森鴎外『舞姫』解説|豊太郎の恋、林太郎の恋。

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  • Опубликовано: 5 сен 2024

Комментарии • 3

  • @user-un6ku5xe9g
    @user-un6ku5xe9g Месяц назад +2

    初見です。秋から法政通信の日本文学科に入学する予定です。事前に入手したレポート課題集に鴎外の舞姫と漱石のこころの比較の設問があったので色々情報を探して辿り着きました。40年くらい昔、国文学科に在籍していてゼミの指導教授が鴎外の研究者でした。当時は漱石に興味があったので読まなかったのですが今回はきちんと読んでみます。テーマの一つの「個人主義」は漱石の「個人主義」とどう違いがあるのか気になりました。鴎外も漱石も留学経験があるのでそれぞれ海外の経験がどう影響を与えたのかを調べてみたいなと思いました。

    • @Necojarashi-Bungeibu222
      @Necojarashi-Bungeibu222  Месяц назад

      私見ですが、漱石の『私の個人主義』は、高潔であることを前提としています。その意味では当時も現在も、本質について認識違いをしているようです。そして反面教師として『こころ』があります。「わたし」宛ての手紙に綴られた「先生」の告白は、「K」との関係において利己的です。ただ罪を背負った先生の人生にせつなさを感じます。鷗外の「舞姫」については、国家や孝行が優先された官吏の立場と個人の自由との葛藤です。こちらも豊太郎の利己的な選択です。新たな文献をもとに事実や鴎外その人の心情も含めて動画にしてみました。鷗外の墓には、軍医(医学博士)や文学博士などの肩書は一切ありません。ただ “森林太郎墓”の文字だけが掘られています(東京三鷹の禅林寺にもあります)。まさに個人を生きた思いがこめられているのではないでしょうか。西洋から輸入された自由や個人主義に対して、いかに明治の知識人が考えたかという点において二つの作品は貴重だと思います。さらに俯瞰すれば西洋には個人の上に神がいます。少しでも動画がお役に立てれば幸いです。

    • @user-ew7rq5qe2m
      @user-ew7rq5qe2m День назад

      このヒロインは売春婦で鴎外がドイツでお気に入りだった女、鴎外は結婚をほのめかしていたが裏切り帰国、女は鴎外を追って日本に来たが結婚を拒否され金で決着をつけたと聞いていますが、本当のことでしょうか。