「させていただく」はどこから来たのか、「させていただく」は何者か、「させていただく」はどこへ行くのか【させていただく5】
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- Опубликовано: 26 июл 2024
- 「させていただく」シリーズの第5回です。「"させていただく"シリーズはゴーギャン」「脱身分社会が敬意漸減を加速させる?」「方言が日本語敬語界を救うかもしれない」など、「させていただく」シリーズで話したりなかったことをしゃべります。
【目次】
00:00 「させていただく」感想戦開幕
00:48 「させていただく」シリーズはゴーギャン
03:41 「させていただく」は敬語のドリフトである
14:38 敬意と社会構造が関係してる?
31:20 「させていただく」3兄弟 見参
49:51 方言が日本語敬語界を救う?
1:00:44 不遇な「させていただく」を守りたい
1:05:23 熱いコメント待ってるでござる
【参考文献のリンク】
○「させていただく」の使い方
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今回台本の監修をしてくださった椎名美智先生の著作。「させていただく三部作」のうち最も一般向けで、読むならまずここから。今回の台本のうち、最も参考にした本
○「させていただく」の語用論
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「させていただく三部作」の最も最初の著作。研究書なので、まずは上の『~使い方』から読むべし。
○「させていただく」大研究
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「させていただく三部作」の最新作。椎名先生だけでなく、多くの先生が論考を寄せたオムニバス。「させていただく」に興味があったら次に手に取ってほしい本。
○ユリイカ 2022年8月号 特集=現代語の世界 ―若者言葉から語用論まで―
→amzn.to/3LSSoMT
椎名美智先生や、椎名先生と多く共著論文を書いている滝浦真人先生などが寄稿。このほか、青山学院大学の近藤泰弘先生の敬語に関する論考も面白い。
○日本の敬語論
→amzn.to/42LoMaO
上の滝浦先生の著作。日本の敬語にまつわる論争を整理し、見取り図を示す力作。たぶんいつかこの本の話もしたいとは思ってます。
○新・敬語論
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『「させていただく」大研究』にも寄稿があった、社会言語学者の井上史雄先生の一般向け書籍。
○はじめての語用論
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語用論について勉強したければ、こちらもオススメ。
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^_^めわ😊らp
w.
「爆誕」はルギアにしか使えない絶対名詞だったが、敬意が漸減して今では一般に使われている。
黒歴史 もターンエーガンダムに出てきた言葉ですしね
敬意が漸減していることを隠そうとする隠ぺい体質。
「もうええわ」か「いい加減にしろ」で終わってほしかった
動画の最後の場面、まさしく、そのように思わせていただきました。
RUclipsを開く。おすすめの最上部にこの動画のサムネイルが表示され、動画時間を見る。ここで私は、私自身の変化に気づく。動画が1時間を超えると快感を覚えるようになっていたのだ。
私の父はご飯の時よく「いただかせていただきます」とふざけて言っています。ユーモアのセンスが父と一緒で、実家のような安心感がありました。
(ちなみに父もゆる言語学ラジオリスナーです)
堀本さんが「た」の回以来と言うように、ずっと小さいトピックうろうろすることにこそこの番組の妙味があるんですよねェ
"はる"はカジュアルなので、
敬語を使う相手に使うと、あなたと親密になりたい気持ちありますよという意味合いがつけれて便利。
敬語がいらない相手であれば、手軽に距離感が置けてメンタル的に落ち着くので便利。
そして、敬語がいらない相手に使うのは京都人の皮肉さ加減も出てて好き。
方言なら心から敬っている人には自然にちゃんと尊敬語・謙譲語が使えるのに、標準語になった途端よそよそしく不慣れになり、動作の対象に対する敬意(謙譲語)なのか、聞き手に対する敬意(丁重語)なのかごちゃごちゃになる人が多いなと前から思っていて、業務上のみの敬意を示す表現で物凄く微妙な距離感を迫られることになったのは、いわゆる標準語を使うようになった近代以降、特に不特定多数の大勢の人に日々接するようになった現代の特徴なのだろうと思っていましたが、今日の回で全てがうまく言語化されていて聞いていて楽しかったです。
ゴーギャンへの多大なるリスペクトを感じさせていただきました
堀本さんは「ちっさい話」と言いますが、「た」や今回のようなしっかり下裏付けに基づく回が一番面白いので、今後もやってほしいです!
スケールは小さいかもしれませんが、そういうところにこそ本質が詰まってそうな気がしますよね。
「してはる」「したはる」は、すでに関西語の中でも音便とからめて口語ベースで変容してる気がする
「先生がきやったん」とか
「したはった」「してやった」が合流して「したった」になったらまたカオスだなぁ
全然本筋ではないけど、Instagramはアーリーアダプターみたいな技術系のイケてる人たちから陽キャ層に層変えたのすごい
「違くて」は完全に定着してしまった…
築地本願寺行ったら「なせ浄土真宗は「させていただく」のか」って特集記事が出てて、ゆる言語学ラジオやんと思ったら椎名先生がコラボしてるだけだった
楽しみに待ってました
たのまち
30:06 学問という膨大な人類の叡智の積み重ねに対する心構えを言語化していて深く心に突き刺さりました。自分もこの考えを忘れずに行きたいものです。
「とりあえずまあ」→「とりま」のように、「させていただいてもよろしいでしょうか?」→「さいよか?」になったらおもしろいです。
「させていただきます」→「させだく」思いつきましたが、短縮すると敬意がそこなわれるかなと思い、とりさげ💤💤💤
「さようでございますか。」が「さよか」に変化していくパターンですね😆
端折りすぎちゃうと敬意が薄まるのも面白いですね😊
新年の挨拶を「あけおめことよろ」と略すのが少し前までありましたが、さらに短くした「あけよろ〜」も見たことあります。
もっとも、いまの子供・若者はいつでもチャット・無料通話ができるから、年賀はがきを書かないのはもちろん、年賀メールはおろかLINEでも新年のあいさつ自体 しない人が多いとか……。
しても「あ」「よ」だけで済ますとか。(よ は返信)
させていただくの代わりに憚るあたりでどうだろう。あるいは躊躇う。
着憚るとか着躊躇うとか、「自分にはもったいなくて躊躇してしまいます」みたいなニュアンスで。
愛知の三河と尾張の間辺りで育った人間としては、水野さんの愛知方言はいつも面白く拝聴してます。
確かに「〜してみえる」って自然に使うけど、愛知特有の用法なのかな…?
ちなみに可愛い論争で言えば三河と地続きの遠州弁(三河と同様にど寒いとか言う)もかなり可愛いです。
小学生が「すごいんだよ」と表現するときに「この○○すごいに?」とか使います。ど可愛いです。
「させていただく」って何者?彼女はいるの?年収5000万って本当!?調べてみました!
いかがでしたか?
@@テキシコ わかりませんでした!
空間的「前後」と時間的「前後」の意味合い逆転現象についていつか取り上げていただけると嬉しいです。
例)
後でやっといて = 時間的後 = 未来を指している
もう後戻りできない = 後ろを意味する空間的用法 = 過去を指している
堀元さんの返しにやや疲労を感じる最近の回。無理しすぎず頑張ってください。
31:02 この辺りの葛藤の話すごく好き
俺は関西人ですが「雨が降ってはる」「赤ちゃんよう泣いてはるわ」は、本来であれば敬意の対象でないものに、あえて敬語を使う、という落差によるおかしみ、緩めのユーモア、という役割しか感じません。特にこの2例については、雨が降って気分が滅入るとか、赤ちゃんの泣き声が不愉快だ、というマイナスな気分を和らげる効果があると思います。言語体系に組み込まれた新たな役割ではなく、話者も聞き手も、これが言語体系としては誤用である事をきちんと認識しているからこそ、落差を感じる事ができて、ユーモアとして成り立つのだと思います。なので、この話題の流れで 52:59 「なんでもいいからつけておく」「安パイ」「最強のスパイス」という言葉が出てくるのは、的外れだと思いました。他の関西人の皆さんのご意見も聞きたいですね。
京都では目上以外、例えば友達や自分の子などにもハル敬語を使うために、あまり敬語として認識されておらず、丁寧語の一種と思ってる人が多いし、実際ハル敬語を使ってるときに「敬意」を込めずに使う例も多いそうです。大阪人の俺としてはびっくり。下記文言でググツてみてください↓
YAHOO!知恵袋 「~してはる」って、大阪弁の敬語ですか?それとも京都弁ですか?
2023/8/6放送「そこ曲がったら櫻坂?」より。京都に近い大阪出身の田村保乃によると、京都では「~はる」を敬語でない文脈で使うとの事。
楽しみに待たせていただきました
トホホ〜させて頂くはもうコリゴリだよ〜😭の終わり方
(シリーズ全編面白かったです!)
なんでこれがないねんっていう表現
→可愛いことが予想されるときの「かわいそう」
新しい締め方だったw
全5回とっても楽しかったです!これまでもさせていただく乱発しないように気をつけつつたまに使ってたけど、引き続き用法用量を守って、させていただくを使わせていただきます。
「(風が)ちびちーじょ」の母音が「イビピーオ」ときれいにシンクロしてるのにツボりました。
させていただくに代わる表現として、「○○伏せる」だと感覚的に平伏すや名を伏せる等を連想できて、敬語表現に向いてるんじゃないかと思いました。
ただ、そこに何を持ってきたとしても「○○伏せ『させていただき』ます」でI'll be backできてしまうのが構造的に強すぎるし、「この結末だと絶対続編あるじゃん!」がまさに「させていただくThe Movie」感ありますねw
揺り戻し、ギャル語の敬語には常に発生してますよね。
今は普通に話し言葉でも、昔むかしの派生はギャル語だったのも多いので、現代ギャル語回ってのも面白いかもしれませんね
「させていただく」が主人公のなろう系作品が出て来る日も近いな
オレ、またなんか謙譲語作っちゃいました?
全5回、堪能させていただきました。
「ちびちいじょ」と「イビピーオ」で韻が踏める
イノベーションのジレンマは結構違う話だからイノベーター理論の話かな
今回のサムネタイトル好き過ぎるwww
昨日早速Twitterのフォローで「させていただきます」を使って感動させていただきました。ありがとうございます。
築地本願寺さんが出していらっしゃるフリーペーパーの冊子『築地本願寺新報』の七月号で、「させていただく」を仏教の視点から論じていらっしゃいました。タイムリー!と思って興味深く拝読しました。とてもおもしろかったです。築地本願寺さんの公式noteで今後公開されるかと思いますので、よろしければ読んでみてください。
このシリーズ見てるあいだずっと、ゆる天文学ラジオの越山さんが口癖っぽく「○○してもろて…」っておっしゃってるのを思い出してました
ヒンディー語にも補助動詞があって、元々の動詞の意味とは違い、程度や状態など付加的な意味を深めるのに使いますが、その中にも「かける」「座る」に相当する語があります。
लगनाつく・かかる=〜し始める
बैठना座る=無分別に・急激にする
पड़ना落ちる=突発的・無意識にする
でも、話者の敬意や遠慮を表すことなく、あくまで動作の様子に深みを持たせる役割の語句です。ではどうやって尊敬・謙譲・丁重を表しているか考えると、尊敬・謙譲は動作主あるいは動作の対象者の文法上の数を複数にし、丁重は叙想法(接続法や仮定法と同じ)を使います。屈折語はそこで距離を作り出しているのかなと思いました。
今まで意識したことなかったのに今回の話で周りの「させていただく」に敏感になってしまって、自分が自分でなくなったよう
相手の許可をもとめる(という体裁の)「させていただく」は非常に便利ですが、結論ありきの「いかがでしょうか?」もよく耳にします。自身の責任を持って言い切らない曖昧さは日本語の妙味ですね。
屈折膠着さっぱり覚えられないからすごい
私は「〜れば と 思います」という流行りの表現にヒントがあると思います。
この表現は「させていただく」と同様に「(私は)思います」で自己完結的でしかも「〜れば」で仮定しさらに言い切らないことで婉曲を行い、さらに「と」で間接話法を行っています。
既にこの表現にさえ敬意漸減が起こっていると感じますが、今後の敬意表現も基本的にはそれらの技法が多用されると思います。
強風オールバックに登場する、風強すぎて『お亡くなり』真面目に考察して欲しい
意味はわかるし使う(お釈迦になる、台無しになる)が、何気にいつからあるのかとか疑問
社会構造の変化が敬意のインフレに繋がるの件、現在ではインターネットで逆のことが起きているように感じる。(インターネット、SNS上では匿名性ゆえに実際の身分に基づかない、低い敬意の度合いで話す人が増える。)インターネットは話し言葉はでなく文面が主であり、敬語表現の変化にどれほどの影響を及ぼすかはわからないが、大方の予想を裏切って敬意の漸減が起こりにくくなっていくという未来も面白いと思う。
「〜てござる」とか水野さんの地元の話を話してござったので、風呂から出ござったときに発する挨拶「ご無礼しました」を思い出してしまって笑わせていただきました。
させていただく回、めっちゃお好き申し上げます
サムネイルを見て「すげえ!ゴーギャン風水野さんだ!」とテンションが上がっていたのですが、よく見ると左側に堀元さんも青くなった姿で佇んでいたという事実に気がつき戦慄しています(3時間経過現在)
サムネに堀元さんが居ることに気付いたのが,17時間後=7,8回見たあとでした。堀元さん馴染みすぎ
しんどいは何となく動詞にしたときに「痛む」とかがちょうどいい感じがする
2大嫌われ文末のもう一端
「〜になります」についても掘り下げてほしいです
「~です」→「~でございます」→「~になります」の流れなら、(大小含めた)敬意漸減のほかに 音韻も関わってそうな気がする
とても楽しませていただきました!次は「ますでしょうか」でお願いします!
標準から少し外れてることで特別感を出す、ってのはどこにでもありますね
んでそれが「普通」になっていくとまた別の「特別」が生まれる
ファッション、アート、美…おおよそ流行りというものはそう
敬意の時間的な漸減というのは、普遍化やルール化による特別感の希釈なのかも
敬意表現がルール化されると
- される当人にとっては「それは心からの敬意か?ルールだからか?」という疑念
- する当人にとっては「ルールだからやっときゃいいや」という手抜き
が生まれる
「ルールをも超えたさらに特別感」を出したい、受けたいという欲が、ドリフトを生んでるのではとか思ったり
「もうええわ」と「いい加減にしろ」はそれ自体がツッコミとしての役割があるので、ツッコミフレーズとして使わなくても自然なのだと思います。
漫才はボケが始めたことに対してツッコミが返すことで1ターン終了する感じがあるので、ボケが発言した後にツッコミフレーズなしで「やめさせてもらうわ」だと(急にまとめ?!)となって、ツッコミフレーズと一緒に使わないと不自然になるのではないでしょうか。
今回も楽しく拝聴させて頂きましてしんどい
広島弁の〜ちゃったも敬語表現として使えそうです!
先生が来ちゃったよ=先生がいらっしゃったよ
(使える場面が限定される気もします…)
たのしみ
「仰山見て御座る」、好き。江南市出身。
拝見させて頂きます。
塾講師をやっていたころ、生徒に対して特に理由なく「問題やっといたってもろていい?(やってあげてもらっていい?)」という表現を使っていたことを思い出しました。
動画の終わりの方になって、
最後は「終わりにさせていただきます。」って言って綺麗に終わるんだろうなって思った見てたけど、
結局は尾張のヤツがふざけて終わるという結果。
遠州(遠江)に住んでるから三河には馴染みがあるけども、
尾張は異世界でそれを超えた三重や岐阜は関西っぽさがあって安心する。
オレの目線で言うと一番言葉がわからん尾張の人間が言語の話してるチャンネルなんだよね。
ちなみに、「〜はる」という表現は距離をとるものですが、関西でも出身地によって遠さが違ってきます。京都は他の府県よりは遠くなる気がします。(兵庫県民)
全5回、お疲れ様でした。今回のシリーズも面白かったです☺️
通勤ラッシュの時間帯、車掌さんが「ドアを閉めさせていただきます」と言っているのを聞いたことがあります。
この場合、「お閉めします」だと違和感があるので、「させていただく」の形が選ばれたということなのでしょうか。「させていただく」、便利ですね。
また、個人的なお話ではありますが、 大学時代に椎名先生の講義を受けておりまして……初回で椎名先生のお名前が挙がったときは、嬉しくてニヤニヤしてしまいました。今後、動画にも登場してくださったりしないかな……
今後も楽しみにしております!
54:59 水野さんがプリズンスクールのしょうもない下ネタで爆笑してるのめっちゃ想像しやすいw
山田くん「アハハ、風がちびちいじょー」 56:28
「〜して差し上げる」はたしかに第三者に使えば恩着せがましさ減るけど、「この方に〜して差し上げる」とか「この方に〜して差し上げて」とか言うと恩着せがましさが少し出てくる。
やっぱ物理的な距離も大事なんだな。
頭では「差し上げる」でいいってわかるんだけど、なんかうっすら恩着せがましさを感じるのよな
「お送りした」とか、それこそ「送らせていただいた」がしっくりくる感じ
その第三者に対して、あえて敬意を表してあげてるのよ、みたいな感じで、本当は必要ないんだけど、何らかの事情に配慮して意図的に敬意を表した表現にしたことで押し付けがましさが生じるような気がする。
高野さんの本が背景にあるの嬉しい
51:30 和歌山弁は完全に蚊帳の外やな…その代わりかわいい方言として広まらせていただきます
ちびちーじょとイビピーオでめっちゃ韻踏める
○○になります、について扱ってください!
このことばが本当に嫌いなんですが、なぜこんなに使われてるのか、その必要性を知って納得したいんです。
よろしくお願いします!
最後がトムとジェリーみたいで良いw
「もうええわ」「やめさせ(し)てもらうわ」で私の場合は脳内に浜ちゃんが登場しました。
1:02:30〜
高校時代にとある英語の課題をクソ真面目に取り組んでた。(全英文の物語を全部日本語に訳してノートにまとめてた。かなり時間もノートも食う、でも一通り訳すだけで小テスト定期テストは余裕になる。)で、そのノートを見してって言ってくる奴が何人かいた。
見せてあげる代わりになにかしてもらったことはかなり少なかった。当時かなりモヤモヤしてた。
「頼られるのは好きだがアテにされるのは嫌いだ」(漫画”みなみけ”南千秋より)が沁みたよね。
自分は他人をアテにしていないだろうか、感謝を伝えられているだろうか。
「風がちびちーじょ」って「風が厳しいぞ」でも「風が冷たいぞ」でも分かるから
どっちかからどっちかが派生したミッシングリンク的な表現なんではないかと思った。
堀本さんが言語の話をなまじっかわかるようになって、水野さんが専門用語で話すのをより厭わなくなり、ポップさが逓減しているかもしれない
ウルトラマンZの言葉遣いが、敬語やら方言やらが混ざっていてウルトラ面白いでございますよ!
尾張の民なので、ゆうこりんの話が面白すぎた
させていただく ザ ムービー は笑わさせてもらいましたw
サムネ凄すぎる❤❤❤❤
第三者(三人称)に対するベネファクティブに関して堀本さんが感じていた違和感は正解だと思います。ベネファクティブは話し手と聞き手の間の関係(授受益)を表すのが普通だと思います。
28:09 堀元さんも「笑ける」と言うんですね。こういう言い回しは東海地方の方言かと思っていたので意外です。
仕事の階級で決まった敬語、欲しい‼️
49:51
関西弁の「雨降ってはるわ」といった、敬語表現が必要ない場面で出てくる『〜してはる』は『対象への自分自身の関与の低さ』を表しているのかなぁと思います。
自分は京都生まれ大阪在住なのですが、こういった使い方は京都のほうに多く見られる気がします。
「敬語を使うことによって相手との距離を取っている」というお話しがありましたが、『〜してはる』という距離を取る表現を使うことで、対象への関与の低さを表しているのでは……?と思いました。
54:34 「見てござる」のイントネーションは、水野さんの言われる通り、「ざ」の音が高く、「る」に向けて下がる、に耳馴染みがあります。尾張出身でござる。
NHKアクセント辞典っぽい表記にしたら、「見/てござ\る」ですかね。
格助詞「〇〇『に』言及する」「〇〇のこと『を』言及する」の違いが最近漠然と気になっていました。38:45付近で音声と字幕でそれぞれ異なっていて、気づきを新たにさせていただきました。「〇〇『を』言及する」と言ってしまうと近接化しすぎだなぁ、など。
気になっていただいて嬉しいです!🥺
みたいな文を見て違和感があったけど、気になるという動作をしていただいて、うれしいだから別に正しいのかな
以前取り上げられていた、めんそーれが「まいりめしおはれ」が元になっているという話も琉球語に古典表現が残っている例っぽいですね
英語だと時制的距離感を増すことで丁寧さを加えることが出来て、学生の頃ドイツ語で過度に丁寧な表現で窓口おばさんにチケットの取り方尋ねたら(多分)一周回って爆笑されて優しくアテンドされたことあるけど、日本語の"させていただく"は伝える相手との距離が近過ぎると逆に偉そう方向に不適切に聞こえるのはなぜなのかね。
適切な発言を期待できる相手から期待から外れた距離感で発言されると慇懃無礼に聞こえるんだよね、逆に外す可能性も許容できる相手だと時にかわいい未熟さに映るし。
文法的な文脈でも相手との距離感を理解してると敬語シチュでもぶりっ子出来ちゃうわけだ。
ぶっちゃけこのテーマ井上逸兵先生呼んでやってほしい
前回出た「着病む」なら動詞だし語呂もいいから好きだけどなぁ。
食べ病む、寝病む、起き病む、行く病む...うん、良い!
「言いたいことを言うコメント」の出だしが全て「言わせていただきたいのですが」から始まるとか
「させていただく」が不遇であり有益な場合があることも理解出来ますが、同時に違和感や嫌悪感を抱くのもやはり現実であり文化のように感じますね。
最後おバグりみえてござられはってて草
漫才終わりに使われる単体の「もうええわ」「いい加減にしろ」はいわゆる天丼ボケに対するツッコミじゃないかな。
水野さんのお祈りすき
サムネが凄すぎ😂
身分社会の敬語はただ機械的自動的に使ってて、敬意自体はあんまり関係なさそうなんだよね
半世紀?くらい前までは先生と医者、坊主なんかには無条件で尊敬語を使ってたけど、それと似てるかなと
脱身分社会が進むと、敬語を使うかどうかが敬意を基準とした個人判断に委ねられるから
かえって使い所と匙加減が難しくなるし、敬意が漸減してしまう要因になるのかな
水野さんの出身愛知だと「いらっしゃる」の意味の「おらせる」があるので
語感が似てる「いらっしゃらせる」も受け入れやすいんじゃないですかね
「よーし、今日は俺、寝てさしあげるぞー」で唐突に?現れる神。神立ってこれか?
京都人ですが、「してはる」「したはる」は「していらっしゃる」「してくださる」ほど強くないちょうどいい塩梅の敬語という感覚があります。というのも「赤ちゃんが泣いたはるわ」は自分の子供に対してではなく町中などで見かけるよその子供に対してのみ使う表現だからです(若者ではなくおばちゃんが使うイメージもあります)。また「親戚のおじさんが来たはんねん」のように身内の目上の人を主語にしたり、身内同士の会話の中で「学校の先生が教えてくれはってん」のように「教えてくださる」ほどかしこまらない敬語表現をしたいときに使っているように思います。人以外を主語にする場合は、「お天道様も笑ったはる」のような擬人化表現なら大阪あたりで使われていそうですが、その他の「雨が降ったはる」などは私の周りではご年配の方しか使わないかもしれません。