ペロブスカイト太陽電池の基礎(S05)【兵庫県立大・伊藤省吾×峯元】

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  • Опубликовано: 4 дек 2024

Комментарии • 26

  • @kuma34
    @kuma34 3 года назад +6

    非常に勉強になりました。ありがとうございます。

  • @j20364kt
    @j20364kt 2 года назад +2

    研究的な情報大変勉強になります!地域脱炭素RUclipsrをやってますが、是非RUclips対談などさせていただきたいようなコンテンツですね!

    • @PVU-photovoltaicsuniversity
      @PVU-photovoltaicsuniversity  2 года назад +2

      ありがとうございます!勝手に電力2.0様も視聴させていただいて、電力について非常に濃厚なコンテンツで、勉強になりました。

  • @和資多田
    @和資多田 2 года назад +5

    全く知識がないですが、すごく興味が湧きました。ありがとうございます。
    質問ですがペロブスカイト太陽電池の生産において塗工メーカーが活きる工程はあるでしょうか。

    • @PVU-photovoltaicsuniversity
      @PVU-photovoltaicsuniversity  2 года назад +3

      コメントをありがとうございます。
      ペロブスカイトは塗布で作製出来る事が大きな特徴です。電子輸送層、ペロブ層、正孔輸送層の各工程で、面内均一性良く、塗布環境(湿度、温度、気体の流れ)を制御する必要があると思いますので、塗工メーカー様の高い技術力が必要であると思います。

    • @和資多田
      @和資多田 2 года назад

      ご回答ありがとうございます!
      もう一点ご教授いただけると幸いです。
      ディスプレイに使われるフィルムに特殊な性能を持たせる塗工設備は活用の幅は拡がるでしょうか。
      それとも、そんなにクリーン設備は必要ないものでしょうか。

    • @PVU-photovoltaicsuniversity
      @PVU-photovoltaicsuniversity  2 года назад +1

      クリーン度がどの程度ペロブスカイト太陽電池の歩留まりに影響するのかは明らかになっていないと思われますので、必要かどうかは今後の検討余地があるのではと思います。クリーンな設備が望ましいとしても、コストとの兼ね合いになるかと思います。

    • @和資多田
      @和資多田 2 года назад +1

      すごく参考になりました!ありがとうございました!

  • @けいえす-b6p
    @けいえす-b6p 3 года назад +6

    ペロブスカイト太陽電池に関して60分以下とコンパクトにまとめられており、大変参考になりました。ペロブスカイト太陽電池の研究歴が浅い全ての方に視聴して頂きたいです。
     耐久性向上に関して質問があります。
     ①多孔質カーボン電極の紹介で封止なしとありますが、水分等がある大気雰囲気でも1000時間の耐久性があるのでしょうか?もしそうであるなら、光+水+TiO2が存在するのにどのような原理で耐久性が向上したのでしょうか? 
     ②電界によるイオン拡散・結晶崩壊に関してはどのような対策があるのでしょうか?不純物添加によるストレス緩和がこの対策にあたるのでしょうか?

    • @PVU-photovoltaicsuniversity
      @PVU-photovoltaicsuniversity  3 года назад +2

      コメントをありがとうございます。
      伊藤省吾先生からご回答をいただきましたので、以下に記します。
      ***

      多孔質カーボン電極に関しては,水分等がある大気雰囲気でも1000時間の耐久性
      があります.その理由の一つ目には,ペロブスカイト結晶を含んだ多孔質カーボ
      ンが良い水分のブロッキング材料になっております.二つ目には,兵庫県立大学
      が新しい知見をこの度得ましたので,最新データをまとめているところです.楽
      しみにしておいて下さい,

      電界によるイオン拡散・結晶崩壊の対策は非常に困難です.これに関しては,2
      次元(2-D)ペロブスカイト結晶を上手に使うという対策が考えられます.2-Dペ
      ロブスカイト結晶の研究進展はすさまじい状態です.新たな発見の報告が日々表
      れております.
      ***

    • @けいえす-b6p
      @けいえす-b6p 3 года назад +2

      @@PVU-photovoltaicsuniversity
      お忙しいところ、丁寧な回答をして頂きありがとうございます。大変助かりました。
      ①に関する論文を楽しみにしております。

  • @中村-w9c
    @中村-w9c 3 года назад +3

    思わず見入ってしまいました。いくつか気になった点があります。
    ①アンチソルベントのところで、スピンコートで成膜した後に貧溶媒を加えているように見受けられますが、どのように加えているのでしょうか?薄膜に均等になるようにでしょうか?塗布溶媒が揮発したタイミングで適当に貧溶媒を垂らしても綺麗な結晶ができるとは考えづらいです。
    ②ハロゲンの割合を変えるとエネルギーギャップが変わるのはどのような原理でしょうか?
    ③「結晶をリラックスさせる」という表現が聞かれましたが、エネルギー的に下がっていると思われますが、何のエネルギーでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • @PVU-photovoltaicsuniversity
      @PVU-photovoltaicsuniversity  3 года назад +2

      コメントをありがとうございます。以下のように考えています。
      ①スピンコーティング中で塗布溶媒が揮発する前に、基板に均一に貧溶媒をドロップしています。こうすることで綺麗な結晶ができます。
      ②ヨウ化物のバンドギャップと臭化物のバンドギャップがそれぞれ異なっていて、割合を変えるとおおむねその間のバンドギャップになります。横軸に元素比率を取ると弓なり(凹型)になるような材料もあります。バンドギャップは構成元素の相互作用で決定される(単純に言うと原子間距離に相関がある)ので、ハロゲン比率を100%ヨウ素から始まって、臭素に置き換えていくとすると、原子間の平均的な距離が連続的に変化するので、バンドギャップも連続的に変化します。
      ③「リラックスさせる」というのは、結晶にストレスが入っているものが、ひずみのエネルギーが緩和するという意味で使っています。

    • @中村-w9c
      @中村-w9c 3 года назад +2

      ご回答ありがとうございます。
      ①に関しては驚きでいっぱいです。回転させながらなので貧溶媒が均一に広がって、均一な綺麗な結晶ができるということですね。
      ②は『バンドギャップは構成元素の相互作用で決定される(単純に言うと原子間距離に相関がある)』というのはどういうことでしょうか?初めて聞きました。
      ③に関してはよくわかりました。ありがとうございました。

  • @cygnus1101
    @cygnus1101 Год назад +1

    ペロブスカイト太陽電池を使った、美しくてカラフルな太陽光パネルのデザインをして販売したい・・・。

  • @takeshi2730
    @takeshi2730 3 года назад +3

    無限 エネルギーに近ずきましましたね

  • @TT-xx3nw
    @TT-xx3nw 2 года назад +3

    通常の太陽光パネルはポリシリコンが使われていて、ウイグル人の強制労働で採取されているとされています。これに関してはそのような可能性はないのでしょうか?

  • @owata1942
    @owata1942 Год назад +1

    自分は最近ペロブスカイト太陽電池の研究を始めた学生なのですが、MAPbI3ペロブスカイト薄膜において一般にcubic,Tetragonal,orthorhombicのどのpheseが質が良いとされているのかが論文を探しても見つかりません。なのでもし知っていれば教えていただきたいです・・・見ている限りcubicがいいと思うのですが、明確に「cubicだからよい結晶ができた」というような文をのっけている論文が見当たらなく、少し困っています。こんなところで聞くものではないと思っていますが無知な学生に何かご教授願えないでしょうか・・・

    • @PVU-photovoltaicsuniversity
      @PVU-photovoltaicsuniversity  Год назад +1

      とにかく安定なのはPbI2(六方晶系結)です.
      その隙間に無理に一価のカチオン(MA+, FA+,
      Cs+など)を入れて、強引にCubicになっております.つまり,ペロブスカイト構造自体が不安定です.温度が超低温になると,オーソロンビックに成ったりするようです(記憶では).その温度で安定な状態になろうとするので,その温度に合わせて少し変化した結晶構造になります.発電に寄与できるのはCubicですが,どれも安定ではありません.(伊藤先生より)

    • @owata1942
      @owata1942 Год назад

      @@PVU-photovoltaicsuniversity ​ お忙しい中ご丁寧な返答誠にありがとうございます、勉強になりました。

  • @moon3817
    @moon3817 2 года назад +3

    この電池が本格的に実用化されたら、化石燃料で食べている国々はキツいだろうな。
    エネルギー変換効率15.1%のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を、東京都23区内の建物の屋上および壁面の一部に設置しただけでも、原子力発電所2基分(東京都23区の家庭内年間消費電力量の2/3相当)の発電が見込めるものとなるため、世界各国でこの電池が街中の様々な建物に設置されたら、それだけで十分な消費電力量を確保できることになってしまうため。当然ながら、エネルギー変換効率は今後更に高く改善されるだろうし。

  • @yukiharu-happy
    @yukiharu-happy 2 года назад +2

    結局は充電出来ないから電力会社が困ってるんでしょ?