あの麦わら帽子どうしたでしょうね?映画「人間の証明」解説│70年代角川映画紹介まとめ

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  • Опубликовано: 17 окт 2024
  • この動画は【6/16のライブ配信】からの切り抜きです。全編はこちら → ruclips.net/user/li...
    6月9日のライブ配信は《70年代 角川映画特集》でした!
    日本映画の黄金期といえば小津安二郎&黒澤明が活躍した50〜60年代を挙げる人もいますが、
    今回お話する初期 角川映画も黄金期のひとつといえます。
    アニメ映画のみがヒットし、邦画も洋画もどちらも大きくヒットしない現代の状況を見ると
    「本当にそんな時代があったのか?!」と思われるくらい当時の日本映画は輝いていました。
    そんな奇蹟は1976年に始まります!
    1976年に公開された「犬神家の一族」は
    今では当たり前になったメディアミックス戦略を活用し、大成功を収めました。
    それも角川という出版社ならではの戦い方です。
    そこから1977年「人間の証明」、1978年「野性の証明」の2本を公開。
    1979年には「金田一耕助の冒険」「蘇える金狼」「戦国自衛隊」の3本を同年に公開。
    ここから一気に日本映画は変わりました。
    これらの映画のヒットが後押しして一気にスターダムを駆け上がった
    薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子などの俳優は一気に時の人になりました。
    そんな日本映画が元気だった頃を象徴する《70年代 角川映画》を懐かしみながら語っていこうというのが今回の内容です!
    様々な配信サービスでこちらの映画を見ることができますので、
    1人でも多く角川映画に触れていただけたら嬉しいです。
    < 予告まとめ >
    1976年「犬神家の一族」
    • 【予告篇】『犬神家の一族』1976年公開
    1977年「人間の証明」
    • 『人間の証明』劇場予告編
    1978年「野性の証明」
    • 『野性の証明』劇場予告編
    1979年「金田一耕助の冒険」
    • 『金田一耕助の冒険』劇場予告編
    1979年「蘇える金狼」
    • 『蘇える金狼』予告篇【4KSDR】
    1979年「戦国自衛隊」
    • 『戦国自衛隊』予告篇【4KSDR】
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    映画を観るだけでは物足りない、そんな<映画狂い>の人と一緒に映画に狂っていくライブ配信を放送しています。
    #角川映画 #犬神家の一族 #スケキヨ #金田一

Комментарии • 15

  • @HH-60627
    @HH-60627 Месяц назад +1

    棟居の影のあるのは松田優作だから際立つ…

  • @kazbu3162
    @kazbu3162 3 месяца назад +1

    面白い話 ありがとうございます
    当時はテレビでも横溝正史シリーズや森村誠一シリーズをやっていて一大ブームでしたね

    • @moviemoving
      @moviemoving  3 месяца назад

      横溝正史vs森村誠一の構図(角川が儲かる)は画期的でした!この1977年から他社が追随して「八つ墓村」を始めとする金田一シリーズを展開してくれたのも良かったと思います

  • @竜涎香-g9o
    @竜涎香-g9o 3 месяца назад +2

    当時「霧積館」に泊まったら「人間の証明」が置かれていて、
    「あとがき」の「当時は先代のご主人も存命で」の横に赤線が引かれて、「私はまだ生きていますよ」と書き込まれていました。

    • @moviemoving
      @moviemoving  3 месяца назад

      そういうの見つけるとドキドキします。素敵な思い出ですね。

  • @thedreamer4552
    @thedreamer4552 3 месяца назад +1

    高倉健でなく、渡哲也主演にしようとしたようです。
    渡哲也は大都会パートⅡに主演が決まっていたので起用されず。
    松田優作も大都会パートⅡに出演していましたが1ヶ月程休んで撮影していました。
    原作を読んで高倉健が主演したいと言ってきたらしいですが、年齢が高過ぎたので。
    その代わり翌年の野生の証明で主演しました。

    • @moviemoving
      @moviemoving  3 месяца назад +1

      こんな経緯があったんですね。教えてくださりありがとうございます!
      渡哲也でもなく、高倉健でもなく、松田優作を起用してくれて結果よかったですね。

  • @tontoneg
    @tontoneg 3 месяца назад +1

    とても興味深いお話 ありがとうございます

    • @moviemoving
      @moviemoving  3 месяца назад

      動画見てくださりありがとうございます!

    • @竜涎香-g9o
      @竜涎香-g9o 3 месяца назад

      当時「霧積館」に泊まったら「人間の証明」が置かれていて、「あとがき」の「当時は先代のご主人も存命で」の横に赤線が引かれていて「私はまだ生きていますよ」と書き込まれていました。

  • @ねこぱんち-h2v
    @ねこぱんち-h2v 3 месяца назад +1

    興味深い裏話ありがとう御座います。当時小学生でママ~どうゆりぃめんば〜というジョー山中の切ない歌と共に流れていた映画のCMを今でもよく覚えています。(アップになった黒人の少年の顔が印象的でした)映画の方はアメリカに戦争で負けて惨めな思いをしていた敗戦直後の日本が描かれていてなんとも言えない悲しさで胸が詰まりそうになった覚えがあります。特にジョー山中演じる黒人の青年が生き別れになった日本人の母親に会いに来て母親に拒絶されてみずから胸をナイフで刺した場面はとても可哀想で切なくなりました。戦争が生んだ悲劇がよく描かれていて名作だと思いました。因みに当時ドラマ化もされていてこちらは棟居刑事を林隆三さんが演じてましたね。

    • @moviemoving
      @moviemoving  3 месяца назад +1

      ジョー山中のインパクトは大きかったと思います!あのポスターの子どもはジョー山中の子どもだったような気がします。
      敗戦直後に人生が分岐していた登場人物たちが、ジョー山中が演じる青年の死によって、時を経てまた合流する。
      敗戦の傷跡を深く残しながら幕を降ろすラスト。切ないですが、大好きな映画です。

  • @多摩朗
    @多摩朗 3 месяца назад +1

    赤旗に寄稿する作家を押した理由が気になります。
    ストーリーは作家の思想を語っているのでしょうか。

    • @moviemoving
      @moviemoving  3 месяца назад +1

      当時はなんでもござれです。犬神家の一族が売れた年に一番売れた映画は創価学会の人間革命でした。政治で作品を見たら視野が狭まるので、僕はそうならないように見たほうが良いと思います。

    • @多摩朗
      @多摩朗 3 месяца назад

      @@moviemovingさん、返信ありがとうございます。 戦前日本の国論が暴走した主たる原因のひとつがマスコミであり、モスクワの指令により動いてた部分もあったようです。昨今の映画にも世論操作の側面も見受けられるので、その辺りを読み取る者も必要と考えています。