「パーフェクトデイズ」は公開初日に鑑賞。とても面白く見ました。見ていて絵が美しくほんとに心地よい。また主人公の平山の生活はミニマリズムのような美しさがあり、ある種の理想として眺めているだけで飽きずに見れました。わたしも今年の日本映画のベスト10に入れるくらい好きな作品になりました。 ただ、やはり彼のような生活は理想で、竹内さん、酒匂さんが仰られるようにある種の現代的ファンタジーだと私も思います。そして平山のバックボーンがあまり描かれ無いところに、わたし達の想像が膨らむ楽しさもあったのかなと思います。 音楽の使い方も素晴らしく、竹内さんが思い出せなかったOtis Reddingの「The dock of the bay」やThe Kinksの「Sunny Afternoon」とか映画内の状況に合わせた選択がされていたり(オープニングで最初にオリジナルのAnimalsのThe house of the sunは流れてました!)アオイヤマダさんが出てくるところではPatti Smithの「Redondo beach」とか中野有紗さんの時はVan Morrisonの「Brown eyed girl」そしてラストがNina Simoneの「Feeling Good」とか実に作品の流れに沿った選曲がされていて、すごく良かったです。OSTが出れば買いますね、これは。 竹内さんのご指摘されていた小津安二郎へのオマージュですが、二人で空を同時に見上げるところは明らかに「麦秋」の菅井一郎と東山千栄子だし、役所広司が突然アオイヤマダにキスをされて目を白黒させるところは「晩春」の笠智衆と月丘夢路のそれで、随所で感じることは出来ました。ただ描いている作品の内容は小津安二郎よりも山田洋次に近いかなと思いました。 あがた森魚がなんと歌わずにギターの伴奏をしてたことにおおっ!となりました。竹内さん「赤色エレジー」ありがとうございます(^^)/
遅ればせながら今日観てきました。色々思ったことはあるんですが、PERFECT DAYS と言うルーリードのアルバム名がタイトルになっているのと 姪っ子さんの名前がニコだったところに、ルーリードへのオマージュもあったのかなと思いました。 浅草駅のお店は、福ちゃんと言う焼きそば屋さんですね。渋い空間ですよ。
清掃やってる物です。ゴミを手で拾う、便器を拭いた手袋のままでペンを持つ、毎日、毎日、やっていると最初は汚いと思っていた物も麻痺して人間慣れてしまい、深く考えなくなります。逆に自然な演出だと感じます。やった事ないから嫌悪感を感じるのです。慣れって怖いですね。コメントも慣れすぎると素人からするととんでもない事を仰ってたりしますよ。慣れって怖いです。それもこの映画から色々読み取れます。繰り返し、思い込み、決めつけ、想像、日常、毎日。自分では気が付かない。箒で掃除してる方は、平山の違いに気がついてる気がします。
手袋をしたまま手を洗えばあっという間に手袋は綺麗になるが…
一番いい感じのコメントでした
箒のオバサンに注目してもう一度観に行くかなぁ
私も同じ仕事しています。饒舌に違和感を表明しているお二人の方にしっくりこないものを感じました。
主人はアメリカ人ですが、字幕付でみて、最後泣いてました。
音楽一つ一つをよく知っていて尚更感動も深かったようです
コメントandご主人のご様子ありがとうございます!
世界中の人々を魅了する傑作ですね!
鑑賞中から平山が、朝玄関からでて空を見上げて微笑むって、いやそんな人いるかぁ?って思ってたけど…そうなれるような境地とか、それまでに何を積み上げてきたのかとか考えたら想像力かきたてられるし、朝笑顔で出勤できる自分になりたいとも感じました。
鑑賞後からそんなことをいろいろ考える、気付く作品かと感じました。万人向けではないと思いますが、いろんな方の意見を拝見したいです。
アオイヤマダさんが平山にキスをして車を降りる際にドア開けて灯る車内灯がどぎまぎする平山の顔をポッと赤く照らす演出が何気に良かったです。
コメントありがとうございます!
あのシーン良かったですね!
小さなカットが後になってジンワリ効いてくる演出。小さなものへの優しい指先の繊細な動き。片桐はいり演じる古書店の鋭い書評。詩的で充足感のある映画でした。
「花は観手(みて)に咲く」とは世阿弥の言葉と聞きますが、本作はまさにそのような映画であったと思います。作品世界の豊穣さが、観手の世界認識に逆照射されると申しますか、観手の生きる日常が実は奇跡的で、美しく光溢れた世界であることを教えてくれる作品だと感じました。平山は私の世界認識さえも"磨き上げ"てくれたというのはややオーバーな表現かもしれませんが、たなびく余韻の美しい逸品といえます!
コメントありがとうございます!
世阿弥の言葉そのものですね!
平山さんの人生をずっと見てられるなぁ この映画めっちゃ良かったですね 日常生活の積み重ねだけどそうではないのが人生の面白さなんですね 兎に角あっという間の2時間でした見て良かったと心から思える映画でした
役所広司の一日がチェロかコントラバスで奏でられる主旋律であり、そのうえを他の登場人物がバイオリンやフルートなどで軽やかに絡んでいく変奏曲のような豊潤な映画でした。
役所広司さんを愛でる映画です。トイレ清掃員の日常を淡々と描き、セリフもほとんどありません。役所さんの圧倒的な存在感、いや実在感だからこそ可能の作品です。本当に凄い役者です。
平山はひとりで安アパートに住みトイレ掃除を仕事とする人で、親しい友人もいなくて、客観的に見ればとても幸福とは思えないけど本人とっては至福の日々なんだろう。最後の長いシーンでそれが分かる。
人生は木漏れ日のように日向(幸せ)と日陰(不幸)が繰り返しおとずれる。最後のメッセージでやっとわかった。
夜、照明の光で影踏みして遊ぶシーンは象徴的。
新旧の対比も面白い。スカイツリーと木造モルタルのアパート、オシャレなトイレとそれを掃除する初老の男。昔ながらの銭湯、地下街の飲み屋、古いコインランドリー、古本屋、そしてカセットテープの音楽。令和の中の昭和が溢れている。それが観ている中高年には心地いい。
いい映画です。
コメントありがとうございます!
私も同じように感じました。
とんでもない宝物を見つけてしまった痛快な感動が心地よい。
ラストシーンの役所広司のワンシーン垂れ流しの絶演は筆致に至る歴史的奇跡です。
音楽が全部知っている曲で、アレっこれって探っているのが昭和洋楽フリークにはワクワクキュンキュンでしたー。
個人的には同業者なので、刺さり方は深かったですね。
自分の好きな映画を竹内さんが褒めてくれるのが意外で嬉しい。
日常に起こる小さなことが積み重なるだけで、ほとんどストーリー展開がないこの物語。
それなのに見ている間ずっと幸せで、楽しく、感動しました。
映画好きだけでなく、普段あまり映画を見ない人でも、同様に感じているようです。
物語のない物語がなぜ面白いのか、私にはうまく説明できないし、一体どうやればこんな作品が撮れるのか、想像もつきません。
優れた芸術家の感性に圧倒される思いでした。
コメントありがとうございます!
物語のない物語の面白さ!映画の多様性ですね。
うわぁ。シャンテでは拍手があがったんですね✨Tさんがうらやましぃです✨
地方住みなので、次に上京したら、浅草のあのお店で一杯呑んで帰ろうと思います。
それにしても、最近の東京の公園のトイレって、ハイカラなんですね。
ちょっと使ってみたくなりました😸✨
わたしも職場のトイレは自分達で掃除するので、前よりも丁寧に掃除するようになりました。
平山は果たしてそんなに幸せなのか?に関しては竹内さんと全く同じ感想を持ちました 「こんな風に生きていけたら」はあくまで宣伝文句でしょうね 偶然にも笠智衆が平山を演じた「秋刀魚の味」を連続で見て、この二人が余りにも対照的な設定なことに気づいた 年齢だけがほぼ一緒、笠智衆平山は家族がいて役付サラリーマンで一戸建てに住んでいるが、役所広司平山は家族がいなくて雇われ清掃員でおんぼろアパートに住んでいる ラストも対照的、笠平山は希望が叶って娘を嫁にやれたのに寂しそうで、役所平山は寂しそうでありながら幸せそうでもあるのはそもそも彼には失うべき家族もいないからですよね?そして小津安二郎は生涯独身でしたね ウチの今年のモスト・フェイバリットとなりました 古レコード屋店主が松居大悟監督で、フィルム現像所の店主が翻訳家の柴田元幸で、古本屋の店番は犬山イヌコ!フォークナー、幸田文、パトリシア・ハイスミスを読みたくなった 竹内さん、"sitting in the morning sun🎶"はオーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」ですよ
酒匂さんの感想に同意です。
淡々としてるのにずっと見てられる。
ただ平山さんが過去に納得して今の生活を送っているのかどうか。
それが口数の少なさにつながっている気もして、寂しい人生でも
あるのかなと個人的に感じました。
と、いう感じに見る人それぞれが観終わった後に考えさせられる作品でした。
そして、またエンドロールは最後まで観るべきだと思いました。
エンドロールの最後の一文を観るか観ないかで余韻の大きさも違うのでは無いかと思いました。
最後の一文まで楽しませてもらいました。
平山さんにやたらに話しかけて「無口だなあ」と言っているのは怠け者の後輩。普通の先輩なら毎日怒鳴り付けて、下手をすれば手を出しているだろうが平山さんは知性と教養が邪魔して黙っているのでは。
平山の生き方、羨ましいですよね。
幸せそうでした。
確かに過去に色々あった感じですが、今は楽しそうだから良いと思います。
今日観てきたばかりので、動画アップ嬉しいです!
今年はシネマサロンのおかげで沢山良い映画に出会いましたが、『PERFECT DAYS』は邦画ベストになりそうです。
なんとも心地よい空気感の映画でした。描かれていない平山のバックグラウンドに思いを馳せて、鑑賞後もずーっと余韻たなびいています。
パンフレット買おうと思ったら売り切れでした💦他の映画館回って探さなければ。
自分の立場からは、めっちゃ羨ましい生き方していらっしゃる。
皆と程よい距離感で、煩わしい人間関係や面倒くさい付き合い方もない。
ある意味、世の中の嫌なしがらみから逃げてしまった人にも見える。
世捨て人のような感じだけど、社会生活は一応しているから世間に馴染めないオッサンが好きなように最小限に気ままに生きている。
でも、それでも女性や少女にもモテるのは役所広司が演じている平山だから。
オッサンが夢見るお伽話な映画だった。
幸せな映画とは思えない。ほぼ自分と重なる。最後のワンカットは、観客によって感じ方が違うだろう。顔のアップは鏡の役割。彼の涙は私の涙。それでも生きるしかないよね。同じ世代、同性には自分の事にしか思えない。悔恨と諦念と失意の人生を最後までやり切るさ。
映画自体が写し鏡かもしれませんね。
平山さんは自分のために泣いているのではないと思う。
@@信子大沢-x5h
自分の為に。それは自分の事を思って、と言う意味でしょうか?例えば、父であったり、妹であったり、別れた妻?であったり、他人の事を思って泣いたと言う事でしょうか?そうであっても自分との関わりのある人を思う訳だから同じことかと。
平山さんには「影が重なると濃くなるんだよ」という信念がある。一人一人の存在が決して無駄にはならず、他者との接触によって濃くなり、深みを増し、全体として豊かな木漏れ日を形作るという世界観。だから一瞬一瞬を楽しみ喜びつつ生きることが出来る。
@@信子大沢-x5h
私は、平山が今たどり着いている生活は、悔恨や諦念の上に選んだものであろうと思います。そしておそらく現代の日本で高齢者と呼ばれる人が30%近くなっていて、平山のような生活(独居でバイト生活)をしている人は少なくないと思います。それは「望むべき境地」として、憧れることなのかという疑問です。私は平山の生活に共感します。人とも社会とも深く関わらず、しかし適度に関わりミニマムに暮らす。気持ち的には、そんな生活で良いとも思います。しかし、ラストカットで長回しをし、落涙させた監督の意図的な演出は、非常に批判的に感じたのです。それが1分程度であれば、そんな気は起きなかった。けれどあの長さ。私は西洋人のなかでも合理的なドイツ人の監督は、このスポンサーがいる映画に込めた、日本を愛する上で問いかけた強いメッセージのように感じたのです。内面的にはこの生活は充実している。しかし、それで本当に良いのか?死ぬまで引きこもっているのか?それで社会は良くなるのか?この映画は大きな誤解を受けているのではないか?私はそういう気分です。
映画観終わった後に、その作品の動画を観させていただいて、一緒に感想を話している気分になっております。
今回、1人では気付けなかったような部分にも気付かされました!!
Tさんの感想も好きです!
嬉しいコメントありがとうございます!
引き続き応援よろしくお願いいたします!
先日妻に連れられて映画館で見て号泣してしまいました。
perfect dayを歌ったルーリードも、平山と同じで世間からの外れもの、ストレンジャーですよね。
でもルーが生まれながらの外れものだったのに対して、平山は自ら選んでドロップアウトした。
そして彼は元々ものすごく恵まれた境遇にいた人だったと思います。ある意味王子のような人だったのでしょう。
だからこそ教養があり、所作も美しく心にも余裕がある。
何よりもルックスが格好良くて、異性にモテる。
生まれながらの底辺の人には、あれはできません。
それも含めて平山が羨ましいですね。
ラストがホラー映画のパールと全く同じ手法で
全てを語るのはお互い凄かったわ
というか おじさんがトイレ掃除をするだけの映画で何も起きないしセリフも少ないのに飽きずに見れるとか驚異的だし(見たものと感情を全てセリフで言うゴジラと対極だよね)
この内容で面白く作れる監督って居ますか?ってレベルの話ですよ
コメントありがとうございます!
おっしゃる通りなかなか創れないと思います!
二回目の鑑賞。グランドシネマサンシャイン池袋、満席でした。二回以上観るのは、その時間、空間で過ごしたいからですね。二回目も期待通りの心地よさでした。
劇場情報ありがとうございます!
都市型のヒットかもしれませんね。
この映画について語りたいことは本当にたくさんあります。
そんな映画でしたね?
まず、ダイハツだ‼️はタイムリーすぎて気になりました。
あと、地方なのですが、宣伝凄かったです。公開初日の新聞の見開き一面がパーフェクトデイズでした。
みんさんの手のCM、みました。
話したいことがいっぱい❤
平山は私です。
電通さん絡んでると広告パワーも凄いんでしょうね。
竹内さんおっしゃるように、平山の過去には、多分家族の中に相当過酷なことがあり、それを経て、やっと自分の居場所を見つけたように思いました。ですから、トイレ掃除という、かなり苦労もあるだろうけれど、ものともしない、と思いました。「すばらしき世界」もそうですが、平山の役所広司が本当に素晴らしかったです。
私は夢の内容から「妻子を悲惨なかたちで失ったのかな」と思いました。
「枯れ葉」を先に観たので、鑑賞後に似たような気持ちになったことを思い出しました。いろいろあった過去を乗り越え、微笑みがこぼれる、そんな日常がとても心地よく穏やかな気分になれました。ただこの映画は多くを語らずに多くを語っていて、木漏れ日の美しさはまさに日本、小津 安二郎のオマージュとヴィム・ベンダースのファンタジーの世界でした。
素晴らしい作品でしたね。
興行も堅調のようです。
本当に素晴らしい作品でした。
シネマサロンを観てなかったら、見逃してたかもしれません。有難うございました!
平山が触れた迷子の手を拭かれたがバイバイする子供にほほ笑むシーン、この映画を象徴としていて大好きです。東京画を思い出しました。あと缶コーヒーはやっぱりBOSSなのね(微笑)。
トミー・リー・ジョーンズがいつカメオ出演するんだろう、と思いながら観てました(笑)
パブリックスペースのトイレ掃除をしたことがあります。臭いや汚さは仕事と割り切って気にならなかったのですが、「清掃中」と書いてあるにも関わらず入ってくる人が多いのが許せない思いでした。
使用する人達は清掃員の気持ちや仕事内容を無視しているけれど、主人公の平山は諦めているのか淡々と対応しているのが一番心に残りました。
ただ欠員の穴埋めで残業させられて怒っているのは意外でした。自分の私生活を仕事に侵食されるのは嫌なのですね。
年末年始も休みなく清掃しているだろう平山に思いを馳せました。
皆さんのおかげで快適な社会が作られていますね!
何のためのトイレなのかと考えると、清掃より使用が優先なのは当然ですよ。その辺で漏らすと逆に掃除が大変です。電車や駅の構内で混乱することもありますよね。
平山さんがキレたのは、体力に限界があることを知らせる必要があったからでしょう。
田中泯のショートフィルム(9分)はTITFで観ました。手だけのCMはその時に撮ったものかも。(どちらも三宅純の曲を使ってました。三宅さんはPINAの音楽を担当されてたので、そのご縁かも)
まさに木漏れ日を体現したような泯さんのショートフィルム、素敵でした。
配信で観られるようになるといいのですが…。
ニーナ・シモンがかかるラストショット、平山とシンクロして思わず泣き笑い。
鑑賞後、なんでもない日々が愛おしくなりました。
(Feeling goodはマイケル・ブーブレのverも最近は有名ですが、ニーナ・シモンの方で心底良かったと思いました😅)
個人的には、いつもの居酒屋が激混みで、甲本さんの「おつかれさん!」も言ってもらえずに隅で小さくなる平山にグッときました。
酒場でままならないこともあるけど、それもまた人生だなあと非常に共感しました笑
登場人物の色々な部分に自分みたいな要素が少しずつあるような気がして、独特な親密さが鑑賞後に残ります。
くたびれた時にまた観たくなりそうです。
三宅さんNHKのドキュメンタリーで使われたlilieys of the valley がなかなか良かったですね!
凄くいい映画だった😚またみたいな
「パーフェクトデイズ」は公開初日に鑑賞。とても面白く見ました。見ていて絵が美しくほんとに心地よい。また主人公の平山の生活はミニマリズムのような美しさがあり、ある種の理想として眺めているだけで飽きずに見れました。わたしも今年の日本映画のベスト10に入れるくらい好きな作品になりました。
ただ、やはり彼のような生活は理想で、竹内さん、酒匂さんが仰られるようにある種の現代的ファンタジーだと私も思います。そして平山のバックボーンがあまり描かれ無いところに、わたし達の想像が膨らむ楽しさもあったのかなと思います。
音楽の使い方も素晴らしく、竹内さんが思い出せなかったOtis Reddingの「The dock of the bay」やThe Kinksの「Sunny Afternoon」とか映画内の状況に合わせた選択がされていたり(オープニングで最初にオリジナルのAnimalsのThe house of the sunは流れてました!)アオイヤマダさんが出てくるところではPatti Smithの「Redondo beach」とか中野有紗さんの時はVan Morrisonの「Brown eyed girl」そしてラストがNina Simoneの「Feeling Good」とか実に作品の流れに沿った選曲がされていて、すごく良かったです。OSTが出れば買いますね、これは。
竹内さんのご指摘されていた小津安二郎へのオマージュですが、二人で空を同時に見上げるところは明らかに「麦秋」の菅井一郎と東山千栄子だし、役所広司が突然アオイヤマダにキスをされて目を白黒させるところは「晩春」の笠智衆と月丘夢路のそれで、随所で感じることは出来ました。ただ描いている作品の内容は小津安二郎よりも山田洋次に近いかなと思いました。
あがた森魚がなんと歌わずにギターの伴奏をしてたことにおおっ!となりました。竹内さん「赤色エレジー」ありがとうございます(^^)/
おお〜これは当たりヴェンダースだったみたいですね!笑
今年のシネマサロンの収録回の中でも屈指の録画時間が、この作品の良さを物語ってます♪
心入れ替え観に行きます
『PERFECT DAYS』
今回〝シネマサロン〟の動画を視聴する前にコメントを書いています
難しい事は分かりませんが
なんだか優しい気持ちになれる作品でした。
ビム・ベンダース監督作品は初めて観ました
〝東京〟の切り取り方が好きでした
これからお三方の評を楽しみに視聴しますw
ヴィム・ヴェンダース
RUclipsに監督インタビューがあり、平山の過去について詳しく語ってくれていました!
情報有難うございます!
スナックのシーンで平山さんが久しぶりに声を出す感じの演技がスゲ~と思いながら観てました。
ラストシーン前の運転するところで多くの車と逆向きに行くカットが良かった
コメントありがとうございます!
あそこ良かったですよね!
平山はこの世界の美しさを知っているけれど、泰然自若な仙人のような人物としては描かれていないところが良かった。シフトの調整をなかなかしてもらえず本部スタッフに思わず声を荒げる平山さん、失恋して分かりやすく落ち込む平山さん、カワイかった(笑)。
Tさんが仰ったように、一つ一つのシーンについて語り合いたくなる映画でしたね。
〇 姪っ子を迎えに来てもらうために銭湯から妹に電話をかける際、なぜわざわざ公衆電話を使ったのかすぐには分からなかったのですが、携帯電話の番号を知られたくなかったのか、と後から思いました。そうだとすると二人の間にできた溝はそうとう深かったようですね(それとも、平山は社用の携帯電話しか持っていなかっただけかも)。
〇 境内でのランチタイム、隣のベンチから平山を半ば警戒して見る長井短さん、可笑しかった。
〇 ダメダメな出来事が続いたタカシ(柄本時生)と友人のダウン症の青年が仲良くしているのを見た後、平山が車を運転しながらなんとも言えない表情でニンマリするシーンがよかった。タカシの良い面を知った平山はさぞかし嬉しかったんだろうな。平山の人となりが伝わってきました。
PERFECT DAYS の意味は「満ち足りた日々」ではないかと
音楽も夢の映像も全体的に好きな作品でした。あんなに一人だけど人嫌いな訳では無いこと、何だかかわいいとこ
ちょっとドキドキしちゃたりするとこ良いですね。妹さんをハグするシーン、友和さんとのシーン泣きました。
この回を見て、見ないつもりでいた本作を見る気になりました。主人公の名前が「平山」と聞いて、「東京物語」以降、小津作品のいくつかで登場人物に冠された名前と同じだということを知ったからです。そして麻生祐未さんが出ていることを知ったからです。
嬉しいコメントありがとうございます!
是非劇場でご覧になってみてください!
大好きな作品です。『怪物 』を差し置いて何でこれを米アカデミー賞にエントリーしたの?って半信半疑でしたが観たら納得が行くクオリティーでしたね。多くを語らないこその深みや余韻が素晴らしかったです。
それにしても1時間近くの収録、お三方がこの作品に魅了されてるのが良く伝わりました(笑)
お察しの通り3人とも魅了されてましたね!
「PERFECT DAYS」は酒匂さんの仰る通り完璧な一日たちだと思います。
言葉として間違っていますがある意味平山の日常を揶揄している感ですかね・・・
平山は姪っ子のニコに過去にカメラをプレゼントしているという話がニコからありましたので
そのあたりの頃はニコの母親とも仲良かったと想像できます。一族経営の中で何かのきっかけで
会社を追われ、トイレの清掃でミニマムな人生を送るようになったかと思いました。
だから本来は、平山にとって不本意なところがあるお話だと推察しました。(竹内さん同様)
余談としておむすび権兵衛ですけれど・・・最近コンビニのおにぎりが値上げされたので
権兵衛と変わらないのですよ!おどろき!!当たり前に美味しくボリュームのある権兵衛を
川崎で映画見るときは食していますw
神社、仏閣と近代的な街並みの融合をしている東京は外国人観光客が驚くようですね!
率直な感想ですが、かなりの映画ファンなら劇場に行かれて満足されるでしょうが、一般層には別に配信やTVで充分ですって思われるだろうなあ…😮一般層には劇場じゃなきゃ大損しちゃうよーっていうインパクトが必要なんですよねー。ノミネートでそれなりに数字は稼げるとは思いますが…。
たぶん、キャッチコピーが何も理解されてない方が作ってる気がしてしまった。自閉症の男の苦しみと葛藤、そして生きることの楽しさが溢れてる感じがしました。映画や文学に少し仮託しすぎな気がしましたけど、いい映画ですよねー。この作品の優れてるのは平山がどこからきて、どこへいくのかを明確にしなかった点に尽きるかと思う。彼は明らかにそうせざるを得ない生き方をしてるから、「こんなふうに生きていけたなら」は完全な誤解というか、意味がわかりません。というのも、わたしの彼女が自閉症で、彼にそっくりだからというのもあります。
コメントありがとうございます!
年齢やバックグラウンド、現状置かれた状況により、受ける印象や感想後感はそれぞれに違ってきますね。
36:35平山は子供と手を繋ぐときは手袋を脱いでました。作業服もタオルも週に一回しか洗わない事から自分に対するケガレは気にしないという人物像なのだと思いました。
コメントありがとうございます!
そういう解釈もありかもしれませんね。
やっと、今日観てきました。観た人、それぞれが感じて観ればよいと思います。私は還暦で障害者ですが、好きです。
コメントありがとうございます!
いろんな受け取り方がある作品ですね。
甲本さんはお店に来た時「おかえり」といい、
ソーダ割りを持ってきて「お疲れ様です。」と言ってましたので
竹内さんもTさんもどちらも正しいです。
缶コーヒーはBOSSでしたが、
他にどこのか分からない期限切れ間近のカップ麺を食べるシーンがありました。
さすがに袋麺のマルちゃん正麺ではなっかたですね。
同じ日に『彼方の閃光』を観ましたが、
使われ方は違えど、
こちらもカセットテープが使われていたのが
印象的でした。
私もカメラでよく木漏れ日写真を撮るので
何となく気持ちが理解できました。
これもまた『彼方の閃光』でも印象的に使われていました。
同じ日に観た映画で同じようなものが使われているのは
偶然とはいえ不思議な感じでした。
映画での不思議なシンクロあるあるですね。
このシンクロ感は大好きです!
「ドライブマイカー」でもカセットテープの車でしたね。候補に上った赤と黄色の二台のうち、赤いほうが古くてカセット式だったのでそちらに決めたそうです。
観てきました!初日だったんでシルバー世代でいっぱいでした。
役所さんの背景がぼんやりしてるのが良かったです。想像の余地がありますもんね。麻生祐未さんとの抱擁がグッときました❗役所さんは良い意味で色がないので、お話の中の主人公にしか見えないのがスゴイですね。朝方の部屋から漏れる紫の灯りが印象的でした😊
紫の灯りは、植物用の紫外線ライトかと思いましたが、どうなんでしょうか。
この映画の対極にある映画を思い起こしました。やたらセリフの饒舌な、そしてやたら豪華な主演級の俳優ばかりを集めた映画。それが駄目だとは言いませんが、ヤハリ映画は【絵】だと思う。“いい絵が撮れた”と言う言葉がそれを物語っていると思いますが、切り取ったショットが一つの絵画のごとく、価値を持つそのような映画が私にとってのいい映画の基準です。ゴットファーザーでの敵対するマフィアを撃ち抜くまでのパチ━ノの不安げな表情。永遠の時を閉じ込めたショットです。その意味で本作も傑作です。
対極気になりますね。
主人公が石川さゆりさんの店に行くのは、彼女に逢いたいからだと思いました。2回めに訪問するシーンでNew Balanceのスニーカーを履いているのを見るとミニマルな生活をしている主人公にとってあの店はハレなんでしょうね。主人公の名前は東京物語の主人公から取ったそうです。ヴェンダースが話してますね
まあそうでしょうね。
三浦友和さんの出現に平山の落胆ぶりが出てましたね。
初めてRUclips拝見しました。
お二人のこと存じ上げないのですが…それぞれが、お互いの話を聞いたら、もっとお話聞きやすいと思いました。
否定しあったり、話し終わる前にかぶらせて話すので
聞きづらくもったいないです。
Perfect Daysを今日見て
この動画にたどりつきました。考察内容は、おもしろかったです!
コメントandご提案ありがとうございます!
作品に入り込むと、ついつい熱が入ります。
他にもたくさん動画アップしておりますのでご覧いただければ幸いです。
ん?パロディではなくオマージュでは? アニマルズの朝日の当たる家もカーステレオから流れてましたよ。で、ちなみに石川さゆりの歌ってたのは、朝日楼(朝日の当たる家)訳詞・浅川マキです。
お正月早々に渋谷で観てまいりました。なんだか自分も似たようなもんだなと役所さんの役に共感しながらも、そこまで達観できてないなぁと思った次第です。
ところで、これから日本の映画各賞のノミネートがはじまるころですが、ブルーリボン賞の作品賞や主演男優賞にはPERFECT DAYSがノミネートされていましたが、監督賞にはヴェンダースの名がみあたりません。これはいったいどういうことなんでしょうか?
コメントand質問ありがとうございます!
ご質問については雑談コーナーで取り上げさせていただきます。
いつも楽しく観ています。
美しい映画で2回観ました。娘と離れて暮らしてるので気持ちも入れ込んでしまいます。
手袋でペンは私も同じくアレっと思いました。
ただ企画と出資がどうなの?と指摘があります。
渋谷区のホームレス追い出したのに田中泯のあの演技、ヨーロッパ受けするアートだとの意見に納得します。
私も同様に思いました。
デザイントイレについてホームレスの人達の追い出しのことが頭に浮かびました。
だからこそ田中泯さんのホームレス皮肉だなぁと思ってしまった。
それはおいておいて作品は素晴らしくて監督も好きです。また観たいです。
遅ればせながら今日観てきました。色々思ったことはあるんですが、PERFECT DAYS と言うルーリードのアルバム名がタイトルになっているのと
姪っ子さんの名前がニコだったところに、ルーリードへのオマージュもあったのかなと思いました。
浅草駅のお店は、福ちゃんと言う焼きそば屋さんですね。渋い空間ですよ。
情報andコメントありがとうございます!
ルーリードハマってましたね!
役所広司さんは、パーフェクトすぎでした。ヴェンダース監督の画づくり、こりまくりの照明、小津監督の敬意も。しかし!!!自分には、D代理店とU社のにおいがぷんぷんする「贅沢極めた東京都トイレプロジェクトPR映画」に見えてしまいました。ヴェンダース監督、日本の大企業に魂売ったようでちょっと悲しかったです。一番引いてしまったのは、カセットテープの選曲が、どう考えても監督の好みで、主人公平山の聴くジャンルとは思えなかった。パティ・スミス、ルー・リードって平山は70年代NYパンクだったの?!それはアナログ人間のカセットではなく、筋金入りのロックおたくが後生大事に持っているように見えます。またそんなパティスミスをZ世代の女の子に「これ好き」と言わせる手法がべたすぎのような。これでもかと出てくるアナログアイテムもすべて制作費出してくれている企業のおじさんたちへのサービス満載の回顧主義に見えてしまいました。カセットデッキ特注車もしかり、モノクロのフィルムと現像代いくらすんねんなど、結局、ワケあり挫折な過去をもつ、実家がお金持ちのヒトの、道楽的な暮らしにすら見えてしまいました。実は、人殺したんです、とか、壮絶な差別をうけたみたいな過去ではないにしろ。監督発信の映画ではないから仕方ないですが、ヴェンダース監督が人生かけて作りたかったものではないような気がします。素晴らしい映像なのにこころ打たれなかったのは、トイレ清掃を上から目線で見た脚本のファンタジックな切り取り方がCMっぽすぎだからかもしれません。役所広司さんじゃなかったらどうなっていたことか。そして、U社が衣装提供しているせいか、お衣装が個性なく安っちい。あのヴェンダース監督が、80歳すぎて反骨精神丸出しでキレキレのスコセッシ監督とは真逆の姿勢が、なんだかせつなくなりました。
私もNYパンクに反応してしまいました!
わたしも、平山さんの暮らしは結構無頼、贅沢だと思いました。
《PERFECTDAYS》
初日、福岡市のkino cinema天神にて鑑賞。お三方&コメント主さんの
「年齢層高め」の実感とは異なり、意外に若い人が多い。 鑑賞中も鑑賞後も、ひたひたと押し寄せる幸福感、充足感。
平山(ヴェンダース監督の
小津リスペクト)を演じる役所広司さんが平山にしか見えない。役所広司さん以外には考えられないキャスティング。
ちょい役参加の脇役陣のゴーカさ=田中泯さん(ちょいじゃないか)、甲本雅裕さん、安藤玉恵さん、モロ師岡さん、長井短さん、芹澤興人さん…など。 察するに、平山はお金持ちの息子で、父親とは人生感が大きく異なり対立するため、ここに至っているのだろう。
『朝日のあたる家』のちあきなおみカバー版『朝日楼』を歌う石川さゆりさんに失恋するところには、ストイックだけでない平山にホッとする。
余談だが、樹木希林さんは『朝日のあたる家」を一番上手く歌うのは、夫「内田裕也」と言っていた(惚れてるねぇ)。
仕事終わりに行く[浅草地下街]の飲み屋。こういう場面
を目にすると実に東京には、ディープで猥雑な場所が残っているよなぁと思う。 わが福岡市にも中心地“天神”にさえ、同じような飲み屋街があったのだが、メディア出身で新しもの好きな市長(失礼)による「ビッグバン」政策により消滅
してしまった。なんでもかんでも新しくピカピカになってしまう福岡市……💦。
とてもとても幸せにさせてくれた映画でした。
東京は猥雑さとパターン化された清潔さが混在してますね。
渋谷はトイレに見られるように清潔に過度に触れてきてるように思います。
エンドロール後の、木漏れ日の説明についてはどのように思われましたか?
映画は映像で感じさせるもので、小説のように言葉を入れることについて、賛否別れても良さそうなのに、特に話題にも上がっていないので、気になったのは自分だけかもしれません。
私は目が疲れやすいので、エンドロールのときには目を閉じているのですが、終わったかな?と思ってふと目を開けたら、ちょうど木漏れ日についての言葉を目にして、危うく見逃すところでした。
もしこの言葉を見逃していたら、作中の木漏れ日の意味については理解しないままだったかと思います。なので説明があって良かったのですが、本来は答えをもらうより、感じとるものなのかな……と。
ご意見を伺いたいところでしたが、話に出なかったので、もし愚問でしたらお答えいただかなくても大丈夫ですよ。
なぜ平山が繰り返し樹の枝を下から撮るのか、意味がわかりませんでしたが「木漏れ日」を撮っていたんですね。最後のメッセージでやっとわかりました。人生は木漏れ日のように日向と日陰(幸不幸)が何度も訪れる。そして陰にも濃淡がある。
夜、照明の灯りで初老の男二人が影踏みして遊ぶシーンはこの映画の象徴だったのでしょう。
「木漏れ日」という言葉は日本語にしかなく、一言で外国語に翻訳できない言葉だと聞いたことがあります。なので英語の文章で丁寧に説明するのと同時に、この映画の一つの種明かしを監督は最後にしたのだと思いました。日本とそこに住む日本人の感性への愛が伝わってきて感動しました。
平山が「影が重なると濃くなるんだよ」と言うのは、日頃から木漏れ日を観察したり撮影したりするなかから得た確信で、それが彼の人間観、世界観を形作っているのだと思う。一人一人の存在がふれあい、重なりあうことで、それぞれの人生が濃く、深くなり、全体として美しい木漏れ日を形作っているんだよ。だから無駄なことなど何もないんだよと言いたいのでは。
光源が1つしかない場合でも、周囲のあらゆる物体や空中のホコリに光が反射するので、平山さんの見方は科学的に正しいかも。
非常〜に良いなと思いました。楽しいシーンも色々あったし、あまり色々深読みせずに余韻が残る作品でした。
確かに素手で拾う〜??は嫌でしたね。。。
竹内さんの感想、中々興味深かったです。ありがとうございます😭😭
ラストの表情は「パール」「親切なクムジャさん」を加えて三大イイ笑顔ラストだな!なんて思いながらトイレを我慢して観ていました。
一昨年?の「素晴らしき世界」の主人公をどうしても引きずってしまって、彼が折り合いをつけられた世界かなーとか、平山氏が父から受けた傷はどれだけ深かったのだろうと切ない気持ちで見終えました。
小津もヴェンダースも知らないですので期待値低めで観に行きましたが、最初の画から「凄い色彩!」と嬉しくなり、なかなか良い気分です。こんなふうに生きられたらとは思えませんけど…公共トイレを死ぬほどキレイにしたくなるような強い哀しみは味わいたくないよw
カセットテープの買取価格にびっくりした。
レアでコアなコレクターのいるアイテムは価格が上がりますね。
売らなければ不用品と変わらないんですが💦
中東勤務したときに、日本人ユーザーの中古車価格は、同年代同タイプでも一割高で売れるという世界的な評価を実感してました。本来、中古住宅も同様なんでしょうが、あくまで国内にとどまるので、評価にプラスはつかない悲しさですね(^^;)
『PERFECTDAYS』→『ゲット・クレイジー』を鑑賞して、映画としてのギャップが凄まじかったけど、図らずもルー・リードつながりで2023年は見納めになりました✨
海に行く映画も好きですけど、安易に海に行かずに日常をドラマティックに映すことで身近に美しさがあるという映画の姿勢🧎♂️とグローバル社会で価値観が一義的になりがちなことに対するアンチテーゼとも受け取れて、私も平山の生き方が素晴らしいと主張する映画というよりは、平山そのものを映すことで、観客それぞれの価値観の拡がりを生む映画になっているように感じました☀️
後期高齢者です 20代の頃4トラックカートリッジ(エンドレス)
その次にコンパクトカセットでした 平山さんご愛用のヤツですね
友人にオープンテープレコーダー積んでるのもいましたね
オープンリールの車載とはなかなかの強者ですね💦
最後にかかる音楽がめっちゃ良かったけど誰かタイトルわかる人いる?
ニーナ・シモンの「feeling good」です。RUclipsに歌詞が和訳されたものがあります。
いい映画でしたねえ 見に行ってよかった
コメントありがとうございます!
満足度高い方が多いようですね。
久々に見たいい映画でした。余韻が1週間ぐらい残りました。隣の女性は爆睡してましたが。😂
12/27MOVIE ONやまがたで「PERFECT DAYS」を観てきました。
ヴィムヴェンダースの映画は「パリテキサス」あたりから見ていますが、役所広司主演の新作ということでとても楽しみにしていました。この映画は役所広司の顔の映画であるとともに人生の映画でもあると思います。平山という底辺の男が小さな幸せを噛み締めながら、粛々と人生を歩いています。途中からいろんな事件が起こりますが、スイもあまいも噛み締めながらそれでも生きていく様が描かれていました。最後の平山の笑っているようでもあり泣いているようでもある表情がとても素晴らしかったです。また田中泯のオドリが素晴らしすぎです。
「a perfect day」は「素晴らしい1日」となるらしいので、「PERFECT DAYS」は「素晴らしい日々」といった所でしょうか。もしくは平山にとっての PERFECT DAYS は「申し分のない日々」という意味かなと思いました。
コメントありがとうございます!
おっしゃる通りかもしれませんね。
田中泯さんの踊りとカセットの曲が最高でした。役所さん良かった。
画面サイズが狭かった(4:3?)ですが、それに対して何も良さを感じず、むしろ違和感しかありませんでした。
単なる低コスト化、手抜きのため?と思えるくらい。
この画面サイズで撮っていることについて、どう感じていますか?良い点悪い点。
雑談コーナーで取り上げていただけたら幸いです。
質問ありがとうございます!
本日の収録で言及予定ですのでお楽しみに!
核心については何も描かないからわからないはず、でも確かに具体的な事はわからなくてもその周辺への触れ方で心の機微はなんとなくわかる、そんな映画でしたね。
こう言うのを見せられると、物事の本質がどこにあるのか、常に考えないといけないなとあらためて思い知らされます。
さすがは字幕なしで小津を理解したヴィムベンダース、ですね。
唸ってしまいました😅。
平山みたいな仕事は日本で暮らす自分たちはお世話になってるし、わかっているけど、日本をあまり知らない人には珍しく映るんでしょうね。日本のトイレは、多いしキレイだし気軽だし、って言う外国から来た人の評判はよく聞くから。そっち方面で海外の人たちの見方は日本在住者とは違うだろうなと言う印象も受けました。
ただ、迷子の母親に対しては軽蔑しかないように描かれてるものの、あの子供の手を除菌する感覚を自分にはないと言い切れるか、と言われたら今までは自信なかった。あぁ言う職業に身近な我々日本人にとっても今一度戒めが必要ですね。
でもそれにはトイレがキレイ過ぎたかな?実際は柄本時生の言ってた通りなんだろうし、例え渋谷であっても。さすがに映像で見せるわけにはいかないのかな?😅
現実世界ではペットボトルやコンタクトの入れ物などが散乱してる事ありますよね。
それでも数時間後には綺麗に清掃されてるんでしょうけどね。
アニマルズのオリジナルバージョンは、冒頭にかかってますね。平山が首都高を走る場面で。
ご指摘ありがとうございます!
妹と仲が良いので、父親が相当ひどかったのでは。自分は妹と仲が悪いです。最後、平山が笑ったり泣いたりでよかったです。白黒のでシーンは意味不明でした。
平山の見る夢に、過去の悲劇が暗示されているのだと思います
終わって欲しくない。
もっと観ていたい。
年間20~30本位しか鑑賞できない(泣)
にわか映画・映画館ファンではありますが、
こんなに名残惜しい気持ちで、
エンドロールを眺めた作品は初めてかもしれません。
今年最後?の鑑賞作品で、
貴重な映画体験をすることが出来ました。
お気持ちよくわかります!
全く同様な人間です。元々年に1.2本しかみない。いわゆる話題作しか見ない人間でしたが、ご縁があり、映画のもたらす人生の味わいを知るようになればなるほど、映画が好きになりました。キリがない!でも豊穣な海の一滴。最高級のタラバガニのスープの一滴でも満足することが人間としての幸せなのかもしれません。
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コメントありがとうございます。
自分は映画と共に、映画館の
魅力(魔力?w)に気づけた事が大きかった気がします。
地元の”ミニシアター”(この表現が未だにしっくりきてませんが)に通うようになった事が、
国内外の多様な作品を鑑賞するきっかけとなりました。
そこからミニシアターそのものに関心を持つようになり、
映画文化における、
ミニシアターの担う役割の重要さと共に、
コロナ禍を前後して、
多くのミニシアターが閉館している事実も知りました。
様々なジャンルの映画を鑑賞するようになったことで、
最近は、作品として産み出された以上は、
どんな形であれ、上映(上演)され批評に晒されるべきと考えるようになりました。
その最前線がミニシアターだと思もっています。
昨年は32本。
今年は1ヶ月3本を目安に、
出来るだけ多くの映画館で、
作品と共に、映画館の雰囲気を楽しみながら、
”オラが町の映画館”(こっちの方がしっくりきますw)の為に、
少しでも力になれればと思っています。
※長々と意味不明の長文、
申し訳ありません(苦笑)
このふたりは90点の映画を見た時、こんなに良かったのになぜ10点マイナスになってしまったんだろう、どこが自分には納得できなかったんだろうという話で熱くなるタイプの人たちだと思う。このチャンネルはふたりが視聴者に、ここが良くてなぜ監督や演者はこんなものが作れたかと言うと〜って教えてくれる場所ではなく、ふたりが批評を通じてふたり自身の理解を深める場所なんだと思う。
だから強いて文句言うなら「ヒットの裏側」というチャンネル名が悪い
コメントありがとうございます!
おっしゃる通りかもしれませんね。
サブタイトル付けた時から現在では動画の方向性がかなり変わってしまったかもしれませんね。
面白い話をしてるのに意外とコメント欄とすれ違ってるのは何故かと考えているうちに熱くなってしまい、「サブタイトルが悪い」などと言ってしまいました。大変失礼いたしました。
時々ですが良い映画に出会う度、僕にはこんな批評はできないなと感心しながら動画を観ています。また素敵な映画に出会った時に来ます
ありがとうございます!
またの機会をお待ちしております。
シャンテは火曜日は東宝シネマズ会員割引デーなのでそりゃぁ埋まりますよー😮月曜日はau割引デー😮水曜日は誰でも割引デー😮なので平日の本気度を東宝系でチェックするなら木曜日かな⁉️
シャンテ情報ありがとうございます!
カセットは柄本演じる男が勝手にアオイさんのバッグに入れたんですよ
「一つの典型的な良い映画」。とても共感します。
平山の人物像に憧憬を持つのは、その人にとって現実離れした「ファンタジー」だから。
と私は思います。
おっしゃる通りファンタジーですね!
是非60代の人に観て欲しい❤
日本人が撮ると、東京は汚い。。。新海が描くと、キレイだったり。私、個人の主観だと、今の渋谷は、さびれた街なんだけど。
同じく!渋谷はエネルギーがなくなってしまったと感じてます。
商用の軽自動車なら今でも販売店で中古のカセットカーステレオデッキを付けることは普通にあります。
中古デッキの後付け需要あるんですね。
かなり驚きです💦
大きくならないようにコントロールしてるし平山のも盆栽だろうなと思う。山採りで盆栽。東京の仙人生活。
盆栽でしょうね。
なんでこんなにコメントの評価が高いのか不思議。こんな生活に憧れるの。精神的なものとしてもそれは諦念のような気がする。底辺の生活でも喜びを探す前向きさにリスペクトするなら分かるけど。
余計な煩わしい事と無縁であり、空を見上げて微笑む。仕事終わりに行きつけの店で一杯。
気になるママの居るスナック。
好きな音楽と本に囲まれ、写真と植物を育てる趣味がある。
羨ましすぎますよ💦
ダイハツは、大阪発動機 の略です
三回みましたが
ほぼほぼ満席でしたね
地下鉄のお店は焼きそば屋さんなんですよね
劇場andお店情報ありがとうございます!
あの店行ってみたいです!
安い中古車買えば今でもカセットレコーダー付きはよくあることですよ
映画内に出てくる車があんまり古そうに見えなかったんですよね💦
左巻き団塊の世代が、
高齢近いおじさんになった人達のリアル感。
退職金も年金もたくさんもらえてる世代の虚無感。
トイレの○✕のペンのことですが、私は違和感なかったです
日本人は細かいので、目に付くと思いますが、日常的にああゆうシーン多いです
ビニール手袋してクレープを作っているのに、お金はビニール手袋まま受け取るとか
なので、ごく自然なことだと思います
コメントありがとうございます!
私もほとんど気になりませんでした。
映画としては面白い演技も最高 音楽も最高。。。だが底辺で働くブルーカラーとしては色々考えてしまいますね ファンタジーとしてはいいかもなぁ
コメントありがとうございます!
ファンタジーですよね。
光と影がたゆたいカセットから音楽が流れ劇中から余韻?たなびく映画でした。
起承転結がある映画ではなく、映画の空気感、世界観に身を委ねる映画。
世捨て人のよつな生活だけれど、石川さゆりと三浦友和が抱き合っているのを見てイジけてビールと煙草をやるのは子供っぽく枯れ切ってないし人間的。
お酒を飲んで自転車に乗ること、神社の木の一部と土を採取(宮司は認めるかな?)を許されていること、清掃員がバンバン首都高を使うこと、シンプルライフの中で着るものも布団が変わらず部屋の冷暖房も扇風機以外にないこと辺りは気になった。浅草の地下街は実際は汚く臭くて、あまりにきれいに見せていてビックリ。この辺はお伽話かなぁ。
それにしてもXで検索すると評判の良さに驚く。そんなに受け入れられるんだ。
制作経緯を見てしまったら発端のトイレプロジェクトから随分カネや利権の臭いがプンプン。映画の評価とは別だけれど、イヤなものを見てしまった。
4:3の画角の意味?
田舎のシネコンですが上映してます。でもガラガラですので、本日2回目に行ってきました。
自分のちょい乗り用のダイハツの軽トラには、カセットデッキが備わってます。
作品の前半の迷子の母親は、ダメな例として後世にも記録されてしまいましたね。
さて、自分は高等学校が浅草から徒歩圏の都立高で、
一時限目が終わると下校してパチンコ屋へ行った後に浅草の映画館の東京倶楽部で、
3本立て500円を観て過ごした後に、夕方に水道橋の予備校へ向かうという行動パターンでした。
浅草駅地下の焼そば屋さんとか、六区がちょっと映ったりと懐かしかったです。
カセットデッキまあまあ現存してるですね!
ビックリ‼️
この人たちにこの映画を評論出来る訳がありません。
こういった俗物たちによって作られている世界こそ平山が捨てたかったものだからです。
我々が知りたいのはこの映画を見てあなたという人間がどう思ったかということなんです。
ラストシーンの泣き笑いに正解なんかある訳が無い。
あれは私たちそれぞれの泣き笑いなのです
コメントありがとうございます!
我々は元より評論しているつもりはありません。皆さんと同じ目線で映画について語り合えたらと思っています。
人それぞれいろんな感想がありますね。
これからもシネマサロンをよろしくお願いいたします。
ラストはいろんな登場人物のことを順番に思い出しているのだと思いました。
結婚はして無さそうな様子でしたが、そうかもしれませんね。
車の中から外の景色とバックミラーの映像を流した後、平山の険しい顔を写したカットはタクシードライバーの引用かなと勝手に思た
三浦さんと話すシーンは平山の妄想だとしたらこの映画は悲しいなと勝手に思た
コメントありがとうございます!
そうかしれませんね。
こんな風に生きれたらいいけど、できないよなぁと言った趣きですかね。
おっしゃる通りですね。だから羨ましいです。
町山さんが「居酒屋で飲んでいたのは、水でしたよ」とRUclipsで言ってましたが、そうでしたっけ?
それ聞いて気にして見ましたけど
泡出てたし酎ハイですよねさすがに水はないと思います
@@tk-hsad 断言してましたよね?居酒屋で水ってストイック過ぎません?
酎ハイ、サワー系ですよね!
チャリの飲酒運転に見えるから曖昧にしてそう
内容の枝葉末節ばかりの粗探しが多い。お笑い芸人のツッコミじゃないんだから作品の本質を語れよ。映画解説じゃない
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り本チャンネルは映画解説ではなく、映画に対する感想を居酒屋トーク感覚で語らせていただいております。
引き続きよろしくお願いいたします。
アメリカでもすでに公開されてますよ。
情報ありがとうございます!