YAMAHA No.20 1950年製 修復前(デュボワ/夢想的前奏曲, op.12)
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- Опубликовано: 10 июн 2024
- 戦後1950(昭和25)年製、名品として名高く今となってはなかなかお目にかかれなくなった YAMAHA No.20, 170cmが入庫、調律がさほど乱れていなかったので修復前の状態を記録しておきました。アクションの動きはかなり重ったるく低音ももっさりしていましたが😅、1時間ちょいの音出しで低音のもっさり感がまぁそこそこ解消できてホッ。
1950(昭和25)年はYAMAHAが戦後初のフルコンサートグランドFC型を完成させた年で、この No.20 はその少し前の製造です。翌1951(昭和26)年末にレーモンドのデザインによるYAMAHA銀座店を完成させています。なお、鍵盤蓋のYAMAHAのロゴ含め外装の飾り塗装は特注ではなく、持ち主が購入後地元の職人に依頼した、とのことでした😉 #ピアノ工房 #ピアピット #修復前
・もう一本どうぞ
youtu.be/watch?v=GsiZl8q0sp8
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
www.piapit.com/repair.html
・Théodore Dubois(1837−1924)作曲
Rêverie-prélude/夢想的前奏曲, op.12(演奏:筒井一貴)
デュボワは1896年からパリ音楽院院長を務めておりオルガンと作曲の世界ではそれなりの知名度はありますが、その他の世界ではほぼ顧みられない存在となってしまいました。『Rêverie-prélude』の邦題を柔かくしゃれてみるのも一興ですが、今回はカチッと『夢想的前奏曲』としました。
*古典鍵盤楽器奏者/筒井一貴 つれづれ草紙
bergheil.air-nifty.com/blog/ Видеоклипы
1時間強で低音もっさり感が解消…わからないながらも凄い技があるように感じます😮デュボア知りませんでした。また勉強になりました😌
けっこうな期間寝ていて寝ぼけていたのを起こすのですから、あまりビックリさせるワケには行かないんですね〜。まぁだましだまし😂
平台三号と同傾向の音ですね。好きです。なんでヤマハは音を変えてしまったのかなぁ。これもデュボアなんですね。豪華ですね。いつもありがとうございます。
この個体は単音だけでも実に色気あふれる魅力的な音色を備えていまして、全体的に修理は必要なようですが、その音色がどうなるかが楽しみです😊
ヤマハはとにかく売り倒さねばならなかったでしょうから、マーケティング戦略に従った音づくりもしなければならなかったのかなぁとかなんとか勝手に想像してます😅
no20がどんな音がするか、以前から知りたかったんです。
また、選曲、演奏ありがとうございます。YAMAHAの文字を後から書かせた、持ち主さん、何か物語がありそうですね、
1938年と1950年のYAMAHAに加えて1903年製の獨逸産アップライトが同じ出どころで、そのアップライトの前パネルが掘り込んだ線に金色を塗り込んだデザインということから、持ち主がその雰囲気にしてくれと職人に依頼したのではないかなぁ、と妄想してます💡