研究者大喜利 〜若手研究者による独創的な研究開発を支援する覚醒プロジェクト2024編〜
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- Опубликовано: 9 фев 2025
- 研究者大喜利 〜若手研究者による独創的な研究開発を支援する覚醒プロジェクト2024編〜
覚醒プロジェクト2024の採択研究者に関連するお題を出題し、多様なバックグランドの研究者が自らの専門分野を活かして、楽しくDEEPに突っ込んでいきます!
研究者コミュニティであるAASNの英知を結集し、聴衆参加型の大喜利イベントを開催します!
普段はそれぞれの分野で研究や仕事に没頭している方々、それぞれの視点や知識を分野外の問題解決に使えないか一緒に“大喜利”をしてみませんか?本イベントシリーズは、研究者の面白さ、研究の楽しさ、研究がいかに新しい社会を作り上げていくパワーを持っているのかを多くのみなさまにお伝えするために、研究者が全力で企画している大人気シリーズです!今回は、若手研究者による独創的な研究開発を支援する「覚醒プロジェクト2024」とのコレボレーション企画として、AI、材料・化学で採択された研究をテーマに、様々な分野の研究者をお呼びして、これから世界を変えるかもしれない研究の種にDEEPに切り込んでいきます!社会課題解決に向けて新しい事業やイノベーションの種をお探しの方、研究者とのコラボレーションにご興味のある方、また、単純に大喜利に参加してみたい、聞いてみたい方(研究者や学生、企業、スタートアップ、起業家、自治体、投資家等)は是非ご参加ください!
研究者大喜利とは
毎回ある特定の社会課題をテーマに設定し、いくつかのお題を出していきます。参加者の皆さまやパネリストとなる博士たちから、“実現可能性を顧みずに”突拍子もないアイディアを出していただき、大喜利をしていきます!その分野の研究者、また、その分野とは一見かけ離れている研究者をお呼びし、参加者の皆さまから出して頂いた大喜利を元に各専門から議論を深ぼっていきます。研究の可能性をさらに拡大し、あたらしい研究テーマやイノベーションの種を発掘できるかもしれません!まさに大喜利のような発想が世界を変えます!
覚醒プロジェクトとは
若手人材が、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の保有する先端的研究設備等を活用することにより、ディープテック分野の独創的かつ斬新な研究開発を推進し、社会課題解決にチャレンジするプロジェクトです。今年度(第二期)はAI、生命工学、材料・化学、量子の分野から優秀な研究者が24名採択され、第一線で活躍されている研究者の方がプロジェクトマネージャーとして伴走し、1年弱を通して将来の社会実装に向けて産総研の持つ研究設備を含めたアセットを活用しながら独創的な研究を発展させていきます。
【開催概要】
開催日:2024年12月10日(火) 18:30 - 20:30 (受付時間 17:30 - 19:30)
開催場所:CIC Tokyo & オンライン
(東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階)
参加費:無料
主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)、アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク(AASN)
【タイムテーブル】
18:30 - 18:35:覚醒PJの説明
18:35 - 18:40:CICの説明(スタートアップエコシステム、DeepTech支援)
18:40 - 18:50:研究開発型スタートアップの先輩の話
18:50 - 19:00:研究者大喜利について
19:00 - 19:35:研究者大喜利①
19:35 - 20:10:研究者大喜利②
20:10 - 20:30:ネットワーキング
大喜利終了後には懇親会もございますので、皆様ぜひ最後までご参加ください。
<大喜利スト>
日高 萌子氏 / 株式会社amulapo取締役CTO
慶應義塾大学理工学研究科修了、2020年宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社。現在まで、スペースデブリ除去を始めとする宇宙機の航法誘導制御技術を専門に研究している。同時に、株式会社amulapo取締役CTOとしてxR・ロボット・AI等のICT技術を用いた宇宙コンテンツの開発に従事。宇宙をはじめとした科学技術の発展に向けて、科学技術の発信、社会実装や人材育成のための仕組みづくりに取んでいる。
小田 悠加 氏 / 東京大学大学院 情報理工学系研究科 特任助教
2015年東京大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。2016年東京大学生産技術研究所特任研究員を経て2020年より現職。在学中に日本学術振興会DCおよびThe Wellman Center for Photomedicine, Boston MA, USAに留学。
[研究分野]
バイオマテリアル
金 剛洙 氏 / 株式会社松尾研究所 取締役 経営戦略本部ディレクター
東京大学松尾研究室学術専門職員、株式会社MK Capital代表取締役社長CEO・マネージングパートナー。東京大学大学院工学系研究科修了。シティグループ証券株式会社の勤務後、2020年より株式会社松尾研究所に入社し、機械学習の社会実装プロジェクトの企画からPoC、開発を一貫して担当。2022年より取締役に就任し、経営戦略本部を統括。また同社よりAI技術の応用により成長の見込める未公開企業への投資に特化したVCファンドを新設。
綱島 秀樹 氏 / 早稲田大学
私が行なっている研究の分野は,人が当たり前のように使っている「常識」などの認知機能をAIにも備えさせることを目指す分野です.その中でも,「因果関係」,「直感的物理現象」,「道具」,「意図」,「選好」の視覚にまつわる5つの要素を持つ「視覚的コモンセンス」という常識を扱う分野に従事しています.
伊東 周昌 氏 / 東京大学大学院 工学系研究科 博士前期課程・産業技術総合研究所 リサーチアシスタント
産業・工業的に重要なゼオライトと呼ばれる材料を研究の対象としている。ゼオライトは古くから知られる多孔質な結晶性の材料であり、熱力学的に安定でありながら内部に空間を持つことで多様な性質を示す。従来の実験による試行錯誤だけでなく、コンピュータの力を借りた原子シミュレーションによる研究が盛んになっている。伊東はコンピュータ支援によるゼオライト設計を目指した研究に取り組んでいる。
牛久 祥孝 氏 / オムロンサイニックエックス株式会社 プリンシパルインベスティゲーター
2013年日本学術振興会特別研究員およびMicrosoft Research Redmond Intern。 2014年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了、NTTコミュニケーション科学基礎研究所入所。 2016年東京大学情報理工学系研究科講師。 2018年よりオムロンサイニックエックス株式会社 Principal Investigatorおよび2019年より株式会社Ridge-i Chief Research Officer、2022年より合同会社ナインブルズ代表、現在に至る。 主としてコンピュータビジョンや自然言語処理を対象として、機械学習によるクロスメディア理解、AI for Scienceの研究に従事。
<MC>
松尾 英里子 氏 MATSUO Eriko
フリーアナウンサー(元日本テレビ).慶應義塾大学大学院SDM研究所研究員.一般社団法人たまに理事.2022年慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了.アナウンサーとして活動する傍ら,システム思考を用いた人材育成・組織開発プログラムを行う.
今城 哉裕 氏 / 東京大学 大学院工学系研究科 精密工学専攻 講師
2019年9月慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程およびリーディングプログラム早期修了。2019年10月から2020年3月まで日本学術振興会DC2からの切り替えにより、慶應義塾大学理工学部訪問研究員(学振PD)。2020年4月から2023年3月まで東京女子医科大学先端生命医科学研究所にて、日本学術振興会特別研究員(PD)。2023年4月から2024年3月まで東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻にて特任研究員、2024年3月より現在まで、同所属にて講師に着任し、音響細胞工学研究室を主催している。なお、この間、カリフォルニア大学サンディエゴ校Visiting scholar, Yonsei 大学Visiting researcher、慶應義塾大学理工学研究科特任講師も兼任してきた。
[研究分野]
機械工学、特に音響工学を専門とし、これを再生医療や組織工学、がん治療から革新的細胞培養法の提案など医学分野に応用している。機械的な刺激で細胞の機能を制御する技術の確立を目指す。
<運営事務局>
浅井 誠 氏 / 株式会社アークレブ 代表取締役社長CEO & 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート 特任教授
2009年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了。博士(工学)。その後、コロンビア大学研究員として、ニューヨークで研究生活を送る。2021年より慶應義塾大学の30代の特任教授として着任。また、コロンビア大学時代に若手研究者の会を運営し、のべ4000人以上の参加者を集め、世界中に広がる学際的な研究者ネットワークを作る。世界最高峰の大学のダイナミズムを肌で感じるうちに、日本のアカデミアに強い危機感を持つようになる。100年先を見据えたテクノロジーを日本から発信するべく、新しい産学連携の仕組みづくりを目指して、アークレブ創業に至る。
[研究分野]
専門はソフトマター(柔らかい物質群の総称)の自己組織化現象。柔らかさに起因するエントロピー誘起の相互作用は、生命現象を司る様々な自己組織化現象を解く鍵であり、そこから生まれる新しいソフトマター工学の創成を目指す。
【主催者】
◆アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク(AASN)について
AASNは世界各地で各分野の最先端研究を牽引する有望かつ気鋭の若手研究者らによる有志のネットワークです。大学・企業・国境の垣根を超えて、逆境の日本のアカデミアを世界最先端のアカデミアに変革すべく、アークレブ社の理念に共感したメンバーを中心として2020年8月に立ち上がりました。新しい産官学エコシステムの発明を目指して、多彩な才能がぶつかり合い、社会を変革する新たなエネルギーが生まれています。
◆株式会社アークレブについて
アークレブはハイコミットメント型の研究者ネットワークです。世界をリードする第一級の研究者から、未だ野に埋もれている将来有望な若手研究者まで、産業界への貢献に高い志を持つ研究者の有機的なネットワークを有し、企業の研究開発や新規事業創出を支援しています。アークレブのソリューションは、新たな技術ソースの発見や社員の人材育成の場としても有効です。私たちは、アカデミアのインサイダーとして、企業と大学の最良のリエゾンとなり、研究開発で世界をリードする新しい日本を目指します。