哀悼、そして日常は続く / 卯花ロク ft.裏命

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  • Опубликовано: 25 окт 2024

Комментарии • 546

  • @蜂蜜-k6v
    @蜂蜜-k6v Год назад +1360

    「夜通し泣いた」のを直接言わず「眠たげに制服に袖を通した」「腫れた目の下、コンシーラーで隠さなくちゃ」で表現するの好き

    • @きょきょきょ-o1k
      @きょきょきょ-o1k 2 месяца назад +9

      「朝は眠いよな」で済ませてた自分をちょっと殴ってくる(使命感)

  • @傘凪-i4w
    @傘凪-i4w Год назад +344

    “少し火傷した手が”って歌詞、お骨を箸で渡すことに言い知れぬ寂しさを覚えて手で直接触れてしまったのかな、と思った。お骨って焼いた直後だからしっかり熱いんですよね。
    自分も恋人に触れて少し火傷したのでそのワンフレーズがとても心に刺さりました。

  • @hirota_hirata
    @hirota_hirata Год назад +843

    歌詞では何度も泣いてるのにMVの女の子は悲しい顔すらしていなくて、『身近な死』に対して悲しいはずなのに全然実感がわかなくて、それでもどんどん時間は過ぎるし式は終わっていく、明日が来るっていう感覚がすごくリアルでした。

    • @siitaka
      @siitaka Год назад +47

      全然実感が分からんのよね…
      しばらくしてから「あの人はいない」ことが当たり前になるのよなー

    • @angel_6_6-exe.02
      @angel_6_6-exe.02 6 месяцев назад +9

      現実を受け入れられない感じがリアル…

  • @user-ez8lh7ju1q
    @user-ez8lh7ju1q Год назад +492

    ご遺体が焼かれる瞬間ってこれで本当にお別れしちゃうんだなって堪えてた涙がぶわって出てくるよね...

    • @amamizu-dy4bw
      @amamizu-dy4bw Год назад +54

      まじで分かる……。もうリアルで顔見れなくなっちゃうんだ。とか思うし、その人がほんとに亡くなったって実感するよね

    • @けつめど-v6u
      @けつめど-v6u 16 дней назад

      そんなんで泣くとかw

  • @user-ht12o0
    @user-ht12o0 Год назад +363

    運ばれてく棺を「それ」って言うところが
    棺に入っているのがアナタだと実感したくないって感じがして胸がきゅってなる

    • @どどんでん
      @どどんでん 11 месяцев назад +42

      一番だと「それ」と言ってますが、
      二番では「アナタ」に変わってる所がまた、
      認めざるを得なくなった諦観がしてよりリアルですね。
      とくに他のどこにもカタカナ無いのにアナタだけカタカナで
      まだどこか呑み込みきれてない感がして余計に。

  • @おいしいくるみ
    @おいしいくるみ Год назад +432

    この曲が出る4日前に母が亡くなって独りぼっちになってしまった。
    まだ母が居るような気分になるし、実感がわかない。けれど、この先どれだけ頑張って生きてももう母とは会えないと思うとどうしようもない気持ちになる。
    まだ母が死んでそんなに時間は経ってないのに、もう学校に行ってある程度同じような日常を過ごしていることに違和感を感じてる自分がいる。普通もっと悲しんで不登校とかになるものなんじゃないか?とか。
    お母さんのことは大好きだし、もっと色んなこと話したかったし、沖縄にも一緒に行きたかった。
    この曲を聴いてまた鼻が詰まった。
    高校一年生の拙い長文ごめんなさい。

    • @もち-m3k
      @もち-m3k Год назад +22

      話が変わるんですけど
      おばあちゃんが死んでもまだ生きてる気がするんです。
      お母さんからしたら毒親だったんですけど、私にはいいおばあちゃんだったと思います。
      お母さんからおばあちゃんの話を聞くたびに「ばあちゃんが死んだ気がしないね。」っていっつも言ってました。
      関係ない話ですみません。

    • @IWantToEatRodyaFromLimbus
      @IWantToEatRodyaFromLimbus 8 месяцев назад +14

      私の日本語能力の不足をお許しください。私はアメリカ人ですが、この言語を話す方法がわからないので、通訳に頼って言葉を話してもらいます。
      本日は、お悔やみの意を表したいと思います。母親の喪失は壊滅的なものです。したがって、私は慰めを申し上げたいと思います。私はこれほど大きな喪失を経験したことがないので、あなたが耐えてきた苦しみを理解できると主張するほど大胆ではありませんが、あなたが前に進み、この先の道で幸せを見つけることができるように祈っています。
      お時間をいただきありがとうございます。元気にしていることを願います。

  • @user-dz3iq5kb4n
    @user-dz3iq5kb4n Год назад +648

    以前大親友を亡くし学校で泣き崩れた際
    先生に「その内静かに日常に戻っていくものだよ。」と言われたことを思い出しました。親友がいないと生きていけないと思ったけど、あれだけ辛かったけど、
    今も自分は平然と生きているのが未だ不思議に感じるこの浮遊感もこの曲から感じました。凄すぎます。

    • @sanr289
      @sanr289 Год назад +48

      Condolences, I wish you have many happy days ahead

    • @user-dz3iq5kb4n
      @user-dz3iq5kb4n Год назад +37

      I am grateful for your kind concern.🙏🏻😌

  • @Lycoris_rsl
    @Lycoris_rsl Год назад +411

    どうしても解釈が分からなくて夫に相談して聞いてもらったら、『少女の左目が薄い色をしている』『右側は黒目で、爪の先が赤い(火傷した描写?)』『カメラのストラップが片方だけカメラに繋がってない』などの指摘から、『骨壷を持つのは親しい親族』という点を踏まえて、双子の片割れの葬儀の話なのでは?との考察を教えてもらい、すごく納得した自分がいた。
    右半身は火傷や黒目で生きている少女、左半身は双子の片割れを表してるのが、1番納得した考察だった。

  • @ナユロー
    @ナユロー Год назад +482

    「会釈がうまく出来てたか」とか「椅子が冷たい」とか変なところを気にする、そんな妙に現実を感じる表現が歌声にのってそのまま頭の中に情景を描き出して、感情が移入する。切ない。

  • @chayuma_J
    @chayuma_J Год назад +1005

    お通夜から火葬まで、やったことがある人ならわかるこの流れ…とてもリアルですね…。
    それがひとつの曲にまとまるのがすごい。とても素敵な曲でした。

    • @siitaka
      @siitaka Год назад +60

      わかるー
      「本当に死んだのかな」とか「これ夢じゃない?」とか妙に現実味がないけど日が経つにつれて、その人が居ないことが当たり前のように日常に溶けていくんだよねー

    • @Amanemane
      @Amanemane Год назад +39

      亡くなってから焼く前の最後のお別れまで寝ているみたいって言葉何度聞いたか…棺が焼却機に入っていくときのなんとも言えない感じは一生慣れない、遠い親戚の知らない人でもよく知ってる祖母でも辛いものがあるわ

    • @ゆっくりりょー-t6r
      @ゆっくりりょー-t6r Год назад +7

      楽しそうにしてる小さい子供が妙に羨ましかった

    • @血飲み子
      @血飲み子 10 месяцев назад

      ヒェッ!成仏してクレメンス
      彡( )( )

  • @reisyoku_
    @reisyoku_ Год назад +91

    自分用にもメモ。
    題名の「哀悼(あいとう)」は人の死を悲しみ悼む(いたむ)こと。
    哀悼、そして日常は続くって題名、なんだか悲しむ時はとことん悲しむことを許されるけど割と直ぐに日常に戻らなきゃ行けない感じまで生々しいというか、現実味がすごくてどこからどこまでもこの歌が好きになる

  • @峰ヶ原柚月
    @峰ヶ原柚月 Год назад +353

    何がとは言ってないのに、表現がすごいリアルで曽祖母が亡くなって、お通夜に行って、お葬式をやって、火葬場に行って、骨を掴んでっていう記憶がすごい蘇った
    この曲涙腺に直接訴えてくる

  • @綿巻夢夜葉
    @綿巻夢夜葉 Год назад +1571

    この曲、なんだかやけに表現がリアルというか
    本当に体験してる感覚になりかける

    • @時雨-b5w
      @時雨-b5w Год назад +123

      自分もそうだった。聴いてる時
      まるでそのシーンに引き込まれた
      みたいに背筋がゾワッてなるよね

    • @CitRusMashiron
      @CitRusMashiron Год назад +47

      わかる……聴いている最中、本気で涙がこぼれそうになってビビりました。

  • @ろんぐぼー
    @ろんぐぼー Год назад +134

    不意に挟まる「係の人」という具体的な表現の歌詞で、現実に引き戻されるというか、現実を直視させられるような不思議な感じがある

  • @なす白
    @なす白 10 месяцев назад +33

    先日、幼い頃からかわいがってもらった祖父の葬式でした
    病気もせず、怪我もせず、大往生でした
    棺桶の祖父は本当に寝ているようで、ひょっこり起き上がって、よう来たねと笑ってくれそうなくらいでした
    全てが終わって、自室でこの曲を聴いてやっと泣けました
    この曲を出してくださって本当に、本当にありがとうございます
    どこにも吐き出せなかったので、ここに
    失礼しました

  • @たまご-i4s
    @たまご-i4s 11 месяцев назад +75

    待合室で買ってもらうジュースって共通なんやな…そういう小さいリアルをすくった歌詞が本当に好きです

  • @Kabigon-Kanegon-Polygon
    @Kabigon-Kanegon-Polygon Год назад +434

    1:42
    涙を流す表現を「瞼閉じたら現実が頬を伝っていた」って表すの天才すぎる…

  • @sawapapa7413
    @sawapapa7413 Год назад +657

    いつもよりも穏やかな雰囲気のおかげで、雁首とか暇潰しあたりの子みたいな堂々とした闇って感じじゃないし、そう言う人間関係から生まれたものでもないような、それでもそういう人間的な暗い部分があるような、その真反対で誰かを強く想うような…そういうのを生々しいほどに感じた。解釈違いかもしれないけど、卯花ロクさんの表現が本当に好き

    • @irrs_paseri
      @irrs_paseri Год назад +21

      あなたの語彙力溢れるコメントが本当に好き

  • @なつ-s6i
    @なつ-s6i 11 месяцев назад +33

    中学の制服が届いて初めて袖を通したのは祖父のお葬式でした。帰りに食べたシロップたっぷりのパンケーキがただのスポンジ食べてるみたいで気持ち悪かったのを覚えています。入学式まで線香の匂いが残っていて、みんなが楽しそうに笑ってる中私は1人で泣きそうになってました。いくら悲しくてもみんなの前では笑ってなきゃいけなくてその頃は毎日布団の中で泣いてました。
    もう今では思い出して泣くことも少なくなりましたがこの曲を聴いた時涙が溢れました。
    曲調、歌詞、サムネイル、全てが素敵な曲でした。

  • @ChouchooTranslations
    @ChouchooTranslations Год назад +222

    Lyrics + English translation:
    Original title: 哀悼、そして日常は続く
    Translated title: Condolences, and then the everydays continue
    学校を休んだ だけど朝 制服に袖を通した
    Even though I missed school that day, I still stuck my arm through the sleeves of my uniform.
    礼服を纏った両親の顔はぼやけてた
    The faces of my parents who wore formal dresses were blurry.
    広がる快晴な空と心地の良い風が嫌味だと感じた
    I found the open, clear sky and the refreshing breeze to be unpleasant.
    前から声がして 車のドアを開け 歩いた
    I heard voices in front of me, the car's door opened, I walked towards it.
    久しぶりの顔ぶれ 初めて見た顔ぶれ
    I saw the faces of people I haven't seen in a while and faces I've never seen before.
    心ん中綯交ぜで 軽い会釈は上手くできてたかな
    I'm preoccupied with the cords of my heart being twisted and entwined, I wonder if my slight bow was good enough?
    和室で座る椅子 布越しでも冷たくて
    In the Japanese-style room, even through all the clothes I'm wearing, the chair I sit on is cold.
    係の人に呼ばれ 襖を開いた
    I'm being called by the person in charge, I opened the sliding door.
    その表情は柔くて まるで眠ってるようだった
    That expression was so tender, as if you were asleep.
    今にも目を覚まして
    Even now, I had a feeling that
    笑いかけてくれるような気がしたんだよ
    you'd open your eyes and smile for us.
    湯灌で触れた肌は固く硬く冷たかった
    As we prepared your corpse for the burial by washing it, your skin was hard, stiff and cold.
    絵空事は私の前で破られ 空っぽのその身を撫でる
    As I caressed your hollow body, all those dreams I held were torn apart in front of my eyes.
    明くる日の朝 うつろげに制服に袖を通した
    The next morning, with a gaping hole in my heart, I passed my arms through the sleeves of my uniform.
    会場までずっと ゆらゆら心は揺れていた
    My swaying heart kept shaking until I arrived at the venue.
    棺の中に収まった アナタが花に包まれて埋まってく
    You were placed into a coffin and were enveloped, covered with flowers.
    瞼閉じたら現実が頬を伝ってた
    I closed my eyelids and reality rolled down my cheeks.
    扉は閉じられてく 鍵はかけられてゆく
    The door is going to be closed, the lock is going to be locked.
    それが運ばれてゆく 私はそれをただただ眺めてる
    "That" is going to be carried away, all I could do was gaze at "that". (1)
    夏は先なのに蝉の鳴き声がした
    Although summer is ahead of me, I could hear the cicadas.
    心の穴を埋めてくれた気がした
    It felt like it filled the hole within my heart.
    別れは近づく 棺は吸い込まれてく
    Farewell is approaching, it's as if the coffin absorbed your body.
    止められないほど溢れたのは汗か涙かわかんないや
    I don't know whether my sweat or my tears were overflowing to an unstoppable extent.
    待合室の自販機で買ってもらった甘いジュース
    The juice I bought from the vending machine in the waiting room
    味がしないそれを飲み干してく度に時間は去ってく
    had no flavor, time passed whenever I drank one completely.
    零れた結露が床に落ちて爆ぜ 頭から爪先まで寒気が走る
    The overflowing condensation fell to the floor and popped, I felt a chill running through my spine from head to toe.
    係の人が呼んでる
    The person in charge calls me.
    肌は果てて 欠片になって
    Your skin has perished, it became a fragment of what you were.
    箸で渡してく 壺に収めていく
    Your remaining bones are passed with chopsticks and are placed into an urn. (2)
    すっかり小さくなってしまったね
    You have become so completely small now.
    ポツリとこぼした 汗は冷えていた
    The sweat that has fallen in drops has cooled down.
    軽くなったアナタを抱え歩く
    I hold you, who have become light and walk ahead.
    現実か夢かがあやふやになる感覚に落ちている
    I'm falling into a sensation where the lines between reality and dreams become ambiguous.
    少し火傷した手がヒリヒリと痛みだした
    My hand that I slightly burned has started having a stinging pain.
    現実だって水を差されたような気持ちになる
    Reality felt like it was flooded with water, it's as if I were drowning in it.
    車の中から見た夕焼け空 心と比べて色は鮮やかだった
    The colors of the sunset sky that I saw in the car were
    それは憎らしいほどに
    infuriatingly more brilliant and vivid than how my heart remembers it.
    明くる日の朝 眠たげに制服に袖を通した
    The next morning, I sleepily passed my arms through the sleeves of my uniform.
    腫れた目の下 コンシーラーで隠さなくちゃ
    I have to hide the swelling below my eyes with a concealer.
    広がる快晴な空が窓の向こうでどこまでも広がってた
    The open, clear sky expanded everywhere beyond the window.
    鞄を抱えて いってきます とドアを開けた
    Holding my bag, I said "I'll be back" to my parents and opened the front door.
    Translation notes:
    1: I could have translated it as "you", but referring to a dead body as "that" felt dark, so I went with a literal translation.
    2: From Wikipedia: "The relatives pick the bones out of the ashes and transfer them to the urn using large chopsticks or metal chopsticks, two relatives holding the same bone at the same time with their chopsticks. In other customs, they pass the bones from chopsticks to chopsticks."

    • @windastrit
      @windastrit Год назад +7

      So scary song, thank you for translation!

    • @gleb1599
      @gleb1599 Год назад +14

      Thank you, legend

    • @ChouchooTranslations
      @ChouchooTranslations Год назад +14

      @@windastrit It is. That's why I also love Ukaroku's lyrics so much. The phrases are very well written, and she's not afraid to express dark thoughts. I'm glad you enjoyed the translation! ❤️

    • @ChouchooTranslations
      @ChouchooTranslations Год назад +9

      @@gleb1599 Thank you, it truly makes my day whenever someone says that to a translation I made. I'm glad you liked it! ❤️

    • @sanr289
      @sanr289 Год назад +4

      Thank you so much! This really helped my understanding

  • @綿巻夢夜葉
    @綿巻夢夜葉 Год назад +1238

    視点は見送る側なのにイラストが棺桶に入っているポーズ(見送られる側) なの不思議

    • @うめ塩
      @うめ塩 Год назад +528

      遺された側まで一緒に死んでしまったように空虚な心地になるからじゃないかと…

    • @俺-x4h
      @俺-x4h Год назад +115

      @@うめ塩 ワァァァ.....その解釈めちゃ好きです......

    • @zyuutyou5700
      @zyuutyou5700 Год назад +31

      最後に目を瞑ってるあたり
      死んでる可能性が...

    • @SitouIru
      @SitouIru Год назад +63

      視聴者は歌い手と同じ視点(視聴者の気持ちを歌詞が代弁している)で見送る側で、その見送る側が見るのはイラスト(すなわち死者)見送られる側って言う
      葬式を体験している形式なのでは?と私は思っています。

    • @ささめ-u7h
      @ささめ-u7h Год назад +46

      人は二度死ぬ(肉体的な死と、人々の記憶の中での死)というから、死んでしまった人の中にあった自分が一緒に死んでしまった、という表現……と思って聞いていました。

  • @メルト-w2h
    @メルト-w2h Год назад +31

    雁首ちゃんの親友なんじゃないかと思った。
    中学校とか小学校の友達でいじめのことを知らなかったんじゃないかな。だとするとお葬式にいた知らない顔ぶれっていうのは雁首ちゃんを殺したヤツらなわけだから胸糞すぎる。

  • @岩崎あや-q5t
    @岩崎あや-q5t 10 месяцев назад +36

    歌詞は「大切な人を亡くした人目線」なのにイラストの女の子は棺に入ってるみたいなポーズなの好き

  • @ゆずぽんちらし寿司
    @ゆずぽんちらし寿司 Год назад +397

    主人公の経験が鮮明に表されていて、裏命の声とマッチし切なさ、儚さが押し寄せてくる。
    「制服に袖を通した」という歌詞が繰り返されていて「そして日常は続く」という表現が更に際立っている。
    こんな緻密な曲を作れるの凄い…

  • @ozziethebasset
    @ozziethebasset Год назад +35

    2023年1月、姉が自死した。葬儀前後の異様な空気は忘れられないようで、思い出せない。言葉にすればこの詩とメロディーに表されるような気持ち。一定のリズムで非現実と現実を行き来してた。あれから時々この曲を聴いてる。これを聴いて涙が出ると、少しホッとする。あの時の空気を忘れたくなくて聴く。お姉ちゃん、大好きだよ。、

  • @tqtys_
    @tqtys_ Год назад +346

    2:25
    甘いジュースのはずなのに味がしないって歌詞なのは泣きすぎて鼻が詰まって味が分からなくなったからですかね……表現の1つ1つがぼやかされているのにはっきり分かるのすごく好きです……

    • @siitaka
      @siitaka Год назад +25

      うわ…天才やな…自分も泣きすぎでずっとティッシュ持ってた
      かんだあとのティッシュを父の靴に詰めて怒られたなぁ…
      もう1回怒ってくれよ

    • @Reve_hibananana
      @Reve_hibananana Год назад +28

      本当に放心状態というか、絶望してる時って
      全く味がしなくなるんですよね。
      母を亡くした時に家族から貰った朝ごはんのランチパックが、あまりにも味がしなくて、気持ち悪くて最後まで食べられなかった記憶があります。今でもランチパックは食べられません。

  • @Lily-fe9gt
    @Lily-fe9gt Год назад +57

    何気に一番最初の「哀しみは消えずとも埋もれてゆく」がその通りすぎて本当に好き。

  • @つぽっつ
    @つぽっつ 6 месяцев назад +5

    身近な人の死に実感がないっての「まだ生きてる気がする」ってより「あれ、あの人もう会えないっけ」みたいな感覚が強いからこの曲の静か〜な雰囲気が好き

  • @muscatumum
    @muscatumum 11 месяцев назад +52

    直接的な言葉がないのが逆に大切な人を失った悲しみから避けている感じが出てて……
    深夜にランダム再生で流れたから聴いたら誰も失ってないのに大泣きした

  • @ノイン-q6g
    @ノイン-q6g Год назад +89

    全体通して感傷的な歌詞の中に「係の人」って事務的で無機質な歌詞があるのが素敵すぎる...

  • @雪季-w2d
    @雪季-w2d Год назад +30

    祖父を19歳の時に交通事故で亡くしました
    本当に眠ってるみたいなんだよね
    でも触ると固くて冷たくて
    それでもふらっと起きて来るんじゃないかって思えて
    火葬で見送る時、あっ、本当にもうこれで別れなんだと思うと頭が真っ白になって親戚や小さい子なんて気にならなくてただただ泣くじゃくっていかないでって泣き叫んでばーちゃんに必死に止められてありがとうとばーちゃんが隣で涙を流していた記憶が
    この曲を聴いたら思い出しました……。
    すごいリアルで繊細な言葉選び、凄すぎて尊敬する

  • @Yukita132
    @Yukita132 Год назад +32

    これを歌詞にできる卯花さんすごいな……。
    歌詞にもある「湯灌」って、納棺のときに遺体の身を布とかで拭いてあげる儀式なんだけど、遺体に触るときってすごく緊張する……、意外と冷たく硬くなってるし。
    家族とかが亡くなった時って、自分の中では大事件なのに、翌日に学校や会社に行ったら皆いつも通りで、たいした事なかったかのように日常が進んでて、逆にショックなんだよね。

  • @-saegi-9945
    @-saegi-9945 Год назад +28

    1:12 「絵空事は私の前で破られ」って、亡くなったのが実は嘘なんじゃないの?って言う信じたくない気持ちで居たのに、肌に触れて、その死が現実で、どうしようもないことだと感覚的に理解してしまった感凄い
    2:36「零れた結露が床に落ちて爆ぜ 頭から爪先まで寒気が走る」の何も考えられず、呆けていた所をなんらかのきっかけで急に現実に引き戻された感も良い
    信じられない気持ちが全然整理付けられてないのに、至る所で現実に、事実に引き戻されるパーツがあってすごいしんどくて好き

  • @となりのとろろ-u3s
    @となりのとろろ-u3s 9 месяцев назад +11

    この曲、最初は親しい友人や幼馴染の誰かが亡くなったという曲だと思っていたんだけど、最後に恐らく骨壷を抱えて歩いていること、「係の人に呼ばれ 襖を開いた」とある通り葬式場の控え室から斎場まで向かっているであろうことを考えると、亡くなったのは女の子の親族なんだろうな。
    両親が歌詞にいるから祖父母か兄弟か……従兄弟か……。
    そこまで考えた時に、祖父母だった場合「自販機で買って貰った甘いジュース」だって小さい時に買ってもらったことがあったのかもしれない、大きく感じていた祖父母が骨になってすっかり小さくなってしまったと感傷に浸っているのかもしれない、と考えたらとても悲しい気持ちになってきた。
    単なるいち視聴者の感想ですが。

  • @panoramaisland-w1r
    @panoramaisland-w1r Год назад +110

    小学生から大学生の今まで、ここ10年間で立て続けに5人、家族を亡くして見送って来ました。
    棺が花でいっぱいにされる場面、火葬されていく場面と、火葬場を後にする頃の夕焼けと、すべて経験と重なって泣きました…。
    今年祖母を亡くしたばかりで記憶に新しい光景が、ありありと蘇ってきます。
    故人のことを思い出すとき聴きたい曲になりました。

  • @Sugar-vj9lw
    @Sugar-vj9lw Год назад +187

    また新曲が増えた…。今回は今までとはまた違った切なさの曲…。
    きょうだいなのか友人なのか恋人なのか、はたまた好きな人だったのか。とにかく、大切な人を失ったお葬式とお通夜のお話。
    それでも、「遺された側」は「いつもと大きくは変わらない日常」が続いていくんだよね…。当然のことなんだけど、寂しくて受け入れ難いことなんだろうな…。
    私はまだそんなに身近な人を亡くした経験がないから、計り知れないけれど。

    • @りんごなり損ない
      @りんごなり損ない Год назад +32

      もしかしたら雁首の子かもしれない…夏ってあったし雁首の子は夏服で蝉は夏の思い出を思い出して空いた心の隙間を埋めている…という私の考察でしたありがとうございます。

    • @Sugar-vj9lw
      @Sugar-vj9lw Год назад +25

      @@りんごなり損ない えっそれは控えめに言っても最高…。
      そっか…もしそうなら、「助けられなかった」と心底後悔してるんだろうな…。

    • @空白-k3r
      @空白-k3r Год назад +10

      @@りんごなり損ない
      歌詞に、「久しぶりの顔ぶれ」とあったり、係の人に直接呼ばれたり、「アナタを抱え歩く(骨壺を抱えて歩く)」とあるので、故人の家族視点の曲なのかなって。だから、雁首の子が故人なら、その姉か妹か……。たくさんの解釈ができて興味深いですね。私は家族視点だと思ったので、あなたの解釈と照らし合わせるとさらに面白いと思って勝手ながら考察させてもらいました‥笑

    • @りんごなり損ない
      @りんごなり損ない Год назад +9

      @@空白-k3r
      成る程!一番のサビの所も親戚でないとその場に居ることが出来ませんね…素敵な考察!ありがとうございます!!!

  • @a-isu
    @a-isu Год назад +41

    初めて聞いた時は、綺麗な音で情景の表現の仕方がとてもロクさんらしくて素敵だなと思っていたのですが、父が亡くなってからまた聞きに戻ってきたら、お葬式の時のこと色々と思い出して重なってまた涙が止まらなくなりました。
    1年経っても母は父を思い何度も泣いているのに、私は何故だか全然涙が出なくなって、私は冷たいんだなぁと勝手に思ってましたが、これを聞いて思い出して、また涙が溢れて、まだちゃんと父を思えていたんだと実感出来ました。
    何だかとても心が救われた気がします。ありがとうございました。

  • @にじぶどう
    @にじぶどう Год назад +177

    めちゃくちゃ良い曲...!
    この曲聴いていたら、初めて経験した身内の死、祖父の最後の時を鮮明に思い出して少し泣いてしまいました。
    久しぶりの顔ぶれの従兄弟達、初めての顔ぶれの叔父さん。
    みんなで火葬場に向かう車の中、雨が凄く降っていたけれど火葬が終わり、みんなで骨壷に箸で骨を入れて諸々終わった後、いざ帰る時にはすっかり晴れて綺麗な虹が出ていたな...
    なんて事を思い出しました。
    普段はなかなか思い出す機会は無いけど、この曲のおかげきっとこの先も忘れる事はないですね、その時の感情も。
    長々失礼しました。。

  • @peka-s
    @peka-s Год назад +213

    これマジで実際の葬式のまんまなんだよな...
    マジで生々しすぎてやばい

  • @根本京佳
    @根本京佳 Год назад +233

    お葬式とお通夜の一連の流れを、こんなに儚く表現できるのがすごい…。
    3:13 の「汗は冷えていた」の歌い方好きです

  • @ギズモくん
    @ギズモくん Год назад +41

    誰を見送ったんだろう…目が腫れるほど泣いたってことは、本当に大好きで大切な人だったんだろうな。

  • @asd46446
    @asd46446 Год назад +26

    棺に入る前にその人が目を覚まして笑いかけてくれそうで、でも触れたら冷たくてあり得ない希望が砕け散って、その人に魂がないことを実感する絶望感。火葬後に小さくなったその人を骨壺に収めて喪失感に襲われる感覚が繊細に表されていてとても感動的な、寂寥感に包まれる曲でした。この語彙力は卯花さん独自のものでとても素晴らしいと思うし、大好きです。これからも頑張ってください、応援してます。

  • @melt_lilly
    @melt_lilly Год назад +31

    たった4分半なのに、通夜から納骨までの2日間をそのまま体験したかのような、なんとも言えない気持ちになりました。出来ることなら経験したくない、けれど経験せざるを得ない2日間を思い出しました。

  • @shikiura
    @shikiura Год назад +17

    素敵だ

  • @user-ms5iw9pn1l
    @user-ms5iw9pn1l 4 месяца назад +13

    気持ち悪いくらい想像が容易にできる歌詞で涙でちゃう

  • @オレンジ-j6l
    @オレンジ-j6l Год назад +42

    泣くからもう聴きたくない
    て思ってんのにまた聴きに来た…

  • @jr.6358
    @jr.6358 Год назад +20

    俺は優しかった曾祖母の葬式で、悲しんであげることが出来ませんでした。でも、この曲を聴いた時、色んなことを思い出し、涙が出てきました。多分、曾祖母の死を悲しむことが出来たのだと思います。
    大切な気持ちを思い出させて頂き、ありがとうございました。
    これからも、素晴らしい歌を作っていって下さい。応援しています!

  • @SoyMillion
    @SoyMillion Год назад +12

    大切な人を亡くした喪失感、現実との乖離、現実を呑み込めた時の悲哀、それでも悲しみを日常に溶け込ませようと制服に袖を通す少女の気持ちが切実に伝わってきます……!

  • @eeee4767
    @eeee4767 Год назад +21

    情景が完全に実況レベルの解像度で、葬式に参加したことがある人なら完全に風景が浮かんでくる
    久々にあの感覚を思い出しました
    なんで指一つだけ赤いんだ?

  • @かぬれ-m7d
    @かぬれ-m7d Год назад +11

    夏は先って言ってるのに蝉の音入れたり汗って入れてるの好きだし何より誰が亡くなったのか限定しない表現なのがすごいです

  • @memareru
    @memareru Год назад +38

    この人の作品を聴くのはこの曲が初めてなんだけど、投稿初日にオススメに出てきてから今日までの10日間マジでずっと聴いてる
    「瞼閉じたら現実が頬を伝ってた」の歌詞がめちゃくちゃ好き

  • @そこら辺のネギ
    @そこら辺のネギ Год назад +109

    初コメ失礼します。
    この曲を聞いて、丁度2年前の今日、自分の父親が息を引き取った事を思い出しました。この曲の歌詞を見ていたらあの日の事を思い出し思わず泣きそうになりました。時間と共に記憶は風化して、いつか父の顔を思い出すことも難しくなってしまうかもしれないけれど、それでもまた来年の今日、この曲を聞きに来てこの曲を聞いて、今日のように父のことを思い出す事が出来たらいいなと思いました。
    素敵な曲をありがとうございます。

  • @深読みタロウ
    @深読みタロウ Год назад +12

    最初のポーンポーンって音が踏み切りの音みたいに聞こえたので、そのあとの何かが倒れ込むみたいな音で鳥肌立ちました。

  • @yolo7809
    @yolo7809 Год назад +40

    友達のお通夜に行った時のことを思い出しました。
    棺の中の久しぶりに見た顔は、最後に会った時よりもずっと大人っぽくなっていて、本当ならこれからもっと大人になれたはずなのになぁって途方に暮れたこと、ただ涙がひたすら流れてたこと、お別れの言葉も何も思い浮かばなかったこと、全てがリアルで、信じられなかったこと。
    終わって外に出たあとに見上げた空は夕焼け色で、この世界に彼はもういないのだと感じたこと、生きている自分は、明日もこの制服を着て学校に行くのだろうなとぼんやりと思ったこと。
    どんなに悲しくても、苦しくても、時間は過ぎて、自分は彼を置いて大人になることを止められない。
    「悲しみは消えずとも埋もれていく」この言葉に心がツンとなりました。
    あの日感じた気持ちも、流した涙も、いずれは時間に埋もれて、見えなくなって、あやふやになっていく。あの日から1年半たった今、自分はもうあの頃のように泣けない。それが現実で、遺されるってこういう事なんだと知りました。
    急におすすめに出てきたのですが、心からこの曲に出会えて良かったと思います。長々とお目汚し失礼しました…。

  • @花子-l9r
    @花子-l9r Год назад +32

    声と息継ぎの仕方がほんとの女子高生みたいな声でとっても好き サビで他の大半のボカロみたいにテンポが変わらないところとかも大好き

  • @user-nero-
    @user-nero- Год назад +24

    余命半年の母親のこと思い涙だが止まりません

  • @taking660
    @taking660 Год назад +17

    この曲ほんとすごい。葬式の経験なんて15年くらい前と7年くらい前の2回でしかもほとんど覚えてなかったのに、歌詞を聞いていくうちに「そうそう、そうだった」ってなってきた。

  • @たぬきち-f8r
    @たぬきち-f8r Год назад +10

    名曲すぎる…残された側の心情を書くのがうますぎる…

  • @ryo4242
    @ryo4242 Год назад +44

    表現がリアルすぎるのに歌が心地よいリズムで天才だ…

  • @tt_happy
    @tt_happy Год назад +12

    数年前に亡くなった大好きな祖父のお葬式を思い出しました。本当にありありとあの時の情景が思い出されて、久しぶりに声を上げるほど泣きました。これほどの歌は当事者でないと書けないでしょうから、おそらく作曲者さまは大切な方を亡くされた経験があるのだと思いますが、どうか死を悼むその心をこれからも持ち続けてほしいなと思います。きっと救われる人がたくさんいます。少なくとも私はあの時あの場所で泣けなかった分を代弁してもらえて、すごく慰められて、おそらくこれからもこの哀しみを胸にしまいながら生きていくでしょうがそれでいいのだと勇気づけられた気持ちになりました。ありがとうございます。また定期的に聴きに来ます。

  • @Trich0derm4
    @Trich0derm4 Год назад +10

    曲の途中まで、MVの女の子に煙がかかってるじゃないですか。
    でも煙が消えても左目が白っぽいままなんすよ。
    もしかして、この左目って死後時間が経って白濁した眼の暗喩だったりするんだろうか…
    (追記)
    煙が消えるの、通夜葬儀が終わって「翌日」のタイミングなんすよね。
    あと左半身と強く結びつくのは右脳ですが、想像力や感情を司ってて、逆に左脳は論理なんすよね。
    …と考えると、死んだことは理屈じゃ受け入れて割り切れてるはずなのに感情は死を引きずったまま。って解釈もできそうじゃないすかね?

  • @user-up1mz4ur3d
    @user-up1mz4ur3d Год назад +16

    葬儀場の職員みたいな固い言い方じゃなく「係の人」っていうのが高校生っぽさを感じる。
    (TwitterもRUclipsも通知切ってたら新曲に気付けなかった。悲しみ)

  • @すい-f3t
    @すい-f3t Год назад +15

    溢れた涙じゃなくて、零れた結露って表現が好きです…

  • @user-ll6is5od5x
    @user-ll6is5od5x 8 месяцев назад +5

    立ち止まる暇もないまま毎日が来るから、どれだけ辛くても泣いてでも生きてくしかなくて、最近少し落ち着いてきてた感情がこの曲聴いてものすごく溢れてきて今も仕事のお昼休憩なのに涙が止まらなくて困ってしまった、全然何も無くなってなかった

    • @user-ll6is5od5x
      @user-ll6is5od5x 8 месяцев назад +2

      ものすごく薄情な人間なんだ、こんなに生きられちゃうんだ忘れられちゃうんだってすごく嫌だったのに、普通に生活できてしまっていて、無くなったみたいに思ってたのが全く何も無くなってなくて、すごい

  • @タコス-x2m
    @タコス-x2m Год назад +12

    ボカロ聞いてて「あぁ、人間ってやっぱりいつか死ぬんだよな、忘れてても考えなくても、どんな人間もいつか死ぬんだな」ってのを嫌でも認識してしまう曲なのに、うまく言葉に出来ないけど、なんかこうこみ上げてくるものがある

  • @mirran8653
    @mirran8653 Год назад +12

    良曲すぎる。
    強張った指先とか血の気のない顔からするにこの子が棺の中の子なんかな?でも瞬きしてて現実を直視できてない感じが心にくる。最後に眼閉じた瞬間鳥肌たった。

  • @無-y9l
    @無-y9l Год назад +6

    もう記憶の底に埋もれてしまった、9歳の時に母を亡くした日を思い出させてくれました。
    母は私が9歳になる少し前に病に陥りました。入院して初めの頃は、面会をする度にいつもと変わらぬ笑顔で会話をすることが出来ましたが、徐々に容体が悪化していきました。次第にあの笑顔が減っていきました。不安を感じながらも、学校の先生から「同じ病気だった知り合いはなんとか回復して頑張っているよ。きっとまだ大丈夫だよ。」と励まされ、なんとか前を向いて学校生活を続けていく事が出来ました。
    面会に行く習慣に丁度慣れた頃、母は気が付けばいつものように話をすれど、ひと月前に終えた私の誕生日について「今年は何をしようか」「そろそろだね」と会う度に呟くようになりました。私がもうこの前終わったよと口にしても、その言葉が母に伝わる事はもうありませんでした。程なくして母の体に管が繋がれましたが、きっと私の何倍もの苦しみと闘っているんだろうとただただ母の体が治るように天に祈り、母を応援していました。
    ひと月ほど経つと母の病室が変わりました。面会をすることが難しくなり、2.3回ほど人工呼吸器を着けた母に会いに行きました。
    それから少し経った夏の初め、父の車に乗せられ母の病室に向かうと、そこには顔に白い布を掛けられた母の姿がありました。
    病室の中で、10個上の兄があの時もっと優しく接したかった、一緒に居たかったと泣きじゃくりながら話していました。病院を出て、外で静かにタバコを吸っている父の姿も、母の姿と一緒に覚えています。昨日まで毎日のように母と一緒にいる夢を見ていた私は、あまり泣けませんでした。夢で見たそれよりも、この光景が非現実的だったから。
    学校を休んで初めてフォーマルな服に袖を通し、父の車で通夜に行きました。父は普段スーツを着ないので、助手席から見える光景に少しだけ違和感を覚えました。久しぶりに会う親戚と、初めて会う親戚に慣れない挨拶をしました。皆が積もる話をする中、私はあまり喋ることがありませんでした。
    通夜には親戚に父や兄の関係者、私が通っていた小学校の友人一家や校長も居ました。たくさんの人に囲まれ、棺の中で花に包まれた母はとても綺麗でした。しかし顔に触れると、それは想像していたよりも遥かに硬く冷たかったのです。触れた手を離すと、ない交ぜの感情が濁流のように涙となってあふれ出しました。少し遠くにいた友達が驚きからか呆然と私を見ていました。
    その後、皆が別の部屋で食事をする中、私は食欲がなかったのでしばらくして部屋に戻り、ただただ母のことを思い浮かべ、正座をして待っていた時の痺れた足の感覚を覚えています。部屋に戻る際、父は私にジュースを買ってくれましたが、いつものようにおいしくはありませんでした。
    葬儀の日、まだ気持ちは沈んでいますが、外は雲一つない快晴でした。母が火葬され、骨と灰になりました。ついさっきまで母だったのに、たったの一瞬で別のものになった…「この骨が〇〇です。」と言葉にされても、あまり理解が出来ません。ここにはもう母はいない。それが分かっているようで、飲み込もうとするとしばし混乱します。
    二人で母の骨を壺に入れる際、生前母が取ろうとしたおかずを私が箸で掴むと、訳も分からずこっぴどく叱られた時のことを思い出しました。まだ小さく非力な私には骨壺は少しばかり重かったのですが、不思議と軽い気もしました。
    もう何年も前とはいえ勿論忘れたことはなかったのですが、驚くほど鮮明な映像としてあの時が呼び起されました。勝手な話ですが、この曲を聴くと母と居た日々さえも少し思い出すので、もう何回も聴いてしまいます…本当に素晴らしい曲をありがとうございます!

  • @かの-e3y
    @かの-e3y Год назад +11

    ブレスが入ってて精一杯、一言一言を紡いでる感じがする。大切な誰かとの様々な記憶が甦るよ‥‥

  • @カオスな閑人
    @カオスな閑人 Год назад +17

    棺に入れられた時でも、まだ別れが来てなくて近づいてるって表現するの心が追いついてない感がひしひしと伝わってきて好き。こういう寂寥感虚無感漂う曲もいいですね。

  • @龍都-o2q
    @龍都-o2q Год назад +8

    車の中から見た夕焼け空
    で祖母が亡くなった日の周辺を思い出した。
    めちゃくちゃ綺麗だったんだよ…それがなんか嫌だった

  • @えびみそ-i8c
    @えびみそ-i8c Год назад +20

    友達を喪った女の子の歌だと思って聞いていましたが、歌詞よくよく聞くと最低でも親族、兄弟/姉妹を亡くした女の子の歌かもしれないとも思いました
    ・両親もお葬式に参列している
    ・焼骨の瞬間に立ち会い、拾骨もしている(親族のみのイメージがあるので)
    なので『久しぶりの顔ぶれ(他の親族)初めての顔ぶれ(故人の友達)』の可能性もあるとかなと…

  • @Kingyo36
    @Kingyo36 Год назад +22

    このゆったりとした曲調がめっちゃ好き…
    これ本かけそうだよな

  • @user-de4nr6ed3c
    @user-de4nr6ed3c Год назад +16

    歌詞がリアルすぎて聴いてたら泣いちゃう

  • @ゆっくりどれみ
    @ゆっくりどれみ Год назад +13

    歌詞は複雑じゃなく、ホントそのままの情景を表しているから一番泣ける。何かと比べている訳では無いけれど、とにかく一番泣ける曲

  • @akujikimusume115
    @akujikimusume115 Год назад +55

    考察です。
    この子は雁首ちゃんの友達か家族(骨壷を持ってる描写があるので家族っぽい)で、この曲は雁首ちゃんのお通夜、お葬式のことを歌っている。→ 卯花ロクさんのシリーズの子達は制服がみんな違うけど、雁首ちゃんとこの子は制服が色違いになっている(ピエロ様も制服が2人に似てる)
    雁首ちゃんはピエロ様に虐められてて、電車に飛び込んで自殺してしまった。→ 最初の方などに踏切の音が入っている。雁首ちゃんが亡くなったのは、「夏は先なのに蝉の鳴き声がした」ことから初夏(5月とか)くらい? (雁首ちゃんは制服が半袖、この子は長袖)
    現実か夢かあやふやになっていたり、甘いはずのジュースの味がしないことから、この子は雁首ちゃんが亡くなったことで感覚が麻痺しており、深い悲しみのなかにいることがわかる。また、コンシーラーで涙のあとを隠そうとしたり、泣いている素振りを見せていないことから強がっているような印象もある。
    彼岸花の花言葉は「悲しき思い出」、白い彼岸花は「また会う日を楽しみに」という意味(他にもたくさん意味あります)。→ 思い出などの意味から背景に写真が描かれている。
    拙い文章ですが、ここまで読んでくださってありがとうございました!難しいことはわかんなかったのですが神曲でした!( *´꒳`*)

    • @ryokobon
      @ryokobon Год назад +5

      考察乙でした

    • @akujikimusume115
      @akujikimusume115 Год назад +3

      @@ryokobon 考察楽しかったです(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

    • @ryokobon
      @ryokobon Год назад +5

      @@akujikimusume115 雁首と制服の考察良かったです!

    • @akujikimusume115
      @akujikimusume115 Год назад +3

      @@ryokobon わぁ✨ありがとうございます!
      制服なんか意味ありそうですよね〜

  • @user-le4fp4oc7n
    @user-le4fp4oc7n Год назад +10

    それが運ばれてゆくって表現が本当にリアルでぞわぞわする

  • @user_nno
    @user_nno Год назад +12

    先日、祖父を亡くしたのですが、火葬会場に向かう際、頭の中でこれが流れていました。きっと表現が素敵で、リアルだからですね。

  • @京-q7m
    @京-q7m Год назад +11

    お通夜の話はしないで、火葬だけ描写してるっぽいの、それまでの記憶がおぼろげで曖昧な当事者を分かっている気がする。私はそうだった。

  • @梔-s7c
    @梔-s7c Год назад +8

    「切ない」 この言葉に尽きる
    特に後ろのギターが切なくて好きです。

  • @せんた-l5p
    @せんた-l5p Год назад +18

    なにこれ…
    なんとなく流し聞いてたら
    何故か涙出てきて
    不思議に思って
    歌詞みながら聞き直したら
    鳥肌だった
    あと涙は止まらん
    情景を表現する言葉が綺麗ですきです

  • @ちゅん-h7f
    @ちゅん-h7f Год назад +12

    祖父がもういないのを、あの人のチャーハンが食べられないのが、もう無いって思いたくなかったです

  • @むみ-n3o
    @むみ-n3o Год назад +10

    それが運ばれていって、扉が閉められた跡に「ああおじいちゃんは燃やされるんだ」って思って涙腺崩壊したのを思い出した
    部屋で倒れてるのを見ても霊安室で波の立たない機械を見ても眠るような顔を見てもなんとも思えなかったのにね

  • @梅干し-e4k
    @梅干し-e4k Год назад +11

    死んだおばあちゃん触ったときのこと思い出した。頬に触ったとき本当に冷たくて、死に初めて触れた感じ。火葬が終わって骨を拾うときも心に穴が開いた感じがすごいんだよな。

  • @ゆう-j8q9g
    @ゆう-j8q9g 9 месяцев назад +7

    中学時代の始業式当日、夜中に電話が来て学校休んで、着いた時には既に亡くなっていたおじいちゃんの顔が脳裏に過ぎる。優しい顔で笑うように眠ってて、起きてまた笑いかけてくれるんじゃないかって思ったりした死に対面する感情諸々が全部歌詞に入ってて、当時のいろいろを思い出す。お姉さんはいたけど、父が長男だったから葬式周りの移動で遺骨を抱えて歩く事になった事とか、焼かれて出てきた骨を拾った時の事とかそういうだいぶ前の記憶の引き出しまで詳細に引っ張られて目頭が熱くなります……

  • @rororo0305
    @rororo0305 Год назад +8

    背景がオレンジだから無意識的に肌がベージュに見えたけどよくよく見たら白っぽいのね
    プラス棺桶に入ってるようなポーズに彼岸花から線香みたいな煙が出てたから
    亡くなったのは語り手であって話してる内容は相手の子の心情を代弁してる……?
    クソ考察申し訳ない

  • @dropsnow1821
    @dropsnow1821 Год назад +8

    葬式を経験する前はこの曲を聴いた時は特に何も思わなかったけど、祖父が亡くなってから改めて聞くと穏やかな顔なのに冷たくて硬かった祖父の死に顔を思い出して泣きそうになってしまう。
    現実感がないあの感じと、薄い膜を通して物事を感じてるようなこの曲の雰囲気がよく似てる。

  • @Nisbuk
    @Nisbuk Год назад +17

    イラストの子、爪が黒いのに右手人差し指だけ赤いのなんでだろ。

  • @ちゃん-h8j
    @ちゃん-h8j Год назад +55

    中1のときに初めて経験した身内の葬式がめちゃくちゃ鮮明に蘇ってきた…。
    初めて見た親戚の顔とか、死体が初めて触るほどの冷たい温度で固かったのもまた追体験しているような気持ちにさせられます。
    別れが近づいてくる、棺が吸い込まれて行くってとこ火葬やんな…当時もあのお別れが記憶にめっちゃ残ってたな…
    遺骨を箸で壺に入れていくとこも、それを風呂敷みたいなのに包んで持って帰ったのも、衝撃すぎて忘れられない

  • @まななぶ
    @まななぶ Год назад +15

    お葬式から火葬までの流れがリアルで生々しく描かれており、Pさんはお葬式経験者なんだろうなと思いました。
    私は祖父母を4人送りましたが葬儀場、火葬場の情景が思い起こされてリアリティを伴う歌詞に惹かれました。

  • @そら-e6e3k
    @そら-e6e3k Год назад +13

    告解とか独白など切ない儚いどうしようもない系列の曲っぽいかな、この辺りまとめて全部すごく好きです 苦しいです
    そして息継ぎうまい

  • @亜種インド
    @亜種インド Год назад +14

    ホントにいつも聴くだけじゃなくて観る曲なんだよね。好き。
    あと、今回はカチッて音と共に場面切りかえのとこがお気に入り。いい間だなって思った

  • @みゆ-q3c7x
    @みゆ-q3c7x Год назад +14

    誇張無しで毎日聴いてる。

  • @ぴぇ丸-r2u
    @ぴぇ丸-r2u 4 месяца назад +5

    小説を読んでる気分。
    再生リストに入れて聴きまくるより、1回1回を大事に聴きたい曲。

  • @oshr_4693
    @oshr_4693 Год назад +7

    数日前、祖父の一周忌でした。
    最後の火葬場では現実から目を背けてちゃんと顔を見てお別れを言えなかった事とても後悔していました。
    そんな時この歌を見つけて、当時のお通夜から火葬場までの情景が昨日の事のように頭に浮かんで涙が溢れて止まりませんでした。
    そして、今度こそちゃんとお別れを言おうと思って今日手紙を書きました。
    読んでくれているかわからないけれど、やっと前を向けた気がしました。

  • @ジロ-k2v
    @ジロ-k2v Год назад +10

    現在進行形で色々上手くいかなくて悩んでしんどくなってたときにこの曲みつけて聞いちゃったら数年前に亡くなった祖父のお葬式思い出してボロ泣きしました。でも心做しか心は晴れました

  • @Kingyo36
    @Kingyo36 Год назад +13

    歌に後日があるっていいな

  • @sagesumi3205
    @sagesumi3205 Год назад +14

    本当にイラストが美人だし、歌詞はリアルだし、裏命の歌声も生々しい葬式の雰囲気にマッチしててめっちゃすごい
    ここまで全部マッチした曲見たことない

  • @윤하령
    @윤하령 11 месяцев назад +7

    2ヶ月くらい前に父が亡くなりましたが、今日誕生日なので誕生日に投稿されたこの曲を聞きに来ました。何故か胸が痛くなります…。

  • @時雨-b5w
    @時雨-b5w Год назад +12

    葬式の様子が細かく歌詞に表されていて
    聴いているだけでその場に居るような
    気分になってマジで背中がゾワッてなった
    それから裏命というボーカロイドを
    この曲で初めて知ったけど好きな声だったわ。
    これからも卯花ロクさんの曲楽しみにしてます!

  • @植物-s5j
    @植物-s5j Год назад +10

    ストレートにわかりやすい歌詞だから刺さる曲だなあ