国宝茶室如庵と正伝院-[Network2010]

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織田有楽斎は信長の実弟で茶の湯の創生期に尾張が生んだ大茶匠である。晩年、有楽は武 家を棄て京都建仁寺の正伝院に、隠棲した。如庵はその境内に1618ころ建てた茶室で あり現存する国宝茶席三名席の一つなっている。また隣接する旧正伝院は重要文化財に指定されている。遺構は各地を転々としたが、安住の地を犬山に得て「有楽 苑」として公開されている。