日本語が拙くてすみませんが、英語の「isekai'd」って話を聞いたら思い出しましたことがあります。英語圏の日本語学習者界隈では「jouzu」も当たり前のように動詞化できます。例えば、英語母語話者の日本語学習者が日本人の女性にできる限り流暢に話そうとしてみたら「日本語お上手ですね!」って言われたら、がっかりした気持ちで帰って学習者同士の友達に「I tried my best to talk to her, but I got jouzu'd.」って言うかもしれません。 「ありがとう」とか「こんにちは」しか言えなくてもたまに「日本語お上手ですね」って言われますから褒め言葉としての意味が学習者界隈でなくなっていて、この10年ぐらいに逆に日本語の下手さの証明として認められつつあります。 ちなみにこういう学習者にとって、「お上手ですね」より「日本は長いんですか?」の方が基本的に好印象的です!
able に相当するスペイン語が hábilであるのに対し、英語で-bleの語尾はスペイン語でも-bleと、対応していないように思っていた。audible、edible、incredibleなどbleの前がかならずしもaでないものもあることもあり、able=***-ableとすることになんかピッタリ来ないなと違和感を感じていたが、今日答えが聞けた!!
おもしろ動詞シリーズでいうと、『renegade』は本来『~に反する』という動詞なのですが、Jay-Zというラッパーの楽曲『Renegade』にてEminemが参加し、Jay-Zよりも素晴らしい歌詞を吐いてJay-Zが霞むほど目立ったことから『(ヤバいスキルで)〇〇を完全に食った』という動詞として時折使われるようになっています。基本的にはhiphopの畑でしか見ないですが、たまに他のジャンルでも見かけるので驚きです。 例文: eminem renegaded jay z on his song "renegade" 『Eminemは"Renegade"にてJay-Zを完全に食った。』
【堀田先生がVoicyでゆる言語学ラジオ出演について語ってくださってます!】
voicy.jp/channel/1950/522403
【井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル】
www.youtube.com/@user-xy6rf2oq7e
【hellog~英語史ブログ】
user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/
【堀田先生の著書】
〇スペリングの英語史
amzn.to/3VMMu4s
〇文献学と英語史研究
amzn.to/3nGlU0b
〇はじめての英語史
amzn.to/42dD3NO
〇英語史で解きほぐす英語の誤解
amzn.to/3pkxlee
堀田さんのブログに飛んだら「今日のthrough」があって草
楽しみに待ってました
「むり」「しぬ」「しんどい」みたいな言葉を嬉しい時に使うようなことも、歴史の中ではごく当たり前に起きていることなんですねえ
「やばい」は、ここ10数年で意味が変わりましたよね。
「凄い」も元は『ぞっとするようなひどい様子』だったしね(おぼろげな古文の知識)
日本語が拙くてすみませんが、英語の「isekai'd」って話を聞いたら思い出しましたことがあります。英語圏の日本語学習者界隈では「jouzu」も当たり前のように動詞化できます。例えば、英語母語話者の日本語学習者が日本人の女性にできる限り流暢に話そうとしてみたら「日本語お上手ですね!」って言われたら、がっかりした気持ちで帰って学習者同士の友達に「I tried my best to talk to her, but I got jouzu'd.」って言うかもしれません。
「ありがとう」とか「こんにちは」しか言えなくてもたまに「日本語お上手ですね」って言われますから褒め言葉としての意味が学習者界隈でなくなっていて、この10年ぐらいに逆に日本語の下手さの証明として認められつつあります。
ちなみにこういう学習者にとって、「お上手ですね」より「日本は長いんですか?」の方が基本的に好印象的です!
日本語が拙い人は自らの日本語を拙いと言いません。。(お世辞でなく本当に)日本語お上手ですね。
Almost got isekai’ed
"Japanese is flat."
Dogenの動画を観てると動画内でもコメント欄でも、Jouzuは無難な褒め言葉であり、どこまでいってもガイジン扱いされるネガティブな表現として捉えられてるなと思ってました😅
@@kiy2347 そうですね...個人的になんですけど、褒め言葉ですし決して悪い意味で言ってる訳ではないのは知ってますけど、お世辞で褒められたと捉えて逆に不快な気持ちになってしまうのも分からなくはないですね。
『イニシェリン島の精霊』っていう映画で、ちょっと頭が悪いけれどすごくいい奴な主人公が、「俺はナイスな男なんだ」ってことを繰り返し言うんだけど、niceのもとの意味が「頭の悪い」なんだとすると、ダブルミーニングになってる(しかも頭の悪い主人公はそのことに気づかないまま繰り返しナイスを自称している)良い表現だったんだな。
ゆる言語とガチ言語が楽しめて嬉しい。
哀しいと愛しいが訓読みで「かなしい」と同じ読みになると聞いた時に、音読みも「あい」で一緒じゃん!ってちょっと感動した
「可愛い」と「可哀そう」って似てるのに意味が逆の漢字使うんだなーと思ったことあるけど、これも同じ語源に端を発してたんですね
@@PG_yamong「可愛がる」っていう言葉自体も「やさしく扱う」と「手荒に扱う」の正反対の意味で使いますし、言葉って面白いですね!
@@fujijin6012 力士乙
9:12 高校生の頃、古典の授業で「飽く」という単語を知った時のこと思い出した。
「飽く」の意味は「満足する」で、現代語の「飽きる」と正反対じゃないか!って驚いた記憶。
Sadと全く同じ経緯辿ってて面白い。
同じことを思いました。飽き足らず、など現代語にも微妙に残ってますよね
飽和状態は本来の意味での飽きる、という字が使われてますよね
え?満足すると飽きるがなんで反対なの?
同じ方向じゃん
飽和してるんでしょ?
でたキリン蘊蓄!👏
一週間ぶり2回目の蘊蓄です!🎉
niceコマンド、初めて見たときにぴったりだと思ったけどなあ。ほかに譲るなんてやさしさ、思いやりそのもの。貧弱な計算機資源をみんなで共有していた時代、「niceになりなさい」と教えるのにぴったりでした。
throughの綴りを収集するくだりで思い出したんですが、オモコロで「シークヮーサー」の表記揺れを沖縄まで行って探す記事が出てました。
そこでは「シークワーサ」や「シィクヮシャー」など19通りも見つかってました!
理論上は80通りとか、もしくはその倍以上あるみたいです。
価値が下がった語はたくさんあると思いますが、「微妙」もそうですよね。
元々は仏教用語で「一言では言い表すのが難しいほど素晴らしい」みたいな意味だったそうです。
今でも元の意味で使われることもあると思います。音楽評論とか。
元の意味で使えなくなってますよね。
妻「今日のごはん頑張って作っちゃった!味はどう?」
夫「微妙だね」
もう事故の想定しかできない。
ちなみに、仏教用語として使うときは、「みみょう」と読みます。
現在の表現だと「絶妙」あたりに相当するのでしょうか。
妙、という言葉自体の意味がね……
able に相当するスペイン語が hábilであるのに対し、英語で-bleの語尾はスペイン語でも-bleと、対応していないように思っていた。audible、edible、incredibleなどbleの前がかならずしもaでないものもあることもあり、able=***-ableとすることになんかピッタリ来ないなと違和感を感じていたが、今日答えが聞けた!!
今でも「同じ言い回しの繰り返しは避ける」とか「英語では同じ単語を使わない」とかあるので、むしろ文字が知識階級の特殊技能であった時代だと「一つの単語をいろんな綴りで表現する方が偉い」みたいな競争があったかもしれませんねぇ
堀田先生の話をもっと聞きたいのだけれど、
今回は水野さん話を奪いすぎじゃないかなぁ
堀元さんが以前言っていた「リスナーにとって最も価値のあるラジオとは何か」という話につながってきますね
堀田先生が一人で話をしてるのと水野さんが適宜ツッコミを入れて話を押し広げていくのとどっちがゆる言語学ラジオとしてふさわしいと思いますか?
堀元氏のシッダルタと同じような体験で、高校の頃にウラディーミルを収集していました。ウラジミル、ウラディーミール、ウラジミールなどかなりの数があり、実在の人物を9人集めて打線を組むことを目標にした記憶がありますが、諸々の理由で挫折してしまいました。
堀田先生の声がいいです。😄
英語のcondescendという単語を辞書で引いたら、1番目の意味に「いばらない」、2番目の意味に「いばる」みたいに書いてあって「どっちだよ」となったことを思い出しました。
「相手のレベルに合わせてあげる」という1番目の意味から「低レベルな君たちに合わせてやるよ」という感じで2番目の意味が生じたようですが、確かに慇懃と無礼は正反対ではなく紙一重なんだなと考えさせられる単語でした。
実家が寺なんだが、葬儀で「ご愁傷様でした」というとき、皮肉の用例が多すぎて使いづらくて嫌なんだそう。でも他に相応しいワードはなかなかないし
sadの話、日本語で言う「飽きる」と似た歴史で面白い
現代ではネガティブな意味で使われがちだけど、昔は「満足する」の意でも使われてたっていう
「飽く」が「満足する」と「(満足しすぎて)飽きる」の真逆の意味があるせいで、その打ち消し語の「飽かず」も全く同じ意味になっちゃったのすき
現代語ならば「お腹いっぱい」ですかね
「飽きる」の方言で「たんのする」というのが有りますが、これは「堪能する」=「充分に満足する」から来ているのだろうと思っています(知らんけど)。
飽きる = たんのする
↑ ↑
満足する 堪能する
@@cosmo_is_cosmo
そこが同じ意味になっちゃうんですか?
似たようなので「なのめなり」と「なのめならず」は連用形で同じになったりしますね
@@tai-p5p 違う2つの意味が一緒だったというよりは、「満足した?」『満足した!』の時の肯定的な使われ方と「まだやる?」『いや、もう満足した』の時の否定的な使い方があって、時が経るにつれて否定的な方でしか使われないようになっていって今はもうそっちの文脈でしか使わないということかと。
…話の論からはずれますが、「ハムスターする」を造語したドイツ人の話から、むかーし、日本語を学んでいるドイツ語圏の友人が、ganbattieren(がんばっている)という造語をつくって普通に使っていたのを、思い出しました。
わかります。
頑張るってドイツ語だと上手く訳せないけど、日本人が挨拶みたいなノリで「頑張って!」って使うから困るみたいですね。
友人と会話する時は変に訳さず「頑張ってね〜」って言ってます
わたしは、「床を畳仕様にする」をtatamirenとされていたという知人の目撃談を思い出しました。
ドイツで頑張ってって上手く訳せないものなんですね…!?
初めて知りました。これがクリシェだったら少し怖いですが、面白い知識を得られました。
Yumi Kobayashi さん、Atotsuさんありがとうございます。
9:23
どっかの本で古語だか短歌だかだと「悲し」って単語はネガティブにもポジティブに使われていて
根底の意味としては満たされる(その気持ちでいっぱいになる)という意味でだから「悲し」の反対は「寂し」だっていうの見たな
28:52 ブッダの教えでは、言語というのは所詮人の認識から生まれたもので、これをもとに考えると真理には辿り着けないとしていて、これは言語道断の元になっています
ゆる言語ラジオで学んだ知識とか覚えたい事などをワードに集めるのが好きです
堀田先生のチャンネルで攻めたおもしろいサムネだなと思ったら、ゆる言語学ラジオでした。
おもしろ動詞シリーズでいうと、『renegade』は本来『~に反する』という動詞なのですが、Jay-Zというラッパーの楽曲『Renegade』にてEminemが参加し、Jay-Zよりも素晴らしい歌詞を吐いてJay-Zが霞むほど目立ったことから『(ヤバいスキルで)〇〇を完全に食った』という動詞として時折使われるようになっています。基本的にはhiphopの畑でしか見ないですが、たまに他のジャンルでも見かけるので驚きです。
例文: eminem renegaded jay z on his song "renegade"
『Eminemは"Renegade"にてJay-Zを完全に食った。』
楽しみに待ってました!
みんな楽しみに待っててえらい。
この動画を見る温かな目、
Vオタ勢なのか、、、?
8:40 ゲストが来ていてもお構いなしにキリンのウンチク応酬で会話を進めていく2人が本当に面白い。これぞゆる言語学ラジオですね笑
これ僕らの視点だと水野さんの記憶力ヤバいんだけど、たぶん収録日が半年くらい空いてるから実際はそんなことないんだよね。
…………ないんだよね?
実際の時間軸だと4ヶ月くらい空いてるので、決して私の記憶力がどポンコツだというわけではありません(水野)
水野さんが悲しそうに発する「語源不信になる」というフレーズが、ツボにはまっています。
以前戸籍謄本を取ったら、祖母の名が変体仮名で印字されていて驚いたことがあります。
Unicode にも登録されたんですね。
堀田先生、途中から完全視聴者になってる。
二人暴走しすぎw
お二人が知っでる知識を総動員しているのに対して、堀田先生はどっしりと構えてる研究者の凄味みたいなものを私は感じました
「Tough」「Though」「Through」「Trough」「Thought」「Thorough」
パッと見て勘違いされやすい
「哀しい」仲間達
語源や表記揺れとは趣が違くて話かみ合わない気がするんですが…
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」を様々な言語で翻訳したのを集めたニコニコ大百科の記事は、面白くてたまに見返しますね。
28:18 パーリ語では ゴータマ•シッダッタ(Gotama Siddhattha)、サンスクリットではガウタマ・シッダールタ(Gautama Siddhārtha) であることを知らない人が多いと思われるので、パーリ語音とサンスクリット音が混ざった結果、そのような表記揺れが発生したのでしょう。
パーリ語とサンスクリットの混成という視点はとても興味深い指摘!
まあ、パーリ語だけでなく他の現代インド諸言語でも母音auは文字上はauと書いても発音は/ɔː/ となることが多いので、サンスクリット音を取って来ているはずなのに「ゴータマ・シッダールタ」と書かれてしまうのはごく“プラークリット”な流れなのかもしれない。
ここで堀田先生が「その“ガウタマ”のGau-/Go-は、前回の冒頭で、beefとcowが同語源として出てきた、印欧語の「牛」ですよ」と突っ込んでくれるかと思った。
シッダルタとシッダールタは、ヨガとヨーガあるいはコンピュータとコンピューターぐらいの違いなのでご容赦いただきたいですね
「水金地火木土天海冥」だけれども、楕円軌道の関係で今現在は
「水金地火木土天冥海」になってる、って理科の時間に教わった。
50年前のことだけど。
ニュアンスが変わった言葉
「あきらめる」
活力のないネガティブなイメージがあるが、もとは「明らか+める」で「明らかにする」ということ。仏教用語で「悟る」こと、「諦観する」ことの意味に使われていたので、そこから「固執しない」→「断念する、ギブアップする」という意味になったのだと思う。
中学時代は古い英和辞書を見て前置詞集めるのにハマってました。集めるにはちょうどいい量です。
42:35
昔、「食い下がる」がどうしても逆に思えてしまったのを思い出した!
煎茶は煎った茶ならほうじ茶のことでは?という思いがいまだに抜けない
through 、一瞬「ヤバすぎるだろ」「人間の愚かさ」「わざとやってる?」などという意見が全俺から噴出したが、そういえば日本語も明治政府が整理するまで「え」と「ゑ」が同居してたよな…と思い直し、不起訴
sadがもともと満足を表していたのにネガティブな意味になった現象、「かなし」同様に「あく」も結構対応がとれているように感じる
「あく(飽く)」はもともと満足するという意味だったが、現代語の「飽きる」はもっぱらネガティブな意味
throughの話を聞いて、
高校時代に地理の70歳くらいのおじいちゃん先生が黒板に書くセルシウス度の表記が、1枚の黒板の上で4種類くらいあったのを思い出し日本語の表記の柔軟さに胸が熱くなりました
(°、℃、℃°、℃°°等)
めでたい以外にも「お」をつけると悪い意味になる言葉けっこうある。
でもすぐ思い出せるのがお盛んしかない。
袋→おふくろ 目玉→お目玉(吉海 直人) お役所仕事、お冠(村田志保)
-ableについて、スペイン語について言及している方もいらっしゃいますが、ドイツ語においてはこの語尾が-barで表されます。例えばessbar(eatable,食べることができる)(essは動詞essenから来ていて、これはeatの意).
ドイツ語の場合は英語のようにableと-ableが被って誤解するといったことは起こりません。
従ってドイツ語を元に考えると、英語の-ableのaは語調を整える母音とすれば、-(a)bleと-barは同じbから始まっていると言う点でどことなく共通点を見出すことができるのではないでしょうか。するとableと-ableが全くの別物ということも理解しやすくなるかもしれません。
「ギヨエテとは俺のことかとゲーテ言い」と言う川柳があり… ゲーテはギョーツ、ゲヱテー、ふおぬ、など45通りの表記があるとか…
throughの515通りで渡辺さんの「べ・なべ」が51種類?だったかあるのを思い出した
32:33 少し入力与えただけで すぐ立板に水で話し出せるchat 堀元の使い方を水野さんは理解してるな 「つづき」って入力したらもっと喋りそう
ワロタwww
5:30 辺りの麒麟の話は阪大世界史の過去問の解答で初めて知りました
当時はそんなん習ってねー!って思いましたが、改めて聞くと面白いですね
sadやsillyの話を聞いて思い出したことが、英単語帳を読んでいてupsetという単語を目にしたとき、単語の説明には「語順が逆転し(元はset upの形で使われていた)、意味も逆転した(〜を打ち立てる→〜を動揺させる、乱す)」というようなことが書かれており、ひどく驚きました。私が知らないだけで似たような事例は割と多いのでしょうか…
ドイツ語の分離動詞みたい。
おもしろい!!😮
おぉー面白いですね。私も最新版のGenius英和辞書でupset引いてみましたら、更に書いてありました。「Oversetの語順に対応してset upが語順転換したもの」と。この番組シリーズが好きすぎて、週末Genius買い、ずーと見てます。単語を覚える苦痛がグッと減りました。感謝❤
高校生の時に三角形の五心(内心、外心、重心、垂心、傍心)に興奮して、調べてみたことがあります。すると三角形の中心をまとめた海外のサイトがあって、そこには三角形の中心だけが70000個以上集まってることを知り、ますます興奮したのを思い出しました。
最近知った語源話だと
シリンダーとシリンジは近い言葉だと思ってたのにスペルを見るとあらびっくり、全然違うやんと思ったっていうのがありました
26:00~ 水野さんの「生物でやったじゃんそれは~」めっちゃ好き
21:58 堀元さんになぜかniceコマンドが発動してるw
9:08 「かなしい」の件、ウチナーグチ(沖縄語)では今でも愛しいの意味で「かなさん」と言いますね。
24:53 さらっと、sort | uniq というコマンド名が口に出るってことは、堀田先生は unix ゆーざかな。
キリンgiraffe と麒麟~~~~でも、現代中国語で giraffeは、長頸鹿 chángjǐnglù chang2-jing3-lu4 「長い首の鹿」になってしまいました。永楽帝へのおべんちゃらは、結局、落ち着かなかったんですね。
麒麟の話、王様も否定しづらかったんだろうなぁと思うとウケる。
ホトトギス表記蒐集めっちゃ分かる…
近代英語ができる時、なんで規範文法家みたいないけ好かない連中の事言う事をみんな真面目に聞いたんだろうってなかなか理解できなかったけど、そこまで綴りとかムチャクチャだとそりゃ統一した方が文書整理の効率とか良いよなって納得した
堀田先生のブログでthroughの綴字全リスト見たら yuru あって感動しましたw
yuru言語学ラジオ
36:11 ハダカデバネズミは獣ではない…?
英語の綴りはきっちり決まってるという話で、プリズンブレイク冒頭で同じ房の囚人が単語のスペル間違えてラブレター送ろうとしてるところを思い出した
見た時はアホな姿を描いているだけとしか思わなかったけど、今思うと自由な発想なんかを示していたのかな
キリル文字からラテン文字への転写でも表記ゆれが起きることがあって、ロシアの数学者チェビシェフ(あえてカタカナで)は Chebyshev (これが最近は増えている)、Chebyshov、Chebysheff、Chebychev、 Chebychov、Tchebichef、Tchebychev、Tchebycheff、Tschebyschev、Tschebyschef、 Tschebyscheff、……と、転写として不適当なものも含めると大量にあります。throughのように揺れるポイントがいくつかあるのと、転写先の言語も英語だったりフランス語だったりで違いがあるので増えている感じですね。ちなみに本人が使ったことがあるTchebychefは(不勉強なためか)そこまで見たことがないです
綴り字の統一
今はスマホでありとあらゆる言語が文字入力できるようになったけど、一昔前、携帯メッセージで英字しか打てなかった時代に、アルファベットを使わない言語をアルファベットで書く時には、人によってありとあらゆる表記パターンがあった。でも音さえわかれば雰囲気で意味が分かる。
मैं ठीक हूँ।
というのを
Main thiik huun.
Me tik hu.
Maen theek hoon.
という風に違うように幾らでも綴れる。
少し違うかもしれませんが、昔のオンラインゲームはテキストチャットしかなくて、世界中の人が集まってるところでは、綴りは間違ってるんだけど何となくそう読めるよね…とか、発音したらそう聞こえるよね…みたいなのが飛び交っていましたね。
あとは素早く入力するために生まれた発音に合わせた省略、『thx』なんて最初見た時は何の事か分からなかった。
ゲストよんどいてゲストを置いて喋り倒すスタイル
麒麟の話、インプット奴隷合宿回でしてましたよ
スラングだとcrazyも褒め言葉で使ったりするので、将来的にフォーマルな場合でも良い意味に変わったりするかもしれない
このお三方はなんというか出会うべくして出会った人たちなんだろうなあ。
マナーのノックの回数が年々増えてるのは何となく観測しててそのうち年代別で調べたいとは思ってる
だいたい2000年くらいまでは二回で良かったのに2010年代くらいで2回はトイレ用とか言われて今では4回になってるとか
同じ人でも複数のthroughを使っているという話、
自分もたまに「糸へん」の最後の3画を点3つで書いたりするので、昔の人もそんな感じだったのかなと思った
ゲーテ(Goethe)も昔カタカナで書くときにギヨエテとかゴエテとかかなり種類がありましたね
「「満腹」は満足しているからマイナスな意味にならないだろ!」と言っている堀本さんたちが、散々plutoを擦り倒しているのでそれについては「もうお腹いっぱいです」と思いました。やっぱりネガティブになり得る。
しかし語源の話は別腹なのか、いくら聞いても満腹にならないので、堀田先生にももっと来てもらいたいです。
とりあえず本買います。
変体仮名はたくさんあったわけですけど、遡ると実はちゃんと使い分けられてたりして歴史上重要らしいですね。
私も大学生のとき(30年ほど前)使い分けの件聞いたことあります。そもそも、今の日本語より音が多かったからそれだけの平仮名が必要だったと。
まさかのPlutoと麒麟で姉妹チャンネル被り
12:50 "Linuxでは" niceはピンと来ない事が多いのかも。一人1台のPCじゃなく大勢がリモートログインして使いがちだった(Unixの)WSだとniceはマヂniceでした。更にいえばそういう古い時代だと元々WSの性能が低いのでCPUやmemの足りなさが切実でした。泣けてくるorz
もはや座敷わらしがろくろっ首になってて草
イケメンのメンは英語由来らしいですが、主観的にはみんな面だと思ってますよね日本人
固有名詞を動詞化させた事例
yoko ono (壊滅させる)
Yoko で(広い意味での)サークルクラッシャーだそうです。
日本語の「飽きる」も元は満足するって言うポジティブ語やったな
ゆる言語学ラジオでキリンの話聞いたことある気がする
ナーフは商品名でおもちゃの銃
強かったものがおもちゃになるから
弱くなるとして使われてる、みたいなもんかプルート
今回の麒麟のほうが解像度高い気がする…そしてアフリカからキリン持って帰るのすごすぎる
いやー、聞き方変えるのうめぇ。ここまでくると学だ。
throughの表記揺れみたいな現象が統計力学の「リウビユの定理」でもあって
「リウ」「リゥ」「リュー」、「ビ」「ヴィ」、「ル」「ユ」で3×2×2=12通りの書き方がある
リウヴィリってのも見たことあります
@@ぐりぐりザウルス リュウビュウ。
日本にも斎藤さんや渡邉さんみたいに戸籍の書き間違いで増えまくった例もありますよねー
Joe Hin TjioとAlbert Levanが染色体は24対じゃなくて23対だってことを発見したのは1955年のことで、DNAの二重らせん構造が明らかになった2年後(論文自体は3年後)のことなんですよね~。自分も最近知って驚きました。
麒麟のくだりで十二国記思い出したわ。あの話だと麒麟が王を選ぶけど。
スタバのドライブスルー表記がDRIVE THRUなのを思い出した
throoにならないのが意外です。単体のuの発音ががユーからウーに変化してる証拠?アメリカだとYou Tubeはユートゥーブなのでしょうか
直感的に逆の意味にとられがちな言葉としては、「やぶさかでない」もそうですね。「ためらいがち」という意味でとられがちですが、本来の意味は「ためらいなく」という意味。そもそも、「やぶさか」に「ためらいがち」という意味があり、それを否定する「でない」が付いているので、ためらわないでやるという意味になります。
nice値のniceは「優先度が低いと、お行儀よく待ってるのでnice」ということがオライリーの本のひとつに書いてありました。
調べていないので勝手な想像ですが「枯れた技術」で使う「枯れる」は価値が上がった言葉なのかなと思いました。
初めて聞いた時は「古くて使えない技術」だと思ったら「広く使われることで信頼性が高くなった技術」だったので想像と反対の意味でした。
「可愛い」「やばい」の表記揺れでケビンがキレてたの思い出した。
沖縄方言にも古語の「かなし」がそのまま残って「かなさ」になってますね〜! 13:45
2:00 水野さんがAIに代替されたときに使えますね
キリン、たしかに最近何処かで聞きましたね。
キリンのことをもっと調べてみたら、なかなか興味深い訳語でした
現代中国語では、キリンは長頸鹿と訳されていますが、それは割と近代で初出は1925年らしいです
キリンについての記述は晉の時代に既にありまして、麒麟と訳される前に、音訳の「祖刺法」や「徂蠟」もあって、その後も他に色々音訳がありました
意外だったのは、麒麟も音訳を兼ねている可能性もありまして、ソマリ語のGiriかGeriから来た説で、割としゃれた訳語かもしれません
最初のplutoの話に似た現象ですが、
アメリカなどでは高圧洗浄機のブランド名の「ケルヒャー」を、「高圧洗浄機で高圧洗浄する」という動詞として(口語的ですが)使われるようです。
Wikipediaを見てみたらフランス大統領選の候補者の発言がトリガーとなったようですが、やはり真偽は不明です🙇♂️
ドイツ語でもgoogelnていう動詞使われてるし、ゲルマン語系ではけっこう普遍的な現象なのかも。
あと、ドイツで満腹はsatt(ざっと)っていうけど、sadと語源的につながりがあるのかしらん。