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野尻湖紹介ありがとうございます。こちらへの草魚放流経緯は先に木崎湖で述べさせていただきました。野尻湖漁協では2016年より体長1m以上の草魚を1匹1万円で買い取る事業を行っていました。野尻湖でのバス釣りの歴史も釣り人視点から説明いたします。野尻湖では現在の諏訪湖同様、バス釣りは禁止されておりました、これは当時の漁業関係者の中で貴重な資源であるワカサギなどを捕食されてしまうのでは、との懸念からです、漁協では組合員が捕獲したバスを1匹500円で買い取っていましたがすぐに予算が無くなり県に補助金をお願いしてももらえず漁協としては大変困っていました。そこで1995年、釣り人に釣って持ち帰ってもらえば遊漁料、ボート代は取れるし魚は減ると一石二鳥、三鳥と考え解禁することになります。当時の釣り説明の看板の最後には「釣ったバスは必ずお持ち帰りください。」と明記されていたほどです。ところが漁協の予想をはるかに上回る釣り人が訪れ遊漁料収入は倍以上、特に近隣の民宿、ペンションは10年分の売り上げとなりました。その数年後の初夏、長野市、豊野町周辺で千曲川氾濫の水害が起こります、そのため国道が寸断され周囲の戸隠、斑尾、妙高など観光地は夏のシーズンに大打撃を受けます。しかし野尻湖だけは関東方面は新潟経由、中部、近畿方面は富山経由で釣り人が訪れ観光業の方たちは「これは全部ブラックのお客だ。」と認識し、先ほどの看板の最後は「釣ったバスはリリースしてください。」に変更されました。ブラックバスのリリース禁止はお隣の新潟県で1999年12月に初めて出されました、これは当時、全国内水面漁業協同組合連合会の会長が、新潟県選出の国会議員だったためです。長野県でもリリース禁止が議論されいったん決まりますが当時の知事が「他県の状況も鑑み検討が必要だ」との理由で延期されます。本当は知事がバス駆除に関わる利権に気が付き延期した訳ですが、しかしその後、知事が変わると再度議論されましたが野尻湖は流出防止などを行う事で解除水域となりました。もう20年ほど前になりますがバス釣りの皆さんを集めて湖岸清掃を行ったとき、当時の組合長が挨拶に来てくれました、感謝の言葉の後「皆さんのおかげでワカサギを増やすことが出来ました」と言われ釣り人の頭に???が並びます。バス釣り人でさえバスはワカサギに悪影響を与えると思っているのでしょう、野尻湖ではバス釣りからも遊漁料を徴収しており、これは混獲の可能性を否定できないからでそれに対し文句を言う輩は皆無です、しかし徴収されたお金をバスの増殖に使用は出来ませんからそのお金でワカサギの増殖施設を作りその結果がどちらも釣れる湖になっているわけです。野尻湖の未来がどうなっていくのか、それは誰にもわかりませんが少なくとも現在の野尻湖では多くの方々の努力によって様々な魚種を狙う釣り人、漁協、地域住民が幸せになっているのは事実です。
詳しくありがとうございます。野尻湖のバス釣りに関わる経緯については、現地でも詳しく聞かせていただきました。地域に大きな利益を生み出していることは事実ですし、個人的な意見になりますが、そういった選択をする場所があっても良いと思います。あのロケーションで釣りをするのは、とても楽しいと思いますしね。こういった場所やダム湖など、ある種閉鎖的で管理された域内の釣り場を容認して、代わりに今も続く全国各地の乱放流に対しては厳しい態度で臨んでいくというのが現実的な落とし所ではないかと思います。それに、ソウギョの減少後は本当に水草が回復して、種数も多く、驚かされました。その時々、その場その場での最適な状況というのを見定めていきたいです。野尻湖視察は勉強になりました。
野尻湖のバス釣りに関するこれまでの経緯を丁寧にご説明くださり、ありがとうございます。それぞれの立場の方にそれぞれの物語があって、今日の野尻湖の姿があることが分かりました。子供の頃から親しんできた水辺でしたが、今になって初めて知ることばかりですし、まだまだ野尻湖の歴史のほんの一端しか見えていない状況です。何事においても、正しく知ることが大切ですね。私は昨年の夏に野尻湖を訪れて以来、11月末まで、毎月野尻湖に出かけました。なぜなら、野尻湖の湖畔に佇んでいるだけで、自分自身が幸せな気持ちになれるからです。このような水辺環境を作り、維持してくださっている全ての方々に感謝したいです。長々と失礼いたしました。野尻湖に携わる方々の想いを汲みながら、これからもこの湖を大切にしていきたいです。ありがとうございました。
@@ariake538 返信ありがとうございます。落としどころは重要ですね、多くの釣り人も気持ちよく釣りが出来る環境を望んでいると思います。一点だけ、これは私の原点でもあるのですがいわゆる密放流に関して、外来生物法施行前の20年以上前、いわゆる専門家と称する方々が東北地方などのバス拡散が釣り人の移植と説明され対策を望んでおられました。30年以上前でしたら釣り人から自慢話として移植の話しはお聞きしています、また問屋売り出し後の懇親会でとある釣具屋さんから過去の(今からなら50年近く前)ため池に入れた話も聞きました。(その時、横に元店員だった他店の店長もいましたがその方はその後駆除派になっています?)ところがその後、釣り人の移植は聞かなくなります、その当時で私も各地にバスがいる理由は7割位が釣り人、それ以外は何らかの理由と考えていました、しかし知りえる移植の情報は1割にもなりません、それは自分が知らないだけと思い色々と調べて見ました。すると思いもしなかった情報が色々と飛び込んで来ます、その中に釣り人の移植はこの30年ほどで1例のみでした。例えば長野県のある湖では1999年に琵琶湖からワカサギ稚魚を150キロ、30万匹放流し2000年よりバス、ギルが急増しています。また不思議なのがSNSなどで移植情報が出てこない点です、またご存じの様に外来生物法で捕まったとされるのは奈良県で彼女に見せたかったと車のクーラーボックスに入れていた大阪の電気工と琵琶湖で保管、譲渡とされた2例のみ、昨今の国外、国内外来種の拡散を考えると先のウチダザリガニと同様にもっと視野を広げる必要があると考えます。
漁業放流が行われている場所での拡散は種苗放流によるものではないかと私も思います。バスではありませんが、タイリクバラタナゴの拡散もフナやオイカワの放流起因なんじゃないかと思う事例もあり、あの辺はもう少し注目されるべきではないかなと思いますね。また、琵琶湖原産のハスやワタカが拡散しているのも、種苗放流による混獲の証左です。ただ、私らも鳥取県の十数箇所のため池に関わらさせていただいていますが、中山間地域の閉鎖的なため池で毎年干していても30cm程のバスが少数現れるということはしょっちゅうあり、今も放流を続けている人がいるのだろうなと思わざるを得ないところはあります。特に、ある日突然10-20cm程のバスが20匹ほどが現れ、口に炎症を起こしている個体も見受けられたこともありました。地元のバサーの方にも見て頂きましたが、どれも体色の薄い個体で、近くの有名ポイントの多鯰ヶ池で釣り上げて持ってこられたものだろうとのことでした。確実に減ってきているのは確かですが、今もそうやって少数ながら続けている人達がいるようで、私らの保全地とも重なるので悩ましい問題です。別地域の保全池でも、毎年全て抜いて捕獲していても現れ続け、池の中にロープを張って釣りにくくしたところそれ以降は侵入が消えたというものもありました。一時期に加え、乱放流もかなり数は減り、種苗放流に対して警戒を強めなければならないのは事実です。この辺りは一概に論じることの出来ない、難しい問題だと感じています(汗)
野尻湖は本当に良いです!昨年の夏、何十年ぶりかで野尻湖を訪ねましたが、これほどまでに豊かな植生が広がっているとは思ってもみませんでした。というか、小宮さんが水草の魅力やソウギョの脅威について教えてくださったからこそ気づけた視点でした。本当にありがとうございます!秋に野尻湖を訪れた際、湖全体が増水していて、エゾヒルムシロでしたっけ?あの子の沈水葉が湖底深くから伸びていて、それはそれは美しい光景でした。かと思えば、浅瀬には単子葉類のような丸い葉っぱがニョキニョキ生えていて、それも同じヒルムシロ(エゾかどうかまでは区別できません汗)だと分かり、さらにびっくりでした。ヒルムシロは様々な形態を見ることができ、とても面白いですね!その分、水草全般の同定はいつも困難を極めるのですが笑野尻湖の外来魚問題はどうなのでしょうか。バス釣りは盛んに行われていますよね。野尻湖はリリースしてもいいんでしたっけ。逆に捕って食べることはできないのですか?20年近く前の資料には、ブルーギルが、復活し始めたホシツリモを捕食する行動が観察されたと書かれていました。ブルーギルって水草も食べるんですか?ホシツリモだけは食べないでほしかったです…。信濃町出身の知人と野尻湖の話をしたところ、昔、町内でソウギョを提供している飲食店があったと教えてくれました。しかしながら、残念なことに現在は営業していないようでした。野尻湖には、ソウギョはもう、ほぼほぼ生息していないということなんでしょうか。ソウギョも白身で美味しい魚なんですかね。一度食べてみたいですね!野尻湖の環境を取り戻すために、各機関が連携して水草の再生やソウギョ駆除にあたってくださったこと、とてもありがたいことだと思います。バスなどの外来魚がいる中で、野尻湖は何を目指して行くのか、正直、私にはよく分からないです。なので、今年は、野尻湖の過去と未来についてちゃんと学びたいなと思っています。冬の野尻湖にも行ってみなければなりません。めちゃくちゃ寒そうですが笑難しいことは抜きにしても、野尻湖は風景も含め非常に美しいので、私はこの湖がとても好きです!ご紹介いただきありがとうございました。水草が一番美しい季節になったら、また野尻湖に行きましょう!
あまり覚えていませんが、湖岸の浅瀬に沢山生えていたものは、ヒメホタルイじゃなかったですか?水中に大群落を形成していたものはじつくんが教えてくれた通り、エゾヒルムシロもありました。他の水草もあったかもしれませんが、私はあの辺のものは詳しくないですね。野尻湖のバス釣りに関しても、あの場で環境省の方が仰っていた通りだと思います。部外者である私から詳しく言えることはありません。ブルーギルに関しては、雑食性のため、柔らかい車軸藻類なら多少食べることはあるかもしれませんね。ただ、どちらかと言えばブルーギルは中小型の動物への影響の方が大きいかと思います。水草群落に関して言えば、やはりソウギョでしょうね。野尻湖のソウギョは、あの場で仰っていた通り、ほぼ根絶されたと言って良いと思います。捕獲もありますが、そもそも寿命だろうとのお話でしたね。様々な権利が関わった問題です。ソウギョの部分は各分野が協働できる課題でしたが、ここから先は難しいでしょうね。時代の流れと、それぞれの団体の力関係で変わってくる問題だと思います。
@@ariake538はい!湖岸にはヒメホタルイが見られました。夏に見た時は、ヒメホタルイの群落の中にテナガエビもいました。現地に足を運び、自分の目で見ることはとても意味のあることだなと思います。そして何より楽しいです!バスのこともありがとうございます。コメントしてくださった方の解説も読ませていただき、大変勉強になりました。自分には知らないことが多すぎます。もっと学ばねばなりませんね。バックボーンも含めて正しく理解することが何より大切だと思っています。私の場合、知り得たことがすぐに記憶から抹殺されてしまうので、都度都度学び直さなければなりませんが笑いつも誠実な対応をしてくださりありがとうございます。小宮さんの姿勢を見習いたいです。湖はやはりいいものです。広々とした景色を見ているだけで心が癒されたり、力が湧いたりしてきます。引き続き、日本の湖シリーズを楽しみにしています!
おぉ、ここでもソウギョが!…何と言いますか、ソウギョはソウギョで大変だったのでしょうねー、彼方此方に連れて行かれて。長野は善光寺までは行った事があるので、もうちょっと足をのばせば行けそうな距離感です。行きたい所メモに入れておきますかね〜。
>長野は善光寺までは行った事があるので、もうちょっと足をのばせば行けそうな距離感です。高速乗ればあっという間ですよ。まあ高速インターまでが長いんですが長野市街。
ソウギョ問題が解決した湖です!驚くほど水草も豊富ですし、もしお暇な時があれば足を伸ばしてください!この時は信州勢を待たせての撮影でめちゃくちゃ短くなりましたが、初見の水草もあったり、今度はしっかり回ってみたいです!
@@ance963 有難う御座います。 m(_ _)m
@@ariake538 水草豊富な湖は良いですねぇ!次に遠出出来る機会があれば行ってみます。…冬以外の時に…
野尻湖紹介ありがとうございます。
こちらへの草魚放流経緯は先に木崎湖で述べさせていただきました。
野尻湖漁協では2016年より体長1m以上の草魚を1匹1万円で買い取る事業を行っていました。
野尻湖でのバス釣りの歴史も釣り人視点から説明いたします。
野尻湖では現在の諏訪湖同様、バス釣りは禁止されておりました、これは当時の漁業関係者の中で貴重な資源であるワカサギなどを捕食されてしまうのでは、との懸念からです、漁協では組合員が捕獲したバスを1匹500円で買い取っていましたがすぐに予算が無くなり県に補助金をお願いしてももらえず漁協としては大変困っていました。
そこで1995年、釣り人に釣って持ち帰ってもらえば遊漁料、ボート代は取れるし魚は減ると一石二鳥、三鳥と考え解禁することになります。
当時の釣り説明の看板の最後には「釣ったバスは必ずお持ち帰りください。」と明記されていたほどです。
ところが漁協の予想をはるかに上回る釣り人が訪れ遊漁料収入は倍以上、特に近隣の民宿、ペンションは10年分の売り上げとなりました。
その数年後の初夏、長野市、豊野町周辺で千曲川氾濫の水害が起こります、そのため国道が寸断され周囲の戸隠、斑尾、妙高など観光地は夏のシーズンに大打撃を受けます。
しかし野尻湖だけは関東方面は新潟経由、中部、近畿方面は富山経由で釣り人が訪れ観光業の方たちは「これは全部ブラックのお客だ。」と認識し、先ほどの看板の最後は「釣ったバスはリリースしてください。」に変更されました。
ブラックバスのリリース禁止はお隣の新潟県で1999年12月に初めて出されました、これは当時、全国内水面漁業協同組合連合会の会長が、新潟県選出の国会議員だったためです。
長野県でもリリース禁止が議論されいったん決まりますが当時の知事が「他県の状況も鑑み検討が必要だ」との理由で延期されます。
本当は知事がバス駆除に関わる利権に気が付き延期した訳ですが、しかしその後、知事が変わると再度議論されましたが野尻湖は流出防止などを行う事で解除水域となりました。
もう20年ほど前になりますがバス釣りの皆さんを集めて湖岸清掃を行ったとき、当時の組合長が挨拶に来てくれました、感謝の言葉の後「皆さんのおかげでワカサギを増やすことが出来ました」と言われ釣り人の頭に???が並びます。
バス釣り人でさえバスはワカサギに悪影響を与えると思っているのでしょう、野尻湖ではバス釣りからも遊漁料を徴収しており、これは混獲の可能性を否定できないからでそれに対し文句を言う輩は皆無です、しかし徴収されたお金をバスの増殖に使用は出来ませんからそのお金でワカサギの増殖施設を作りその結果がどちらも釣れる湖になっているわけです。
野尻湖の未来がどうなっていくのか、それは誰にもわかりませんが少なくとも現在の野尻湖では多くの方々の努力によって様々な魚種を狙う釣り人、漁協、地域住民が幸せになっているのは事実です。
詳しくありがとうございます。
野尻湖のバス釣りに関わる経緯については、現地でも詳しく聞かせていただきました。
地域に大きな利益を生み出していることは事実ですし、個人的な意見になりますが、そういった選択をする場所があっても良いと思います。
あのロケーションで釣りをするのは、とても楽しいと思いますしね。
こういった場所やダム湖など、ある種閉鎖的で管理された域内の釣り場を容認して、代わりに今も続く全国各地の乱放流に対しては厳しい態度で臨んでいくというのが現実的な落とし所ではないかと思います。
それに、ソウギョの減少後は本当に水草が回復して、種数も多く、驚かされました。
その時々、その場その場での最適な状況というのを見定めていきたいです。野尻湖視察は勉強になりました。
野尻湖のバス釣りに関するこれまでの経緯を丁寧にご説明くださり、ありがとうございます。それぞれの立場の方にそれぞれの物語があって、今日の野尻湖の姿があることが分かりました。
子供の頃から親しんできた水辺でしたが、今になって初めて知ることばかりですし、まだまだ野尻湖の歴史のほんの一端しか見えていない状況です。何事においても、正しく知ることが大切ですね。
私は昨年の夏に野尻湖を訪れて以来、11月末まで、毎月野尻湖に出かけました。なぜなら、野尻湖の湖畔に佇んでいるだけで、自分自身が幸せな気持ちになれるからです。このような水辺環境を作り、維持してくださっている全ての方々に感謝したいです。
長々と失礼いたしました。
野尻湖に携わる方々の想いを汲みながら、これからもこの湖を大切にしていきたいです。ありがとうございました。
@@ariake538 返信ありがとうございます。
落としどころは重要ですね、多くの釣り人も気持ちよく釣りが出来る環境を望んでいると思います。
一点だけ、これは私の原点でもあるのですがいわゆる密放流に関して、外来生物法施行前の20年以上前、いわゆる専門家と称する方々が東北地方などのバス拡散が釣り人の移植と説明され対策を望んでおられました。
30年以上前でしたら釣り人から自慢話として移植の話しはお聞きしています、また問屋売り出し後の懇親会でとある釣具屋さんから過去の(今からなら50年近く前)ため池に入れた話も聞きました。(その時、横に元店員だった他店の店長もいましたがその方はその後駆除派になっています?)
ところがその後、釣り人の移植は聞かなくなります、その当時で私も各地にバスがいる理由は7割位が釣り人、それ以外は何らかの理由と考えていました、しかし知りえる移植の情報は1割にもなりません、それは自分が知らないだけと思い色々と調べて見ました。
すると思いもしなかった情報が色々と飛び込んで来ます、その中に釣り人の移植はこの30年ほどで1例のみでした。
例えば長野県のある湖では1999年に琵琶湖からワカサギ稚魚を150キロ、30万匹放流し2000年よりバス、ギルが急増しています。
また不思議なのがSNSなどで移植情報が出てこない点です、またご存じの様に外来生物法で捕まったとされるのは奈良県で彼女に見せたかったと車のクーラーボックスに入れていた大阪の電気工と琵琶湖で保管、譲渡とされた2例のみ、昨今の国外、国内外来種の拡散を考えると先のウチダザリガニと同様にもっと視野を広げる必要があると考えます。
漁業放流が行われている場所での拡散は種苗放流によるものではないかと私も思います。バスではありませんが、タイリクバラタナゴの拡散もフナやオイカワの放流起因なんじゃないかと思う事例もあり、あの辺はもう少し注目されるべきではないかなと思いますね。
また、琵琶湖原産のハスやワタカが拡散しているのも、種苗放流による混獲の証左です。
ただ、私らも鳥取県の十数箇所のため池に関わらさせていただいていますが、中山間地域の閉鎖的なため池で毎年干していても30cm程のバスが少数現れるということはしょっちゅうあり、今も放流を続けている人がいるのだろうなと思わざるを得ないところはあります。
特に、ある日突然10-20cm程のバスが20匹ほどが現れ、口に炎症を起こしている個体も見受けられたこともありました。地元のバサーの方にも見て頂きましたが、どれも体色の薄い個体で、近くの有名ポイントの多鯰ヶ池で釣り上げて持ってこられたものだろうとのことでした。
確実に減ってきているのは確かですが、今もそうやって少数ながら続けている人達がいるようで、私らの保全地とも重なるので悩ましい問題です。
別地域の保全池でも、毎年全て抜いて捕獲していても現れ続け、池の中にロープを張って釣りにくくしたところそれ以降は侵入が消えたというものもありました。
一時期に加え、乱放流もかなり数は減り、種苗放流に対して警戒を強めなければならないのは事実です。
この辺りは一概に論じることの出来ない、難しい問題だと感じています(汗)
野尻湖は本当に良いです!昨年の夏、何十年ぶりかで野尻湖を訪ねましたが、これほどまでに豊かな植生が広がっているとは思ってもみませんでした。というか、小宮さんが水草の魅力やソウギョの脅威について教えてくださったからこそ気づけた視点でした。本当にありがとうございます!
秋に野尻湖を訪れた際、湖全体が増水していて、エゾヒルムシロでしたっけ?あの子の沈水葉が湖底深くから伸びていて、それはそれは美しい光景でした。かと思えば、浅瀬には単子葉類のような丸い葉っぱがニョキニョキ生えていて、それも同じヒルムシロ(エゾかどうかまでは区別できません汗)だと分かり、さらにびっくりでした。ヒルムシロは様々な形態を見ることができ、とても面白いですね!その分、水草全般の同定はいつも困難を極めるのですが笑
野尻湖の外来魚問題はどうなのでしょうか。バス釣りは盛んに行われていますよね。野尻湖はリリースしてもいいんでしたっけ。逆に捕って食べることはできないのですか?
20年近く前の資料には、ブルーギルが、復活し始めたホシツリモを捕食する行動が観察されたと書かれていました。ブルーギルって水草も食べるんですか?ホシツリモだけは食べないでほしかったです…。
信濃町出身の知人と野尻湖の話をしたところ、昔、町内でソウギョを提供している飲食店があったと教えてくれました。しかしながら、残念なことに現在は営業していないようでした。野尻湖には、ソウギョはもう、ほぼほぼ生息していないということなんでしょうか。ソウギョも白身で美味しい魚なんですかね。一度食べてみたいですね!
野尻湖の環境を取り戻すために、各機関が連携して水草の再生やソウギョ駆除にあたってくださったこと、とてもありがたいことだと思います。バスなどの外来魚がいる中で、野尻湖は何を目指して行くのか、正直、私にはよく分からないです。なので、今年は、野尻湖の過去と未来についてちゃんと学びたいなと思っています。冬の野尻湖にも行ってみなければなりません。めちゃくちゃ寒そうですが笑
難しいことは抜きにしても、野尻湖は風景も含め非常に美しいので、私はこの湖がとても好きです!
ご紹介いただきありがとうございました。水草が一番美しい季節になったら、また野尻湖に行きましょう!
あまり覚えていませんが、湖岸の浅瀬に沢山生えていたものは、ヒメホタルイじゃなかったですか?
水中に大群落を形成していたものはじつくんが教えてくれた通り、エゾヒルムシロもありました。他の水草もあったかもしれませんが、私はあの辺のものは詳しくないですね。
野尻湖のバス釣りに関しても、あの場で環境省の方が仰っていた通りだと思います。部外者である私から詳しく言えることはありません。
ブルーギルに関しては、雑食性のため、柔らかい車軸藻類なら多少食べることはあるかもしれませんね。
ただ、どちらかと言えばブルーギルは中小型の動物への影響の方が大きいかと思います。水草群落に関して言えば、やはりソウギョでしょうね。
野尻湖のソウギョは、あの場で仰っていた通り、ほぼ根絶されたと言って良いと思います。捕獲もありますが、そもそも寿命だろうとのお話でしたね。
様々な権利が関わった問題です。ソウギョの部分は各分野が協働できる課題でしたが、ここから先は難しいでしょうね。
時代の流れと、それぞれの団体の力関係で変わってくる問題だと思います。
@@ariake538
はい!湖岸にはヒメホタルイが見られました。夏に見た時は、ヒメホタルイの群落の中にテナガエビもいました。
現地に足を運び、自分の目で見ることはとても意味のあることだなと思います。そして何より楽しいです!
バスのこともありがとうございます。コメントしてくださった方の解説も読ませていただき、大変勉強になりました。
自分には知らないことが多すぎます。もっと学ばねばなりませんね。バックボーンも含めて正しく理解することが何より大切だと思っています。
私の場合、知り得たことがすぐに記憶から抹殺されてしまうので、都度都度学び直さなければなりませんが笑
いつも誠実な対応をしてくださりありがとうございます。小宮さんの姿勢を見習いたいです。
湖はやはりいいものです。広々とした景色を見ているだけで心が癒されたり、力が湧いたりしてきます。
引き続き、日本の湖シリーズを楽しみにしています!
おぉ、ここでもソウギョが!…何と言いますか、ソウギョはソウギョで大変だったのでしょうねー、彼方此方に連れて行かれて。
長野は善光寺までは行った事があるので、もうちょっと足をのばせば行けそうな距離感です。行きたい所メモに入れておきますかね〜。
>長野は善光寺までは行った事があるので、もうちょっと足をのばせば行けそうな距離感です。
高速乗ればあっという間ですよ。まあ高速インターまでが長いんですが長野市街。
ソウギョ問題が解決した湖です!驚くほど水草も豊富ですし、もしお暇な時があれば足を伸ばしてください!
この時は信州勢を待たせての撮影でめちゃくちゃ短くなりましたが、初見の水草もあったり、今度はしっかり回ってみたいです!
@@ance963
有難う御座います。 m(_ _)m
@@ariake538
水草豊富な湖は良いですねぇ!
次に遠出出来る機会があれば行ってみます。…冬以外の時に…