【俳句さんぽ・30回】十六夜(秋の季語)月を愛でる日本人の心を俳人は忘れません。
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- Опубликовано: 7 фев 2025
- 俳句上達への道。俳句さんぽ、ちこと申します。
名句、秀句を読み(朗読)鑑賞する(味わう、学ぶ)
十六夜を詠んだ俳句
河原枇杷男、橋本多佳子、水原秋桜子、三浦樗良、阿波野青畝の句をご紹介しています。
先人の名句、秋組は感動と学びが詰まっています。
あなたはどう鑑賞されますか。
よかったらチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
参考資料
編者:講談社 日本大歳時記 座右版
角川春樹 合本現代俳句歳時記
監修:大野林火 入門歳時記 新版
著者:山本健吉 定本現代俳句
編著者:山本健吉 鑑賞俳句歳時記
著者:水原秋桜子 近代の秀句
堀本裕樹 俳句の図書館
編著者:水原春郎 秋桜子俳句365日
著者:大野林火 近代俳句の鑑賞と批評
編著者:森田峠 青畝俳句365日
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中七「咄すほどなき」:「咄」この漢字はじめて出会いました。いまひとつ解釈できません、ここを解説していただきたかった😅 「十七夜」だからこそ「咄すほどなき」なんでしょうが・・・言葉には表現し難い・・・なんとなくわかるような。深いですよね。。。
こんにちは。
「咄」には”落とし話”という意味がある様です。「咄すほどなく」は”取り立てて言う程ではない、小咄めいた話などしていたら、ほどなくして”という意味かなと解釈しておりました。 d(^-^)/
@@benikuzutobe 教えていただきありがとうございます。なるほど「小咄」の字でした。気の合う人とちびちびやりながら、とりとめのない話をしているうちに、いつしか月が昇っていてあたりを照らしている・・・中七により句をじっくり味わうことができますね。私もいつか「咄」をつかってみたいものです😊
今回も素晴らしい朗読と鑑賞を有難うございます。”月”に一夜ずつ固有名を付けているのは日本だけですよねW。昔から風雅の極致として”雪月花”を歌に詠んで来たこういう日本人の精神は未来永劫に続いてほしいですねー。
※今日ご紹介のあった季語の他にも”月”に関する季語は沢山ありますね。季語”月”に興味のある方に私のお勧めは『夏井いつきの「月」の歳時記 (世界文化社)』です。d(^-^)/
昔より月は日本人の心を惑わす魔性の女でした。
十六夜の戻れぬ橋を
わたりけり せいりう
これは妄想ネタです。
私は妻帯者ですが、この恋だけは成就したい。彼女は異国の人、もうすぐ帰国してしまいます。この橋を渡ろうか渡るまいか、十六夜の月に尋ねます。答えは決まっているはずなのに、橋の前を行ったり来たり、心は千々に乱れます❗
月には不思議な魅力がありますね🌕