2014年に“jazz bass player”誌のためにKaye本人にインタビューしました。とても穏やかに喋る方です。インタビュー内容は大恐慌時代の出自〜離婚直後の母を助けるための放課後のバイト〜ラップ・スティール・ギターとの出会い〜14歳でのプロ活動開始〜ビッグバンドでのジャズ・ギタリスト時代〜ロックの台頭によるビッグバンドの衰退でスタジオ仕事へ(1週間分以上のギャラを1回のレコーディング・セッションでもらえた)〜夫の暴力による2度の離婚とシングル・マザーとしての自立〜ギターでは4〜5番目のコールだったが、ベースを弾くようになってファースト・コールになった〜レオ・フェンダーからの依頼でKayeのベース音をオシロスコープで分析〜ピック弾きの音は指弾きより倍音も多く、クリアに際立つことが解明された〜当時のレコーディング時の譜面は不完全なものが多く、自分でラインを作った〜パート毎のレコーディングが多く、オーバーダブ等も使い、色んなテープから時間を掛けて1曲を繋ぎ合わせて作っていた〜モータウンはユニオンとの関係上”デモ録音“と言う名目でレコーディングしていた〜基本となるベースラインは譜面に書かれていた〜それらはジェームス・ジェマーソン・スタイルだったので、後に誰が弾いたのかがハッキリしない原因〜等々。 モータウンの作品でスタジオ・ミュージシャンの名前がクレジットされるのは1971年から。 1969年に『How To Play The Electric Bass』(初のエレベ教則本)を出版。 *この本が出るまでは、エレベはFender Bassと呼ばれるのが一般的で、ユニオン名簿にもそう記載されていて、その後Electric Bass表記となる。 その後は音楽教育者としてジャズ的アプローチを用いて後進の育成に貢献。
2014年に“jazz bass player”誌のためにKaye本人にインタビューしました。とても穏やかに喋る方です。インタビュー内容は大恐慌時代の出自〜離婚直後の母を助けるための放課後のバイト〜ラップ・スティール・ギターとの出会い〜14歳でのプロ活動開始〜ビッグバンドでのジャズ・ギタリスト時代〜ロックの台頭によるビッグバンドの衰退でスタジオ仕事へ(1週間分以上のギャラを1回のレコーディング・セッションでもらえた)〜夫の暴力による2度の離婚とシングル・マザーとしての自立〜ギターでは4〜5番目のコールだったが、ベースを弾くようになってファースト・コールになった〜レオ・フェンダーからの依頼でKayeのベース音をオシロスコープで分析〜ピック弾きの音は指弾きより倍音も多く、クリアに際立つことが解明された〜当時のレコーディング時の譜面は不完全なものが多く、自分でラインを作った〜パート毎のレコーディングが多く、オーバーダブ等も使い、色んなテープから時間を掛けて1曲を繋ぎ合わせて作っていた〜モータウンはユニオンとの関係上”デモ録音“と言う名目でレコーディングしていた〜基本となるベースラインは譜面に書かれていた〜それらはジェームス・ジェマーソン・スタイルだったので、後に誰が弾いたのかがハッキリしない原因〜等々。
モータウンの作品でスタジオ・ミュージシャンの名前がクレジットされるのは1971年から。
1969年に『How To Play The Electric Bass』(初のエレベ教則本)を出版。
*この本が出るまでは、エレベはFender Bassと呼ばれるのが一般的で、ユニオン名簿にもそう記載されていて、その後Electric Bass表記となる。
その後は音楽教育者としてジャズ的アプローチを用いて後進の育成に貢献。
素晴らしい動画です。NHKにみんなで送ったらぜんぜん丁寧に追記してくれそうな気がするw 問題も起こしてるけど、偉大なベーシストでもあるんですよね...。すごい。
「グッド・ヴァイブレーション」のベース演奏は間違いなくキャロル・ケイです。ブライアンもそれは認めていますし、後年、あのベースプレイについて二人が演奏をしながら話す動画も公開されています。
それは誰もが知ってる定説であって、散々語りつくされてきたけど
その定説がミュージシャンのあいまいな記憶に基づいていて、
実際レコードになったバージョン以外のことを話している可能性がある。
その証拠の書類があるってのがこの動画の内容では・・
投稿待ってました!
確かにシュープリームスのカバーはデトロイトのオリジナルに比べたらもっさりした印章の曲(ゲット・レディとかマネーとか)が多いから違うバンドなんやろなとは思ってたけどロス録音なんやね。
モータウンのスタジオを観たことがある人はわかるけどただの住宅街の家を改装しただけで、周りにホテルなんかもないしロスからミュージシャンを呼んで録音するとかありえないってわかるからね。「家」録音のデトロイトから設備の整ったロス録音が増えるのは資金を得た60年代後半からだろうから、70年代に拠点をロスに移籍したのもそういう経緯なんやろうね。ミュージシャンの色ではなく録音技術と設備の問題でロスでの活動に移行したんやと思う。
マッスルショウズじゃなかったんすね😮
当時は本当にスタジオミュージシャンの名前が出なかったんだな。ポール・マッカートニーがビートルズ初期の頃録音したベースサウンドに不満で『モータウンのアイツみたいな音はが欲しい』と言ったくらいあのジェームズ・ジェマーソンの名前すら知らなかったというのも納得出来た。まあヘフナーベースじゃ難しいというのもあるが。
15:07 私はモータウンとか全く興味がない門外漢で、(失礼な言い方ですが)たまたまオススメに出てきたので視聴させてもらってますが… ロカビリーのバンドで10数年アップライトベースと組んだドラマー+自宅録音で自分でエレキベースを弾く(リッケン4001C64、ヘフナーバイオリンベース、1972ジャズベ、現行プレベを持ってます)経験からいえば、これはアップライトベースのみの音ですわ。ダブリングに聴こえるとしたら、オフマイクと当時の技術のせいでしょ。そこそこのレコーディングモニタースピーカーで拝聴していますが、私にはアップライトベースのみにしか聴こえないですわ。
これを機会に他の動画も視聴させていただきます(・∀・)
ご指摘ありがとうございます!動画内の説明にもいちおう付記してましたが、この部分(イントロ)はたしかにアップライトだけにしか聞こえませんね。
「ジェマーソンではなくキャロルケイが弾いていた」(もしくはその逆) という説を流布することで、得する人って誰なんでしょうね?
キッスやアイアンメイデンの解説もよろしくお願いいたします!
キャロルケイという人について、この動画シリーズでの知識しかないのですが、ローリングストーンの偉大なベーシストにポールやジャコを抑えて5位につけているのは、この論争を加味してもそれほど偉大な人物であったということでしょうか。それとも彼女の主張を全面的に支持した結果?
ミュージシャン結構性別に関係なく勘違いか虚言癖の人多いですからね、リズムトラックだけ先に取るんだろうからケイは自分が録音したセッションがそもそもどの曲なのかもよくわかってなかったんじゃないかな
ちゃんと参加してる事が明らかな作品だけでもう十分にすごいのに
>リズムトラックだけ先に取る
なるほどぉ〜
そういうことっすかぁ〜
@@LoveCheeseBurger 動画でも言ってますが、レーベル内カバーすごく多いとこなんで本当にその曲を録音だけしてリリースされなかった可能性もありますね
モータウン内にすらいろんなバージョンがあるというのは、話がややこしくなるのも致し方ないなぁ。スラツキーもケイ自身もライトも、全て正しいことを言ってる人はいないので、とりあえずどれかに乗っかって人をdisるのはやめよう😅
キャロル・ケイとは違うと思うけど、ベルトケンプフェルト独特のベース音はケイのベース音とか
思う程音が似てる。ドイツだからなベルトケンプは。あのベース音が好き。因みに大滝詠一は
死ぬ前はベルトケンプを聞いてばかりいたそうだだから、わしも近いんかな~~まいいや
ジミー・ボンドね.....エレキとアップライトのダブルはスペクター・セッションから始まったんだよ。
勝手にベンジャミンやアレンだと思われているドラムもアール・パーマーが結構叩いてるしね。
キャロルの過剰な神格化もあるけどハル・ブレインの過剰な神格化も厄介なんだよなぁ。
一番の問題は当時のモータウンが隠蔽したり裏で姑息なレコーディングをしていた事だね。
ベンチャーズだってツアー中にレッキング・クルーがレコーディングして帰ってからコピーしてとかグチャグチャだし。
・・・結びが秀逸だな。不毛ない争い...本当にその通りだと思う。
アール・パーマーが叩いてるのってどの曲ですか?ファンなのですごく興味があります
現在は過剰なポリコレ思想によって女性を称賛しないと、
「差別だ」と言われかねない状況にあるのが厄介ですね。
すべての女性がそうだとは言えないんですが、
目立つポジションに居る女性に対しては「ガラスの天井」はむしろ座布団で、
それ以上評価を下げられないブロックにすらなっている。