20160517_i_『キリスト教教理入門』―第六部 聖霊―第28章 聖霊の人格―1.聖霊の教理の重要性、2.聖霊理解の困難な点

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  • Опубликовано: 20 сен 2024
  • 20160517_i_『キリスト教教理入門』―第六部 聖霊―第28章 聖霊の人格―1.聖霊の教理の重要性、2.聖霊理解の困難な点
    【付記―講義概要】
    本講義では[『キリスト教教理入門』―第五部 キリストの人格とわざ―第28章 聖霊の人格―1.聖霊の教理の重要性、2.聖霊理解の困難な点]の箇所を学んでいる。
    【追記】
     エリクソンは、聖霊論を以下のように書き始める。[この組織神学の学びの最終段階の部分は、すでに吟味した教理との関係において見るべきである。本書は、最高の存在である神と、計画と創造と存在するすべてのものに対する配慮における神のわざから始めた。次に、被 造物の中で最も優れたものである人間を、神によって意図されたその運命と、その神の計画からの逸脱という観点から検討した。また、どのような結果が人類に及んだか、そして神が人類の贖いと回復のために何を備えてくださったかも見た。創造、摂理、救いの提供、これは神の客観的なわざである。ここからは、神の主観的なわざ、すなわち人間に対する救いのわざの適用に移る。まず、人間が受け、体験した救いとは実際どのような特徴をもつかを調べる。次に信仰がとる集合的な形、すなわち教会を詳しく見る。そして最後に、神の計画の完成、すなわち終わりの事柄に目を向ける。
     もう一つ、この組織神学の学びを、三位一 体の各位格の働きに焦点を当てて見る方法もある。御父は創造と摂理の働きにおいて強調され(第3部)、御子は罪深い人間の贖いを成し遂げ(第4 ― 5部)、聖霊は神の被造物にこの贖いのわざを適用することで、救いを現実のものとする(第6 ― 8部)。三位一体の第三 位格の理解は、救いの教理を照らすことになる]。
     贖罪論の箇所もそうであったが、福音理解全体の“神学的文脈”における「聖霊論」の位置づけにテキストを割いている。組織神学の学びは、聖書神学と歴史神学の総決算としてその知識の量は膨大なものとなっていく。学んでいるうちに、「鹿を追う者は山を見ず」となりやすいし、頭の中は言えば「片付いていない倉庫」となりやすい。講義において大切なことは、福音理解全体のフレームワークを教えることであり、その中に有機的一体性をもって存在する“神学的文脈”を語ることである。そのような聖書観と聖書解釈法は、福音主義の確信のひとつである。
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