[2015] チャイコフスキー 『スペードの女王』 第1幕 第2場

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  • Опубликовано: 11 сен 2024
  • 音楽監督&指揮
    ウラディーミル・フェドセーエフ
    舞台監督
    ムスティスラフ・ペントコーフスキー
    美術
    アレクセイ・トレフィーロフ
    照明美術
    ニキータ・カラミーツェフ
    エヴゲーニ・ヴィストローフ
    ビデオ映像監督
    エレーナ・シャプチツ
    登場人物
    リーザ:エレーナ・エヴセーエヴァ
    ゲルマン:アレクサンドル・アントーネェンコ
    ポリーナ:エレーナ・マニィスティナ
    伯爵夫人:マルガリータ・ネクラーソヴァ
    マーシャ:ダリヤ・ズィーコヴァ
    家庭教師:イリーナ・レイナルド
    スヴェーシニコフ記念ロシア国立合唱団
    (音楽監督:エヴゲーニ・ヴォルコフ)
    チャイコフスキー記念グランド・シンフォニーオーケストラ(旧モスクワ放送交響楽団)
    作曲:ピョートル・チャイコフスキー
    台本:モデスト・チャイコフスキー
    2015年6月23日 モスクワ
    チャイコフスキー・コンサートホール

Комментарии • 1

  • @ShinBlueSky2010
    @ShinBlueSky2010  Месяц назад

    翻訳しながら、一つ、また一つと言葉の真意を読み解いて行くとき、さっと流して読んでいては決して掴めない奥深い意味が、不思議と分かってきて、だから胸に迫ります。
    詩人プーシキンの心を言葉にする力、それらに相応しい感情を音楽で表現し得るチャイコフスキーの才能。
    誰しも感性はあり、誰しも喜び、悲しみ、怒るという感情はありますが、それを誤魔化さずありのままに、言葉(詩)や音楽で表現できる能力は、才能と言わずしてなんと言えるでしょうか。
    翻訳していると、その才能に深く気付き、その直ぐ近くにいる喜びに心が震えます。
    *****************
    「愛しい友よ」と親友が語りかける
    リーザが周りに決められた結婚を前に、その現実世界を受け入れ、しっかりした大人になって行くであろうこと。
    一方で、しかし失ってしまう、少女時代の自由気ままで無邪気な夢、アルカディアのような淡くも美しい夢。
    それを友は言います。
    「行き着く先は(夢の)お墓なのよ」と
    *****************
    「この涙はどこから….」
    と心中を独白するリーザ
    ハンサムでお金持ちで、優しく器量も名声もある伯爵に嫁ぐ。普通であれば喜ばしきことなはずです。
    世の女性も男性も、「お金じゃないよね」と言葉では言いながら、「実はそうでしょう」という方、実際のところ少なくないと思います。
    というか、結婚という現実を前に、それを考えないほうが間違っています。
    でもリーザは「この涙はどこから….」と。
    夢だけでは生きていけません。
    でも夢がないと生きてもいけません。
    そしてリーザの選択とは…..