どんな映像には「美しさ」が求められるのか? 映像にきれいさは必要なのか?

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 17 янв 2025

Комментарии • 18

  • @inahoFilm
    @inahoFilm  2 месяца назад +3

    ここでいう「綺麗さ」は正確には「シネマティック」と言った方がよかったかもしれません。
    ここでいう映像の「綺麗さ」は冒頭に出した項目の中でも特に「光に陰影がある」「色が意図を持って演出されている」「被写界深度が広くコントロールされている」という点があるものを「最も綺麗」という認識をしています。いわゆる「シネマチック」な表現ということです。こうした表現は良くも悪くも「遠い」感覚を視聴者に与えるのではないか?という仮説でした。
    逆にいうと「綺麗さ」の中でもそれ以外の要素である「解像度」「ダイナミックレンジ」などはどの表現の中でもそれほど印象を変えずにクオリティ感だけをアップさせるので、どのタイプの映像でもあった方がいいのかなと考えています。

  • @fukui_instabu
    @fukui_instabu 2 месяца назад +1

    この映像ジャンルの言語化面白い!
    ただほぼ映像って好みでしかないので、全ジャンル作ってみてインサイトで判断するべきですね😊

  • @eizotakuro5487
    @eizotakuro5487 2 месяца назад

    昨今のドキュメンタリーと言われている作品は、2つに分かれるような気がしております!
    従来的なドキュメンタリーは割と被写体の挑戦・ゴールがあって、そこへの葛藤や変化を描くものなので「追う」というプロセスがあるように思います。創作ではないにせよ物語だと思います。ウェブの世界のドキュメンタリーはインタビューを中心に被写体を紹介して「追わなくても」ドキュメンタリーと呼称してます。物語性はなくてもOKな気がします。言葉の範囲が広がったなと思います。
    その線でいくと前者はストーリーラインがメインで視聴者を惹きつけるので、美しさは「絶対に必要」ではないかもですね。後者は「前者とは相対的に」美しさが必要な気がしています。短く手っ取り早く感動したいというのはある気がします。それを保証する手段の一つに美しさがある気がします。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад

      おっしゃることよくわかります。ストーリーが必要な「物語」としての従来のドキュメンタリーの場合は優先順位がストーリーで、その次に美しさが来ると思っていますが、昨今出てきている広義のドキュメンタリー(ノンフィクション広告も含む)に関しては、物語を重視しない場合には成立させるための要素として美しさを作って視聴者の興味維持率に下駄を履かせる・底上げしないといけないような感覚はあるのかなと思っています。 個人的にはどちらが良いとかではなく、目的と公開場所によって使い分けていきたいなと感じます。

  • @pazudora-t4i
    @pazudora-t4i 2 месяца назад +1

    とある大手ユーチューバーの方(ザ・ユーチューバーってタイプの人)がカメラ良くして映像が綺麗にしたら視聴維持率が下がったから、
    あえてGH6でF値も大きめにして親しみやすい映像にしてるって話を思い出しました。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад

      そんなお話もあったのですね。ザ・RUclipsrタイプの方の発信には確かにシネマチック要素がネガティブに働いちゃうことは確かにありそうです。。。!

  • @nifties12
    @nifties12 2 месяца назад

    伊納さま
    私も制作をしていまして、ドキュメンタリーが好きでこの数年メインはドキュメンタリー制作がメインです。
    当初はどんな題材でも綺麗に撮ることが正義でしょオラオラ!と考えてfs5やfx3などのシネマチックなカメラでカマすこと一辺倒でした。
    しかしあらためて昔のスケートボードやサーフィン系のロードムービー的なビデオを見てその生々しい(荒い)画質や演者との距離感を見るに、ドキュメントをするって目的の上では映像の綺麗さってナンセンスなのでは…?と思い始めていたところでした。
    そこには演者?出演者との距離感もありますが、カメラの存在感も大きいのではと思い最近ではハンディカムも試しております。
    結局は題材を通して何を伝えたいのか?に機材選びも集約されるのかなと思いつつコメントさせて頂きました。
    そもそもドキュメンタリー制作は人の人生を使って自分の意見を表明するとても罪深い仕事だと思うので、とことんオナニーでいいのかなとも思います。
    伝えたい相手に合わせて自分の表現方法を変えることもないのかなあと。
    元も子もない話ですね!

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад

      コメントありがとうございます。おっしゃることよくわかります。テーマや伝えたい世界観によって手法も柔軟に選択する必要がありますね。 ドキュメンタリーが罪深いというのもよくわかります笑 物事を全て伝えることはできないので、制作者による意図的な切り取り方がされることは間違い無いと思うので、せめて被写体の方にも、視聴者にもできるだけ真摯に向き合わねば...とは思います。

  • @こかぶ-m1l
    @こかぶ-m1l 2 месяца назад

    映像は、その目的があるならば、の前提ですが、軸を立てるならば、情報を伝達するメディアなのか?映像は感性レベルで共有するメディアなのか?の2軸で考えています。両方とも目的に応じた見やすさ、つまりその人に入ってきやすさの問題があるかと思います。親近感のテーマはその人の人生の経験に左右されるし、なかなか一概には言えないかと思ってます。美しいとは難しい問題ですね。映像でなくてもアンディウォホールを美しく感じるか?ルネッサンス絵画を美しさを感じるか?人それぞれ。cgでなくカメラが映像制作の前提ならば、光への意識、構図などは、ドキュメンタリーであろうが、スマホであろうが、どんなジャンルにしてもその扱い、意識は重要な気がします。それが結果的に美しさへ繋がっていくのかと考えています。美しいとはシネマチックの方向だけじゃなくて。遠くても、近くても 美しさは必須かな。。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад

      コメントありがとうございます。情報伝達と感性の共有なのかという軸、確かにありますね! 美しさはかなり人によって感じ方違うので、なかなかテーマとしてはまとまりきっていない話だったかもしれません...もう少し自分の中で解像度が上がってきたらまたテーマにしてみようと思います。

  • @Birds_notori
    @Birds_notori 2 месяца назад +1

    ともすれば制作者のエゴになりかねないですよね。
    常日頃から意識していますが夢中になると綺麗な映像に向かってしまう自分がいます。
    突然のコメント失礼しました。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад +1

      ご覧いただきありがとうございます。制作者としての視点で映像を見ていると「綺麗か?上手くできているのか?」ばかり気になって世の中の映像を見てしまいますが、純粋な視聴者としての感覚を忘れないようにしないとと思います。

  • @shigerusaitosculptor
    @shigerusaitosculptor 2 месяца назад

    伊納さんこんにちは。おっしゃる通り、 全ての場合で美しい映像が要求されるかどうか、というのは見極める必要がありそうですね。我々はたとえ虚構であっても、演出された世界に憧れを感じますが、我々の二つの眼で見ている日常に演出は施されておりません。例えばプロモーションビデオに日常の生々しさで挑んでも、観る人は冷めてしまうかも知れませんし、演出されたドキュメンタリー作品は胡散臭いと感じそうです。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад +1

      おっしゃる通りで、この話を考え始めたのは「ドキュメンタリーはシネマティックに撮るべきなのか?」というところからだったりします。この問いにはまだ答えが出せていないので、もう少し色々考えてみようかなと思っています。

  • @videonnect
    @videonnect 2 месяца назад

    こんばんは。
    自分個人的にはドキュメンタリーであっても、いわゆるシネマティックに撮った方がいいかなと今は思っています。というのもディズニープラスなどのドキュメンタリージャンル(ラストリペアショップやピクサーのドキュメンタリーなど)では、深度浅めで撮ってるものが多い印象、ただしカラグレはほどほどにといったイメージなので。
    日本人が見る場合はまだドキュメンタリーというと、NHKの番組というイメージの人がすごく多くて、ノーナレーションで海外っぽく仕上げるならシネマティックがいいかなと思っています。例え身近な題材でも、シネマティック(綺麗)にすることで少しでも視聴してもらえるかな、と。
    もちろんあえて深度深く、色もそのままで出す意味はあると思います。でも見る人や媒体によるかな…
    ドキュメンタリーは表現手法がたくさんあってやりがいありますね。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад +1

      そうですね!僕も欧米圏の視聴も視野に入れたコンテンツとしては、ドキュメンタリーでもシネマティックな美しさは志向した方がいいのかなと思っています。戦時下や犯罪ものなど、美しさよりも「そのものが撮れていること」が重視されるジャンルもあるとは思いますが、それらのジャンルであっても欧米圏の作品は最初から美しさを全く考えていないわけではなく、優先順位が変わっているというだけで日本のテレビ系作品のように最初から「シネマティックな美しさには興味がありません」という姿勢ではないように感じています。 ターゲットや媒体によって色々変わってきて面白いですよね!

  • @jkurumi3
    @jkurumi3 2 месяца назад +1

    興味深く拝見しました。ひとつブレている?と思うのが、「美しさ」の話なのか「綺麗さ」の話なのか。この二つは明確に違うので何を求めているのか軸の部分が理解がまだ不十分なのかなと感じました。失礼しました。

    • @inahoFilm
      @inahoFilm  2 месяца назад

      コメントありがとうございます!綺麗さと美しさはまた話が変わってきてしまいますね...固定コメントでも書いたのですが、今回の件は巷で言われている「シネマティック」な表現が必要かどうか、という言い方の方が良かったかもしれません!ご指摘ありがとうございます。