昭和のSL【北陸編】越美北線 8620

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  • Опубликовано: 20 авг 2024
  • 昭和40年代、全国で活躍していた現役蒸気機関車。
    貴重な8mフィルム映像をデジタル処理、音声は同時録音のステレオで、
    全国地域別・線区別に再編集いたしました。
    越美北線 ① 越前大野駅⇒北大野 88623牽引 貨物列車
    越美北線は、福井県の越前花堂駅から九頭竜湖駅に至る総延長52.5kmの路線で、愛称として九頭竜線とも呼ばれています。
    越美北線はもともとは福井駅と岐阜県の美濃太田駅の間を結ぶ越美線の一部として建設されました。
    美濃太田駅からは、越美南線(現在は長良川鉄道)が建設されましたが、この両路線を接続するには、資金的にも技術的にも実現は困難だったため、計画は断念されました。
    越美北線には、昭和48年5月27日まで南福井-越前大野を、大正時代の名機8620が牽く貨物列車が1日2往復運転されていました。
    この日は88623が牽引する貨物列車が越前大原駅から南福井に向け出発していきました。
    まだこの時期は越前大原駅周辺は、人や車で賑わっていました。
    越美北線 ② 計石⇒牛ヶ原 8620牽引 貨物列車
    越美北線には昭和57年まで南福井-越前大野間に貨物列車の運転がありました。
    昭和48年までは8620によるSLが貨物を牽引、それ以降はDLが牽引しました。
    越美北線の貨物輸送の主力は中竜鉱山で産出される、亜鉛鉱石や農産物・木材などの貨物輸送でした。
    走行距離が短いのでC11などの小型のタンク機関車で良いのですが、亜鉛鉱石が重いため、急勾配を登ることが出来ず、又、福井機関区のD51だと、大野と美山の花山トンネルは、断面積が小さいためD51が使用出来なかったので、福井機関区の8620型蒸気機関車が走ることになりました。
    ここでは、越美北線で最も急な25%勾配がある計石から花山峠(花山トンネル)を目指し、空の貨車を牽いてやってきます。
    越美北線 ③ 柿ヶ島⇒勝原 8620単機回送
    越美北線は、昭和35年に南福井駅~越前花堂駅~勝原駅間 (43.1km)が開業しました。
    昭和47年には勝原駅~九頭竜湖駅間 (10.2km) が延伸開業、延伸区間の勝原駅~九頭竜湖駅間は山間部をトンネルによって直線で結ぶ工法で作られました。
    貨物輸送は福井から越前大野までで、機関車の転車台が九頭竜湖駅にしかなく、機関車の向きを変えるため、九頭竜湖まで単機回送をしていました。
    越前大野からやってきた単機回送の8620は九頭竜川の鉄橋を渡り、短いトンネルに入り最初に開通した越美北線の終点、勝原駅を通過し、転車台のある九頭竜湖駅に単機回送します。
    すぐ近くに見える建物は、西勝原第三発電所です。
    越美北線 ④ 勝原⇒柿ヶ島⇒下唯野 8620単機回送
    越美北線は、昭和35年に南福井駅~越前花堂駅~勝原駅間 (43.1km)が開業、昭和47年には勝原駅~九頭竜湖駅間 (10.2km) が延伸開業しました。
    延伸区間の勝原駅~九頭竜湖駅間は山間部をトンネルによって直線で結ぶ工法で作られ、この区間には白谷トンネル(809m)や荒島トンネル(5251m)などの長大トンネルがあります。
    貨物輸送は福井から越前大野までで、機関車の転車台が九頭竜湖駅にしかなく、機関車の向きを変えるため、九頭竜湖まで単機回送をしていました。
    ここでは、転車台のある九頭竜湖駅で機関車の向きを変えた8620は、トンネルが連続する区間を通り、勝原⇒柿ヶ島⇒下唯野と通過して越前大野に戻ります。
    オリジナルフィルムの保存が状態が悪く、画像に傷や埃でお見苦しい箇所があります。
    ご了承ください。

Комментарии • 1

  • @user-zo6jq1xh1t
    @user-zo6jq1xh1t 2 года назад +1

    勝原の転車台まで単機回送のどかでいいですね