第382回「令和のトキワ荘、エッセイ漫画が苦手」【人生思考囲い】

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  • Опубликовано: 18 окт 2024
  • ■令和のトキワ荘
    ・お便り「こんにちは。少し前ですが、林士平さんのプロジェクト『MANGA APARTMENT VUY』が『令和のトキワ荘』と盛り上がっていましたが、皆さんはどう思いました?サポート体制が手厚すぎて凄いのですが、自分だったら『入居は1年間保証(活動実績に応じてメンバー入れ替え)』のプレッシャーや、同じ境遇のライバルたちへの嫉妬とルサンチマンで早々に頭がおかしくなってしまいそうだなと思いました。これはプロジェクトに対する批判とかではなく、陰キャの自分だったら…とまじで勝手な危惧をしてしまっているだけですが…。皆さんは若い頃にこういう機会があったら挑戦してみたいと思いましたか?」
    ・ばき「林士平版ガチンコファイトクラブじゃん」中野「youtubeでリアリティーショーとして放送されそうですよね」手塚「現役で80歳の人が突然入居したりね」
    ・バックはサイバーエージェント→作品掲載先はサイコミ?
    ・中野「俺が若く、デビューもしてない学生だったら絶対応募してると思います。東京で、生活費全部出してくれて、名のある編集者さんと打ち合わせできるなんて凄く良い環境じゃないですか」ばき「林士平さんがやる以前から、漫画家シェアハウスプロジェクトは結構ある」→トキワ荘プロジェクト
    ・俺達は選ばれてここにいるんだ…!というウットリが秘めた力を呼び覚ます?
    ・中野「なんかアイドル養成所みたいな絵面を想像しちゃうな。少年ハリウッドとか」→集められたメンバー、指揮するカリスマ男
    ・手塚「漫画を本気で描きたい!って思ってる人たちが集まってる環境、面白そうだなと思います」
    ・漫画家志望者同士だけじゃなく、色んな人と関わった方が描ける感情の幅は広がる?
    ・人は環境に左右される→絶対に偏りは生まれる→中野「例えば売れたい!なら、売れたい!って言ってる人たちとつるむ方が良いと思う」
    ・集められたメンバーの中で順位をつけられる状況→ばき「勝ち負けがハッキリする世界観、怖いな~って思います。俺は多様性って言葉で身を守ってるところがあるから…」手塚「限られた時間の中で結果を出せ!っていうプレッシャーが良い方向へ働く人には向いてる気がしますね。僕はあまりそうじゃないかな…」→短距離走、長距離走
    ■エッセイ漫画が苦手
    ・お便り「私は作者がツッコミのエッセイ漫画が苦手です。インターネットではエッセイ漫画が沢山公開されており、それらの中には『こんな勘違い人間に遭遇したよレポ!』的な、作者の方が関わった人を批判的に描いた物が一定数存在します。特に、作者の方の説教や呆れ、鋭いツッコミのモノローグを強調して描くスタイルや、批判される相手の表情がやたらと誇張されたりしているものを読むと強い忌避感を覚えます。名前は出してないとはいえ、実在する人に対して一方的に好意的ではない演出を並び立てるなんて、もし自分がされたら絶対嫌だなあと思います。皆さんは勘違いしてる人を斬る!的なエッセイ、またはエッセイ漫画についてどう考えられていますか?」
    ・漫画は記号、誇張を活かした表現が多い→中野「例えばドキュメンタリー番組を見てて、制作者の演出意図を感じるな~って思ったりするのにに近いのかな」
    ・手塚「ツッコミって常識を司る側ですよね。自分をツッコミとして描くっていうのは、自分の常識に自信が無いと描けないよなって思います」
    ・善悪の判断が簡単じゃない現代社会→善悪を(多少単純化しつつ)堂々と裁き、断言する態度が人々を安心させ、スカッとさせる?
    ・皆が安心して罰する事ができる「愚かな悪」を登場させることが人気の秘訣?
    ・中野「例えば『飲み会のセクハラ最悪上司をズバッと斬った』みたいなエッセイがあったとして、俺はそんなに面白いと思えなくて…。だって、セクハラが最悪なことなんて分かりきってるじゃないですか。描かれている善悪とその顛末に、なんの新鮮味も驚きも無いなと思ってしまう」→あくまでエンタメとして考えるのなら、その視点は無かった!とか、言われてみれば確かに…!という感覚が欲しい
    ・新鮮さは無いが安心感はある→水戸黄門、プリキュア
    ・あの時本当は迷惑な客を堂々と注意してやりたかった→フィクション内で描いて貰える嬉しさ
    ・愚かな人と出会ったよレポ!が人気だから描き続ける→愚かな人はいねぇか~という視点で世界を見つめることになる→歪みそう
    ・私人逮捕系youtuber→捏造、自作自演が判明→ナイトクローラー
    ・藪の中エッセイ合同→同じ出来事のエッセイを描いてる筈なのに参加者の視点によって客観的事実が食い違っている
    ・スカッと系エッセイ→被害者視点の作者が、加害者へ報復(加害)をするパターン→そればかりを描いていると、この作者の人生って常に被害者で常に正しいの??そんなわけなくない…??という不信が生まれる
    ばき「俺達みたいな読者はそういう不信にいちいち躓いちゃうけど、俺達みたいな読者を切り捨てることで生まれる速度もあるからね」
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    twitter / jinseisikougako

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