【最長】24h以上!電車14本!青春18きっぷの限界に挑む旅!(総集編)

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  • Опубликовано: 3 дек 2024

Комментарии • 1

  • @mac-transportation
    @mac-transportation  3 года назад +2

    青春18きっぷを実際に使ってみて思ったことをちょっとだけ書き記しておきたいと思います。自己満足的なものなので見てもらわなくても結構です。
    まずJRは大人の休日倶楽部パスやフルムーン夫婦グリーンパス等、富裕層や高齢者層を対象にしたお得きっぷを数多く出しています。
    しかしながら、こと若年層に関しては青春18きっぷ程度しかめぼしい物はありませんし、その青春18きっぷも名前こそ18歳未満を対象にしていそうですが、特に年齢制限はありません。
    乗車券には学割制度がありますが、こちらは乗車券にしか適用出来ず、かつ学割証が必要なため回数制限があり、更に割引率も2割とさほど大きくはありません。
    所変わってえちごトキめき鉄道ですが、先日夏休みに臨時で夜行急行を設定すると発表しました。
    その急行列車の料金設定には学割の設定があり、その割引率は(座席のグレードは落ちるものの)67%と大変大きいものでした。
    えちごトキめき鉄道社長は鳥塚さんという方だそうですが、その方は日頃から「子供や若い世代に鉄道に乗ってもらわないと将来のお客さんがいなくなってしまう」と仰っておられるようです。
    個人的には、このように経済的余裕の少ない学生を対象に地方の魅力などをアピールできるチャンスを頂けることはとても素晴らしいことだと思っています。
    話は戻ってJR。僕は経営の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、一般には顧客内に需要の価格弾力性の差がある場合、価格弾力性の低い層(金のある層)からは高い料金を、価格弾力性の高い層(貧乏な層)からは低い料金を徴収した方が売上は大きくなるはずです。例えばJALやANAは23歳未満だと(制約はあるものの)半額程度で飛行機に乗れる学割制度がありますが、それを設定することで新規需要の掘り起こしを狙ったり、新幹線や高速バスから顧客を奪おうとしたりしています。
    整備新幹線の整備が進むにつれ第三セクター化が進み青春18きっぷの使用可能区間が年々縮小していること、青春18きっぷの値段がどんどん上がっていっていること等も考えると、JRが若者を価格で優遇しないのは若干不自然に思えます。首都圏近畿圏や混雑時間帯等は厳しいにしても、せめて地方の閑散路線にはもっと安く若者に利用してもらえるような制度を導入し、若者に地元の魅力を見つけてもらったりする方が若者にとっても、地方自治体にとっても、更にはJRにとってもメリットが大きいのではないでしょうか。もっとも閑散区間以外に関しては、民営化により公益性の高い鉄道事業に一般の市場原理を導入したことが、「全ての市民に廉価で高速な長距離移動手段を保障する」ということを不可能にしている要因だと思います。(民営化が良かったのかどうかについてはおいておくとして)しかし、前述の通り顧客に価格弾力性の差があるにも関わらずめぼしい学生割引を積極的に導入しないのは、そもそも資本主義的な利潤最大化原理からも外れてる気がします。
    もう少子化社会だし金のない若者世代は一切眼中にないのでしょうか。それも「閑散区間に手軽な学割制度を導入する」という思考すら放棄する程に。
    以上、一高校生の独り言でした。映画監督なんかはこういった自分の考えやメッセージを映像作品に落とし込むことができるんでしょうが僕には到底不可能でした^^;
    読んでくださった方々、誠にありがとうございました。