【残酷すぎる幸せとお金の経済学】お金と幸せのリアルな関係。 経済成長は幸せをもたらすのか？ 結婚 vs 独身。出世が不幸を招く？幸せに必要なのはお金？それとも・・・

目次は、こちらです
03:07 1 お金と幸せ
04:26 2 経済成長と幸せ
06:18 3 出世と幸せ
08:52 4 性別と幸せ
10:39 5 年齢と幸せ
12:47 6 結婚と幸せ
13:33 7 離婚と幸せ
14:36 8 最も重要な要因と幸せ
気になるところだけでも見ていってください
「お金・子育て・幸せ研究所」のオコシが解説する今回のテーマは、「お金と幸せの関係」についてです。オコシは準富裕層として資産形成を行い、株価の変動によって準富裕層とアッパーマス層の間を行き来する生活を送っています。この体験をもとに、お金と幸せの密接な関係について考察を展開します。
まず、資産形成の目的として多くの人が老後の不安解消や子どもの学費確保を挙げますが、最終的には「幸せになるため」であるとオコシは述べます。幸福の経済学に基づき、お金が幸福度にどう影響するかが調査されており、年収が高まるほど幸福度が向上することが明らかにされています。しかし、以前は年収800万円で幸福度が頭打ちになるとされていたのに対し、最新の研究では収入が増え続ける限り幸福度も増加することが分かっています。
次に、経済成長と幸せの関係についても触れられています。過去の物質的な豊かさの進展を考えると、経済成長は幸福度を高めるように思えますが、実際には豊かさの均一化によって幸福感が減少することが示されています。特に、経済成長が子どもの幸福度を低下させるというデータは深刻で、教育負担が増し、子どもたちが疲弊する要因となっています。
さらに、出世と幸福の関係についても考察されます。管理職に昇進しても幸福度が上がらない理由は、業務量の増加や健康への悪影響があるためです。また、管理職に就いた夫の妻は幸福度が上がる一方、妻が管理職になった場合、夫の幸福度は下がるという、性別役割分担に根ざした問題も指摘されています。
このほか、結婚や離婚が幸福度に与える影響についても分析されています。結婚した場合、夫婦仲が良ければ幸福度が高い一方、仲が悪ければ独身や離婚者よりも幸福度が低くなります。離婚後は特に女性の幸福度が上がる傾向にあり、これには離婚に対する女性の心理的準備やコミュニティの存在が影響しています。
最後に、幸福度に最も影響を与える要因は「人間関係」であると結論づけられます。健康や仕事も重要ですが、最も大切なのは、良好な人間関係を築くことだと述べられています。経済的な豊かさを追求しつつも、心の通った人間関係こそが幸福の本質であるというメッセージが、動画全体を通して強調されています。