夕立〜夕焼け空(明日香村)
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- Опубликовано: 23 сен 2024
- 「映像作家の日記」
昨日の日記に「テレビ業界に友達はいない」と書いた。
仕事仲間はいる、後輩もいた、ライバルもいた、尊敬出来る人もいた。でも、仕事を離れて友といえる存在はいなかった。
仕事場は友を作る場だとは思ってはいなかった。
今、後輩や先輩とはつながっていない。近況も知らない。
スマホの電話帳には仕事関係だけで500人以上の登録があっても、電話がかかって来ることはない。
で、嬉しいことがあった。
8月の上映会に仕事仲間の二人が客として来場してくれたのだ。
ひとりはパリロケでは大変お世話になった。当時はAD兼コーディネーター、今はTBS「世界遺産」のディレクター。パリと日本で活躍している。パリでコーディネーターとして働きながら大学で勉強するその生き方に私は大いに影響を受けた。年下だけど、尊敬出来る存在。そして、その生き方から私は大きな影響を受けた。自分の人生の中で出会って良かったと思える大切な人。
もうひとりは、お互いに助手時代から共にロケをしていたディレクター。
私より年下だが、お互いに冗談を言える関係。
助手時代から同じ職場で働いていたので仕事に対する価値観が同じ。
奈良でロケすることも多かった。最後の奈良ロケは元興寺で高嶋ちさ子がゲストだった。話していると、忘れていたことをたくさん思い出す。
私はテレビカメラマンという仕事が大好きで、仕事だけの人生だった。
癌にならなければ、今もこのふたりと仕事をしていたかも知れない。
癌に仕事を奪われて、後悔はしていないが正直寂しく、未練はある。
仕事のことを忘れようとしていた時期もあった。
でも、時間を忘れてこのふたりと話している間、心から楽しかった。
悲しいことはどこかに消え、ただただ楽しかった。
何故だろう、本当にこんなに楽しく話したのは、癌になってから初めてかも知れない。きっと私は笑っていたに違いない。
ふたりの後輩に私は助けられた。
私は救われた。
これで、やっとテレビカメラマンの私を終わることが出来た気がした。
自分ひとりでは区切りをつけられなかったが、ふたりのおかげで私は前を向ける。悲しいことも楽しいことも、テレビカメラマンとして生きた時間をすべて過去として区切りをつけることが出来た。
ふたりのおかげです。本当にありがとう。
明日香村は秋の気配ですね。うれしい日記。よかったですね😊
明日香村の夕立、
瑞々しい夏の青々とした田畑、
イナゴまでが夕立の雨水を受けて気持ちよさそう。
絶滅危種のナンバンギセルも、みずみずしい薄紫色に。
日本海側は連日38度の猛暑です。1滴も雨が降らず、今は夕立が懐かしく恋しいほどの日々。
雨乞いの気持ちが通じたのでしょうか?
保山さまから
今朝は涼しくなる映像詩!!
「涼しさ」を頂きました。
ありがとうございます。
夏の夕焼け空の、まったりとした美しさ。
身も心も鎮まりました。
奈良は命あるすべての源なのでしょうか。
何回も拝見しております。
保山さま、ありがとうございました。
酷暑を引きずりながらも 秋の草花が咲き初めていることを知らせていただけました もう少し頑張ろうっと!
昨夜の月も美しかったですね。夜風も気持ち良くて。秋の花も咲き始めたのですね。日中は暑いですが頑張れます❤
心から楽しめること!身体のためにも大切だと思います✨
長かった酷暑も終わり近くなり
自然は季節の変わり目を告げているんですね🌦️
夕焼けなんときれいなこと。ほんのりします。