私達が子供の頃、高度経済成長時代は頑張れば先は良くなるという右肩上がりの希望に満ちた時勢だったのが、秀吉の出世とかぶるように感じる。経済的発展が輸出を増やして行き、海外と肩を並べられるようになりつつあった。それに反して、現在は先行きの見えない漠然とした停滞感がある時代、立身出世自体が現実味がない。こういう時代の変化が、大河ドラマの内容、脚本にも反映されているように感じる。秀吉像は今までさんざんやり尽くした感があるので、かえって別の描き方の方が新鮮でもある。人間には様々な面があるので、どこにスポットをあてるかで、かなり人物像が変わる。かつての異色大河ドラマ”信長KING OF ZIPANG"では、宣教師ルイス・フロイスの眼を通して描かれるという趣向だったが、うまいやり方だなあと思った。動画内の江戸時代のの秀吉像が、面白かった。小瀬甫庵がかなり小説家ぽい立ち位置であり、新井白石は幕府の体制派として秀吉をあまり評価していないのが、なるほど!と感じた。
皆が好きなのは知恵と愛嬌で成り上がっていく木下藤吉郎や羽柴秀吉であって
天下統一後、傲慢になり果てた豊臣秀吉ではないということ
真田丸の小日向文世さん演じる秀吉も良かったですよね 人たらしな面とサイコスイッチが入る瞬間とか好きでした
私も竹中直人さん主演の大河ドラマ「秀吉」が大好きでした!!過去って変わらないはずなのに、捉え方が時代によって変わるのが、歴史学の面白い所ですよね。
私は真田丸の小日向秀吉が結構ハマってて陽陰のバランスもとれていて良かったかなと思っています。
愛嬌があって他人との距離に縮め方も上手そうで、上司からも部下からも慕われそうな雰囲気もあり、同時に容赦のなさそうな闇の部分も併せ持った所がよく出ていたように思います。
ムロ秀吉は闇が強すぎてあまり周りから慕われそうにないキャラに感じますが、今後、どう出世していくか、後年がどう描かれるかが興味深いですね。
「黄金の日日」の秀吉像はまさにそれでしたね。子供ながら理想をもった「人たらし」だった秀吉が、地位を得ることで、権力主義の男に変貌したことに衝撃をうけました。すこしショックすら受けていたと思います。
私も大河の秀吉と言えば「黄金の日々」の緒形拳さんです。
前半主人公とあんなに仲の良かった秀吉が激変してしまい、回想シーンの後「覚えがないなぁ~」とすっかり別人になってしまった事に涙してしまいました。
戦後に発展した家電品松下電器やバイクのホンダの社長はある意味人たらしだと思います。
でも半面冷酷で結果しか見ない面も有ったかと。
1人では天下は取れないので側近の優秀な人材が絶体必要。
秀吉には秀長や官兵衛や妻のおねが居たからこそだと思います。
それらと疎遠になったり、亡くなったりしてから歯止めが効かなくなった。
すんごく腑に落ちた。良い回でした。
裏のない良い人なら秀吉は天下人になってないです
出世する人はだいたい裏ある
今回も解説ありがとうございます。
岡田信長「ものの見方とは色々じゃ……」と言うように、秀吉像の変遷は我々の価値観の変遷でもあるのかと思います。「人は多面性が有り、見るもの次第で見え方も変わる」と言う考えが浸透してきたからこそ、これまでと違う描き方も出来るようになり、受け入れる事も出来るようになってきたのでしょうか。
陽気な人たらしと残忍な野心家、どちらの秀吉も僕は好きです。
おんな太閤記では人の良かった秀吉が天下人になって、その重圧から次第に変わっていく様が描かれていて、私としては納得が行きました。
また、池上季実子さん演じる淀殿が、巧妙に西田敏行の秀吉の心の隙間や孤独感につけこんで寵愛を得ていくんですよねw
あの淀殿は嫌な野郎でした。
@@紳士先輩-f8t まぁ、おかかを主人公とするドラマでしかも脚本が渡鬼の橋田壽賀子ですので、淀殿は悪女にされざるをえないと思いました。
ある種の反動ってのはあるかもですね。
良い人で通ってた人物を「本当にそうか?悪い事してたんじゃない?でなきゃ天下取れないでしょ?」って描きたくなる人も出てくるでしょう。
逆に信長も冷酷非道だけじゃない、人間味あふれる人物に最近は描かれているのもそういう面があるのかもですね。
むしろ信長公は最近も無理やり悪役悪党に描かれてるやんクズ監督によって
解説の内容はもちろん面白かったけど、それ以上に武士道さんの秀吉への熱い想いが伝わってきました
でも、秀吉が送った手紙(特に女性たち)のこまめさや文面などから、彼が人たらしであったことは間違いないと思うのです。面倒がらず、せっせと文を送り、痒い所に手が届く。手に入れた財産はどんどんふるまう。若いころから多少サイコパス気味のところがあったり、晩年は正気の沙汰とは思えないところがあったので、認知症か何らかの障害が出たと考えてしまいます。でも、ある年齢までは、人心を得て成り上がっていくヒーロー的要素が多分にあったことは間違いないと私は考えています。
今のドラマでは、例えば京都奉行になっておりながら、乞食のように品のない身なりと言葉遣い、言動。そんなわけないでしょうが。京都奉行ですよ。脚本のあまりに行き過ぎた演出に、多少閉口しているところがあります。
個人的には秀吉の語られる明るさも仄暗さも失敗も成功もすべて魅力的だと思うなぁ。視点によって正邪が逆転するのも上り詰めた者の宿命だし。
個人的に持っている秀吉のイメージは「一見明るく振舞っているが実はほんの一部の人にしか心を開いておらず、だからこそ開いた人物には全力で尽くす人物で、晩年壊れていったのは尽くす相手がいなくなり道を見失った上誤りを正す人間がいない孤独な老人になってしまったから」ですね。
最初このイメージで見てるせいか多少ブレがあっても何の違和感も持ったことがありません。
個人的に好きだったのが真田丸の時の小日向さんが演じた秀吉は好きでしたね。天下を取ってからの壊れていく、老人の姿は迫真に迫るものがあったと思います。
確かに、それぞれの時代によって聞き手の常識が変わっていくので、歴史上のヒーロー像は社会と共に変遷していくものだと思います。三英傑は特に激しい変化なのでしょう。
その意味で、大河ドラマの中では、どの時代にも共通する「戦乱の世・大戦国時代の王者の威厳」感を最も表現していた勝新太郎氏の秀吉像が、最も実際の豊臣秀吉像に近い気がしています。
なんたって、あの超実力主義の世で、ただ一人源平藤橘の名を借りる事もなく「朝臣豊臣」を勝ち取った怪物なのですから。どの時代と比べても飛び抜けています。
まあ、私個人の秀吉像オリジナルは、小学生の頃に見た黄金の日々の緒形拳秀吉なんですが…😝💦
今の大河だったら、金ヶ崎で殿つとめた後に、果汁でケガしたように見せて、水をかぶって汗のように見せる小細工していたシーンが好きですね。
野心剥き出しにしないと上に上がれない。普通にしていたらそこまで止まり。
ムロさんは怪演で腹黒さが目立ちますが、それがどういうストーリーに繋がるのか今からワクワクしています。
江戸時代、朝鮮出兵に対しての庶民思想の解説が為になりました。他にもその時代の人が思っていただろうというのが分かるとより歴史が面白くなると思うので今後とも宜しくお願い致します。
秀吉公は誕生日が一緒(元旦)なので子供のころから親近感があり、うちも祖父の代までは農業でしたから 自分も将来に希望を持てることをいつも感じていました。還暦になった今でも夢と希望は決して捨てません。どんな秀吉公も受け入れますよ!
人物像の変遷すごく面白かったです!
他の人物も見たいです。明智光秀なんかはすごい変革がありそうな気がする。
現代人だって人なりは多面的で複雑なもの
ましてや1代で足軽から天下人にまで上り詰めた人物が魅力のない単なる悪人って考えるのも不自然
ただ最近は物語の主人公として描きにくい事もあってか物語の都合で比較的単純な悪役として描かれやすいんだと思います
そんな中で真田丸の小日向秀吉は人懐っこさと怖さの両面だけでなく老いの醜さまで描いた良い秀吉で好きでした
時代によって人の評価や人物像が変化する典型例でとても参考になりました。個人的には、故中村勘三郎主演の「豊臣秀吉天下を獲る」の秀吉がとても好きだったので、今後のムロツヨシさんの秀吉にも期待しています。
北野武監督の最新作の『首』の主人公も秀吉なので、このチャンネルで取り上げてもらいたいです。
面白い話でした
そして現在では保守勢力からキリスト教化奴隷化から救った秀吉凄い!みたいに称えられる事になってるのを考えたら、秀吉の政治的アイコン性は良くも悪くも凄いなと
大河ドラマ自体が主役目線で描かれますからね。家康が主役なら、秀吉は悪人に描かれるということかな、と。独眼竜政宗のときの秀吉も強面でしたしね
人物像の振れ幅には驚きですが、サイコパス秀吉は見応えがあって好きです。
応仁の乱以降の既存のモラルが崩壊した時代。
謀略や下剋上により数々の梟雄が世に出てきたが、秀吉はその最たる者。
利用出来る物は何でも利用して頂きへ到達した。
そんな人物が聖人の類である筈が無い。
創作物にて悪逆非道な人物として描写されても違和感は無い。
長久手の戦いも、解説期待してます!武田贔屓ですが!めちゃくちゃ中立な解説面白いです!
今回も、ありがとうございます。
どの目線で描くかによって、見え方は違いますよね。
今年の11月26日(日)に、『徳川家康公と朝鮮通信使』という演劇公演を行います。
秀吉の朝鮮出兵から、その後生まれた「朝鮮通信使」。
家康がどのように朝鮮との平和外交を築けたのか、多分『どうする家康』では描かれないと思いますが、そこを深く切り込んで舞台化します。
家康目線になってしまうので、どうしても秀吉は…ですが、単なる悪者で描いてしまうと荒唐無稽になってしまうので、武士道さんの考察も参考にさせてもらいながら深みのある作品にしていきたいです。
でも、それまでの努力を知ると平和はタダでは生まれない。
様々な人たちの尽力によって築けるのだなと思います。ユネスコ記録遺産にもなっていますし。
これからも素晴らしい解説動画を、宜しくお願いします!
「どうする家康」や「麒麟が来る」では、家康や光秀を立てなければならない関係上秀吉を過剰に貶めているだけだと思います。
「利家と松」もそういう感じでした。
一種の秀吉バッシングでしょう。
秀吉の歴史的な功績や政策は抜群です。
後は大衆向けの印象の問題で、知恵を使って人に気に入られ出世するなど積極的な人たらしの部分を好意的に描くかどうかが問題でしょうね。
まぁ色々あるんだけれども、
バテレン追放令でイエズス会という激ヤバな連中から日本を守った秀吉は、もうそれだけで果てしなく英雄だと思うんだよね。w
もちろんそこからコンボを繋げてキッチリ〆た家康・秀忠も見事。
司馬遼太郎の「梟の城」(映画版しか見てない)とか堺屋太一さんとかは、秀吉が部下たちをコントロールできなくなって朝鮮出兵したという説を採用されていますね。
つまり、部下たちは次の戦争で手柄を上げて領地を増やしてもらうために準備しているのに、日本国内は天下統一されてしまって戦争の余地がないから海外で戦争したという。
そういう意味では「部下想いの陽気な秀吉説」はあながち間違いではなかったなかったのかもしれません。
一方で徳川家康は次の戦争に向けて準備している大名をいろいろ理由をつけて領地を取り上げていくという冷酷さを持っていました。
信長も態度の尊大さを指摘されている。
武力によった世づくりだと、ある程度は威圧感・威厳というのも必要だろうから、「演じてた」みたいな
一面もあるでしょうね。
ただ主家である織田家へのその後の姿勢をみると、「良い奴」の印象は持てないかな
唐突に出てきたペリーの"開国してくださいよぉ"で思わず草
陽気な良いヤツと海外遠征とは矛盾しないよね。演技での人たらしって命懸けの競争してる時代だから見抜かれそうだけどね。
気を使いまくって生きてきた秀吉が、気を遣う相手がいなくなったときに行動指針を失ったのかもね。朝鮮出兵・唐入りは秀吉全盛期の調略とかしないで力押し。老いたのかな。まぁ、文化も違うし言葉も通じないから無理なのか?
戦国ものは主役じゃない時は悪役っぽく描かれるのは仕方ないですね。光秀の落差が正にって感じで。
光秀は良く描かれる方がおかしいけどな
主役じゃないのに落差が激しいのが武田信玄だな、真田丸と直虎での違いw
@@syuzredsyuzred8507
まあ真田丸は昌幸が信玄と主従関係だし(昌幸の最期の様子から主従以上の関係の可能性すらある)
一方で直虎での信玄像は最終的な井伊と徳川の関係性を考慮して今川と同等の侵略者として描かれていた様な印象を受けました(最期は信玄と寿桂尼の潰し合いとして描かれたのもそういう意味合いだと言う感じですね)
@@m.i.9104 真田丸だと昌幸以外でも御館様がいたらこんな事にならなかったのにて描写があちこちに有る(高坂とか)けど直虎見るとねw
長く見ていると前の大河の補完をしてるようで面白いですよね。天地人の補完を真田丸でしてその補完を直虎でしてからその頃京都では…な麒麟の後で真反対な目線からのどう家という流れ、どれも全部ありなんですよね~
軍師官兵衛の竹中直人さんの豊臣秀吉👍👍
いつも楽しい動画ありがとうございます♪
大河解説だけでは無く、最近の大河関連動画のクオリティが半端なくよいですね。❤
武士道さんのパッション、好感度アゲアケですよー😮
ムロツヨシさんは現在WOWOWで放送中の「ドラフトキング」で主人公の敏腕スカウトの郷原眼力(オーラ)役でも出演中です。
郷原も「どうする家康」の木下藤吉郎秀吉も「強欲」という共通点はありますが、郷原はストレートに強欲さを表しているので、むしろ清々しさを感じますが、秀吉は表向きは強欲さを消しているけど、むしろ逆に全身から強欲さが滲み出ている感じがして、薄気味悪さを感じます。
同じ「強欲」でも全く正反対な感じなので、それがムロツヨシさんの芝居の上手さを証明しているように思えます。
確かに小牧・長久手辺りまでの秀吉のサクセスストーリーは、万人受けすると思います。
絶対無理だと思うけど、豊臣 秀長の大河なら、秀吉に入り込めるところだけが、描けるのではないかと思います。
おんな太閤記の中村 雅俊さんの秀長が良かったので、無理を承知で期待したいですね。
「どうする家康」の秀吉はそんなに嫌いではないです。これまでにない切り口で描いている、という点で。
ただあのドラマだと、そういった“新たな切り口で秀吉を描く”という試みをしているというよりは、秀吉および豊臣家は主人公・家康の最終的な敵なので、家康全肯定のために、単純に、そして幼稚に秀吉を貶めている、という気もするんですよね。
いろいろな角度から秀吉について解説されてて良いですね!!
天下人ってそういう運命になってしまうんでしょうかね…
日本だと源頼朝、足利尊氏なども兄弟や側近を次々と排除してるし、中国だと漢の劉邦もそんな感じでしたし。
大河ドラマだと天下統一直後あたりからなんか残忍な描かれ方をしてる感じですよね…
羽柴まで、良かったけど、後は、ワガママの裸の王様😠😠
個人的には秀吉役では天地人での笹野さんのが一番好きですね
釣りバカ日誌のスーさんの運転手さんかな?
見た目はめちゃくちゃイメージに合ってるから演技も上手いんやろなあ
清濁併せ持つはピッタリな表現ですね
もうじき公開される北野武監督作品「首」。ビートたけしさん演じる秀吉が案外イメージが近いかも。どこか憎めない誰にも愛される愛嬌と手段を択ばない冷酷さをあわせ持つ人格。10年くらい前の昔、で木村拓哉さんが信長、ビートたけしさんが秀吉を演じたトヨタのCMがありました。今年奇しくも木村さんが信長を演じた映画、ビートたけしさんが秀吉を演じた映画が同じ年に公開されることになりました。
私達が子供の頃、高度経済成長時代は頑張れば先は良くなるという右肩上がりの希望に満ちた時勢だったのが、秀吉の出世とかぶるように感じる。経済的発展が輸出を増やして行き、海外と肩を並べられるようになりつつあった。それに反して、現在は先行きの見えない漠然とした停滞感がある時代、立身出世自体が現実味がない。こういう時代の変化が、大河ドラマの内容、脚本にも反映されているように感じる。秀吉像は今までさんざんやり尽くした感があるので、かえって別の描き方の方が新鮮でもある。人間には様々な面があるので、どこにスポットをあてるかで、かなり人物像が変わる。かつての異色大河ドラマ”信長KING OF ZIPANG"では、宣教師ルイス・フロイスの眼を通して描かれるという趣向だったが、うまいやり方だなあと思った。動画内の江戸時代のの秀吉像が、面白かった。小瀬甫庵がかなり小説家ぽい立ち位置であり、新井白石は幕府の体制派として秀吉をあまり評価していないのが、なるほど!と感じた。
大変勉強になりました、私の個人的な感想は秀吉は組織の2番手くらいで最も素質が発揮されるタイプかと感じます。人たらしの魅力にしても組織のTOPでは時に冷徹な判断が必要となりますので相反する場面が相当あったであろうと想像できます。やはり本能寺の変で全ての計算が狂い自分がTOPにならなければとの思いにかられたのでしょうか。
竹中直人さんの「心配御無用!」よかったですよね~
当時はまだ小さかったですが、断片的に覚えています!
うちも貧しかったですし、太陽みたいに明るく周りを元気にしながら活躍していく秀吉は好きでしたね!!
戦国の三大天下人はこすられすぎて人物象を特定するの難しい
秀吉は昔は好きだったのですが、今はうーんという感じですね。ただ、おそらく幼少期には、想像も出来ないような貧困の中で、地面を這いつくばって生きて来たでしょうから、少し大目に見なければならないというのはありますね。それに、伴天連や一部大名による日本人奴隷の存在に激怒して、一切を禁じたのは秀吉ですし。運が良かったというのもあるし、計算もあったと思うけど、いずれにせよ英雄の1人である事は確かですね。
朝鮮出兵は、スペインのアジア侵略阻止で明を抑えるための道案内させることが目的という説。これが正しければ
は理に適ってると思います。
宣教師の奴隷貿易や、布教の意図も読み取っていたはずだから、本気で侵略の危機を覚えていたと思う。
政治的忖度で、大河では触れないだろうけど。
多分、NHKの描き方の手法に惑って居るだけ。まぁ、農民出身と言っても秀吉の階層は小作人身分で漂泊民のような者。皮肉にも秀吉が天下を取り、兵農分離するまでは土地持ち農民は手播き衆(家来)を引き連れ直属領主と戦闘に参戦し、平時は釜を手に稲刈りをし、戦闘参戦時は敵兵の首を刈っていた。当然識字階級で有るが、登城身分ではない。秀吉は大人に成ってから身分都合上字の書き方を習った。(普段は祐筆人への口語書記)
一番ダークというか「権力者である秀吉」を鮮烈に映ったのは独眼竜政宗の勝新太郎演じる「豊臣秀吉」ですねぇ。
あれが最初に見た「豊臣姓という権力者から演じた秀吉」じゃなかろうか。
勝新太郎もいろんな悪名・浮名を流したところが「豊臣」秀吉の演技に通じているところがあるので、あの秀吉も好きでしたね。
ただ、「木下」や「羽柴」からの変化が勝新に出来たかというと「?」が浮かぶので、勝新の「座頭市」を演じたビートたけしが「本能寺までの秀吉」をどう演じるのか逆に楽しみですね。
ただ、近頃のダーク系秀吉は「そう思われる」様に演じてるのがちょっと鼻につくかなぁ。そんな気分で見てます。
伊藤博文が秀吉の事を尊敬してたって話を聞いた事あるぞ
真田丸の秀吉も良かったよね
今回の考察も面白かったです。やっぱり歴史上の人物の評価は、時代や新しい資料の発見によって変わりますね。
らら
経済史を学ぶと歴史的上の人物達が国内統一に成功すると、国内統一に使われた、もしくは長年使われていた経済的エネルギーを外に向かって使わないおいけない歴史的背景が分かるので、そういうのもあると思います。
誰が主人公になるかで立ち位置はコロコロ変わってくるよな…真田丸では家康はラスボスだったし、正義の反対は悪でなくもう一つの正義であり皆自分の家や命を懸け必死に生きていた。
ルイスフロイスの記録が一番正確だと思います!
好きもなにも戦国時代から日本を統一したという歴史的事実と思います。
戦国時代の人間だから現代の基準じゃ計れない
どんなにイイヒトでも戦に出れば相手を殺すし部下が死ぬからって攻撃を躊躇ったりしない、ヒトタラシが演技でも天下人になるまで何十年も演じ続けたなら大したもの
大河ドラマ面白いけど、地元出身のヒーローなのであんまりダークに描かれると悲しくはなりますね。三英傑みんな好きなのに。でもヒーロー!とした持て囃され感は違うかな。とりあえず竹中半兵衛様など多くの武将が従ったのは有能さ以外にもやっぱり魅力もあったはず。でも大河は家康様主役じゃ最大の悪役になるのかしら。ただ家康様、秀吉様の絡みは信長様亡くなって以降の方が強いのでどうなるやら。秀吉様亡くなって良かった〜豊国滅んで良かった〜みたいにならんで欲しい。ダークでもサイコパスで良いので愛される部分も欲しいです。人間は多角的なので。
今回も大変興味深く視聴させていただきました。武士道さんの力ある時代背景によって評価が変わるという解説ビンビン響いてきました。昨秋、近江八幡へ行ったのですが、私が、とても気になるのは、足軽であった秀吉だけの出世ではなく、一族、それなりに器量があったと思えてならないのですが、どうでしょうか。甥の秀次の最後は残念でなりませんが、現在に至る近江八幡の街を造った器量に深く心奮えました。八幡山に秀吉の姉ともによって移築された英次の菩提寺、母の計り知れない胸痛察するに余るばかりでした。
ひと昔前は家康がタヌキ野郎だのズルい奴とか言われていたと思います。結局、表裏がなかったのは信長だったのかなぁ?。
良く言えば裏表がない、悪く言えば無神経って感じですね。
若かりし頃のスーパーヒーロー像と晩年のギャップ、受け止め方難しいですよね。
秀吉が主人公じゃないですけど宮下さんの「センゴク」で描かれている秀吉が、どっちも併せ持った秀吉かなって思っています。
何年か前に発見された、材木を要請した文書で、秀吉本人がめちゃくちゃ材木運搬を任せた人物の仕事の遅さにクレームつけている事を知るにつけ、どうしても目上には良い顔をして、目下には細かい所までも追及するような、「本質的に天下人にはなるべきではない」人物だと判断しています。豊臣政権が一代でほぼ崩壊した事実がそれを物語っている気がしてなりません。
徳川家康の金八秀吉を小学校の時の先生が武田秀吉と呼んでて大混乱した思い出
秀吉は「自分は信長みたいに甘くない」「主君は無理難題を言うものだと心得ておけ」みたいな発言があるので、元々腹黒くて陽気で人たらしなのは演技とするのが妥当かなあ……
それは容易に理解できる。
「俺は信長公みたいに甘くないぞ」というのは、「信長公は家臣の明智に討たれ家臣のワシに家を乗っ取られた。ワシはワシのような家臣は信用して重用しないからそのつもりで」ってこと。つまり、自分は自分みたいな存在を出すことを許さんてことを言ってる。
現実には家臣の家康に大老を与えた結果、豊臣を乗っ取られ、滅ぼされると、信長と同じ目にあったけどw
私も秀吉の人たらしは演技であり、本性はかなり傲慢で冷酷な性格だったと思ってます。
秀吉に騙された当時の人たちは、みんな愚かで人を見る目がない馬鹿だったでおけ?
素晴らしい解説、ありがとうございました🤓🙏。
人たらし、実は秀長のほうなんじゃないか説推し
家康も秀長のことは大好きだったみたいですからね〜
農民の頭で戦国大名をやったら病んじゃうと思うわ
どこかで人間やめないとなれないと思う
忠実かどうかはともかくとして徳川家康の金八秀吉が好きだった
信長・秀吉の勤皇家の評価は、「朝敵」足利を倒したこともありますが
それ以上に幕府=「朝廷に敵対して作った武家政権」(≒東国国家論的)という思想が前提にあるなかで、
信長・秀吉は征夷大将軍になることはなく右大臣・関白になった(≒摂関政治的)、つまり「幕府を開かずに朝廷を中心とした政治を行おうとした」という点が大きいように思います。
このうp主竹中直人の声マネまじうまいやんけ🐥🐤すげーな
秀吉の尊王はあれだけ側室作りまくってるのに、皇室やら公家に手を出さなかったからじゃないかな?
前後の政権が武家政権なのに対し、秀吉は実体は兎も角、関白に就任して公家政権だったからというのもあるのでは?
12:02 ちなみにですがペリーの黒船は鉄製ではなく木製だったそうです
(防水のために塗装していた)
初めて大河で見た秀吉はおんな太閤記だったかな~?それもあって、後年なんであんなになっちゃったんだろう?というのが長年の謎でしたが、真田丸の秀吉の描き方でなるほどなぁ…と納得出来る部分はありました。一代で財を成した人が優れた家庭人であるわけがなく、だからこそ後年指導者がなくなった時の振る舞いが横暴に見られるのは仕方ない事でもあると思います。私達は最後を知っているのでそこから生前を逆算して見がちですが、彼の人生のどこをどの立場で見るかによってまるで変わる事を前提として見ているのだな、という自覚が大事なのでしょうね。上司としてなら最高でも、仕事のライバルだったら?国の指導者だったら?取引先の社長だったら?ってことですよね…
秀吉の人物像が時代と共に変わって来るのが面白いですね。
尊王攘夷と秀吉、大変勉強になりました。
現代ではやっぱり朝鮮出兵は描きにくいですよね😓
これからも時代と共に評価は変わって来ると思います。
史実は一緒なのに…。歴史の面白い所だと思います(ᵔᴥᵔ)
ペリーのモノマネシュールで良かったです😁
秀吉の人たらし言われるのは弟 秀長のサポートあってこそだと最近思ってます。その秀長が死んでからは豊臣家は転落していきますし
美濃攻め以降、あちこちで調略に成功したのは事実なので、人たらしと言われたのも相応の根拠があると思います。
人たらしも本当の秀吉なら、晩年残虐になった秀吉も本当の秀吉かと。
本能寺の変の前に既に秀吉の残虐な面が出ているのが備中高松城の水攻めだと思う
横から失礼しますが、水攻めやその前の鳥取城や三木城の兵糧攻めで残虐という方をちょくちょく見ます。ただ「味方の被害を最小限に抑える」意味では、両方とも被害の出る力攻めよりトータル的な死者の数が少ないと思いますがね。
まあイメージからすると餓死の方が見ていて……てのもあるので一概には言えませんが、味方を大切にして損害を抑えるというのはそれこそ戦争の至上命題なんで、そこは頭に入れてみる必要があると思います。
秀吉は、人物像に幅があるので、いろんな捉え方があるだけ。
そんな単純な人物が、下からのしあがれるわけが無い。
当然、光と影があって当たり前ですよ。
時代を考えても行き過ぎた処刑を多くした人、というイメージが強いです。大河で扱われるか、またその描かれ方に興味を持って見守っています。
ほんこれ。行き過ぎてると思う。
そして、最近発見された文献で秀吉の書状に「俺は信長様のように甘くはないぞ」と家来や領民に通達されたものがあったらしいので、部下を脅したりしてる。
秀次をやったのも、自●ってことになってるけど、秀吉がそうなるように追い込んだんじゃねーかな。
で秀次が亡くなったあとも、親族までヤる。ってのは普通ありえないと思うんだよな。
@@WearstFaker ドラマの本筋からは遠い出来事なので、よく考えたら触れない可能性が高いですが、元々そういう性格だったのか、後年に変わったのかなど興味深いところですね。
幕末で秀吉がブームだったのか 秀吉は幕末に生まれていたらどうなったかなぁ
やっぱり土佐藩あたりから出るのがいいかなぁ
岩崎弥太郎とキャラ被るかなぁ
私個人としては近年の描き方が腑に落ちますね 日本人の好きなヒーロータイプにされていた気がします
織田信長は描き方が変わっても人気がありますよね
弥太郎も秀吉も香川照之さん被りのイメージ😂
政治家先生は、皆さん人たらしではと思いますけど。ドラマでは悪人に描かれたりするけれども、実際は人たらしでない政治家はあまりいないのではと思います。
秀吉の才能は桁外れ❤
そういえば、田中角栄は今太閤と呼ばれていました
天下人にまでなった人だから、ただの”良い人”な訳はないよね。ただ、時代によって英雄的な側面がフィーチャーされたり、暗黒面に焦点が当てられるのは面白いですよね。思うに今の日本って、”競争”とか”出世”にややネガティブというか、それよりも個人のライフスタイルを大事にしよう、みたいな風潮があると思うんですが、そういうことと秀吉に対する評価もリンクしているんじゃないでしょうかね。
秀吉も光秀も成り上がりらしい下品で手段を選ばない面がありましたよね
2人と比較すると信長が人の良いお坊ちゃんに見えてきます
今のどうする家康は、
家康と信長がカッコよすぎて
秀吉や光秀が悪役に見えるような気がします
ドラマなので演出が面白いと
楽しく見れます😊
次の動画も楽しみです😊
信長含めた同盟国の織田家が無理矢理悪役悪党に描かれて
敵であるドクズ武田や今川が良く描かれているのが不可解な忖度で気持ち悪すぎる
案外好きなのは大河ドラマ「徳川家康」の武田鉄矢演じる「秀吉」です。
気が小さいくせに、時勢を彼なりにかぎとって天下を取りますが、実は「家康」にけっこう頼って、頼りなく愚かしくも移る「秀吉」を見事に演じていた気がします。
個人的にですが、秀吉最大の汚点は秀次事件とその後処理かと思います。事件に連座及び連座させられかけた人々が関ヶ原ではほとんど東軍方についているあたりも含めて豊臣家滅亡の時限爆弾を自ら仕掛けたとすら思えます。
厳密に言えば、竹中直人さんは声優に含めて何度も秀吉役を演じたことで、数多いパターンの秀吉も時代によって演じたのですよ。ヒーロー秀吉だけではなく、晩年の暴君タイプ秀吉と近年の計算高くて陽気な人たらし秀吉もあり。
全員が善人で国を運営するというのがそもそも無理なんです
全部恣意的なものでしかない
善人も悪人も受け入れよう
へうげもの秀吉像でドラマ化してもらいたいです。
ソフトキルで成り上がる、戦国の文化大河も見たいですよね
2023年11月公開予定の北野武監督の「首」は予告を見る感じひょうげもの的天下の取り方のようですよ
秀吉の最後「秀頼を頼むのーう 家康 秀頼を頼むのーう…」 この人がどのような演技するのか
最近では、忠臣蔵(押し込み老人虐待、仕官のためのルーツ等)、2.26事件(クーデター失敗により、日本は更に軍国へ、永田鉄山が生きていたらとか)毀誉褒貶は世の常・・
それだけ歴史のどの時代でも人々が会話や議論を楽しむためのネタにふさわしい人物だったということですね
ま、実際の所はダークな秀吉の側面もあったとは思うけど、時代が時代ですしね。少なくとも全ての戦国武将の中で多くの人々に勇気を与えてるのは秀吉だと思いますけど。(生まれた環境や境遇を乗り越えて立身出世する姿に励まされた人は多いと思う)
ZOZOの前沢友作をみると秀吉が思い浮かぶのは俺だけでしょうか?
秀吉の陽気な側面は創作だと聞いたことあります。人は自分の卑しい部分を隠すために、陽気さを出すらしいですから、天下人になり、隠す必要がなくなったからではないでしょうか?
どうする?の秀吉も人たらしに見えますよ。利害関係者にウィンウィンの関係を強要するって点で従わざるを得ないでしょう。関係構築の天才ってことで。
一瞬ペルーの物まねしてますね。昔はやったフラッシュのペルーですね。懐かしくてめちゃくちゃ笑いました。
後に茶々を娶ったことからも、ただただ信長を愛してやまぬストーカーだったのではなかろうか
でも信長のことちょっとナメてたフシがあるんすよね…秀吉
ファンってそういうところありますからね…別に矛盾ではないのでは
国盗り物語の火野正平さんの秀吉が好きでした。
秀吉についての色々な解説をありがとうございました♪実は私も今回の「どうする家康」でのムロツヨシさんの秀吉像は嫌でした。昔は3英傑の中では、秀吉が一番人気があったと聞いていたので・・・。秀吉のやられた「太閤検地」「刀狩り」etc現代に通じるものがあったと思います。それから「唐入り」もポルトガル・スペインの日本侵略などを知り、また彼らの沢山の日本人奴隷の拉致などを秀吉が知り、激怒しての明に入り、ポルトガル・スペインに対処するため・・だと聞いていました。そして、朝鮮出兵の結果、彼の国の人々の秀吉・加藤清正に対しての悪感情を持っている結果、現代における秀吉像が変わってきていると聞きました。