【寺社参詣】#33 性海寺(神戸市西区/神戸十三仏5番/高野山真言宗)~行基創建「播州の学山」~ Shokaiji Temple

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  • Опубликовано: 29 окт 2024
  • 神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第33回は、神戸市の西部、西神ニュータウン北側の西区押部谷町にある、高野山真言宗寺院 高和山性海寺です。
    創建は天平2(730)年で、奈良時代の名僧 行基菩薩が開創したと伝えられています。本尊の如意輪観世音菩薩は、聖武天皇から賜った香木を、行基自身が刻んだものとされています。
    長い歴史の中で盛衰を繰り返してきましたが、寺伝では奈良より叡尊(興正菩薩)が来住して一山の復興に努力されたとあります。最盛期には、七堂伽藍を完備し、七十余の僧坊を擁する大寺院でした。
    後嵯峨天皇と後深草天皇が勅願寺として定めましたが、戦国時代、豊臣秀吉の三木城攻めの際に、別所方についたため焼き討ちに遭い、全山を焼失してしまいました。
    その後、江戸時代になって、3代将軍徳川家光の御朱印状によって再建され、明治初頭には、24院の塔頭寺院を持つにまで復興していました。
    ところが、明治の廃仏毀釈によって塔頭の多くが焼失し、現在まで残るのは、福智院・龍華院・宝珠院の3院のみです。(宝珠院は廃寺となり、龍華院境内に移されました。)
    徳川家光は、性海寺の再建を命じただけでなく、天下泰平と万民豊楽を祈願する「修正会」を行うことも命じており、これが現代にまで残る性海寺の修正会・追儺式のはじまりです。毎年1月の成人の日に行われる恒例行事となっています。
    令和4(2022)年11月5日の夕方、性海寺の本堂が全焼してしまいました。まもなく創建1300年を迎える歴史ある性海寺の本堂再建に向けて、関係方が尽力されています。
    (動画は、焼失前に収録・公開していますので、収録されている本堂は焼失前のものです。)
    ニュータウンや工業団地と隣接していますが、性海寺の周辺は、神戸市から文化環境保存区域に指定されており、「神戸市文化財の保護及び文化財等を取り巻く文化環境の保全に関する条例」によって、開発に制限が加えられている区域になります。
    また、近隣には、「神戸ワイン」の醸造元として有名な、神戸市立農業公園「神戸ワイナリー」があります。
    かつては広い寺域を持つ大寺院でしたが、時代ごとの影響を受けて盛衰を繰り返し、今は静かに佇む「播州の学山」、高和山性海寺の動画をご覧下さい。
    機 材:GoPro HERO8
    【リンク】
    性海寺 塔頭『龍華院』 公式WEBサイト
    www.ryugein.or....
    神戸十三仏霊場会 公式WEBサイト 高和山性海寺(地蔵菩薩)
    13butsu.com/tem...
    【使用BGM】
    「春へ向かう草花へ」(甘茶の音楽工房)
    amachamusic.ch...
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