映画『最後の決闘裁判』感想レビュー編警告後ネタバレあり
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- Опубликовано: 19 сен 2024
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/ cinekoto
今回は2021年10月15日日本公開
リドリー・スコット監督最新作
『最後の決闘裁判』のレビューです。
#マットデイモン #アダムドライバー #ジョディカマー
#リドリースコット #デュエリスト #キリングイヴ
#movie #絶賛 #酷評 #宇多丸 #シネマトゥデイ
予告動画
• 映画『最後の決闘裁判』予告編 10月15日(...
公式HP(日本)
www.20thcentur... - Кино
映画館で観ることが出来てなくて、ようやく配信で観ました。ああ、映画館で観るべきだったと、心から後悔しました。
リドリー・スコットの豪華な絵作りと共に、俳優陣の繊細で素晴らしい演技がとても良かったです。ラストの決闘は仰る様にとても盛り上がりました。やはり現代に生きる我々にとっては、どうやってもマグリットに共感せざるを得ないですね。
満足の一本でした。レビューありがとうございました
前の2人の回想を得てさてどこまでが真実なんだろうとドキドキして見ていたら思ってた以上に都合のいい記憶にすり替えられてて苦虫を潰した顔になりました。決闘が終えて故郷で凱旋している時もジャンは達成感で誇らしげでしたがマルグリットの呆然とした顔の対比が効いててすごく共感してしまいました…!
既存の数ある映画のラストシーンにDUELの構造で安易に決着と終演をむかえる事への(映画への自己)批評性を感じました。
マルグリットが自分の運命を自身の選択によって決まるのでなく、男のプライド争いによって勝手に決まってしまう事への理不尽さ、冷めた批判的視点が強く印象に残りました。
劇中のピエールのセリフ「大衆はヒーローかヴィランかでしか理解できない」
も皮肉ですね。
歴史物を題材とし、3章に分割し、同じストーリーラインを見せる方法にも関わらず全く退屈することなかったのは素晴らしいです。
特に終盤にマルグリット視点だけ裁判シーンに重点をおいた構成が秀逸でした。
アメリカ映画らしく、一般人でも馴染みの法廷シチュエーションで現代人にもリアル感を演出するのは、「羅生門」の2番煎じとは言わせない、工夫と醍醐味でした。
コメントありがとうございます。ピエールの台詞、自分は見てる時意識してませんでしたが皮肉ですね。。
初めまして。良きレビューでした。確かに「切り取らないこと」で伝わることの大きさ、共感します◎
コメントありがとうございます。女性の苦しみだけを描くべきであればそもそも3幕目だけで良いですからね。。
80歳になっても監督のパワーは凄いですね!ただ違いはあるものの、同じような展開を3回繰り返す手法は疲れました😖イキイキベンアフレックは可愛くて微笑ましかったですね
コメントありがとうございます。そういえばベン・アフレックについて全くレビューで触れてなかったですが彼も良かったです!
返信ありがとうございます😊
イキイキと自分のキャラの台詞を書いてる彼が浮かびますワハハ
たしかに自分もル・グリの夢の場面はいらないと思いました。あそこで少し混乱しました。自分も傑作だと思います!面白かった!
コメントありがとうございます。そうですよね!あのシーンで自分も混乱しました。たとえ混乱させる事が意図だとしても今回の作風の意味では誠実ではないかなと。
この動画ネタバレ前まで見てから映画館に行きました!
ストーリー・映像・演技どれも見応えがありました。必然的に同じような映像が流れる構成をしているのに、飽きずに夢中になれました。
少し不満に思った点は私も一緒です。男視点の章は事実+解釈、女視点の最終章は真実の構成なので、虚構は不要に感じました。ただ、最終章こそ真実だということを際立たせる意味もあったかもしれませんね。
コメントありがとうございます。そうですよね。男が勘違いしてしまう事をわかりやすく描くためとはいえ、あの演出は安易な気がしました。
いつも観ています。この動画を見て、本日彼女と観てきました。ジョディカマー演じる夫人に肩入れする方向に誘導し過ぎな感じは多少しましたが、批評されていた通り面白かったです。
自分は、ナルシストで狭量なカルージュよりも、むしろ有能勤勉で、それでいて上司の前で友を庇う漢気もあるル・グリが魅力的な男に見えただけに(もちろん夫人に対するあの行為は言語道断ですが)、最後の決闘シーンは複雑な心境でした。多分ピエールもこんな気持ちなのかと思いながら笑
一方、彼女の人物評は真逆で、ル・グリはひたすらキモい奴で、決闘シーンでは早くル・グリ死ね!っと念じていたそうです。
幼い王妃が明らかに夫人の気持ちを察している描写がありましたが、例えお妃様であっても裁判で意見することは許されなかったというのが、印象的でした。
あの王妃はイザボー・ド・バヴィエールといいます。嫁いでまもなく精神病の夫に虐待され、その後は有力な貴族と次々関係して自分の身を守るという生き方をした人です。マルグリットと対比してなんともいえない気分になりました。
コメントありがとうございます。彼女と見に行っての感想、男女間の見方の違いとしてめちゃくちゃ参考になります。
観終わって三日ほど経ちますがまだ思い返して楽しんでいます。リドリースコット監督が、インタビューでキリングイブの3シーズンを全部観て今回ジョディーカマーをキャスティングしたと言っていて、キリングイブファンとしてとても嬉しかったです!
リドリースコット作品はこれが初めてだったのですが、80歳を超えても価値観をアップデートして最高なクオリティで作品を作っている監督のファンになりました。
コメントありがとうございます。楽しめて何よりです!ジョディカマー今後も活躍していきそうですね。。
個人的にストーリーは良かったけど、どうしても間延びというか尺の使い方がいまいちって感じだったなぁと。
レビューお疲れ様です。
ラストシーン、大きくなった息子を幸せに見つめながらも、どこか悲哀さも含んだマルグリットの表情の意味を考えてしまいます… 素晴らしい締めくくりだと感じました。
コメントありがとうございます。原作によれば息子は祖父の悪評と今回の件による両親の悪評も付きますが、立派に育ったみたいです。。かなり救いになります。。
私も傑作だと思いました。
最後の決闘シーンは力が入った一方で冷めた目で観る自分もいる、不思議な体験となりました。
そして、Iceageも最高ですよね!
コメントありがとうございます。最近はよく聴くアルバムのジャケットを背景にしてたのですが、初めて気づいてもらえて嬉しいです。。
今見てきました!
3つの視点でのシーンは、3人の内の誰かが都合良く事実を解釈してしまっているんだろうと思って見ていました。
強姦があったのかなかったのか?
「どこに着地するのかわからない」
自然と興味をそそられる手法でした。
結果、真実が鑑賞側に明るみになった訳ですが、真実の判明がクライマックスでもない訳なので、どうなるかわからないという、わからないものに対する人間の期待や恐怖、不安といった心理的な揺さぶりを感じ、自分的には3つの視点は面白く見れました。※強姦シーンをしつこく見せられるのはムナクソでしたが
今度は決闘の行方が「どこに着地するのか」という強い不安感を伴った興味を引かれ、決闘シーンではまさに手に汗握る状態でした。
戦いのシーンは色々な映画ありますが、ここまでハラハラさせるのは、どれだけ背負っているかというバックグラウンドがあるのとないのでは全然違いますね!
バッドエンドだったら超ムナクソでしたねw
コメントありがとうございます。参考になります。自分は胸糞展開は好きですが、ここまで勝ってほしいと願った決闘はなかったです。。
ル・グリはマルグリットが独りきりであることをどうやって知ったのでしょうか?義母ニコルがわざと独りにしたかのような画き方にも観えましたが・・
ル・グリのもとにマルグリットが訪れるシーンって夢だったの!?
あのシーンはル・グリだけのものだったし確かに違和感があったんだよね。
決闘シーンはとにかく熱かった!!
他にもいらっしゃるかと思いますが、漫画「シグルイ」を思い出して観てました。
コメントありがとうございます。映画のコンセプト的に撹乱させられますけどあれは夢だと自分は思いました。。
@@cinekoto あのシーンはマルグリットが裁判で「夢でも見ていたんじゃないか?」と詰められたシーンとの対比になっているんじゃないでしょうか?
夢見ていたのはルグリだったという…皮肉
横からすみません!
@@doseisan11 なるほど。。そういう事ですか!それは確かに皮肉ですね。。
映画館でポスター見かけてどーでもいいやって思ったんスけど、、、この動画見て、観たくなりました。
コメントありがとうございます。海外メディアの評判もかなり良く、ただ客が入ってないだけなので中身はおすすめです!
観ましたー良かったです。
個人的には映画音楽の良さをあらためて感じました。
そして中世の世界の描き方、
キャストと演技。
これだけで作品としては大満足してしまった。
さらにストーリー。
同じスジをなぞる事でさらに細部に
目が届くというのはなるほどなーと思いました。
視点が変わる事で真相がガラッと変わるというモノを想像してたんですが、そうくるのかー
という感じで面白かった。
最後に決闘シーン。
丁寧に積み上げたものを全部吹き飛ばすほどの破壊力のあるバトルでした。
大満足。
本当大コケが理解出来ない映画です。批評家賞やアカデミー賞でもあまり目立てなかった気が。脚色や撮影、ジョディ・カマーは候補あがらないのおかしい!
ジャンは当時としては夫としてごく当たり前の人物なのでしょうね。ところで最後のマルグリットの真実は、男二人と違ってすべて真実と見なしていいのでしょうか?マルグリットの三章それぞれの演じ分けが見所ですね。
コメントありがとうございます。確かに本当の意味でこの映画を理解するにはマルグリットの視点も彼女の都合で切り取られている側面も見なければいけない所ですよね。もちろん彼女を疑う事自体がセカンドレイプに発展する可能性があるので前傾化してそこを問題提起しづらいものはありますが。。
ポール・バーホーベン、ジェームズ・キャメロン、そしてリドリー・スコット監督は、
映画の中で、逆境の中でも決して屈しない、強く逞しい女性を登場させる事が多いですね。
御多分に洩れず本作も。
コメントありがとうございます。その意味では3者はかなり先見性がありますね。。
決闘シーン怖すぎた
マルグリットの章で「真実」の文字だけ浮かび上がったのは、マルグリット視点の物語が事実に近いものとして描かれているのかと思いました。
カルージュ視点では妻とハグをして、マルグリットの視点のではハグをしなかったのもマルグリット視点が事実だったのかなぁと、、
グロテスクな描写はありましたか?
コメントありがとうございます。血みどろみたいなのは薄めですが一つの強姦シーンを2回見ることになります。。
イオンでマルゲリータ食って帰った🍕
ルグリの賢者タイムで毎回わらう
観てきました!!毎度、深いレビューありがとうございます。
非常に面白かった!! 決闘シーン、どうせ聞こえないだろうと思い、ギャーギャー騒いで観ていました。
国王君の方、好き❤️
コメントありがとうございます。原作によれば中世の決闘は本来観客は声を出してはいけないルールなのですが、そんなことは関係なく自分も騒ぎたかったです!
ストーリーラインを3つに分けて3者の視点でパラレルに描いた効果があまり見られない、別にこれだったらライン1本でも良かったんじゃないかと。被っている様なシーンも多いラインを3本にしたせいで、却って主演3人の人間描写が薄くなってしまった気がする。
コメントありがとうございます。ミステリーではないですからねぇ。。
面白かったです。ルグリにはわざと負けてほしかった。それが騎士道ちゃうんかい!とちょっと思いました。
とても面白かったです。
長さを感じませんでした。
レイプシーンはそんなでもなかったです。
女は男の財産の一部、みたいなのが驚きで胸糞でした。
この時代に声をあげた女性はとんでもない勇気がいったでしょうね。
でも結局最後に勝った?のはマルグリッドだったのかな…。
私も本日観に行ってきました
3者とも良い面悪い面どちらも描写されていたので、(ことに及んだルグリが悪いとはいえ)マルグリットを心から応援したい!とはなりませんでした
とはいえ、決闘に至るまでの積み立てや決闘の泥臭さなどさまざまなポイントが高水準だったので、metoo運動などの動きにもっと熱心だったらより楽しめたのかなぁなんて思ったりもしました
コメントありがとうございます。確かにそう言う見方もありますね。自分は単純すぎるのか。。
ルグリにいい面なんて描かれてなかったと思います。明らかにレイプされたという事実が描かれてるマルグリットを応援したいと思えないって結構ヤバイと思いますが。SNSで「襲われる側の女性も悪い」みたいな論調で叫ぶキモすぎる輩についてどう思います?
感想は KAN「愛は勝つ」 でした!!
コメントありがとうございます。え?どういうことですか!?
動画面白かったです。シネコトさんのレビューで満足したので映画本編はいいかな…。大コケしてる理由も個人的の推測ですが、「女性が嘘ついてるかどうかが焦点の作品なんだろうな〜」と思って映画館に足を運ぶほどでもないと考えた人が多かったのではないかなと思います。
コメントありがとうございます。見に行ってください。。動画で満足されては自分のレビューもまだまだですね。。
興味深いレビューに惹かれて観賞、後味苦い良作でした(褒めています)
ジャックの暴行は許されざる罪ではあるけれど、性交後に彼だけがマルグリットに優しくキスするんですよね。。。ジャンは背中を向けて感謝し懐妊しろと。。。女性としてこの差が一番大きく感じられました。
思いを遂げて冷静になり口止め。これさえ無ければ訴えを起こさなかったかもしれない。。。
そして決闘で死を迎えるまで、ジャックにとってはレイプではなく恋に狂った行為だったのでは。
男ふたりは嘘をついていない。
女だけが快感を得た嘘を繰り返す。。。
そうか、『羅生門』なのかな。
コメントありがとうございます。それぞれの視点で描く点は羅生門効果ですが、見所は動画内の通りだいぶ違いますね。。
@@cinekoto そうですね。発想の原点に『羅生門』があったのは間違いないように思いますが、踏まえた上で自分なりのスタイルを作り上げた「新作」なのでしょう。
そういった継承や反駁は素晴らしいことですね。