「家族として受け入れて頂けるところに一匹でも多く行けたら…」ペットショップに保護犬の譲渡施設が完成（高知）

高知県南国市に保護犬が安心して過ごせる新しい譲渡施設が完成し13日にオープンします。
南国市篠原にあるペットショップアシスト南国内に新たに完成したのは「保護犬のためのOUENspace（応援スペース）」です。県内の保健所などで保護されている犬が最大5匹まで飼育展示されます。アシスト南国は2年前、保護犬・保護猫の譲渡の場として活用する、「OUENspace」開設。動物愛護団体による譲渡会をほぼ毎日行っています。しかし、犬はネコに比べ狂犬病のリスクがあるため民間での保護が難しく、譲渡につながりにくいといいます。保健所に残る犬が多いことから県が協力を打診し、保護犬をより身近に感じられる施設が誕生しました。
（アシスト南国 前田英良 店長）
「できるだけワンちゃんが家にいるような雰囲気にできるように、ドアを使ったりとか床が滑りにくい素材を使ったりとかというところにはこだわりました。こういうワンちゃんたちは今までに苦労もしてきていると思いますので、できるだけ優しく家族として受け入れて頂けるところに一匹でも多く行けたらと願っております」
オープンは13日で、スタッフに声をかければだれでも見学できるということです。