E.ポドガイツ : マンドリンとマンドリンオーケストラの為の協奏曲 Op.160 (マンドリン独奏 : 霜野莉沙/Risa Shimono)

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  • Опубликовано: 30 сен 2024
  • 作者は1949年10月モスクワで生まれた作曲家、指揮者、指導者。1959年よりモスクワ音楽学校の作曲クラスに入学して本格的に音楽の勉強を始め、1966年にモスクワ音楽院に入学、Y.ブッコとN.シデルニコフに作曲を学び1974年に卒業。1987年以来、ロシア作曲家連合の会員で、特に子供たちの音楽教育の分野に寄与しており、1982年から1990年まで創作団体「作曲家と子供達」の理事を長く務めた他、カンタータやミサ曲などの分野での子供の為の作品は彼のレパー
    トリーの中でも特別な位置を占めている。2000年には作曲家として国内最高の称号である「ロシア芸術功労者」の称号を得た。2001年からイッポリト・イワノフ国立音楽教育研究所で教え、2011年より作曲部門の責任教授となった。主な作品には14のオペラ、4つのバレエが含まれ、子供たちの作品を含め舞台芸術作品を多数含む他、4つの交響曲や40を超える多数の協奏的作品があり、作品の総数は300を超えている。いくつかの作品はしばしば国内外でコンクールの課題曲となっている。2006年からは指揮者としても活躍しており、現在は作曲と指揮でロシアから欧州にかけて精力的に活動している。近年の作品は室内オーケストラを中心とした舞台芸術や既存の楽曲形式にとらわれない斬新なパフォーマンス作品を生み出している。
     本作は2000年にV.クルーグロフの委嘱により作曲された「マンドリンと室内オーケストラの為の協奏曲」を原曲としているが、初演が好評であった事から様々なバージョンが作者自身や編曲者によって作られる事となった。特に感性豊かなヴァイオリニストたちが本作に興味を持ち、作者自身の手でヴァイリオン版とピアノ伴奏版が作られた事によってヒット作の仲間入りしている。その後ロシア民族楽器オーケストラの指揮者でロシア名誉芸術家のG.I.ペレヴォズニコワの提唱でロシア北方杯国際民族楽器独奏コンクールの課題曲となり、更にオシポフ・ロシア民族楽器オーケストラの指揮者N.N.カリーニンからの委嘱を受け、マンドリンまたはドムラとロシア民族楽器オーケストラの為のバージョンが作成されると、多くの音楽愛好家がこの作品を知ることとなった。この版は2004年に独奏をマンドリン用、バラライカ用、ヴァイオリン用とする3種類の楽譜が出版され、3弦、4弦ドムラも含めて多くの絃楽器奏者からの支持を得ることに成功した。その後作者の了承の元マリンバ版、ダルシマー版も作られている。日本でこの作品が知られるようになったのは2011年の第7回大阪国際マンドリンコンクール優勝者のA.スクロズニコワ氏の演奏が端緒と思われる。本日は2018年に作者自身の手で起こされたマンドリンオーケストラ伴奏版を使用し、最初の室内オーケストラ版にならい、弦楽器のみのマンドリンオーケストラ版で演奏する。
    解説:横澤 恒
    参考資料:
    ・www.podgaits.info/
    ・E.Podgaits氏提供資料
    ・Классическая музыка слушать онлайн

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