、いただきま〜s」
――先生に電流走る――
先生(なんか今変なのが見えた…?…一応試食させてもるか…)
先生「リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!GO!シンクロ召喚!カモン!《TG スーパー・アロナ》!」
アロナ「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!スーパーアロナのお出ましです!」
先生「そこの青封筒小娘、僕と契約して人柱になってよ!」
アロナ「酷すぎません?」
先生(お前が青封筒ばっか出さなきゃいい話だろうがッ…!)
アロナ「まずこのおいなりさん…変な匂いしm「いいから食べて!」ムゴォッ!?!?」
先生「さてさて…どうなるかな?」
10分後…
先生「あの…アロナさん?」
アロナ「ハァ…♡ハァ…♡せんせいがわるいんですよ…♡」
先生「…ニコは今度お仕置きだね」
アロナ「それじゃあ…いただきます♡」
〜ある意味料理だけど〜
先生「ねぇフウカ、センチュリースープ作ってくれない?」
フウカ「せんちゅ…?なんですか、それ?」
先生「知らないならいいや、じゃあ代わりにこれ作ってくれないかな?」
フウカ「これは…サバの味噌煮?なんで…?」
先生「ちなみにトリコは最終回で暴走したトリコを小松が泣きながら調理して連載終了」
フウカ「トリコって誰ですか…?」
先生「いやサバの味噌煮とかってたまに食べたくなるの、分かる?」
フウカ「はぁ…気持ちは分かりますが」
先生「んじゃよろしくね。私はハルナ呼んでくるから」
フウカ「えぇ…」
なうろーでぃんぐ…
ハルナ「サバの味噌煮が食べれると聞いて!」
フウカ「はいかえれー」
先生「なんだかんだ作ってくれるフウカチャンカワイイヤッター」
フウカ「今持って来ますから、そこでまっててください」
先生「( ´ ▽ ` )ノ」
ハルナ「( ´ ▽ ` )ノ」
ハルナ「…なんでサバの味噌煮なんですの?」
先生「この前調子こいて”バラムツ並みの油を使った禁断料理”を食べたら体がガソリンタンクみたいになったからね…シンプルな物が食べたかったんだ」
ハルナ「バラムツ並みとか正気じゃありませんわね」
先生「ミレニアムの子(コユキ)も道連れになったから…反省しないとなって…」
先生「あと愛妻の手料理食べたいじゃn」
ハルナ「なんて言いましたの?」銃カチャ
先生「許してください!なんでもしますから!」
ハルナ「野球やろうか」
その後バッティングセンターにて顔が見るに堪えない状態になった先生が見つかったという…
ハルナ「ピッチングマシンの投げる球が当たるたびに反応する先生も可愛かったですわ〜!」
〜ドカ食い気絶シャーレ支部〜
先生「フフフ…出来た…!出来たぞ…!これが究極のッ…!」
コユキ「せんせ〜!お腹すきまs」
コユキ(なんかものすごい油分の匂いがする…先生ってサラダ油とか飲む人だっけ…?)
先生「ん?なんだコユキか、丁度いいし…この”バラムツにも負けず劣らずの、さながら油田の如き禁断料理”食べてみるかい?」
コユキ「えぇ…何作ったんですか…?」
先生「たまにあるじゃん?”太る”とか”デブになる”とか気にせずにガッツリ食べたくなる時。」
コユキ「ありますね、反省部屋の食事は味気ないので…」
先生「でも日頃からおにぎり一つで済ましてる私にはそんな大量の食事を入れる胃がないんだよ…」
コユキ「この前私が作ったベーグルたくさん食べたじゃないですか(仕事って大変そうですね)」
先生「本音と建前が逆になってるよコユキ」
コユキ「あっ」
先生「まぁ事実だから何も言い返せないんだけどさ…」
コユキ「にはは…」
先生「まぁそんな事はどうでもいい。私は今から圧倒的油分と闘ってくるよ」
コユキ「せんせ〜、私もお腹すきました〜!」
先生「…今日作ったのは本当に太るからね?」
コユキ「元よりぺったんこなんです、それで少しでも大きくしてやりますよ!」
先生「違う違う、そうじゃ、そうじゃな〜い♪」
約十分後…
先生「はいどうぞ」コトッ
コユキ「わ〜い!いただきま〜…」クンクン
コユキ(なんですかこの悪魔的な匂いは…!洒落にならない香りしてますって…!でも見た目は美味しそう…いやいやこんなの食べたら確実に太る…!)
先生「…コユキ?もしかして食べるのが怖いの?」
コユキ「そ、そういう先生こそ…自分で作ったのに一口も食べないんですね」
先生「そんな言うなら食べてあげるよッ…!開かぬと不平を言うよりも!進んで扉を開きましょう!」ハムッ
コユキ(行ったッ!私に出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる憧れるゥ!)
先生「………」
コユキ「あれ?せんせ〜?大丈夫ですk…」
先生だったもの「」
コユキ(あまりの油分に意識が飛んでッ…!…これを食べたら私も…!?………ええいままよ!折角作ってもらった料理を食べないなど!生徒としての矜持に欠ける!)ハムッ
その後…
ユウカ「先生〜?またプラモデルを買ったらしいですねって…」
先生だったもの「」
コユキだったもの「」
ユウカ「ふたりとも気絶してる…原因はこのご飯?なんでこんなご飯一つで…」ハムッ
ユウカだったもの「」
一般通過ユウカのストーカーノア(なんで食べたのユウカちゃん…!?)
〜やばいクレーマーのschaleTV〜
先生「こちらが 甘味処 桐藤さんの
濃厚無双ロールケーキ いちごトッピングです
うっひょ~~~~~~!
着席時 カップに茶葉が付いていたのを見て
大きな声を出したら 店主さんからの誠意で
ロールケーキをサービスしてもらいました
私の動画次第でこの店 潰す事だってできるんだぞって事で
いただきま~~~~す!まずは紅茶から
コラ~!
これでもかって位いい香りの濃厚な紅茶の中には
昆布が入っており 怒りのあまり
スリーティアスタンドを全部倒してしまいました~!
すっかり店側も立場を弁え 誠意のロールケーキ丼を貰った所で
お次に 圧倒的存在感の極太ロールケーキを
啜る~! ○すぞ~!
ふわふわとした食感の生地の中には、クリームが入っており
さすがのschaleも お茶会に割って入って行ってしまいました~!
ちなみに、店主さんがロールケーキを口にぶち込んでいる様子は ぜひサブチャンネルをご覧ください」
ナギサ「…なんですか?これ」
ミカ「私に言われても知らないじゃんね」
セイア「仮にも教師だろう…なんで呑気にスイーツ食べてるんだ」
ミカ「というかナギちゃんスイーツ屋なんかやってたの?」
ナギサ「やってません!」
セイア「まぁナギサはそういうの出来る立場じゃないからな…」
ミカ「単純に味に自信が無いだk ムゴゴゴゴ…」
セイア「なんで自ら墓穴を掘りに行くんだ」
ミカ「ふぁなふぁふぁっふぁらふぁいふぃふぁい!(穴があったら入りたい!)」
セイア「なんて?」
ナギサ「(⌒▽⌒)」っ@←ロールケーキ
ミカ「…ナギちゃん人に食べさせる前に自分で食べなよだから胸も大きくnムゴゴゴゴ!!!」
セイア「さっきので学べよ…」
ナギサ「今からロールケーキ漬けにして来ます」
セイア「わぁおそろしい」
ミカ「ナギちゃんが私に勝てる訳な…力強っ!?ちょ、助けてセイアちゃ」バタン………
セイア(オイオイタヒんだわアイツ)
先生「セイア〜、いる〜?」
セイア「どうしたんだ先s」ガバッ
先生「あのロールケーキに何入れた…!」
セイア「…びやk」
先生「そのせいでさっきから体が燻るんだけど…!責任取ってね…!」
セイア「ちょっと先生ここではマズi お゙っ゙っ゙っ゙っ゙っ゙♡」
吸血鬼によくある設定「吸血鬼に血を吸われる時、吸われた者には快感が走る」、獲物の抵抗を抑制すると同時にストレスで血液の状態が変化することを防ぎ、その快感で中毒症状を与え長期的に血を繰り返し吸えるようにするという合理的な設定なのにこんなにもエロ設定として使えるの奇跡だろ
ま蚊と同じ様なもんよね(吸う時痛くない様に痒くする)
@@T.liro2478例えが最悪w
@@T.liro2478
数十分後に痒くなるんですが???
痒いとこを掻きむしったら
くそ気持ちいいしそういうことやろ(適当)
先生「俺は人間を辞めるぞ!ハナコォォーーーッ!(?)」
「俺は人間を超越するッ!ハナコ、おまえの血でだァーッ!!」
@@00TJ4-y7c
やめなさい(ベシッ)
ホシノSSその2いきまぁす!
これは私の青春の物語が終わったあとのエピローグ。
私は卒業したあと、シャーレに就職する事になった。きっかけは簡単で、就職先について迷っていた時だ。
「一緒に働いて欲しい」先生にそう頼まれたから。
最初は慣れないことばかりで疲れる事も多かったけど、2年も経てば大体の事は分かるようになった。
「お疲れ様ホシノ」
「うへ〜ありがとう先生。 先生が入れるコーヒーはいつも美味しいね〜」
「そう?自分じゃあんまり分からないんだよね」
くしゃっと先生が笑う。この人の笑顔は、昔と変わらなくて安心する。
「そういえば、アビドスの皆と会ったんだよねどうだった?」
「そうだね〜セリカちゃんとアヤネちゃんはしっかりした先輩になってたよ」
「シロコちゃんはスポーツメーカーに就職して、ノノミちゃんは会社を引き継ぐ為に修行中だって。」
「皆凄いよね、後輩達が大きくなっておじさん感動だよ〜」
アビドスの問題も時間は掛かるが、少しずつ改善していっている。
電車による行来の増加、エンジニア部の協力で砂漠の緑化にも成功し、自然災害も減少している。
借金も砂漠に含まれた特殊な金属が高値で取引され、返済の目処が見えてきた。そのおかげか、アビドスの生徒数も少しづつ増加している。私達がやってきた事は、無駄じゃなかった。
先生が頭を撫でてくれる。大きくて暖かなその手で。
「ホシノも充分頑張ってるよ」
まったく、この人は欲しい言葉をサラッと言ってくる。そういう所が好きなんだけど。
「うへ〜嬉しいけどまだシャーレだよ? この前アビドスのお手伝いに行った時なんかさ」
「小鳥遊先生って先生と付き合ってるんですか?」
とか
「小鳥遊先生と先生ってもしかしてデキてるの!?」
とか
挙句の果てシロコちゃん達には
「ん、そーいえばホシノ先輩、結婚式はいつなの?」
だなんて言われるし!!
「いくらおじさんでも誤魔化すのに限界がきちゃうよ〜」
「そうだけど…だめ?」
私だって本当はイチャイチャしたい。けど……バレてしまえば面倒な事になるのは目に見えている。
「ダメなものはダメだよ〜。でも帰ってからなら…… おじさんもその、イチャイチャ……したいし」
「よし今すぐ仕事終わらせるよ!!」
「も〜あんまり無理しちゃだめよ」
何気ない日常、この人が守ってくれたモノ。私一人じゃ守れなかったモノ。
先生……実は私、すっごく感謝してるんだよ?
気がつけば太陽が沈み始めていた。
「じゃぁホシノ先に帰っておくね」
「うん、気をつけてね〜先生」
私も残った仕事を片付けて家に帰る。
家のドアを開けると、お味噌汁とハンバーグの匂いが漂ってくる。
きっと先生が作ってれたんだ。
「お帰りホシノ」
「ただいま!!」
先生をギュッと抱きしめる。
幸せだな、大きな体に包まれて心はコロコロと音を奏でてしまう。
「ん〜先生が作ったご飯はどれも美味しくて、お箸止まんないよ」
「ホシノが美味しそうに食べてくれるからね。その顔見る為に頑張ってる」
「うへ!?も〜そんな事言っても何もあげないよ!?」
「もう沢山貰ってるよ」
顔が熱くなる。でも仕方ないよね、そんな優しい顔で見られたらおじさんでも照れちゃうよ。
「まったく、こんなおじさんの何処がいいんだか」
「そんな事ないよ!!ホシノは可愛くて、努力家で、頼りになって、優しい
私に勿体ないくらいの彼女だよ」
それにと話を続けようとする先生を止める。
「も、もう分かったから〜!!」
この人はこうなると無限に褒めてくるから困る。
そんな他愛もない話をしている内に、飯を食べ終え、お風呂も終えた。
窓の外からは月明かりが部屋を照らしている。
「ねぇホシノ」
「ん〜どうしたの?」
やけに先生がソワソワしてるな、なんて思いながら先生の方に顔を向ける。
「僕と結婚してください」
その言葉と共に指にはめられた、綺麗なダイアモンドが輝く指輪 。この人はこんなにも……こんなにも、暖かい幸せを私に渡してくる。
決してロマンチックでは無い告白。
ありふれた日常の中の1ページのよう。観覧車の中で夜景を見ながらとかじゃなく、お家のソファーの上。
でもそれが嬉しかった。私は何よりもこの日常が好きで、この時間が好きで、貴方が好きだから。
貴方も私と同じなんだと思えたから。
涙が自然と零れる。でも言葉にしなきゃ。
「そんな事言われると照れちゃうよ。本当に…おじさんなんかでいいの?」
違うこんな言葉じゃない。あなたはいつも、真っ直ぐ私を見て、私に伝えてくれるのに。
どうしていつも私は……
「うん、君以外考えられないんだ。ホシノ、私は君がいないと駄目みたいなんだよ」
「君がいないと元気が出なくて、君がいないと上手く笑えない。こんな駄目な私の事をずっと隣で支えてくれないかな」
あぁ、本当に変わらない。あの頃と同じ、先生はずっと、ずっと優しいままだ。
なら、ちゃんと私も貴方に伝えなきゃ。貴方がくれた愛の返事を。
「まったく先生はしょうがないな〜。おじさんが居ないと駄目なんだから、はいよろしくお願いします」
やっと言えた 、私の思い。
先生、貴方がくれた物を少しは返せたかな。
2ヶ月後
「うへ〜どう似合ってる?」
純白のドレスを身につけ聞いてみる。
「…綺麗だ」
「うへ!?何時もの饒舌はどうしたのさ〜」
何時もと違って、耳を真っ赤にして呟くのを見て照れてしまう。
私がこんな幸せを掴むなんて思いもしなかった。
「ごめん、ごめん」
「あ、もう時間だね〜」
「本当だ、じゃあ待ってるね」
「うん!!」
沢山の人の声がする。
「ん、ホシノ先輩おめでとう。ドレスとっても似合ってる」
「ホシノ先輩、とってもお綺麗です☆」
「ホシノ先輩、お幸せに〜!!」
「先輩絶対、絶対に幸せになりなさいよ! あと先生、もし先輩を泣かせたら許さないから!!」
「おめでとうホシノ、心から祝福してる」
友人達の声の中にもう1つ、聞き覚えのある声が聞こえた。
「綺麗だよぉぉホシノちゃん幸せにね」
涙まじりで、でも心から祝福してくれている声。昔、沢山聞いた声。
なんでそんな泣いてるんですかとか、
どうせなら姿も見せてくださいよとか、
色々言いたいことはあるし伝えたい事もあるけど。
今はただ1つあなたへ
"先輩、私とっても幸せです"
これは私の青春の物語のエピローグ。
そして「私達」の物語のプロローグ。
もしこの物語に名前をつけるなら
夢が繋いだ星の奇跡
__𝐹𝑖𝑛.
皆曇らせに行きがちだが
こういうのでいいんだよ(◜ᴗ◝ )
2:27 何者かのスタンド攻撃を受けている?!が頭をよぎった
なぜかジョジョ5部でのスクアーロ&トーキングヘッド戦のところ思い出した
先生「なッ…なにィーーッ!」
カズサ「ス、スタンドだッ!スタンド攻撃だッ!」
先生「やられた…スデに私達は…敵の射程圏内に入っているッ!」
こんな妄想をした
おかっぱ風の先生「行けカズサ!走るんだサヤ!」
先生だったら吸血鬼より蚊の方が合ってそう
カフカの『変身』かな。かなりの鬱展開になりそう。
イオリの足に生息してそう
うっかり潰しちゃったけど当然誰も気づかない、そうして行方不明になった先生を生徒たちが永遠に探し続けるという曇らせが想像できた
イオリの足の血ばっかり吸う先生…?
ちくちく言葉やめろ
カズサとまたたび ⚠️女先生概念です
私とカヨコは今、保護猫ちゃんたちのお世話をしている。
ご飯をあげたり、撫でてあげたり、私に慣れてくれるまで時間がかかったがとても楽しい、カヨコが楽しそうにしてるからなのかもしれない。
「先生。はい....これあげる。」
"ん?何これ?なんかの植物?"
「これはまたたびだよ。猫ちゃんにあげると喜ぶんだ。」
"へぇ〜、これがまたたびなんだ。"
「あ...でもあげすぎはダメ。猫ちゃんの体に悪いんだ。
先生がお酒を飲みすぎちゃいけないのと同じだね。」
"うっ、そうなんだね..."
🐈ニャ〜、ニャ〜 バタバタドタドタ
"すごいね、これ。匂い嗅がせるだけで興奮してるよ。"
「最近あげてる人少ないらしいけど、夏に食欲がない子とかストレスを抱えてる子に元気出して欲しいから、私はあげたいなって...。」
"ふふっ。やっぱり、カヨコは優しいね"
「...もう、褒めても何も出てこないよ?///」
📱
【先生とポッキーゲームするカズサ】
カズサ「せーんせっ♪今日もお疲れ様です」
先生「やあ、カズサもお疲れ様。ゆっくりしていって。」
私は先生の隣の椅子に腰掛け、一息ついた。
カズサ「っはぁ。金曜の夕方って、ちょっと気分が良くなるよね。先生も仕事が落ち着く時間帯だし、私は羽を伸ばせるし...」
先生「ああ、この時間は私も楽しみなんだ。だってカズサに会えるから。」
カズサ「っ!?あ、うん...」
私がそんな反応をしても、先生はなんのことか分からないというような、きょとんとした目で私を見つめていた。
先生「?まあ、いいか。今日は何をするんだい?今はゲームセンターも体育館も、空いてるよ。」
カズサ「いや、私は別に...ただここで先生とお話、したいだけだよ。仕事が溜まってるなら、私が手伝ってあげようか?」
先生「カズサも物好きだなあ。仕事の手伝いなら大丈夫だよ。さっき、百鬼夜行の子が手伝ってくれたから、早く片付いたんだ。だから今日は、休んでてもらうよ。」
カズサ「ふーん...百鬼夜行の子に...?手伝ってもらったから今日はいい...んだ。...先生。そういうこと、他の子に言わない方がいいよ。ほんッとに!」ムスッ
先生「カズサ...?」
カズサ「...あっ、ごめん。ちょっと機嫌悪くなってただけ。それより先生、折角二人きりになれたんだから、ゲームでもしよっか?」
先生「ん、ああ、ゲーム?」
カズサ「今日はこれ、持ってきたんだ。ほら」
ガサガサ
そう言って私が取り出したのは...
先生「ポッキー?ま、まさか...」
カズサ「そのまさかだよ、先生。顔、赤くなってるよ?あはは、かわいい」
先生「ま、待って...」
カズサ「それじゃ、私からいくね♪」
そう言って私はポッキーの片方の端を咥えた。
そのまま先生の口元に、もう一方の端を近づける。
先生「カズサ、ちょっと近いって...!」
カズサ「んっ...」
強引に先生の口の中に捩じ込んだ。
先生「んんん!?」
サク...サク...
サク...サク...
パキッ...
食べ進みながら、徐々に距離を詰めていく。
それと同時に、私の心拍数も徐々に上がっていく。
あと1cmあるかないかという程の距離を挟んで、私は先生の体温を感じ取っていた。
カズサ「...ん♡」
その時だった。
ガチャリ
ナツ「先生〜〜いるか〜?」
カズサ「ッ!?」
先生「あっ...」
咄嗟に先生と体を離そうとしたが、コンマ数秒ほど遅れてしまった。
横たわる先生と、その上に覆い被さる私。
言い逃れできる状況ではなかった。
ナツ「ああ、二人は...そういうことなのだな。では、私はこれで失礼させてもらおう」ピューッ
先生「ナツ、違うんだ!これは、その...」
カズサ「......」ワナワナ
カズサ「こらーーーっ!待ちなさい!」
ドタドタドタ...
かくして、2人の口付けが交わされるのはまた別の日のこととなった...
fin.
ネル純愛過酷SS
初めて会った時は、ただ度胸のある大人としか思っていなかった。
それが今になっては、見知らぬ感情を抱いていて、それが日々の原動力になってしまっている。
一体私は彼にどれだけ振り回されてしまうのだろうか?
キヴォトス最強として楽しみで仕方がない。
ある日、C&Cの部室にメンバーが集まっていた。
呼び出したのは部長のネルで、これからブリーフィングを行うようだ。
全員が集まったのだ。きっと普段とは一線を画す重要な任務なのだろう。誰もがそう思い、緊張しながらネルが話すのを待っていた。
「今日はお前らに話さなければいけないことがある」
「あたし、先生が好きかもしれない」
そう言った瞬間、部屋の空気は凍りつき、沈黙に包まれた。
そしてこんな雰囲気にした張本人であるネルが疑問をこぼす。
「ん?なんでお前らそんな顔してるんだ?」
それに、考えている事をすぐ喋ってしまうタイプであるアスナが答える。
「それは部長がおかしなことを言うからだよー!女の子の中でそんな相談したらギスギスしちゃ…」
「あぁん!?」
すると、当然ながらネルは怒り、他のメンバーが止めに入るという定番の展開になっていった。
そうして数分が経過し、ようやく全員が普段の状態に戻ったため、ネルが話を戻す。
「それでだな、先生があたしに振り向いてくれるにはどうしたらいいかって聞きてえんだ」
「あの…リーダー」
「お、カリン、何か思いついたのか?」
「えっと、その…」
カリンは手を挙げたものの、もじもじしていてなかなか話そうとしない。
だが少したって決心がついたようで、口を開いた。
「…私の好きな作品でもリーダーのようなキャラクターが出ていた。そのキャラクターは、よく褒めることとスキンシップで振り向かせていた…そのあとは…」
「そうなのか!」
それを聞いたネルは、ものすごい勢いで部室から出ていった。
そしてシャーレまで全速力で走り、20分程経過したところで到着した。
「よう!先生!」
「うあっ!…ってネルか」
ネルが勢いよく執務室のドアを開けると、いつも通り仕事をしている先生がいた。
早速ネルはここでテクニックを試す。
「なぁ先生」
「なんだいネル?」
「あの…えっとなぁ…」
しかし言葉が出てこない。そうやって狼狽えるネルを先生は心配する。
「ネル、大丈夫?少し休んでいく?」
「い、いや大丈夫だ」
「それより先生、ちゃんと飯食ってるか?あたしが作ってやれるけど」
「いいの?じゃあお言葉に甘えて…」
ネルは適当に誤魔化し、先生のために料理を作った。
「どうぞ…」
「ありがとうネル!いただきます!」
「うん、美味しい!」
「…せ、先生が喜んでくれて嬉しいよ!これなら作った甲斐があるってもんだな!」
結局その日、ネルは思っていたことが全然できなかった。
「はぁ…なかなかうまくいかねぇな…」
「あたしも女だから、男を好きになるのは分かるが、なんでよりによって先生なんだろうな」
ネルはそう呟き、その日は寝た。
それからネルは、よく先生に会いに行くことになった。
ある日は仕事に途中までついていき、またある日は共に買い物に行った。しかしいずれも先生との距離を近づけることには繋がらなかった。
そしてこの日は当番で、ネルにとっては絶好のチャンスだった。
昼頃になると先生のために料理を作った。
「今日は先生のために本気で作ったんだ!」
「やっぱりネルの料理は最高だねよ!」
それにネルはいつでも呼んでいいと伝えた。
「そうだね、じゃあ明日ももおねがいしようかな」
先生はいつも通りの笑顔で言った。
しかしネルにとってはいつも通りではだめだった。振り向いてもらうために必死に行動しているのに、何も変化がない。
だがこの程度で先生を諦めることはできない。そんな想いでその後もシャーレに通い、アプローチを続けたが、先生は生徒以上に見ることはなかった。
そして、ついには卒業を迎えた。
ネルは思った。今までも十分楽しかったと。そして先生という存在は、あってくれただけでとても幸運だったと。
「ネル~!」
そうやって燃え尽きていたネルのもとに先生が来た。
「ネル、卒業おめでとう」
「あぁ、ありがとう」
「ネルと過ごした時間は短かったけど、とても楽しかったよ」
また、1つの考えもネルのもとに来た。
華々しく、誇り高く戦ってきた自分が恋愛程度に負け逃げするのか、と。そこでネルは覚悟を決めた。そして先生も、それを分かっていた。
「先生」
「うん、なんだい」
ネルは大きく息を吸い、暖かな表情で先生に伝えた。
「あたし、前から先生のことが好きだったんだ」
「…だから、付き合って…くれないか?」
「…ごめんねネル、私、本当は分かってたんだ」
「…」
「私だってネルが好きだ、でも私達は生徒と先生で、生徒の未来を邪魔したくなくって…」
「でも、ちゃんと想いを伝えてくれるような子なら、ネルなら…いいかな」
「…ふふっ、はははははっ!」
「あー…勘違いするところだったじゃねえか!」
そう言うと2人は抱き合い、幸せを噛みしめた。
そして、ネルが先生に頼む。
「先生、ちょっとかがんでくれ」
「うん」
♡
過酷シーンは返信欄に
はっや
早すぎぃ
流石ホッケさん!上手!!
その日の夜、私は先生と共にシャーレに来た。もちろんここでやることと言えばただ1つである
「わざわざ来てもらってありがとうね」
「いいってことよ!先生が忙しいって…そういや先生のことは、これからなんて呼べばいいんだ?」
「そうだなあ…まあ別にまだ先生でもいいんじゃない?」
「それもそうだな!」
そして少し仕事を手伝ってから、仮眠室のベッドへ向かった。
その時にはもう緊張はしていなかった。私はもう学生ではないし、先生の彼女であるからだ。
ベッドに腰掛けて服を脱いでいると、ふと先生の体が目に入った。
窓から差し込む月光に照らされたその姿は、教師としての姿とは別のかっこよさがあった。
「…そういえばネルって卒業してる?」
「何言ってんだ?さっきしたばっかりじゃねえか」
すると先生は気まずそうな顔をしながらこう言った。
「いや、その、処女のほう…」
「あっ…」
知識の乏しい自分が恥ずかしかった。だがそんな姿も可愛いと先生は言ってくれたので、気にしないことにした。
「でも大丈夫?最初ってすごく痛いんだよ?」
「ふんっ、そんなのは余裕だ。あたしがキヴォトス最強って言われてるのは先生も知ってるだろ?」
「まあそうだけど…」
そうして、先生は不安そうなまま過酷のやり方を教えてくれた。
「ほうほう、じゃあまずは前戯ってのをやりゃあいいんだな!」
「そうだね」
そう言うと先生は私にキスをした。
「んんっ…♡」
それも舌を絡めるようなとびきり濃厚なやつだった。
「ぷはっ…」
「はぁ、はぁ♡」
「…ネル、かわいい」
「先生がすごいのをしてくる…んっ♡」
私が言い切る前に、先生は過酷の近くを撫でてくる。それも相当過酷な手つきで。
そして中まで入れてきた。その頃には、私は目も当てられないような女の顔をしていた。
「はぁぁっ♡気持ちいい…」
それを聞いた先生はさらに激しい指使いをしてきた。
「んんっ!せ、先生」
「なんだい?」
「んあっ♡あたし…そろそろ…♡」
「イきそう?」
「あ、ああ…ああっ♡もう限界だ…」
そう言うとようやく先生は手を止めてくれた。そしてこれから本番に入るらしい。
「じゃあ、入れるね…」
私は、これから先生のサンクトゥムタワーで気持ちよくなってしまうのか、そう思った。思ったのだが…
「痛っ!あっ!ちょっと待って先生!」
「あっごめん!やっぱり痛いよね…」
肉が裂けるような痛みによってつい止めてしまった。はっきり言って、砲撃と同じくらいの痛みのようにも感じた。
「じゃあどうしようか…」
だがC&Cの元部長として、彼女として、先生を困らせるわけにはいかない。私にはそんな想いがあった。
「…なぁ、先生」
「どうしたの?まだ痛い?」
「この痛みってそのうちなんとかなるのか?」
「ま、まあ何回かやると痛くなくなるけど…」
「じゃあ、気持ちよくなるまで過酷に付き合ってくれないか?」
「!」
その言葉は先生の心に火を付けたようで、頼れる生徒に向ける時のような目をした。
「じゃあもう一回入れるね」
「んっ…」
「…動かすね」
「ぐ…」
やはり入れてすぐは痛かったが、だんだんと気持ちよさも感じてきた。
「っ…はぁ…あっ♡」
「はぁはぁ…ネル、どう?」
「あっ♡…すごく…いい感じ」
「はぁッ♡イッ…くっ♡」
「私もイきそう…」
「ああっ!」
ドピュウウウウウウウウウウウウ
「はぁ…はぁ…」
初めての感覚、先生のサンクトゥムタワーでイってしまった。
でもまだ満足はしていない。せっかくの初めてなのでもっと先生の愛を感じたい事を伝える。
「「もっとやりたいんだけど」」
「「あっ」」
だがなんと先生も同じことを考えていたようだ。そしてとりあえずシャワーを浴びることになった。
「んん…♡」
「ふっ…ぐっ…ネルの過酷すごいね…」
「あっ♡ああっ♡…そうか?ありがと…お゙っ♡」
「ネルは、いつもかっこいいよね…任務をしている姿も、優しい姿も…それに、こんなにかわいいんだから最強だ…ね!」
そういうと先生は私の腰をグリグリと押し付けて、どんどん気持ちよくしてくる。
私は完全に先生の女にされたのだと確信した。
「そんなに褒められると気持ちよく…イッ♡」
ビュルルルルルルルルルルルル
その後もベッドに戻って朝まで求め合ったとさ。
WAPPY END
@@lets5103最高のわっぴーエンドをありがとうありがとうありがとう
【生徒との距離感に悩み、名字で呼ぶことにした先生とミサキ】
ピチョ...ポチャン...
霧雨がぽつぽつと地面を鳴らす。
私は最近、生徒との間の距離感というものに頭を悩ませている。
下の名前で呼ぶのはやはり、馴れ馴れしいだろうか。生徒と教師という関係上、あまり踏み込み過ぎないほうが良いのではないだろうか。
決めた。
今日からは、生徒たちをさん付けで呼ぶことにしよう。確か、当番はミサキだったか。
コンコン
先生「はい、どうぞ」
ミサキ「おはよう、先生。」
先生「ああ、おはようございます、戒野さん。」
ミサキ「...は?」
ミサキは突然のことに困惑しているようだ。
昨日までは下の名前で呼んでいたのだ、無理もないだろう。
先生「?ど、どうしましたか...?」
ミサキ「...いや」
ミサキ「何でもない。ちょっと驚いただけ」
先生「そうですか...遠路はるばる来られたのですから、しばらくお休み頂いても構いませんよ?業務を始めるのはそれからにしましょう」
ミサキ「私は別に、今からでいい。」
先生「わかりました。無理はなさらないで下さいね。」
仕事がひと段落した頃には日が暮れていた。
先生「お疲れ様でした。今日は急にお呼びしてしまってすみませんね。次はいつでも、来られる日で構いませんから...」
ミサキ「はぁ、明日も来れるけど。気を遣う必要はないのに。...じゃあ、お疲れ様」
先生「お疲れ様でした、体をお大事に」
これで良かったのだろうか?
ミサキは最初驚いていたけど、すぐいつもの様子に戻ったし...
だったら問題ないか?
明日も来てくれるとは言っていた。
ちょっとでも無理をしている様子があったら、すぐに休んでもらわなければ...
心なしか、雨が微かに勢いを増した気がした。
───
今日は雲一つない晴天が広がっている。
こんな日には気分が上向き、仕事にも力が入るというものだ。
コンコン
先生「どうぞ、お入り下さい。」
戒野「おはようございます、先生。」
先生「ッ!?」
戒野「何か驚くことがありましたか?今日も業務に取りかかりましょう。」
私は最初、困惑したがすぐに冷静を取り戻した。
何を驚くことがあろうか。これが生徒と教師の、本来の距離なのだ。
さあ、仕事に集中しなければ...
ミサキ「コーヒーをお持ちしました、先生。」
先生「ありがとうございます、戒野さん。」
感情の籠もっていない、冷たい会話ばかりが交わされる。
気温はけっして低くないはずなのに、体温が下がったような感覚さえ覚えた。
いつの間にかミサキが、人型のアンドロイドにすり替えられていても私はしばらく気づかないままでいるかもしれない。
ダメだ。
こんなのミサキじゃない。
いつものミサキに戻ってほしい。
私は、何を考えている...?
私は一体どうしたいんだ?
私は相反する感情を同時に抱え、仕事が手につかなくなっていた。
ミサキ「先生、集中が途切れているご様子ですが。」
先生「はっ、すみません!手伝って頂いている私が集中しなくては、示しもつきませんね...」
───
ミサキ「今日のところはこれで失礼します。先生、明日もよろしくお願いします。お疲れ様でした。」
先生「はい、お疲れ様でした。」
先生「...」
ミサキの後ろ姿を見送りながら、私の中でその思いは強くなっていく。
今引き止めなければ、もしかしたら彼女はもう二度と戻ってれなくなる。
そんな予感がしたのだ。
私は勇気を振り絞り、彼女を呼び止めた。
先生「戒野さん!」
戒野「どうしましたか?先生」
先生「その、どうしても言いたいことがあったんです。」
戒野「何でしょうか?」
先生「...なぜ私が昨日から敬語を使いはじめたか、説明していませんでしたね。私は普段から生徒との距離感というとのが掴めておらず、下の名前で呼ばれるのも生徒達は煩わしいと感じているのでは、と考えこのような行動に至りました。」
戒野「それで...?」
先生「ですが、戒野さんが今日になって急に敬語を使いだしたのを見て、私は後悔したんです。関係を修復したい、と。前のように、また戻ってほしい、と。身勝手な願望であることは重々承知しています。ですが、戒野さんに今一度お願いしたいのです。以前のような関係に戻させて頂けないでしょうか...?」
私がそう言い切ると、ぽつぽつと雨が降り始めた。
戒野「変な人ですね。」
先生「えっ?」
戒野「本当にそう思っているのなら、まずやるべきことがあるでしょう?」
先生「やるべきこと...」
そうか。
私はなぜこんなことに気づいていなかったのだ。
よりを戻したいと願うなら、まずやらねばならないこと。
それは...
私は声を振り絞る。
先生「...ミサキ。」
先生「急に困惑させて、すまなかった。私の独りよがりに巻き込んでしまったね。心から謝罪するよ。勝手な頼みではあるが、どうか聞いてほしい。...また、やり直してはくれないかい?」
ミサキ「...んっ、やっと分かったんだね。本当にそういうところは筋金入りなんだから。」
ミサキ「いいよ、私も敬語はやめる。」
先生「ミサキっ...!ありがとう...!」
ギュッ
私はそう言いながらミサキを抱きしめた。
雨は先ほどから勢いを増す一方で、アスファルトをザアザアと打っていた。
ミサキ「...大胆だね。まあ、私だからいいけど。ちなみに今日敬語を使ったのは、あんなことをした先生へのお返し。」
先生「あはは、やられてみて初めて人の痛みというものが分かったよ。もうあんな思いはさせないから。」
ミサキ「...その言葉、忘れないからね。ほら、私にもうあんな思いはさせないんでしょ?今日はずっと一緒にいて貰うから。」ギュッ
そして私とミサキは、夜が明けるまでずっと密着したままでいた...
fin.
【湿度注意!余命一ヶ月の先生とカヨコ】
カヨコ「...えっ?」
降りしきる雨の音が彼の言葉を遮ってくれたらどんなによかっただろう。大雨ではなかった。
雨粒はピチャピチャとか細く空気を揺らすだけだ
先生の言葉は私の耳をするりと抜けていった。
意味は理解できるはずなのに、私の心の奥深い所でその言葉を拒絶しているのだ。
先生「セリナから、私はもう長くないって聞いたんだ。癌が全身に転移してるって。余命は一ヶ月って宣告されたんだ...」
カヨコ「...そっか。...そう、なんだ」
先生「驚かせてごめんね。自分の体を大切にせずロクに健康診断も受けてこなかったツケが回ってきたみたいだ。私は本当にバカだった...」
カヨコ「...もしかして、前から気づいてたのに黙ってた、とか...そういうこと、ない?」
先生「実は、一年前から危険な状態だという話をされてたんだ。でもそんなことを皆に知られたら混乱の元になってしまう。私はそれが一番辛いんだよ...」
カヨコ「...もう、本っ当に。先生はいつもそうなんだから。自分を勘定に入れないところが好きだったけど...嫌いだったんだよ。」
先生「ははっ、すまないね。結局辛い思いをさせてしまった...」
カヨコ「謝ってばかりの所も筋金入りだね。...ねえ、先生」ボソッ
私は先生にもたれかかって、彼の胸に耳を当てた。
心臓の鼓動を耳で、体で感じ取る。
トクンッ、トクンッ、トクンッ
まだ生きている。
まだ暖かい。
先生の心音の他には、微かな雨音だけが部屋に響いている。
このまま時が止まってくれないだろうか
この時間がずっと続いてほしい
まだ終わらせたくない
先生「...カヨコ。」
先生が私の頭にそっと手を添えてくれる。
カヨコ「...今日はこのままでいさせて。お願い。」
先生「うん、分かったよ。」
それからどれだけ時間が経っただろうか。
先生と私は心地よい微睡みの中にいた。
そうして数分も経たぬ内に、深い眠りに落ちていった───
夜が明けて、目を覚ます。
意識が明瞭さを取り戻し、夢心地から引き戻される。私は昨夜からこうして先生と密着したままだった。
カヨコ「...よかった。今日も生きてる」
先生の温もりと鼓動を肌で感じながら、私はただ身を寄せている。
先生「ん...おはよう。カヨコ」
カヨコ「先生、今日も起きてくれたんだね。おはよう」
私達はこんな日々を過ごしている。だけど、
長くは続かない。
先生「カヨコ、話しておきたいことがあるんだ。聞いてくれると嬉しいな」
カヨコ「...ここまで来たら、聞くも聞かないもないよ。私は何でも受け入れるから」
先生「カヨコは私に執着している様子だけど、私は知っての通りもう長くない。だから、別れを辛くしない為に私を手放して欲しいんだ。」
カヨコ「...」
先生「もちろんいきなりとは言わないよ。徐々に、私を忘れていってくれたら...」
カヨコ「...うん。分かってた。先生のことだから、そう言うだろうって思ってたんだ。寂しいけど、これからは徐々に距離を置かなきゃいけないのは分かってるから。」
先生「カヨコ、分かってくれてありがとう。...最後は心地よく迎えられたらいいな。」
そうして私は、先生と密着するのを止めて少しずつ距離を取っていった。
今は腕に絡みつく形で先生と同衾している。
最後はきっと───
カヨコ「先生、おやすみ。また明日会えるといいね」
先生「私も同じ気持ちだよ。おやすみ、カヨコ」
そして日々が流れていった。
刻限は歩調を変えず、確実に迫っている。
必ずくるその時を迎える覚悟は、まだ完全には出来ていない。余命は一日を残すだけとなった。
カヨコ「...考えてたんだ。先生も私のこと大切に想ってくれてるから、私が先生に執着すると先生も私に執着しちゃうだろうって。そうなったらお互い苦しくなるだけだから。お互いの幸せの為に、別れは穏やかなものにしてあげたいの。」
先生「カヨコはそこまで考えてくれてたんだね。実は少し前までそんな気持ちだったんだ。あはは...」
私と先生は手を軽く触れ合わせるだけだった。
そして、最後の日。
カヨコ「ほら、先生。空が綺麗だよ」
先生「本当...だね。最後の日は晴れてくれて良かった。これも神様の思し召しってやつなのかな?」
カヨコ「...ふふっ。ねえ先生、先生は生まれ変わりって信じてる?もしあるとしたら、きっとまた会えると思うの。だから、さようならは言わないことにしようよ。先生」
先生「ロマンチックな話だね。...でもそう信じていたら、行くのも...怖く...ないよ」
徐々に彼の口数は減っていく。
私は彼の手を取ったまま、ただ見守っている。
先生「これは、もうすぐ、だね...大丈夫、また会える...よ。いつ...か...」
カヨコ「うん」
そうして彼の体温は徐々に下がっていった。
彼の表情は眠っているかのように穏やかで、
いつもと変わらなかった。
私は最後に一つだけ呟いた
「またね、先生。」
雲一つない晴天が、私と先生を包み込んでいた...
fin.
最後のアルちゃんが「なんで吸ってえええええ」って叫ぶオチを期待したのに……
前に支部で投稿したカズサヤンデレです
「やっ。みんな頑張ってる?」
ベースに指を走らせていると先生が練習場に入ってくる。
「先生。なんか用?」
「差し入れ。そろそろ糖分欲しいかなと思って。」
なにかスイーツでも買ってきてくれたのかな。ちょうど今は15時。おやつにはぴったりの時間だった。
「ちょうど甘みが欲しかったところ。ナイスタイミング。」
「じゃあここらで一旦休憩しますか。」
一度練習を中断し長机を囲むようにしてみんなで椅子に座った。
「で?何買ってきてくれたの?」
「これ。」
先生はクーラーボックスを開ける。
「「「「「アイスボックスだ!」」」」
「みんなどれが好きかわからなかったから色々な味があるやつ買ってきたよ。」
32のアイスボックス。いろんなアイスの詰め合わせ。見てるだけでも楽しいな。
「流石先生。いいセンスだ。」
「えー。どれにしよう迷うなぁ。」
予想外のアイスの登場に盛り上がるナツたち。実際私も疲れてたからこのタイミングでのアイスは最高の気分だった。
「私はもう決めたよ。これ!」
アイリはアイスを手に取る。そのフレーバーはチョコミント。
「まぁそうだよね。」
知ってた。アイリのチョコミント愛はスイーツ部でもトップだからね。
「私は…これにしよ!」
次にヨシミがアイスを決めたようだ。それは…レモンか。
「私はこれだ。」
更にナツもアイスを手に取る。抹茶!?
「え!?ナツ。あんた抹茶好きだったっけ?」
「まぁ。割と食うよ。今日はこれにしなさいとスイーツの神様が叫んでる。」
「スイーツの神様って何。」
相変わらず変な事言う奴ね。
ていうかモタモタしてる間にあたしが最後じゃん。
「カズサ。あんたも早く決めちゃいなさいよ。溶けちゃうわよ?」
「わかってるから。そう急かさないでよ。」
どれにしよう。あ!これって…最近気になってたの!
「これにしよ!期間限定のやつ!食べたかったんだよねー。」
「チョコ…そういえば今イベント中だったわね。私にも一口頂戴。」
「やーだ。あげないよ。」
「いいじゃないケチ!私のもあげるから!」
「それならよし。」
スイーツの話題で毎日のように馬鹿騒ぎする。
いつものスイーツ部の風景に私は落ち着きすら感じていた。
「じゃあ、私はこれで。」
「バニラか…シンプルながら味わい深い。先生。いいチョイスだね。」
「そこまで考えて選んだわけじゃないけどね…」
先生は苦笑いしながら答える。ナツの台詞に一々突っ込んでたらキリがないよ先生。
「じゃあ。いただこうか。」
「いただきまーす。」
みんなでワイワイしながらアイスを頬張る。最高の時間だ。最高の時間だった。あの時までは。その言葉は突然アイリから発せられた。
「先生。バニラ一口いただいてもいいですか?」
「もちろんいいよ。はい。」
先生がカップごとアイリに渡す。
「わぁ。ありがとうございます!」
アイリは自分のチョコミントのカップを机に置いて先生からのバニラカップを手に取りスプーンで掬ってたべる。
「んー♪美味しいです!」
…あれ!?それ先生のスプーンじゃない!?
え!?これって間接キスじゃん!
偶然…だよね?
「先生。こっちのも一口あげますよ。」
「え?いいの?」
「もちろんです。はい。」
アイリは自分のカップを手に取るとアイスを掬いそのスプーンを先生の口元に近づける。
「はい。アーン。」
「アイリ…流石にそれはその…」
「どうしました?早く食べてください!」
「う、うん。」
あーんで食べさせるとか私やった事ないのに。
…てかまた間接キスだし。
アイリの顔は恍惚としている。あれは偶然じゃない。わざとやってる。
先生も間接キスであることに気づいて顔を赤くしている。
なにそれ。あたしといる時にはそんな顔、一度だってしたことないじゃない。
チョコのアイスはドロドロと溶けていく。それと連動するように私の中でもドロドロな感情が溢れてきた。
先生は…私よりアイリのことが好きなの?
そんなの嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
あのアイリにこんな感情を向けている私も嫌だ。アイリは私を変えるきっかけをくれた人。先生は私が変わる手伝いをしてくれた人。両方私にとってかけてはならない大切。だからこの2人はきっとお似合いなのだろう。でも私だって…私だって先生のこと好きなのに。先生に振り向いて欲しくてあんなに努力したのに。こんな簡単に覆されるなんて認められない。どうにかしないと。
絶対に…先生を私のものにしないと…
「ご馳走様。じゃあみんな。練習頑張ってね。」
「はい。先生もお仕事頑張ってください!」
「それじゃー。」
先生が練習場から出ていく。
「なんか…アイリ、今日先生と距離近くなかった?」
「私も思った。バンド内恋愛はロックだけどよろしくないぞ…」
「えー。別に普通だよあれくらい。」
他愛もない会話だ。
側から見れば可愛らしい恋バナに見える。でも私には醜い雌たちの争いにしか見えなかった。
というかヨシミ、ナツ。あんたらもなんだ。でも先生は渡さないから。
「はいはい。休憩終わり。練習再開するよ。」
感情を押し殺して練習再開を呼びかける。
「そうね。ナツ。もう一回通しで合わせておきたいんだけど。なんか私だけワンテンポズレてる感じするし。」
「りょーかい。」
みんなさっきの件は忘れたみたいでよかった。あのまま続いてたら我慢できなかったかもしれないし。
「ふぅ…もうこんな時間だ。」
そうして練習れているとすでに時計は19時を指していた。
「私今日見たい番組あるから先にあがらせてもらうわね。」
「私も今日は疲れた…もう帰るとするよ。じゃあまた明日。」
「おつかれー。」
そうしてヨシミとナツが帰った。
「アイリは?帰らないの?」
「うーん。私みんなと比べたらまだまだだしもう少しやってみるよ。」
「そっか。じゃああたしもやる。」
「練習付き合ってくれるの?ありがとう!」
アイリも早く終わってくれないかな。
そんな思いを伏せながら練習を続けて数時間。ようやく満足したみたいでアイリも自分の荷物をまとめて帰ろうとしていた。
「私はそろそろ帰るけどカズサちゃんは。」
「私はもうちょっとしてくわ。」
「そう?もう結構遅い時間だから無理しないようにね。」
「うん。じゃあお疲れ様。」
「お疲れ。じゃあね。」
足音が聞こえなくなった。本当に帰ったみたい。それじゃ。
「先生。今すぐこっちきて。」
先生にモモトークを送り呼び出す。
「どうしたのこんな遅い時間に。カズサ1人?」
「…私さ。最低な人間なんだ。友達が好きな人と仲良くしてて気持ち悪い感情が抑えられなくて。尊敬してる子でももやもやが止まらないの。だから…先生は私のもだって証拠いち早く付けたくて。」そうして私は先生を押し倒し唇を先生の唇に重ねる。
舌を先生の口の中に入れる。あっちからは来ない。先生の脳を掻きましてるような感じで口の中で暴れさせる。先生は優しいからこんな状況でも私の舌を噛まないように歯を立てないようにしてる。
「はぁー。はぁー。」
窒息ギリギリのタイミングで先生から口を離した。
「カズ…サ」
「あはは。最高。」
先生の口元。私の唾液やの涎がべっとりついて口紅の跡までついてる。
たとえ一瞬でも"あの"先生を独占してる。この感覚はたまんない。まだ一回しかしてないのにもうキス中毒になっちゃってる。
「ほら♪もっとやるよ。」
「やめて…こんなの…」
先生は微弱な力で抵抗する。
「やだ。」
再びキスをする。先生の唇、美味しい。今までこんな美味しいスイーツ食べたことないよ。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。これまで味わったことのない地獄のような快感が全身を支配する。至高のスイーツ…!
そうしてキスをして興奮していた私だが階段から聞こえた音で一気に冷静になり私は一度キスをやめた後叫ばせないように先生の口元を手で押さえた。
足音がこちらに近づいてる。誰か戻ってきたと思って私はドアの方に目を向けた。
「……」
アイリか。ドアを半開きにしてこちらを見ている。
よく見たら机の上に雑誌が置いてある。忘れ物を取りに来たのか。
てっきり純粋無垢な印象を彼女のことだから顔を真っ赤にして口を押さえてるような可愛らしい反応をするのかと思ったがその顔は…虚だった。目に光がなく口は半開きで涙が流している。どうやら雰囲気で察してしまったようだ。私が何をしてるのか。私と先生がこれから何をするのか。
ごめんねアイリ。アイリのことも大好きなのに。アイリが先生のこと大好きなの知ってるのに。でももうやめられない。せっかくだし見てもらおう。もう色目使われないように。
またキスをする。
そんな様子を見せながら視線を送る。
「---!」
それを感じ取ったアイリはこの部屋の扉の向こうに入ることなく静かにその場を後にした。
私はまだ口を絡めている。これは夜明けまで続くだろう。
ミントのような爽やかな恋愛もしたかったけど、やっぱり私の本質はチョコレート。どろどろに溶けて混ざっていくような真っ黒なチョコレートだ。
ありがとう...月曜から学校だけど頑張れそうだよ
うぉおお…素晴らしいSSをありがとう
顔射やで!!!
いつもありがとうございます。毎日寝る前に聞いてます。これからも頑張ってください!
ありがとう♥
がんばる〜
31:45 Yostarの血は本当によく馴染む!
【先生が薄給なのを知ってヤバい行動に出るユウカ】
カタカタカタ...
私は今日もシャーレのオフィスで激務に勤しんでいる。眼前にそびえ立つ書類の山を目にして、私はため息をついた。
先生「ハァァァァーーー...だいぶ疲れが溜まってきた、ね...今日で何徹目...かな?視界もだんだんぼやけてきたし...ああ...それなのに薄給だなんて...」
先生「今日5本目の栄養ドリンクいくかっ!ははははははははははは...」
コンコン
先生「ん?あぁ...どうぞ...」
ガチャリ
ユウカ「おはようございます、先生。ちょっとお時間頂けますか?」
先生「おはよう...ユウカ...今日は...何だい?」
ユウカ「一言忠告に来たんです。最近の先生の仕事ぶりははっきり言って目に余ります!毎日のようにお体を壊して、ロクに睡眠も取らずに無茶ばかりして...休むのも仕事なんですよ!?いい加減それを理解して下さい!」クドクド
先生「いや...ダメだ...私はキヴォトスのみんなのために...1秒も無駄にしちゃいけない...んだ...」
ユウカ「みんなの為を思っているのなら、尚更です!ほら、先生、今日は無理矢理にでも休んで頂きますよ!」
ドスッ
先生「ッ!?いま...何を...」ドサッ
ユウカ「ふふっ、少々お薬を打ち込ませて頂きました。これを打たれたが最後、20時間は目を覚ますことがないという優れモノです」
私はユウカの言葉が遠ざかるのを感じながら、深い眠りへと誘われた...
───
先生「...」
先生「うーん...ここは...?」
いつの間にか眠ってしまっていた。
この部屋はどこだ?
いや、それよりも...
今は何時だ?仕事が溜まっているというのに。
こんなところでもたつくわけにはいかない
私はすぐさま体を起こし、オフィスへ戻ろうとした
ガチャン!
先生「...え?」
目をやると、私の手首とベッドの柵が手錠で繋がれていたのだ。
ユウカ「先生、お目覚めになったんですね♪」
先生「うわあっ!?」
ユウカは私が眠っている間、側にいたらしい。
ユウカ「そんなに驚かないで下さい。それより...ほら、これが今日のお仕事ですよ」ペラッ
そう言ってユウカは一枚の書類を私に見せた。
先生「えっと...これは何かな?」
ユウカ「先生はお気になさらず。この書類にサインして頂くだけでいいんです。先生は最近無理をなさっていましたから...今日はじっくり休む日にしましょう。」
先生「わ、わかったよ...」
私は言われるがままに書類にサインをした。
どうして手錠をかけられているのか理解できないが、今のユウカは何を考えているかわからない危険な状態だ。下手に解放してくれ、などと言っても面倒な事態になるのは目に見えている。
先生「...ところで、なぜ手錠を?まるで、私にベッドから出てほしくないみたいな...」
ユウカ「はい、今日は休んで頂こうと決めた日ですから。明日になれば、解放してあげますよ?それに今日の分の業務は、ミレニアムの子たちが代行してくれますから...」
先生「あ、あぁ。それならお言葉に甘えることにするよ」
ユウカ「分かって頂けて嬉しいです♪今日一日は私がお世話をさせて頂きますね。」
そうして私はベッドの上で一日を過ごした...
───
翌日
ユウカ「先生、おはようございます。」
先生「おはよう、ユウカ。今日は解放してくれるんだっけ?」
ユウカ「ええ、約束通り。これは外してあげます」
カチャッ
そうして私はベッドから解放される。
十数時間ぶりに地面に足がつく。私は深呼吸をし、体を思い切り伸ばした。
先生「ん〜!寝てばかりじゃ足腰に良くないからね。良かった良かった」
ユウカ「お元気そうで何よりです。ところで、今日はミレニアムに来て頂きたいのですが...」
先生「十分すぎるほど休んだからね。頼みは何でも聞くよ。」
ユウカ「ありがとうございます。さあ、こちらに...」
ユウカに先導され、ミレニアムに到着する。
その時だった。
ガチャコン!
校舎のドアが一斉に電子ロックをかけられたのだ
先生「えっ、こ、これは...?」
ユウカ「約束通り、先生にはこれからミレニアムの専属教員になって頂きます。ほら、昨日サインして頂いたじゃないですか♪」
先生「な、なんてことだ...私は騙されたのか?いや寝不足でロクに文章も読めなかった私が悪いんだけど...」
ユウカ「ご安心を。私たちミレニアムの生徒が、先生をサポートしてあげますから。徹夜なんてもう二度とさせませんよ?それに衣食住のケアも万全。先生、こんないい環境、他にありますか?」
先生「ユウカ、これは流石に...」
ガシッ
ノア「ふふっ、捕まえました、先生。ユウカちゃんに話は聞いております。これからは私たちの専属になって下さるのですね...♡気が逸ってしまいます。給料に関しても、ご心配なさらず。先生の給料のデータを改竄すれば、いくらでも必要なお金は調達できますよ?」
先生「ノ、ノア!?」
ユウカ&ノア「「先生、一生分のお時間、頂きますね!」」
先生「なんでええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!??????」
fin.
【睡眠中にビナーそそり立つ先生とカヨコ】
カタカタカタ...
私は今日も、夜遅くまでキーボードを叩きながら画面と向き合っていた。
先生「はぁ...この調子じゃ徹夜になるな...」
最後に睡眠を4時間以上取ったのはいつだろうか。度重なる疲労に体は悲鳴を上げていた。
先生「はぁ...カフェインで誤魔化すのもそろそろ限界...か...」ウトウト
瞼が次第に重くなってきた。
その後は考える間もなく、深い眠りに落ちていった...
───
カヨコ「先生、寝てるんだ...」
私が朝早くシャーレを訪ねると、先生はデスクの上に突っ伏していた。
どうせ、過労でこうなったのだろう。
カヨコ「もう、バカな人なんだから。」
バサッ
私は少々呆れながら、先生の背中に毛布をかけてやる。ここ数日はまともな睡眠を取っていないだろうから、せめて今日だけは心ゆくまで寝かせてあげたい。邪魔をしないようにしなくては。
カヨコ「先生の寝顔、思ったよりかわいいんだね。じっくりと見るの初めてかも。」
話せないのは残念だが、たまにはこういった時間も悪くない。
カヨコ「それじゃ、また後で来るね。」
そう言って立ち去ろうとした時だった。
ムク...ムク...
カヨコ「...えっ」
先生の股でそそり立つモノが私の目に入る。
それがズボンをめくり上げて、まるでテントでも張るように支柱をなしていた。
カヨコ「これ、もしかして...朝立ちってやつ?どこかで聞いたことある...」
私は少し息を荒げながら、先生に近づいた。
カヨコ「...」
トクン...
トクン...
私は好奇心に駆られ、先生の股に手を伸ばした。
カヨコ「...たぶんもう何日も出してないよね。発散させてあげるよ、先生」
スリ...スリ...
そっと手を当てて、手の平で擦ってみる。
先生「んっ...」ピクッ
先生が微かに声を漏らす。
私はそれを聞くと、さらに勢いを強めた。
シュッ...シュッ...
サワ...サワ...
先生「...」ビクッビクッ
カヨコ「ふふっ、これ、楽しい...」
10分ほどそうしていると、突然、先生が体を震わせた。
先生「───ッ」ビグンビグン
カヨコ「先生?...今の、まさか...いく、ってヤツ?」
先生が私の手で気持ちよくなってくれて、
挙句の果てには、出してしまった...
私はその事実から、愛おしさと喜びと嗜虐心が入り混じった妙な気分になった。
それから30分ほどして、先生は目を覚ます。
先生「うーん...」ムクリ
カヨコ「あ、先生。おはよう」
先生「ああ、おはようカヨコ...もしかして私、眠ってたかな?」
カヨコ「うん、ぐっすりね。私がシャーレに来たのは1時間ぐらい前だったから、少なくともそれぐらい寝てたってことだよ」
先生「えーと...昨日の夜から記憶が飛んでるから...10時間ぐらいは寝ちゃったかもな。あはは...休んだ分は取り返さないとね...」
先生「あれ、なんだか股のあたりに変な感触...」
股が微かに濡れているのを感じた。
量からして、ダムが決壊した訳ではなさそうだ。
ということは、これは...
気づいてしまった私は、顔を赤らめた。
カヨコ「先生、どうしたの?顔、赤くなってるけど。熱でもある?」
先生「い、いや。別になんでも...」
カヨコ「ふぅん。まあいいや。じゃ、私も手伝うから...今日はよろしく」
先生「ああ、頼りにしてるよ。カヨコ」
そう言って私はいつもの日常に戻った。
それにしても、何故ああなったのだろうか?
長い間溜めていると、寝ている間に無意識に出してしまうことがあるとは聞いたが、2日に1回ほどは処理しているからそうではないはずだ。
まさか、他の誰かが寝ている間に...?
私は想像を巡らせたままで、仕事に集中できずにいた。
この永遠に解けない謎は、当分私の心を
掻き乱し続けるだろう───
fin.
ミサキありがとう、、リスカ痕から吸うってのもすごくいいなつまり吸えば吸うほど酔えるしミサキも気持ちよくなれるんだったら吸うっきゃないよな!
【キキョウと間接キス】
キキョウ「先生、お茶を淹れたわ。」トン
先生「ああ、ありがとう。キキョウ」
私は今日も参謀として、シャーレの当番を任された。こうして先生に茶を淹れるのも、私の務め。
そんな中で私は、あることを考えついた。
キキョウ「...」
私は茶を啜る先生の後ろ姿を眺めながら、その隙を伺っていた。
先生「ん、この予定カレンダーに書いておかなきゃな。」スック
先生がそう言って立ち上る。
私はその瞬間を見逃さなかった。
キキョウ「...んっ」
私は先生の湯呑みにそっと口を添える。縁にはうっすらとキスマークが残った。
こうすることで、先生が私のモノであることを誇示しなければいけない。
泥棒猫が寄り付かないように...
先生「...よしっ!」
先生がちょうど机に戻った。
それと同時に私も、定位置に着く。
キキョウ「...」ポスッ
先生の膝の上に座り、体温が伝わるように密着する。普段から先生に私の匂いを擦り付けて、マーキングするのも欠かせない日課だ。
先生「ええっと、これはこうして...カタカタ」
キキョウ「ここ忘れてるわよ。こっちに...」
先生「おっと、ありがとう。うっかりしてたよ」
私は業務を進めながら、先生が茶を飲むのを待っている。その時が来るのを、尻尾を振りながら期待していた。
先生「ここらで一息つこっか。」
先生はそう言って湯呑みを手に取り、口元へ持っていく。
ズズズッ...
先生「ふぅ...ん?」
先生がようやく気づいたようだ。
先生「えっ、なにこれ...誰かが飲んだのかな?まさか...」
キキョウ「ふふっ、それは私がつけたの。これもマーキングの一環だから...嫌がらないで。」
先生「ッ!?っていうことは、これ、か、間接キス...」
先生は慌てた様子で顔を赤らめた。胸に耳を当てると、心臓の鼓動が早くなっているのも分かる。
ドックン、ドックン、ドックン
先生「キ、キキョウ?これは...」
キキョウ「先生の心拍数、どんどん上がっていくのが分かるわ。私でドキドキしてくれているのね。」
先生「もう...節操のない子はあとでお説教だよ」
私と先生がそんなやり取りをする中で、思いもよらぬ刺客がやって来た。
コンコン
先生「入っていいよー」
ガララッ
カズサ「先生、お疲れ様です。って、は?そこの猫、誰?」
キキョウ「...!」
私はその女を視界に入れた瞬間から、本能で理解した。コイツは泥棒猫だ。
キキョウ「あんたこそ、先生の何なのよ。特別な用がないなら私の先生に近寄らないでくれる?反吐が出るから」
先生「あ、あの二人とも...?」
カズサ「先生、その湯呑み、キスマークついてるじゃん。昨日私とカフェで間接キスしたのに、他の子ともそういうことしたんだ?」
キキョウ「はっ?この泥棒猫。許さない...!」
カズサ「許さないのはこっちの方だよ。私の方が先生に相応しいってこと、体に教えてあげる」
ダダダダダダ!ドガァン!ズズズズズ...
先生「やめてぇぇぇぇーーー!????誰か!誰かこの2人止めてぇぇぇぇぇぇ!!!!」
fin.
かわいい
ンアーッ!湿度が高すぎます!!
湿度高すぎて先生の🍄が増築しますっ!止まりませんっ!!!
光よ!光よ!光よぉぉぉぉお!!!
キキョウ「ナグサ先輩。また先生の事調べてんの?」
ナグサ「うん…だって…恩人だから…」
先生は片脚と片腕が無い。私と先生が初めて会った時も先生は義足と杖で身体を支えていたのを良く覚えている。あの時は困惑してたが今は先生の役に立ちたい一心で原因を調べていた。
レンゲ「此処で何してるんだ?ナグサ先_______また師匠の事調べてんのか?」
ナグサ「うん…私は先生の役に立ちたいから…」
ユカリ「先輩!先生の詮索はもう辞めてくださいまし!。先生には事情が_______」
ナグサ「ごめんユカリ…それでも私は先生を知りたいの…だから…」
レンゲ「あっ!?待ってくれよ!ナグサ先輩!」
私はレンゲの制止を振り切りシャーレに向かう。深夜の誰も居ないシャーレに。
〜〜〜
先生「ふぅ…誰も居ないよね?それじゃぁ…」
カチッ
先生「やっぱりこの曲は良いね。キヴォトスに__________」
バァン
ナグサ「先生!!」
先生「ナグサぁ!?どうして此処に!?」
私らしからぬ大声で呼んだからか先生は口をあんぐり開けて驚いていたがそれよりも…
ナグサ「…でも…いい加減教えて欲しい…何で先生は脚と腕が無いの…?」
先生「ナグサ、これは子供には刺激が強いよ。それよりも今から何かす________」
ナグサ「…教えて欲しい…お願い…浅ましいかもしれないけど…私の…恩人の事は何でも知りたいから…」
涙目になりながら先生に縋り付く。すると先生は観念したのか口を開いてくれた。
先生「別に語る程でも無いと思うんだけどなぁ…まぁ、聞きたいなら聞いていくと良いよ。」
その時の先生の目は何故か何時もの目からまるで帰還兵の様な眼になっていた。
ナグサ「お願い…話して…」
ラジオから歌が流れる中先生は私に語り掛けた。
先生「私は綿花がいっぱい取れる大農場が沢山ある所で教師をしてたんだ。私の故郷の皆は全員優しくて素朴な人達だった。両親も、私の教え子達も、酒場の店主も皆優しかった。」
初めて聞いた過去は意外と長閑だった。とてもじゃないが脚が無くなるような環境じゃない場所では無い程長閑だった。
ナグサ「何で…そこから足が…」
先生「でもある時大きな対立が故郷を襲った。優しかった長閑な故郷は対立で失われたんだ。」
ナグサ「……先生はどっちに…組みしたの…?」
先生「私はどちらにも属さなかったよ。ただ皆の和解を求めたよ…」
その時から先生は先生だったのだ。キヴォトスに来る前から原型は完成していた。
先生「ある時、その対立が大きな戦いを起こしたんだ。勿論故郷も巻き込まれて皆は完全に分断されたんだ。そして私は故郷を守る為に南部の兵隊になったんだ。」
信じれないという気持ちが心を埋め尽くした。百鬼夜行と私の恩人の先生がそんな事になっていたという衝撃が私の心を染めた。
先生「そして私は戦場で親友が出来た。最高の友達で最高の戦友だったよ…でもある時友に砲弾が飛んできたんだ。私は友を庇ったんだけど結局親友は死んだ。最後に友は私に「君の…せい…」という言葉を残して死んでいったんだ。」
その遺言に聞き覚えがあった。
ナグサ「…ぇ…ぁ…ぇ…どうし…先生がそんな…事に……ぃ…一緒だ…アヤメと…私と…同じ…!」
先生「結局…!私は…!片腕と片脚を失っても故郷も友も守る事すら出来なかった臆病者なんだ……!!って当時は思ってたよ。その後私は軍を脱走して森で死にかけた所でキヴォトスに来たというのが私の過去だよ。まぁ、こういう感じの過去だね。」
虚しくラジオが響くシャーレの中で私は何も言えなかった。でも先生はいつの間にか元の目に戻り語り続けていた…
先生「あっ、そうだ(唐突)そういえば流れてるこの曲は親友が好きな曲なんだよね。私も親友と一緒によく歌ってたよ。」
ここで先生にずっと思っていた疑問を投げつける。
ナグサ「…ぁ…どうして…先生はポジティブでいられ…るの…?」
先生「ずっと籠もるのは親友が望んでないからだよ。それに親友を想い続ける方が心の支えになれるからね!…でももうあの時の様な事はもう御免だよ……だからナグサは居なくならないでね…?」
先生の過去は壮絶だった。恐らくキヴォトスで誰も経験してない程の過去…私と同じ…友達を失った人…だからこそ…私は…先生を…
ナグサ「……私は何処にも行かない…ずっと先生の側にいる…もう先生にそんな経験はさせない…だから…先生こそ私の前から居なくならないでね……?」
救いたい…護りたい…とそんな気持ちが湧き上がって来た。
【イチカにH本を見られた先生】
ペラッ...
ペリッ...
私は今日も、シャーレのオフィスで身を潜めながらH本のページをめくる。
生徒には教えられない、行きつけの店で買ってきたものだ。
タイトルは『その黒髪にかき乱されて』とある。
主人公の男が、腰まで届こうかという長い黒髪を持つ美人の同級生に想いを寄せる話だ。
ああ、あんな髪、一度でいいから匂いを嗅いでいたい。頬擦りしたり、巻き付けたりもしてみたい。私はそんな欲望を薄い紙の上に貼り付けられた虚像にぶつけ、達する頃には20分が経過していた。
先生「はぁ...はぁ...あんな人がリアルにもいたら最高なんだけどな」
そんな時、オフィスに近づく足音があった。
コツコツ...
先生「はっ!?急いで拭き取らなきゃ...」
コンコン
先生「は、入っていいよ!」
イチカ「失礼します。イチカ、戻りましたっす〜。」
私は彼女のことを失念していた。
そうだ。
イチカこそ、まさに私の理想像ではないか。
私は逸る気持ちを抑えながら、返事をした。
先生「あ、ああ。お疲れ様、イチカ。」
イチカ「先生のために、早く会議を済ませてきたんっすよ?ほら、今日も2人で楽しく話すっす!」
先生「うん。今日はこんなことがあってさ...」
私のために?
イチカは時々、思わせぶりなことを言う。
私がその度に揺さぶられているとも知らずに。
イチカ「んっ?ところでこの本、どんなやつなんすか?」ペラリ
先生「はぅわ!?ちょちょっと待って!」
しまった。あの時は拭き取るのに必死で、肝心のブツを隠す暇がなかったのだ。
イチカ「そんな風に言われたら、余計見たくなっちゃうじゃないっすか。別にどんなものでも、私は引いたりしないっすよ」
先生「あああああ...」
イチカ「ふぅん...『その黒髪にかき乱されて』っすか。先生もこういうの、読むんっすね♪」
先生「あ...あああ...」
イチカは容赦なく、私の恥部をえぐり取る。
イチカ「この女の人、なんだか私みたいっすね。もしかして先生、黒髪ロングの子が好みなんすか?」
先生「それは、その...」
イチカ「あはは、照れてるところもかわいいっすね。」
先生「ええと...ごめんねイチカ。」
イチカ「私は別に引いてるわけじゃないっすよ?むしろ、先生が私のことをこういう目で見ているってことを知って嬉しくなったっす。...ねえ先生、私も先生のこと、好きっすよ。」
先生「へっ!?お、大人をからかうのも程々にしないとダメだよ...!」
その時だった。
ギュッ
イチカが私の手をその両手で包み込んできた。
イチカ「私は冗談で言ってるわけじゃないっす。本気だってこと、ここで証明して見せるっす。ほら...先生、私の髪がいいんっすよね?」
そう言ってイチカは自分の髪を掻き上げて、うなじを見せつける。
イチカの黒髪がふわっと舞う度に、重厚で甘味のあるセクシーな香りが空気中に飛散した。
私はその匂いにあてられ、くらくらしてしまった。
先生「イ、イチカ...これはダメだよ...」
イチカ「そう言う割には顔、赤くなってますよ?それに、息も荒くなって...先生もそういうところ、あったんすね。愛らしくてたまらないっす」
先生「や、やめ...」
プルルルルルルル
突然、イチカの携帯に着信が入る。
イチカ「はい、イチカっす。なになに?まーた暴動が起きちゃったっすか?仕方ないっすね...そっちに向かいますんで待機してて下さいっす」
プツリ
イチカ「...先生、いい所だったんですが急用が入りました。また今度お会いしましょうっす。」
先生「え、ああ、そっか。次に来れる時は連絡してね。いつでも待ってるから。」
イチカ「はい、今日はこれで...」
スタスタ
ピタッ
イチカは出口へ向かう途中、足を止めた。
イチカ「...先生」ボソリ
イチカ「次会った時は楽しませてあげますよ。」
バタン
濡れた瞳が私を吸い込もうとしていた。
私は呆気に取られたまま、シャーレを後にするイチカの後ろ姿を見送った。
そこから遅れて、顔が紅潮し、汗が噴き出た。
私は弄ばれた気分になり、その場でもじもじとするほか無かった。
ふと空を見上げると、すでに太陽は地平線に沈み込んでいた───
fin.
いいゾ〜これ
寸前で終わるってのがまたいい
これさ、、、女の子の姿が自分と似てるかかけ離れてるかで状況変わるよね、、、
素晴らしい素晴らしいよ!私が望んだ世界が今目の前にある!
SS界ののんき先生
素晴らしい😊
先生SSです
私は、しっかりと大人に慣れているのだろうか? 時折思い浮かぶ疑問。この疑問を抱く時、いつもあの日に戻ってしまう。
私を取り巻く環境は決して良いとは言えなかった。物心ついた時には、自分の父親では無い誰かが父役を演じていた。
貰えた言葉は、酷く醜い言葉の数々で
教えられたものは、大人の醜さばかり。
暴力と理不尽と涙の生活。
母親がくれたのは、産まれてきた事への後悔と永遠に癒えることの無い心の傷だった。
ヒーローなんて居ない、何処かでそう思っていた。けれど、いたのだすぐ近くに私にとってのヒーローが。
その日も殴られ、蹴られ、ジメジメとした雨の中、私は外に放り出されていた。
幼い私はただ声を殺し泣いた。声を出せば、また理不尽な暴力が私を襲うから。人も、鳥も、花も、皆私を見ていないそう感じていた。
けれど違った。ただ1人の大人が私に手を差し伸べてくれた。
もう何年経っただろうか? 今でもハッキリと覚えている。
「どうしたの? 何かあったの?」
優しい声と共に渡された、オレンジ味の飴。私の知らないモノだった。心配する声も、優しさの味も、全て私が知らなかったモノだらけだった。
酷く腫れぼった目を見て、あの人は抱きしめてくれた。傷だらけの体を見て、もう大丈夫と言ってくれた。
ヒーローだった、紛れもない私にとって最高のヒーロー。あの人が来てくれたから、あの人が教えてくれたから私の今がある。
だからこうやって思い出すのだ。不安に駆られた時、進んでいる道が正しいのか分からなくなった時、思い出すのだ。
私の原点を。
心に灯すのだ、あの日と同じ太陽を。
私は今日もシャーレに向かう、1人でも多くの生徒を守る為に。あの日の私のように、悲しみの雨で溺れた子を救うために。
私のヒーローがそうしてくれたように。
先生オリジン 𝑭𝒊𝒏.
SS祭りって言うんでイブキをひとつまみ
ここかぁ…祭りの場所は…
「先生!おはよう!当番に来たよ〜!」
朝日も完全に顔を出した頃、太陽に負けないくらいの笑顔でイブキがシャーレにやってきた。まだまだ朝早いと言うのに快活な彼女に対して先生はと言うと…
「や、やぁ…イブキ。当番ありがとうね…」
「わっ!先生大丈夫?」
右も左も書類に囲まれ、虫の息になっていた。
「先生またてつや?したの?」
「ははは…ごめんね、どうしても終わらせなきゃいけなくって……早速で悪いんだけど、イブキも手伝ってくれるかな?」
「うん!イブキ先生のお手伝いする!」
それから2人は黙々と書類の山を片していく。イブキには承認が必要な書類を仕分けしてもらい、ある程度溜まったところで手渡す。先生は内容を確認しながら問題がなければ判を押す。1人では時間のかかる大量の書類も、手数が倍になっただけであっという間に片付いていく。先生の役に立とうとするイブキは驚異的な集中力を発揮しながら、頭の片隅である計画を考えていた。
「はいっ先生!これで最後だよ!」
「ありがとう…!イブキがいてくれて助かったよ!これを片付けたら後は急ぐものもないからイブキは先に休憩してて。」
「うん!じゃあイブキちょっとお買い物行ってくるね!」
(ジュースでも買ってくるのかな?)
「うん、気をつけて行ってきてね」
「はーい!待っててね先生!」
そう言うと彼女は萌え袖を振りながらシャーレを後にし、近くのスーパーへと向かっていった。
ーーー30分後
最後の書類の束も半分近く片付けた頃、イブキが戻ってきた。
「先生、ただいま〜!」
「イブキ?随分遅かったけどどうかしたの?」
朝と変わらぬ笑顔を見せる彼女の手には明らかに内容が飲み物だけではないであろう買い物袋が握られていた。
「それはこれからのお楽しみだよ!あ、はいこれ!」
そう言いながら彼女は袋から缶コーヒーを取り出し先生に手渡すと上着を丁寧に畳み、ソファに置いてから再びオフィスを飛び出して行った。
ーーー更に30分後
「お、終わった……!」
全ての書類を確認し終えた先生は机に突っ伏した。イブキが来てくれなければもう一徹は確実だっただろう。安堵感と疲労感が同時に襲い来る身体に今度は空腹感がやってくる。そういえば昨日の夜から何も食べていなかった。
「な、なにか食べよう…イブキと一緒にどこかお店にでも……ん?」
そんな折、どこからともなくいい香りが鼻をくすぐる。何かが焼けている匂いだろうか。D.Uの高い位置にあるシャーレオフィスに外の匂いが届くものなんだなと動かない頭でぼんやり考えていた。
「あっ!先生お仕事終わった?」
「あ、イブキ。うん、イブキが手伝ってくれたおかげで全部終わったよ」
「えへへ〜」
オフィスに戻ってきたイブキの頭を撫でると気持ちよさそうに頬を緩ませる彼女につられて先生も自然と口角が上がる。
「じゃあ先生!こっちに来て!」
「おっとと、イブキ?どこに行くの?」
「着いたらのお楽しみだよ!」
袖越しではないイブキの体温が直に伝わってくる柔らかい手に引かれ向かった先は…
「じゃーーーん!」
「こ、これは…!」
連れられた先はシャーレ居住区の食堂。扉が開いた先には立派なハンバーグを主役とするハンバーグランチが鎮座しており、新鮮な野菜のサラダ、ほかほかのご飯と共にキラキラと輝きを放っているように見える。先程一瞬だけしたいい匂いが今度はダイレクトに先生を包み込んだ。
「これ、イブキが作ったの!?」
「うん!イブキ、先生に喜んでもらいたくって初めてだったけど一生懸命作ったの!」
prrrr
そんな折、先生のスマホが鳴り出す。追加の仕事かと身構えたが出た相手は…
『先生、こんにちは』
「フウカ?」
「あっ!フウカせんぱい!さっきはありがとう!」
『ふふっ、いいんですよ。先生のために一生懸命になれるイブキちゃん、とっても素敵でした。』
「なるほど、イブキはフウカに教わりながらこれを作ってたんだ。それにしても初めてとは思えないくらい上手に作れてる!」
『玉ねぎを切って涙目になりながら頑張るイブキちゃん、先生にも見てもらいたいくらい可愛かったです』
「フウカせんぱい!それ言わないでって言ったのにー!」
「はは、でも私のために作ってくれたんだよね?ありがとう。イブキのその気持ちで疲れも吹っ飛ぶよ!」
「やったー!」
『では先生、冷めないうちに召し上がってください。イブキちゃん、また何かあったらいつでも言ってくださいね』
「うん!フウカせんぱいありがとう!」
通話を終え、イブキと向かい合って座り、2人でハンバーグを食べる。今まで食べたどのハンバーグよりも美味しく、暖かい味がした。
昼食後は先生がロクに寝てなかったこともあり、2人でお昼寝タイムとなった。休憩室のモコモコソファで慣れない事をした疲れからか隣で先に眠ったイブキの体温を感じながら、先生もゆっくりと微睡みの水底へ沈んでいった。
イブキの為なら優しく教えてくれるフウカ可愛い。
【先生の遺書を目撃するイチカ】
コツコツ...
イチカ「ふぅ〜、遅くなっちゃったっす。まさか、会議があんなに長引くとは思わなかったっす...シャーレで一息つきたいっす」
私は今日、正義実現委員会の業務を終えて、一人シャーレへと向かっていた。
こんな仕事詰まりで疲労困憊の日には、シャーレで休息を取るのが私にとっての楽しみだった。
ドアの前に立ち、いつものようにノックをする。
コンコン
...
しかし、返事がない。
おおかた、過労で眠っているのだろう。
あの人のことだから、何度注意されても無茶をするのだ。
気は進まないが、ドアを開ける。
ガチャリ
イチカ「...先生、寝てるんすか?」
デスクには先生の姿はない。
用事で出払っているのだろうか。
先生はこの時間ならシャーレにいると言っていたが、急用が入るのは珍しくもない。
イチカ「...はぁ」
私は小さくため息をつき、何とはなしに書類を漁ってみる。
折角ここに来て、何もしない訳にはいかない。
ガサガサ
イチカ「ふぅん、先生、普段はこんなことしてるんすね...」
そんな中、私は書類の山にふと一枚の手書きのメッセージが置かれているのを目にした。
イチカ「おっ?これは」
ペラッ
シャーレに来てくれた人へ
ごめんね、みんな。もう疲れたんだ。
あとのことは任せるよ。
今までありがとう。
イチカ「...は?」
私は最初、これを悪いイタズラだろうと思っていた。だが次の瞬間には、考えるより先に私の手足が動き出していた。
イチカ「...っ!」
ドタドタドタ
イチカ「先生!!どこにいるんですか!先生!?先生!!!」
私は無我夢中で、シャーレ中を駆け回った。
デスクの上のマグカップに入ったコーヒーからは、まだ湯気が立ち上っていた。
まだ先生はそれほど遠くへ行っていないかもしれない。
私はそんな希望に縋りながら、走り回っていた。
ふと、ある部屋が目に入る。
イチカ「ハァ、ハァ、物置...」
人に見られてはいけないことをするには、うってつけの場所だろう。
私は、先生ならきっとここを選ぶだろうと確信していた。
ガラッ
先生「...えっ」
イチカ「先生...」
そこで目にしたのは、壁のフックに括り付けられたロープと、それを持って台座の上に乗っている先生の姿だった。
イチカ「何、してるんすか...」
先生「あはは、見つかっちゃったか...。何をしてるって、見ての通りだよ。デスクの上に置いた遺書は見たのかな?」
イチカ「見たに決まってるじゃないっすか。じゃなきゃ、こんなところに探しに来ません。」
先生「そっか。じゃあ、私がもう疲れたってことも分かってるよね。惨たらしい光景を見せる訳にはいかないからさ...このまま放っておいてくれるかな。」
イチカ「...そういうところは筋金入りですね。他人のことは助けておいて、自分のことは勘定に入れない。」
先生「それ、よく言われたよ。ところで、どうしたらそっとして貰えるかな?こんな所を見られた以上、そう簡単には引き下がってくれないだろうね。」
イチカ「そうっすね。先生がどうしても○ぬというなら...私も後を追っちゃうっす。それでもいいなら、見なかったことにしてあげるっすよ。」
先生「そうか。ああ、困ったね...生徒の命が絡むと、決断できなくなるよ...」
イチカ「私は別に、先生に○ぬなと言ってる訳ではないっす。こんな苦しみに溢れた世の中ですから、そうしたくなるのも自然なことっす。生きるか○ぬか選ぶのは自由だと思うっす...」
イチカ「でも、私と楽しい話を沢山して、遊びに行って、良い思い出を作っておいて、私に何も告げず勝手に居なくなることは許しません。...私でよければ、相談、聞きますけど。それでも耐えられないというなら...せめて、一緒に地獄に行ってあげますよ。」
先生「...」
先生「なんと言えばいいのか...」
イチカ「私じゃ、嫌っすか?」
先生「...いや。むしろ、イチカになら話せる気もするんだ。私は今まで、○ぬことをずっと恐れていたんだよ。生きる怖さと、○ぬことの怖さがせめぎ合ってた。生きたいと思ってたはずなのに、なぜか○のうとしていた。手術を直前に控えているのに、治療を拒む病人みたいにね。私は...バカだったな...」
先生「でもイチカは、○ぬことを否定しなかった。むしろ、選択肢の一つとして肯定してくれた。今までずっと目を背けてきたけど、そうやって向かい合ってみると、なんだか○の怖さも和らいだ気がしたんだ。イチカが一緒に来てくれるなら、それも悪くないか、ってね。」
イチカ「...またまた。こんな時でも、勘違いさせること、まだ言うんっすね。あはは...でも、嬉しいっす。」
イチカ「生きるのも○ぬのも自由だ、ってさっき私は言いましたが...○を選ぶっていうことは、一見苦しみからの救済に見えますよね。でも...実際のところ、苦しみを受け入れて、闇に身を委ねるだけの行為。」
イチカ「そんな終わり方を、本当に望んでるんすか?それがハッピーエンドだと思ってるんですか?...私は、違うと思います。」
先生「...そうだね。思い出したよ。“たとえ全てが虚しくても、足掻くのをやめる理由にはならない”。私の生徒が、教えてくれた言葉なんだ。苦しくても生きる勇気を、また貰っちゃったね」
イチカ「...分かってくれたようで安心っす。とにかく、一人でそっちには行かせませんから。どんな選択をするとしても、私が一緒ですよ。いいですね?」
先生「ああ、わかったよ。...この幸せな気持ちが、ずっと続くといいね。」
いつの間にか夜が明けていた。
私と先生は二人で、空を眺めていた。
苦しみの中にいても、必ず安息は訪れる。
暗い夜が過ぎれば、太陽がまた昇ってくるように───
fin.
シュロSSです!
ただの偶然だった。
ただ、物語のネタを探していただけ。
そんな時だ、神の悪戯か、あるいは閻魔が手前にチャンスをくれたのか。
目の前には傷だらけで死にかけの男。
手前の物語の邪魔をした男。
シャーレの先生が横たわっていた。
「無様ですねぇ?今回もくだらない事の為に、傷ついたのですかぁ?」
返事は返ってこない。
このまま放っておけばこの男は死ぬ。
だから放っておけばいいのだ。この男が死ねば、手前の物語が邪魔される事もない。
「……クソ、無駄に大きい体ですねぇ」
手前は今……何をしている?
何故この男を担いでいる?
分からない、手前には分からなかった。
ただ、手前の物語以外でこの男が傷つき、死に絶える事が許せない。
「勝手に……っ死なれちゃ困るんですよぉ」
大きな体を抱え、手前の住処にこの男を運んだ。
「どうして手前様は、こんな無茶ばかりするんですねぇ?」
ボロボロの体に手当をしながら、くだらない疑問を投げかける。
勿論答えなんて返ってない。
一刻、二刻、時間は進み続ける。
この男が起きる様子は無い。
「手前様、そろそろ起きて下さい。語り手の口が暇してるじゃないですかぁ」
返事は返ってこない。
いくら待っても、この憎たらしい男の口は開かない。
「いい加減、起きて下さいよぉ!手前の物語の外で死ぬなんて……困るんですよ。生徒を困らせるなんて先生がすることですかぁ!!」
初めて言った、この男を手前の先生だと。
初めて言った、手前がこの男の生徒だと。
こんな言葉を言わせておいて、手前にこんな思いを書き加えておいて、勝手に1人いなくなるなんて許せない。
「……ここ、は?」
「っ…お目覚めですかぁ手前様?」
いつもと変わらないように、悟られないように振る舞う。
「シュロ、どうして君が?」
「偶然ですよぉ。たまたま死にかけの手前様を見つけて、優しい、優しい手前が手当をしてあげたんです」
「そっか、まさか君が助けてくれるなんてね。でもありがとうシュロ」
「別に、お礼なんていりませんよぉ」
「もう……行かなきゃ」
「手前様は馬鹿なんですか?」
包帯で巻かれた身体を起こそうとする男。
指1本で駄目になってしまうような非力な存在の癖に、この男は諦める事を知らない。
「手前がしたのは、あくまで応急処置です。また無理をすれば、今度こそ命に関わんですよ……」
「……分かってるよ、それでも」
「それでもじゃないでしょ!!」
自分でも分からない怒り、何故こんなにも溢れ出してくるのか分からない。
「てめぇは先生なんでしょ!!先生が、手前や生徒を残して死ぬなんて先生失格ですよぉ!!」
溢れ出した感情の発露。
死にに行くこの男を、止める為の言葉。
百の怪談を語る語り手の声が今は、
この男の死を防ぐ為だけに使われていた。
「シュロ……そうだね、ごめん」
「今日は休んで下さい、手前様がいなくなると困るんです。明日……シャーレにでも行けばいいじゃないですか」
「そうだね、そうさせて貰うよ。」
「ねぇシュロ、君の怪談聞いてもいいかな?」
「……はい?」
「前から気になってたんだよね。君がどんな怪談を語るのか」
「まったく、手前様は仕方ないですねぇ。特別ですよ」
なんだこの温もりは?
この男に物語を語っているだけ。
それなのに……何故?
答えはすぐに出た。
この男の瞳に映る手前の顔、手前も知らなかった顔。それを見て、気づいてしまった。
書き加えられた思いの正体。
『愛』だ。物語に書かれていなかった愛が、この男の手で付け加えられてしまったのだ。
ならば語り手らしく伝えよう。
手前の物語を変えた男に。
「ねぇ手前様」
「どうしたの?」
「月が綺麗ですね」
これは手前の物語
ただ人を嘲り、傷つけ、語る。
そんな語り手に与えられた罰の物語。
語り手に与えられた愛の物語だ。
__𝐹𝑖𝑛.
シュロssとは珍しい 素直になれてよかったねシュロ
蛇足編だぁぁぁぁシュロは続くよどこまでも!
これは、手前達の物語。
人を嘲り、傷つけ、語る。そんな、語り手の物語が【愛の物語】へと変わった後の話だ。
「シュロ、凄いよ! 今っ」
「えぇ旦那様、今蹴りましたよぉ!」
旦那様が嬉しそうに笑う。出会った頃は、憎たらしい微笑みだったはずなのに今では手前もつられて笑っている。
手前のお腹の中には新たな命が宿っていた。こんな手前を愛してくれた男、シャーレの先生との愛の結晶。
「もうすぐ……だよね?」
「えぇ、もうすぐですよぉ。この子が産まれる日」
「ねぇ旦那様、この子は一体どんな子になるんでしょう?」
「そうだね〜シュロに似て可愛くて、言葉遊びが得意で、ちょっぴり素直じゃない子かな?」
「な、何言ってるですかぁ!? 手前は十分素直ですよぉ!!」
「でも、この前仕事で遅くなった時、心配してくれてたよね? 」
「あ、あれは違っ、旦那様が手前に連絡しなかったから」
「ほら、そーゆとこ。でも、幸せに生きてくれるなら、どんな子でもいいよ。だってシュロとの子供だもん、不安なんてないよ」
「……そうですね、手前もそう思います」
この子はどんな子供になるんだろう。旦那様が言ってくれたように、手前に似るのか、それとも旦那様みたいに優しくて、温かい子になるのか。
どちらにせよ、不安は無い。きっとこの子達の紡ぐ物語は、優しさと幸せに溢れた物になる。語り手の勘がそう伝えてくれる。
運命の日はすぐに訪れた。
今日は……この子の誕生日だ。
「ッッうぅぅぅ」
腹の中を掻き回されるような、体の内側を焼かれるような、形容し難い痛みが手前を襲ってくる。けれど、産まれてくるこの子の事を思うと、不思議と耐えられた。
「はぁはぁ、これが母は強しってやつですかぁ」
赤子が泣いている。例え言葉は通じなくとも、この子が求めている事は直ぐに分かった。
「大丈夫ですよぉ、母様はここにいますから」
我が子の手に触れる。手に触れた指を赤子が握って離さない。この子で2人目だ、私の事を離さず掴み続ける変わった人は。
「お父様に似ちゃいましたかねぇ」
「噂をすれば、せっかちなお父様も来たみたいですよぉ」
とてつもない勢いでドアが開かれた。
走って来たのだろうか、服は乱れ少し汗をかいている。
「……っシュロ!」
旦那様が私を抱きしめてくる。顔は涙でびちゃびちゃだ。
「なんで、手前を抱きしめてるんですか」
「っありがとう、私を父親にしてくれて。
ありがとう、私と一緒に生きる選択をしてくれて。本当にありがとう」
何を言い出すかと思えば、そんなの手前だってずっと前から思ってましたよ。
「っ今更何言ってるんですかぁ。
手前だって、手前だって感謝してるんです。手前に温もりを教えてくれて、手前に幸せをくれて、」
「手前を愛してくれてありがとうございます」
お互い涙で顔がめちゃくちゃだ。赤子の方を見ると嬉しそうに笑っていた。
「旦那様、抱いてあげて下さい。」
「うんっ」
旦那様が我が子を抱き上げる。優しく慈しむように。本当……絵になりますねぇ。
【我が子と手前の旦那様の笑顔】その光景を見て、湧き上がってきた思いがあった。嬉しいなどという言葉ではとても言い表せない程大きな物。
どうしようもなく暖かく、眩しく、優しい光が手前の心を包んだ。
きっとこれを人は【幸せ】と言うのだろう。
「旦那様」
「この子の名前、どうします?」
「それなら、シュロが」
「旦那様に決めて欲しいんです。この子の名前を」
「そっか、ならこの子の名前は……」
「お父様! お母様! 速く来て!」
「ちょっと待って、速くない!?」
「こらこら、お父様に迷惑をかけちゃ駄目ですよぉ」
「そーいう母様だって、父様に隠れて父様とイチャイチャする本ばっかり書いてる癖に」
「え!?そうなのシュロ!?」
「な、なんでそれを知ってるんですかぁ!!」
「やーい、母様顔真っ赤〜」
本当に、ありふれた物語になってしまいましたねぇ。
そう、これは平凡な物語。
誰かを愛し、誰かに愛され、幸せを知る。変わり者に書き換えられた
【愛と幸せの】物語だ。
fin
@@小鳥遊ハム太郎
やっぱシュロはかわいいってはっきりわかんですね!
百花繚乱2章が不穏すぎるからシュロには救われてほしい
ここで曇らせようぜぇ〜⤴︎★
ブルアカSSだぁ!
あの日、先生と出会ってから沢山のことを教えて貰った。
一人では【抱えれない物】があること。
何になりたいかは【自分】で決められること。
皆それぞれ抱えた【痛み】があること。
自分の【正義】を貫き通す大切さ。
たとえ偽りだらけでも、その偽りの姿が誰かに
とっての【憧れ】であること。
捻れて、歪みんだ絶望の中でも
【奇跡】に繋がる道は無数にあること。
全部、先生が私達に教えてくれたこと。
私達の物語はこれからも続いていく。
未来の先生と未来の私が繋いだ物語。
先生と私達がこれから紡いでいく物語。
奇跡と愛の物語り。
もし、この物語に名前をつけるなら
【ブルーアーカイブ】
fin
【先生と家が隣だった世界線のノア】
ガチャ
ノア「...」
私はふと、隣家のドアの開く音を耳にした。
向こうの人は毎日、この時間に出勤しているようだ。
なんとはなしに、外に目をやると、見覚えのある後ろ姿を窓越しに見た。
間違いない、あれは先生だ。
今のキヴォトスには、人間の男性は1人しかいない。私は窓に張り付いて、じっくりとその姿を眺めていた。
ノア「先生が私の隣に居住していらっしゃったのですね。...記憶しておきます♪」
私は独り言を呟いた後、PCを立ち上げる。
カタカタカタ...
ノア「そうと決まれば、これとこれ...それに、これも必要ですね。ふふっ、楽しみです。」
───
今日は当番の日だ。
私は雨の降る中で、シャーレに一足早く到着していた。
ノア「私が一番乗りですね。注文しておいたアレも、上手く動作しているようで安心です」
そうして10分ほど待っていると...
先生「着いた、着いた。今日も...」
先生「って、うわっ!?ノア、先に来てたんだ」
ノア「ええ。先生の驚いた顔を朝から見られて満足です。今日の業務は捗りそうですね♪」
先生「全く...でもノアがいると仕事の進みが全然違うからね。正直、ユウカより頼りになるよ」
ノア「ふふっ、そうですか。私を評価して頂けて嬉しいです。...この話、ユウカちゃんには、内緒ですよ。」
先生「もちろんさ。じゃ、始めよっか。」
ノア「ええ、今日もよろしくお願い致します。先生」
───
先生「ふぅ、もうこんな時間かぁ。エンジェル24に行ってくるけど、ノアは何食べ...あれ?」
少し目を離した隙に、ノアは忽然と姿を消していた。
先生「トイレかな?」
そう思って待っていると、背後に気配を感じた。
ノア「先生、昼食を買ってきました。」
先生「うわっ、いつの間に!?」
ノアは既に買い物を済ませていたのだ。
私はコンマ数秒遅れて振り返った。
先生「は、速いんだね...ははは」
ノア「私も手際の良さには自信がありますから。ほら、これがお好きなんですよね?」
そう言うとノアは、私が毎日買っている弁当と、家で楽しむ酒のつまみを私の前に差し出した。
先生「ん?ああ、代わりにありがとう...助かったよ。」
ノア「当番として、当然ですよ。そういえば先生、ミドリちゃんとは仲が良いらしいですね?...ゲームセンターにはしばらく足を運んでいませんし、私も今度遊びに行きたいですね。ふふっ」
先生「そ、そっか。」
おかしい。
なぜ、私の昼食はともかく、つまみまでノアは知っているのだろう。
誰にも教えてはいないはずだ。
ミドリのことも、内緒にしたはずだ。
ゲーセンに2人で行ったことを知っているかのような言い方も...。
私は背筋に冷たいものが走るのを感じた。
どこで知られたのか、熟考していると...
ポンッ
先生「うひっ!?」ビクッ
ノア「先生、どうなされたのですか?今日はなんだか、集中力を欠いていらっしゃるようですが...」ジーッ
ノアはそんな私の隙を突くようにして、背後から私の両肩に手を置いてきたのだ。
不測の事態に、体をビクッと震わせた。
そんな私の様子を楽しむかのように、ノアはまじまじと見つめてくる。
先生「お、驚かさないでよ。これは、あれだね。その、糖分が足りてなかっただけだ。...あっ、他の生徒に呼ばれちゃったか。途中だけど続きは私がやっておくから、また今度ね!」ピューッ
ノア「...」
そう言って、私はシャーレの外へ走っていった。
ノアから不吉なものを感じ取り、逃げてしまったのかもしれない。
あのままシャーレにいたら、何かされていたのだろうか...
この日は生徒と会うのを避けたほうがいいと
いう予感があった。
私は仕事を家に持ち帰ることにして、帰路に着いた...
───
先生「ふぅ...さっぱりした」
入浴をさっと済ませて、ビール缶を開ける。
この時間が私にとっての憩いの時だ。
ノアが私に買ってきたつまみを見ると、今日のことが頭から離れなくなってしまう。
もしかして、
盗聴でもされているのか?
先生「...変な妄想はもうやめよう。酔って寝てしまえば、明日には忘れてるはず」
私は無理やりビールを流し込んで、深い眠りに落ちようとした。
その時、
ピンポーン
先生「えっ?」ガタッ
インターホンが鳴ったのだ。
こんな夜遅くに、一体誰なんだ?
私は玄関まで駆けつけて、モニターに映る人影を確認する。
そして程なく、私は後退りした。
先生「ひっ...」
モニターには、誰も映っていないのだ。
先生「だ、だれかの悪戯だよ...こんな夜中にピンポンダッシュする奴の気も知れないけど、幽霊なんていないんだから...」
私はそんな独り言を口にして、自分を落ち着かせようとする。
寝室に入ると、誰も入ってこないと分かっているのに、ドアの鍵をかけた。
先生「はぁ...はぁ...今日はもう寝よう。」
そう言って目を閉じると
ノア「先生?夜分遅くにすみません。」
先生「ぎょわぁぁあああああっ!???」
ドタドタドタ
ノア「今日で驚くのは3回目です。」
先生「ノ、ノ、ノア...どうしてここが?」
ノア「私の手にかかれば、簡単に調べることはできます。...それより、1人寂しく夜を過ごす先生を不憫に思いまして。そこで、私が同衾でもして差し上げようと考えたんです。」
先生「そんなメチャクチャな...」
ノア「ところで、昼にシャーレを出ていってから生徒と会っていないのも把握していますよ。...私から逃げる為の口実だったんでしょうか?」ニコニコ
ノアの顔には笑いが貼り付いているが、声色は徐々に重みを増していく。
先生「そ、それは...えっと...ごめんね。ノアに何もかも知られてるんじゃないかって思って...怖くて逃げてしまったんだ。」
ノア「ふふっ、ごめんなさい。先生の反応を観察するのも止められなかったんです。お詫びと言ってはなんですが...今日は寝室で...ね?」
先生「断ったら何をされるか分からないし...いいよ。」
ノア「ふふっ、先生ならそう仰って下さると信じていました♪」
そうして私とノアは、暗い夜の闇に沈んでいった...
fin.
アリス「うわーん!!みんな虫タイプ
になってしまいました!!」
アリスのオーバーヒート!!
きゅうけつ
先生=マッシブーンか…
@@kami-ryoiki ゲーム開発部先生はマッシブーンっぽそう。便利屋先生はペンドラー(本当は同じ吸血系モチーフにしたかったけど毒吐きそうな雰囲気それっぽいなと思ったらコレだった)。アニメ先生は…アブリー?
ブルアカ始めようとしてる人にこの動画見せてみたい
【記憶喪失した先生とカズサ】
ああ、今日は先生に会える日だ。
小雨の降る音が、アスファルトを微かに揺らしている。
私は毎週、金曜の夕方にシャーレを訪ねている。
この時間帯は先生の仕事も落ち着き、私と会う時間を取って貰えるからだ。
彼と話す時間が私にとってかけがえのない宝物だった───
コンコン
カズサ「せーんせっ♪今週もお疲れ様!」
先生「えっと...どなた様でしょうか?あなたとお会いするのは初めてのはずですが...」
カズサ「...えっ?」
それは、突然のことだった。
先生が、私のこと、忘れた?
そんなはずない。
冗談だよね?
きっと私のことをからかってるんだ。
カズサ「もう、先生ってば。そういうイタズラあんまりしないほうがいいよ?」
先生「いえ、そういう訳では...まずお名前を教えて頂けますか?何があったか全く思いだせないんです。知っているのは、私が今日シャーレの先生に赴任したという話だけです。」
カズサ「おふざけも程々にしないと嫌われちゃうよ?ほら、私だよ。カズサ。杏山カズサ」
先生「杏山さん、ですね。これからよろしくお願いします。」
カズサ「...」
まさか、本当に?
何も覚えてないの?
そういえば、机を見ると書類が山積みになっていて全く整理されてない。
まるで、今日就任したばかりで何をするのか分からないみたいに。
嘘だ。
杏山さんなんて呼ばないで。
いつもみたいに、私の名前を呼んでほしい。
カズサ「...その呼び方、やめて。」
カズサ「いつもみたいに、カズサって呼んで。」
先生「すみません。生徒をいきなりそんな風に呼ぶのは、今日新しく就任した先生として相応しくないかと...だから当分は杏山さんと呼ばせて頂きますね。」
カズサ「...本っ当に...」
カズサ「...ほんとに、記憶失くしちゃった、んだね。」
カズサ「...」
雨は勢いを増し、ザアザアと耳を刺激し始めた
嫌だ。
昨日までの思い出が、崩れていく。
先生と過ごしたあの日々が、輝いていた記憶が
色褪せていく。
どうして?
どうしてこんなことになったの?
私が知ってる先生は、もういない。
嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
そんなの嫌だ!!!
ガバッ
私は涙ながら先生に縋り付く。
カズサ「グスッ、嫌だよ。先生、こんなの。元に戻す方法、私が考えるから。だから、だから...」
先生「ええと...。その様子だと、あなたと私は以前に関係があった様ですね。このままではお互い誤解を生むだけですから、一度やり直しませんか?初めて会ったことにするんです。その方が...」
カズサ「.......」
ああ、そっか。
こんなことに気づかなかったなんて。
私は難しく考えすぎてたんだ。
先生が記憶を失くしているのなら、私が先生の彼女だったことにすればいいじゃん。
そうすれば、先生は最初から私のものになってくれる。
カズサ「...はい、初めまして。昨日まで先生の彼女『だった』杏山カズサです♡」
先生「そ、そうだったんですか?」
カズサ「うん。私たち、手を繋いでデートしたり、熱い夜を過ごしたり、色々してたんですよ?」
先生「ふふっ、初めてなのに一緒に過ごしてた、なんて妙な話ですね。」
カズサ「えへへ、ホントにね。それじゃ先生...今日からまた二人で思い出、つくろっか?」
グイッ
そう言って私は先生の腕を引く。
向かった先はトリニティの中心部からほど近いホテルだった。
先生「ちょ、ちょっと杏山さん!?いきなりこれは...」
カズサ「ほら、カタいこと言わない。いいでしょ?『初めて』会った日に『初めて』をするなんて。」
ドサッ
部屋に着いてすぐ、私は先生をベッドに押し倒した。
彼の上にまたがって、ファスナーを外す。
ズルン!ボロン!
カズサ「んっ、先生ってば期待してたんだ?もうこんなに大きくなってるよ。かわいい」
先生「は、はい...」
カズサ「それじゃ早速先生の...頂いちゃうね。」
ニュププププ...
ズチュ、ズチュ、ズチュ
パチュンパチュン!パチュンパチュン!
パチュンパチュン!パチュンパチュン!
パチュンパチュン!パチュンパチュン!
先生「ああっ、杏山さん、もう...!」
カズサ「うん、いいよ。私が全部受け止めてあげるから。ほら、ギュってしよ?」
私と先生は抱擁を交わしながら、絶頂を迎える
ビュクッ!
ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
ドッピュルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
カズサ「ん、あっつい...ねえ、このまま私の名前、呼んで?」
先生「...うん。気持ち良かったよ。カズサ」
これが二人の、“2回目の”初体験だった
fin.
皆の弟子!青春を求める女の子!レンゲSSです!
温かい日差しがアタシを照らす。外を見ると満開の桜が咲いていた。アタシの門出にピッタリな日だ。アタシは今日、百鬼夜行連合学院を卒業する。
この2年間、アタシたち2人で青春活動をしてきた。1つだって忘れた事はない。初めは、転校生、その次は幼馴染、お弁当も作ったりしたっけ。
どれも大切なアタシの思い出、温かな青春の1ページ。先生が居なかったら、作れなかった物。でもまだ、1つ残っている。
アタシの『 最後の青春活動』が。
「さっさと行きなよ」
「うぇ!? な、何が?」
「幼馴染の考えてることくらい分かるよ。百花繚乱の切り込み隊長が何怖がってるの? 伝えるんでしょ」
そうだ、怖がって前に進まないなんてアタシらしくない。たとえ、怖くともどんな事にも全力で進む、それがアタシだ。
いつ振り返っても、いいように。
「キキョウ、ありがとう!」
アタシはシャーレに向かった。
太陽が、桜達が、応援してくれている
そんな気がした。
「全く、私は何してるの。
……恋敵に塩を送るような真似してさ」
「師匠!今、時間貰ってもいいかな?」
「うん、大丈夫だよ」
いつもと変わらないやり取り、これも今日で最後になるんだ。
「少し……外歩かない?」
先生との思い出を辿る。アタシがパンを咥えて走った道、2人で帰った商店街、
そして……。
「師匠ここ、覚えてる?」
「勿論、ここでレンゲに師匠になってくれって言われたよね。」
そう、2人で師弟の契りを結んだ場所。アタシたちの青春活動が始まった場所。だから、最後もこの場所で言いたかった。アタシたち
2人の青春が始まった、この場所で。
大きく息を吸い、呼吸を整える。
「師匠! ありがとう!! 師匠のおかげで楽しい青春が送れた!!」
「良かったねレンゲ、でもそれは君の努力の成果だよ」
「でも、まだ……1つだけ残ってるんだよ、
アタシの青春活動」
顔が熱くなる、あの日と同じだ。
『最高の青春がアタシの生きる意味』
そう先生に語った、あの日と同じ。
「アタシ、気づいたんだ。師匠の顔を見るとドキドキして、師匠が笑うと凄く嬉しくて」
「要するに……」
心臓の鼓動が聞こえる。速く、激しく、脈打っている。まるで、アタシの心みたいに。
先生がアタシに教えてくれた、『 青春』きっと、先生が居なかったらアタシは百花繚乱にいた事を後悔してたと思う。キキョウや、ユカリとも今みたいに笑えないし、キラキラした誰かの青春を妬ましく思って生きてたかもしれない。
だからちゃんと言うよ、アタシの想いを。そんな後悔だらけの人生から守ってくれた先生に。
「アタシは師匠が好きだ!!」
「これは、本の内容の再現とかじゃなくて、アタシの、アタシだけの思い。だから師匠に、受け取って欲しい」
そうアタシの最後の青春活動、それは……
想い人に告白する事。どんな答えでも後悔はない、今はただ……先生の答えを待つだけだ。
「私もレンゲが好きだよ」
「……っ先生、それって」
「これからもよろしくね、レンゲ」
胸の中に温かい物が広がる。
アタシ先生と付き合えたんだ……。
「それと、これも言わないとね。
レンゲ、卒業おめでとう」
桜の花びらが風に吹かれアタシたちを包む。これがアタシの青春活動の終わり、そしてアタシの『 最高の青春』の終わりだ。
𝑭𝒊𝒏.
【イブキママの授乳パーティー】
コンコン
先生「どうぞ。」
ガチャリ
イブキ「せんせぇ〜!イブキ、今日も来たよ〜!一緒にあそぼ!」
先生「やぁ、来てくれて嬉しいよイブキちゃん。」
イブキ「先生もイブキに会えてうれしいんだ?じゃあ、イブキもうれしい!えへへ...」
先生「はぅあっ!?(ズキュン)」
今日シャーレを訪れたのは、私を癒やしてくれる天使、イブキ。
私は以前から、彼女に対して並々ならぬ想いを寄せていた。
イブキとは色々な遊びをしてきたが、正直、私にとってはどこか物足りなかった。
今日はいつもと違う“遊び”がしたい。
イブキ「なにして遊ぶ〜?...あっ、そうだ!」
先生「何だい何だい?」ワクワク
イブキ「今日はイブキ、せんせぇのママになってみたい!先生のこと、おせわしてあげる!」
先生「えっ、本当かい?」
イブキ「うん!ホントだよ!今からせんせーは、イブキの赤ちゃんだね!」
まさか、イブキの口からそんな発言が出るとは予想だにしなかった。
私のママになりたいだと?
先生と生徒という関係、ましてや私とイブキは年が20歳近く離れているのだ。こんなことは...
否、許されるッ!!!
愛さえあればできないことなどないっ!
私を赤ちゃんとして世話してくれるなら本望!
先生「そっか〜。じゃあ、今からイブキママ にはいっぱい甘えちゃうよ?」
イブキ「まかせて、せんせー。イロハせんぱいにやり方、教えてもらったことあるもん!」
先生「ふふふ、頼もしいね。ママの膝の上でおねんねしたいなぁ...」
イブキ「はいっ、先生!ママの膝枕ですよ〜!」
私はそう言って、イブキに寝かしつけてもらう。
私の頭を乗せるにはいくぶん小さな脚ではあったが、イブキの母性にかかればそんなことはさしたる問題ではない。
イブキ「ね〜んねんころりよおころりよ〜♪」
私は程なく、眠りについてしまった。
───
先生「...はっ!」
3時間ほど眠っていたようだ。
イブキ「せんせー、よく眠れた?おはよう♡」
先生「おはようママ♡」
イブキ「えへへ。あっ、そうだ。ママだから、先生には、ミルクをあげないといけないよね?」
先生「えっ」
私はそれを聞いて、胸が高鳴るのを感じた。
まさかイブキのものが飲める日がくるなんて。
ここまで来た以上、断るわけにはいかない...
イブキ「えーっと、確か赤ちゃんにチューチューして貰えば出るんだよね?...先生、私のミルク、吸ってくれる?」
先生「喜んでぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!」
イブキがそう言うと、首元のリボンを解き、そのあでやかな肢体を露わにした。
双丘という程にも満たない、なだらかな傾斜が作るアーチが陽光に照らされてその影をくっきりと際立たせる。
丘の頂点には、まだ一度も使われたことのないであろう艶やかなピンク色の突起が姿を表した。
イブキ「ほら、先生♪いいよ〜」
先生「頂きまぁぁぁぁす!!!」
ハムッ
チュパッ、チュパッ、チュパッ、チュパッ
チュー...チュー...チュー...チュー...
チュッポ、チュッポ、チュッポ
イブキ「んん...不思議な感じ...」
私が一心に突起をしゃぶると、イブキは表情を少し緩ませた。
先生「んんん、んんん、んんんー!」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ
イブキ「んっ...んっ...」
イブキ「えへへ、ホントの赤ちゃんみたいだね。頭ナデナデしてあげる♡」
先生「んぅ〜ママぁ、ママぁ!!」
私はしゃぶる勢いを強め、仕上げにかかる。
チュパパパパパパパパパパパパパ!!!
チュパパパパパパパパパパパパパ!!!
イブキ「先生、もうすぐ出ちゃう!」
先生「いいよママぁ!思う存分出して!!!」
ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
ピュッピュルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!
イブキのミルクはほとんど無味無臭だったが、微かに乳酸飲料のような甘みが感じられた。
これが幾重にもしゃぶり尽くした果てに辿り着く、母のミルク。
イブキ「先生、いっぱい飲んでね♡」
先生「んんん...ゴクゴクゴクゴク」
甘い余韻に浸っていると、ふとシャーレのドアが開いた。
ガララッ
イロハ「先生、今日も私とサボりに...え?」
先生「...」
イブキ「あっ、イロハ先輩!今ね、先生とママごっこしてたんだよ〜!一緒にやらない?」
イロハ「.......先生」
先生「は...あ...あああ...その...」
イロハ「覚悟して頂きますよ。」スチャッ
先生「うわあああああああああああああーーーーーーーーッッッッ!????助けてくれえええええええええ!!!」
その後、イブキが必死にイロハを説得してくれたから辛うじて命までは取られなかった...
fin.
それはちょっと世間は許してくれやせんよ
イブキ!?
命までは取られなかった
つまりサンクトゥムタワーは取られたのでは…?
題名から頭おかしくて草
こういうのを見てる時に流れてくるブルアカのCMほど一番の罪悪感…
それでも音は動画を漁るのだ
先生「キバット!」
ガブッ‼︎
先生「変身!」
普通にSSとして上手い書き手で感動しちゃった
ssその3
“先生です”(アニメ)
“先生です”(画伯)
“先生です”(便利屋)
“先生です”(ゲーム部)
“先生です”(よわよわ)
ポポポポーン♪
“先生です”(お前ら)
“先生です”(梔子兄)
”先生です”(TS)
”先生です”(ロ〇)
”先生です”(ショタ)
“洗濯化学のアリエール”
“2天井TE◯GA唯我独尊…”石5
シコロ「ん、先生達を襲う♡」
““ファッ⁉︎ウーン(絶命)””
ミネ「救護ォオオオオオオオ‼︎」ドゴォ‼︎
(壁が破壊される音)
ワッカモ(53位)
「あなた様は私が守ります♡」
セリナ「ケガヲサレタカタハ…」
黒服「クーロクロクロクロクロw
先生は渡さないクロよ〜」
???「ペーロペロペロペロペロ
先生は渡さないペロよ〜」
⁇?「あはは…」
コタマ「…何だこのカオス」
アロナ「…知らんな」
🟦🟦🟦🟦🟦
🟦🟦🟦🟦🟦
ユメ先輩の場合、何も吸えなさそう
皆が待ち続ける女の子、セイアのSSです!
月光が部屋を照らす、まるでこの後の夢のように。
「セイア、入るね」
「あぁ」
毎晩、毎晩、先生は私の部屋を訪れてくれる。他愛もない話をしては、共に笑い、泣く。なんて事ない戯れ、それが日々の日課になっていた。
「さぁ先生、今日などんな話を聞かせてくれるんだい?」
「今日はね〜、じゃん!」
先生は嬉しそうに手に握ったチケットを見せてくる。
「テーマパークのケット! 今度2人で行こうよ」
「あぁそうだね、でもいいのかい?幾分かマシになったとはいえ、私のような病弱な人間と行っても楽しめないだろう?」
そう、私のような病弱で可愛げのない者と
行っても先生は楽しめないだろう。
「どうしたんだい、先」
先生が私の額にトンと指を当てる。
まるで、不貞腐れた子供のようだ。
「っ何をするんだい」
「別に……そんな事、言って欲しくなかっただけ」
全く、これではどちらが大人か分からないな。
「……分かったよ、今度2人で行こう」
「やった! 約束だよ!!」
本当に面白い人だ。落ち着きのある顔をしているかと思ったら、今度は子供のように、はしゃぎ、笑っている。
「……ねぇセイア、最近悩んでる事あるの?」
「いきなりどうしたんだい。悩みなんて」
「だって、さっきのセイア凄く悲しい目をしてたから」
見透かされているとすぐに分かった。
君の琥珀色の瞳が私に訴えている。
話して欲しい、
相談して欲しい、
1人で抱えないでと。
「君には敵わないな先生、少し……
甘えてしまってもいいかい?」
「うん、勿論だよ」
酷く恨んだ力、未来を見通す力。
だが、その力があったからこそ守れたものがある。ならば、それを失った私に
『 生きる意味』はあるのだろうか?
「今の私は、未来を見る事は出来ない。あるのは、代わりに手に入れた鋭い感覚だけ。
先生、果たして未来の見えない私に
『 生きる意味』はあるのだろうか?」
「生きる意味か、私には分からないかな。それはきっと、セイアが見つける物だから」
「そうかい……」
だめだった、この人でもこの問いの答えは出なかった。
なら、私の生きている意味なんて……
「でも、私はセイアに生きてて欲しいよ」
「え?」
「意味があっても、無くても、生きてて欲しい。私は……セイアがいないと寂しいよ」
「……っ君は、私に生きていて欲しいのかい? たとえ……意味が無くとも?」
「うん」
意味が無くとも生きていて欲しい。
その言葉が、彼の願いが、
心にへばりついた泥を払う。
「……っ君は、全く……本当に」
言葉が紡げない、思考が上手く出来なくなってしまった。君の月明かりのような優しさに、身を委ねてしまう。
「大丈夫だよセイア、君の生きる意味を一緒に探そう?」
『 大丈夫』その言葉が、私の心に広がる。心に芽生えた不安の種、それをこの言葉が枯らしていく。
「証明……出来るのかい? この先の道に、私の生きる意味があると」
最後の確認。とっくに不安なんて無いはずなのに、最後に君の言葉で伝えて欲しかった。
「証明するよ。私の人生、全てを賭けて」
「セイア、嫌だったら……避けてね。」
「ん、」
くだらない答え合わせ。
なんだ……簡単な答えじゃないか。
私が生きる意味なんて、君の隣にいたい。
それだけで十分だったんだ。
「責任……取って」
「勿論だよ」
私が言い終える前に先生が答える。
「そうかい、愚問だったね」
2人の影を月光が照らしだす、
夢のように淡く儚い光で。
先生、これが夢でない事を願うよ。
温かな朝日で目を覚ます。
まるで、隣にいる君のような暖かな光だ。
fin
先生「はぁ…はぁ…なんで……ここ何年かは衝動がなかった…のに」
仕事が終わらず夜になってしまった。よくあることなので対して気にすることはないそう思っていたが、今日は違った。何故かこの10年程まったく起きなかった吸血衝動が起きた。
先生「うっ!……はぁはぁ…抑えないと…生徒に手を出す前に…」
しかし…何年も衝動がなかったため輸血パックもある訳はなく衝動を渇きを癒すために仕方なく隠してあった僅かに血液を混ぜたワインを取り出し飲んだ。
先生「はぁ…はぁ…ふぅ……少し落ち着いたか…しかしどうするか。明日何処かから輸血パックをもらってくるか…しかしなんて言って…ん?誰かな?」そんな事を考えているとノックが聞こえた。
マリー「あの…伊落マリーです。明かりがついていたので…そのお夜食を持って来ました」
先生「……マリーか。ありがとう。ちょっと手が離せないからそこに置いてもらってもいいかな?後で取りに行くからさ」
私はつとめて普段通りに返答した、はずだった
マリー「…先生もしかして何処かお体が悪いのですか?すいません!失礼します!」
先生「待って!マリー!……あ」
マリー「せん…せい?その姿は…」生徒に見られてしまった、しかもよりにもよってシスターフッドに。
先生「……バレてしまったね…ご覧通り私は吸血鬼なんだよ…昔吸血鬼を助けた事があってね…血を分けた時に私も吸血鬼になってしまったんだ。でも後悔はないよ?その人は助けられたし、私も吸血鬼で困ったことは少ないしね?」先生は明るく話をするが
マリー「嘘…ですよね…教会にいる私ならわかります。教会は異端を嫌う、吸血鬼だとバレたら地の果てまで追って……と聞きます。それに吸血衝動もあるんですよね?抑えられないと聞きます。恐らく今も……」
先生「……確かに、教会に、追いかけられた事もあるし、衝動は、辛い。でもこの何年も襲われなかったからね。大丈夫さ……」
マリー「…先生…」
私は先生にすり寄るなんとかしてあげたいそれだけの思いで。
先生「ッ!駄目だ!離れて!」
マリー「やはり…今日は満月です…先生?今日何かの拍子に吸血衝動がでましたね?先程何年かでなかったと言ってましたし…」
先生「マリーには何でもお見通しか……さっき衝動があったけどね幸い輸血パックがあったからそれで凌いだよ。明日追加を貰ってくるし…」
マリー「先生…まだ足りない…ですよね?まだ目がワインのように赤いですし牙や…その…香りもします。」
先生「……私は大人だから…我慢強いし…うわ!」
マリー「……駄目です先生…吸血衝動を我慢すると…反動で……
なので先生……私が……先生に血をあげます」
先生「ッ!絶対に駄目だ!そんなことしたらマリーまで吸血鬼になるかもしれないんだよ!そうしたら…」
マリー「はい、シスターフッドは出ていかないと…もしかしたらトリニティもかもしれないですね…でも先生がこんなに苦しんでいるのに何もできないなんてシスターとして…いいえ生徒として恩知らずすぎます。さあ…先生…お願いします」
マリーの目には強い決意の光があった…確かにこの目をしていれば吸血鬼にはならずにすむかもしれない、しかし
先生「クッ!でも…駄目だ…生徒に手を出すわけには…はぁ…はぁ」
マリー「先生……カリッ!せん…せいこれでも…」マリーは指を噛み血を流す。
マリーの指から薫る香しい処女の血の匂い。もうガマンデキナイ
先生「マリー!チュ…チュプ…レロレロ」一心にマリーの指を舐めてしまう数分後やっと落ち着きを取り戻した
先生「……ごめんね…マリーこんなことさせて…牙は立ててないから大丈夫だよ」
マリー「いいえ、先生。先生が私達を助けてくれたように私も先生を助けてたいのです。私も先生に身を捧げます……さぁ…先生今度はこちらから……」マリーは顔を赤くしながら首筋を私に見せる。普段肌を出さないマリーがここまで恥ずかしいのを我慢して私の為に……
先生「マリー…ありがたく頂くね…万が一吸血鬼になったら私と一緒に過ごそう…」
マリー「……はい、先生……あっ…痛い…でも何でしょう?この感覚ハァ…アッ…ン」
先生「大丈夫だよマリー。吸血されると気持ちよくなってしまうんだ…今はそれに身を任せてチュ…チュプ…ハァ…」
マリー「アッ!先生!何か来てしまいます…私を離さないで下さいアッ…ン…ァァァ!」
先生「落ち着いたかい?マリー」布団を頭から被ってこちらと顔を合わせないマリー
マリー「…先生にあんなはしたない姿を…それに肌をさらして…」
先生「マリー?さっきも言ったっけどね責任は取るよ。教義にも愛する人とは…その…禁止してないし…それに吸血鬼になったら悠久の時間を…生きるんだ…」
マリー「……そう…ですね……先生!至らない所もありますがこれからよろしくお願いします」
先生「こちらこそ。さぁもう寝てしまおう…こっちに来るかい?」
マリー「?!………お願い……しますzzz」
先生「マリーは寝たかな。
ごめんね…マリー…これで君も4ねなくなった……サクラコやヒナタ…他のシスターフッドが歳を取る中、君は老いず、4なずおいていかれる事に……」
マリー「ふふ、大丈夫です、あの時先生に身を捧げると決めたときに全て背負うと覚悟しましたからね。それに先生が大切にしてくれるのですよね?…その…私の初めてを、捧げたのですから…」
先生「起きてたのかい?まったくマリーにはかなわないね。あたり前だ!体が灰になるまで君と共にいよう。チュ」
ヒマリ認知症概念
「おや、先生今日もいらっしゃったのですか?」
私がドアを開けると、そこにはいつものようにヒマリが居た。優しい笑顔を向けたまま、手でミカンの皮を剥いでいる。季節はもう冬。体が凍えそうな程外は寒い。でも、ヒマリの温かさは、そんな体も疲れた心も温めてくれる。
"こんにちは、ヒマリ。今日もお世話になるよ。"
「おやおや、流石の先生もこの超天才清楚系病弱美少女ハッカーの私には骨抜きとは…私が可愛過ぎるのですね。」
私はそうだね。とヒマリの言葉を軽く受け流し、こたつに入っているヒマリの隣に行く。
私は最近、よくヒマリのお家にお世話になっている。仕事の愚痴や疲れ、一人でいる孤独感をヒマリは全て埋めてくれた。一緒にミカンの皮を剥き、プリプリッと実った果実を口に入れる。たったそれだけでも幸せだ。下らない事もヒマリと居れば心踊る。
ヒマリは先月認知症になり、その後亡くなった私の祖母に似ていた。優しい笑顔、明るさ、その全てが祖母に似ていた。私は祖母がいなくなって出来た心の隙間をヒマリで埋めようともしているのかもしれない。でも、どうしても祖母の温かさを忘れたくないと思い、今日もヒマリの元へ来たのだ。
そして今日も一緒に夜ご飯を食べる。ご飯に豆腐が入ったお味噌汁、筑前煮に、鯖の塩焼き。他の生徒に比べたら実に質素。だがこれが良い。特に私が好きなのは、ヒマリが作る筑前煮だ。『全知』の学位を持つヒマリは、私の好みの味も美味しい煮物の作り方も全部知っている。だからこそ、安心感がある。私はいつものように筑前煮を口に入れる…
"ん゛ん゛んっ!?"
口の中に不快感が広がる。なんだか甘ったるい…しかも人参は皮付きだし、出汁を取る用の椎茸も入ってる。私はヒマリを傷つけないように、遠回しに聞いてみる。
"あ、あのさヒマリ。今日の筑前煮、味付けとか変えた?"
「いえ?特に変えてませんけど?どうしたんですか?」
ヒマリは不思議そうに答える。きっと私に疲労が溜まって、おかしく感じただけだろう。でも、どうしてもおかしいとは思う。
(ヒマリも人間。どうしてもミスをしてしまう時だってあるだろう。)
そう自分に言い聞かせ、ご飯を完食した。口の中は不快感がまだあるが、せっかくヒマリが作ってくれたんだ。完食しない手は無い。
そう思いながら、自分の家へと帰る。この日は満月の日だった。呼吸を忘れる程美しい満月は、怪しげな光を街中に降り注ぐ。昔、家出をした時、ふと空を見上げると、満月だったことを思い出す。懐かしさと共に、満月の光が嫌な事を予兆する様な気もしたが、私は気にせず、孤独の帰路につく。
翌日、またヒマリの元へ向かった。ドアを開けると、寝ているヒマリの姿が。いつもは少々おしゃべりが過ぎるが、寝ている姿は本当に可愛い。そう思いながらヒマリの顔を見ていると、ヒマリの目がゆっくりと開く。起きたばっかりで、ヒマリが私を認識するのに時間が掛かっていた。
「んぅ…ん?あぁ、先生でしたか…。寝落ちしていました…。」
昨日から疲れが溜まっているのか…?私はヒマリをリラックスさせる為にも、一緒に外に散歩にも行こうと誘った。
公園の木はとっくに葉を落とし、これからの厳しい寒さに備えている。街は照明で次々に明るくなる。時刻は夕方。ヒマリの弱い体を冷やしたらいけないので、私はヒマリに手袋と、ダウンコートをあげた。ヒマリは一瞬?と頭を傾けたが、すぐにいつもの様な姿に戻った。
公園に着いて、ヒマリの車椅子にペースを合わせながら、一緒に歩く。外に出てからヒマリは何一つ喋らない。居心地が悪くなった私は話題を振る。
"ほら、ヒマリ見て。桜の木に葉っぱがもう無い。これから更に寒k…"
私がヒマリに話題を振っている最中にヒマリがそれを遮った。
「ここ…何処ですか…?」
え?
私はヒマリの言っていることが分からなかった。つい最近まで、一緒に散歩に行っていたのに、ヒマリは忘れていた。しかも、冗談を言っているような雰囲気では無い。
私は、ヒマリに何かしらの病気か何かが掛かっていると思い、セリナに連絡する。気づけばセリナは私の後ろに居た。いつ来たのか分からなかったが、今はどうでもいい。
「おや、鷲見さんですか。どうされましたか?」
"セリナ頼む!すぐさまヒマリを病院に!"
「え!?あ、あっはい!先生。」
セリナは急いでヒマリを病院に搬送した。私も先生として心配なので一緒についていくことに。
病院につくとすぐさま、病院の先生に診てもらった。先生は、
「もしかしたら脳に異常が発生しているかもしれないです。なのでCT検査を受けましょう。」と言う。
脳に異常…?そんな唐突に脳に異常が発生する事なんかあるのか…?私は不安に思いつつ、CT検査の結果をただ待つだけだった。
数十分後…CT検査を行う部屋の扉が開き、ヒマリと先生が出てくる。私は検査の結果を早く知りたかった。でも、表情には示さず、真剣な態度で先生の方を見る。先生が口を開き、私は唾を飲み込む…
「ヒマリさんは…若年性認知症です。しかもかなり早いスピードで進行していています。」
"先生!ヒマリが助かる方法は!?"
私は藁にもすがる思いで、先生に聞く。
「方法は………現段階では存在しません……。」
"嘘だ!嘘だ!嘘だ!治らない方法は絶対にある!金はいくらでも払う!だから…!"
私は焦りの余り、先生の胸ぐらを掴みながら大声で叫ぶ。近くの看護師に押さえられて、私は申し訳ないことをしてしまったと理解した。私は先生に謝り、状況を説明して貰う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒマリは若年性認知症になった。そして、症状はアルツハイマー症と瓜二つだか、病気の進行速度が数十倍にもなっているそうだ。このままだとヒマリは数日で一人じゃ生きられないようになるから介護が必要らしいので、私が付きっきりで介護することになった。
ヒマリは虚ろな目でずっと天井を向いている。今までのヒマリでは考えれない程静かで寂しい。私は"お腹空いた?"や、"何か飲みたいものとかある?"と聞いてもヒマリは私に見向こうともしない。私の言葉は真っ暗な虚無の世界に飲み込まれるだけだった。
たまに口を開けても「う…あぁ…うぅ……。」としか言わない。ヒマリにも考えがあると思うが、私には何を言っているか分かってあげれない…。筆談なら分かるので、ヒマリに相談して見せても、ヒマリはペンを持とうともしない。もう、どうすればいいのだろう…
慣れない料理をし、ヒマリに渡す。今日はお粥だ。
"ほら、ヒマリ。あ〜ん。"
ヒマリが口をゆっくり開けると、そこにゆっくりとお粥が乗ったスプーンを入れる。ヒマリはゆっくりお粥を咀嚼し、飲み込む。美味しそうに食べているのか分からないが、続けてお粥を口に入れる。完食はしてくれたが、美味しいも何も言ってくれない…。
夜になると、ヒマリが部屋を歩き回るようになる。これも若年性認知症の症状らしい。目的もなにもないけど、ただ歩き回る。冬の夜の風は寒い。病弱なヒマリなら布団に包まるのに、布団にも包まらず、歩き回る。もう、あの時のヒマリは帰ってこないんだ…そう思いながら、ヒマリの姿を見ながら、ゆっくりと深い眠りに……
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_________
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夢…か…?
目の前にはいつものヒマリが。明るくて、元気なヒマリ。うるさいと思ってもそれが楽しいと思えるヒマリ。誰よりも可愛いヒマリ。そんな彼女が私の目の前に。
でも、その姿がどんどん老けていき、私の祖母の姿に似ていく。
"おばあちゃん!おばあちゃん!"
そう叫んでも、祖母には届かない。そのまま、消えていき…
"はっ!?"
夢から覚めた私はすぐさまヒマリの方へ向く。ヒマリはベッドの上で仰向けで寝転がっている。私は、ヒマリの方へ近づくと…
「パパ…?」
私のことをパパと言う。これは後期症状の見当識障害らしい。もう…ヒマリは助からないのか…。私は悔しさでいっぱいだ。
「パパ……私タヒにたくない…。」
ヒマリが涙ぐみながら答える。私も目頭が熱くなり、
"ヒマリ…ゴメン…ゴメン…"
としか謝れなかった。後1秒でも長生きさせてあげたい。その気持ちが強くなる。その時…
「先生…泣かないで…ください…。せっかくの…顔が台無し…ですよ…。」
"ヒマリ!"
私はヒマリに抱きつく。ヒマリはかなり冷たい。ヒマリの後頭部に手をやり、自分の方へ近づける。
'"ˈヒマリ…長生きさせてやれなくてゴメン…。もっと楽しい事させてあげれなくてゴメン…。"'
感情が洪水のように溢れ出し、涙が出る。自分が最後に喋る様なセリフを吐き、更に涙が出る。
「先生…泣かないでください…どうせ死ぬなら、最後は笑顔でこの超天才清楚系病弱美少女ハッカーこと、この私を見送ってください…ね…。」
私はヒマリの手を握り、必死に笑顔になろうとする。でも…でも…涙が止まらない。こんな時にも生徒のお願いを守れない私は教師として失格だ。
「先生……愛してます…。」
ヒマリがそう口を開くと、そのまま手から力が抜ける。
"ヒマリ!!頼む…行かないでくれ!私を…僕を…置いていかないで!"
…………。ヒマリからの返事が無い。
"うわぁぁぁぁぁぁ!"
私は涙も声も枯れるまで赤ん坊のように泣きわめき続けた。
数年後、私は必死に医学を勉強し、医者となった。もうこれ以上私と同じような人を生み出したくない。そう思い、私は医者となったのだ。一人でも多くの人を救いたい。そう決心する。私の心にはずっとヒマリの事が残っている…ヒマリの事が私の生き甲斐だった……。
しかし、私の医者としての人生はそう長くは続かなかった。そう、私も若年性認知症になったのだ。周りの人の事もどんどん忘れていく…自分がやりたいことが出来なくなる…でも…ヒマリが居れば…ヒマリが……。
『あれ?ヒマリって誰だっけ?』
私は心に大きく穴が空いたような感覚に襲われる。誰を忘れた?分からない。何を忘れた?分からない。喪失感が私を猛烈に襲う。苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。
「先生。」
その時、誰かが私の名を呼んだ。その方を見ると、そこにはヒマリが…
"あぁ…そこにいたんだ…ヒマリ。またせてごめんね。じゃあ…行こうか…一緒に…いつまでも…。"
そう言って私は一人で静かに息を引き取った。
一本しか出来なくてごめんなさい!!
@@頭わっぴー野郎
重いよ……
@@不知火トワ 今回は重めを意識して書いてみました
@@頭わっぴー野郎 なんだこの...湿度は...
救いようがない結末で読んでて心が苦しくなった。季節だったり感情の表現の仕方が上手ですごいよかった
1本だけって言ってるけどその1本ができよすぎるから全然大丈夫だよ
限界先生
先生「もう朝か」
私はシャーレの窓を覗くと、太陽が朝の挨拶をするように、水平線から顔を見せ始めていた。
今日で8徹目、机の上には空になったエナドリの缶がその半分を埋めていた。机の上を片付けたら、そっと誰かに叩かれた。それは、叩くにしては思いやりのある優しい叩き方であった。
ハスミ「先生?先生?」
見上げるとそこには高く、大きな人が私の顔を覗き込んでいた。
疲れていたのかそれが誰か認識するのに苦労した
先生「んぇ?あれ?」
ハスミ「先生、おはようございます」
先生「え〜と、あれ?」
ハスミ「先生、ハスミです。当番なので来ました」
先生「は、ハスミ?」
ハスミ「どうされたんですか?……ちょっと待って」
ガバッ
ハスミは私の後ろに手を回して、その大きな体に抱き寄せてきた。大きく弾力のある何かが私の顔に直撃した。大きかったせいか、私は息が出来なくなった。だが、それもどうでも良い。
その大きさに、その柔らかさに、私は屈してしまって体の力が抜けきってしまった。
ハスミ「……あら?力が抜けてしまってますね」
ガシッ
先生「んぇ?わぁ!」
私の後ろに回していた手の1本が、私の足を掴んで持ち上げてきたのだ。
柔らかく長い腕の中で私は眠ってしまった。
ハスミ「フフ、寝てしまいましたね。先生も頑張り屋なんですね」
〜夢の中〜
???「働け」「働け」「働け」「働け」
???「働け」「働け」「働け」「働け」
???「働け」「働け」「働け」「働け」
???「働け」「働け」「働け」「働け」
先生「んぅ……はっ!」
よく分からない夢を見てしまったようだ。
隣を見るとそこには黒く大きな壁が可愛い寝息を立てていた。
先生(ーーそうだ働かなきゃーー)
私はベッドから立ち上がりそのままベッドを見ると、ハスミが眠っていた。
彼女を起こすまいと静かに仮眠室から出ようとしたら、聞き覚えのある声で呼び止められた。
ハスミ「先生、起きるてるなら教えてください」
先生「それはすまない事をしたね。」
ハスミ「今から業務に戻られるのですか?」
先生「うん、先生だからね」
彼女は人を憐れむような目をしていた
ハスミ「顔色がまだ優れていませんが、本当に行かれるのですか?」
先生「私なら大丈夫だよ。」
正直しんどかった、でも生徒の前ではいい顔を見せるしか無かった
ハスミ「たまには……その、甘えてきてもいいんですよ……//」
彼女は優しい目をして誘惑してきた。その顔は少し赤らんでいた。
それにしてもドアが開かない、押しても引いてもピクリとも動かないのだ
ハスミ「ふふ、そこ壁ですよ。やはりもうすぐ休むべきですよ」
ドアだと思っていたものは壁だった。私は恥ずかしかった、その証に私の目には涙が溜まっていた
ハスミ「先生ってそんな少年みたいな反応もされるんですね」
先生「いやぁ……えっと……」
言い返す言葉が見つからない、というか考える事が出来なかった。
"甘えたい"
私脳は次第に甘える事以外考えられなくなった。
ハスミ「先生、涙を流してどうしたのですか」
先生「ふぇ?あれ?」
頬には涙が伝っていた、空気が触れる度に冷たく感じる。
"甘えたい"
"甘えたい"
"甘えたい"
"甘えたい"
体は考えるより早く動いていた
ギュー
ハスミ「あら?素直になったのですね」
先生「つよくぎゅーってして!えへへ」
ハスミ「ふふふ、わかりました」
グググギュー
先生「あはは、つぎはちゅーしよぉ〜」
ハスミ「あらぁ?チューして欲しいのですか。い、いいですよ......//」
チュー
先生「ぷはぁ、えへへちゅーされちゃった〜えへへ〜」
私は多幸感に包まれながら眠りについた
それからというもの私は1週間に1回ハスミに甘えるようになった
先生…そのまま甘い休息を貪ってくれ…
ホシノSSいきまぁす!
「先生似合ってるよ〜」
「そうかな?ホシノも凄く綺麗だよ」
「うへ〜、ありがとう先生」
「さ、行こっか」
私達はシャーレ主催のパーティに来ていた。パートナーと2人での参加が必須のようで、私は先生に誘われ参加している。
「ホシノ、しばらくここで待っててくれるかな?」
「うん、先生も大変だね〜」
「ごめんね、すぐ戻ってくるから!!」
そう言って、先生は偉そうな人達の方に行ってしまった。
先生の立場を考えると仕方ない事だ。
そんなの分かってる。
でも少し…寂しいな。
「君はもしかして……小鳥遊ホシノかい?」
「そうだけど、貴方は誰?」
「おっと失礼、私はこういうモノで」
差し出された名刺に目を通す。どうやら、何処かの社長らしい。
「兼ねてから君の話は耳にしていてね。
まさかこんな所で出会えるとは。
もうあの『無能』な会長も居ないしどうだね?私の会社に興味はないかな?」
明確な悪意、騒ぎを起こせば先生に
迷惑がかかる事なんて分かりきってる。
でもあの人の事を馬鹿にするのは…
どうしても許せなかった。
「取り消して」
「は?」
「その言葉取り消して!!
ユメ先輩の事を馬鹿にするな!!」
「おいおい、そんなに怒らないでくれよ。
事実だろ?理想ばかり描いて現実を見ない。
まさに馬鹿だ」
「……っ」
握る手に力がこもる。
何処から騒ぎを嗅ぎつけたのか、周りには人が集まっていた。
「まさか君も馬鹿だったとは。ガッカリだよ、小鳥遊ホシノ」
悔しい、何も言い返せない。
大人の力の前では何処までも
私達は、『無力な子ども』なんだ。
「そうでしょうか?」
聞きなれた声が聞こえた。
「少なくとも、私はそう感じたことはありません」
「先生……っ」
「もう大丈夫だよ、ホシノ。1人にさせてごめんね。こんな事なら一緒にいれば良かったな」
先生の手が私の頭に触れた。
握っていた手の力が抜ける。
この人なら大丈夫、そう思える。
「さて、先程の話ですが貴方は、私の生徒を馬鹿だと仰った」
「あぁ、だってそうだろう?無能の為にこんな騒ぎを起こ」
「彼女の何処が馬鹿ですか?私は誰かの為に怒れる彼女を誇りに思います。本当に優しい子だと、そう思います。」
「そして」
「そんな彼女が敬愛する人を侮辱するような発言は許せない。取り消して下さい。」
初めて聞いた声。
いつもと違う怒りを含んだ声。
「君分かっているのか!?私は」
「貴方の事なんて知りませんよ。
私は彼女の先生だ。先生としてさっきの発言は見過ごせない。謝ってください、彼女に」
「……チッ、悪かったな小鳥遊ホシノ」
先生の圧に押されたのかそのまま奴は何処かへ消えてしまった。
「……先生、ごめ」
「ホシノ、少し外に行こうか」
先生が私の手を引く、人の波をかき分け私達はテラスに出た。
「ホシノ大丈夫?、何もされてない?」
「うん、大丈夫だよ」
「……先生、ごめんね。また、おじさんのせいで迷惑かけちゃって」
「迷惑だなんて思ってないよ。ホシノは誰かの為に怒っただけ、本当に優しい私の自慢の生徒だ」
「そんな事言ったら、先生もだよ。私なんかの為にさ、怒ってくれてありがとうね」
「あれは、先生として……いや違うな、私が見過ごせなかったんだよ。先生としてなんて言ってたけどね」
「ホシノが馬鹿にされる事が許せなかった。だから私もあんなに怒っちゃった。大人げないよね」
そんな事ない、嬉しかったよ先生。
私の為に怒ってくれて、ユメ先輩の為に怒ってくれて、本当に嬉しかったよ。
「うへ〜じゃぁ先生も私と同じだ。
本当に優しい、私の自慢の先生だよ。」
そう本当に優しい私の自慢の人。
私の大切な人。
私の好きな人。
「そう言われると照れちゃうな」
「先生こっち向いて?」
「ん?」
月あかりに照らされた2つの影が重なった。
この先どうなるかなんて私には分からない。
でも、きっと、この人がいるなら大丈夫。
「1回しか言わないからね、先生」
「大好き」
fin
30:28 からのひよりまじすこ
何とかできた新しいSSです!
ハナエ「おはようございます……先生……」
先生「おはようハナエ……ってハナエどうしたのその顔?!」
曇天、シャーレに来たハナエの目は少し赤みを帯びて、その下にはクマが色濃く残っており、かつての曇りひとつない笑顔とは遠く離れているやつれてひきつったような笑顔をしていた。
ハナエ「私は元気ですよ……ちょっとだけ忙しかっただけですから……」
先生「大丈夫にはとても見えないけど?!」
ハナエ「さあ先生……なにか手伝える事ありますか……?」
先生「手伝いなんてとても頼めないよ!歩くだけでもフラフラしてるじゃないか!今日は休んだ方がいいよ!」
ハナエ「大丈夫です……これですぐ元気になりますから……!」
先生「ん?マッチなんか付けてどうするの……まさか?!」
ハナエ「うぅ……我慢……!我慢です……!」
先生「ダメだハナエっあちっ!」
ハナエ「きゃあ?!せ、先生大丈夫ですか?!」
先生「あはは……大丈夫だよ、手が少し火傷したくらいだから」
危なかった……もし気づくのが少しでも遅かったら大惨事になっていただろう。ハナエのことだからろくにならないとは思ったけど、まさか自らの目に当てようとしてたとは……一体どこからそんな情報を知ったのだろうか……
ハナエ「うぅ……治療する立場にも関わらず先生をケガさせてしまいました……私はやっぱり救護騎士団失格です……」
やはりおかしい。こんなに元気がないハナエは初めてだ、相当なにかが重くのしかかっているのだろう……ん?『やっぱり』……?
ハナエ「絆創膏あげますので……先生にケガをさせないために私は帰りますね……」
先生「待って待って!私が止めたんだし、ハナエのせいじゃないよ!ほら、ちょっと休もう?」
私は帰ろうとするハナエを引き留め休憩室へ連れて行った。ハナエの相談に乗ろうと思ったからだろうか。いや、シャーレから出た後のハナエを想像したくなかったのだろう
先生「一体どうしたのハナエ?いつものハナエらしくないし、とても働きすぎとは思えないな」
ハナエ「……その、私は患者を治療することなんて向いてなかったようです」
先生「どうして?」
ハナエ「ある日、私のせいで、患者の容態が悪化してしまったんです。」
先生「……ハナエが治療でミスするなんて珍しいね、その患者はどうなったんだい?」
ハナエ「その時は救護騎士団の皆さんがいたおかげで何とかなりましたけど……もし私しかいなかったら……」
ハナエ「……その日から私は悪い夢を何回も見るようになってしまいました」
先生「……悪い夢ってどんなの?」
ハナエ「……私が患者の治療に失敗して患者が命を落としてしまう夢です。患者は毎回変わって……ついには先生まで自分の手で……」
ハナエ「こんな夢を見ないためにいっぱい本を読みましたし、先輩たちの治療もたくさん見ました……」
ハナエ「夢ということは分かっています……でも、もし夢みたいに失敗してしまうと思うと……」
先生「……ハナエ、ちょっと近づいてもらえるかな」
ハナエ「え……?で、ですが……」
先生「いいからさ」
ハナエ「は、はい……」
先生「もうちょっと近づいて」
ハナエ「で、ですがこれ以上は……」
先生「私の膝に乗ればいいよ」
ハナエ「え?!ど、どうして……」
先生「まあまあ、良いからさ」
ハナエ「わ、分かりました……こ、こうですか……?」
……ハナエを膝に乗せても気づかないほど軽かった。ハナエと目が合う。その目は赤みがかってはいたがその奥から綺麗な水色が見え、目のクマはさっきよりもハッキリと主張された。
先生「……」
ハナエ「せ、せんせっきゃ?!」
後ろに手を回しハナエを抱きしめる。私から離れないように強く。
ハナエ「ど、どうしたんですか先生……?」
先生「ハナエはよく頑張ったね、みんなを治療するために患者を夢でも治療したんだ」
ハナエ「で、でも私は患者を……」
先生「そうならないために努力もするし、救護騎士団としての活動もちゃんとしてるじゃないか」
先生「でも少し頑張りすぎかな、1人でそんなに抱え込んじゃダメだよ」
ハナエ「はい……そうですよね……」
先生「ハナエに笑顔が無くなっちゃたら……ハナエが倒れちゃったらみんな悲しいよ。」
ハナエ「……」
先生「今度からはもっとみんなを頼ってね、私はいつでも待ってるから」
ハナエ「……ありがとうございます」
先生「ハナエは頑張り屋さんで、みんなに優しくて、そして笑顔が似合う可愛い天使だよ」
先生「……だからこそ、自分にも優しくいて欲しいかな」
ハナエ「……先生」
先生「……なんだい?」
ハナエ「まだ……このままでいいですか……?」
先生「いいよ、今日は2人で休もうか」
私はハナエのすすり泣く声が聞こえる度に頭をさすり、強く抱きしめる。ハナエも私を強く抱き、2人はお互いの温もりを感じ合った
先生「……少しは落ちついた?」
ハナエ「……はい!ありがとうございます!」
先生「元気が戻ったみたいで良かったよ」
ハナエ「……先生、ちょっとお願いしたいことがあるんですけど……」
先生「ん?」
ハナエ「そ、その……キスをしてもいいですか?」
先生「うん、いいよ」
ハナエ「ありがとうございます……!では……!」
ハナエの唇は私のよりも何倍も柔らかく、とても言葉では言い合わせられない至高の味わいだった。段々とハナエの顔が赤く火照っていく。それと同時にハナエとのキスは過激となり、お互いの舌で2人の愛が混ざりあっていく。やがて唇は離れるが2人の愛でできた橋が作られた。
ハナエ「ごめんなさい先生……私なんだか変な気持ちになって来てしまいました……♡」
先生「……私もだよハナエ、これはきっと病気だろうね。じゃあ2人で治療しようか」
ハナエ「……はい!♡私が先生のことを治療してあげます!♡」
シャーレのとある部屋、その空間で聞こえるのは女子高生と先生との関係を超えた2人の男女の愛の巣が作られていく音だった。今日のハナエと私はずっとくっ付いたままだろう。お互い、離したくないと思っているから。とっくに外は雲一つない晴天だろう。
おほ^〜 疲れた体にキく〜
ハナエ抱きしめたらいろいろ当たりまくって正気保てなさそう
【湿度が極限まで高まったルミが、先生との相合傘で我慢できなくなった世界線】
ピチョン...
ポチャ...
ルミ「...」
あたしは雨の降る日、頬杖をつきながら窓越しに外を眺めていた。
今日は先生と二人で、買い出しをする。
予定していた時間まで、あと10分程だ。
ああ、どうして待ち望んだ時が近づくほどに時間が流れるのが遅くなるのだろう?
水滴をガラスが伝っていくのを、1秒1秒くっきりと認識しながら見つめた。
早く、会いたい...
先生が予定より早く来てくれたらいいのに。
ルミ「はぁ...あたし、こんな重い女だったんだ。嫌になるなぁ...ほんと。」
あたしのこういう所が、あたしは嫌いだった。
先生はいつもあたしに優しくしてくれるけど、こんな内面を知られたら先生はどう思うだろうか。
怖い。
本当の私を見せたら、拒絶されてしまうかもしれない。
こんな雨降りの日には、湿っぽい態度が余計に
出てしまいそうになる。
先生が来たら、いつも通り振る舞わなきゃ。
先生が思う、陽気で快活な『朱城ルミ』として。
私は気を引き締め、笑顔を作る練習をした。
ルミ「...うん、口角は上げておかないとね。あんなしみったれた顔、先生には見せられない。」
それから5分ほど経っただろうか。
向こうから足音が近づいてくる。
コツコツコツ
先生「やあルミ。予定の時間に間に合ってよかった...」
ルミ「先生?来てくれて嬉しいよ。それじゃ、行こっか。」
───
あたしは当然、傘を持っていたが、先生の前では家に置いてきたと話しておいた。
それはもちろん、先生と同じ傘に入る為だ。
ルミ「そういうわけで、先生。狭くなるけど、傘、入れてもらうよ。」
先生「うん。もちろん私は迷惑じゃないよ。それに...相合傘をするなんて、初めてだからちょっと嬉しいな。」
ルミ「ふーん...初めてなんだ?先生、今ドキドキしてる?」
先生「うん、その、かなり...」
ルミ「あははっ、先生意外とウブだったんだね。かわいい」
先生「...ッ!からかうのも程々に、してよ」
ルミ「冗談さ。そんなに気を悪くしないでおくれ、先生♪それじゃ、失礼して...」
先生「うん、狭いけど我慢してね。」
危なかった。
思わず本音を漏らしてしまった。
冗談だと言ってその場を凌いだが、先生には
伝わってしまったかもしれない。
思わせぶりなことを口走って、先生を誑かそうとしている卑しい女。
先生の目にはあたしがそう映っていないだろうか...
あたしはそんな気持ちを抑えながら、いつもの調子に戻る。
先生「...ところでさ、ルミ。ちょっと話したいことがあるんだけど...今は大丈夫?」
ルミ「おっ、どうしたんだい?先生のほうから話を持ち掛けるなんて珍しいね。いいよ、なんでもあたしは聞くからさ...」
先生「ありがとう。話したいのはルミのことなんだけどさ...」
ルミ「うんうん」
あたしの脳内には、一瞬だけ、先生があたしに告白でもするんじゃないかという考えが過った。
馬鹿だなあ。
どうせ、あたしが重いからちょっと距離を置きたいというような旨の話だろう。
何を浮かれているのか。
あたしは覚悟も決まらないまま、相槌を打つ。
先生「ルミはさ、なんだか遠慮してる感じがするんだよね。いつも壁を隔てて他人と接してるっていうか...」
ルミ「えっ...」
先生「ルミは快活で素直な子っていう印象だけど、なんだか自分を他人に良く見せるための建前っぽくて。本当は思うところがあるのに、そこには踏み込ませないっていうか」
ルミ「...先生?」
先生は目を逸らさず、あたしの顔をじっと見つめている。
そんな視線を向けられたら、あたしは...。
先生「ごめん、喋りすぎたね。私の言いたいことは、ルミはもっと自分を曝け出していいんだよって話なんだ。色んな人を見てきたから、陽気に振る舞う人ほど、自分の本音を隠しがちなのも知ってる。」
ルミ「...」
ルミ「本当の自分、かぁ...」
ルミ「先生はお見通しだったんだね。あたしはさ、ずっと怖かったんだ。本音を知られるのが」
ルミ「あたしが本当に思ってること、ちょっと普通じゃないんだ。先生、それでも聞きたい?」
先生「もちろん聞くさ。ルミが心を開いてくれたら、これ以上嬉しいことはないよ」
ルミ「...そっか。」
ルミ「あたし、本当はね...」
ルミ「先生のことが好きなのさ。先生が他の子と会ったとか、一緒に仕事をしたとかいう話を聞く度にモヤモヤしてた。今日、先生を待ってた時も、早く来てくれないかなってずっと思ってたんだ。」
先生「ルミ...」
ルミ「...ごめんね。叶わない恋だってのはわかってる。聞いてくれただけでも嬉しい。せっかく来てくれて悪いけど、あたしは帰るよ。先生に負担はもうかけたくないから」
先生「それは違うよ、ルミ!」
ルミ「!」
先生「以前、ある人に教えてもらったんだ。他人を通して、自分も知らない未知の自分を知ることができる...って。他人は自分の映し鏡だから。ルミも、私に本音を話したことで自分の心の奥深いところに気づけたんじゃないかな?」
ルミ「...あたしのこの思いは、正直誰にも知られたくなかったんだ。自分で、自分の心に蓋をしてた。見て見ぬフリをし続けてきた。でも、先生に話したことでちょっと光が見えた気がしたんだ。もしかしたら、私を受け入れてくれるかもしれないって...」
先生「ルミ自身も見たくない一面だって、私は受け入れるさ。先生だから、生徒のことを知るのも当然の義務だよ。ありがとう、勇気を出して話してくれて。」
ルミ「...っ」
ルミ「それってさ...あたしの好意...受け止めてくれるってコト?本当に?いいの?あたし、重いよ。他の子と話したら、たぶん、嫉妬で狂っちゃう。それでも...?」
先生「うん、約束するよ。ルミのことは世界で一番大切にする。私が責任を取るよ。」
ルミ「...ふふっ、変な人。でも先生以外に、ここまで話せる人なんていないから。先生のこと、信じさせて貰うね。これから、よろしく♪」
目を伝うものは、きっと傘の隙間から落ちてきた雨粒だろう。
先生「こちらこそ、よろしくね。...おっと、もうこんな時間か。早く買い出しを済ませないといけないね」
ルミ「...うえっ!?ごめんね、話が長くなっちゃって...それじゃ急いで、行こっか♪」
私はそう言って先生と腕を組み、二人でショッピ
ングモールへ歩き出した...
はずだった。
頭の中では真っ直ぐ進んでいるはずなのに、なぜか足は反対の方向へ向かっていた。
ズリ...ズリリ...
先生「ん?逆だよルミ...そっちはホテル街...」
そんな言葉が耳を通り抜けていく。
あたしはお構いなしに、先生の体をズルズルと引きずっていった。
次第に先生の腕を掴む力が強くなる。
ギリギリギリ...
先生「ちょっと、痛い痛い痛い!」
ルミ「ふふっ、軽く寄り道するだけさ。先生だって“楽しいコト”したかったところだろう?あたしが連れていくから。」
ズルルルルルルルルルル...
先生「力強いっ!?ちょ、誰か来てーーー!!!この人引き剥がしてーーーーーーーーーー!!!!!!」
雨はほとんど浴びていないはずなのに、あたしのシャツはなぜかじっとりと湿っていた。
fin.
15:21 ほげほげぎえぴああああああああああああああっ!?!?
ほげほげんぎゃああああああああああああああっ!?
ほげほげんぎゃああああああああああああああっ!?
どこかの饅頭が叫びそうな悲鳴だなぁ………
どっかのFPSgamer201が叫びそうなことだな()
今回は戦闘描写多めです。
風紀委員長と老剣士
⑤
私はヒナと共にゲヘナのスラム街に来ていた。
先生「おいおい、なんだこりゃ…」
眼前にいるのは、約100人にもなる邪気に当てられた不良生徒達が敵味方関係なく手に持った武器で周りを破壊しながら戦闘をしていた。
先生「あーやって争ってても徐々に進行していっている、早急に鎮圧するぞ。」
ヒナ「了解。」
先生「ヒナ、先日教えたが武器に気を纏わせながら戦闘することはできるか?」
ヒナ「ええ、まだ少し慣れてないけど戦えはするわ。」
先生「そうか、なら無理をせず戦うように。」
私は徒手、ヒナは双剣だ
先生「敵は約100人、少々手がかかるが全員の邪気を祓い身柄を押さえるぞ。」
そう言って、私とヒナは同時にスタートを切った。
私は眼前の一人に、発勁を放つ。
先生「はっ!!」体に接触する瞬間、気を流し込み邪気を取り祓う。
流れるように中段回し蹴りをしもう一人ダウンさせた。
不良生徒(邪)「ゔあ゛ぁぁぁぁ!!」そう叫びながら三人が鉄パイプやバットをめちゃくちゃに振り回し私に攻撃を仕掛けてくる。
私はそれを避けながら、一人の腹に前蹴りを入れ他二人をラリアットで気を流し込みダウンさせた。
ナイフでの突きは往なしてそのまま投げに繋げ、正面から来た者はサマーソルトで蹴り上げ、着地時に地面を殴り小規模の振動を発生させ周りの不良生徒(邪)の動きを抑制し、そのうちに連続で打突を放ちダウンさせる。約60人くらい鎮圧しただろう、ヒナもまだピンチに陥っている様子ではなかった。
ここからはヒナ視点
先生と同時にスタートを切り、私は目の前の一人を剣で殴り吹き飛ばす。今使っているのは鎮圧用の鉄剣だ、斬るよりも殴打を重点とした剣だ。
私が吹き飛ばした一人が、ゆらゆらと私に近づいてくる。私は先生ほどまだ気は練ることができないから一撃でダウンさせることはできない。なので、双剣の連撃で連続で気を流し込みダウンさせる。
私は自分が操れる最大限まで気を高め、武器に纏わせる。
不良生徒(邪)「お゛お゛ぉぉぉぉ!!」叫びながら急に加速し木刀を振り下ろしてきた。
ヒナ「ふっ!」木刀を右で受け止め、空いている左で腹に剣を叩き込み、相手の腕を跳ね上げ連撃を叩き込む。約十回、私が邪気を祓うのに必要な攻撃回数だ。手数とスピードで隙をカバーしつつ、次の相手を捉える。次々と私に攻撃を仕掛けてくる、近接戦では相手の姿勢を崩し連撃を叩き込み、遠距離で銃や飛び道具を使う相手は、他の相手を盾にしつつ接近し連撃を叩き込みダウンさせる。囲まれないように考えながら、相手との距離を見誤らないように立ち回り確実に攻撃を入れることによって、手はかかるが苦戦を強いられずに次々と鎮圧することができた。
ヒナ「はぁっ!!」相手の武器を砕き、剣を入れ吹っ飛ばす。
不良生徒(邪)「ゔぉぉぉぉ!」構わず突っ込んでくる相手に、下段蹴りをし体制を崩した後、剣での回転斬りでダウンをさせた。今ので40人目だ、気がつけば不良生徒は全員鎮圧が完了していた。
こっから先生視点
ヒナが最後の一人をダウンさせた、全員の鎮圧が完了した。
先生「お疲れ様、ヒナ。」
ヒナ「先生もお疲れ様。それにしても…どうして急に邪気が…」
先生「わからない、邪気は自然に発生することもあるがこんなに大人数邪気に当てられることはそうそう起きない。人為的な可能性が高いだろう。」
ヒナ「人為的に…」
先生「あくまで可能性が高いと言うだけだが、否定はできない。ひとまず、風紀委員会で身柄を確保しておき様子を見てみよう。」
ヒナ「わかったわ、そろそろ風紀委員の面々が来るはずだわ。」
先生「そうか、なら説明と指揮はヒナに任せる。私は少し、この事態の調査をする」
ヒナ「わかったわ先生、気をつけてね。」
先生「ああ、ではよろしく頼んだ。」
私は最初に邪気を感じ取った場所に向かった。
しばらく歩き、薄暗い路地裏に来た。
先生「ここら辺から感じたが…」
残留する邪気を辿りここに着いたが人が、ましてや100人が一斉に邪気に当てられるような物はここには【なかった。】
先生(やはり人為的か…一体誰が…いや、まさか…)
その時、不意に二人のゲヘナ生徒を見かけた。
生徒1「あっ!先生、ちょうどよかった。道に迷ってたんです。」
一人の生徒が私を見かけ走ってこちらに向かってきた。
生徒2「あっ、ちょっと待って!」
もう一人も遅れて私の方に走ってくる。
私は笑顔のまま、首を切断するため刀を横に薙いだ。
生徒1「おっと…危ないねぇ」
先に来ていた生徒はバク宙をし後ろに飛んだ。
生徒2「やっぱバレるかぁ…」
生徒二人はニヤついた笑みを貼り付けていた。
先生「なぜ貴様らがここにいる!!等頞鬼(とうあき)!!縄剌鬼(じょうらき)!!」
等頞鬼(とうあき)「さぁ?どうでもいいでしょ?それよりも俺の[もてなし]は楽しんでくれたかい?」
先生「やはり貴様だったか…」私は怒気を孕んだ目で睨みつけ刀を正眼に構え、最速で等頞鬼(とうあき)の間合いに踏み込む。
すると縄剌鬼(じょうらき)が割り込み、3mはあろう巨大な黒い鉈をどこからか取り出し振り下ろしてきた。
私は右にサイドステップをし避けたが振り下ろされた黒鉈がすでに刃をこちらに向けて私の横腹に迫っていた。
私は地面間近までしゃがんで避け、前進すると同時に刀を跳ね上げ衝撃波を放つ。
等頞鬼(とうあき)と縄剌鬼(じょうらき)は衝撃波を避けバックステップで距離をとる。
私は前進を加速させ、袈裟斬りを縄剌鬼(じょうらき)に放つ。が、黒鉈で受け止められそこから反撃連撃がくる。私も刀で連撃を放ち、刀と黒鉈がぶつかり合い火花が散る。
すると等頞鬼(とうあき)が鉤爪で背後から襲ってきた。
私は、集中力を上げ刀を右手に持ち変えて連撃を対処しつつ鉤爪の刺突を気を纏わせた左手で往なし、伸びきった右腕を掴み肩を外す。等頞鬼(とうあき)は肩をはめ込みジャンプで距離を取るが
黒鉈の連撃を弾いた一瞬で、等頞鬼(とうあき)に追いつき奴に、掌底をくらわせ肉体から等頞鬼(とうあき)を、弾き出す。
後ろから迫ってくる縄剌鬼(じょうらき)に掌底を放ち終わった身体を回転させ回し蹴りで気で衝撃波を2発放つが黒鉈で防がれる。
そしてまた刀と黒鉈がぶつかり合い火花を散らす。
連撃の最中、私は一歩前に出て正拳突きを放つ。
案の定黒鉈で防がれるが、黒鉈を蹴り上げ横腹に手刀を叩き込み縄剌鬼(じょうらき)を弾き出す。
奴等は霊体になり宙に浮いていた。
戦闘が終わり、遅れてバラバラに崩れるビルから生徒を守りつつ奴等のいる方角を見る
縄剌鬼(じょうらき)「まぁよい、今のはほんの小手調べだ。次はもっと楽しめるステージで闘おう。」
そう言って奴等は歪んだ笑みを見せ、空間を切り抜いたように出現した闇に溶けるように消えていった。
そして入れ替わるように、数多の邪気に当てられた者たちが周囲に出現した。
先生「チッ、どおりで突如反応が現れたり、急に人が減るわけだ。」
ゲヘナや武器屋への襲撃も、不良生徒などが不自然に減るのも、突如邪気に当てられた者が現れたのも、奴らの仕業だったのだ。
生徒1「うぅ…ん、あれ?ここは?」
先生「目が覚めたか、ただ…今は話してる時間はないんだ。」
生徒1「それはどう言う…ヒィ…!!」
目が覚めた生徒は腰を抜かし悲鳴をあげる。
あたりを見渡せば、周りには殺気立ち目を見開き血走しらせ、各々武器を持った明らかに異常な集団が自分達を囲っていたからだ。
生徒2「あれ?…私は…」
先生「ん、ちょうど目が覚めたか、悪いがちょっと運ばせてもらうよ。」
私は生徒二人を両脇に抱えた。
生徒1「えっ?ちょっと!!」
生徒2「なになに?どう言うこと?!」
そしてそのまま、前へと跳躍し集団の輪から一時的に離脱する。
先生「よし、このくらい離れたら大丈夫だろう。」
あの集団から約300mくらい離れただろう。
先生「このまま二人で戻れるか?」
生徒2「せっ先生は!?」
先生「付き添ってやりたいが、あいつらを放置するわけにもいかないからな。私は奴等の鎮圧に向かう。」
生徒1「あっあの人数を、ひっ一人でなんて無茶です!」
先生「…まぁ、私なら大丈夫だ、それより早く離れなさい。巻き込まれる可能性があるからな。」
生徒2「いっ行こう。」
生徒2は生徒1の手を引っ張りながらここを走って離れていった。
私は元来た道を200mくらい戻った所で、ゆっくりとこちらに向かってくる邪気に当てられた者達の集団に出くわした。
先生「さぁて、ざっと3000くらいはいるな…奴等め、いったいどれ程の者を邪気に当てたのか…」
私は深呼吸をし、拳を構え、目の前の集団を見据える。
先生「行くぞ」
私は目の前の集団にスタートを切った。
【先生の体調を心配するあまりヤンデレ化するノア】
「ゲホッ、ゲホ...」
まただ。
8月22日15時42分、先生が今週13回目の咳をした。普段と比べると明らかに多い回数だ。
心音、脈拍、体温に異常は見られない。だとすると、呼吸器系の不調だろうか?
...いや、私の考えすぎだろう。単にむせただけという可能性のほうが遥かに大きい。きっとこれはただの杞憂。
それでも...
ノア「先生、咳の回数が増えているようです。お体は大切になさって下さいね。」
先生「?あ、ありがとうノア。ちょっとむせただけだよ。心配しないで」
ノア「でしたら良かったです。...この後、ミレニアムの子達にも会いに行かれる予定でしたね?」
先生「うん、皆の顔をもう2週間も見てないから今日は顔を合わせなきゃと思ってね。...それじゃ、行ってくるよ。」
ノア「...」
ああ、彼の口からその言葉を聞けてよかった。
本人がそう言うなら別段心配は要らないだろう...
それなのに...
なぜ、あなたの心音はあの瞬間、揺らいだのでしょうか。
ほんの少し、あるかないかの僅かなぶれ。
これは私の経験上、虚偽のサインだ。
まさか先生はあの時...
私に心配をさせない為に、
誤魔化したというのだろうか。
私は先生の後ろ姿を見つめながら、暗い妄想を巡らせた。
パラ...パラ...ピチャ...
ふと窓の向こうに目をやると、小雨の水滴がガラスを伝って落下していくのが見えた。
ノア「湿度62%。...はぁ」
───
ガチャ
先生「やあ、ゲーム開発部のみんな。」
アリス「あっ、パーティーを2週間も脱退していた先生が今復帰しました!アリス、嬉しいです!」
ミドリ「先生!2週間ぶりですね。」
モモイ「も〜週1で来てくれるって言ったじゃん!今日は待たされた分みっちり付き合ってもらうからね!」
ユズ「やっぱり、先生が来るとみんな元気になる。」
先生「あはは...すまないね。思ったより仕事が立て込んじゃって...今日は寝る間も惜しんでゲームに付き合うよ。」
ポチポチ...カチャカチャ...
モモイ「ふふっ、先生甘いよ!ここだ!」
先生「なっ...これは、やられる!」
???「ふふっ、ここは←→AX↑YRLのコンボが使えますよ。先生」
先生「その手があったか!逆転のチャンス!」
カチャカチャカチャ!
モモイ「う、嘘でしょ!?悔しい〜!!!」
先生「はぁ、はぁ、見たか。これが大人の力!」
???「私のおかげですね。」
先生「ああ、助かった...って、え?ノア?」
ノア「はい、私ですよ。先ほどからずっと、お側にいました♪」
先生「(さっきはついて来て無かったはずなんだけどな...何だか、背中に冷たいものが...)」ゾクッ
そうして私と先生とゲーム開発部の皆で、夜を明かした。
───
目を覚ましたのは、次の日の昼だった。
ノア「起床。時刻は11時23分。...先生の姿は確認できず」
心配で仕方ない。
先ほどまで先生は、私の隣で眠っていたというのに...
私を起こしもせず、勝手にどこかへ行ってしまったようだ。
だが、先生の服には既にGPS機能を搭載した極小チップを取り付けてある。
すぐに後を追った。
ノア「先生...先生...先生は常に私の目の届く場所にいなければいけません...それなのに...ブツブツ」
スタスタスタスタ...
現場に着くと、歩く先生の後ろ姿を目にした。
良かった。各数値にも異常はない。
私は安堵して、声を掛けようとした。
その時...
コテンッ
先生が、何かに躓いたように転倒したのだ。
ガバッ
ノア「先生、お怪我はありませんか!?」
先生「あっ、ノア。これぐらい大丈夫だよ。よくあることさ」
おかしい。
先生の転倒した場所には、物は一つも置かれていない。床の素材はカーペットだから、滑って転ぶというようなことは少し考えにくい。
まさか...
嫌だ。
私の知らない所で、先生の体に異常が起こっている。
それだけは受け入れられない。
嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
そんなこと、ある筈がない。
ああ。
そうだ。
私の脳内に、一つの考えが過ぎった。
ノア「...念のため、バイタルチェックをさせて頂きますね。腰を傷めては、後々取り返しのつかないことになりますので。」
先生「ノアがそう言うなら分かったよ。ここはお言葉に甘えて...」
私がそう告げると、先生は疑う素振りも見せず私の後について来た。
そうだ。
先生が勝手に何処かへ行って、私の目の届かないところで不運に見舞われるなんてことがあってはいけない。
先生がどこにも行けなくなれば、問題は解決する。
ブゥゥゥゥゥゥゥン...
ノア「先生、到着しました♪そこでお掛けになって下さい。」
先生「よっこらせ...」
ここはミレニアムの中でも私だけが知っている、隠し部屋の一つ。
リオ会長にさえ発見されていない、私の叡智の結晶。
元々は3年かけて秘密裏に建設していたシェルターだったものを、最近改修した。
ノア「そうしましたら、肩の力を抜いて後ろを向いて下さい。」
先生「こうかな?」クルッ
プスッ
先生「えっ?ノア...い...意識が...」バタン
───
先生「...」
先生「...う...」
先生「ここは...?」
ノア「あら、先生。お目覚めになられましたか。」
先生「私は...寝てたのか?記憶がない...」
ノア「立ったまま目を閉じてしまったんですよ。疲労困憊のようでしたので、起こしはしませんでした。」
先生「そっか。もう十分休んだことだし、仕事に...」ガバッ
先生がベッドから身を起こそうとした。
しかし
ジャラッ!
先生「えっ...」
先生「これ...手枷...?足にも付いてる...ノア...どういうこと...?」
ノア「少々手荒い方法になり、申し訳ありません。ですが、先生をこれ以上危険な目に遭わせる訳にはいかないんです。これからは永遠に、この部屋で2人きり...。」
先生「...ノア。いくら私でもこれは怒るよ。」
ノア「ごめんなさい。私は悪い子になってしまったみたいです。先生がいくら暴れてもその特殊合金製の枷は破壊できませんし、この部屋の出口は私の生体認証でしか動作しません。観念して下さいね。」
そう言って私は、先生の上に跨り、身を寄せた。
先生「ひっ...」
ノア「ご心配なく。これからは先生の体温も心拍数も脈拍も呼吸も、全て私が管理致します。食事も、入浴も、“処理”だって。ですから先生、私に身を委ねて楽になりましょう...?」ハイライトオフ
先生「や、やめっ...あああああああああああああああああああああああ!?」
ノアと先生はその日から、所在が掴めなくなった。目撃情報は皆無で、神隠しに遭ったかのように消えてしまった。捜索は3ヶ月目に入るが、もはや打ち切られる直前だった...
だが、ミレニアムのどこかで時折聞こえる男性の悲鳴はキヴォトスの都市伝説としてまことしやかに語り継がれている...
fin.
39:53
マリーであのちいかわボイスやってほしい
初ssです
ピロン♪
モモトークの通知音がシャーレのオフィスに響く。
先生「こんな時間に誰からだろう?」
時刻は11時を過ぎており、あと少しで日を跨ごうとしていた。仕事も丁度一区切りついていたため、モモトークを確認すると、意外な生徒からの連絡であった。
ナツ「やぁやぁ先生。こんな時間で悪いが、〇〇まで来てくれたまえ。これは、チョコレートにおける風味や香りが如く、重要な案件なのだよ。だからなるべく早く来てくれると助かるな~」
不思議に思いつつも私はナツに呼び出された場所まで急ぎ足で移動する。道中、ナツに何かあったのかもしれないと心配にもなったが、あの調子なら恐らく大丈夫だろう。
そんな考えを巡らせながら辿り着いた場所は、トリニティ郊外の小高い丘だった。付近に街灯はなく、システムの箱の光を頼りに進んでいく。道中には黒っぽい花が咲き乱れており、甘い香りを周囲に放っていた。不思議に思いつつも踏まないように気をつけ、先へ進む。
先生「ここで合ってるよな...」
何度確認しても、ここで合っているようだ。しかしそこにナツの姿はない。焦りを感じ始めた頃、少し遠くからふんわりとした声が響いてきた。
「こっちだよ~先生」
声に導かれ到着した場所は、小高い丘の頂上にポツンと佇む大木の根元だった。声の主は満足げな表情を浮かべ、その木の根元に腰掛けていた。
ナツ「やぁやぁ会えて嬉しいよ。先生。思ったよりも早かったじゃないか。これだけ早いという事は、数多の選択肢の中から私の事を最優先してここに来てくれたのかな?」
彼女は少し笑みを浮かべながら、私に問いかける
先生「勿論。ナツは大切な生徒だからね。仕事も一段落ついていたし」
ナツ「ナツ“は”か...ふふん♪無意識とはいえ、中々に嬉しい事を言ってくれるじゃないか先生よ」
そうして、上機嫌なナツとしばらく談笑した後、私は切り出した
先生「ところで、今日私をここに呼んだ理由を聞かせて貰っても良いかい?」
チッチッチと彼女は指を振りながら続ける
ナツ「そう焦らないの。先生、ここは何も聞かず待つのが得策だよ。少し溶けたアイスが美味しいように!少し待つ事で最高のシチュエーションが完成する!ってね」
この言葉の意味を理解するのに、そう時間はかからなかった。
先生「こっ...これは!?」
ナツの発言から5分程経った頃だろうか。私の目の前には数え切れない程の流れ星が、夜の空をすべるように次々と流れてきていた。郊外という事もあり、人工の光に遮られる事なく、流れ星が空一面にまばゆく光輝いていた。
その一つ一つが、自分こそが一番であると主張するかのように、強い光を発している。その光景は、とてもこの世のものとは思えないほどに幻想的だった。
先生「もしかしてナツは、これを私に見せるために、ここに呼んだの!?]
子供のようにはしゃぐ私を横目に、ナツは満足気に目の前の光景の解説を始めた。
ナツ「ふっふっふ。先生。これはゴリラ座流星群といってね、空いっぱいに力強く光る星々が魅力的な流星群なんだってさ。私も初めて目にしたけど、これは凄いね。百聞は一見にしかず。先生、ギリギリまで伏せておいた訳が分かったでしょ?私はネタバレなんてロマンの無いことはしない主義なのだ~」
フンス!と自慢げに胸を張る。その様子はイタズラに成功した子供のようで、とても愛らしく思えた
先生「そうだね。これは確かに言葉では表せない美しさだ」
二人で数分間その光景を目に焼き付けた後、ナツはおもむろに語り出した。
ナツ「ただ..先生をここに呼んだのは、もう一つ理由があってね」
先生「?」
数秒沈黙が続く。やがて彼女は恥ずかしそうにうつむき、口を開いた。
ナツ「...このロマン溢れる空間で、想いを寄せる相手と二人きりで時間を共にする。誰にも邪魔されず、私だけを意識してくれる時間。そして、そんな素晴らしい光景・時間を二人で独占する。
私はそんな贅沢な時間や経験が、欲しくなっちゃったんだ」
悪い子でしょ?と彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべる
ナツ「私は、どうしようもないほどに、先生の事が好きみたい。どうしてもそれを伝えたかった。それが、先生をここに呼んだもう一つの理由」
ナツの本心を知り私は胸が痛くなる
言葉探しが好きで、普段は独特な言い回しをする彼女だが、今はただただ真っ直ぐに心からの想いを伝えてくれている。
ナツ「返事は分かっているよ先生。届かぬ想いと分かっていながらも、私はこの光輝く星々の前で、嘘はつけなかった。ただそれだけの事だからさ」
私の隣で、流れては消えていく星に手を伸ばしながら、彼女はそう語る。輝く星々に照らし出された彼女の表情は、儚げで、それでいて何処か満足感も感じられる。そんな表情をしていた。
こんなにも真っ直ぐな恋心を、私は素直に受け取る事さえ出来ないというのか。つくづく自分が嫌になる。
しかし、私は先生だ。あくまで先生として彼女達を導く。この決心は変わらない
先生「ナツの予想している通り、私は先生だ。生徒と恋仲になることは出来ない。ナツの想いは受け取ったし、凄くうれしかった。けれどね、ナツにはこれから先、沢山の素敵な出会いがあるだろうし、こんなおじさん相手に、大切な君の時間を割かせる訳にはいかないよ」
これを聞くと、彼女はぷくぅと頬を膨らませ、まるで子供のように不満をあらわにした。
ナツ「“先生だからこそ”なんだけどなぁ~。まぁ先生だし、そういう答えもありか」
先生「ごめんね」
ナツ「謝る必要はないよ、先生。分かりきってた事だったしさ。さっきも言った通り私のこの気持ちは、自分の中で終わらせる事が出来るような簡単なものじゃなかった。だから今日、終わらせる為に先生をここに呼んだの。本当にそれだけ」
もしかしたら。っていう期待も無かった訳ではないんだけどね~と彼女は続ける
ナツ「だから私、後悔はしてないよ。むしろ満足してる位。だって、一度発明されたスイーツがずっと残り続けるように、先生と過ごした幸せな時間や記憶が失われる事はない訳だし」
にひ。と笑い彼女は続ける
ナツ「...ただ、私といえど1人の女子高生。慰めの言葉はいらない。
ただ今は...今だけはずっと..私の傍に居て」
消えてしまいそうな程か細い声でそう言うと、ナツは私の肩に頭を乗せる
先生「いつまでも付き合うよ」
その頭を撫でると安心したように彼女は肩の力を抜き、全体重をこちらに預ける。彼女の匂いが鼻腔をくすぐる。
ふと彼女の髪留めがいつもと違い、濃紫色の花の装飾がされている事に気がついた。更に、こちらに来るときには暗くてよく分からなかったが、この丘の付近に咲き乱れている花はナツの髪留めに施されているものと同じだった。
不思議に思いつつも、すやすやと寝息を立て始めた彼女よりも優先すべき事ではないだろう。ふと生まれた疑問は心の中に封印し、再び彼女の頭を撫でる。彼女の頬を涙がつーっと伝っていく。
先生「今日はお疲れ様。今は安心して、ゆっくり休んでね。ナツ...」
大木に守られ、チョコレートコスモスが咲き乱れる丘の上。甘い匂いが香るその大木の根元には、いつまでも肩を寄せ合う二人の影が伸びていましたとさ。𝓯𝓲𝓷
追記
因みにチョコレートコスモスの花言葉は「恋の終わり」「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」です。物語の背景とかは先生方の想像にお任せします。
駄文ですいません。修正点とか、アドバイスあれば教えて頂けるとありがたいです。
個人的にナツは、本当に伝えたい事は、格好つけた口調やフレーズで遠回しに伝えがちな所もあり、その影響か、どこか締まりきらないけれど納得は出来るという、ナツ感が凄い好きです。あと可愛い。癒される。好き
本心は直接伝えない、ってところが最高にナツらしくて脳が喜んでおります
初ssでこれは才能の塊だよ...
ホシノSSその3だ!曇らせたら晴らせねぇとなぁ!長くて1個におさまらなかったよ
斜陽が差す教室、私は今日もお昼寝をしていた。隣の部屋からは、私の大好きな声が沢山聞こえてくる。
シロコちゃんや、ノノミちゃん、セリカちゃんにアヤネちゃん。私の大切な後輩達の声。そして、先生の声が聞こる。
私は、この時間が大好きだ。温かい日差しと、皆の声が心を照らしてくれる。そこにある幸せを教えてくれる。
「いた、皆が呼んでるよ? ホシノ」
「うへ〜、先生もうちょっとだけ」
「いつもそう言って、遅れてるでしょ」
「ん〜あと5分だけ」
「もう、ほら行くよ」
「せ、先生!? これはちょっと恥ずかしいよぉ」
先生が私を抱き上げた。いわゆるお姫様抱っこだ。
「ホシノが悪いんでしょ、こうでもしないと起きないんだから」
「そうだけど〜、おじさんの柄じゃないよ」
「何言ってるの、ホシノも可愛いお姫様だよ」
「うへ!?」
「ほら行くよ」
本当、敵わないなぁ。こんな私でもお姫様だって、先生は言ってくれるんだね。
家に帰り体を清め床に就く。
何気ない毎日、きっと今日みたいな日々が続いて皆大人になるんだ。後輩達はどんな大人になるんだろうか。明日への希望を抱きながら、私は目を閉じた。
「……ノちゃん」
「ホシノちゃん」
誰かの声で目を覚ます。
「ユメ……先輩?」
目の前には私の唯一の先輩らしき人が立っていた。顔にはモヤがかかり上手く見えない。
「ねぇ見てみて、もし何か奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人が沢山集まって……」
「ダメ!!」
どれだけ叫んでも、私の体は止まらなかった。アビドス砂祭り、そう書かれたポスター私はまた、破いてしまった。
あの日と同じ光景、あの日と同じセリフ。もし、あの時私が別の選択をしていれば……。
場面が変わる、今日見た景色だ。皆の声が聞こえて、温かい日差しが差している。私の……好きな時間だ。
「いいよね、ホシノちゃんはさ」
やめて、その声で話しかけないで。
「私は『ホシノちゃんのせいで』死んじゃったのに」
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
「ねぇホシノちゃん、なんで貴方だけ幸せそうに生きてるの?」
「あの日死んだのが、ホシノちゃんだったらなぁ」
見ていた光景に亀裂が走る。そっか、そうだよね。私だけが幸せになって良い訳なかったんだ。待ってて下さいねユメ先輩、すぐに行きますから。
コツン、コツン階段を登っていく。
目指した場所は屋上。斜陽が差す暖かな時間、私は今ここで死ぬ。
今から行きますね、ユメ先輩。
私は目を閉じ、暗闇に堕ちていった。
━━━━━━━━
ホシノの様子が変だ。
今朝からずっと、何処か遠くを見ているそんな気がした。
気づけば何時もの時間になっていた。
当たり前のようにホシノを起こしに行く。けれど、ホシノの姿は見当たらなかった。
「シロコ、ホシノ見なかった?」
「ん、ホシノ先輩ならさっき階段で見た」
胸騒ぎがした。外れていて欲しい嫌な予感、それが全身を駆け巡る。
なぜ、気づいていたのに目を離した。
なぜ、彼女に声をかけなかった。
なぜ、彼女1人に抱え込ませた。
「ちょっと、先生」
ただ走った。転けても、服が乱れてもそんなの関係ない。ホシノが何をしようとしているか理解してしまった。
屋上の扉を開ける……そこには今にも飛び降りそうなホシノが立っていた。迷っている時間は残されていない。
「ホシノっ!!」
真っ暗な暗闇へとホシノが堕ちていく。私は間一髪の所で、ホシノの腕を掴んだ。
━━━━━━━━
暗闇に堕ちていく、そのハズだった。
誰かが私の腕を掴んでいる。一体……誰が。
眩しい光と共に目に映ったのは、先生だった。
「離して、……っ離してよ先生!! 私は」
ユメ先輩の所に行く、そう言い切る前に先生の言葉が何も無い空に響き渡った。
「離す訳無いだろ!! この手は、絶対に離さない!!」
なんで……どうしてそこまでするのさ。
私なんか、ほっとけばいいのに。
「もう、ほっといてよ!! 何も知らない癖に!! 何も分からない癖に!!」
「なら、教えてよ。何も知らない私に、君の事を!!」
私の腕を掴む力が強くなる。
「何度だって言ってやる!!」
「この声が届くまで、何度でも叫び続けてやる!!」
「私はホシノを失いたくない!!」
なんで、どうして、私は幸せになっちゃいけないハズなのに。こんな手、振り解けばすぐに死ねるのに。
なんで……振り解けないのかなぁ。
雲の合間から差すその光に、この手をかざした。
「……先生」
「ごめんね、ホシノ」
「なんで……先生が謝るのさ」
謝らなきゃいけないのは、私の方なのに。どうして、先生が謝るの?
「君に1人で抱え込ませた、君に声をかけなかった、君を……1人にした」
「だから、ごめん」
「なん……で?私が……私が悪いのにっ」
訳が分からなかった。悪いのは全部私。いつも勝手に動いて、迷惑をかけ続けている私なのに。
「ホシノ、もう泣かないで」
その言葉で気づく、私は泣いていた。その涙を、今更止めるなんてことは出来なかった。
「教えてよ、ホシノの事。君の心にある想いの事。」
「私の……せいで、ユメ先輩が。だから、私だけ幸せになんてなっちゃ……だめで、私も死ななきゃいけないのに。なのに、」
「私は皆と生きていたい」
酷く傲慢で、欲深い願い。けれど私の本心。もし、許されるなら私は……皆と一緒に生きて、皆と明日を迎えたい。
「ありがとう言ってくれて」
先生が私の体を包む。暖かくて、優しくて、力強い体が私を離さない。
「ホシノ、君のせいじゃないよ。子供を守れなかった、それは私達大人が背負うべき罪だから。」
「だから、幸せになりたいと願う気持ちを否定しないで」
「生きることを諦めて、死ななきゃいけないなんて悲しい事言わないで」
「そんなことは絶対にないから」
「子どもが、絶望と悲しみの淵でその生を終わらせたいと願うなら」
「そんな願いが、この世界のどこかに存在すると言うのなら」
「それは」
「その『 世界』の責任者のせいであって、子どもが抱えるものじゃない」
「だから、その罪は私が背負うよ」
どこまでも優しい言葉。私が背負うべきだった物を、この人が全て奪い去ってしまった。
「ん、見つけた」
「ホシノ先輩……なにしてんのよ」
「事情は後で聞かせて貰いますから」
「そうですね、今は」
皆が私を抱きしめてくる。
「み、皆?」
皆の手が、私を繋いで離さない。
「うへ〜そっか、もうおじさん逃げられないみたいだぁ」
私は今日も夢を見た。
「……シノちゃん」
「ホシノちゃん」
またこの夢か。せっかく皆が繋いでくれた命なのに、私への呪いはまだ解けていなかったらしい。
「ねぇなんでホシノちゃんは」
もう知った夢、同じ言葉が放たれるそう思っていた、思っていたのに。
「私の可愛い後輩に何してるの!!」
「ユメ……先輩?」
ユメ先輩と全く同じ姿、声色をした人が私に届くはずの声をかき消した。
「ホシノちゃん大丈夫!? 髪、伸びたね〜私みたいだ」
「っ……はい」
「ホシノちゃん」
「もし何か奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人が沢山集まって、そしたら出来るかな砂祭り!」
あの日言えなかった言葉、今なら伝えられる。
「……っ出来ますよ、いつか皆で」
「そっか、それじゃ楽しみにしてるね」
「あ、最後にコレも言わなきゃ」
「ホシノちゃん、幸せになってね」
「……っはい」
「いた、皆が呼んでるよ? ホシノ」
「うへ〜、先生もうちょっとだけ」
「いつもそう言って、遅れてるでしょ」
「ん〜あと5分だけ」
「もう、ほら行くよ」
斜陽が差す教室、私は今日もお昼寝をしていた。隣の部屋からは、私の大好きな声が沢山聞こえてくる。
シロコちゃんや、ノノミちゃん、セリカちゃんにアヤネちゃん。私の大切な後輩達の声。そして、目の前には私を救ってくれた人がいる。
誰かが扉を開ける。
「もう、どんだけ待たせるのよ!?」
「ま、まぁセリカちゃん落ちいて」
「ん、先生と二人きりズルい」
「寝てるホシノ先輩も可愛いですよ☆」
「うへ〜もう少しだけ寝させてよぉ」
私はこの時間が大好きだ
皆と一緒に生きるこの時間が。
fin
ssその4
ホシノ「…先輩…ユメ先輩…ウッ」🍌💦
「うへ…こんなことしても意味ないのにねぇ…」
シロコ「ん、ホシノ先輩は満足できてない?」
ホシノ「⁉︎シ、シロコちゃんいつの間に⁉︎」
シロコ「ん、先輩が過酷し終わったときから。」
ホシノ「だったら言ってくれればいいのに…」
「がっかりでしょ、
先輩にこんなの付いてて」ポロン
シコロ「関係ない。先生との練習だと思えば」
ホシノ「うへ〜襲う気満々だねぇ〜」
ホシノ(臨戦♂)「いいよ、かかってきな」
一方その頃…
先生
“お゛っ♡だめぇ♡壊れちゃう〜♡”🍞🍞
黒服
「フッフッ…先生もまだまだですね♡」🍞🍞プッシュー
アロナ「えぇ…(困惑)」
プラナ
「肯定、先生が受け+1145141919810点」
アロナ「プラナちゃん混乱してアリスさん みたくなってる…あと数字がきたないです…」
プレ先&ベアおば「…そうはならんやろ」
マエストロ「つまり…何?」
お〇んこ壊れちゃ^ーう
イベント中だからなんだろうけど、コメ欄がSSでいっぱいなのまじですげえな
肉の芽植え付け放題やん
ハイ、オーバードライブ
先生「UIIIIIIIIIIIII‼︎‼︎‼︎(ウイを吸いながら)」
ウイ「うへぇあ!?」
「風邪を引いただけなのに吐血したと勘違いされた先生」
色々な学園同士の会議中
ナギサ「では、今後ともそのような感じでよろしくお願いします」
先生「分かった。ケホッ じゃあ、一旦離席するね」
ナギサ「承知しました。あ、先生ミュートし忘れてますよ?先生?」
____________________________________________________________________________
先生「ゲホッゲホッ ヴォェッッ あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ オエッ… ピチャピチャ」
一同「!!!!!!!!!!??????」
盗聴してた奴ら「!!!!!!!!!!???????」
なんかシャーレに住みついてる奴ら「!!!!!!!!!???????」
先生「うわぁぁ…めっちゃ色濃いな…ゲホッゲホッ 喉も痛えし」
先生「こんなところ生徒に見られたらまずいなぁ…ケホッ なんか監禁とかされそうな気がする(KONAMI感)」
先生「ふう、結構出せたし、スッキリした…ゲホッ そろそろ戻るか」
____________________________________________________________________________
先生「じゃあ会議の続きしようか」
ナギサ「…先生、今から会議に出席している人全員でシャーレへ向かいます」
先生「へ?なんで?」
ナギサ「…先生何か隠していることはありませんか?」
先生「? あ…ミュートすんの忘れてた… 待って!!!誤解だから!!ゲホッ ほんとに!!!!」
バァァン(壁が壊れる音)
ミカ「先生!!大丈夫!!!???」
ホシノ「先生!先生!! ごめんなさい…また守れなかった…」
ヒナ「先生…グスッ」
イブキ「せんせぇ…しなないでぇ…」
ユウカ「先生!!」
ワカモ「あなた様…」
セリナ「先生!大丈夫ですか?救護騎士団が保護します!!」
セナ「いえここは救急医学部が保護します」
先生「待って!みんな落ち着いて!!」
___________________________
ホシノ「え?先生吐血してたんじゃなかったの?」
先生「いやだからその…ただ風邪をひいて痰を出してただけで…」
ミカ「色が濃いって言ってたのは…」
先生「ただ痰が黄色く濃かっただけだよ」
ヒナ「生徒にバレたらまずいってのは…」
先生「こんな情けない姿見せられないからね…まぁもう見られちゃったようなものだけど」
ホシノ「大丈夫?でも体調不良なことには変わりないよ…今日は休んでよ」
先生「いやでも仕事がまだたくさんあるんだよなぁ…」
机の上に1mの書類の山×7
リン「先生、追加の仕事です」 ドン
1mの書類の山+4
先生「あ…」
リン「あとシャーレの破壊された壁の費用についても先生が負担してください」
先生「待って?これ私の責任なの?」
一同「せーんせーい?」
先生「え?これ私が悪いの??だっ、誰か助けてぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
fin
きな粉餅さん!!
こういうのを待ってんだよ……最高です。
黒服ネタSSだよ!笑え!
仕事をして、生徒達と笑って、眠りにつく。そんな日々が続いて欲しかった。
「ゲホッゲホッ」
手にこびりついた血。それが、私の命の灯火がもうすぐ消える事を教えてくれた。大人のカードの代償として払ってきたモノ。『私の命』が底を尽きかけているらしい。
とっくに覚悟なんて出来ていた。その筈なのに……
「やっぱり、死ぬのって怖いなぁ」
誰もいない部屋、私は1人泣いていた。変えようのない運命、もう決まってしまった結末だと言うのに。
それからは簡単で、私が居なくとも皆が過ごせるように引き継ぎの書類を作り続けていた。
清々しい程の快晴、雲ひとつない晴れ渡った空。旅立ちの日には丁度いい天気だ。自分の体だから分かる、きっと今日が『 最後の日』だ。だから私はアイツに連絡をした。
「クックック、先生からお誘いだなんて、以外ですね」
「まぁ、いいじゃんか。さっさと飲もうよ」
ジョッキに注がれたビールをちまちまと飲んでいく。最後の晩餐にしては酷く質素なものだ。1杯の酒と1人の悪友。
「それで? 私に頼みというのは?」
「生徒達を……頼む」
「何を……言っているのですか?」
「私には、もう……時間がないんだ」
「そう……ですか」
酷く悲しそうな顔をする。いつものニヤけた顔はどうしたんだよ。憎たらしくて、私の生徒にも危害を加えたお前。でもお前にしか頼めないんだ。
「ですが何故私に? 他に頼める人なんていくらでもいるでしょう。それに私が生徒に危害を加えるかもしれませんよ?」
「あぁそうかもな、でもお前にしか頼めんないんだよ。キヴォトスにいる大人で友と言える奴はお前しか居なかった。悔しいけどな」
「友……ですか」
「あぁ本当に憎たらしい悪友さ」
「クックック、本当におかしな人だ。まさか、私を友と呼ぶ人間がいるとは」
「あぁ、そんなおかしな悪友の最後の願いだ。私の生徒を頼んだ」
━━━━━━━━━━━━
その言葉を言い終わった後、私は最後の1杯を飲み干した。
「私がはいと言うとでも……」
「……全く、困ったものですね。悪友にこんな呪いをかけられてしまうとは。
私が先生……ですか、貴方も趣味が悪い」
本当におかしな人だった。私の事を友と言い、人ならざる物を見ても怯えず、生徒の為と己を犠牲にし、ただ勇敢に立ち向かう。
「……私は好きでしたよ、貴方のそいう所。友の最後の願いです、断る訳には……いきませんね」
その日、男は黒いスーツを脱ぎ捨てた。
代わりに羽織ったのは、シャーレの制服。かつて先生と呼ばれた男が着ていた服だった。
空っぽのジョッキ。白い服を着た男はただ1人虚しく、そのジョッキと乾杯を交わした。
「先生〜なんでいつも、禿げたおじさんの絵が書いてる紙袋なんて被ってるの?」
「これですか?これは、嫌がらせですよ。私をこんな目に合わせた男を、誰も忘れる事がないようにする為のね」
𝑭𝒊𝒏.
END1、白服。
━━━━━━━━━━━━
その言葉を言い終わった後、私は最後の1杯を飲み干した。
「私がはいと言うとでも……」
「全く……私が先生だなんて、そんな面倒事はごめんですよ。生徒を導くのでしょうッ! 生徒を守るのでしょうッ! 貴方が先に死んでどうするのですかッ!」
「……以前言ったはずです。そのカードを乱用すれば、私達と同じ結末だと」
「ならば、逆も可能なハズです。
結末が同じなら、辿る道を遡っても変わりはしない。先生、私の『 生と時間』を貴方に全て託します。」
「クックック……本当に罪な人だ。この私が、ただの人間にここまで肩入れする日が来るとは……。本当に……面白い。貴方と飲む酒はいつも、美味でしたよ。
私、唯一の悪友」
真っ暗な世界に堕ちていく中、あの憎たらしい笑い声が聞こえ、目覚めた。直感で分かった。アイツが、黒服が私の命を繋ぎ止めたんだ。
私の前には、真っ黒なスーツと私のジョッキになみなみ注がれたビールが残っていた。
「……馬鹿野郎、ビールぬるくなってんじゃねぇか。こんなの……飲めるかよ」
黒服に注がれたビールを置いて、私は部屋を後にした。
「先生いつも、その黒いネクタイつけてますよね。気に入ってらっしゃるのですか?」
「あぁコレ?馬鹿な悪友がさ、忘れた物なんだ。いつか、返せるようにいつもつけてるんだよ。」
𝑭𝒊𝒏.
END2、馬鹿な悪友。
ネタじゃなくちゃんと名作でした
これは動画化してほしい
@@小鳥遊ハム太郎
良すぎる 俺泣いたもん
END 3で黒服と融合エンドはありかな…?
エンド1ってあの漫画の先生みたいポテトルスさんの先生みたい
@@pdditap それは"アリ"だ
さて...あのセリフを言う時が来た...
う…う…おれはいつも傍観者よ…なにもできねえ なにもしてやれねえ
ちなみに吸血されるのは性的快感とほぼ同じらしい…………あ、閃いた(マテ
19:53 ヒェッ、、、
エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”イ”メ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”ン”!!!
神父やんけ
@@応援部長-m5s いいえシスターです。キリッ✨🦊
逆に生徒が吸血鬼になったSSが見たい
31:17 リズム良くて草
今だと門主の治療アプローチの一つとして吸血鬼化が納得できるものの一つになっちゃうの草
ここが戦場降水帯ですか…
サムネの4分の3の湿度が高すぎる
うぽつです...
ナツからは血の代わりにナツミルク出てきそう
ーカズサとキキョウと雌猫とー
"(青い空、澄んだ空気、心地良い日の光…うぅん、今日は素晴らしい日だなぁ!)"
ぼうっと宙を見つめながら、そんな事を考える先生。
視線を前に戻すとそこには…
「フシャァァァ!!」
「マーーーオ!!」
猫と化した二人の生徒が言い争っていた。
ことの始まりは数分前。今日当番だった生徒、桐生キキョウとちょっとした買い出しのためにシャーレ近くのスーパーへ向かっていたところ、先生に会いに来たトリニティの生徒、杏山カズサと鉢合わせたのだ。
"(この二人はなんだか相性が悪いみたいで、会うとすぐに言い争いが始まるんだよなぁ…。それを防ぐために当番の日が被らないようにはしていたけど…流石に個人的にシャーレに来るのは止められないし…)"
"(かと言って、カズサに『今日は来ないで』なんて言うのもなぁ…)"
いつだったか、キキョウが当番の時にモモトークでカズサに今日シャーレに来るのは控えるようにと送った際、それを無視してやって来たカズサが「……ふーん?私に隠れてその泥棒猫と会ってるんだ?」と言って、それはそれは大変な修羅場になった事を思い出した先生は、軽く身震いをしてから目の前で争いを続ける二人に視線を戻す。
「フーーーーッ!!」
「ヴゥゥ…!!」
"(まだ終わりそうにないなぁ…)"
猫同士の争いに割って入れば怪我をする。そんなことは重々承知している。ましてやその猫が、人一人ほどの大きさで、自分よりも遥かに力が強い上で銃火器まで持っているとなれば、それはもう怪我では済まないだろう。つまり、先生には現状を見守るという選択肢以外が存在しないのだ。
いざとなれば間に割って入る用意をしつつ、夕食の献立を考えていた時だった。
「ナーーオ」
目の前の二人とは違う柔らかな声が聞こえた。
足元を見ると、一匹の黒猫が先生をジッと見ていた。
"どうしたんだい?こんな所で"
先生がそう言いながらしゃがむと、黒猫は先生の足に擦り寄って来た。
"(野良猫にしては随分人慣れしてる…でも首輪は無いし…元飼い猫、それか脱走猫?でも目立った怪我は無いし、酷く痩せてもいない。健康状態も悪くは無さそうだ。誰かから餌を貰っているのかな?)"
「ナーン」
そんな事を考えながら黒猫の鼻先に手の甲を差し出す先生。黒猫はそれの匂いを何度か嗅いだ後、先生の手に自分の頭をぐりぐりと押し付けて来た。
"ふふっ、可愛いなぁ"
「私はこの前先生とスイーツ食べに行ったし!その時に『カズサと食べるスイーツは美味しいな』って言ってもらったし!」
「スイーツスイーツって、あんたの話そればっかりじゃない。どうりで私が『手料理』を作ってあげた時『キキョウの料理は落ち着くなぁ、彩りも良いし、味付けもちょうど良くて…』って言ってた訳ね。いっつも甘い物ばっかりだから飽きられてるんじゃないの?」
「ハァ?!そんな訳ないでしょ?先生だって楽しいって言ってくれてるし、て言うか手料理が落ち着く味って、年寄り臭いって事じゃないの?実家の味…みたいな?確かにあんた、実家のおばあちゃんみたいな匂いしそうだものね」
「へぇ?」
「はぁ?」
「「…」」
「私は『毎週』シャーレに行く度に服装とか髪型とかメイクとか、『可愛い』とか『似合ってる』とか褒めてもらってるけど?」
「可愛いって…それって小さい子に言うやつじゃない。一生懸命お洒落して大人に見せに行って、そこで言われる世辞みたいなものでしょ?あぁでも確かに、あなたって子供っぽいものね」
「は?なに、嫉妬?自分が可愛いって言われた事ないから私に嫉妬してるの?かわいそう、私なんて軽いオシャレでも可愛いって言ってもらえるのに」
「そう。そうね、私は先生に『可愛い』って言われた事は無いわね。でも先生はよく『綺麗』とか『美しい』とか言ってくれるわよ?この前私が化粧をして着物を着た時も『まるで絵のように綺麗だ』なんて言ってくれたし」
「ふぅん?」
「へぇ?」
「「…」」
このままでは埒が開かないと考えた二人は、同時に口を開く。
「そんなに自分に自信があるなら、直接先生に聞いてみましょうか?」
「そうだね、あぁでも先生って優しいから、あんたにも『お世辞』は言ってくれるかもね」
「「…」」
しばらくの睨み合いの後、またしても同時に二人は先生の方を向く。
「「先生…」」
"ふふっ、可愛いなぁ"
その時、二人に電流走る_!
ぐりぐりと押し付けてくる頭を優しく撫でる先生。すぐに黒猫は、幸せそうに目を細めながら喉をゴロゴロと鳴らし始めた。
しばらく撫でていると、黒猫はゴロンと地面に寝転んだ。そして何かを訴える様に先生を見つめている。その視線に従うように、そっと黒猫のお腹へ触れると、起こしていた頭を倒し、完全に脱力した姿勢でまた喉を鳴らし始めた。
"わぁ…お腹を触らせてくれるぐらい私のことを信用してくれたんだね。ふふっ、気持ち良いなぁ"
柔らかな笑みを浮かべながらわしゃわしゃと黒猫のお腹を撫でる先生。
それを見ていたカズサとキキョウは、自分の服の裾を掴みながら先生に近づいて行く。
すると、先生にお腹を撫でられていた黒猫が突然立ち上がった。
"お?…お、おぉ!"
しばらく先生の前を行ったり来たりした後、しゃがんでいる先生の足の上にぴょんと飛び乗った。少し驚きながらも黒猫を両腕で抱き抱え、立ち上がった先生。
"抱っこまでさせてくれるの?ふふっ、良い子だなぁ。よしよし…"
そんな先生の背後には、光の無い目をした二人の生徒が詰め寄って来ていた。
そんな二人の視界に、先生に抱き抱えられた黒猫の顔が映る。
「__ふっ」
その顔は勝ち誇った様な、見せつけている様な表情だった。
「「……へぇ?」」
殺意の籠った目で睨む二人を見て、先生の腕の中で甘えていた黒猫はサッと地面に飛び降りた。一瞬先生達の方を向き、片目を閉じながら舌を少し出した後、何処かへ行ってしまった。
"わぁ、あの子今ウィンクしたよ!可愛いなぁ、また会えるかなぁ?"
ニコニコとそんな事を言う先生の両肩にカズサとキキョウの手が置かれる。
"ん、あれ?二人共、決着はついたの?"
未だ笑みを浮かべながら振り返った先生の表情は、一瞬にして青ざめた。
「先生?」
「ちょっとお時間いただきますね?」
その日のシャーレは、珍しく仮眠室の明かりがついていたと言う。
はい。大変お久しぶりなssです。疲労がとんでもない…あと余裕で1時間以上かかってますね。皆さんマジでどうやってあの速度で投稿してるんですかね?本当に同じ時間軸で生きているのか疑問です。
カズサさんとキキョウさんの言い争い…思ってたよりなんか、怖い感じになりましたね。ちなみに私はキキョウさんからは落ち着く、花の様な匂いがすると思ってます。でも猫みたいな匂いでも良いな…。
二次創作でブルアカを学んだのでおかしなところがあるかもしれませんが、悪しからず。
やばい、新しい扉開いちゃう…
ようこそ、、、、『こちら側』へ、、、、、、。
やっぱり吸血鬼先生概念は考えるよなぁ…シチュをいくつも考えられる。
ssその2
…今日はレッドウィンターとの定期報告会。
まぁいつもクーデターで忙しいから
大体途中で打ち切りになってしまうのが
多いのだが…
”…さて、今日は大丈夫かな…”
事務局に入るといつも迎えてくれるトモエの
姿が見当たらない。
”…?”
仕方ないので事務室に一人で入ると
チェリノがポツンと1人でお昼寝をしていた。
チェリノ「むにゃ…いちごプリンは…うひひ…」
その時先生の脳内に広がる爆タヒした記憶…
🟦🟦🟦🟦🟦 🟦🟦🟦🟦🟦
🟦🟦🟦🟦🟨 🟦🟦🟦🟦🟨
”OKアロナ?アロナ殴っていい?”
🐳「ファッ!?ウーン…(絶命)」
”…きて、チェリノ起きて”
チェリノ
「むにゃ…ってカムラッド!?どうしてここに…」
”いや、定期報告会で…”
「そうなのか…?ちょっと待ってくれ…」パラパラ…
「あ、ほんとだ。申し訳ない、今日は
1年に一度のお仕事おやすみデーなのだよ…」
”じゃあ今日はチェリノもお休みの日と…”
「いや、折角来てくれたんだ。
レッドウィンターの方式でもてなそう。」
「…飲み物だけでいい?
なら牛乳がどこかにあったはず…取ってくる。」
そうしてチェリノ1人でのもてなしを
待つことにしたのだが大きな物音がしたので
音がした厨房に急いで向かった。
”チェリノ大丈夫!?”
そこにはコップを床に落として全身牛乳まみれの
チェリノの姿があった。
「うぅ…こんなはずじゃ…(クズッ…)」
話を聞くとテーブルが高くジャンプしながら
準備をしていたらバランスを崩し
牛乳パックもろとも倒してしまったようだった。
”…一旦お風呂で洗う?”
「それもそうだな…
すまん迷惑をかけてしまって…」
”(すっかり落ち込んじゃってる…)”
「…一緒に入ってくれないか?
1人だと出来なくて…」
”(!?さ、流石に生徒とは…)”
「カムラッドなら信用できるのだ…」
…なるべく見ないようになるべく見ないように…
”…わかった。”
…脱衣場にて…
「…どうした?そんな角でモジモジして…」
”あ、いや脱いだのなら先行ってて”
「あ、うん。わかった。」ガラガラ…
浴場に湿度が強かったが入ると誰もいなかった
のか小さい肌色の背中はすぐに見つけた。
「待ってたぞ、早く洗ってくれ。」
鏡越しでチェリノの一糸纏わぬ姿が見えるのだが
なるべく見ないようにしながら
しっかり洗ってあげた。
🍌「耐えるのだ…」
〜洗い終わった後…
「…ありがとう、
カムラッドがいるとやはり安心する…」
そう言うと一糸纏わぬ姿で抱きついてきた。
”!?チ、チェリノ!?それはマズい…”
「?なにがマズいのだ…」
🍌「ごめん無理ぽ」ムクムク…
「うぉ!?固くなったぞ!!どういうことだ…」
「…ちょっと心配だから見るぞ」カチャカチャ…ボロン
「!?これが…」
”ごめんチェリノ!!もう限界!!”
…前戯は想像してくれ…
”挿れるよ…”
「あぁ…しっかりな…」
ズプ…
「ん゛っ♡」
”ごめん大丈夫!?”
「うん…続けて…」
ズププ…
🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞
💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡💡
「カムラッ♡ん゛」
”イくッ”ドピュッ
🍌💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦
「ハァ…ハァ…責任…しっかり取ってくるんだよな♡」
nice👍
いやホント、このために書いたssだけど
初心者で下手っぴで期待させといて
これでホント申し訳ない。
ヤンデレキサキです。どうぞ。
始まりは先生と仕事をしてる時じゃった。
「おっと。」
妾は少し視界が鈍るとその場に倒れてしまった。
"キサキ…!"
「安心せい。ただの立ちくらみじゃ。」
"でも…"
「大丈夫。それ、もう立てるようになったぞ。」
"やっぱり心配だな…"
「妾は先生が思っておるよりは頑丈じゃ。」
"それでもキサキに何かあったらと思うと私は悲しいよ…"
「先生にそれだけ思ってもらえるだけで十分妾は幸せじゃ。」
"キサキ…!"
先生は妾を抱きしめた。
「!?先生…!?何を…」
"あ、ごめん。思わず…"
「無意識に抱きしめたというのか?こんなこと…他の玄龍門の者に見られたら其方は極刑じゃな。」
"ご、ごめん!嫌だった?"
抱きしめる力を弱め離れようとした先生の腕を取る。
「妾は構わぬ。…もう少し続けてくれ。なんだか落ち着く…」
"そう?じゃあ続けるね…"
「ありがとう…」
「本当にありがとう…先生。妾のために…」
"キサキのこと、なんとかしたいって思ったのは本当だよ。何かして欲しいことがあったら遠慮なく言ってね。"
「そ、そうか。なら…また抱いてくれぬか。」
"それがキサキの頼みなら。"
「…なら、頼む。」
そうして先生はいつしかシャーレへと戻り自室で1人の妾は先程の余韻に浸っておった。
あれは…甘美な一時じゃった…普段取り繕っている妾の弱い所を先生が埋めてくれるような感覚で…あれをこれから何度も味わえるというのか。考えただけで極楽じゃわい。これからは仕事で疲れた日にでも頼むとするか。
最初は一ヶ月に一度ほどじゃった。
「また何度もすまぬな…」
"いいよ別に。キサキは本当にこれが好きなんだね。"
「ああ。大好きじゃ。」
しかし次第に2週間に一回、1週間に一回、3日に一回と頻度はどんどん増えてきておった。最終的に今ではほぼ毎日になっておる。
何度しても鼻の先に広がる彼の香りは格別じゃった。彼がつけてる香水の香り、柔軟剤の香り、そして少しの女性の残り香でできたそれは妾の鼻腔を虜にすることなど造作もないことじゃった。かすかに聞こえる先生の心臓の音を聞くと心が安らいだ。
妾の安息は先生との抱擁になっておった。
その日は忙しかった。
暴動の鎮静は本来妾の仕事ではない。しかし先の事件で失いかけた妾の門主としての信頼を取り戻すには仕事と強さを評価してもらう他ないため仕方がなかった。
活動の限界時間を超えて外に出ておった日もあった。
深夜11時46分。玄龍門での全ての仕事を終えた妾は立っておるのも辛かった。
今日は…疲れた。またあれを頼もう。あの瞬間こそ妾の生き甲斐というもの。
「ごめん。今日は仕事が立て込んでて山海経にいけそうにないや。」
送られたモモトークのメッセージから妾は現実を直視した。
そうじゃったそうじゃった。彼の方はシャーレの先生。ここ山海経だけでなく数多の学園を行き来する超人の再来。
彼が妾に会えぬ日などあるに決まっておる。あのような約束を取り付ける前は会えぬ日の方が長かった。
じゃが疲れを取りたいのもまた事実。
他のもので代用できないか試してみるか。
「ミナ。一度抱きしめてくれぬか?」
「えぇ!?突然どうされたのですか!?そんな畏れ多い…」
「妾の命じゃ。やれ。」
「は、はいい!」
ミナは弱々しく腕をこちらの体に回した。
「……」
「えと、どうでしょう。」
何か、足りぬな。
落ち着かぬし力の加減がなっとらん。硝煙の匂いも仕事の空気になる手前、リラックスできんわい。やはり先生でないとこの役は難しいな。
「もうよい。離してかまわんぞ。」
「は、はぁ…」
「妾はもう上がる。お前ももう今日は帰ってよい。変なことを頼んですまなかったな。」
「り、了解です!私でよければいつでも!」
「ああ、ありがとうな。」
もう頼むことはなさそうじゃがな。
なに、なくてもいいじゃろう。いつから妾はそんなに先生に依存しておったのじゃ。明日も早い。今日はもう眠るとするか。
そうして妾はお香を焚き眠りについた。つくはずじゃった。
眠れぬ。震えておる。体が思うように動かぬ。
玄龍門の生徒が皆敵に思えて、いつかこの命尽きる時がもう一刻と迫ってるいるように感じて、いつもなら感じもせぬ不安が体をよぎり眠れぬ。眠れぬ。
こんな時は他のことを考えよう。
先生はどうじゃろうか。今何をしておるのじゃろう。他の生徒と深夜の仕事でもしとるのじゃろうか。もしそうならその生徒とやらが羨ましいのう…その座に妾がおったらどれだけ幸せなことか…
先生を感じながら自分を慰める。
眠れぬ日の夜は常に先生のことを考えておる。いや、眠れぬ時だけではない。妾は常に求めている。先生を。何をしているのか何を考えているのか何を感じているのか何が好きで何が嫌いで誰を愛しておるのか全て知りたい。
妾はいつも彼の方の事を想っておる。
そうか妾は-
先生のことが、好きなのか。叶うならずっと一緒にいて欲しいのか。一時も側を離れてほしくないのか。先生が居らなければ妾は不安になって満足に眠ることすらできぬのだな。
妾はもう先生がいないとダメになってしまったのか。
なら仕方ない。安泰の生活の為、先生には妾の我儘に付き合ってもらおう。
そう、これは妾の我儘じゃ。なんと醜い独占欲。だがこれくらいは求めても良かろう?
"キサキ。今日もハグして欲しいの?"
「それもあるが…今日は別件じゃ。藁人参での一件、新情報が入った手前、其方にも伝えねばと思っての。と、まだ客人へのもてなしの前じゃったな。まずはこれでも飲んでおくれ。」
"それは?"
「ただの粗茶じゃよ。味は保証するぞ。」
"ありがとう。いただくね。"
「それで…その生徒の聞き込みによると…先生?」
"ごめん…なんだか…眠く…"
以前サヤに作ってもらった催眠薬。用途は違えど…こうもうまく効くとはな。さすがじゃ。
「きっと仕事の疲れじゃろう。妾は構わぬからここで寝ててよいぞ。」
そのまま何か言う余裕すらなく先生は眠りについてしまった。
"んん…キサキ…あれ?一体これは?動けないんだけど…"
先生はガチャガチャと手錠を揺らす。
「おお、起きたか。意外にも早かったな。」
"なんで手錠がつけられてるの?それにここは…"
「牢屋じゃ。騙してすまんが其方には今後ここにいてもらうことになる。」
"!?どういうこと?"
「言葉通りの意味じゃ。物騒な言い方にするなら其方をここに監禁する。」
監禁という言葉を聞いて先生は生まれたての子鹿のように震えておる。ふふ。可愛いなぁ。
「安心せい。其方に危害を加えるつもりは毛頭ない。ただ、ここにおってくれ。ずっとじゃ。ずっと。これ以上離れる事が無いようにな。」
「なに不自由は与えんよ。食事は上等。寝床は上質。娯楽も其方の望むものを与えよう。溜まっておるのなら妾が夜の相手もしてやろう。こんな貧相な体は其方の好みではないかもしれんがな。さぁ分かったらまた、妾を抱きしめておくれ。」
「そうじゃ、そうやって…はぁ…やはり…其方との抱擁は格別じゃ。」
先生よ。どうか分かっておくれ。
其方が居れば妾は生きていけるのじゃ。
其方が居らねば妾は生きていけぬのじゃ。
いい!けど睡眠薬入りのお茶が出てきて笑ってしまった……
@@不知火トワ やめなって!ヤンデレssで睡眠薬に淫夢要素を突っ込むのは恥ずかしいんだよー!
@@不知火トワ 🤖❗️
@@YOSHI-egg678やめなって!
もしかしたらマッシブーンが先生やってるかもだろ(脳内でタイトル想像してたら出てきた概念)
コメントの数が狂ってる...流石祭り
ヤンデレナギサss、書けてる所まで出しますわ
トリニティ・テラス
「お久しぶりです、先生、お待ちしてました。」
「やあナギサ、久しぶり。」
「…先生、無理は体に毒ですよ。」
今、私の前にいるのはシャーレの先生、今日は私とミカさんの為にきてくれたみたいです、ですがいつも無理をしてます、前より隈も大きくなって…
「うん…」
「もお、先生、女の子を待たせるのは駄目なんだよ?」
「ごめんね…ミカ。」
「あははー!先生だからいいけどねー!」死なない程度に叩く
「ミカさん…」
(なぜなんでしょう…ここ最近、ミカさんとの行動に苛立ちを感じます…)
「…ちゃん。」
(…これが嫉妬ってものなんですか?)
(もしかして、私は今、ミカさんに嫉妬してるんですか?)
「ナギサ?聞いてる?」
「ナギちゃん?起きてる?カップ震えてるよ?」
カタカタとティーカップが震える
「…ナギサ!」
「え?!あ!はい、先生…?」
「大丈夫?」
「大丈…夫ですけど?」
「もう!ナギちゃんずっと聞いてなかったから心配したんだよ?」
「大丈夫ですよ!」
「ナギサ、何かあったら私に言うんだよ?」
「もう!ナギちゃん、あっ!もしかして、ナギちゃんも先生のことがングゥ?!」
瞬間!どこからともなく!ロールケーキが飛んでくる!
「すみません、ミカさんが…」
「いいよナギサ。」
トリニティ・廊下
セイア「それは嫉妬だろうな、ナギサ。」
「やっぱり…ですか。」
「ナギサ、君はミカのなにに、嫉妬しているんだい?」
少しの沈黙が流れる
「…」
「…わからないんです。」
「わからない?」
「はい、なんで私がミカさんに嫉妬しているのか、わからないんです。」
「ナギサ…わかった、このことは救護騎士団に頼んでおく。今日はもう寝た方がいい。」
「わかりました…セイアさん。」
数日後 またシャーレの先生と茶会をしたが、やっぱりナギサは違和感を感じていた
ナギサの自室
「…やっぱり、変です。」
「もしかして、私は嫉妬してるんですか…どうなんですか…誰でもいいので…教えてください…」
しかしその声は、誰にも届かないのだった
とある場所
私はシャーレの先生、生徒でティーパーティーの桐藤ナギサ、美園ミカ、百合園セイアとお茶会へ行って、帰ってるところ、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した
取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてくる仲間に気が付いて逃げることにした
「はぁ…はぁ…」
ロボ市民1「どこにいった!まだ遠くには行ってない!捜せ!」
「やばいやばい…シッテムの箱も持ってきてない…」
逃げることに夢中になっていた私は、別のところから近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」
私はその男にスタンガンを浴びせられてしまい、気絶してしまった
???
「う…うう…ここ…は…」
確か…誰かに…スタンガンを当てられて…
ロボ市民1「起きたか…シャーレの先生、お前には、今オークションに出てもらう、言っておくが、お前に拒否権はないからな。」
「…何が目的だい?」
「お前は見てはいけないものも見てしまったからな、そろそろ時間か、来い。」
私は無理矢理連れていかれた
連れていかれ、座らされた瞬間、スポットライトが私に当たる
ロボ市民2「さあここで!こいつを競りたいと思います!」
トリニティ
「遅いですね、もうとっくに時間を過ぎています…」
「なにをしているのでしょう…先生は。」
「ここにいたか!ナギサ!」
私が待っていると、息を切らしながらセイアさんがやってきました
「ナギサ…先生が攫われた。」
「?!」
「どうやら、昨日、シャーレに帰る途中、何者かに誘拐されたみたいだ。」
「?!セイアさん!場所は?!」
「わからない…だが、このままだと、今すぐに正義実現委員会にれんr」
「…いえ、私が先生を助けますので、待っていてください。」
「ナギサ?」
その時の私は賛成してしまったが、止めるべきだったのかもしれない
???
モブ1「6000万!」
モブ2「ぐっ…ならこちらは8000万だ!」
ロボ市民2「なんと!8000万も!さあ!これだけの金額を超える人はいますか!!!」
ロボ市民3「?!な、な、なんだと?!」
ロボ市民2「どうしたんだ?」
ロボ市民3「…3億です。買い取り手は、『ティーパーティー』のホスト、桐藤ナギサです。」
ロボ市民2「3億?!じゃあ、これで…」
「ロボ市民3決定ですね…」
ロボ市民2「では、シャーレの先生は3億で落札です!これにて終了です!!!」
現在、ここまで書けてます
@@陸八魔アル夫 先生に本心を伝えられないところが最高にナギサって感じでもどかしい〜
キュンキュンしちゃう
@@YOSHI-egg678続きあるんですけど今これが限界なので、いつかまた出しますわ
ホゲホゲギエピァ!!!!!!!!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
吸血鬼すぐ死ぬの主人公みたいな体質だったらギャグSSだったのに・・・
カズサはそのうち容器に入った血を渡してきて何かと思ったら生理の血なんだよね
生物は命の危機を感じた時に本能的に子孫を残そうと反応するとかしないとか…
猫は首の後ろを噛む(掴む)と動かなくなるよね。
母猫が仔猫を運ぶ時とか、オス猫がメスと交尾❤する時とか
メス猫とヤる時に、首筋の後ろからカプリ❤と甘噛みすると
征服されちゃう感とか、新たな扉が開いちゃう! ...とかあると嬉しい。
ほぉ…吸血鬼ですか…これは中々、うっ…私はこのSSに感謝しなければならない。
今日という日をどれほど待ち望んだか
やっべぇネタが思いつかなかった
この動画見てたら悪魔城ドラキュラのCM流れたんだけどw
ベアトリーチェ「私がロイヤルブラッドを求めた理由がよく分かったでしょう?」
先生「“くっ…同意したくなかったがせざるを得ない。”」
吸血と行ったらやっぱ耳たぶからだよなぁ…CV鳥海浩輔
4:36 謎の不協和音
あるボカロPさんの吸血鬼みたいな曲を初めて聴いたときの興奮を再び感じました。
よし!これも総集編を作ってもらおう!
先生人外化概念好き
腕とか4本あって欲しい
マエストロもそう思います。
食人鬼化とか誰か書いてよ
先生を生かす為に自らお肉を捧げる可愛い生徒達が見れるぜ!
@@saki_ks_0927先生「アマゾン!」
私は━━━ 「喰種」だ
彼岸島と同じで吸血すると快楽が襲ってくる概念!?しかも物語シリーズの吸血鬼とのハイブリッド吸血鬼!?
(極度の飢餓状態)先生「私を救うだと?、ふふふ笑わせてくれる 神など存在しないというのに……」
こぉの先生がァァァア!〜3部処刑用bgmを添えて〜
先生「下がっていろ、危ない」ヴァルマンウェ二刀流
ベアトリーチェ「ふん、そんな剣二本で何か出来るものですか!!」
コメント祭りに参加している余裕は無かったです。
SS書いてます……1/65
1/65とかいう絶望の数字本当に草
間に合うかな〜?頑張れよ
????「後日談、と言うか今回の落ち、」
めちゃめちゃテキトーにすんごく雑にぐちゃぐちゃだけど先生死ぬ夢見たSSを書きます初めてだからおかしくても許してね
目が覚めた。ふとベッドのそばにある時計に目をやると7:30と表示されていた。いつもならば5:00には起きているのだがどうやら寝坊したようだった。なんの変哲もない日に寝坊してしまったのなら飛び起きて支度をするだろうしかし今日はその気になれなかった。
私が所属する委員会の1人に「寝坊したから少し遅れる」という内容のメッセージをモモトークに送信しゆっくりと体を起こし支度を始めた 顔を洗い長く手入れの大変な髪を整えゲヘナの制服を着る、
ふと今日見た夢を思い出した…
先生が撃たれ4んでしまう不謹慎にも程がある夢だ
自分の頭では夢だと理解していてももし何かあったらと考えてしまう。先生は銃弾一発で致命傷ましてや4んでしまう…もし見たものが夢でなかったら…その先を考えようとした時私の部屋のドアがノックされた。
コン コン
「ヒナ委員長!大丈夫ですか⁉︎」
そうメッセージを送った相手、天雨アコの声が聞こえてきた。
「開けて大丈夫よ」そう私ー空崎ヒナが答える。
ドアが開く
「珍しいですねヒナ委員長が寝坊なんて。大丈夫ですか?」そう尋ねてきた。
「大丈夫よ少し疲れが溜まっていたのかもしれないわ」そう答える朝見た夢のことを悟られぬように…
机の上に置いていた風紀委員の腕章をつけアコと共に委員会の仕事へ向かう。
仕事を始め書類などを片付けていた時、温泉開発部がー美食研究会がー半グレがー次々とトラブルが舞い込んでくる。
ここはゲヘナ学園こんなことは日常茶飯事だ、いつものように鎮圧させていたしかし私自身はいつものようにはできなかった…朝見た夢が発砲音がするたびに頭の中でフラッシュバックに似たようなことが起こるからだ。
一通り鎮圧をしするとアコが
「ヒナ委員長本当に大丈夫ですか?」
「え?」
「今日のヒナ委員長どこか変ですよ」
そう言われた。
「そうかしら?」
「はい、どこか躊躇っているような悩んでいるような感じがします」
確かに今日の私は先生のことばかり考えていた
「何か悩みがあるなら話してください。もし私に言いにくのなら先生の元へ行って相談されても構いませんよ。残りの仕事は私たちが行なっておきますので。」そう言われてしまった。
そんなことするのは申し訳なさを感じつつも先生のことが心配で仕事に集中できていなかったことも事実だ。
どうするべきか悩んでいたが集中できていない状態で仕事をしても迷惑をかけてしまうかもしれないと思い、アコに言われた通り先生の元へ向かうことにした。
一度部屋に戻り荷物を下ろす時計に目をやると11:30を示していた。
いつもならばいつもより少し軽快な足取りでシャーレへ向かうのだが今日は足取りが重くついた頃には13:00になっていた。
扉をノックする。返事がない…
「どうしたのかしら…」
もう一度ノックをする。やはり返事はない…心配になった私は「先生、入るわね」そういつもより少し大きく、震える声を出し扉を開ける。
そこにはーいつもと変わらぬ執務室の姿があった、私の視界の中心の少し右にパソコンがありその隙間から彼の姿が見える。
彼は少し驚いた顔で「やぁ、ヒナこんな時間に来るなんて珍しいね」そう言った その声を聞きとてつもない安心感に襲われ少しの間その場を動けなかった。すると彼は立ち上がり私のそばに来て「どうしたのヒナ、何かあったの?」 そう言われ岩のように固まっていた足が動き出した。
彼は私をソファに誘導し座らせどこかへ歩いて行った。戻ってきたか彼の手にはコーヒーカップを2個持っていた「ブラックだけど良かったかな?」聞いてくる「えぇありがとう先生」そう答えるー
ー突然のことで驚いた。ヒナがこんな時間にシャーレやってくるとは思っていなかったからだ。彼女の所属する風紀委員会はキヴォトスの中でもかなり治安の悪いゲヘナの治安維持組織だ。そんなゲヘナの最高戦力と言っても過言ではない彼女が今までシャーレに来ていたのはオフの日か夜遅くだけだったからだ。だから何か悩みや問題があるのかと思い尋ねてみた。
「ヒナ何か悩みなどがあるなら話してくれないかい?力になりたいんだ」
そう言うと彼女は口を開き「先生…元気?」「誰かに撃たれたりとかしてない…?」と今にも泣き出してしまいそうな顔をし尋ねてきたー
ー突然押しかけ訳のわからない質問をしてしまった。すると彼は少し考える素振りを見せ何か納得したような顔をした「私はいつも通り元気だよ。少し寝不足かもしれないけど。」と微笑みながら返答した。その答えを聞き今にも泣きそうになってしまう、でも泣くわけにはいかない。こんなくだらない質問をした挙句困らせてしまうわけにはいかない、そんなことを考えていると彼は「ヒナは私が4んでしまう悪夢でもみたのかな?」と聞いてきた。
ドクリ と心臓が鳴ったのがはっきりわかった「先生はなんでもお見通しなのね」そう答える。
「今までも何度か似たようなことを聞いてきた生徒がいるからね」「確かに私は銃弾一発で4んでしまうかもしれないけど君たち生徒がみんな卒業するまでは4ぬつもりは一切ないよ」そう言われる。「くだらないことを聞いてしまってごめんなさい先生」ー
ーくだらないこと…「ヒナからしたらくだらないことかもしれないけれど相談してくれて私は嬉しいよ。どんなちっぽけな悩みでも手伝って欲しいことでもなんでも遠慮なく言って欲しいな私はみんなの"先生”だから力になりたいんだ」
すると「…して欲し…」「ごめんヒナもう一度言ってくれる?」「抱きしめて欲しい…」そう言われ彼女を優しく力強く抱きしめるー
ー暖かい…手が大きい…なんで本当にくだらないことを考えていると「ヒナ、これからも何かして欲しいことがあったらなんでも言ってね」
そう言われて私は泣きながら「…うん…」そう力強く頷いた。
〜fin〜
初めて描いた感想だけど長くね?なんかアドバイスとかあったらすごい欲しいです。評価も欲しい…あと書くかわかんないけどリクも受け付ける…マジでやるかわからんけど
ヒナかわいい
互いに説教猫になる黒猫ズが、
脳内イメージに浮かぶんだが(笑)
ヒヨリは除湿剤だよ、さっきまでの湿度が一気に晴れた
ガブガブはしません。
一度歯が入ったら
スゥゥゥゥゥゥゥウ
めっちゃガブガブしてそう