【癒しのSAX】夢で逢えたら/鈴木雅之

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  • Опубликовано: 16 сен 2024
  • 夢で逢えたら
    鈴木雅之
    (Original:大滝詠一)
    名曲に浸ろう、今はなにもかも忘れて
    サルバドール・ダリの代表作と言えば
    溶ける時計こと「記憶の残渣」
    彼はベッドに入らずに、キャンバスの前に置いた
    椅子に座り、スプーンを片手に寝ていたそうだ。
    寝入る瞬間手の力が抜けてスプーンが落ちる。
    その音で起き、その刹那に見た夢と現実の狭間の
    不思議な世界を、忘れてしまわないうちに
    キャンバスに描いていた。
    夢とは起きている間の記憶を整理するためのもの。
    脳は記憶を整理する際にジャンル分けをするそうで
    それらをまとめたりするときに記憶が断片的に
    再生されてしまうのが夢なんだそうだ。
    だから基本的に夢には想像を含む体験したことしか
    出てこないらしい。
    突拍子のない夢もその細切れの再生の組み合わせが
    メチャクチャだったからこそのもののようだ。
    そんな話を聞いたことがあると思うが
    そうなると昼間に見たものしか夢に出てこないことになる。
    だとしたら、ダリがまどろみの中で見た
    だらりと垂れた時計は、真ん中に横たわる「ダリ自身」は
    一体何なのだろうか…?
    もちろん学者の研究にケチをつける気は毛頭ないが
    夢にはもっと不思議な力があって欲しいと思ってしまう。
    夢には不思議な魅力がある気がしてならない。
    例えば夢占いとか、予知夢とか。
    我々は誰でも潜在意識というものを持っている。
    自分では意識していない繊細な感覚が捉えた
    幽かな刺激が夢として現れたものが予知夢。
    それは明確な映像として見ることもあれば
    何か象徴的なイメージが出てくることもある。
    夢の中に、会いたいあの人が出てきたならば、
    きっとそう遠くない未来に、きっと逢うことが出来る。
    もし明日逢えなくても、その次の日にはきっと。
    夢とは記憶を整理するためのもの。
    起きている間の記憶が映像化されたもの。
    それはその通りだと思う。
    学者たちの研究を否定するつもりなんて無い。
    むしろ、知的好奇心としては大いに興味があるくらいだ。
    ただ、今宵だけはそんな小難しいことは全て、
    偉ーい先生にお任せしようじゃないか。
    あの人と逢えることを信じて、眠りにつこう。
    そうすればきっと、逢うことが出来る。
    そう考えると、寝るのが少し楽しみになりませんか。
    #鈴木雅之 #大瀧詠一
    #サックス #リラックス
    #インスト #夜のBGM #寝落ち音楽

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