【5分で聴く♪文春新書】奈倉有里著『ロシア文学の教室』

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  • Опубликовано: 1 окт 2024
  • ロシア文学というと、トルストイ、ドストエフスキーなど、重厚でとっつきにくいというイメージがあるかもしれません。しかし、新進気鋭のロシア文学者・奈倉有里さんの『ロシア文学の教室』 (books.bunshun....) はそんなイメージを覆します。軽快な青春小説のかたちでありながら、読み進むうちにロシア文学の深みに連れて行ってくれるという、初心者にもうってつけの作品に仕上がっているのです。舞台はウクライナ戦争が始まって間もない2022年春、都内の大学。授業が始まると、読者は学生たちとともに教室から19世紀のロシア文学の中へとワープし、その世界を「体験」します。ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』、ドストエフスキー『白夜』、チェーホフの短編集、トルストイ『復活』――名作を通じて、社会とはなにか、愛とはなにか?という重いテーマに向き合う、真摯でチャーミングなストーリーの魅力を、奈倉有里さんが語ります。(聞き手:鳥嶋七実・文春新書編集部)

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