改定入管法「難民審査参与員の選任は適切」法務大臣会見(6/30)(7/4)

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  • Опубликовано: 7 июл 2023
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    2023年6月30日、7月4日の法務大臣定例記者会見の動画になります。
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    《2023年6月30日》
    【D4P佐藤】
    難民審査参与員に関しましての質問です。参議院の法務委員会で、先日、参考人として招致された浅川晃広氏、彼の共著として『ザ・在日特権』といったものがあります。こうした本で述べられている在日特権という言葉は、現実には存在しないものをあたかも存在するかのように語り、在日コリアンへの差別、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムを助長させるものですが、こうした言葉を用いることの危険性について、法務省の見解をお聞かせください。また、こうした本に共著者として名を連ねる人物が、難民審査参与員として難民審査に関わることは不適切かと思われますがいかがでしょうか。「お答えできない。」「お答えは差し控える。」ではなく、はっきりとした見解をお聞かせください。
    【大臣】
    まず、御指摘の著書における筆者の意図について、私はこうだああだというふうに、法務大臣として申し述べることは適当ではないと思います。その上で、御質問の中でありました、「在日特権」という言葉を用いることの危険性につきましては、それが差別的な意図によるものということであるならば、それは一般論として私は適当ではないというふうに思います。いずれにしても、特定の民族や国籍の人々を排除しようとする不当な差別的言動は、あってはならないと認識しております。それから、参与員の選任についてお話がありました。参与員は、入管法の規定にのっとりまして、人格(が高潔で)、公正な判断をすることができる、かつ、法律または国際情勢に関する学識経験を有する者のうちから任命することになっています。具体的には、日弁連やUNHCR等からの推薦を受けるなどしつつ、事実認定の経験豊富な法曹実務家、地域情勢や国際問題に明るい元外交官や国連関係機関勤務経験者、国際法、外国法、行政法の分野の法律専門家等の中から選任していまして、御指摘の浅川参考人につきましては、こういう基準に照らして、在オーストラリア日本国大使館での駐在経験や名古屋大学・大学院国際開発研究科講師としての勤務経験があるなど、国際情勢に関する学識経験を有する者として、先ほど申し上げたような考えに合致する者として、適切に選任されたものと認識しています。
    ※参照(法務省)
    www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hi...
    《2023年7月4日》
    【D4P佐藤】
    難民審査参与員についてお尋ねします。齋藤大臣は、柳瀬氏の発言に疑義があると指摘された後も、柳瀬氏以外にも同様の発言をしている参与員がいるという主張を繰り返し、難民はほとんどいないという柳瀬氏の認識を追認する発言を繰り返してきました。ところが、現在、難民審査参与員を務めているあるいは務めていた元参与員の方々からも、柳瀬氏の審査には大きな疑問の声が上がっています。なぜこのような難民審査参与員の方々の声を無視し続けるのでしょうか。柳瀬氏の発言と比べて、大臣にとっては重く受け止める必要のない声ということだと思われますが、いかがでしょうか。なお、大臣が柳瀬氏の発言を信頼する根拠として、長年のNGOでの経験などを挙げられていましたが、柳瀬氏は、自身が名誉会長を努めるNGOから、先日、事実上の解任をされています。当該団体は、現在の日本における難民受入れ審査に関する専門性は有していないことも明言されています。大臣が柳瀬氏の発言を重く受け止める根拠も改めて御説明ください。
    【大臣】
    これも、恐縮ですけれども何度もお話ししている話ですが、御質問ですのでお答えします。柳瀬氏は、難民認定に対する知識及び経験が豊富かつ長年にわたって難民の支援に真摯に取り組んでいる方であり、その知識及び経験等に基づく御発言は、重く受け止めるべきと私は考えています。その上で、これも何度もお答えしていますが、柳瀬氏だけではなくて、本年の参議院法務委員会において、参考人となった3名の参与員及び元参与員の方も、ごく一部の事案でしか難民認定すべきとの意見を出さなかった旨を述べられております。さらに、難民不認定処分の適否が争われた訴訟において、平成30年から令和4年の過去5年間で109件中104件で国が勝訴しているわけであります。誤解してほしくないですが、5件と少なかったから良いとか悪いとか言っていません。この5件についても、なぜそうなったかというのをしっかり検証して次にいかしていかなければならないと思っていることは、付け加えさせていただきたいと思っています。つまり、柳瀬氏以外の方の御発言や訴訟の状況も、柳瀬氏の御発言を裏付けるものになっていると、私は思います。私は、なかなか見つからないという傾向について述べているわけでありまして、強いて言えば、申請者の中に難民がいるとかいないとかを述べているものではありませんので、そこは御理解いただきたいというふうに思っています。それから、NPO法人の名誉会長退任の件です。これはもちろん法人内部の事情であるため、私が所感を述べることは差し控えたいというふうに思います。
    ※参照(法務省)
    www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hi...
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    ★関連記事・動画は下記をご覧ください。
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Комментарии • 4

  • @AOISORA14
    @AOISORA14 10 месяцев назад +3

    佐藤さん 本日はありがとうございます この活動を続けていかれますようお願いします 20230630に法務大臣がこのように答弁した証がここにあります。(勿論 私は人として許されない答弁と思います)

  • @JUN-dm7ug
    @JUN-dm7ug 10 месяцев назад +2

    いまだに差別にわざわざ「不当な」をつけることに強い意図を感じます。
    レイシストなのか単に無理解なのかはわかりませんが、いずれにしても、齋藤健は大臣はおろか議員としても不適格だと思います。