余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 恋愛映画今年No1 三木孝浩監督の手腕が光る1本永瀬廉の演技の成長が観られる1本 もちろん出口夏希も最高です
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- Опубликовано: 16 окт 2024
- 余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。
監督/三木孝浩
ソラニン(10)管制塔(11) 僕等がいた 前篇・後篇 (12)陽だまりの彼女(13)
ホットロード(14) アオハライド(14)くちびるに歌を(15) 青空エール(16)
ぼくは明日、昨日のきみとデートする(16)先生!、、、好きになってもいいですか?(17年)
坂道のアポロン(18)フォルトゥナの瞳(19)思い、思われ、ふり、ふられ(20)
きみの瞳が問いかけている(20)夏への扉 -キミのいる未来へ-(21)
今夜、世界からこの恋が消えても(22年)TANG タング(22)アキラとあきら(22)
脚本/吉田智子
ホットロード(14)
アオハライド(14)
ぼくは明日、昨日のきみとデートする(16)
君の膵臓をたべたい(17)
桜のような僕の恋人(22)
四月になれば彼女は(24)
出演/
永瀬廉
真夜中乙女戦争(22)
法廷遊戯(23)
出口夏希
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(23)
横田真悠
木村文乃
大塚寧々
仲村トオル
松雪泰子
部活の先生から二科展への参加を声がけされるほどの美術の才能がある秋人(永瀬廉)。
とある日心臓の病気がみつかり余命が1年と宣告される
絶望感にあふれるとき偶然であったのが余命半年の春奈(出口夏希)
天国に行くのが楽しみ…という彼女に興味を持った秋人は彼女のお見舞いに通い続け距離を縮めていく。ただ自身の心臓のことを話せないままだった。
春奈と秋人は花火を見る約束をするが、秋人が倒れてしまう……
今年は良い映画が多い
特に恋愛映画は数あるが、そのなかでもナンバーワン候補と言ってもいいほどの作品に仕上がっている。
全編を通して三木孝浩監督らしいピュアな恋愛模様が描かれている。
そこに命の尊さや儚さという演出が加えられて素晴らしい作品
永瀬廉は「真夜中乙女戦争(22)」でもいい演技を見せてくれていたが、今作はそこからさらに踏み込んだ演技の広さを魅せてくれる。純粋な気持ちの揺れ動きの演技は今回はよくできていた。
特に花束を買い続けていて、6本に増えたときの春奈の一言一言にキョドるところはとてもよかった。
彼女の運命と自身の運命を受け入れてからの行動するときの決意の目の力の強さも出せていたのは驚き。
出口夏希はほんとヒロイン感満載
病気に対して市を覚悟して受け入れて、どこか悟っているとも言える雰囲気と、年頃の女の子らしい部分の演技は心が惹かれる女優としても注目度が上がったと言ってもいいだろう。
涙のシーンも笑顔のシーンもナチュラルで観ている側が寄り添える気持ちになれる演技は本当に良かったし透明感あふれる存在感の雰囲気出しはとてもよかった
特に自身がモデルになって語らうシーンは涙なしでは見られないほどの熱演
横田真悠との共演シーンはどれもよかった
再開も喧嘩別れも見ている側にとても強い印象を持たせてくれるし、
そして子役の2人も可愛さあふれていたのは印象的とも言える。
全編通して三木孝浩監督の演出として特徴的な、
出演者にしっかりとピント合わせて背景が光り輝く演出
シーンのつなぎとしてきれいな青空を見せる
夕焼けのロングショットカットのシーン
をしっかりといれていて
まさに三木孝浩監督らしい作品に仕上がっている。
一般的には余命モノ…という作品だが、そこではない
相手を想うことの美しさやとても伝わってくるし、
今をどうやって生きるか。今を大切に生きていくことの価値を考えさせられる良作
とめどなく溢れてくる涙
やはり三木孝浩監督は素晴らしい
「僕は明日、昨日の君とデートする」で再びタッグを組んだ吉田智子との相性は最高かもしれない
24年の涙する映画は先日の「ディアファミリー」もそうだったがいい作品が多い。
それらのいい作品の中でもこの作品はトップクラスの作品と言える。
そしてエンディングテーマも世界観にあう楽曲で余韻に浸ることができることができるのもいいところ
この映画の良さに、まさに 華を添えている
主題歌は、劇中曲のフジファブリックの名曲を、suis from ヨルシカ がカバーした「若者のすべて」。