【懐かしき風景12:三重県北牟婁郡紀北町西長島】人情味を感じる熊野灘に面した小さな港町「魚まち」

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  • Опубликовано: 7 сен 2024
  • 言葉は、その時代その時代の動きや流れを、色濃く映し出します。そうしたことから、以前は頻繁に使われていた言葉も、時代の変化と共に次第に使われなくなってしまうものもあります。そんな言葉の中に「人情」とか「人の情け」も含まれているように感じております。
    まだ、私が幼かった頃、周囲の大人たちの会話の中には「人情」とか「人の情け」という言葉が頻繁に登場していたような記憶があります。しかし、この記憶も昭和の映画スター高倉健さんの任侠映画を観て育った世代の勘違いなのかもしれないのですが…?
    今は、プライベートが重視される世の中。人間関係においても、必要以上に深入りすることは敬遠されてしまう傾向にあることから、「人情」とか「人の情け」という言葉も、次第に人の口から遠のいてしまったという見方もできます。だからと言って、日本人の「人情」や「情け」が希薄になってしまったのかと言うと、決してそのようなことはないと信じています。
    おそらくは、日々の生活の中で「人情」や「他人への情け」を、表に出す機会が減っているだけではないでしょうか?特に、何もかもがシステム化され生活が便利になっている都会に住む人ほど、その傾向が強くなっているのかもしれませんね。
    時折、過疎化が進む地方の小さな町を訪れ、地元の人と触れ合う奇縁に恵まれた時など、遠のいていた「人情」とか「人の情け」を強く感じることがございます。
    そんな時、どのように応じて良いものか? と、子供のように戸惑うばかり。ぎこちない儀礼的な言葉しか出てこない自分に、少しもどかしさを感じながら、普段「人情」や「他人への情け」を表に出す機会が無くなっている影響かと反省しきりです。
    さて、今回ご紹介する「懐かしき風景」は、町の中に「人情」や「人の情け」が感じられる熊野灘に面した小さな港町の風景です。その風景から、あなたの心の奥底に眠っている「人情」や「人への情け」を呼び起こしていただけると幸いです。
    ・・・・・
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    #懐かしき風景

Комментарии • 2

  • @baseballtu
    @baseballtu Год назад

    僕はこの町の京新という呉服屋で育ちました。
    大切な町の風景を遺していただきありがとうございます。

  • @whistlerhazy7619
    @whistlerhazy7619 Год назад

    ばーちゃんとこに行く路地裏、またきっちゃ(又吉屋)と懐かしいです。
    人付き合いに疲れたと都会の人はそうですが、田舎の方が人付き合いが密です。長島みたいな田舎はみんなどこの誰がどうしていると知っています(笑)
    長島を離れて35年、日本を離れて30年ですが心はいつも長島にあります。