2024.12 - 院生ふたたび展 ―20年の軌跡と挑戦― / 森貴也・松本ゆかり・kirinpicnic・寺江圭一朗・永松芳恵
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- Опубликовано: 13 янв 2025
- 会 期|2024年11月30日(土) - 12月28日(土)
時 間|9:00 - 18:00 *最終日のみ16:00まで
会 場|由布院駅アートホール
〒879-5114 大分県由布市湯布院町川北8-2
料 金|無料
《展覧会にあたって》
2003年4月、38歳で大分大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修(2003年当時)に入学した私は、同期生となる4人の若者に出会った。教職に就いて16年目、美術教師の人生を学び直す為、時間を購入するつもりで大学院にチャレンジした。5人はすぐに打ち解け、夢と希望を語り合った。「美術で有名になる!」と若い意欲に燃えていた彫刻家森貴也さん、しっかり者で常に画面と格闘していた抽象画家松本ゆかりさん、ポップでおしゃれ、うらやましいほどセンスが光る画面構成が魅力だった美術家kirinpicnicさん、つかみどころのない制作スタイル、おぼろげな会話の中に知性と鋭利な感性を感じた美術家寺江圭一朗さん、なんと魅力的なメンバーが一つの研究室に集合したことだろう!私たちは夢のような2年間を過ごした。展覧会は3回目を迎えた。個性的な5人に共通しているのは作家活動を継続していること。今年の展覧会を説明する言葉はいらない。私たちの作品が20年の軌跡を饒舌に語るのだ。 代表 永松芳恵
森貴也 Mori Takaya
1981年熊本県生まれ。大分県在住。2005年大分大学大学院教育学研究科美術教育専修修了。2012年第11回大分アジア彫刻展で大分県在住作家初の大賞受賞。2013年第25回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)で宇部マテリアルズ賞受賞。2016年から竹田市城原にある空き家を改修し、地域を活性化する城原プロジェクトを始動。まずは1軒目を改修し、2021年からカフェ「Hi ! Yoriyo」をオープン。2022年から同建物内に「Gallery CONNECT PLUS」をオープン。
松本ゆかり Matsumoto Yukari
1981年大分県生まれ。大分県在住。2005年大分大学大学院教育学研究科美術教育専修修了。「ヤワイ・ユルイ・ヨワイ」をテーマに「心地いかたち」を描く。2005年大分大学大学院教育学研究科美術教育専修修了。国内での個展、グループ展多数。近年の展覧会として「それぞれのPINK展(アートプラザ、2022年)」、「松本ゆかり展(大分銀行本店、2024年)」など。
kirinpicnic
1981年大分県生まれ。愛媛県在住。2005年大分大学大学院教育学研究科美術教育専修修了。ドローイングを中心に作品を制作。主にアクリル絵具を使用。近年はデジタルでも制作を行なっている。のびやかな曲線とユニークなイラスト、カラフルな色彩を得意とする。生きていること。愛。がテーマ。不完全で完全なこの世界への愛おしさを表現する。現在は、農業(プラス主婦業)の傍ら作品を制作。農業とアートの融合を目指して模索中。
寺江圭一朗 Terae Keiichiro
1981年広島県生まれ。ソウル(韓国)在住。2005年大分大学大学院教育学研究科美術教育専修修了。2005 - 2008年共同アトリエ3号倉庫のレジデンスプログラムに参加。第13回リヨンビエンナーレ「Rendez-vous15(institut d’art contempotain、2015年)」、2016年 2016年度ポーラ美術振興財団芸術家派遣制度によって重慶(中国)に滞在。2017年 2016年度文化庁新進芸術家派遣制度によって重慶(中国)に滞在。
永松芳恵 Nagamatsu Yoshie
1965年大分県生まれ。大分県在住。1987年大分県立芸術文化短期大学美術専攻科卒業、以後、中学校美術科教諭として県内の公立小・中学校に勤務。2005年大分大学大学院教育学研究科美術教育専修修了。公立学校の図工・美術教師として教壇に立ちながら、自身の制作活動を継続。学校・地域・子どもをアートでつなぐ教育活動に情熱を注いでいる。独立美術協会会友 / 大分県美術協会会員 / 新潮流の会会員 / 臼杵市美術協会会員
<お問合せ>
由布院駅アートホール事務局(米子)
TEL|0977-84-4678 E-MAIL|arthall@yufuin.gr.jp
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Instagram / yufuinstationarthall
映像・編集:中村浩則(株式会社アンカーグラフ)