これが自然を超えた超絶光触媒!元大学教員の文系でもわかる?名論文解説【J. Am. Chem. Soc.誌/有機化学】
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- Опубликовано: 30 окт 2024
- 有機化学の歴史に残る名論文をわかりやすく解説します。今回は自然を超えた人口の光触媒メシチルアクリジニウム(9-Mesityl-10-methylacridinium Perchlorate)を扱った論文になります。今では福住触媒と呼ばれる神分子です。
人口光合成・電子移動・電荷分離状態・マーカス理論・溶媒の再配向などなどよくわからないであろう言葉連発で、今回は特に難しくなりました・・・文系の方はさすがにきついかも・・・
なんとか雰囲気だけでも見てください!
☆原著論文
Electron-Transfer State of 9-Mesityl-10-methylacridinium Ion with a Much Longer Lifetime and Higher Energy Than That of the Natural Photosynthetic Reaction Center
J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 1600-1601. pubs.acs.org/d...
Shunichi Fukuzumi Hiroaki Kotani Kei Ohkubo Seiji Ogo Nikolai V. Tkachenko Helge Lemmetyinen
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もろぴー
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専門:有機化学
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名論文シリーズ良いですね👍
当たり前のように使っているけど、原理や開発の歴史などを疎かにしてしまっているところもあるので、勉強になります📚
当方は、ずっと高分子研究をしていたので、目からうろこのお話ばかりです。最近、ポリマーと分子設計の境界領域の研究が増えており、境界領域では新しい機能が期待されるので、とても将来が楽しみです。
今日丁度触媒検討として使いました!
有機光触媒だと4CzIPNも好き!😂
わかる!
実は私もトリプルオロメチル基つけた4CzIPNを研究してました!
doi.org/10.1039/D2OB02055F
ぜひチラ見してね笑
有機化学に関して全く知識がないのですが、「溶媒が電子移動が起こる時にぐるっと回る」というとはどういうことなのでしょうか。。
電子は分子骨格にそって移動するのではなく、溶媒の流れに乗って(?)移動するということなのでしょうか?
また、そうであれば溶媒は分子のまわりをなぜぐるっと回るという現象が起こるのでしょうか…。。。
有機系の光触媒って、安定性の面、キャリア移動度の面で無機系には及ばないのが現状だけど、HOMO-LUMOの制御のしやすいし、比較的低コスト省エネルギーだから、頑張って欲しいところ。
これって蛍光プローブに応用できますかね?