巳年にちなみ開運招福・金運向上の遠隔新春初祈祷⛩️〜新年明けましておめでとうございます🎍〜
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- Опубликовано: 9 фев 2025
- 明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、本年令和七年は巳年ですが、本来の干支でいうと乙巳(きのとみ・いっし)。
恵方は「歳徳神」という神様がいる場所です。この歳徳神がいる場所は毎年変わるため恵方もその度に変わります。
実は恵方は、基本的に「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4つしかありません。
この向きはその年の「十干(じっかん)」と組み合わせることで決めています。
「十二支」は子(ね:ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う:うさぎ)、辰(たつ)、巳(み:へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い:いのしし)と、その年を12種類の動物になぞらえたもので、年の他にも時刻や方角を表すことがあります。
この十二支が「干支」の意味で用いられることがありますが、干支とは本来「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した呼び名で、「十干(じっかん)」と十二支を組み合わせたものです。
「十干」とは、甲(こう:きのえ)、乙(おつ:きのと)、丙(へい:ひのえ)、丁(てい:ひのと)、戊(ぼ:つちのえ)、己(き:つちのと)、庚(こう:かのえ)、辛(しん:かのと)、壬(じん:みずのえ)、癸(き:みずのと)の総称で、もとは1から10までものを数えるための言葉です。
恵方は西暦の1の位でも確認をすることができます。
西暦の1の位が「0、5」の年は「西南西」、「1、3、6、8」は「南南東」、「2、7」は「北北西」、「4、9」は「東北東」となっています。
干支の組み合わせ(十干と十二支の組み合わせ)は60通りあり、六十干支と呼びます。これが一巡すると還暦となります。
2024年は十二支でいうと「辰(たつ)」年ですが、十干でいうと第1位を表す「甲(こう:きのえ)」の年。
干支はこれらを組み合わせた「甲辰(きのえ・たつ)」
2025年は十二支でいうと「巳(み:へび)」年、十干では「乙(おつ:きのと)」の年となり干支は「乙巳(きのと・み)」となります。
十二支や十干はそれぞれ独自の意味を持っています。
「乙」は十干の2番目で、植物の生長サイクルに例えると、草木の幼芽が屈曲して伸び始める状態を指します。
「巳」は十二支の6番目で草木の成長が最盛期を迎えた状態を表しており、動物は蛇(ヘビ)を当てます。
古来、蛇は「神の使い」として信仰の対象とされ、脱皮を繰り返し成長するさまは「生命力」「復活・再生」の象徴とされます。
総じて「乙巳」は、紆余曲折を経た努力が実を結び、将来にわたる成果となって現れる年と位置付けられます。
また「巳」は蛇のイメージから「再生と変化」を意味します。
脱皮し強く成長する蛇は、その生命力から「不老長寿」を象徴する動物、または神の使いとして信仰されてきました。
この2つの組み合わせである乙巳には、「努力を重ね、物事を安定させていく」といった縁起のよさを表しています。
現代人の多くは蛇に苦手意識を持つ人のほうが多いと思いますが、神社のご神体がヘビというのは珍しくないし、「白ヘビは神の使い」「ヘビの抜け殻は金運のお守り」など、ヘビを神聖なものと考える例は全国各地にあります。
家の守り神として崇め、家の敷地内でヘビを殺せば家が絶える、家にヘビが住み着くと家が栄えるという言い伝えもあります。
ヘビの夢を見るのも吉です。
これらのようにヘビを神聖視する理由は、
①長いものを長寿の象徴と考える(年越し蕎麦なども同様)
②生命力が強いものへのあこがれ(死への恐れを遠ざける)
③ほかの生き物を食べる、人間をも殺す力がある(生死をつかさどる力への畏敬の念)などが考えられる。また湿気を好み、泳ぐこともできるヘビは水神とされ崇拝される。古事記に登場する八岐大蛇も、土地を流れる河川の氾濫を「折々に暴れて人々を困らせる大蛇」として描いたとも言われている。農作物の出来不出来に大いに関係する水をつかさどるものとして、ヘビは豊作を願う心、ひいては子孫繁栄、金持ちになるという願いを引き受ける、神聖な生き物として扱われたこと
が挙げられます。
では過去の乙巳の出来事を歴史的に検証してみました。
まず645年は大化の改新が始まった年。
中大兄皇子と大海人皇子という、若い力が新しい政治体制を作り出す始まりの年にあたります。
1185年は平家が壇ノ浦で敗れた年。貴族政治は完全に終わりをつげ、源氏が武家政権のトップとなることが決定づけられましま。
1605年は徳川家康が家督を息子の秀忠に譲った年。天下統一の戦乱から平和な国づくりへとシフトチェンジが始まる年になりました。
1905年は日露戦争が終わり、大国ロシアに勝利したことに自信をつけた日本が、国際的にも存在感を発揮した年。
1965年はイザナギ景気スタート、5年後の1970年に大阪万博の開催が決定し、名神高速道路が全線開通、前年1964年に開通した東京―大阪間を走る新幹線が、当初の予定通りの3時間10分運転を開始する、戦後から高度成長期への移行を実感する年になりました。
蛇が脱皮して新しくなるように、日本社会も大きな変化や再生する出来事が多く起こっています。これらは、巳年の「困難を乗り越えて新たな段階へ進む」という傾向の表れかもしれません。
脱皮を繰り返して成長するヘビは、再生を意味する吉兆であり、過去の失敗も新たな成長へと変える絶好の一年となるでしょう。
という訳で、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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