たましいのスケジュール - 横山潤子「たましいのスケジュール」より/Chor Glanze

混声合唱とピアノのための「たましいのスケジュール」より「たましいのスケジュール」
作詩：覚和歌子　作曲：横山潤子
指揮：塩出晏弓　ピアノ：樹下沙和
2021年2月28日(日)
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ第43回定期演奏会
愛知県芸術劇場コンサートホール
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なぜ私は生きているのだろう。
ふと、そう考えるときがある。もっともらしい答えを言われたり聞いたりして、そのときはなんとなく分かった気になるが、少し経つと何か腑に落ちない。幼い頃からたびたび考えてきたが、一向に完璧な答えは出てこない。私が生きている理由は、一体何だろう。
『たましいのスケジュール』
　海の底に柔らかく降り注ぐ月光のようなピアノの音色が、どこか懐かしい。この海の底で生まれる前の私たちは、どんな一生にしようかとじっくり考えていた。しかしながら、生まれる前のことは覚えていない。生まれる前に海の底で立てたスケジュール、そしてそこに隠された生きていく理由を、1つ1つ思い出すようにして私たちは生きているのかもしれない。
歌に乗せて、同じ空の下で、「なぜ私は生きているのだろう」と思い悩む誰かに寄り添えますように。
（プログラムノートより）
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Schedule of the Soul
At the bottom of the deep blue sea,
The souls of the pre-born souls are swimming around in the dark moonlight
Which couple's children should I become?
What kind of life should I spend?
Why should I come back here?
The soul takes its time to make plans while pretending to drift along
Forget all those things at the moment of birth,
Little by little, over the course of a lifetime, we will remember them
Schedule of the soul
The reason for life, to love
Just for that
To love, just for that