新学期到来: 50万人の学生が希望と共に大学生活をスタート

新学期の幕開けです。今年も50万人の学生が大学生活をスタートさせました。一部の学部では10月1日に始業式が行われましたが、多くの新入生にとっては、両親との別れを経て寮生活が始まる感慨深い日となりました。
ユーロスタットの統計によると、ルーマニアの大学卒業者の割合は欧州連合内で最低の17%となっています。
ブカレスト工科大学では9,000人の新入生を迎えました。オープニング行事に参加した学生たちからは、「前向きなエネルギーをもらった」「将来への希望が湧いた」といった声が聞かれました。
ブカレストのキャロル・ダビラ医科大学では、最高点で入学したアンドレア・ユリア・ミハイさんが、「地域社会に貢献できる医師になりたい」と抱負を語りました。同大学のヴィオレル・ジンガ学長は、1年生に対する応急処置などの基本的な技術習得の重要性を強調しています。
一方、地方から来た学生たちにとっては、寮の部屋の受け取りも大きなイベントでした。ティミショアラのウェスト大学では、改装された寮に学生たちが入居を始めています。寮費は月額330レイと、アパート賃貸の1,500レイに比べてかなりの節約になるようです。
同大学では現在3,000の宿泊施設がありますが、来年には1,500室が追加される予定で、2棟の新しい寮が建設中とのことです。
新学期を迎え、希望に満ちた学生たちの姿が各地で見られました。高等教育の普及が課題となるルーマニアですが、若者たちの熱意が国の未来を明るく照らしています。
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引用：
stirileprotv.r...
「VOICEVOX:剣崎雌雄」