【バス王国】福岡の挑戦!中古バスをEVに!費用3割抑えてCO2削減へ。
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- Опубликовано: 25 ноя 2024
- 福岡の街中にあふれるバス。
西日本鉄道、西鉄はおよそ2500台を保有する日本屈指のバス会社です"一見きれいなバスですが…長い距離を走った古い車両も少なくありません
【記者】
「こちら福岡の街を13年間走ってきたバスで走行距離は62万キロです。しかし後ろに回ってみますと、ここにあったはずのマフラーが見当たりません」
時間をさかのぼること半年…去年11月。バスがあったのは北九州市の工場です。バスの後ろから取り外したのは…巨大なエンジン。2カ月後。エンジンがあった空間には多くのホースが。
【技術者 登本さん】
「バッテリーが載るところで結線と言って回路を組み上げていく。これから難しい段階に入る」
古くなった車両を電気で走るバス、EVバスに改造しようというのです。
【担当者】
「我々バス事業はコロナ禍で大変厳しい環境にあったが、脱炭素はそれなりの投資がかかるのでどう対応するか悩んでいたところだった」
EVバスならCO2の排出が4割減ると期待できます。新車を買うと1台およそ4000万円。バス全体の1割でも100億円に達します。たどり着いたのが、EVの部品を買って改造する方法。3割安く抑えられます。とはいえ、簡単ではないEVへの改造。西鉄が自前で取り組めるのには、ある理由が…
【部長】
「(2011年まで)西日本車体工業というバスメーカーがグループにあったんですけど、そこで設計に携わった人材がまだ多数、(グループに)在籍している」
バスの運行会社でありながら車体も造っていて、当時の技術者が残っていたのです。登本さんもそのひとり。
【登本さん】
「私が入社したときからずっと付き合いのあるボディーなので私のバス人生はこのモデルと歩んできたといっても過言ではない」
今回、課題となったのがバッテリー。ひとつ163キロが10個あり、以前より1トン重くなります。エンジンのあった空間に置くとバランスが崩れます。
【技術者 登本さん】
「こちらに2つ、こちらに4つという形で5619前後で分配して配置するため、どうしても室内に置く必要がある」
古いバスがEVに変身しました。入り口付近に白い箱が登場し、通路がちょっと狭くなって、席も3つ減りました。"新しいけれど62万キロ走ったEVが誕生しました。一般のディーゼルエンジンと音の大きさを比べてみると・・・
【技術者 登本さん】
「電気バスに改造するということでちょっとでも長く使ってもらえるのは個人的にはうれしく思っている 今後は改造費用をどれだけ抑えられるかが課題となる」
【日経新聞記者】
「西鉄は再生可能エネルギーの分野にも進出しました。グループで発電もしていきEVバスにも供給する計画です」
生まれ変わったEVバスは6月にも走り出す見込みです。
#西鉄 #バス王国 #EVバス #日経新聞
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